JPH04294915A - 切削インサート及びドリル工具 - Google Patents

切削インサート及びドリル工具

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JPH04294915A
JPH04294915A JP3361084A JP36108491A JPH04294915A JP H04294915 A JPH04294915 A JP H04294915A JP 3361084 A JP3361084 A JP 3361084A JP 36108491 A JP36108491 A JP 36108491A JP H04294915 A JPH04294915 A JP H04294915A
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insert
cutting
edge
extending
recess
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JP3361084A
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Leif Nystroem
レイフ ニストレーム
Claes Lagerholm
クラエス ラゲロルム
Jr Anthony F Yakamavich
アンソニー エフ.ヤカマビチ,ジュニア
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Original Assignee
Sandvik AB
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/14Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material
    • B23B27/16Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped
    • B23B27/1603Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped with specially shaped plate-like exchangeable cutting inserts, e.g. chip-breaking groove
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの切削
隅角部と、切削インサートの上方すくい面と下方逃げ面
との間の交差部に設けられた隣接する切削刃とを具備し
、すくい面にチップブレーカ凹所が設けられた、金属被
加工物をチップ形成機械加工するための切削インサート
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】すくい面に1個又は数個の焼結されたチ
ップブレーキ溝を有するインサートが設けられたドリル
シャフトを含む、従来のドリル工具は例えば米国特許第
4,215,957号に開示されている。このようなド
リル工具はしかし、必らずしもチップの所望の最適な形
成をもたらすとは限らない。非常に短いコンマ形状のチ
ップを得ることができ、それによりチップ放出の効率を
向上することができるようにすることが望まれることが
多い。しかし同時に、ドリルを駆動するのに必要なエネ
ルギの減少は達成できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、穴あけが堅い材料又は中程度の堅い状態の材料
に行われた時さらに有利なチップ形成を可能とする、新
規なインサートとドリル工具とを提供することである。
【0004】本発明の他の目的は作動に必要とされる動
力エネルギの減少を可能にする新しい型のインサートと
ドリル工具とを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、インサートを
金属の被加工物(ワーク)の穴のチップ形成機械加工の
ために用いることのできるような切削インサートと回転
ドリルとを含んでいる。
【0006】この切削インサートは上方部分と下方部分
とを有する。上方部分は頂面とこの頂面から下方部分に
向う方向に離間したすくい面とを含んでいる。端縁面が
すくい面と下方部分との間に延びている。すくい面と第
1の端縁面との間の交差部が切削刃を区画形成する。こ
の第1の端縁面は切削刃のための逃げ面を区画形成する
。切削刃はインサートの中心線に対し斜めに延びている
。中心線は、インサートを頂面から見たとき第1の端縁
