JPH04293123A - ファイル編集装置 - Google Patents

ファイル編集装置

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Publication number
JPH04293123A
JPH04293123A JP3081962A JP8196291A JPH04293123A JP H04293123 A JPH04293123 A JP H04293123A JP 3081962 A JP3081962 A JP 3081962A JP 8196291 A JP8196291 A JP 8196291A JP H04293123 A JPH04293123 A JP H04293123A
Authority
JP
Japan
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file
user
temporary
attribute
writing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3081962A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuko Kaneda
金田 和子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3081962A priority Critical patent/JPH04293123A/ja
Publication of JPH04293123A publication Critical patent/JPH04293123A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムなどのファ
イルを編集するファイル編集装置に関するものである。
【0002】プログラムの編集にはマルチファイルのエ
ディタが広く使用されており、これを用いることで現在
の編集位置から離れた位置や別のファイルを容易に参照
参照できる。
【0003】また、マルチタスクでマルチユーザのオペ
レーティングシステムにおいては、複数のプログラマが
同一のファイルを同時にアクセスでき、このため、大規
模なシステムを効率良く開発することが可能となる。
【0004】
【従来の技術】オペレーティングシステムはファイル管
理の機能を有しており、各ファイルに書込みを許可した
り禁止する属性を設定できる。
【0005】また、ファイルの属性はファイル単位で設
定され、したがって、同一のファイル内で書込み禁止や
書込み許可の属性を部分的には設定できない。
【0006】さらに、アクセス中のファイル属性を変更
できず、その設定はファイルアクセスの終了を待って行
なわれる。
【0007】そして、マルチタスクでマルチユーザのオ
ペレーティングシステムにおいては各ユーザが自己のフ
ァイルを所有でき、このため、書込み禁止の属性を解除
できる者は、そのファイルのアクセス権を有するユーザ
に限られる。
【0008】以上のオペレーティングシステムに対して
多くのマルチファイルエディタが提供されており、これ
を用いることにより、現在の入力行から離れたファイル
先頭の定義部分や他のファイルに格納されているプログ
ラム部分を容易にしかも効率良く参照することが可能と
なる。
【0009】ところが、参照目的のみのファイルにごみ
データを混入させてしまう誤りがしばしば生ずる。
【0010】このときにはコンパイルエラーやリンクエ
ラーが発生し、したがって、それらのエラーを除去する
ために労力や時間が費やされる。
【0011】そこで従来においては、参照すべきファイ
ルの属性が書込み禁止のものへそのオープン前に変更さ
れている。
【0012】また、マルチタスクでマルチユーザのオペ
レーティングシステム上において複数のプログラマが大
規模なシステムを共同で開発する場合には、同一のファ
イルが同時にアクセスされるので、一般に、ファイルの
すべてが書込みの可能な属性に設定される。
【0013】その際にもアクセス中のファイルにごみデ
ータを混入させたり他のプログラマが作成したファイル
を書き替えてしまう誤りがしばしば発生する。
【0014】このため、内容を保証すべき部分が別のフ
ァイルに分けられ、そのファイルの書込みが禁止される
【0015】さらに、複数のユーザがアクセスしたファ
イルの内容は最後に書込まれたものが有効となってすべ
ての編集内容が一括してマージされることはなく、その
ファイルの内容がオープン時と編集終了時で異なる場合
