JPH04181440A - コンピュータのファイル制御方法 - Google Patents

コンピュータのファイル制御方法

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JPH04181440A
JPH04181440A JP2310813A JP31081390A JPH04181440A JP H04181440 A JPH04181440 A JP H04181440A JP 2310813 A JP2310813 A JP 2310813A JP 31081390 A JP31081390 A JP 31081390A JP H04181440 A JPH04181440 A JP H04181440A
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memory
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JP2310813A
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Megumi Kondo
惠 近藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、複数のファイルを操作、処理するコンピュー
タのファイル制御方法に係り、特に、主記憶装置(メモ
リ)を効率良く利用するのに好適なコンピュータのファ
イル制御方法に関するものである。
〔従来の技術] 現在、コンピュータにおいては、メモリの大容量化が進
められる一方で、メモリの低価格化、また、ワークステ
ーションの小型化が進められており、メモリの効率の良
い利用方法に関して、様々な技術開発が行なわれている
例えば、モーリス・シェー・バック著[ザ・デザイン・
オブ・ザ・ユニックス・オペレーティング・システムJ
  (1986年、プしンティス・ホール社発行)/ 
(Maurice J、Bach、著rThe Des
ignof’ the UNIX 0perat、in
g SystemJ(1986年、Prentice−
Hal1社発行))のpp、221に記載のものがある
この技術は、ファイルシステムを持つコンビコータシス
テムにおけるプログラムの実行方法に関するものであり
、一つのメモリの利用形態を示している。
第5図は、従来のコンピュータにおけるファイル制御方
法の第1の例を示す説明図である。
このコンピュータのファイルシステムは、半導体メモリ
等からなる主記憶、すなわち、−次記憶としてのメモリ
81、磁気ディスクや、フロッピーディスク等からなる
補助記憶、すなわち、二次記憶としての外部記憶装置8
2がら構成されている。
メモリ81は、直接アクセス、すなわち、任意のバイト
を指定したアクセスが可能であり、その上で、直接、プ
ログラムを実行することができる。
そして、メモリ81は、外部記憶装置82に比べて、ア
クセス時間は短く、高価である。
外部記憶装置82は、セクター等の大きな単位でのアク
セスが可能である。その上では、プログラムを実行でき
ず、プログラムを実行するためには、ファイル(pro
g rl」)83、(progrlJ)84など、実行
の対象となるファイルを、メモリ81にコピー(ロード
)してから行なう。
今、例えば、<execute、 ” progl”〉
という命令により、prog rlJ という名前を持
つファイルを指定して、プログラム実行が指示されると
、ファイルを格納している外部記憶装置82から、ファ
イル(prog rlJ )83が検索されて、その内
容がメモリ81上にロードされ、実行が開始される。
このようにして、多種大量のファイルを大容量の外部記
憶装置82に格納し、実行時に、必要となるファイルを
、高速なアクセスが可能なメモリ81にロードしてから
、プログラム実行するものである。
次に、もう一つの従来技術に関して説明する。
すなわち、アンドリュー・ニス・タネンバウム著「オペ
レーティング・システム、デザイン・インプリメンテー
ションj(1,987年、プレ〉テイス・ホール社発行
)/ (Andrew S、Tanenbaum、 r
operat、ing Systems、Design
 and 1mplementat、1onl(198
7年、Prent 1ce−t(al 1社発行)のI
)rl、139〜143に記載のものである。
第6図は、従来のコンピュータにおけるファイル制御方
法の第2の例を示す説明図である。
このコンピュータのファイルシステムは、半導体メモリ
等からなる一次記憶としてのメモリ91と、同じく、半
導体メモリからなる二次記憶としてのRA、 Mディス
