JPH0546415A - 排他管理制御方式 - Google Patents

排他管理制御方式

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JPH0546415A
JPH0546415A JP3204278A JP20427891A JPH0546415A JP H0546415 A JPH0546415 A JP H0546415A JP 3204278 A JP3204278 A JP 3204278A JP 20427891 A JP20427891 A JP 20427891A JP H0546415 A JPH0546415 A JP H0546415A
Authority
JP
Japan
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exclusive
file
files
management
exclusive management
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3204278A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakano
敏夫 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
Priority to JP3204278A priority Critical patent/JPH0546415A/ja
Publication of JPH0546415A publication Critical patent/JPH0546415A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デッドロックの発生を簡易な手段にて防止す
る。 【構成】 アプリケーションプログラム用ファイルの全
てに対してインバーテッドファイル形式の排他管理ファ
イル4,5,6を作成し、該排他管理ファイル4,5,
6に”データKEY”、”ロックFLAG”、”ターミ
ナルID”等の項目およびその内容からなる排他制御情
報を記録するとともに、この情報をテーブル上で指定範
囲毎に管理し、共通サブルーチンにてプログラムの実行
許可および実行停止の制御を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
の設計手法に係り、特に、デッドロックの発生を防止す
るための排他管理制御手法に関する。
【0002】
【従来の技術】デッドロックは一つの計算機内で同時に
実行されるプロセスが同一の資源(リソース)を求めて
競合し中断されたときに起こる状態で、これが発生した
ときの再起動処理はOS(Operating System)でサポー
トされているが、デッドロックの発生自体の防止はOS
ではサポートされていないのが通常である。
【0003】そのため、従来のコンピュータシステムで
は、デッドロックの発生し得る全てのアプリケーション
プログラムのリソースへのアクセス順番を統一するよう
に業務及びファイルを設計したり、あるいは、システム
にダミーファイルを設け、デッドロックの発生し得る全
てのアプリケーションプログラムに、このダミーファイ
ルへのアクセス機能をもたせるとともに、そのダミーフ
ァイルを排他して各アプリケーションプログラムをシリ
アルに走らせることでデッドロックの発生を防止してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アプリ
ケーションプログラムの標準化工数が多く、且つ、ユー
ザーのニーズが多様化、大規模化しているシステムで
は、リソースへのアクセス順番を統一することが困難な
場合が多い。
【0005】また、ダミーファイルを用いると業務の待
ち状態が多発する可能性があり、システム全体の処理能
力(スループット)を必要以上に低下させる問題があっ
た。
【0006】本発明は上記問題等に鑑みて創案されたも
ので、その目的とするところは、簡易な手段にてデッド
ロックの発生防止、および、アプリケーションプログラ
ムの不用な待ち時間の発生を防止し得る排他管理制御方
式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、一つの計算
機内で実行可能の複数のアプリケーションプログラム用
ファイルを有し、これらファイルは各々のプログラムの
実行時に他のファイルの排他管理制御を行うことでデッ
ドロックを回避するようにした方式において、前記デッ
ドロックの発生し得る全てのファイルを排他管理対象フ
ァイルとし、これら排他管理対象ファイルに対する排他
制御を行うための排他制御情報を格納する排他管理ファ
イルを作成するとともに、前記排他制御情報をテーブル
上から管理できるように構成した共通サブルーチンを設
け、システム起動とほぼ同時に前記共通サブルーチンに
て前記排他制御情報を前記排他管理ファイルに記録ある
いはチェックし、該記録された排他制御情報に基づいて
当該アプリケーションプログラムの実行許可と実行停止
とを判断するようにした。これにより、排他管理制御を
行う場合のアプリケーションプログラム側の工夫が殆ど
不要となる。
【0008】なお、共通サブルーチンは、複数の排他管
理対象ファイルおよび複数のデータブロック範囲を指定
可能であり、また、前記排他管理ファイルはインバーテ
ッドファイル形式で作成される。
【0009】更に前記排他管理対象ファイルに登録され
ているデータは全て該排他管理ファイルに記録され、該
データが前記排他管理対象ファイルから削除されたとき
は当該排他管理ファイルからも削除される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る排他管理
制御方式の実施例を説明する。本発明では、システム
上、デッドロックの発生し得る全てのアプリケーション
プログラムで使用するファイルの全て、例えば図1のよ
うなレコードレイアウトのファイル1,2,3を排他管
理対象ファイルとし、これらファイル1,2,3に対す
る排他制御情報を格納するための排他管理ファイルを作
成してディスク上にスタティックに割り当てるととも
に、これに排他制御情報をリソースの”ALLOR NOTHIN
G”方式、即ち二値方式にて記録するようにした。
【0011】図2は排他管理ファイルのレイアウトおよ
びその状態図であり、例えば、”データKEY”、”ロ
ックFLAG”、”タ−ミナルID”の項目およびその
状態内容からなる排他制御情報がインバーテッドファイ
ル形式で記録されている。図2中、4,5,6は、各々
前記排他管理対象ファイル1,2,3に対応する排他管
理ファイルを示している。
【0012】排他管理ファイル4,5,6の各”ロック
FLAG”項目には、当該排他管理対象ファイルの特定
データに割り当てられたKEYの使用中を表す”LOC
K”状態信号と、該KEYの未使用状態を表す ”FR
EE”状態信号とが記録されている。
【0013】本発明の排他管理制御方式では、また、使
用ファイル名、データブロック範囲を複数同時に指定で
きる共通サブルーチンを設けており、システム起動時に
は、まずこの共通サブルーチンにて、排他制御を行うフ
ァイルまたはデータブロックの範囲を複数指定するため
の排他制御情報を排他管理ファイルに記録あるいはチェ
ックする。更にこの排他制御情報とアプリケーションプ
ログラムから指示される”更新範囲”の情報とをもと
に、当該アプリケーションプログラムの”実行許可/実