が生ずるので、他のプログラマが同一のファイルを先に
編集していたときには、その終了を待つことが必要とな
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来にお
いては、ファイル内容を保証するために参照ファイルの
属性を変更したりファイル分割を行なう作業や他のプロ
グラマの編集を待つことが必要となるので、プログラム
開発の作業効率が低下していた。
【0017】また、同一ファイル内で書込みを部分的に
禁止できないので、現在の入力行から離れたファイル部
分をその参照中に書き替える誤りを完全に防止すること
が困難であった。
【0018】そして、全てのプログラマに解放すべきフ
ァイルや分割できないファイルも存在するので、それら
の内容を書き替えから保護することも困難であった。
【0019】本発明は上記従来に事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、意図しない書込みからファイ
ル内容を確実に保護することが可能となるファイル編集
装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるファイル編集装置は以下のように構
成されている。
【0021】図1では第1発明が説明されており、その
装置は、ユーザが示したファイル10をオープンする手
段12と、オープンしたファイル10の一部をユーザの
指示に従い編集の対象外として指定する手段14と、指
定されたファイル部分を一時ファイル16に移して一時
ファイル16の属性を書込み不可に設定する手段18と
、オープンしたファイル10に一時ファイル16をパッ
チ当てする手段20と、一時ファイル16がパッチ当て
されたファイル10をユーザの入力に応じて修正する手
段22と、を有する。
【0022】図2では第2発明が説明されており、その
装置は、ユーザが示したファイル24をオープンする手
段26と、オープンしたファイル24の一部をユーザの
指示に従い編集の対象外として指定する手段28と、指
定されたファイル部分を一時ファイル30に移して一時
ファイル30の属性を書込み不可に設定する手段32と
、オープンしたファイル24をユーザの入力に応じて修
正する手段34と、修正されたファイル24のうち指定
された部分と一時ファイル30との差分を求めてユーザ
に提示する手段36と、を有する。
【0023】図3では第3発明が説明されており、その
装置は、ユーザが示したファイル38の属性を書込み不
可から書込み可能に変更して該ファイル38をオープン
する手段40と、オープンしたファイル38の一部をユ
ーザの指示に従い編集対象として指定する手段42と、
指定されたファイル部分を書込みが可能な属性の一時フ
ァイル44に移す手段46と、元のファイル38に一時
ファイル44をパッチ当てする手段46と、一時ファイ
ル44がパッチ当てされたファイル38をユーザの入力
に応じて修正する手段48と、オープンしたファイル3
8のうち指定外の部分と修正された一時ファイル44を
合成する手段50と、を有する。
【0024】図4では第4発明が説明されており、その
装置は、ファイル52を分割したファイル部分と各ファ
イル部分を所有するユーザと各ファイル部分の可視性有
無を示す情報とが対応した表を記憶する手段54と、い
ずれかのユーザがファイル52をアクセスするときに該
ユーザが所有するファイル部分を編集対象として指定す
る手段56と、指定されたファイル部分を書込みが可能
な属性の一時ファイル58に移す手段60と、所有のフ
ァイル部分と他ユーザが所有する可視性のファイル部分
をユーザに提示する手段62と、ファイル52の属性を
書込み不可に設定して該ファイル52に一時ファイル5
8をパッチ当てする手段64と、一時ファイル58がパ
ッチ当てされたファイル52を対応したユーザの入力に
応じて修正する手段64と、修正された一時ファイル5
8をファイル52の該当位置に書込む手段66と、を有
する。
【0025】図5では第5発明が説明されており、その
装置は、ファイル68のアクセスを開始するユーザから
ファイル部分の獲得要求を受け付けて該ユーザに専用の
ファイル部分を割り当てる手段70と、他のユーザに割
り当てられたファイル部分を一時ファイル72に移して
該ファイル72の属性を書込み不可に設定する手段74
と、属性が書込み不可に設定された一時ファイル72を
ファイル68にパッチ当てする手段76と、一時ファイ
ル72がパッチ当てされたファイル68を対応したユー
ザの入力に応じて修正する手段78と、ファイル68の