面と第1の端縁面に対向して位置する第2の端縁面とに
交差する。すくい面は切削刃と平行に延びかつインサー
トを頂面から見たとき切削刃から内側に向って離間して
いるチップブレーキ凹所を含んでいる。
【0007】好ましくは、滑らかにわん曲した変移表面
が凹所の内端から頂面へと延びている。この変移表面は
断面が円弧として形成される。この円弧は頂面と切削刃
を区画形成するすくい面の一部との間に延びる高さより
も大きい半径を有している。
【0008】これらの端縁面は、それぞれが第1の端縁
面と第2の端縁面との間に延びる第3と第4の相互に平
行な端縁面を含んでいる。第2の端縁面の少なくとも一
部が第3及び第4の端縁面に直角に延びている。切削刃
は、インサートを頂面から見たとき第3及び第4の端縁
面への垂線と鋭角を形成する。この鋭角は10度から4
5度であり、最も好ましいのは10度から25度である
【0009】チップブレーカ凹所は好ましくは断面が円
弧として形成される。この円弧の半径は凹所の外端と内
端との間で測ったとき凹所の幅より小さい。凹所の半径
は変移表面の半径よりも小さい。
【0010】ドリル工具は、その円筒状外周面上に少な
くとも1つの案内パッドを有するドリル本体を具備して
いる。少なくとも第1及び第2の切削インサートがドリ
ル本体の同一の直径に沿って配置される。第1のインサ
ートは第2のインサートよりもドリル本体の回転中心軸
線により近く位置している。第2のインサートは周面に
配置され、半径方向にかつ軸方向内側に延びる切削刃を
有している。切削刃は回転軸線に直角な直線とで鋭角を
形成する。この鋭角は10度から45度である。インサ
ートは切削刃に平行に延びかつ切削刃から軸方向後方に
離間しているチップブレーキ凹所を含んでいる。
【0011】好ましくは、第1のインサートはさらに、
半径方向外側にかつ軸方向後方に延びまた回転軸線に直
角な直線とで10度から45度の鋭角を形成する切削刃
を含んでいる。
【0012】好ましくは、第3の切削インサートが第1
及び第2のインサートの直径方向中間に同じ直径に沿っ
て配設される。この第3のインサートは半径方向内側に
かつ軸方向後方に延びる切削刃を有している。第3のイ
ンサートの切削刃の半径方向内端縁は回転軸線に近接し
て位置している。
【0013】第3のインサートの切削刃は好ましくは他
の2つのインサートの切削刃と半径方向に重なっている
【0014】
【実施例】本発明の目的及び利点は、同一部分は同一符
号で示す添付図面と関連する好適な実施態様についての
以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【0015】図1及び2に示されるインサート10は上
方部分8と下方部分12とを有している。上方部分は平
らな下方部分12に平行に配設された平らな頂面11を
含んでいる。これら頂部及び底部部分は、2つの端縁面
13,14が平行でかつ相互に対向する4つの端縁面に
よって相互に連結されている。他の端縁面は、表面部分
15が端縁面13と14に対し直角に配されている3つ
の表面部分15,16及び17によって構成されている
。インサートの中心線Cは第4の端縁面18と表面部分
15とに交差する。インサートの第4の端縁面18は中
心線Cに直角な直線に対し10〜45°、好ましくは1
0〜25°の鋭角αをもって配置されている。図1及び
2に開示される実施態様においては、中心線Cは端縁面
13,14に平行である。端縁面18はまた上方部分8
の上側すくい面19に対し一定の逃げ角βが設けられ、
それによりすくい面19の平坦部分19′と端縁面18
との交差線が切削刃20を形成するようにしている。
【0016】チップブレーカ凹所21がすくい面19に
設けられる。この凹所は切削刃20に平行に延びしかも
切削刃20から一定の距離をおいて位置している。凹所
21は切削刃20の長さの大部分に沿って延びまた端縁
面13と14から一定距離をおいて終っている。すくい
面19の平坦部分19′は頂面11より低い高さに位置
する1つの平面上にあり頂面11に平行となっている。 頂面11と凹所21の内端26との間に延びる変移表面
22は半径R1を有する凹面である。凹所21は平坦部
分19′の幅B1の約4分の1の、すくい面の平坦部分
からの深さH1とするのが適当であることが知られてい
る。
【0017】図3及び4には、チップブレーカ凹所21
Aが切削刃20からさらに大きな距離で位置するインサ
ート10Aの他の実施態様が示されている。凹所21A
の断面は、凹所21Aが頂面11に平行な平面上に位置
する平らな底部中央表面部分23と、この平らな底面部
