JPH0429653B2 - - Google Patents

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JPH0429653B2
JPH0429653B2 JP58051370A JP5137083A JPH0429653B2 JP H0429653 B2 JPH0429653 B2 JP H0429653B2 JP 58051370 A JP58051370 A JP 58051370A JP 5137083 A JP5137083 A JP 5137083A JP H0429653 B2 JPH0429653 B2 JP H0429653B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
    • B01J23/76Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36
    • B01J23/78Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36 with alkali- or alkaline earth metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/15Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively
    • C07C29/151Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases
    • C07C29/153Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases characterised by the catalyst used
    • C07C29/156Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases characterised by the catalyst used containing iron group metals, platinum group metals or compounds thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J35/00Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
    • B01J35/30Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties characterised by their physical properties
    • B01J35/396Distribution of the active metal ingredient
    • B01J35/399Distribution of the active metal ingredient homogeneously throughout the support particle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、合成ガスからメタノールと高級アル
コールの混合物を製造する方法、さらに詳しく
は、酸化炭素と水素の反応によるメタノールと高
級アルコールの混合物の触媒を用いる製造方法に
関する。本発明の方法により得られるアルコール
は主として飽和第一アルコールである。 従来、たとえばフランス特許第2369234号およ
び第2444654号には、COとH2の混合物または
CO、CO2、H2の混合物よりのアルコール混合物
の利用を可能にするような触媒の使用を記載して
いる。これらの触媒は、一般に一酸化炭素および
水素のアルコールへの変換において良好な選択率
を示すものである。しかしてC2およびそれ以上
の飽和線状第一アルコールに対するその選択率は
70重量%以上であることが多い。さらにその当初
の生産性は高く、たいていの場合、1時間あた
り、触媒1トンにつきアルコール約0.1トン以上
であるか、またはこれに等しい。 得られるアルコールは数多くの用途を提供す
る。特にC2〜C6の高級アルコールが高い割合で
得られるという事実は、予定する用途が炭化水素
−アルコール混合燃料を形成するための炭化水素
留分との混合である場合は有利である。それとい
うのも高級アルコールはメタノールより高い炭化
水素との混和性を有しており、このメタノールそ
のものの炭化水素への合体をまた容易ならしめる
ものである。 今や向上した安定性を有し、とりわけ有利な寿
命をもたらすような触媒を用いることによつて、
アルコール混合物を得ることができることが見出
された。本発明に従つて用いる触媒は、銅、コバ
ルトおよびアルミニウム、並びにLi、Na、K、
Rb、Cs、Be、Mg、Ca、SrおよびBaの形成する
群より選択する少なくとも1種のアルカリ金属お
よび/またはアルカリ土類金属(A)を含むもの
である。ここで好ましいアルカリ金属および/ま
たはアルカリ土類金属はNa、K、Rb、Mg、Ca
および/またはBaである。 この触媒は、それ以外に、場合によつては亜鉛
を含んでいることもあるし、場合によつてはマン
ガン、鉄、バナジウムおよびレニウムより成る群
において選択する少なくとも1種の金属Mを含ん
でいることもある。触媒は、また場合によつては
スカンジウム、イトリウム、トリウム、ジルコニ
ウムおよび原子番号57〜71の希土類金属より成る
群において選択する少なくとも1種の金属N、な
らびに場合によつては少量のクロムを含んでいる
ことがある。 これらの各種の金属は下記の場合(各金属の総
重量に対する個々の金属の重量%)を有してい
る。すなわち、 銅は10〜65%、好ましくは20〜50%、コバルト
は5〜50%、好ましくは9〜40%、アルミニウム
は5〜40%、好ましくは7〜30%、 金属Aは0.1〜15%、好ましくは0.2〜10%。 さらに、上記の重量組成の最大最小値間の開き
の内部において、各種の金属がその相互間におい
て下記の原子比になつていることが必要である。
すなわち、 Cu/Co=0.1〜5、好ましくは0.5〜4.5、 Al/Co=0.7〜4、好ましくは0.9〜2.9、 および金属A/Co=0.05〜3.5、好ましくは
0.05〜1.5さらに詳細には0.08〜0.75。 触媒は場合によつてはその他の金属を下記の割
合(重量%)で含むことがある。すなわち、 亜鉛は1〜50%、好ましくは40%、 金属Mは0.1〜10%、好ましくは0.5〜7%、 クロムは0.1、好ましくは0.5〜7%、 金属Nは5〜50%、好ましくは6〜42%。 この場合において、追加の金属は有利には下記
の原子比になつている。すなわち、 金属M/Al=0.001〜0.3、好ましくは0.005〜
0.2、 Zn/Co=0.1〜2好ましくは0.2〜1.2、 クロム/Al=0.001〜0.3、好ましくは0.005〜
0.2、 金属N/Al=0.05〜1.5、好ましくは0.08〜1。 さらに場合によつては、触媒はそれ以外に白金
族(第族)の1種の貴金属、さらに具体的には
パラジウム、ロジウムおよびルテニウムを少なく
とも0.02〜0.8重量%含んでいる。 本発明による触媒が高級アルコール合成におい
て活性を有するとともに安定であり、またCOお
よびCO2の酸素化合物(生成を最大限に減少せし
めるべき副産物は炭化水素類である)への変換に
おいて選択性を有するためには、触媒が極めて高
い組成の均一性を示し、最も活性の大きい金属、
とりわけコバルトが触媒元素の各粒子において均
一に配分されていることが不可欠である。 COおよびCO2の酸素化合物、なかんずく高級
アルコールへの変換の選択率を以て示す最良の成
績は原子比の平均値に対するコバルト/アルミニ
ウム原子比が、50Å(5ナノメートル)のスケー
ルで、15%以下、好ましくは10%以下を示す触媒
を以つて得られる。 ナノメートルスケールでの組成均質性は、例え
ば所要の空間部域(例えば、本発明において特許
を請求する組成については1〜20KeV)を包含