アクセスが終了する毎に該ファイル68の修正内容を記
憶する手段80と、全てのユーザがファイル68のアク
セスを終了したときにファイル68の各修正内容をファ
イル68の該当位置に書込む手段82と、を有する。
【0026】
【作用】第1発明では、ユーザがファイル10の一部分
(書き替えてはならない部分)を指定すると、この部分
が一時ファイル16に移されてその書き込みが禁止され
、さらに、一時ファイル16が元のファイル10に重ね
られる。
【0027】そして、ファイル10に対する書き込みは
一時ファイル16を重ねた状態でその上から行なわれ、
したがって、ユーザが指定したファイル部分の書き込み
が禁止される。
【0028】また第2発明では、ユーザがファイル24
の一部分(書き替えてはならない部分)を指定すると、
この部分が一時ファイル30に移されてその書き込みが
禁止される。
【0029】その後においてファイル24の修正が終了
すると、一時ファイル16とファイル10内でこれと対
応した部分との差分がユーザに提示され、したがって、
ユーザは指定したファイル部分が誤って書き替えられた
か否かを確認できる。
【0030】第3発明においては、ユーザがファイル1
0(書き込みが禁止されている)の一部分(そのユーザ
の所有部分となる)を指定すると、この部分が一時ファ
イル16に移され、一時ファイル16が元のファイル1
0に重ねられる。
【0031】そして、ファイル10に対する書き込みは
一時ファイル16を重ねた状態でその上から行なわれ、
この結果、ユーザが指定しなかったファイル部分の書き
込みが禁止され、指定したファイル部分のみに書き込み
が行なわれる。
【0032】さらに第4の発明においては、ファイル5
2が複数のユーザから同時にアクセスされる。
【0033】そして、各ユーザが書き込みを行なえるフ
ァイル部分は表に予め定められており、これらユーザが
書き込めるファイル部分は第3発明と同様にして限定さ
れている。
【0034】また、上記の表には各ユーザが所有するフ
ァイル部分について可視性の有無も定義されており、可
視性の定義されたファイル部分は全てのユーザが参照で
きるが、不可視のファイル部分が他のユーザに対しては
隠されたものとなる。
【0035】第5発明においては、ファイル68のうち
各ユーザの所有する部分は、それらユーザがファイル6
8のアクセスを開始するときに要求することで、動的に
割り当てられる。
【0036】そして、ファイル68に対する書き込みは
他のユーザに割り当てられたファイル部分が禁止され、
その禁止は第1発明と同様にして行なわれる。
【0037】ただし、実際の書き込みは全ユーザによる
ファイル修正が完了したときに該当の各ファイル部分に
対して一括して行なわれる。
【0038】このため、先のユーザが修正した内容に後
のユーザが修正した内容を上書きすることを回避でき、
したがって、先のユーザによる修正の内容を保証するこ
とが可能となる。
【0039】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかるファイ
ル編集装置の好適な実施例を説明する。
【0040】図6には第1実施例(第1発明,第3発明
に相当)が示されており、図7ではその処理内容が,図
8ではその作用が,各々説明されている。
【0041】図6において、ユーザ100(複数)から
ファイル編集装置102へファイル104(編集対象)
のパス名file.c(図参照)が入力される。
【0042】このときには保護モード再設定の要求,保
護モード,保護モード設定の範囲(図8から理解される
ように、先頭行=20と後尾行=25でこの範囲が特定
される)も入力され、それらはファイル編集装置102
のユーザインタフェース106に与えられる。
【0043】本実施例では、ファイル104の書込みが
禁止されていないときにその書込みを禁止する保護モー
ドの再設定が要求され、また、書込みが禁止されている
ときにこれを解除する保護モードの再設定が要求される
【0044】書込みの禁止されていないファイル104
が指定されてファイル104の書込みを禁止する保護モ
ード再設定の要求が入力された場合には、ユーザインタ
フェース106によりファイル104がオープンされ(
図8参照)、保護モード再設定の要求,保護モード,保
護モード再設定の範囲がファイル104の内容とともに
解析部108へ引き渡される。
【0045】解析部108ではファイル104の書込み
が禁止されているか否が最初に判断され(ステップ70
0)、ここでは書込みの可能であることが確認される(
ステップ700でYES)。