ク92から構成されている。
RA、 Mディスク92は、装置としては、第5図にお
ける磁気ディスクなどからなる外部記憶装置82とは異
なり、メモリ81.91と同様に、直接アクセスが可能
である。しかし、装置自身はメモリであるが、使い方と
しては、磁気ディスク等と同様であり、その上では、プ
ログラムを実行できず、プログラムを実行するには、フ
ァイル(prog rl」)93、(p rog r2
J )94を、−次記憶であるメモリ91にコピー(ロ
ード)してから行なう。
例えば、prog NJ という名前を持つファイルを
指定してプログラム実行が指示されると、RAMディス
ク92から、prog rlJが検索されて、その内容
がメモリ9■上にコピーされ、実行が開始される。
ここで、第5図における外部記憶装置82を用いた場合
との相違は、ファイルの読みだし、書き込みなどのファ
イルアクセス時のアクセス時間が短いことである。すな
わち、RAMディスク92は、高速なディスクとして働
く。
[発明が解決しようとする課題] 従来のコンピュータのファイル制御方法においては、プ
ログラム実行が指示されると、補助記憶装置(外部記憶
装置)から主記憶装置(メモリ)上に、対象となるプロ
グラムをロードした後に、実行が開始される。
補助記憶装置に、主記憶装置と同様の半導体メモリであ
るRAMディスクを用いた場合でも、実行の対象となる
プログラムを、主記憶装置ヘロードする必要がある。
その結果、論理的には、−個のプログラム(ファイル)
でありながら、主記憶装置上と補助記憶装置上とに、合
計二個の記憶実体が存在することになる。すなわち、主
記憶装置上には、プログラム実行のためにコピーされた
記憶実体があり、補助記憶装置上には、コピー元であり
、ファイル操作・処理のための記憶実体がある。
このために、従来技術におけるファイル制御方法では、
メモリ資源が浪費され、かつ、実行開始時のコピーに伴
う処理時間が増加するなどの問題があった。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、プロ
グラム実行とファイル操作・処理のための記憶実体を共
用し、メモリ容量の縮減、および、プログラム実行時に
おけるファイルコピーの処理時間を短縮し、メモリの効
率の良い利用を可能とするコンピュータのファイル制御
方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のコンピュータのファ
イル制御方法は、(1)プログラム、および、データか
らなるファイルを格納し、中央処理装置が入出力チャネ
ルを介してアクセスする補助記憶装置と、補助記憶装置
からロードされたファイルを格納し、かつ、中央処理装
置による直接アクセス、および、プログラム実行が可能
な主記憶装置とを有するコンピュータにおいて、補助記
憶装置に格納したファイルにワーク領域を付与したレジ
デントファイルを、主記憶装置に格納し、中央処理装置
のファイルアクセス時には、主記憶装置に格納したレジ
デントファイルの格納アドレスをファイル名称に基づき
管理するファイル管理テーブルを用いてアドレス変換し
、アドレス指定を行ない、中央処理装置のプログラム実
行時には、プログラムの実行アドレス空間と主記憶装置
に格納したレジデントファイルの格納アドレスとを対応
付けるマツピング手段を用いてアドレス変換し、アドレ
ス指定を行なうことを特徴とする。
また、(2)上記(1)に記載のコンピュータのファイ
ル制御方法において、補助記憶装置に格納したファイル
の全てを、主記憶装置に、レジデントファイルとして格
納することを特徴とする。
また、(3)上記(1)に記載のコンピュータのファイ
ル制御方法において、レジデントファイルを補助記憶装
置に格納し、この補助記憶装置に格納したレジデントフ
ァイルの一主記憶装置への格納処理を、利用者の指示に
基づき行なうことを特徴とする。
そして、(4)上記(3)に記載のコンピュータのファ
イル制御方法において、コンピュータは、マルチウィン
ドを備え、このマルチウィンド内の開かれたウィンドに
対応するレジデントファイルを、補助記憶装置から主記
憶装置にロードし、ウィンドが閉じられると、この閉じ
られたウィンドに対応するレジデントファイルを、1上
記憶装置から削除することを特徴とする。
[作用j 本発明においては、ファイルシステムを構成するファイ
ル群を、その士でプログラムの実行力([能で、かつ、
直接アクセス可能なメモリ(主記憶装置)に格納する。
そして、プロセス内の空間に、このメモリを対応付ける
マツピング装置と、ファイル名称から当該するファイル
を格納しているメモリ領域を検索するためのファイル管