する活性化珪素型×線検知装置を備えた伝達走査
式電子顕微鏡(METB)における×線放射分光
測光によつて制御することができる。操作方式は
次の通りである。すなわち、触媒の典型的な試料
を細粉(例えば粒度10μm以下)に粉砕し、次い
で要すれば有機溶媒中に懸濁せしめた後、溶媒の
蒸発後、電子顕微鏡のグリツド上に置く。電子顕
微鏡のグリツドを構成する材料はスペクトルの干
渉あるいは寄生信号の発生という不測の問題を防
ぐようにこれを選定しなければならない。この理
由により銅製グリツドは用い得ない。 十分な成績をあげる材料としては、ナイロン、
ベリリウム、炭素を挙げることができる。 用いる顕微鏡は走査モード(英米系の専門用語
ではSTEMモード)において分解能の高い像
(0.5〜1nm)を生ぜしめるとともに×線放射によ
る微量分析モードにおいて高感度を有するもので
なければならない。MEBTバキユーム・ジエネ
レータHB501のような市販の機器が触媒の均質
性のスケールを決定するのに全く適している。
(感度極限は与えられた元素の原子1000個以上)。 分析すべき部域(代表的には2〜5nm)の選
択後、十分に精密な計数統計(10%以上)を得る
ように、100〜1000秒間、いくつかの計数を同時
に行う。 試料上に存在する各種の元素に対して選択した
種々のピークについて測定した強度より、試料を
構成する粒子の各々について、各元素の相対濃
度、次いでそれぞれの原子比を×線放射において
周知の技法(例えばREED S.J.B.:エレクトロ
ン・マイクロプローブ・アナリシス、ケンブリツ
ジ、ユニバーシテイ、プレス1975参照)に従つて
決定することができる。 比較する試料はすべて同じ厚さを示すものでな
ければならない。 修正係数の平均値は下記の通りである。 修正係数(Co−Kα=1とする)
【表】 これらの係数は基準試料を構成している高温
焼成混成酸化物(CoAl2O4、CuAl2O4
ZnAl2O4、Cu0.5Zn0.5Al2O4、Co0.5Zn0.5Al2O4
Co0.5Cu0.5Al2O4より出願人において決定したも
のである。 Al/Co原子比は例えば次のように算定するも
のとする。ここで、iKαAlおよびiKαCoはいくつ
かの計数についての平均粗強度である。 Al/Co=5.35×iKαAl/iKαCo 均質の触媒を得るためには、先ず第一に銅、コ
バルト、アルミニウム、ならびに場合により亜
鉛、および/または場合により少なくとも1種の
金属M、および/または少なくとも1種の金属
N、および/または場合によりクロムを含む均質
な溶液を調製し、次いでこの溶液を錯体化反応ま
たは共沈反応によつて触媒先駆物質と称し、依然
として極めて高い組成均質性を示す固形物に変換
することが不可欠である。 Cu、Co、Alといつた金属、ならびに場合によ
つては金属M、N、Zn、Crは可溶性化合物、好
ましくは酸性媒質中に可溶の化合物として用い
る。但し、銅、コバルト、クロム、亜鉛およびあ
る種の金属MおよびNのアンミン錯体(アンモニ
ア性媒質に可溶)はアルカリ性および/またはア
モニア性共沈反応体に加えて用いることもでき
る。 例えば可溶性酸化物(例えばRe2O7)、酸性媒
質に可溶な水酸化物、炭酸塩、ヒドロキシ炭酸塩
(例えばCuCO3−Cu(OH)2、Co(OH)2)、硝酸
塩、シユウ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酢酸
塩、アセチルアセトナートあるいはさらに、アル
ミン酸塩、クロム塩酸、重クロム酸塩、過マンガ
ン酸塩、オキサレート鉄酸塩、オキサレートコバ
ルト酸塩、バナジン酸塩または過レニウム酸塩の
ような陰イオンの組合せを用いるものとする。硝
酸塩が最も頻繁に用いられる可溶性塩である。 金属Aは製造のすべての単位工程に添加するこ
とができる。例えばこれを出発溶液に加え、次い
で少なくとも1種の錯体形成剤を加え、乾燥し、
しかして焼成してもよい。また少なくとも1種の
金属Aの炭酸塩、炭酸水素塩および/または水酸
化物を用い、金属Aの化合物と他の金属Cu、Co、
Al、および場合に応じてZnおよび/または金属
Mおよび/または金属Nおよび/またはCrを含
む溶液との間の共沈によつて触媒先駆物質を調製
し、共沈物中において金属Aの量を後の洗浄によ
つて制御せしめることもできる。しかしながら、
共沈と入念な洗浄による脱アルカリ化の後に沈殿
物をそのまま、あるいは事前に乾燥して、金属A
の可溶性の塩の溶液の制御量と混和するか、ある
いは金属Cu、Co、Alおよび場合に応じてZnおよ
び/または金属Aおよび/または金属Nおよび/
またはCrの沈殿物を熱によつて活性化し、次い
で少なくとも1種のアルカリ金属および/または
アルカリ土金属を上述のように混和して添加する
のが好ましい。 これらの触媒物質を調製するには、可能な限り
均質な組成の生成物を得、調製の各単位工程の過
程において各種の元素の偏析を防ぐような技術を
用いることが不可欠である。 高級アルコールの生成に際して活性とともに選
択性を有し、これを用いても可能な限り少量の炭
化水素の形成を招くような均質の触媒をもたら
す、均質な触媒物質の調製法を以下に述べる。こ
れらの方法によれば、調製の諸工程の過程におけ
る所望の均質性の維持が可能になる。 先に1968年にフランス特許第1604707号および
第2045612号において本出願人が記載している好
ましいと考えられる調製法は、金属Cu、Co、Al
ならびに場合に応じてZnおよび/または金属M
および/または金属Nおよび/またはCrならび
に場合により少なくとも1種の金属Aを含む溶液
を調製し、次いで好ましくは下記、すなわち、 2個乃至数個の酸官能基を有する有機酸、例え
ばシユウ酸、マロン酸、コハク酸またはグルタル
酸、 アルコール酸、例えばグリコール酸、乳酸、リ
ンゴ酸、酒石酸または好ましくはクエン酸、アミ
ノ酸、例えばアミノ酢酸、アラニンまたはロイシ
ン、アルカノールアミン、例えば金属の1グラム
当量につきCOO-または−NH2約0.5〜2グラム
当量の割合のモノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、 のうちより選択する、錯体の形成を可能とするよ
うな少なくとも1種の化合物を添加するというも
のである。 得られる溶液(例えば回転蒸発器によつて)こ
れを蒸発せしめて、少なくとも1Pa.Sの粘度を有
する溶液を得るようにし、次いで約60〜約120℃
の間において減圧下で作動するインキユベータ内
に移し、水分を10重量%以下に減少せしめるに到
るまで乾燥する。このようにして均質の×線回折
において無定形の透明なガラス質の物質を得る
が、次いで窒素中で酸素を含むガスの存在下にお
いて熱を用いて、例えば酸化物の揮発性物質含量
を10重量%以下、好ましくは6重量%以下にする
のに足る時間の間約300〜600℃の間において活性
化する。 熱による活性後、場合により以下に記載する操
作方式に従い活性化した生成物に金属Aの制御量
を添加してもよい。 好ましいと考えられる別の調製方式は、少なく
とも共沈反応によつて、金属Cu、Co、Alおよび
場合によつてZnおよび/または金属Mおよび/
または金属Nおよび/またはCrを含む均質な水
和先駆物質を調製することである。共沈反応は、
後段に定める操作条件下において、金属Cu、Co、
Al、場合によつてZnおよび/または金属Mおよ
び/または金属Nおよび/またはCrの可溶性の
塩の溶液をナトリウムおよび/またはカリウムお
よび/またはアンモニウムの炭酸塩および/また
は炭酸水素塩および/または水酸化物の溶液とと
もに存在せしめて、その後洗浄した後、均質な水
和先駆物質となる共沈物を得るようにする。 従来の技術において記載してあるすべての技術
および装置は本発明の実施に用い、あるいは適用
することができる。例えば金属Cu、Co、Alおよ
びその他の塩の溶液をアルカリ性溶液に添加また
はその逆を行つてもよい。好ましくは2種の溶液
を同時に、かつ反応帯域において測定するPHによ
つて流量を調節しながら、効果的な撹拌系を備え
た反応器内に加えるものとする。好ましくはこの
2種の溶液は反応体積において撹拌装置を囲んで
いる体積の画定する最大乱流帯域内で接触せしめ