【0046】そして、ファイル104のサイズと保護モ
ードを再設定する範囲のサイズ(20行から25行)と
が比較され、保護モードの設定範囲がファイル104の
全体に及ぶか、あるいは、そのファイル104の一部に
限られるかが判断される(ステップ702)。
【0047】このときに保護モード再設定の範囲がファ
イル104の全体に及ぶことが確認されると(ステップ
702でYES)、ファイル104の属性が書込み禁止
のものに変更されてそのまま処理が終了する(ステップ
704)。
【0048】また保護モード再設定の範囲がファイル1
04の一部に限られることが確認されると(ステップ7
02でNO)、その範囲のファイル部分がメモリ110
(一時ファイル)へ移され(コピーされ)、メモリ11
0に対する書込みが実行部112によって禁止される(
ステップ706)。
【0049】実行部112にはこのときに保護モード再
設定の範囲を示す行番号20,25と保護モードが解析
部108から引き渡されており、保護モード再設定の範
囲を参照しながらファイル104のファイルポインタを
張り替える処理(図9参照)がこの実行部112で行な
われる(ステップ708)。
【0050】その結果、書込みが可能なファイル104
の指定位置に書込みの禁止されたファイル部分(保護モ
ード再設定範囲)がパッチ当てされる。
【0051】すなわち、ユーザ100がファイル104
をアクセスするときには保護モード再設定範囲(20〜
25行)のファイル部分で書込みが禁止され、これ以外
のファイル部分で書込みが許可される。
【0052】その後にファイルクローズの指示がユーザ
100から入力されると(ステップ710でYES)、
このときの編集内容がファイル104にユーザインタフ
ェース106から書き出される。
【0053】したがって、保護モード設定の範囲内とな
る部分はファイル104にそのまま残され、このため、
書込みを禁止したファイル部分の内容を保証できる(な
お、メモリ110のデータを、図9における■の位置へ
、そのまま書込むことも可能である)。
【0054】次に、ファイル104の書込みが禁止され
ているときに、これを解除する再設定の要求が入力され
た場合について説明する。
【0055】その場合には、ファイル104が自己所有
のものであるか否かが判断され(ステップ712)、自
己所有でないことが確認されると、処理が直ちに終了す
る(ステップ712でNO)。
【0056】また、ファイル104が自己所有のもので
あることが確認されると(ステップ712でYES)、
保護モードの設定範囲がファイル104の全体に及ぶか
否かが判断され(ステップ702)、この範囲がファイ
ル104の一部に限られることが確認されると(ステッ
プ702でNO)、そのファイル部分をメモリ110へ
移して書込みが可能な属性を設定し、ファイルポインタ
を張り替える処理(ステップ706,708_図10参
照)が行なわれる。
【0057】すなわち、書込みが禁止されているファイ
ル104の指定位置に書込みの可能なファイル部分(保
護モード設定範囲)がパッチ当てされ、ファイルポイン
タがその位置(保護モードの設定範囲)に進められると
、ファイル104に代えてメモリ110上のデータがア
クセスされる。
【0058】このことは書込みの禁止が部分的に解除さ
れたことを意味しており、したがって、他の部分の内容
を書き替えることなく、ファイル書込み範囲をこの部分
に限定できる。
【0059】その後においてファイルクローズの指示が
入力されると(ステップ710でYES)、メモリ11
0上のデータがファイル104の対応位置に書込まれる
(ステップ714,716,718)。
【0060】なお、オープン中のファイル104はメモ
リ110上のデータが書込まれるときに書込みが可能な
状態に変更され、その書込みが終了したときに、書込み
が禁止される元の状態へ再び戻される。
【0061】図11には第2実施例(第2発明に相当)
が示されており、同図においてファイル編集装置102
はテキスト表示部114,保護モード設定部116,処
理部118で構成されている。
【0062】また、図12においては本実施例の処理内
容が説明されており、図13ではその作用が説明されて
いる。
【0063】所定のキーが操作されることによりユーザ
100から保護モードの再設定が要求されて再設定の保
護モード(書込み禁止)と再設定範囲(20〜25行_
図13参照)が入力されると、保護モード設定部116
へ再設定の保護モードとその範囲(図13参照)が渡さ
れる(ステップ1200)。
【0064】保護モード設定部116では再設定範囲の
