JP2746189B2 - ファイルアクセス制御システム - Google Patents

ファイルアクセス制御システム

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JP2746189B2
JP2746189B2 JP7100722A JP10072295A JP2746189B2 JP 2746189 B2 JP2746189 B2 JP 2746189B2 JP 7100722 A JP7100722 A JP 7100722A JP 10072295 A JP10072295 A JP 10072295A JP 2746189 B2 JP2746189 B2 JP 2746189B2
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佳礼 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置のファイ
ルアクセス制御システムに関し、特にマルチタスク装置
においてファイルアクセス処理が発生した際、他のプロ
セスによってアクセスされることを拒否する単独ファイ
ルアクセスと他のプロセスと共にファイルアクセスを行
う共有ファイルアクセスとを有し、共有ファイルアクセ
スを行う際に、各プロセスに読み込まれたファイルが常
に最新のファイル内容になるように各プロセスにファイ
ルの内容に変化が起こった際変更内容を通知するファイ
ルアクセス制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチタスクのファイルアクセス
処理においては、一のプロセスがファイルをアクセスし
ている場合には、そのプロセスがファイルへアクセスし
ている間(すなわちファイルのオープンからクローズま
での間)ファイルを占有し、他のプロセスとの排他制御
を行い他のプロセスへ待ちを要求するように構成されて
いた。
【0003】この場合、複数のプロセスによって同一の
ファイルへのアクセスが発生した場合、ファイルへのア
クセスを確保した一のプロセス以外のプロセスは、アク
セス中のプロセスが解放するか、または他のプロセスが
アクセスをする前に確保した場合にアクセスが可能とな
るため、アクセスを確保出来なかったプロセスには更に
待ちが発生し、いつまで経ってもファイルへのアクセス
が出来ないプロセスが発生してしまうことがあった。
【0004】あるいは、プロセス間通信(InterProcess
Communication)を用いて、ファイルの変更内容をファ
イルアクセス装置に送信することにより、ファイルの内
容の変更を行う方法があるが、この場合プロセスは他の
プロセスによってファイルの内容に変更があったか否か
をチェックしなければならず、OS(オペレーティング
システム)によるオーバーヘッドが大きくなってしまっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マルチタスクシステム
において、複数のプロセスが同一ファイルにアクセスを
必要としている際、例えば二つのプロセスがファイルを
読み込み、一方のプロセスがファイルに書き込みを行っ
た後に、他のプロセスによってそのファイルへの書き込
みが発生した場合、先に書き込みを行った内容が書き消
されてしまうという問題がある。
【0006】この問題を回避するため、一のプロセスが
ファイルを読み込み時にそのファイルをブロッキングす
ることにより他のプロセスが同一ファイルに対して読み
書きすることを防ぐことが出来るが、他のプロセスが読
み込みのみを必要としている場合でもファイルをブロッ
キングしてしまい、ファイルにアクセスをしている一の
プロセスがファイル処理を終了するまで、他のプロセス
は該ファイルへアクセスをすることが出来なくなってし
まうという問題がある。
【0007】また、二つのプロセスが同一のファイルに
アクセスしている場合には、プロセス間通信を行うこと
によりファイルを更新する方法があるが、他のプロセス
が更新を行った際、自分の取り込んだメモリ内のファイ
ルの内容が更新されないため、自分のメモリ内のファイ
ルを最新に維持するためにファイルが更新されたか否か
を常に監視していなければならないといった問題があ
る。
【0008】従って、本発明は、上記従来の技術の問題
点を解消し、常にプロセス内のファイルを最新状態にし
ておくことを可能とするファイルアクセス制御システム
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、プロセスからのファイルアクセス要求を入力