る。 反応が数cm3から約10に到るまでの有効容積を
有し、滞留時間が0.1〜15分の間であり、場合に
より別の反応器内で熟成した反応生成物が連続し
て回収され、例えばフイルタープレスまた回転
過器上に送られ、そこで洗浄されるようないわゆ
る集中およびその他の静止条件式反応器、もしく
は滞留時間が少なくとも30分、好ましくは少なく
とも60分であり、反応体が反応生成物の平行回収
を伴わずに連続して注入され、かつ反応生成物が
連続して注入される反応体とともに存在したまま
である、バツチ方式で作動する反応器内において
行い得るものであるのに鑑み、反応器内へ注入す
る溶液の総体積流量(/分)の反応器の容積に
対する比として定義する平均滞留時間は、0.1〜
600分の間であればよい。約1から約1000ま
たはそれ以上の間を変動する容積(用いる溶液の
濃度規格および調製すべき触媒の量を考慮したも
の)を有するこの式の反応器は、沈殿そのものの
過程上において他の操作条件が不動であれば、
種々の濃度において作動する。この反応方式は結
晶化合物の製造によく適合しているが、連続して
作動する反応器は×線回折において無定形の化合
物の製造によく適合している。 本発明の好ましいと考えられる実施方式は、金
属Cu、CoおよびAl、ならびに場合によりZnおよ
び/またはCrおよび/または金属Mおよび/ま
たは金属Nの可溶性の塩の溶液で0〜30℃の間に
含まれる温度に、1につき金属の全体(Cu+
Co+Al+Zn+M+N+Cr)の少なくとも1グラ
ム原子を含むものを、ナトリウムおよび/または
カリウムおよび/またはアンモニウムの炭酸塩お
よび/または炭酸水素および/または水酸化物の
溶液で、0〜30℃の間に含まれる温度のもの、か
つ1につき少なくとも2グラム原子のアルカリ
性陽イオンおよび/またはアンモニウムNH+ 4
含むものと反応せしめることであり、共沈反応は
0〜30℃の間において行われ、反応容積内で測定
するPHが7±1PH単位に固定されており、かつ反
応容積内における混合物(共沈物+母液)の滞留
時間が5分を超えないものである。 このようにして×線回折において無定形の均質
の水和混成ヒドロキシ炭酸塩が得られるが、これ
は×線回折とゴニオメータの記録によつて「フラ
ツト」の図を生ぜしめる。次いでこの生成物を洗
浄して、そのアルカリ金属またはアンモニウム含
量を0.1〜3重量%(酸化物の総重量に対する重
量として表示する)に低下せしめるようにする。 本発明の別の好ましいと考えられる実施方式
は、金属Cu、CoおよびAl、場合によりZnおよ
び/またはCrおよび/または金属Mおよび/ま
たは金属Nの可溶性の塩の、全体としての濃度が
高くとも1につき1グラム原子に等しい、例え
ば1につき金属0.1〜1グラム原子の溶液を、
少なくとも30℃、好ましくは少なくとも50℃にお
いて、ナトリウムおよび/またはカリウムおよ
び/またはアンモニウムの炭酸塩および/または
炭酸水素塩および/または水酸化物の、全体とし
ての濃度が高くとも1につきアルカリ金属およ
び/またはNH42グラム原子(例えば0.1〜1グラ
ム原子の間に含まれるもの)の溶液と反応せしめ
ることであり、共沈反応が7±1PH単位のPHにお
いて行われ、反応媒質中の滞留時間が少なくとも
2分であるものである。このようにして、少なく
とも一部は菱面体として結晶した均質の水和混成
ヒドロキシ炭酸塩が得られる。 この結晶構造は、すでに他の組成、例えば鉄お
よびマグネシウムの水和ヒドロキシ炭酸塩である
パイロオーライトの場合に観察されきたものであ
るが(アメリカ材料試験協会MSTMカードNo.25
−521)、平均格子定数a=0.30〜0.31nm、C=
2.24〜2.25nmおよび六角空間群R−3Mの六角多
重セルにスライドすることができる。格子定数は
前記の水和混成ヒドロキシ炭酸塩の組成に応じて
軽度に変動することがある。 例えば触媒Aの水和結晶先駆物質の×線回折図
の指数スライドは後記表に示す通りである。 次いで結晶化合物は、例えばその母液、さらに
または洗液の存在下において、15分〜5時間の
間、50〜100℃の間において大気圧下で、さらに
あるいは100〜250℃の間で加圧下で作動するオー
トクレーブ内において熟成せしめればよい。この
熟成操作の過程において、一般に沈殿PHに対して
普通は多くとも1.5PH単位に等しいPHの上昇が認
められる。意外にもこの熟成処理が結晶水和先駆
物質の結晶化度を向上せしめ、および/またはク
リスタリツトのサイズを増大することが観察され
る。 この熟成操作は、沈殿がバツチ方式で行われる
場合は、反応体の注入のための停止の後で、同一
の反応器内で行えばよい。連続沈殿の場合におい
ては、得られる沈殿物を静止条件(温度、濃度、
PH、反応体の注入速度)において回収し、場合に
よつては洗浄後に別の反応器内あるいはオートク
レーブ内においてこれを熟成せしめることもでき
る。 好ましくは結晶混成ヒドロキシ炭酸塩の調製の
ためには、反応温度は少なくとも50℃、金属Cu、
Co、Al、(Zn)、(Cr)、(M)、(N)、の塩の溶液
の濃度は1につき金属0.1〜0.6グラム原子の
間、アルカリ金属化合物および/またはアンモニ
ウムイオンの濃度は1につきアルカリ金属およ
び/またはアンモニウム0.2〜1.2グラム原子の
間、かつ反応時間は少なくとも5分間であるもの
とする。 沈殿および場合により母液中における熟成の
後、結晶化した沈殿物を洗浄し、そのアルカリ含
量(酸化物総重量に対するアルカリの重量を以て
表示)を0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜0.5重
量%に低下せしめるように、次いで場合によつて
洗液中において熟成せしめる。 好ましいと考えられる本発明の今一つの実施方
式は、沈殿を判然と異なつた2工程として実施す
ることである。すなわち1番目の工程において
は、次の金属、すなわちアルミニウム、亜鉛、ク
ロム、金属M、金属N、銅のうちより選択する少
なくとも2種の金属を含む溶液を調製し、これを
アルカリ金属および/またはアンモニウムイオン
を含む塩基性溶液と、あるいは無定形沈殿物ある
いは結晶化沈殿物のいずれかを得ることを可能な
らしめる上述の条件下において反応せしめ、次い
でこのようにして例えば2番目の反応器内で形成
する沈殿物の懸濁液を、コバルト、アルミニウム
を少なくとも一部、ならびに場合により亜鉛、
銅、クロム、金属M、金属Nのうちより選定する
1種または数種の金属を含む溶液およびアルカリ
金属および/またはアンモニウムを含む塩基性溶
液と反応せしめるが、この2種の溶液の流量は沈
殿帯域内で測定するPHによつて調節し、金属溶液
と予め形成された共沈物との懸濁液の質量流量は
最終的に得る混成沈殿物が、上述の原子比を以つ
て上述の組成(銅、コバルト、アルミニウム、な
らびに場合により亜鉛、クロムおよび/または金
属Mおよび/または金属N)に対応する全体とし
ての組成を示すように、相互間において自身で調
整されるものである。この方法はなかんずく活性
および生産性の特に高い触媒を得るために用いる
ことができる。 この2種の共沈物は無定形のこともあり、結晶
のこともあり、または混成(一方は無定形、他方
は結晶)のこともある。第1の共沈物は、第2の
共沈物が形成される反応器内に添加される場合、
無定形あるいは結晶のいずれかであればよい。同
様に第2の共沈物は、それ自身無定形または結晶
のいずれかの生成物を得ることを可能ならしめる
上述の操作条件下において形成されればよい。2
種の沈殿物の形成の順序は場合によつて逆であつ
てもよい。 沈殿および洗浄の後に、均質の(結晶または無
定形の)水和先駆物質が得られるが、無定形の場
合約10〜約30重量%の酸化物、結晶の場合約15〜
約60重量%の酸化物を含んでいる。 この無定形または結晶の先駆物質中では、金属
の配分は極めて均質であり、上記のように測定す
るCu/Co、Al/Co、ならびに場合に応じて、
Zn/Coおよび/またはCr/Coおよび/または
M/Coおよび/またはN/Co(MおよびNは金属
Mの1種および/または金属Nの1種を表わす)
の原子比は、5nmのスケールで相対的に15%以