理テーブルとを用いて、メモリに格納した一個のメモリ
実体を、プロセス空間内のプログラム、および、ファイ
ルシステム内のファイルとして共用する。
すなわち、一つのプロセスで、プログラムを実行する場
合には、実行の対象となるプログラムの格納傾城に対応
するアドレスが発せられる。このアドレスを、マツピン
グ装置で、メモリのアドレスに変換する。その後、その
変換アドレスに従い。
メモリにアクセスする。
一方、ファイルシステム側から、この実行プログラムに
、ファイルどしてアクセスする場合には、ファイル名称
に基づき、ファイルを格納しているメモリ領域を記憶し
ているファイル管理テ・−プルを参照して、このメモリ
にアクセスする3、このようにして、−個のメモリ実体
を持つたけで、プログラム実行と、ファイルとしての利
用・操作を行なうことが可能となる。
尚、ファイルシステムを構成する全てのファイルを、メ
モリに格納できない場合には、利用者が指定したときに
、指定されたファイルをメモリ」二にロードする。
また、マルチウィンド環境Fで、各ウィンド内に、ファ
イルを示すアイコンや、ファイル名称が表示される場合
、当該するウィンドが開かれると、そのウィンド内に表
示されたアイコン等に対応するファイルを記憶装置から
メモリにコピー(ロード)する。このようにすることに
より、そのウィンド内のファイルを指定してプログラム
実行が指示される場合には、当該するファイルは、既に
、メモリ」−にロードされている。このことにより、プ
ログラム実行時におけるファイルコピーの処理時間を短
縮し、プログラム実行を高速に行なうことができる。
[実施例1 以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明を施したコシピユータの本実施例に係
る構成の一実施例を示す説明図である5、コンピュータ
は、操作者からの操作指示を入力する入力装置8、処理
結果を表示する表示装置7゜データやプログラムをファ
イルとして格納する二次記憶としての補助記憶装置2、
そして、演算機能を有してデータの処理を行なう処理装
置6から構成されている。
さらに、処理装置6は、補助記憶装置2からロードした
プログラムを格納する一次記憶(主記憶)としてのメモ
リ1と、補助記憶装置2からメモリlへのファイルのロ
ードや、メモリ1に格納したプログラムの実行や、ファ
イルアクセスなどのコンピュータ全体の動作制御を行な
う中央処理装置、すなわち、CP ’J (Cent−
ral Processingljnit) 5、そし
て、CPU5が、メモリ1にファイルアクセスする場合
に用いるファイル管理テーブル3、また、CPtJ5が
、メモリ1に、プログラム実行のアクセスをするために
用いるマツピング部4から構成されている。
補助記憶装置2には、ファイル(progMJ)21〜
フアイル(prog r6」)26のファイル群が格納
されている。
メモリlは、RAMディスク等の半導体メモリからなり
、プログラムの実行が可能で、かつ、直接アクセスが可
能なメモリである。
そして、本実施例においては、補助記憶装置2に格納さ
れている全てのニアアイル(progrlJ’)21〜
フアイル(prog r611)26に、CP t−、
+5による実行時に必要となるワーブエリアを付与し、
レジデントファイル(prog Ill )221〜フ
アイル(prog r6J )226として構成し、こ
のレジデントファイルを、メモリ1に常駐する。
以下、本発明に係るファイル制御方法に関して説明する
まず、CPU5が、一つのプロセスで、このメモリlに
格納したレジデントファイル(progNJ )221
を、プログラム実行する場合には、マツピング部4で、
プロセス内のアドレス空間に、このメモリ1の該当する
アドレスを対応付ける。
すなわち、CPU5より、実行の対象となるプログラム
(レジデントファイル(progIN)221)の格納
領域に対応するアドレスが発せられる。そして、このア
ドレスを、マツピング部4で、メモリ1のアドレスに変
換する。その後、CPIJ5は、その変換アドレスに従
い、メモリlにアクセスすることができる。
一方、メモリlに格納したプログラム(レジデントファ
イル(prog NJ )221)に、ファイルとして
アクセスする場合には、ファイル名称(progrl」
)に基づき、ファイルを格納しているメモリ領域を記憶
しているファイル管理テーブル3を参照してアクセスす
る。
このように、本ファイル制御・方法では、メモリlに、
−個のメモリ実体を持つだけで、プログラム実行と、フ
ァイルとしての利用・操作を行なうことが可能となる。
以下、本発明の動作をフローチャートを用いて説明する