ファイル部分をバッファ110(図13参照)に書込ん
でそのバッファ110に対する書込みを禁止する処理が
行なわれ(ステップ1202)、保護モード再設定の範
囲内となるファイル部分が保存される。
【0065】処理部118においてはファイル104を
クローズするユーザ入力が監視され(ステップ1204
)、そのユーザ入力が確認されると(ステップ1204
でYES)、バッファ110に保存されていたファイル
データと編集後のファイル104において対応する部分
との差分が求められる(ステップ1206)。
【0066】そして、この処理部118で求められた差
分はテキスト表示部114に与えられ、表示される(ス
テップ1208_図13参照)。
【0067】したがってユーザ100は、保護モード再
設定の範囲(書き替えてはならないファイル部分)にご
みデータが混入したか否か,その範囲が修正されたか否
かを確認でき、このため、その種の誤りを直ちに除くこ
とが可能となる。
【0068】図14には第3実施例(第4発明に相当)
が示されており、図15ではその処理内容が,図16で
はその作用が各々説明されている。
【0069】本実施例ではファイル104(パス名:f
ile.c)の他に対応表120が設けられており、図
17で示されるようにその対応表120には、ファイル
104を分割した各範囲(行番号で特定される),これ
らのファイル部分を各々作成したユーザ100(所有者
)の名称A,B,C・・・,各ファイル部分の可視性の
有無を示すモード(フラグrが立てられている範囲は読
み込みが可能で、立てられていない範囲は読み込みが禁
止される)を指定する情報,が対応して格納されている
【0070】そして、ユーザ100がファイル104の
アクセスを開始するときにはその名称が対応表120に
格納されているか否かが判断され(ステップ1500)
、ユーザ100の名称が対応表120に格納されている
ことが確認されると(ステップ1500でYES)、こ
のユーザ100の所有するファイル部分が対応表120
から検索される(ステップ1502)。
【0071】例えばユーザ名Aの場合においては、ファ
イル104の1行目から20行目までのファイル部分が
検索され、検索されたファイル部分がこのときのユーザ
100に割り当てられる。
【0072】次いで、そのファイル部分に書込み可能の
保護モードが設定され(ステップ1504)、前述のパ
ッチ当て(ファイルポインタの張り替え)で、このファ
イル部分についてのみ、書込みが許可される(ファイル
104の属性を書込み不可に設定してファイル104に
一時ファイル110をパッチ当てする。一時ファイル1
10がパッチ当てされたファイル104は対応したユー
ザの入力に応じて修正され、修正された一時ファイル1
04はファイル104の該当位置に書込まれる)。
【0073】但し、ファイル104内で自己の所有する
ファイル部分,他ユーザ100の所有するファイル部分
でフラグrが立てられているファイル部分の読み出し可
能となるが、フラグrが立てられていない他ユーザ所有
のファイル部分は読み出しが禁止され、その部分は空白
表示される。
【0074】このように,ファイル104を書込みが可
能なファイル,書込みが禁止されるファイル,隠しファ
イル,可視ファイルに分割でき、これをユーザ100毎
に管理できる。
【0075】したがって、ファイル104を同時にアク
セスする各ユーザ100の所有するファイル部分を他の
ユーザ100からの書込みから確実に保護することが可
能となる。
【0076】図18には第4実施例(第5発明に相当)
が示されており、図19ではその処理内容が,図20で
はその作用が各々説明されている。
【0077】本実施例においても表120が用意されて
いるが、図21のように、この表120ではファイル1
04の各部分とそれらをアクセス(所有)するユーザ1
00の名称A,B,・・・・とが対応している。
【0078】そして、表120の内容は新たなユーザ1
00がファイル104のアクセスを開始するときに更新
されており(ステップ1900,1902,1904)
、そのアクセス開始の際には新たなユーザ100からフ
ァイルアクセスの範囲が示される(図20においては、
ユーザ名Aのユーザ100が21行から50行までのフ
ァイルアクセス範囲を指定)。
【0079】但し、他のユーザ100がこれと重複する
ファイル部分を指定しており、既にその重複範囲を獲得
していたときには、新たなユーザ100が指定したファ
イル部分のうち他のユーザ100が獲得していない範囲
がそのユーザ100に割り当てられる。