行停止”を制御する。
【0014】なお、排他管理対象ファイル1,2,3に
登録されているデータは、全て排他管理ファイル4,
5,6に記録され、該データが削除されたときは排他管
理ファイルからも削除される。
【0015】このようにすることで、リソースへのアク
セス順番をアプリケーションプログラム側で統一した
り、ダミーファイルへのアクセス機能を付加し、実行時
にシリアルに走らせる等のアプリケーションプログラム
側の工夫が殆ど不要となり、簡易な手段にてデッドロッ
クの発生を防止することができる。
【0016】図3は本発明の排他管理制御方式のフロー
チャートである。
【0017】この図を参照して本発明を具体的に説明す
ると、まず、共通サブルーチンへ処理を移行させるため
の動作環境用引数を設定する(ステップ100)。設定
する動作環境用引数は、使用ファイル名、使用データの
範囲(FROM*TO )、更新/参照のみとする。
【0018】次に、与えられた引数をもとに、共通サブ
ルーチンを用い、図2に示した排他管理ファイル4,
5,6を一旦全て排他宣言した後、与えられた使用デー
タの範囲内で ”ロックFLAG”が全て ”FRE
E”であることを確認する(ステップ101)。1件で
も ”LOCK”が存在する場合は当該項目の”タ−ミ
ナルID”が既に使用されているので、共通サブルーチ
ンを抜け出し、”実行停止”を通知する(ステップ10
2)。
【0019】排他管理ファイル4,5,6の全ての ”
ロックFLAG”が ”FREE”であることを確認し
たときはこれら排他管理ファイル4,5,6を更新後、
使用データの範囲の ”ロックFLAG”を解放し、”
実行許可”を排他管理対象ファイル1,2,3に通知す
る(ステップ103)。これによりFileA処理が行
われ、次いでFileB処理(ステップ104)、Fi
leC処理(ステップ105)へと順次処理が行われ
る。
【0020】FileC処理終了後はプログラムのEN
D条件判定が行われ、条件を満足しないときはFile
A処理から再実行される(ステップ106)。
【0021】END条件を満足したときは解放用引数を
設定する(ステップ107)。設定する解放用引数は、
使用ファイル名、使用データの範囲(FROM*TO )とす
る。最後に、与えられた引数をもとに、共通サブルーチ
ンで使用ファイル毎の排他管理ファイル4,5,6を全
て排他宣言した後、与えられた使用データの範囲内の”
ロックFLAG”を全て ”FREE”とする。
【0022】なお、排他管理ファイル4,5,6は、ア
プリケーションプログラムで使用するファイル以外のリ
ソース、例えば、DB/DCファイルやメモリについて
も同様の記録を行うことでデッドロックを更に少なくす
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
アプリケーションプログラム用ファイルの全てを排他管
理対象ファイルとするとともに、これら排他管理対象フ
ァイルに対する排他制御情報を格納する排他格納ファイ
ルを設け、該排他管理ファイルをインバーテッド手法を
利用して管理するとともに、共通サブルーチンを用いて
排他制御を行うことにより、排他管理対象ファイルの制
御をテーブル上から範囲を指定して行うことができ、簡
易な手段にてデッドロックの防止および不用な待ち状態
の発生防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排他管理制御方式の実施例で用いる排
他管理対象ファイルのレコードレイアウト図である。
【図2】各排他管理対象ファイルに対応する排他管理フ
ァイルのレイアウトとその状態を示す図である。
【図3】本発明の排他管理制御方式を実現するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3 排他管理対象ファイル(FileA、Fi
leB、FileC) 4,5,6 排他管理ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの計算機内で実行可能の複数のアプ
    リケーションプログラム用ファイルを有し、これらファ
    イルは各々のプログラムの実行時に他のファイルの排他
    管理制御を行うことでデッドロックを回避するようにし
    た方式において、 前記デッドロックの発生し得る全てのファイルを排他管
    理対象ファイルとし、これら排他管理対象ファイルに対
    する排他制御を行うための排他制御情報を格納する排他
    管理ファイルを作成するとともに、前記排他制御情報を
    テーブル上から管理できるように構成した共通サブルー
    チンを設け、システム起動とほぼ同時に前記共通サブル
    ーチンにて前記排他制御情報を前記排他管理ファイルに
    記録ないし更新し、該記録ないし更新された排他制御情
    報に基づいて当該アプリケーションプログラムの実行許
    可および実行停止の制御を行うようにしたことを特徴と
    する排他管理制御方式。
  2. 【請求項2】 前記共通サブルーチンは、複数の排他管
    理対象ファイルおよび複数のデータブロック範囲につい
    て実行可能であることを特徴とする請求項1記載の排他
    管理制御方式。
  3. 【請求項3】 前記排他管理ファイルをインバーテッド
    ファイル形式で作成するとともに、前記排他管理対象フ
    ァイルに登録されているデータを全て該排他管理ファイ
    ルに記録し、該データが前記排他管理対象ファイルから
    削除されたときは当該排他管理ファイルからも削除され
    るようにしたことを特徴とする請求項1および請求項2
    記載の排他管理制御方式。
JP3204278A 1991-08-14 1991-08-14 排他管理制御方式 Withdrawn JPH0546415A (ja)

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JP3204278A JPH0546415A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 排他管理制御方式

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JPH0546415A true JPH0546415A (ja) 1993-02-26

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JP3204278A Withdrawn JPH0546415A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 排他管理制御方式

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530737A (ja) * 1998-11-16 2002-09-17 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) イベントベースシステムの同時処理
WO2011052467A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ データアクセス装置、データアクセス方法およびデータアクセスプログラム

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Effective date: 19981112