下、好ましくは10%以下の変動がある。 判然と異なる2工程の沈殿によつて得られ、約
3〜約100nmの間に含まれる大きさ、および異
なる組成の均質な粒子の並置によつて形成される
混成先駆物質においては、アルミニウム/コバル
ト比の測定は、コバルト、アルミニウム(少なく
とも一部)、ならびに場合により亜鉛および/ま
たはクロム、および/または少なくとも1種の金
属Mおよび/または少なくとも1種の金属Nを含
む個別化した粒子について高分解能を以て行うも
のとする。 銅を含む粒子は同様に相互間で均質である。 単数または複数の金属A(少なくとも1種のア
ルカリ金属および/またはアルカリ土金属)の1
番目の添加方式は、沈殿物を単数または複数の金
属Aを含む溶液と接触せしめ、次いでアルカリ溶
液中に沈殿物を懸濁せしめ、次に過した後にお
いて、この沈殿物が適当な割合で上述の金属Aを
含むように撹拌することである。 沈殿物の懸濁液および溶液になつた金属Aの乾
燥は、例えば噴務(噴務乾燥)によつて行えばよ
い。そうすれば約60〜約85重量%の酸化物を含む
所定の寸法の粉末状のアルカリ性になつた沈殿物
が、無定形の水和先駆物質よりの場合は無定形の
ものとして、結晶した先駆物質よりの場合は結晶
化したものとしてのいずれかで得られる。 また沈殿物を過によつてアルカリ化媒質より
分離し、ついでこれを例えば約20〜約150℃の間
においてインキユベータ内で乾燥し、その酸化物
含量を約65〜85重量%に持つてくるようにするこ
とができる。 無定形の水和先駆物質の乾燥は、アルカリ性に
なつていると否にかかわらず、それ自身で結晶化
水和先駆物質の1つの製造法になつている。事実
意外なことに、当初無定形である沈殿物が約40〜
約120℃の間で行う乾燥に際して結晶化すること
が認められた。無定形の水和先駆物質を、当初の
無定形状態においてアルカリ性化していると否と
にかかわらず、無定形に維持するためには、例え
ば150〜350℃において10秒以内で操作して瞬間で
乾燥、例えば噴霧(スプレー乾燥)を行うのが好
ましい。得られる生成物はその際は直径3−
700μmの均質な組成を有する新形球状物で出来
ている。 アルカリ性化の今一つ別の方法は、乾燥した沈
殿物(噴霧によつて乾燥した無定形沈殿物または
結晶した沈殿物)と混合し得るような水溶液およ
び/または有機溶液とした少なくとも1種の金属
Aを添加することである。均質のペーストが得ら
れるが、これは次いでいかなる技法でも適切なも
のによつて乾燥する。 均質の水和沈殿物(無定形または結晶)の生
成、洗浄、アルカリ性化(湿潤な沈殿物上、また
は乾燥した沈殿物への添加)、次いでそれに続く
乾燥の後に、金属Cu、Co、Al、ならびに場合に
よりZnおよび/またはCrおよび/または金属M
および/または金属N、ならびに少なくとも1種
の金属Aを上述の割合を含む無定形か結晶かのい
ずれかの均質な生成物が得られる。 次いでこの沈殿物は次に述べるように熱によつ
て活性化するが、この熱による活性化処理は洗浄
によつて入念に脱アルカリした沈殿物(無定形ま
たは結晶)で、少なくとも1種の金属Aをなお含
んでいない、上述のような均質性を示すものにつ
いて行えばよい。 熱による活性化は、乾燥した沈殿物をアルカリ
性化していると否とにかかわらず、約250〜約750
℃、好ましくは約300〜600℃の間の温度において
十分な時間、例えば少なくとも0.5時間処理して、
12重量%以上の揮発分を含まない均質な活性触媒
を得ることより成つている。ここで揮発分の割合
は、例えば秤量ポートに入れかつ500〜600℃で4
時間〓焼した生成物を与えられた重量の空気の存
在下において活性化して測定する。 熱による活性化は場合に応じて、例えば0〜50
%の酸素を含む不活性ガスの存在下において行え
ばよい。その際は、均質な混成酸化物が得られる
が、この中でCo/Al原子比は5nmのスケールで
10%以上は変動しない。 熱による活性化はまた還元性媒質(0.1〜100%
の還元ガスを含む不活性ガス−還元ガスの混合
物)中において行つてもよい。単独または混合物
として用いる還元ガスは水素あるいはアンモニア
である。 全体として還元性の媒質中における熱による活
性化は乾燥した先駆物質上、あるいは全体として
酸化性の媒質中において予め活性化した混成酸化
物に対して行うことができる。 全体として還元性の媒質中における熱による活
性化の後に、混成酸化物は水素を含むガスによつ
て一部還元、あるいはまたアンモニアを含むガス
によつて一部還元および窒化することができる。
酸化物は必要に応じた還元後も依然として均質で
あるが、還元条件はCo/Al原子比が50nmのスケ
ールで10%以上は変動しないように調整しなけれ
ばならない。 洗浄によつて入念に脱アルカリ化し、その揮発
分含量を35重量%以下に低下せしめるように乾燥
し、次いで250〜600℃の温度において少なくとも
0.5時間熱によつて活性化した均質な(無定形ま
たは結晶の)水和沈殿物は、下記のようにさらに
アルカリ性化すればよい。すなわち、熱による活
性化の結果生じる均質な生成物を粉砕して0.2nm
以下またはこれに等しい粒度の粉末を得るように
し、次いでアルカリ化剤(少なくとも1種の金属
A)を、例えば前記の生成物を少なくとも1種の
金属Aの少なくとも1種の化合物を上述の割合で
含む水溶液および/または有機溶液と混和して添
加する。 アルカリ化剤の添加後、ペーストは場合により
押出し成形することができる。このように、乾燥
および活性化後、良好な機械的特性を有する押出
し成形物を得ることができる。次いで既知の技法
によりこれを乾燥する。乾燥前に生成物の水分を
25%、好ましくは20重量%以下にするのに十分な
時間の間大気中において熟成を行うのが有利であ
ることがある。 アルカリ化剤の添加および同時成形の別の方式
は、上述の粉末を糖果用混合機に入れ、次いでア
ルカリ化剤を含む水溶液または有機溶液を回転運
動によつて動かされている粉末上に噴霧すること
である。 このようにして、所定の寸法(例えば2.4〜5
mmの間)の球を得ることができるが、これは必要
に応じた熟成、乾燥および熱による活性化の後、
良好な機械的特性を有する均質の活性のある触媒
をもたらすものである。 乾燥した生成物または熱により活性化した生成
物の少なくとも1種の金属Aの少なくとも1種の
化合物による含浸に際しては、アルミニウム、亜
鉛、クロム、金属M、金属Nの形成する群におい
て選択する少なくとも1種の別の金属の少なくと
も1種の可溶性の塩を添加するのがまた有利であ
ることがある。陰イオン性錯体(アルミン酸塩、
亜鉛酸塩、クロム酸塩、亜クロム酸塩、マンガン
酸塩、過マンガン酸塩、過レニウム酸塩、オキサ
レート鉄酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩)の形態
の金属は本方法の利用のこの方式にとりわけ適当
している。 アルカリ性化操作と成形操作を組合わせること
を可能にする別の方法は、約30〜60重量%の含量
の活性化された触媒および少なくとも1種の金属
Aを含む懸濁液を調製し、1NM3につき1mg以下
の硫黄を含み、少なくとも500℃の入口温度を示
す煙道ガスの存在下において作動するアトマイザ
ー内においてフラツシユ焼成を行うことである。
このようにして、10〜700μmに微粒球状物を得
るが、これは触媒の循環を伴う液相の方法におい
て用いることができる。 上述のように調製したアルカリ性化触媒(均質
のペレツト、均質の押出し成形物、均質の球、均
質の微粒球状物)は場合により熟成し、場合によ
り要すれば、揮発分の含量を35重量%以下、好ま
しくは25重量%以下にするように乾燥するが、こ
れを上述の条件下において、上述の気体反応体の
存在下においてさらに熱によつて活性化する。 しかしながら、この2回目の熱による活性化は
好ましくは約350〜約550℃の間において、生物物
の揮発分含量を12重量%以下にするのに十分な時
間の間行うものとする。 アルカリ性化し、次いで上述の条件下において
熱によつて活性化した触媒が末だ成形されていな
い場合は、次のようにこれを行うものとする。 熱によつて活性化した均質の生成物を、例えば
0.5mm以下に粉砕し、その重量の0.5〜5%の割合
