JPS5947341B2 - 索引順編成フアイルの動的排他制御方式 - Google Patents

索引順編成フアイルの動的排他制御方式

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JPS5947341B2
JPS5947341B2 JP54170073A JP17007379A JPS5947341B2 JP S5947341 B2 JPS5947341 B2 JP S5947341B2 JP 54170073 A JP54170073 A JP 54170073A JP 17007379 A JP17007379 A JP 17007379A JP S5947341 B2 JPS5947341 B2 JP S5947341B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、索引順編成ファイルの動的排他制御方式、特
に索引順編成ファイルを共通に利用するマルチプログラ
ム・データ処理システムにおいて、上記索引順編成ファ
イル上のトラック・インデックスが管理するレコード群
を排他制御の単位として動的な排他制御を行なうように
した索引順編成ファイルの動的排他制御方式に関するも
のである。
従来から複数のジョブが索引順編成ファイル(以下IS
AMファイルと呼ぶ)の資源を共通に利用して処理を実
行するデータ処理システムにおいて、データの完全性を
保証しかつデータの最新性を保証するために排他制御が
行なわれている。このような排他制御を行なう場合、従
来、次の3つの方法が採用されあるいは採用を考慮され
つつある。即ち、〔1〕 ジョブ制御文におけるファイ
ル定義制御文によつて管理する方法。
データを読むだけの場合には上記定義制御文に「共用使
用可」と定義し、データを更新あるいは追加あるいは挿
入する場合には「非共用」と定義する。
〔□〕 プログラムによつて管理する方法。
上記ジョブ制御文におけるファイル定義制御文には「共
用使用可」を定義した上で資源の利用を順序づけるため
に、05が一般に提供しているENQマクロ命令などを
用いてISAMファイルを使用するプログラム自身で排
他制御か否かを制御する。例えば(■)データを読むだ
けの場合には、データを読む前にENQマクロを「共用
使用可」として発行し、読んだ後で、上記ENQマクロ
を解放する命令であるDEQマクロを発行するようにプ
ログラムを用意する。
(11)データを追加したり挿入したりする場合には、
データを追加あるいは挿入する前にENQマクロを「共
用不可」として発行し、追加あるいは挿入を行なつた後
で、DEQマクロを発行する。
(Ii])データを読み、そのデータを更新した後に書
き戻す場合には、データを読む前にENQマクロを「共
用不可」として発行し、書き戻した後で、DEQマクロ
を発行する。
〔〕 システムの動的なフアイル占有によつて管理する
方法。
各アプリケーシヨン毎に排他制御すべき区間を定めてお
き、その区間内でISAMフアイルへのリードやライト
依頼時にシステムが自動的にフアイル単位で排他制御を
行なう。
上記〔1〕の方法の場合、同一のISAMフアイルをい
わば同時に使うというだけであり、同時に走行できるジ
ヨブの数自体に制限があるという難点をもつている。
また上記〔〕の方法の場合、(i)ISAMフアイルを
使用する者が、同一フアイルを同時に使うすべてのプロ
グラムについて、フアイルの排他状態を陽に意識してそ
れらのプログラムを組まねばならないこと、(II朋他
制御の単位がフアイル全体となり、資源の有効利用の面
かな効率が劣ること、などの難点をもつている。更に上
記〔〕の方法の場合、システムが自動的に排他制御を行
なうようになつている点で、上記〔旧の方法にくらべて
大きく進歩しているが、排他制御の単位がやはりフアイ
ル全体であることから上記効率が劣る問題点を含んでい
る。本発明は、上記の問題点が排他制御の単位にフアイ
ルが採用されていることに着目して、排他制御の単位を
ISAMフアイル上のトラツク・インデツクスが管理す
るレコード群とすることによつて上記〔〕の方法による
排他制御などを効率よく実行できるようにすることを目
的としている。
そしてそのために、本発明の索引順編成フアイルの動的
排他制御方式は、1つまたは複数のデータ処理装置が索
引順編成フアイル上の資源を共通に利用しつつ複数のジ
ヨブを実行するマルチプログラム・データ処理システム
において、上記索引順編成フアイル上のトラツク・イン
デツクスが管理するレコード群に対応して排他制御処理
を行なうための排他制御フラグを対応づけると共に、上
記トラツク・インデツクスが管理するレコード群に対応