【0080】次に、他のユーザ100が獲得しているフ
ァイル部分の全てが表120の内容を参照することによ
って特定され(ステップ1906)、これらのファイル
部分(保護モード設定の範囲)と書込みを禁止する保護
モードが保護モード設定部116に渡される。
【0081】その結果、これらのファイル部分に前述の
パッチ当てが行なわれて書込みが禁止され、禁止外とな
るファイル部分(獲得したファイル部分も含まれる)の
みの編集が可能となる。
【0082】したがって、各ユーザ100は自己の獲得
したファイル部分の内容が他ユーザ100の書込みから
保証される。
【0083】そして、いずれかのユーザ100のファイ
ル編集が終了すると(ステップ1910でYES)、他
のユーザ100のすべてがファイル編集を終了している
か否かが判断される(ステップ1912)。
【0084】このときにいずれかのユーザ100がファ
イル編集を行なっていることが確認された場合には(ス
テップ1912でYES)、ファイル編集を終了した最
終ユーザ100のファイル編集内容がデータ格納部12
2からテンポラリファイル124に書き出される(ステ
ップ1914_なお、ファイル編集を終了したユーザ1
00に関するデータは表120から編集内容の書き出し
と同時に削除される)。
【0085】また、すべてのユーザ100がファイル編
集を終了していることが確認された場合には(ステップ
1912でNO)、テンポラリファイル124から全て
のファイル編集内容が取り出されてそのときの最終ユー
ザ100のファイル編集内容と一体化(マージ)されて
から、ファイル104へ書き出される(ステップ191
6)。
【0086】すなわち、全てのユーザ100が自己の割
り当て範囲のみを編集していた場合には、各ユーザ10
0のファイル編集内容が重ならないので、前に編集を終
了したユーザ100の編集内容に後のユーザ100の編
集内容が上書きされることはない。
【0087】このため、先のユーザ100の編集内容が
ファイル104に残され、したがって、他のユーザ10
0の編集終了を待つことなく、各ユーザ100は直ちに
自己の編集を終了できる。
【0088】なお、全ユーザ100のファイル編集が完
了すると、対応表120の内容が全て削除される(ステ
ップ1918)。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、編
集の対象となるファイルの属性を部分的に(仮想的な形
で)任意に設定でき、指定の箇所が書き替えられたか否
かを確認でき、各ユーザの編集内容をマージできるので
、意図しないファイル部分が書き替えられる誤りを確実
に防止してファイル編集の効率を著しく高めることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の原理説明図である。
【図2】第2発明の原理説明図である。
【図3】第3発明の原理説明図である。
【図4】第4発明の原理説明図である。
【図5】第5発明の原理説明図である。
【図6】第1実施例の構成説明図である。
【図7】第1実施例の処理内容を説明するフローチャー
トである。
【図8】第1実施例の作用説明図である。
【図9】第1実施例におけるファイルポインタの張り替
え作用説明図である。
【図10】第1実施例におけるファイルポインタの張り
替え作用説明図である。
【図11】第2実施例の構成説明図である。
【図12】第2実施例の処理内容を説明するフローチャ
ートである。
【図13】第2実施例の作用説明図である。
【図14】第3実施例の構成説明図である。
【図15】第3実施例の処理内容を説明するフローチャ
ートである。
【図16】第3実施例の作用説明図である。
【図17】第3実施例における表の内容説明図である。
【図18】第4実施例の構成説明図である。
【図19】第4実施例の処理内容を説明するフローチャ
ートである。
【図20】第4実施例の作用説明図である。
【図21】第4実施例における表の内容説明図である。
【符号の説明】
100 ユーザ 102 ファイル編集装置 104 ファイル 106 ユーザインタフェース 108 解析部 110 メモリ(一時ファイル用) 112 実行部 114 テキスト表示部 116 保護モード設定部 118 処理部 120 対応表 122 データ格納部 124 テンポラリファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ユーザが示したファイル(10)をオ
    ープンする手段(12)と、オープンしたファイル(1
    0)の一部をユーザの指示に従い編集の対象外として指