で、黒鉛、ステアリン酸、ステアリン酸塩の形成
する群において選定する少なくとも1種のペレツ
ト成形用補助剤化合物、および場合によりセルロ
ースおよびこれを含む植物性の粉末、硝酸アンモ
ニウムおよび炭酸アンモニウム、可燃性織布フイ
ルター、ナフタレンのうちより選定する多孔性用
補助剤と混合し、次いでさらに直径3〜6mmの中
実のシリンダー、あるいは外径3〜6mm、内径1
〜4mmおよび高さ2〜6mmの円環型シリンダーに
おいてペレツト成形する。 ペレツト成形した触媒は、場合により上述の操
作条件下において最終的な熱による活性化を受け
ることになる。 熱によつて活性化され、いつでも使用し得る状
態になつた触媒は酸化物の極めて均質な組合わせ
よりできている。ここで場合により、そのうちの
若干のものは、少なくとも1回の熱による活性化
が全体として還元性の媒質中で行われたものであ
るならば、少なくとも一部は還元されることがあ
る。酸化物のこの極めて均質の組合わせにおいて
は、金属、なかんずくコバルトとアルミニウムは
5nmのスケールにおいて極めて均質に配合され
ており、Co/Alの原子比の相対的な変動は15%
以下、好ましくは10%以下である。前記の触媒の
比表面積は約20〜約300m2/gの間である。熱に
よる活性化は少なくとも1種のアルカリ金属およ
び/またはアルカリ土金属Aの存在下において、
少なくとも350℃の温度において行われる場合は、
×線回折で目に見える酸化第二銅CuO(黒銅鉱)
の個々の粒子の再結晶を生起することがある。た
だしこれはアルミニウムおよび金属Aに対する、
場合により他の任意金属(Zn、Cr、M、N)に
対するコバルトの分散を変化せしめることはな
い。 前記の触媒のアルコール製造のための使用条件
は通常次の通りである。 触媒は反応器に装入されると、まず第1に不活
性ガス(例えば窒素)と水素、一酸化炭素、C1
およびC2のアルコールおよびアルデヒドより成
る群において選定する少なくとも1種の還元性化
合物の混合物によつて予備還元されるが、還元性
化合物/還元性化合物+不活性ガスのモル比は、
0.001:1〜1:1である。 予備還元の温度は一般に100〜750℃の間である
が、好ましくは150〜550℃の間であり、全圧は通
常0.1〜10MPaの間、好ましくは0.1〜6MPaの間
に含まれるものである。1時間あたりの体積速度
は通常102〜4×104/h好ましくは5×102
104/hの間に含まれるものである。 例えば約150〜約250℃の間において、上述の還
元性混合物の存在下において、0.001〜0.1の間、
好ましくは0.005〜0.05の間に含まれる還元性ガ
ス還元性ガス+不活性ガスのモル比を以つて、還
元性ガスの濃度が反応器の出入口において同一に
なる(これは還元の第1段階の完了していること
の証拠である)のに十分な時間の間行われる。第
1段階の還元の後においては、温度ならびに場合
によつては還元性ガスの濃度を上昇せしめ、還元
をさらに苛酷な条件下において続行するのが、第
2段階において有利であることがある。すなわ
ち、その再還元温度は約220〜約750℃の間、好ま
しくは約240〜約550℃の間であり、還元性ガス/
還元性ガス+不活性ガスのモル比は0.01〜1の
間、好ましくは0.05〜1の間に含まれるものであ
り、圧力および1時間あたりの体積速度は上述の
最大最小値の開きの範囲内である。 触媒の予備還元は、たとえアルコール合成反応
が続いて液相において展開するとしても、好まし
くは気相において実施するものとする。 アルコール本来の合成反応は次の操作条件下に
おいて実施する。すなわち圧力は通常2〜
25MPaの間、好ましくは5〜15MPaの間に含ま
れるものであり、H2/CO+CO2のモル比は有利
には0.4〜10の間に含まれるものであるが、好ま
しくは0.5〜4の間に含まれるものであり、温度
は200〜400℃の間に含まれるものであるが、好ま
しくは240〜350℃の間に含まれるものである。 1時間あたりの体積速度(触媒1容、1時間あ
たりの混合気体のTPN(常温常圧)における体積
を以て表示)は、常用としては1500〜60000/h
の間、好ましくは2000〜20000/hの間に含まれ
るものである。 触媒は所定の寸法(10〜700μm)の細粉また
は2〜10mmに等しい直径の粒子として、気相また
は液相(操作条件内)および気相の存在下におい
て用いればよい。この液相は少なくとも5個、好
ましくは少なくとも10個の炭素原子を有する1種
乃至数種のアルコールおよび/または炭化水素よ
りできることがある。 この使用方式においては、本法の温度および圧
力条件下におけるガスおよび液体の表面流速は少
なくとも1.5cm/秒、好ましくは少なくとも3
cm/秒であることが好ましい。ここで表面流速と
は、触媒を入れていない当該反応器の断面積に対
する体積流量の比をいう。 つぎに、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらの実施例によつて限定されるものではな
い。 実施例 1〜18 まず第1に触媒A〜Nの調製を記述するが、そ
の特徴は表およびに示す通りである。調製方
式は表〜.Bに要約する通りである。 触媒A.M.NおよびPの調製は以下に詳細に述
べるが、他の触媒については上述の表に要約す
る。 触媒A 水3に三水和硝酸第二銅241.6g(Cu1グラム
原子)、六水和硝酸コバルト145.52g(Co0.5グラ
ム原子)、六水和硝酸アルミニウム225.10g
(Al0.6グラム原子)および六水和硝酸亜鉛148.75
g(Zn0.5グラム原子)を溶解する。この溶液
(溶液A、0.43グラム原子1)を6に稀釈し、
70℃にする。 炭酸2ナトリウム540gを別に70℃にした水に
溶解(溶液B、1.27グラム原子Na/)するが、
最終体積は8である。 PH8にアルカリ性化し、70℃にした水5を入
れた容量25の反応器を加熱し、これの中へ溶液
AおよびBを同時に2時間かかつて加える。流量
はPHによつて調節し、このPHは6.90〜7.10の間で
ある。得られる沈殿物は、水15で3回洗浄した
後において、30重量%の非アルカリ金属の酸化
物、および酸化物に対して0.05重量%のナトリウ
ムを含んでいる。沈殿物は結晶し、その×線回折
図は指数にスライドせしめた。結果は表に示す
通りである。沈殿物724gを100%純炭酸2カリウ
ム22gを含む溶液2.3と接触せしめる。30分間
強く撹拌した後、沈殿物を再度過し、通風イン
キユーベータ内において80℃で16時間、次いで
100℃で3時間乾燥し(その時71%の酸化物を含
む)、次に400℃において4時間空気中で活性化す
る。そのとき残存揮発分含量は3.8%である。0.5
mm以下に粉砕して得る粉末をステアリン酸マグネ
シウム1重量%と混合し、ペレツト成形し、次い
で350℃において3時間空気中で活性化する。比
表面積120m2/gの触媒約170gを得る。 触媒M 九水和硝酸アルミニウム1.25モル(469g)、五
水和硝酸ジルコニウム0.1モル(43g)、六水和硝
酸亜鉛0.2モル(60g)および一水和クエン酸1.6
モルを80℃にした水2に溶解する。次いで
Cu55.3%の塩基性炭酸塩としての銅0.8モル、す
なわち92g、コバルト33.06%の炭酸コバルト
2CoCO3・Co(OH)2・H2O0.7モル、すなわち
124.8gを緩慢に加え、これらの物質が完全に溶
液になるまで加熱を続ける。 次いで回転蒸発器によつて、粘度1.5Pa.Sの粘
稠な溶液を得るまで蒸発せしめ、80℃のインキユ
ベーター内において24時間真空乾燥する。得られ
る均質なガラス質の物質を回転炉において100
g/hの流量を以つて400℃で焼成する。滞留時
間は3時間である。 得られる生成物230gは酸化物210.5gに相当す
るが、これを100%純水酸化ナトリウム15.4gお
よび過レニウム酸アンモニウム2.74g(Re1.9g)
を含む溶液250mlと30分間混和機(HOBBART
型)内で混和する。得られる均質のペーストを板
の上へ置き、10時間大気中で熟成せしめ、インキ
ユベーター内において110℃で16時間乾燥し、次
いで回転炉内で400℃で1時間焼成する。 このように調製した混成酸化物を0.5mm以下に