し、他のプロセスからのアクセスを拒否してファイルを
アクセスする単独ファイルアクセス要求に対して、アク
セス要求対象ファイルが現在単独ファイルアクセスされ
ている場合にはファイルアクセス要求を待ち行列に加え
ると共に、アクセス中でない場合には単独ファイルアク
セスを行う手段と、他のプロセスとファイルを共有して
アクセスする共有ファイルアクセス要求に対して、アク
セス要求対象ファイルが共有アクセス中でない場合には
共有ファイルアクセスファイルとしてアクセスし、アク
セス要求対象ファイルが共有ファイルアクセス中の場合
には共有ファイル格納メモリによりファイルの読み書き
を行う手段と、を備え、共有ファイルアクセス時に一の
プロセスがファイルの内容を更新した際、変更内容を該
ファイルへアクセスを行っている全てのプロセスに対し
通知することを特徴とするファイルアクセス制御システ
ムを提供する。
【0010】本発明は、好ましい態様として、プロセス
からのファイルアクセス要求を入力し、アクセス要求対
象のファイルが他のプロセスによって単独ファイルアク
セスされているか否かをチェックし、他のプロセスによ
ってアクセス中である場合には、前記ファイルアクセス
要求を待ち行列に格納し、アクセス中でない場合には、
前記ファイルアクセス要求を出力する手段を含む単独ア
クセス制御装置と、前記単独アクセス制御装置から出力
された前記ファイルアクセス要求を入力し、アクセス要
求対象のファイルが共有アクセス中であるか否かをチェ
ックし、他のプロセスによってアクセス中でない場合に
は、ファイルアクセス要求を出力し、アクセス中である
場合には、ファイルアクセス要求のアクセス形態が、単
独ファイルアクセスであれば待ち行列に格納し、共有フ
ァイルアクセスであれば共有ファイルアクセス要求を出
力する手段を含む共有アクセス制御装置と、前記共有ア
クセス制御装置から出力されたファイルアクセス要求を
入力し、デバイス装置へのファイルの読み出し及び書き
込みを行い、その結果を前記ファイルアクセス要求を発
した前記プロセスへ出力すると共に、共有ファイルへの
読み込み要求の場合には、更にファイル内容を出力する
アクセス制御装置と、前記アクセス制御装置から出力さ
れたファイル内容を入力し、共有ファイル格納メモリへ
格納すると共に、共有アクセス制御装置から共有ファイ
ルアクセス要求を入力し、共有ファイル格納メモリより
ファイルの内容を入力し、該ファイル内容をプロセスへ
出力する共有ファイル制御装置と、を備え、前記共有フ
ァイル制御装置が、共有ファイルアクセス要求が共有フ
ァイルへの書き込み要求である場合には、共有ファイル
の内容を変更すると共に、変更内容を共有ファイルヘの
アクセス要求を発した全てのプロセスへ出力する、こと
を特徴とするファイルアクセス制御システムを提供す
る。
【0011】本発明は、好ましい態様として、前記共有
アクセス制御装置が、ファイルアクセス要求を発したプ
ロセスのプロセスIDの検索要求を入力し、少なくとも
ファイル名とプロセスIDを対応して格納した共有ファ
イルテーブルからプロセスIDを出力する手段を備える
と共に、アクセス形態識別要求を入力し、アクセス形態
を出力するアクセス形態識別手段を備えたことを特徴と
する。
【0012】また、本発明は、好ましい態様として、前
記共有ファイル制御装置が、前記共有ファイルの前記変
更内容を前記プロセスID検索要求に対して得られたプ
ロセスIDを持つプロセスへ出力することを特徴とす
る。
【0013】本発明は、好ましい態様として、前記単独
アクセス制御装置が、少なくとも単独ファイルアクセス
を行なうファイル名とプロセスIDを対応して格納した
単独ファイルテーブルを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明は、好ましい態様として、前記待ち
行列が、少なくとも、アクセス要求対象のファイル名
と、アクセス要求を発したプロセスのプロセスIDと、
単独アクセス又は共用アクセスのアクセス形態を指示す
るファイルアクセス形態とを一エントリとして含むこと
を特徴とする。
【0015】
【作用】本発明においては、プロセスが他のプロセスに
よってファイルがアクセスされることを拒む場合には単
独ファイルアクセスとし、それ以外の場合は共有ファイ
ルアクセスを行うものであり、マルチタスクの処理にお
いてファイルがあるプロセスによって占有されてしまう
ことを回避すると共に、各プロセスは常に最新のファイ