して上記個々のジヨブ実行によつて当該レコード群が排
他的に占有されている状態を表示する排他制御テーブル
をもうけ、上記個々のジヨブ実行に当つて複数個のレコ
ードよりなるプロツクを上記索引順編成フアイルからロ
ードして処理するに当つて、上記排他制御テーブルの内
容を参照し、当該プロツクの所属する上記トラツク・イ
ンデツクスが管理するレコード群が他ジヨブによつて排
他的に占有されているかあるいは自己ジヨブによつて排
他的に占有されようとしている場合、他ジヨブによる利
用状態が終了することを待つて当該プロツクをロードし
て処理するようにしたことを特徴としている。以下図面
を参照しつつ説明する。第1図は2つのデータ処理装置
が索引順編成フアイルの資源を共通に利用して処理を実
行する一実施例データ処理システム、第2図および第3
図は排他制御の単位をレコード単位およびプロツク単位
とした場合の問題点を説明する説明図、第4図は本発明
にいうトラツク・インデツクスが管理するレコード群を
説明する説明図、第5図は本発明による排他制御を行な
いつつ処理が実行される態様を説明する説明図、第6図
は第5図図示の処理態様中に資源が占有される状態を説
明する説明図を示す。第1図において、1は索引順編成
フアイル(ISAMフアイル)、2は入出力制御装置、
3A,3Bは夫々異なるジヨブを実行するデータ処理装
置、4A,4Bは夫々便宜上データ処理装置に含まれる
ものとして表わしたメモリ、5A,5Bは夫々演算部、
6A,6Bは夫々データ処理装置上にロードされたプロ
ツク単位、7は排他制御テーブルを表わしている。
本発明の場合、その理由を後述するように排他制御の単
位としてISAMフアイル上のトラツク・インデツクス
が管理するレコード群を選んでおり、この単位によつて
排他制御が管理され、本発明の場合の処理を概略説明す
ると次のように行なわれる。
即ち、データ処理装置3Aおよび3Bが夫々実行するジ
ヨブにおいて、上記〔〕の方法の場合と同様に排他制御
を行なう区間が定められている。
そしてデータ処理装置3Aまたは3Bが当該区間内の処
理に関してISAMフアイル1を利用する場合、ISA
Mフアイル1上から処理したいレコード単位をメモリ4
Aまたは4B上にロードして処理を行なうが、該ロード
時に図示排他制御テーブル7の内容を調べる。そして自
己が使用可能の場合、必要に応じて排他制御フラグを立
てて、当該処理すべきレコード単位を含むプロツク単位
6Aまたは6Bをメモリ4Aまたは4B上にロードする
。次いで演算部5Aまたは5Bによつて当該レコード単
位を処理した上でISAMフアイル1に戻し、先に立て
た排他制御フラグを落すようにする。この間の排他制御
フラグによる排他制御の管理の概念は、第5図を参照し
て後述する実際とは異なるが、上記〔〕の方法において
述べたENQマクロやDEQマクロによる管理をフアイ
ル単位でなく本発明によるトラツク・インデータが管理
するレコード群とみなし、上記ENQマクロやDEQマ
クロがシステムによつて動的に与えられるものとみなす
ことによつて容易に理解されよう。本願明細書冒頭に述
べた如く、排他制御の単位がフアイル全体を単位とされ
ている場合には、フアイルの有効利用の面から効率的で
ない。
この点を解決しようとする場合、上記排他制御の単位が
小さいもの程効率のよいことが容易に理解できる。この
ことから、一般には、上記単位を個々のレコード単位に
とることが考えられ、またISAMフアイル1との間で
データ送受が行なわれる単位即ちプロツク単位にとるこ
とが考えられる。しかし、これらは次の理由から好まし
くない。第2図は、排他制御の単位をレコード単位に選
定した場合の問題点を説明する説明図であり、図中1は
ISAMフアイル、6A,6Bは夫々主メモリ4A,4
B上にロードされているプロツク単位、8A,8Bは夫
々ジヨブA、ジヨブBを表わしている。
図示の場合、 1ジヨブAがキー値「100」で指示されるレコード単
位をリードして当該レコードを更新しようとして当該レ
コード単位(キー値「100」)に「共用不可」を立て
てリードした状態で、2ジヨブBがキー値「150」で
指示されるレコード単位をリードして当該レコードを更
新しようとして当該レコード単位(キー値「150」)
に「共用不可」を立ててリードし、3この状態のもとで
ジヨブAがキー値「100」のレコードの内容を書替え
てISAMフアイル1に戻し、キー値「100」のレコ
ード単位につけられた「共用不可」を落し、4次いでジ
ヨブBがキー値「150」のレコードの内容を書替えて
ISAMフアイル1に戻し、キー値「150」のレコー
ド単位につけられた「共用不可」を落し、た場合が示さ
れている。