分23の対向側面から延出する凹面部分24,25とを
含むことを、示している。図1及び2に開示されたイン
サートと同様に、頂面11と凹所21Aとの間の変移部
は断面が凹面の表面22Aによって与えられる。表面2
2Aの半径R1は好ましくは表面部分24,25の各々
の半径R2の約2倍である。
【0018】R1が、すくい面19Aの平坦部分19A
′と図2及び4の頂部表面との間の高さH2の約2倍で
あることが好ましい。半径R1は好ましくは、B1がす
くい面19Aの平坦部分の幅を表わしB2が凹所21(
又は21A)の幅を表わすとき、B1+Bの長さに等し
くすべきである。B2は好ましくは半径R2より大きく
する。
【0019】図5ないし7には、3つのインサート10
′,10″,100を含むドリル工具が示されている。 このドリル工具はドリル本体27を含み、ドリル本体の
前方部分には2つの案内パッド28,29と3つの半径
方向に向けられた切削インサート10′,10″,10
0とが設けられる。これらインサートはドリル本体にろ
う付けされ、共通の直径方向平面P上に配された切削刃
を有している。インサート10′,10″は図1,2(
又は3,4)についてすでに記載したインサート10と
同一であるが、インサート100は図7に示すような(
以下に記載される)形状をしている。インサート10′
,10″はドリル工具の軸方向中心線Mの対向側に配置
され、インサート100はその間で半径方向に配置され
ている。半径方向最外周のインサート10′はドリル本
体の円筒状周面33と案内パッド28,29とを越えて
半径方向に延出し、それによりドリルによって穿孔され
る被加工物(ワーク)の孔の直径がこのインサート10
′により画定されるようになっている。インサート10
′,100は共に軸方向中心線Mの一側に配され、それ
によりインサート100の切削刃200が軸方向後方に
かつ半径方向内方に傾斜されるようにする。インサート
10′と100の両者は中心線Mの同じ側に全体を位置
させることができ、又はインサート100を図5に示す
ように中心線Mとわずかに重なるようにすることができ
る。
【0020】インサート100(図7)は図1及び2に
示すインサート10とほぼ同じ形状に作られる。すくい
面190と逃げ面18との間に形成される切削刃200
は平行な端縁面への垂線Nから角αをなして延びる点で
インサート10の切削刃20と同じである。インサート
100のすくい面190は表面11の下方の高さH2に
位置する平坦面である。インサート100はチップブレ
ーカ凹所を含まず、むしろすくい面190は直接凹面2
20に接合する。すくい面の幅B3はしたがって図1及
び2に示されるインサート10の幅B1+B2の長さに
一致し、頂面11とすくい面190との間の変移部は半
径R1によって形成される凹面220によって画定され
る。
【0021】インサート10″と案内パッド29とは、
インサート10″がドリル回転中心と案内パッド29と
の間に位置するように、中心線Mの同じ側に配置される
。図5から明らかなように、インサート100と10″
はほぼ同じ軸線方向に前進した位置に配され、周縁イン
サート10′に比べて軸方向に前進している。さらに、
工具本体の回転中、インサート10″が他のインサート
100,10′の両方と半径方向に重なり、それにより
これら3つのインサートが穿孔されるべき孔の全直径を
切り取ることが理解される。
【0022】インサートをこのように中心線Mの両側で
半径方向に重なるように配置しまたインサート100と
10″をインサート10′に対し軸方向に前進した位置
に配置することにより、全体の主切削力又は合力の減少
が達成される。図1及び2(又は図3及び4)について
説明された形状の2つのインサート10′,10″をさ
らに設け、図7について説明された形状のインサート1
00と組合わせることにより、切削力が減少されるばか
りでなく、また切削刃の摩耗の量が、接触長さ、すなわ
ちチップとインサートとの間の面接触の大きさが減少さ
れるため、減少できることがわかった。インサート10
′と10″が同じ形状を有し、インサート10′と10
″の両方の切削刃20が軸方向内側かつ半径方向外側に
傾斜していることが重要である。
【0023】各インサートの中心線Cはドリル本体の中
心軸線Mに実質的に平行に配置されている。したがって
、前記角度αは、切削刃20(又は200)によりドリ
ル本体の回転中心軸線Mへの垂線との間に形成されると
考えることができる。試験は、チップとインサートとの
間の接触長さを60%に減少できることを示している。 これは、最大の回転切削速度となる周縁インサート10
′(注:切削速度はドリルの中心に近づく時減少し、中