ルにアクセスすることができる。共有ファイルアクセス
時には共有ファイルへの読み出し・書き込みが行なわ
れ、一のプロセスがファイルを更新時その変更内容はア
クセス要求を発行した全プロセスに送信されるため、各
プロセスに読み出されたファイルは常に最新の内容に維
持されると共に、ファイルアクセス要求毎にデバイス装
置の入出力を行なう必要がなくなるため、ファイルアク
セス処理性能を向上している。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明をする。
【0017】図1は本発明のファイルアクセス制御シス
テムの一実施例を示すブロック図である。図1を参照し
て、本実施例は、プロセス100と、単独ファイル監視
部111と、待ち行列管理部112と、待ち行列テーブ
ル113と、単独ファイルテーブル114を有する単独
アクセス制御装置101と、ファイルアクセス識別部1
21と、共有ファイル監視部122と、共有ファイルテ
ーブル123を有する共有アクセス制御装置102と、
共有ファイル制御装置104と、共有ファイル格納メモ
リ105と、アクセス制御装置103と、デバイス装置
106とで構成されている。
【0018】図1を参照して単独ファイルアクセス時の
動作を説明する。単独ファイルアクセスは、一のプロセ
スがアクセスするファイルについて他のプロセスにより
アクセスされることを阻止する場合に用いられる。
【0019】プロセス100は、単独アクセス制御装置
101内の単独ファイル監視部111へ単独ファイルア
クセス要求を出力する。
【0020】ファイルアクセス要求を入力した単独ファ
イル監視部111は、アクセス要求対象ファイルがすで
に単独ファイルアクセスされているか否かを単独ファイ
ルテーブル114を調べることによりチェックする。
【0021】もし、単独ファイルテーブル114に単独
ファイルアクセス要求がなされたファイル名が格納され
ている場合には、該ファイルは単独アクセス中であるた
め待ち行列管理部112へ待ち行列格納要求する。
【0022】待ち行列管理部112は、図2に示した内
容(エントリ)を待ち行列テーブル113に格納する。
待ち行列テーブル113の一のエントリはファイル名、
プロセスID(識別子)、単独ファイルアクセス又は共
有ファイルアクセスのアクセス形態を指定するファイル
アクセス形態、ファイルアクセス要求後のプロセスの戻
りポインタ、ファイル内容へのポインタからなる。
【0023】単独ファイルテーブル114に単独ファイ
ルアクセス要求がなされたファイル名が格納されていな
い(すなわち単独アクセス中でない)場合には、単独フ
ァイル監視部111はファイルアクセス要求を共有アク
セス制御装置102の共有ファイル監視部122へ出力
する。
【0024】ファイルアクセス要求を入力した共有ファ
イル監視部122は、まずアクセス形態を識別するため
にファイルアクセス識別部121へアクセス形態識別要
求を出力し、単独アクセスであることを認識する。
【0025】次に、共有ファイルテーブル123をチェ
ックし、単独ファイルアクセス要求対象のファイル名が
格納されている場合には、共有ファイル監視部122
は、待ち行列管理部112へ待ち行列格納要求を出力
し、待ち行列テーブル113へ格納する。
【0026】共有ファイルテーブル123に単独アクセ
ス要求対象ファイル名が格納されていない場合には、共
有ファイル監視部122はアクセス要求をアクセス制御
装置103へ出力をする。
【0027】このアクセス要求を入力したアクセス制御
装置103はデバイス装置106に対して実際にアクセ
ス(入出力)を行ない、例えばファイルを読み込みその
内容をファイルアクセス要求を行なったプロセスへ送信
する。
【0028】次に共有ファイルアクセス時の動作を説明
する。
【0029】プロセス100は単独アクセス制御装置1
01内の単独ファイル監視部111へ共有ファイルアク
セス要求を出力する。
【0030】ファイルアクセス要求を入力した単独ファ
イル監視部111は、そのファイルがすでに単独ファイ
ルアクセスが為されているか否かを単独ファイルテーブ
ル114を調べることによりチェックする。
【0031】単独ファイルテーブル114にアクセス要
求対象のファイル名が格納されている場合には、待ち行
列管理部112へ待ち行列格納要求を行ない、待ち行列
管理部112は図2に示した内容(エントリ)を待ち行
列テーブル113に格納する。
【0032】単独ファイルテーブル114にアクセス要
求対象のファイル名が格納されていない場合には、単独