粉砕し、Fe0.05%以下の天然黒鉛2重量%と混合
し、外径および高さ5mm、内径2.4mmの中空のシ
リンダー内でペレツト成形し、次いで静止炉にお
いて380℃で6時間最焼成する。触媒の充填密度
は1.05Kg/、B.E.T.法によつて測定したその比
表面積は36m2/gである。 触媒N ここでは所定の寸法の微小球状の触媒の製造を
説明する。 例Jの触媒を435℃において16時間空気中で焼
成した後、次のように性化し、成形する。 下記のものを含む懸濁液を調製する。すなわ
ち、 1780gCu1Co0.5Al0.95Zn0.15O3.07の組成を有する
均質の酸化物、 137g炭酸2ナトリウムNa2CO3、10gメチル
セルロース(R)、 1800g水。 この懸濁液を下記の特性を有する装置において
噴霧化する。すなわち、 入口温度:700℃ 出口温度:250℃ 空気流量:200m3/時間 固体流量:10Kg/時間。 下記の組成の均質な1480gを回収する。すなわ
ち、粒度7〜15nmの新形球状物より成り、充填
密度0.88g/mlのCu1Co0.5Al0.95Zn0.15Na0.28O3.20、 比表面積は132m2/gである。 触媒P この触媒は、Cu0.5Co0.35Al1.2Zn0.5Ca0.2Mg0.4
Li0.34なる原子組成のものであるが、触媒Cにつ
いて記載する条件下において、連続沈殿法によつ
て調製する。 Cu、Co、Al、Zn、Ca、Mgの金属を含みかつ
金属濃度0.46Mの溶液Aを炭酸2ナトリウム
(Na+0.93N)によつて80℃において沈殿せしめ
る。沈殿物は70℃において150分間バツチで熟成
せしめ、熱間洗浄する。これは洗浄後Na0.02%
および酸化物23%を含んである。沈殿物を60℃で
10時間、120℃で3時間掃気乾燥し、次いで400℃
において3時間熱によつて活性化する。焼成済み
の生成物410gは酸化物390gを含んでいるが、こ
れを溶液740mlに溶解した水酸化リチウム16.3g
と混和する。得られるペーストを噴霧乾燥し、次
いで350℃において4時間熱によつて活性化する。
粉砕、黒鉛添加、製錠(製錠済生成物の充填密度
1.3Kg/)、および熱による再活性化(300℃、
2時間)の後、410gの触媒を得る。 触媒Q この触媒はCu0.8Co0.3Al1Zn0.8Na0.132Li0.132なる
原子組成を有し、触媒Pと同様の方式を以つて調
製する。アルカリ性化は、焼成済生成物420g
(酸化物404g)を二水和酢酸リチウム27gと酢酸
ナトリウム21.8gを含む水溶液950mlと混和して、
これを行う。製錠後の充填密度は10Kg/であ
る。 触媒の試験 触媒AよりMまでは連続して作動し、20mlの触
媒について操作するパイロツトプラントにおいて
試験した。 表に記載する実施例1〜18は前記の触媒の向
上した安定性を示している。 以下の実施例19および20は液相を以つてする工
程におけるこの触媒の使用を記載するものであ
る。 性能は下記のように定義する。 アルコール質量生産性P:1時間につき得るア
ルコールのグラム数を仕込触媒重量(g)で割つ
たもの。 高級アルコール重量選択率S.C2 +OH:100×ア
ルコールC2 +OH重量/形成アルコール総重量で
表わされる重量比。 COおよびCO2のC1OH、C2OH、C3OH、
C4OH…CnOHのアルコールへの変換の選択率
(SA):各アルコールについての形成されたグラ
ム分子数。これから、 Nc=C1OH+2C2OH+3C3OH+4C4OH…+
nCnOHがアルコールに変換された(CO+CO2
のグラム分子数であると推定する。 したがつて、選択率SAは次式によつて表示さ
れる。すなわち、 SA=100Nc/入口の(CO+CO2)グ
ラム分子−出口の(CO+CO2)グラム分子 ここで、反応副産物は、メタン、C2 +炭化水
素、ならびに痕跡状態で存在するアルデヒド、エ
ステルおよびケトンのようなある種の酸素含有化
合物である。 実施例 19 表に記載する条件(a)下において気相で予備還
元を行つた触媒D400ml、すなわち540gを入れた
直径2.5cm、有効高さ2mを有する反応器を用い
る。この反応器に、実施例1〜13に記載する組
成、すなわちH2/CO+CO2=2(モル)および
CO2/CO+CO2=0.14(モル)の組成の合成ガス
1.7m3/hを上から下へ循環せしめ(下行流)、ま
た硫黄を2PPm以下に脱硫したC10〜C18のパラフ
イン族炭化水素留分42/hを仕込み、これを同
様に上から下へ循環し、ついで反応器に最循環せ
しめる。 これらの物質の表面流速、すなわち反応のため
に選定した温度および圧力条件下における液相お
よび気相の体積流量の、触媒を入れてない当該反
応器の断面積に対する比は、ガスについては3.2
cm/秒、液体については3.2cm/秒であると計算
することができる。また体積速度は4250/hであ
る。 性能は下記表()の通りである。
【表】
【表】 実施例 20 表に記載する条件(b)下において、反応器
内で気相として予備還元をした触媒Nを下記の条
件下において用いる。 実施例14の反応器に、今度は下から上へ循環す
る、H2/CO+CO2=1.5およびCO2/CO+CO2
0.25なる組成の合成ガス1.7m3/hを8MPaの圧力
下において、ならびに同様に下から上へ循環しか
つ触媒Nの懸濁液25%を含む実施例19で用いた炭
化水素留分45/hを仕込む。液体の表面流速は
3.45cm/秒、ガスのものは3.2cm/秒である。1
時間あたりの体積速度は今度は6900/hと計算す
ることができる。 得られた結果は下記表()の通りである。
【表】 実施例 21 触媒P300gを内径21mm、高さ2mの工業用単
管に入れる。この管は水によつてこれが沸騰する
まで外側より冷却するが、その温度(250〜350
℃)は圧力によつて調節する。 触媒はまず第1に窒素中において4%の水素で
予備還元する(5時間ごとの段階は160−180−
200−220−240℃)、次いでその還元は純水素を以
つて、240℃、次に300℃、400℃、500℃、550℃
に上げて3時間で完了する。 この試験は、H2/CO比=2を示し、CO22%
を含むH2−CO反応混合物を以つて行う。 装置は未変換ガスの最循環を可能にするように
液体−ガス分離器および最循環用圧縮機を備えて
いる。最循環ガス/補充ガスの比は4〜5の間に
含まれるものである。性能は下記表()の通り
である。(全圧=80バール)。
【表】 実施例 22 触媒Q200gを実施例21で用いた工業用単管に
入れる。反応条件および試験条件もまた実施例21
において用いたものであるが、操作圧力は今度は
不定である。この試験の目的は触媒の活性に対す
る操作圧力の好影響を立証することである。得ら
れた結果を下記表()にまとめた。
【表】 以下に記載する実施例の目的は、第族の貴金
属の添加が本発明の目的触媒の性能に及ぼす有利
な効果を証明することである。 まず最初に触媒の調製を説明する。 触媒Q1 アルカリ性化していない触媒Qをパラジウム
0.8gを酢酸塩として含むアルコール溶液120mlと
混合する。100℃における掃気乾燥および350℃で
2時間の熱による活性化の後、触媒PおよびQの
場合のようにアルカリ性化を行う。充填密度1.0
Kg/の錠0.9gを得る。 触媒Q2 パラジウム0.8gをロジウムアセチルアセトナ
ートの形態のロジウム0.4gに代えて同様の試
験を行う。 触媒Q3 触媒Q1のパラジウム0.8gをパラジウム0.2gお
よびアセチルアセトナートとしてのルテニウム
0.4gのアルコール溶液に代えて同様の試験を行
う。 実施例 23、23A、23Bおよび23C 触媒Q、Q1、Q2、Q3を表に記載する条件下
において試験する。触媒は実施例21に記載する方
法に縦つて予備還元する。500時間後に測定した
性能は表に示す通りである。
【表】
【表】 ノクロメータ〓黒鉛〓
【表】
【表】 注 (1) 酸素のグラム原子の数値は参考としてあ
げている。
(2) Mはここではクロムを表わす。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 り形成される。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 注〓とくに明記しないかぎり、還元は常圧で行