第2図は、第1図におけるコンピュータの本発明に係る
処理動作の一実施例を示すフローチャートである。
まず、第1図のメモリ1に格納したレジデントファイル
で、プログラムの実行を行なう場合には(ステップ20
1)、第1図のマツピング部4で、プロセスアドレス空
間と第1図のメモリ1のアドレスの対応付けを行なう(
ステップ202)。
その後、その対応付けられたアドレスに基づき、第1図
のメモリ1内の該当するレジデントファイルにアクセス
して(ステップ203)、プログラムを実行する(ステ
ップ204)。
処理の実行が完了すれば(ステップ205)、処理を終
了する。
また、プログラム実行ではなく、読みだしゃ、書き込み
などのファイルアクセスを行なう場合には(ステップ2
06)、ファイル名称に基づき、第1図のファイル管理
テーブル3で、アドレスの対応付けを行ない(ステップ
207)、第1図のメモリ1内の該当するレジデントフ
ァイルにアクセスして(ステップ208)、読みだしゃ
、書き込み、コピー、その他のファイル処理を行なう(
ステップ209)。
ここで、第1図のメモリl内には、第1図の補助記憶装
置2内の全てのファイルを、レジデントファイルとして
常駐化させである。そのことにより、一つのプログラム
の実行中に、他のファイルに、高速にアクセスすること
が可能となる。すなわち、ステップ204におけるプロ
グラム実行中に、例えば、他のファイルのデータなどを
用いるために、ファイルアクセスを行なう場合には(ス
テップ206)、ファイル名称に基づき、第1図のファ
イル管理テーブル3を参照して(ステップ207)、第
1図のメモリ1内の該当するレジデントファイルにアク
セスして(ステップ208)、ファイル処理を行なう(
ステップ209)。
このように、本実施例のファイル制御方法では、第1図
のマツピング部4とファイル管理テーブル3を用いて、
メモリ1に格納した一個のメモリ実体を、プロセス空間
内のプログラムと、ファイルシステム内のファイルとし
て共用する。このことにより、例えば、プログラムの実
行中に、他のファイルのデータを必要とし、ファイルア
クセスを行なう場合にも、第1図のメモリ1に格納しで
ある当該レジデントファイルにアクセスすることで、高
速なファイルアクセスができる。
次に、第1図のメモリ1とマツピング部4、および、メ
モリ1とファイル管理テーブル3とのアドレスの対応付
けに関して、さらに、詳しく説明する。
第3図は、第1図におけるレジデントファイルのアドレ
ス対応性は処理の一実施例を示す説明図である。
第1図におけるメモリ1とマツピング部4、および、メ
モリ1とファイル管理テーブル3とのアドレスを対応付
けるファイル制御方法を、さらに、詳しく示すものであ
る。
本実施例のファイル制御方法が行なわれるファイルシス
テムは、RAMディスク等の半導体メモリからなり、第
1図の補助記憶袋W2の全てのファイルを、レジデント
ファイルとして格納したメモリ1、ファイルアクセス時
に、メモリ1へのアドレス対応に用いるエントリ(a)
31〜(n)35かもなるファイル管理テーブル3、プ
ログラム実行時に、メモリ1へのアドレス対応に用いる
マツピング部4、そして、プログラム実行時にアクセス
されるプロセスアドレス空間5から構成されている。
まず、ファイルアクセスに伴うアドレス対応性は動作に
関して説明する。
本ファイルシステムでは、ファイルアクセス時には、フ
ァイル管理テーブル3を用いる。ファイル管理テーブル
3は、ファイル毎のエントリ(a)31〜(n)35か
ら構成される。エントリ(a)31の(a)は、ファイ
ル(a)インデクスを示す代表名であり、同様に、エン
トリ(b)32〜エントリ(n’)35の(b)〜(n
、 )は、それぞれ、ファイル(b )〜(n)インデ
クスを示す代表名である。
本実施例は、ファイル(progrl」’)を読みたい
という命令(<read、”progl”。
offset、byt、es>)の発行に基づく、それ
ぞれの対応付けを示すものである。
例えば、レジデントファイル(prOgrl、1)に対
するファイル管理テーブル3のエントリ(c)33は、
名前331(内容(progrlj))、属性332(
サイズ、読み書き許可条件等)、状態333(実行中、
書き換え中等)と、メモリl上における領域(ブロック
)を識別するためのメモリインデックス(c O)33
4〜(c 3)337から構成されている。本実施例で
は、メモリインデックス(c O)334〜(c 2)
336はプログラム、メモリインデックス(C3)33
7はデータに対応している。
メモリlは、ページと呼ばれる固定サイズに、ページ(