ファイル監視部111はファイルアクセス要求を共有ア
クセス制御装置102の共有ファイル監視部122へ出
力する。
【0033】ファイルアクセス要求を入力した共有ファ
イル監視部122はまずファイルアクセス形態を識別す
るためにファイルアクセス識別部121へアクセス形態
識別要求を出力し、共有アクセスであることを認識す
る。
【0034】次に、共有ファイルテーブル123をチェ
ックし、共有ファイルテーブル123中にアクセス要求
対象のファイル名が格納されていない場合には、ファイ
ルアクセス要求をアクセス制御装置103へ出力する。
【0035】共有ファイルテーブル123中にアクセス
要求対象のファイル名が格納されている場合には、共有
ファイルアクセス制御装置104へファイルアクセス要
求を出力する。
【0036】ファイルアクセス要求を入力したアクセス
制御装置103は、読み出し要求に対してデバイス装置
106よりファイルを読み込み、その内容を共有ファイ
ル制御装置104へ送信すると共に、ファイルアクセス
要求を行なったプロセスへ送信する。
【0037】また、アクセス制御装置103より入力し
たファイルは共有ファイル制御装置104により共有フ
ァイル格納メモリ105へ格納される。
【0038】一方、ファイルアクセス要求を入力した共
有ファイル制御装置104は、共有ファイル格納メモリ
105に対してファイルの読み出し・書き込みを行う。
ファイルの読み出し要求については、共有ファイル格納
メモリ105よりファイルの内容を入力し、それをアク
セス要求プロセスへ出力する。
【0039】また、書き込み動作の時は共有ファイル制
御装置104は共有ファイル監視部122へアクセスプ
ロセスID要求を出力し、これを入力した共有ファイル
監視部122は共有ファイルテーブル123からアクセ
スプロセスIDを入力し、その結果を共有ファイル制御
装置104へ出力する。共有ファイル制御装置104は
プロセスIDを入力し、ファイルの内容をプロセスID
に対応するプロセスへ送信する。このように、共有ファ
イルの内容に変化が起こった際変更内容を共用ファイル
アクセス要求を発した全てのプロセスに通知することに
より、各プロセスに読み込まれたファイルは常に最新の
ファイル内容に保たれる。
【0040】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は上記態様にのみ限定されず、本発明の原
理に準ずる各種態様を含むことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、プロセ
スが他のプロセスによってファイルがアクセスされるこ
とを拒む場合には単独ファイルアクセスとし、それ以外
の場合は共有ファイルアクセスを行うことにより、マル
チタスクの処理においてファイルがあるプロセスによっ
て占有されてしまうことを回避すると共に、各プロセス
が常に最新のファイルに対してアクセスをすることがで
き、さらに共有ファイルアクセス時にはファイルを毎回
デバイス装置より入力する必要がなくなるため、ファイ
ルアクセス処理の効率及び信頼性の向上するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における待ち行列テーブルの
内容を説明する図である。
【図3】本発明の一実施例における単独ファイルテーブ
ルの内容を説明する図である。
【図4】本発明の一実施例における共有ファイルテーブ
ルの内容を説明する図である。
【符号の説明】
100 各プロセス 101 単独アクセス制御装置 102 共有アクセス制御装置 103 アクセスファイル制御装置 104 共有ファイル制御装置 105 共有ファイル格納メモリ 106 デバイス装置 111 単独ファイル監視部 112 待ち行列管理部 113 待ち行列テーブル 114 単独ファイルテーブル 121 ファイルアクセス識別部 122 共有ファイル監視部 123 共有ファイルテーブル

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセスからのファイルアクセス要求を入
    力し、他のプロセスからのアクセスを拒否してファイル
    をアクセスする単独ファイルアクセス要求に対して、ア
    クセス要求対象ファイルが現在単独ファイルアクセスさ
    れている場合にはファイルアクセス要求を待ち行列に加
    えると共に、アクセス中でない場合には単独ファイルア
    クセスを行う手段と、 他のプロセスとファイルを共有してアクセスする共有フ