なつた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 銅と、コバルトと、アルミニウムと、リチウ
    ム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウ
    ム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ス
    トロンチウムおよびバリウムより成る群の中から
    選ばれた少なくとも1種の金属Aとを含む触媒の
    存在下、酸化炭素(CO、CO2)と水素の反応よ
    りメタノールと高級アルコールの混合物を製造す
    る方法であつて、上記触媒中の金属間の原子比
    が、Cu/Co=0.1〜5、Al/Co=0.7〜4、金属
    A/Co=0.05〜3.5であり、金属の総重量に対比
    した各金属元素の重量の割合が、銅=10〜65%、
    コバルト=5〜50%、アルミニウム=5〜40%、
    金属A=0.1〜15%であり、触媒が、コバルト/
    アルミニウム原子比の変動が50オングストローム
    (5ナノメートル)のスケールにおいて前記の比
    の平均値に対して15%以下であるような均質性を
    示す合成ガスからメタノールと高級アルコールの
    混合物を製造する方法。 2 金属間の原子比がCu/Co=0.5〜4.5、Al/
    Co=0.9〜2.6、金属A/Co=0.05〜1.5であり、
    金属の総重量に対比した各金属の重量の割合が、
    銅=20〜50%、コバルト=9〜40%、アルミニウ
    ム=7〜30%、金属A=0.2〜10%であり、しか
    して少なくとも1種の金属Aがナトリウム、カリ
    ウム、ルビジウム、マグネシウム、カルシウムお
    よびバリウムより成る群において選定され、かつ
    触媒が、コバルト/アルミニウム原子比の変動が
    50オングストローム(5ナメートル)のスケール
    において10%以下であるような均質性を示す、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 亜鉛が金属総重量の1〜50%に相当する割合
    で存在しており、Zn/Coの原子比が0.1〜2であ
    る、特許請求の範囲第1項または2項記載の方
    法。 4 少なくとも1種の金属Mが存在しており、こ
    の金属Mはマンガン、バナジウム、鉄およびレニ
    ウムより成る群において選定され、金属の総重量
    の0.1〜10%に相当する割合で存在しており、〓
    M/Alの原子比が0.001〜0.3である、特許請求の
    範囲第1〜3項のうちのいずれか1項記載の方
    法。 5 少なくとも1種の金属Nが存在しており、こ
    の金属Nがスカンジウム、イツトリウム、トリウ
    ム、ジルコニウムおよび原子番号57〜71の希土類
    金属より成る群において選定され、しかして金属
    の総重量の5〜50%に相当する割合で存在し、〓
    N/Alの原子比が0.05〜1.5である、特許請求の
    範囲第1〜4項のうちのいずれか1項記載の方
    法。 6 クロムが金属の総重量の0.1〜10%の割合で
    存在しており、Cr/Alの原子比が0.001〜0.3であ
    る、特許請求範囲第1〜5項のうちのいずれか1
    項記載の方法。 7 触媒が、銅、コバルト、アルミニウム、なら
    びに場合により少なくとも1種の金属Aの少なく
    とも1種の可溶性化合物、少なくとも1種の亜鉛
    および/またはクロムの化合物および/または少
    なくとも1種の金属Mおよび/または少なくとも
    1種の金属N、少なくとも1種の有機錯化剤の存
    在下における、水中での溶解の結果として生じる
    ものであり、前記有機錯化剤がアルコール酸、ポ
    リ酸、アミノ酸およびアミノアルコールより成る
    群において選定され、金属1グラム当量Mn+o
    につき酸COO-またはアミソーNH20.5〜2グラ
    ム当量の割合で用いられ、得られる溶液が減圧下
    で蒸発せしめられ、次いで脱水されて、無定形の
    均質なガラス質の化合物を得るようにし、該化合
    物が約300〜約600℃の間において熱によつて活性
    化せしめられ、次いで場合により、金属Aの少な
    くとも1種の化合物を含む溶液と混和され、乾燥
    され、熱により活性化され、最後に押出し、ペレ
    ツト成形または球状への凝集によつて成形され
    る、特許請求の範囲第1〜6項のうちのいずれか
    1項記載の方法。 8 触媒が水和先駆物質の乾燥および熱による活
    性化の結果として生じ、前記の触媒の先駆物質が
    少なくとも一部菱面体構造に結晶し、金属Cu、
    CoおよびAl、場合によりZnおよび/またはCrお
    よび場合により少なくとも1種の金属Mおよび/
    またはNの可溶性の塩の、多くとも1につき金
    属1グラム原子に等しい全体としての濃度を有す
    る溶液と、ナトリウムおよび/またはカリウムお
    よび/またはアンモニウムの炭酸塩および/また
    は炭酸水素塩および/または水酸化物の、多くと
    も1につきアルカリ金属および/または
    NH+ 42グラム原子に等しい全体としての濃度を
    有する溶液との間の共沈によつて得られる水和混
    成ヒドロキシ炭酸塩であり、共沈反応が7±1PH
    単位のPH、少なくとも30℃の温度において、かつ
    少なくとも2分間の反応媒質中滞留時間で行わ
    れ、水和共沈物が次いで、場合により、母液の存
    在下において熟成せしめられ、そのアルカリ含量
    (金属に対するアルカリの重量で表示)を0.01〜
    5重量%に低下せしめるまで洗浄し、次に、場合
    により、その洗液の存在下において熟成せしめら
    れ、該熟成が液体の水の存在下において50〜250
    ℃の間で15分〜5時間の間行われる、特許請求の
    範囲第1〜6項のうちのいずれか1項記載の方
    法。 9 反応温度が少なくとも50℃であり、可溶性の
    塩の溶液の濃度が1につき0.1〜0.6グラム原子
    の間に含まれるものであり、アルカリ金属およ
    び/またはアンモニウムイオンの溶液の濃度が1
    につきアルカリ金属および/またはアンモニウ
    ムイオン0.2〜1.2グラム原子であり、しかして反
    応時間が少なくとも5分である、特許請求の範囲
    第8項記載の方法。 10 触媒が水和先駆物質の乾燥および熱による
    活性化の結果として生じ、触媒の前記水和先駆物
    質が金属Cu、Co、Al、場合によりZnおよび/ま
    たはCr、場合により少なくとも1種の金属Mお
    よび/またはNの可溶性の塩の、1につき金属
    1グラム原子以上またはこれに等しい全体として
    の濃度を有する溶液と、ナトリウムおよび/また
    はカリウムおよび/またはアンモニウムの炭酸塩
    および/または炭酸水素塩および/または水酸化
    物の、少なくとも1につきアルカリ金属または
    アンモニウム2グラム原子に等しい全体としての
    濃度を有する溶液との間の共沈によつて得られる
    無定形構造を有する水和混成ヒドロキシ炭酸塩で
    あり、共沈反応が0〜30℃の間において、7±1
    PH単位のPH、長くとも5分間の反応媒質中滞留時
    間で行われ、次いで該水和先駆物質がそのアルカ
    リ含量(酸化物に対するアルカリの重量で表示)
    を0.1〜3重量%に低下せしめるまで直接洗浄さ
    れる、特許請求の範囲第1〜8項のうちのいずれ
    か1項記載の方法。 11 まず第1に、アルミニウム、亜鉛、金属
    M、金属Nおよびクロムのうちより選定する少な
    くとも2種の金属を含む第1の均質な水和先駆物