0)l O〜(8)l 8として、分割されており、エ
ントリ(a)31〜(n)35の各メモリインデックス
は、それぞれ対応するファイルの内容が、メモリ1の何
ページに格納されているかを示す。
すなわち、メモリインデックス(c O)334〜(C
3)337は、エントリ(c)33に対応するファイル
(progN」)の内容が、それぞれ、メモリjにおい
ては、ページ(+、)11、(4)14、(3N 3、
(6)16に分割されて格納されていることを示してい
る。
さて、ファイル(progri」)の読みだし命令が発
せられると、ファイル管理テーブル3をルックアップ(
探索)し、名前のマツチするエントリ(c)33が選択
される。尚、このルックアップを高速化するディレクト
リを用いた階層構造化などに関しては、本発明の基本概
念に関係しないので、説明を省略する。
選択したエントリ(c)33の属性332、状態334
をチエツクして、読みだし可能なことを確認する。その
後、roffsetJ値、すなわち、ファイルの先頭か
らの隔たりと、読みだしサイズであるrbytes]値
から、読みたすべきブロックが分かるため、メモリイン
デックス(co)334〜(C3)337を参照して、
メモリ1上のページ(1)l 1、(4)14、(3)
13、(6)16を定めることができる。
尚、ファイルの書き込み命令に基づくファイルアクセス
の場合は、メモリ】上のページを新たに割り当て、かつ
、そのページに対応するファイル管理テーブル3の追加
、および、更新を行なう。
また、ファイルのコピーや、ファイルのサイズの間合せ
など、ファイルに関するその他の操作・処理時も同様に
、ファイル管理テーブル3を介して、ファイルアクセス
を行ない、それぞれの操作・処理を行なう。
次に、プログラム実行に関して説明する。
prog NJのファイル名を持つプログラムを実行す
る命令((excute、progl’>)が発行され
たとする。
ファイル管理テーブル3を用いて、プログラム(pro
gl’lBが格納されているメモリ1上のページ番号を
求める。
求めたページ番号を、プロセス毎に存在するマツピング
部4内の対応するエントリ(1)41〜(6)47に書
き込む。
プロセス内のアドレス空間5も、ブロック(1)51〜
(6)57で、ページ単位に分割されており、その各単
位が、マツピング部4内のエントリ(1)41〜(6)
47に対応する。
尚、マツピング部4内では、ファイル管理テーブル3で
は管理していないページもマツピングし、また、ファイ
ル管理テーブル3で管理しているファイルでもマツピン
グしていないものもある。
例えば、プロセスのアドレス空間5は、一般に、プログ
ラムコードを持つプログラム部(ブロック(1)51〜
(3)53)と、初期値を持つデータ部(ブロック(4
,)54)と、初期値を持たないワーク部(ブロック(
5)55、(6)56)とから構成される。プログラム
部とデータ部は、ファイル上も必要であるが、ワーク部
は、ファイル上では不要である。そのためにワーク部は
、プロセスのアドレス空間5にだけ対応付けられていれ
ば良い。
また、ファイル管理テーブル3で管理しているファイル
のうち、名前331、属性332、そして、状態333
などの管理データ部は、プロセスアドレス空間では不要
であり、マツピング部4ではマツピングしない。
このようにして、マツピング部4に、アドレス空間内の
ページ毎のメモリページ番号が設定されれば、通常の仮
想記憶方式の計算機と同一の方式で、プログラムを実行
することができる。
本実施例では、マツピング部4が、プロセス毎に存在す
るものとして説明したが、マツピング情報をメモリ1上
に保持し、該当するプロセスが選択されたとき、マツピ
ング情報を、メモリ1からマツピング部4にコピーする
方法も考えられる。
このように、本実施例によれば、−個のメモリ実体上に
、ファイルを、レジデントファイルとして置くだけで、
プログラム実行と、ファイルの操作・処理の両方を行な
うことができる。
尚、メモリ実体の共用に伴い、プログラム実行中は、フ
ァイルの書き換えや、削除を禁止する等の機能を追加す
る。
さて、第1図〜第3図においては、ファイルの規模が比
較的に小さく、補助記憶装置2に格納されている全ファ
イルが、レジデントファイルとして、メモリ1に常駐化
されている状況で説明したが、ファイルを格納する二次
記憶装置、すなわち、第1図の補助記憶装置2よりも、
メモリ1の格納サイズが小さい場合には、全てのファイ
ルをレジデントファイルとして、第1図の補助記憶装置
2に格納し、かつ、いつ、どのファイルをメモリlに持
ってくるかというファイルプレイスメントが必要となる
第4図は、第1図におけるコンピュータのファイルプレ