第2図図示の場合、キー値「100」のレコード単位と
キー値「150」のレコード単位とが、ISAMフアイ
ルとの間の転送単位であるプロツク単位でみると同一プ
ロツク単位にあるものとしている。
この場合、上記4においてジヨブ8Aがキー値「100
」のレコード単位をロードするとき当該レコード単位を
含むプロツク単位6が主メモリ4A上にロードされる。
また上記2においても同様であり、上記3においてIS
AMフアイル1に戻されるときおよび上記4においてI
SAMフアイル1に戻されるときも同様である。このた
めに、上記1においてジヨブ8Aがキー値「100」の
レコード単位に対して「共用不明を立てていたとしても
、ジヨブ8Bからみればキー値「100」のレコード単
位に対してはリードまたはライトしないことから上記「
共用不可」に抵触せず、ジヨブ8Bはキー値「150」
を含むプロツクを主メモリ4B上にロードすることが可
能となる。
該ロード可能であることから、その結果の上記4が実行
され終つた状態を考えると、次の如くなる。
即ち、上記3においてキー値「100」のレコード単位
の内容が更新された図示プロツク単位6AがISAMフ
アイル1に格納されたが、上記4の実行によつてキー値
「150」のレコード単位の内容を更新した図示プロツ
ク単位6BがISAMフアイル1上でオーバ・ラードさ
れることとなる。したがつて、ISAMフアイル1上に
残つているプロツク単位では、キー値「100」のレコ
ード単位に加えられた更新が抹消されたものとなつてし
まう。換言すると排他制御の単位としては、プロツク単
位以上のものであることが不可欠となる。第3図は、排
他制御の単位をプロツク単位に選んだ場合の問題点を説
明する説明図であり、図中の符号1はISAMフアイル
、6A−1,6A一2は更新前のプロツク単位、6N−
1,6N−2は更新後のプロツク単位、9は挿入したい
レコード単位を表わしている。
今レコードA,c,f,kよりなる1つのプロツク単位
6A−1中に新しくレコードbを挿入しようとする場合
を考える。
この場合、レコードbを挿入されたプロツク単位6N−
1には、レコード・ナンバの順番からいつて、レコード
A,b,c,fが含まれることとなり、レコードkにつ
いては次のプロツク6A−2中に挿入されて、新しく、
レコードK,n,pを含むプロツク6A′−2が形成さ
れる。このように1つのプロツク単位の中味は必要に応
じて随時人れ替わることがある。
このようなプロツク単位に対して、上述の排他制御の単
位を割つけておくと、現に排他制御を必要とするレコー
ド単位がいずれのプロツク単位に属しているかを別に管
理する必要があり、好ましくない。換言すると、排他制
御の単位を決めるに当つては、当該決められた排他制御
単位と個々のレコード単位とが固定されていることが必
要となる。第4図は本発明において排他制御の単位とし
て用いる「トラツク・インデツクスが管理するレコード
群」を説明する説明図である。
図はSAMフアイル1内の格納域の展開図であり、図中
10はトラツク・インデツクス域、11はノーマル・エ
ントリ域、12はオーバ・フロー゜エントリ域、13は
トラツク・インデツクス、14はノーマル・エントリ指
示部、15はオーバ・フロー・エントリ指示部、16,
18は夫夫キー部、17,19は夫々ポインタ部、20
は1トラツク分を表わしている。
ISAMフアイルの格納域は、第4図図示の如く、トラ
ツク・インデツクス域10と、ノーマル・エントリ域1
1と、オーバ・フロー・エントリ域12とに区分される
そして、トラツク・インデツクス域10内の各トラツク
20には、例えば4つの領域単位に区分されて1つのト
ラツク・インデツクス13が格納されている。該トラツ
ク・インデツクス13の前半には、ノーマル・エントリ
指示部14が格納され、該指示部14はキー部16とポ
インタ部17とに区分される。またトラツク・インデツ
クス13の後半には、ノーマル・エントリがオーバ・フ
ローを生じたときのためのオーバ・フロー・エントリ指
示部がもうけられ、該指示部15はキー部18とポイン
タ部19とに区分される。ノーマル・エントリ指示部1
4またはオーバ・フロー・エントリ指示部15における
ポインタ部は、当該トラツク・インデツクス13が管理
するレコード群の先頭のアドレス位置TTRを指示し、
またキー部は、当該トラツク・インデツクス13が管理
するレコード群の最終のレコードのキー値を指示してい
る。
このことから、第4図図示の場合、ノーマル・エントリ
域11内のアドレス位置TTR,で指示されるレコード
単位(図示の場合キー値「100」をもちデータB1を
もつレコード単位)からキー値「150」のレコード単