    定する手段(14)と、指定されたファイル部分を一時
    ファイル(16)に移して一時ファイル(16)の属性
    を書込み不可に設定する手段(18)と、オープンした
    ファイル(10)に一時ファイル(16)をパッチ当て
    する手段(20)と、一時ファイル(16)がパッチ当
    てされたファイル(10)をユーザの入力に応じて修正
    する手段(22)と、を有する、ことを特徴としたファ
    イル編集装置。
  2. 【請求項2】  ユーザが示したファイル(24)をオ
    ープンする手段(26)と、オープンしたファイル(2
    4)の一部をユーザの指示に従い編集の対象外として指
    定する手段(28)と、指定されたファイル部分を一時
    ファイル(30)に移して一時ファイル(30)の属性
    を書込み不可に設定する手段(32)と、オープンした
    ファイル(24)をユーザの入力に応じて修正する手段
    (34)と、修正されたファイル(24)のうち指定さ
    れた部分と一時ファイル(30)との差分を求めてユー
    ザに提示する手段(36)と、を有する、ことを特徴と
    したファイル編集装置。
  3. 【請求項3】  ユーザが示したファイル(38)の属
    性を書込み不可から書込み可能に変更して該ファイル(
    38)をオープンする手段(40)と、オープンしたフ
    ァイル(38)の一部をユーザの指示に従い編集対象と
    して指定する手段(42)と、指定されたファイル部分
    を書込みが可能な属性の一時ファイル(44)に移す手
    段(46)と、元のファイル(38)に一時ファイル(
    44)をパッチ当てする手段(46)と、一時ファイル
    (44)がパッチ当てされたファイル(38)をユーザ
    の入力に応じて修正する手段(48)と、オープンした
    ファイル(38)のうち指定外の部分と修正された一時
    ファイル(44)を合成する手段(50)と、を有する
    、ことを特徴としたファイル編集装置。
  4. 【請求項4】  ファイル(52)を分割したファイル
    部分と各ファイル部分を所有するユーザと各ファイル部
    分の可視性有無を示す情報とが対応した表を記憶する手
    段(54)と、いずれかのユーザがファイル(52)を
    アクセスするときに該ユーザが所有するファイル部分を
    編集対象として指定する手段(56)と、指定されたフ
    ァイル部分を書込みが可能な属性の一時ファイル(58
    )に移す手段(60)と、所有のファイル部分と他ユー
    ザが所有する可視性のファイル部分をユーザに提示する
    手段(62)と、ファイル(52)の属性を書込み不可
    に設定して該ファイル(52)に一時ファイル(58)
    をパッチ当てする手段(64)と、一時ファイル(58
    )がパッチ当てされたファイル(52)を対応したユー
    ザの入力に応じて修正する手段(64)と、修正された
    一時ファイル(58)をファイル(52)の該当位置に
    書込む手段(66)と、を有する、ことを特徴としたフ
    ァイル編集装置。
  5. 【請求項5】  ファイル(68)のアクセスを開始す
    るユーザからファイル部分の獲得要求を受け付けて該ユ
    ーザに専用のファイル部分を割り当てる手段(70)と
    、他のユーザに割り当てられたファイル部分を一時ファ
    イル(72)に移して該ファイル(72)の属性を書込
    み不可に設定する手段(74)と、属性が書込み不可に
    設定された一時ファイル(72)をファイル(68)に
    パッチ当てする手段(76)と、一時ファイル(72)
    がパッチ当てされたファイル(68)を対応したユーザ
    の入力に応じて修正する手段(78)と、ファイル(6
    8)のアクセスが終了する毎に該ファイル(68)の修
    正内容を記憶する手段(80)と、全てのユーザがファ
    イル(68)のアクセスを終了したときにファイル(6
    8)の各修正内容をファイル(68)の該当位置に書込
    む手段(82)と、を有する、ことを特徴としたファイ
    ル編集装置。
JP3081962A 1991-03-20 1991-03-20 ファイル編集装置 Withdrawn JPH04293123A (ja)

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