イスメントの実行方法の一実施例を示す説明図である。
第4図(a)は、第1図の入力装置8を介して利用者の
指示により、レジデントファイル(pr。
grlJ)221〜フアイル(p r o gr6J)
226を格納する補助記憶装置2から、レジデントファ
イル(1)rogrlJ)221〜フアイル(prog
r3J)223を、メモリ1にロードする様子を示すも
のである。
尚、もし、メモリ1にロードするスペースが無ければ、
その旨を、第1図の表示装置7に表示出力した上で、ロ
ードを拒絶する。
第4図(b)、および、第4図(C)は、マルチウィン
ドシステムにおいて、ウィンド開の処理と関連して、フ
ァイルをロードする方法を示すものである。
マルチウィンドとは、−個の表示装置7の画面上に、複
数のウィンド71.72を表示するものである。
通常は、各ウィンド71.72内に、ファイルを示す識
別子として、アイコン73〜78や、ファイル名を示す
文字列を表示し、そのアイコン73〜78を操作するこ
とにより、該当するファイル内容を表示するものである
本実施例では、第4図(b)において、ウインド71が
開かれると、ウィンド71上のアイコ>73〜75に基
づき、補助記憶装置2から、レジデントファイル(pr
og NJ)221〜ファイル(prog r3J )
223を、メモリ1にロードする。また、ウィンド72
が開かれると、ウィンド72上のアイコン76〜78に
基づき、第4図(C)に示すように、レジデントファイ
ル(pr。
gr4J)224〜フアイル(progr6J )22
6を、メモリ1にロードする。
ウィンドが閉じられた場合のストラテジーとし、では、
レジデントファイルを、直ちにメモリ1から削除する方
法と、「追いだし可」の状態にするだけで、直ちに削除
せず、他のレジデントファイルをロードするためにメモ
リスペースが不足したときに、初めて削除する方法が考
えられる。
ファイル識別子を、利用者が操作するのは、ウィンドが
開かれてから後であり、本実施例を用いれば、ファイル
識別子に対応するレジデントファイル、すなわち、プロ
グラムは、メモリ1上に格納されていることが保証され
ている。このようにして、全てのしジデントファイル(
progrl」)221〜フアイル(prog r6j
 )226がメモリ1上にロードされているのと同様の
効果を得ることができる。
以上、第1図〜第4図を用いて説明したように、本実施
例によれば、メモリ」二に搭載した一個のプログラム実
体を常駐させ、実行プログラム、および、ファイルとし
て共有することができ、実行プログラムと、ファイルの
両者を別々に持つ必要が無くなる。
このことにより、メモリの有効活用が可能となり、−次
記憶装置と二次記憶装置とを合わせたメモリ量として考
えた場合には、同一のメモリ量で、より多くのプログラ
ムをメモリにロードすることができる。すなわち、決め
られたプログラムをロードする場合に要するメモリ量を
少なくできる。
さらに、メモリに、関連するファイルを全て格納するこ
とにより、プログラム実行開始時に、メモリからメモリ
、磁気ディスクからメモリへのコードが不要になるため
、実行開始までの時間が匂くなる。
また、メモリの容量が小さく、全てのファイルを格納で
きない場合でも、一連の処理に関連するファイルのみを
、メモリ上に常駐させることにより、効率の良いプログ
ラム実行、および、ファイルアクセスを行なうことがで
きる。
[発明の効果] 本発明によれば、プログラム実行とファイル操作・処理
のための記憶実体の共用を可能とし、メモリ容量を縮減
して、メモリの効率の良い利用が可能であり、かつ、メ
モリ上に一連のファイルを常駐化して、プログラム実行
時におけるファイルロードの処理時間を短縮し、複数の
ファイルの実行、操作・処理を効率良く行なうことが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を施したコンピュータの本実施例に係る
構成の一実施例を示す説明図、第2図は第1図における
コンピュータの本発明に係る処理動作の一実施例を示す
フローチャート、第3図は第1図におけるレジデントフ
ァイルのアドレス対応材は処理の一実施例を示す説明図
、第4図は第1図におけるコンピュータのファイルプレ
イスメントの実行方法の一実施例を示す説明図、第5図
は従来のコンピュータにおけるファイル制御方法の第1
の例を示す説明図、第6図は従来のコンピュータにおけ
るファイル制御方法の第2の例を示す説明図である。 l:メモリ、2:補助記憶装置、3:ファイル管理テー
ブル、4:マッピング部、5:CPU。 6:処理装置、7:表示装置、8:入力装置、10〜1