位までと、更にオーバ゜フロー・エントリ域12内のア
ドレス位置TTR2で指示されるレコード単位(図示の
場合キー値「159」をもちデータA1をもつレコード
単位)からチェーンされているキー値「199」をもつ
レコード単位までが、1つのトラツク・インデツクス1
3によつて管理されるものとなつている。
このようなトラツク・インデツクスによつて管理される
キーの範囲はフアイル創成以後不変であり、しかも上述
のプロツク単位の大きさにくらべて大であることから、
上述の排他制御の単位として最適であると考えられる。
以下、第5図および第6図を参照しつつ、本発明による
排他制御が行なわれつつ処理が実行される態様を説明す
る。
第5図図示の場合、 (4)ジヨブ8Aが、キー値「150」のレコード単位
をリードし1、キー値「150」のレコード単位の内容
を更新すべくライトし3、キー値「273」のレコード
単位をリードしようとし5、(B)ジヨブ8Bが、キー
値「230」のレコード単位をリードし2、キー値「3
42」のレコード単位を挿入すべくライトし4、ようと
する場合を示している。
そして、その処理の順番は1,2,3,4,5の順であ
るとしている。以下順に説明する。なお説明の都合上、
8A,8BがISAMフアイルに対して行う処理は全て
排他的関係にあるものとする。実際にはISAMフアイ
ルに対して処理する場合、種々のアクセスモードを8A
,8Bに与え、共用可、共用不可をより柔軟に制御出来
るようにしている。(1)初めに上記1に対応するリー
ド命令が与えられると、例えば第1図図示のデータ処理
装置3Aは、ISAMフアイル1全体を「共用可」とし
て一時ロツクする(この理由は後述される)。
(2)次いでトラツク・インデツクス域10の内容を読
んだ上で、上記1に対応するリード依頼のキー値「15
0」のレコード単位がトラツク・インデツクス・ナンバ
TX2が管理するレコード単位群内であることを認識し
、トラツク・インデツクス゜ナンバTX2のレコード群
に対して、ジヨブ8A以外のジヨブによつて占有されて
いないかどうかを、排他制御テーブル7の内容を参照し
て判定する。(3)その結果他ジヨブによつて占有され
ていないことが判つたとき、第6図Aに示す如く、トラ
ツク・インデツクス・ナンバTX2のレコード群をジヨ
ブAによつて共用不可として占有することを排他制御テ
ーブル7に登録する。
(4)そして上記処理(1)において行なつたISAM
フアイル1全体に対するロツクを解放し、ISAMフア
イル1からキー値「150」のレコード単位を含むプロ
ツク単位6Aを主メモリ4A上にロードする。
そして当該レコード単位のリードを行なう。(5)次い
で上記2に対応するリード命令が与えられると、第2図
図示のデータ処理装置3Bは、上記処理(1)の場合と
同様に一時的にISAMフアイル1全体を共用可として
ロツクする。
(6)次いでトラツク・インデツクス域10の内容を読
んで、上記2に対応するリード依頼のキー値「230」
のレコード単位がトラツク・インデツクス・ナンバTX
3が管理するものであることを認識し、排他制御テーブ
ル7の内容を参照する。
(7)その結果他ジヨブによつて占有されていないとき
、第6図Bに示す如く、トラツク・インデツクス・ナン
バTX3のレコード群をジヨブBによつて共用不可とし
て占有することを排他制御テーブル7に登録する。
(8)そして上記処理(5)において行なつたロツクを
解放し、キー値「230」のレコード単位を含むプロツ
ク単位6Bを主メモリ4B上にロードし、当該レコード
単位のリードを行なう。
(9)その後、上記3に対応するライト命令が与えられ
ると、トラツク・インデツクス゜ナンバTX2に属する
レコード群は既に占有されていることから、排他制御に
関しては何んらの処理を行なうことなく、キー値「15
0」のレコード単位の内容を更新する。
σω 次いで上記4に対するライト命令が与えられると
、上述と同様にフアイル全体を一時共用可としてロツク
する。
01)そして、挿入依頼のキー値「342」のレコード
単位に対応するトラツク゜インデックスナンバがTX4
であり、他に占有されていない場合、第6図C図示の如
く、共用不可として占有すべく排他制御テーブル7に登
録する。
そして上記処理(代)において行なつたロツクを解放す
る。A2)次いでフアイル1全体に対して共用不可とし
てロツタし、実際にキーの追加や挿入をISAMフアイ
ル1に対して行なつた後に、このロツクを解放する。こ
こで、フアイル1全体を共用不可としてロツクする理由
は次の通りである。即ち、これは、上述の共用可のロツ
クに対してトラツク・インデツクスのデータを保証する
ものであり、上記4に対応するライトの場合、キーの追