心ではゼロとなる)にとって特に、きわめて重要である
【0024】本発明は好適な実施態様について述べられ
てきたが、当業者にとって、詳細には記載されていない
付加、変更、置換及び削除が、特許請求の範囲に規定さ
れる本発明の精神と範囲から逸脱することなく、なし得
ることが理解されるベきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインサートの斜視頂面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の他の実施態様によるインサートの頂面
図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明の切削インサートを取付けたドリル本体
の側面図である。
【図6】図5に示すドリルの前側端面図である。
【図7】図5の7−7線に沿った断面図である。
【符号の説明】
8…上方部分 10…インサート 11…頂面 12…下方部分 18…端縁面 19…すくい面 20…切削刃 21…チップブレーカ凹所 22…変移表面 27…ドリル本体 28…案内パッド 29…案内パッド 100…インサート 190…すくい面

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属の被加工物の穴をチップ形成機械
    加工するための回転ドリルに用いる切削インサートであ
    って、上方部分と下方部分であって、上方部分が頂面と
    該頂面から前記下方部分に向う方向に離間しているすく
    い面とを含んでいる、上方部分と下方部分と、前記すく
    い面と前記下方部分との間に延びる端縁面であって、前
    記すくい面と該端縁面の第1の端縁面との間の交差部が
    切削刃を区画形成し、前記第1の端縁面が該切削刃のた
    めの逃げ面を区画形成し、前記切削刃が前記インサート
    の中心線に対し斜めに延び、前記中心線が前記インサー
    トを頂面から見たとき前記第1の端縁面と第1の端縁面
    に対向して位置する第2の端縁面とに交差する、端縁面
    とを具備し、前記すくい面が、前記切削刃に平行に延び
    かつ前記インサートを頂面から見たとき切削刃から内側
    に離間しているチップブレーカ凹所を含んでいる切削イ
    ンサート。
  2. 【請求項2】  前記端縁面が、それぞれが前記第1及
    び第2の端縁面の間に延びる相互に平行な第3及び第4
    の端縁面を含み、前記第2の端縁面の少なくとも一部が
    該第3及び第4の端縁面に直角に延びている請求項1に
    記載の切削インサート。
  3. 【請求項3】  前記凹所の内端から前記頂面に延びる
    滑らかなわん曲変移表面を含んでいる請求項1に記載の
    切削インサート。
  4. 【請求項4】  前記変移表面が断面円弧として形成さ
    れ、該円弧が前記頂面と前記切削刃を区画形成する前記
    すくい面の一部との間に延びる高さより大きな半径を有
    している請求項3に記載の切削インサート。
  5. 【請求項5】  前記半径が前記高さの約2倍の大きさ
    である請求項4に記載の切削インサート。
  6. 【請求項6】  前記切削刃が、前記インサートを頂面
    から見たとき前記第3及び第4の端縁面への垂線とで鋭
    角を形成し、該鋭角が10度から45度である請求項1
    に記載の切削インサート。
  7. 【請求項7】  前記鋭角が10度から25度である請
    求項6に記載の切削インサート。
  8. 【請求項8】  前記チップブレーカ凹所が断面で見て
    円弧として形成され、該円弧の半径が前記凹所の外端と
    内端との間で測った前記凹所の幅よりも小さい請求項1
    に記載の切削インサート。
  9. 【請求項9】  前記凹所の前記内端から前記頂面に延
    びる変移表面を含み、該変移表面が断面円弧として形成
    されかつ前記凹所の前記半径より大きな半径を有してい
    る請求項8に記載の切削インサート。
  10. 【請求項10】  前記変移表面の前記半径が前記凹所
    の前記半径の約2倍の大きさである請求項9に記載の切
    削インサート。
  11. 【請求項11】  前記第2の半径が前記切削刃から前
    記凹所の内端までの距離にほぼ等しい請求項10に記載
    の切削インサート。
  12. 【請求項12】  被加工物の穴をチップ形成機械加工
    するための回転ドリルに用いる切削インサートであって
    、上方部分と下方部分であって、上方部分が頂面と、該