9:ページ(0)〜(9)、21〜26:ファイル(p
rogr目)〜(prog r6J )、31〜35・
エントリ(a)〜(n)、41〜47:エントリ(1)
〜(6)、51〜57:ブロック(1)〜(6)。 71〜72:ウインド、73〜78.アイコン。 8トメモリ、82・補助記憶装置、83〜84フアイル
(prOg N、J)〜(prog r2」)。 91、メモリ、92 : RAMディスク、93〜94
フアイル(prog rt」)〜(prog r:N 
)。 221〜226:レジデントファイル(progi」)
〜(prog rt3J )、331 :名前、332
:属性、333:状態、334〜337:メモリインデ
ックス(CO)〜(c3)。 第  2  叉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プログラム、および、データからなるファイルを格
    納し、中央処理装置が入出力チャネルを介してアクセス
    する補助記憶媒体と、該補助記憶媒体からロードされた
    上記ファイルを格納し、かつ、上記中央処理装置による
    直接アクセス、および、プログラム実行が可能な主記憶
    媒体とを有するコンピュータのファイル制御方法におい
    て、上記補助記憶媒体に格納したファイルにワーク領域
    を付与したレジデントファイルを、上記主記憶媒体に格
    納し、上記中央処理装置のファイルアクセス時には、上
    記主記憶媒体に格納したレジデントファイルの格納アド
    レスをファイル名称に基づき管理するファイル管理テー
    ブルを用いてアドレス変換し、アドレス指定を行ない、
    上記中央処理装置のプログラム実行時には、プログラム
    の実行アドレス空間と、上記主記憶媒体に格納したレジ
    デントファイルの格納アドレスとを対応付けるマッピン
    グ手段を用いてアドレス変換し、アドレス指定を行なう
    ことを特徴とするコンピュータのファイル制御方法。 2、請求項1に記載のコンピュータのファイル制御方法
    において、上記補助記憶媒体に格納した上記ファイルの
    全てを、上記レジデントファイルとして上記主記憶媒体
    に格納することを特徴とするコンピュータのファイル制
    御方法。 3、請求項1に記載のコンピュータのファイル制御方法
    において、上記レジデントファイルを、上記補助記憶媒
    体に格納し、該補助記憶媒体に格納したレジデントファ
    イルの上記主記憶媒体への格納処理を、利用者の指示に
    基づき行なうことを特徴とするコンピュータのファイル
    制御方法。 4、請求項3に記載のコンピュータのファイル制御方法
    において、上記コンピュータは、マルチウインドを備え
    、該マルチウインド内の開かれたウインドに対応する上
    記レジデントファイルを、上記補助記憶媒体から上記主
    記憶媒体にロードし、上記ウインドが閉じられると、該
    閉じられたウインドに対応する上記レジデントファイル
    を、上記主記憶媒体から削除することを特徴とするコン
    ピュータのファイル制御方法。
JP2310813A 1990-11-16 1990-11-16 コンピュータのファイル制御方法 Pending JPH04181440A (ja)

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JP2310813A JPH04181440A (ja) 1990-11-16 1990-11-16 コンピュータのファイル制御方法

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JP (1) JPH04181440A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164216A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Eitokui Sui Kagi Kofun Yugenkoshi オペレーション・システムの共用パーティションの構造及びその方法
JP2013246727A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Sharp Corp 情報処理端末、情報処理端末の制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、および情報処理端末の制御方法

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