加や挿入時にトラツタ・インデツクスの変更を伴うから
である。またキーの追加や挿入時にオーバ・フローの管
理情報をも変更される可能性があり、このためにキーの
追加や挿入処理自体も正しく順序づける必要があるから
である。(自)次に上記5に対応するリード命令が与え
られると、上記処理(1)と同様にフアイル1全体を一
時共用可としてロツクする。(自)そして、キー値「2
73」のレコードがトラツク・インデツクス・ナンバT
X3によつて管理されていることを知り、排他制御テー
ブル7の内容によつて、トラツク・インデツクス゜ナン
バTXφ5管理するレコード群がジヨブ8Bによつて占
有されていることを知る。
これによつてジヨブ8Aは上記処理(自)によつて行な
つたロツクを解放して、ジヨブ8Bが占有解除ポイント
に到達するのを待つ。(自)ジヨブ8Bが占有解除ポイ
ントに到達し、トラツク゜インデツクス・ナンバTX3
,TX4が管理するレコード群を解放したとすると、こ
のときの占有状態は第6図D図示の如きものとなる。
(代)その後上記5に対応したリード命令が再度実行さ
れることとなる。
このときの処理は上記処理(1)ないし(4)と同様で
ある。(自)そしてジヨブ8Aが占有解除ポイントに到
達すると、トラツク・インデツクス・ナンバTX2,T
X′管理するレコード群が解放される。
なお、上記説明において排他制御単位として「トラツク
゜インデツクスが管理するレコード群]を示したが、S
AMフアイルにおける互換性を考慮すれば「シリンダ・
インデツクスが管理するレコード群」とみてもよく、本
発明にいう「トラツク゜インデツクス」とは「シリンダ
゜インデツクス」の概念をも包含しているものと解釈さ
れるべきである。
以上説明した如く、本発明によれば、ISAMフアイル
上の資源の有効利用をはかることができ、本願明細書冒
頭において述べた〔〕の方法などによる排他制御を有効
に活かすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2つのデータ処理装置が索引順編成フアイルの
資源を共通に利用して処理を実行する一実施例データ処
理システム、第2図および第3図は排他制御の単位をレ
コード単位およびプロツク単位とした場合の問題点を説
明する説明図、第4図は本発明にいうトラツク・インデ
ツクスが管理するレコード群を説明する説明図、第5図
は本発明による排他制御を行ないつつ処理が実行される
態様を説明する説明図、第6図は第5図図示の処理態様
中に資源が占有される状態を説明する説明図を示す。 図中、1は索引順編成フアイル、2は入出力制御装置、
3はデータ処理装置、4は主メモリ、5は演算部、6は
プロツク単位、7は排他制御テーブル、8はジヨブを表
わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1つまたは複数のデータ処理装置が索引順編成ファ
    イル上の資源を共通に利用しつつ複数のジョブを実行す
    るマルチプログラム・データ処理システムにおいて、上
    記索引順編成ファイル上のトラック・インデックスが管
    理するレコード群に対応して排他制御処理を行なうため
    の排他制御プラグを対応づけると共に、上記トラック・
    インデックスが管理するレコード群に対応して上記個々
    のジョブ実行によつて当該レコード群が排他的に占有さ
    れている状態を表示する排他制御テーブルをもうけ、上
    記個々のジョブ実行に当つて複数個のレコードよりなる
    ブロックを上記索引順編成ファイルからロードして処理
    するに当つて、上記排他制御テーブルの内容を参照し、
    当該ブロックの所属する上記トラック・インデックスが
    管理するレコード群が他ジョブによつて排他的に占有さ
    れているかあるいは自己ジョブによつて排他的に占有さ
    れようとしている場合、他ジョブによる利用状態が終了
    することを待つて当該ブロックをロードして処理するよ
    うにしたことを特徴とする索引順編成ファイルの動的排
    他制御方式。
JP54170073A 1979-12-26 1979-12-26 索引順編成フアイルの動的排他制御方式 Expired JPS5947341B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62184275A (ja) * 1986-01-27 1987-08-12 Mitsubishi Electric Corp 無潤滑シ−ル装置

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