    質を共沈せしめ、次いで該第1の先駆物質を、そ
    の母液の存在下において、銅、コバルト、アルミ
    ニウムの少なくとも一部、ならびに場合により、
    亜鉛、金属M、金属Nおよびクロムのうちより選
    定する1種乃至数種を含む溶液、および炭酸塩、
    炭酸水素塩または水酸化物の前記溶液と反応せし
    めて、2番目の均質な水和先駆物質を形成するよ
    うにし、この後者が銅、コバルト、アルミニウ
    ム、ならびに場合により亜鉛および/または少な
    くとも1種の金属Mおよび/または少なくとも1
    種の金属Nおよび/またはクロムを同時に含んで
    いる、特許請求の範囲第8〜10項のうちのいず
    れか1項記載の方法。 12 アルカリ金属が、ナトリウムおよび/また
    はカリウムおよび/またはアンモニウムの炭酸塩
    および/または炭酸水素塩および/または水酸化
    物の前記溶液によつて触媒中に導入され、洗浄が
    アルカリ金属の1〜5重量%を残すように行わ
    れ、次いで洗浄済の沈殿物を乾燥し、次いで250
    〜750℃において少なくとも0.5時間熱により活性
    化する、特許請求の範囲第8〜11項のうちのい
    ずれか1項記載の方法。 13 水和沈殿物がそのアルカリ金属含量(酸化
    物に対するアルカリ金属の重量で表示)を0.5重
    量%以下に低下せしめるまで洗浄される、特許請
    求の範囲第8〜11項のうちのいずれか1項記載
    の方法。 14 少なくとも1種のアルカリ金属および/ま
    たは少なくとも1種のアルカリ土金属が沈殿物と
    の接触、場合により過、次いで乾燥によつて水
    和沈殿物に後に添加される、特許請求の範囲第1
    3項記載の方法。 15 乾燥が150〜350℃の温度において10秒以内
    に噴霧化によつて行われ(スプレー乾燥)、得ら
    れる生成物が直径3〜700μmの新形球状物であ
    る、特許請求の範囲第14項記載の方法。 16 沈殿物を脱アルカリ化に付し、次いでこれ
    を乾燥してその揮発分含量を35重量%以下に低下
    せしめるようにし、次いでこれを少なくとも1種
    のアルカリ金属および/または少なくとも1種の
    アルカリ土金属を含む溶液と接触せしめ、場合に
    よりこれを過し、これを混和し、これを再び乾
    燥して、その揮発分含量を35重量%以下に低下せ
    しめるようにし、次いでこれを250〜600℃におい
    て少なくとも0.5時間熱によつて活性化する、特
    許請求の範囲第13項記載の方法。 17 脱アルカリ済の水和沈殿物を乾燥してその
    揮発分含量を35重量%以下に低下せしめるように
    し、250〜500℃の温度において少なくとも0.5時
    間熱によつて活性化し、粉砕して0.2mm以下また
    はこれに等しい粒度の粉末を得るようにし、少な
    くとも1種のアルカリ金属および/または少なく
    とも1種のアルカリ土金属の少なくとも1種の化
    合物を含む水溶液または有機溶液の存在下におい
    て混和し、場合により押出しによつて2〜7mmの
    直径に成形し、その揮発分含量を15重量%以下に
    低下せしめるように乾燥し、次いで250〜600℃の
    温度において少なくとも0.5時間熱によつて活性
    化する、特許請求の範囲第13項記載の方法。 18 熱による活性化が0〜100%の水素を含む
    不活性ガスの存在下において行う、特許請求の範
    囲第7〜17項のうちのいずれか1項記載の方
    法。 19 熱による活性化が0〜50%の酸素を含む不
    活性ガスの存在下において行われる、特許請求の
    範囲第7〜17項のうちのいずれか1項記載の方
    法。 20 触媒が使用前に予備還元に付せられ、触媒
    の前記予備還元が不活性ガスと少なくとも1種の
    還元性化合物の還元性ガス/還元性ガス+不活性
    ガスのモル比0.001:1〜1:1の混合物と接触
    せしめられて実施され、前記還元性ガスが水素、
    一酸化炭素、C1およびC2のアルコールおよびア
    ルデヒドより成る群において選定され、予備還元
    が100〜750℃、0.1〜10MPaおよび1時間あたり
    の体積速度102〜4×104/hで行われる、特許請
    求の範囲第1〜19項のうちのいずれか1項記載
    の方法。 21 触媒の予備還元が少なくとも2工程、すな
    わち不活性ガスと還元性化合物の混合物を
    0.001:1〜0.1:1のモル比として約150〜約250
    ℃の間において行う1番目の工程、次いで不活性
    ガスと還元性化合物の混合物を0.01:1〜1:1
    のモル比として約240〜約550℃の間において行う
    2番目の工程として実施される、特許請求の範囲
    第20項記載の方法。 22 酸化炭素の水素との反応が200〜400℃にお
    いて、2〜25MPaの下、H2/CO+CO2のモル比
    0.4〜10で行われる、特許請求の範囲第1〜21
    項のうちのいずれか1項記載の方法。 23 温度が240〜350℃、圧が5〜15MPa、
    H2/CO+CO2のモル比が0.5〜4である、特許請
    求の範囲第22項記載の方法。 24 酸化炭素の水素との反応が、1分子につき
    少なくとも5個の炭素原子を有する、1種乃至数
    種のアルコールおよび/または炭化水素を含む液
    相の存在下において行われる、特許請求の範囲第
    1〜23項のうちのいずれか1項記載の方法。 25 A/Co比が0.08〜0.75の間に含まれてい
    る、特許請求の範囲第2項記載の方法。 26 触媒が、その他に0.02〜0.8重量%の少な
    くとも1種の元素周期率表第の貴金属を含んで
    いる、特許請求の範囲第1〜25項のうちのいず
    れか1項記載の方法。 27 貴金属がパラジウム、ロジウムおよびルテ
    ニウムより成る群において選定される、特許請求
    の範囲第26項記載の方法。 28 触媒が少なくとも4種の必須の金属、すな
    わち銅、コバルトおよびアルミニウム、並びにリ
    チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セ
    ツウム、ベリリウム、マグネシウム、ストロンチ
    ウムおよびバリウムより成る群において選定する
    少なくとも1種のアルカリ金属および/またはア
    ルカリ土類金属Aを含んでおり、これらの金属の
    間の原子比が、Cu/Co=0.1〜5、Al/Co=0.7
    〜4、金属A/Co=0.05〜3.5であり、金属の総
    重量に対比した各金属元素の重量の割合が、銅=
    10〜65%、コバルト=5〜50%、アルミニウム=
    5〜40%、金属A=0.1〜15%であり、触媒が、
    コバルト/アルミニウムの原子比の変動が、50オ
    ングストローム(5nm)のスケールで、その平
    均値に対して15%以下であるような均質性を示
    し、触媒の比表面積が20〜300m2/gであること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1〜25項のう
    ちのいずれか1項記載の方法に使用するための触
    媒。 29 A/Co比が0.05〜1.5の間に含まれる、特
    許請求の範囲第28項記載の触媒。 30 A/Co比が0.08〜0.75の間に含まれる、特
    許請求の範囲第29項記載の触媒。 31 それ以外に、少なくとも1種の第族の貴
    金属を0.02〜0.8重量%含んでいる、特許請求の
    範囲第28〜30項のうちのいずれか1項記載の
    触媒。 35 貴金属がパラジウム、ロジウムおよびルテ
    ニウムより成る群において選定される、特許請求
    の範囲第31項記載の触媒。
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