    頂面から前記下方部分に向う方向に離間されたすくい面
    と、前記頂面から該すくい面に延びる滑らかなわん曲変
    移表面とを含んでいる上方部分及び下方部分と、前記す
    くい面と前記下方部分との間に延びる端縁面であって、
    前記すくい面と該端縁面の第1の端縁面との間の交差部
    が切削刃を区画形成し、該第1の端縁面が前記切削刃の
    ための逃げ面を区画形成し、前記切削刃が前記インサー
    トの中心線に対し斜めに延び、該中心線が、前記インサ
    ートを頂面から見て前記第1の端縁面と前記第1の端縁
    面に対向して位置する第2の端縁面とに交差し、前記端
    縁面の第3及び第4の端縁面が相互に平行でありかつそ
    れぞれが前記第1及び第2の端縁面の間に延び、前記第
    2の端縁面の少なくとも一部が前記第3及び第4の端縁
    面に直角に延びている端縁面とを具備し、前記すくい面
    が、前記切削刃に平行に延びかつ前記インサートを頂面
    から見て切削刃から内側に離間したチップブレーカ凹所
    を含み、該凹所が第1の半径を有する円弧の断面に形成
    され、該第1の半径が前記凹所の内端と外端との間で測
    った前記凹所の幅より小さく、前記変移表面が前記凹所
    の内端から前記頂面に延びまた前記第1の半径より大き
    くかつ前記頂面と前記切削刃を区画形成する前記すくい
    面の一部との間に延びる高さよりも大きい第2の半径を
    有する円弧の断面に形成されている、切削インサート。
  13. 【請求項13】  外側円筒状周面上に少なくとも1つ
    の案内パッドを有するドリル本体と、該ドリル本体の同
    一直径にほぼ沿って配された少なくとも第1及び第2の
    切削インサートとを具備し、前記第1のインサートが前
    記第2のインサートよりも前記ドリル本体の回転中心軸
    線に近く位置し、前記第2のインサートが半径方向外側
    にかつ軸方向内側に延びる切削刃を有し、該切削刃が前
    記回転軸線に直角な直線とで鋭角を形成し、前記鋭角が
    10度から45度であり、前記インサートが、前記切削
    刃に平行に延びかつ前記切削刃から軸方向後方に離間さ
    れたチップブレーカ凹所を含んでいるドリル工具。
  14. 【請求項14】  前記鋭角が10度から25度である
    請求項13に記載のドリル工具。
  15. 【請求項15】  前記第1のインサートが、半径方向
    外側かつ軸方向後方に延びまた前記回転軸線に直角な直
    線とで10度から45度の鋭角を形成する切削刃を含ん
    でいる請求項13に記載のドリル工具。
  16. 【請求項16】  前記第1及び第2のインサートの中
    間で直径方向に配設されかつ前記同一直径に沿って位置
    する第3の切削インサートを含み、該第3のインサート
    が半径方向内側かつ軸方向後方に延びる切削刃を有し、
    前記第3のインサートの該切削刃の半径方向内端縁が前
    記回転軸線の近くに位置している請求項15に記載のド
    リル工具。
  17. 【請求項17】  前記第3のインサートの前記切削刃
    が前記回転軸線と重なる請求項16に記載のドリル工具
  18. 【請求項18】  前記同一直径に実質的に沿って位置
    しかつ前記第1及び第2のインサートの中間で直径方向
    に配置された第3の切削インサートを含み、前記第3の
    切削刃が前記第1及び第2のインサートの切削刃と半径
    方向に重なる切削刃を有し、前記第1及び第2のインサ
    ートが前記回転軸線の対向側に配置されている請求項1
    4に記載のドリル工具。
  19. 【請求項19】  前記第2のインサートが前記第1の
    インサートの軸方向前方に配置されている請求項18に
    記載のドリル工具。
  20. 【請求項20】  前記第1及び第2のインサートが同
    一形状である請求項18に記載のドリル工具。
  21. 【請求項21】  前記第1のインサートが前記回転軸
    線から半径方向外側に離間している請求項18に記載の
    ドリル工具。
  22. 【請求項22】  前記第2及び第3のインサートが前
    記第1のインサートの軸方向前方に実質的に同一距離で
    配置され、前記第3のインサートが、その切削刃から滑
    らかにわん曲した変移表面まで平坦なすくい面を含んで
    いる請求項15に記載のドリル工具。
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