    ァイルアクセス要求に対して、アクセス要求対象ファイ
    ルが共有アクセス中でない場合には共有ファイルアクセ
    スファイルとしてアクセスし、アクセス要求対象ファイ
    ルが共有ファイルアクセス中の場合には共有ファイル格
    納メモリによりファイルの読み書きを行う手段と、を備
    え、 共有ファイルアクセス時に一のプロセスがファイルの内
    容を更新した際、変更内容を該ファイルへアクセスを行
    っている全てのプロセスに対し通知することを特徴とす
    るファイルアクセス制御システム。
  2. 【請求項2】プロセスからのファイルアクセス要求を入
    力し、 アクセス要求対象のファイルが他のプロセスによって単
    独ファイルアクセスされているか否かをチェックし、 他のプロセスによってアクセス中である場合には、前記
    ファイルアクセス要求を待ち行列に格納し、 アクセス中でない場合には、前記ファイルアクセス要求
    を出力する手段を含む単独アクセス制御装置と、 前記単独アクセス制御装置から出力された前記ファイル
    アクセス要求を入力し、 アクセス要求対象のファイルが共有アクセス中であるか
    否かをチェックし、 他のプロセスによってアクセス中でない場合には、ファ
    イルアクセス要求を出力し、 アクセス中である場合には、ファイルアクセス要求のア
    クセス形態が、単独ファイルアクセスであれば待ち行列
    に格納し、共有ファイルアクセスであれば共有ファイル
    アクセス要求を出力する手段を含む共有アクセス制御装
    置と、 前記共有アクセス制御装置から出力されたファイルアク
    セス要求を入力し、デバイス装置へのファイルの読み出
    し及び書き込みを行い、その結果を前記ファイルアクセ
    ス要求を発した前記プロセスへ出力すると共に、共有フ
    ァイルへの読み込み要求の場合には、更にファイル内容
    を出力するアクセス制御装置と、 前記アクセス制御装置から出力されたファイル内容を入
    力し、共有ファイル格納メモリへ格納すると共に、前記 共有アクセス制御装置から共有ファイルアクセス要
    求を入力し、前記共有ファイル格納メモリよりファイル
    の内容を入力し、該ファイル内容をプロセスへ出力する
    共有ファイル制御装置と、 を備え、 前記共有ファイル制御装置が、共有ファイルアクセス要
    求が共有ファイルへの書き込み要求である場合には、共
    有ファイルの内容を変更すると共に、変更内容を共有フ
    ァイルヘのアクセス要求を発した全てのプロセスへ出力
    する、 ことを特徴とするファイルアクセス制御システム。
  3. 【請求項3】前記共有アクセス制御装置が、ファイルア
    クセス要求を発したプロセスのプロセスIDの検索要求
    を入力し、少なくともファイル名とプロセスIDを対応
    して格納した共有ファイルテーブルからプロセスIDを
    出力する手段を備えると共に、 アクセス形態識別要求を入力し、アクセス形態を出力す
    るアクセス形態識別手段を備えたことを特徴とする請求
    項2記載のファイルアクセス制御システム。
  4. 【請求項4】前記共有ファイル制御装置が、前記共有フ
    ァイルの前記変更内容を前記プロセスID検索要求に対
    して得られたプロセスIDを持つプロセスへ出力するこ
    とを特徴とする請求項3記載のファイルアクセス制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記単独アクセス制御装置が、少なくとも
    単独ファイルアクセスを行なうファイル名とプロセスI
    Dを対応して格納した単独ファイルテーブルを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のファイルアクセス制御シ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記待ち行列が、少なくとも、アクセス要
    求対象のファイル名と、アクセス要求を発したプロセス
    のプロセスIDと、単独アクセス又は共用アクセスのア
    クセス形態を指示するファイルアクセス形態とを一エン
    トリとして含むことを特徴とする請求項2記載のファイ
    ルアクセス制御システム。
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