JP2545582Y2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2545582Y2
JP2545582Y2 JP1991025466U JP2546691U JP2545582Y2 JP 2545582 Y2 JP2545582 Y2 JP 2545582Y2 JP 1991025466 U JP1991025466 U JP 1991025466U JP 2546691 U JP2546691 U JP 2546691U JP 2545582 Y2 JP2545582 Y2 JP 2545582Y2
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栄也 ▲い▼塚
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、CADシステムやパ
ーソナルコンピュータシステム等のように、データを作
成・編集した後インデックス(データの名前)を付加し
て登録することのできるデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CADシステム等のデータ処理装置は、
一般にキーボードやマウス等の入力手段及びCRTデイ
スプレイ等の表示部を備え、その入力手段からの入力に
応じてデータを作成・編集して表示部に表示させるデー
タ編集手段、該手段によって作成・編集されたデータを
入力手段から入力されるデータ名に相当するインデック
スを付加して記憶手段(フロッピディスク,ハードディ
スク等)に登録する登録手段、入力手段からのインデッ
クスの指定によりそのインデックスが付加された登録デ
ータを記憶手段から読出して表示部に表示させる読出し
手段等の機能を有している。
【0003】そして、このようなデータ処理装置によっ
てデータを作成する場合、予めフロッピーディスクやハ
ードディスク等の記憶手段に登録しておいたデータをイ
ンデックス指定により読出して表示部に表示させ、その
表示画面を見ながらデータを編集した後に、新たなイン
デックスを付加して再び登録することが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ処理装置では、ディスプレイには読出
されたデータ及び作成・編集中のデータが表示されるだ
けであり、インデックスに関しては、データを登録した
時にそのデータ名が数秒間表示されるだけであった。
【0005】そのため、インデックス指定によって登録
データを読出して編集する場合、登録データの読出し
後、データの編集内容を検討している過程でそのインデ
ックスを忘れてしまい、編集後の登録時に新たに付加す
べきインデックスを前のものと同一に選択してしまうこ
とがあり、元の登録データをそのまま保存しておかねば
ならないにもかかわらず、新規に編集したデータに書換
えてしまったり、同一インデックスで重複登録させてし
まったりするという問題があった。
【0006】そこで、インデックスが入力されて登録が
指示された時、既に同じインデックスで登録されている
データが有る場合には、「同一データ名があります。再
登録してもよいですか。」のようなメッセージを表示し
てそれをオペレータに知らせるようにしたものもある
が、その場合はもう一度インデックスを変更して入力し
直さなければならないため、登録作業に時間がかかって
しまうという不都合があった。
【0007】また、既登録のデータを読出して編集する
場合、そのデータと共にそれに付加されたインデックス
(ファイル名など)も表示するようにしたものもある
が、そうすると、新規に編集したデータをうっかりして
その表示されている前のインデックスのまま登録してし
まい、それによって元の登録データを書換えてしまう恐
れがあった。この考案は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、登録データを読出した際に、そのインデックス
をオペレータが視覚的に確認できるようにすると共に
編集後再登録する際の上述のような不都合を解消するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は上記の目的を
達成するため、入力手段及び表示部と、その入力手段か
らの入力に応じてデータを作成・編集して第一記憶手段
に記憶させるデータ編集手段と、その第一記憶手段に記
憶されたデータを入力手段から入力されるインデックス
を付加して第二記憶手段に登録する登録手段と、入力手
段からのインデックスの指定によりそのインデックスが
付加された登録データを第二記憶手段から第一記憶手段
へ読出す読出し手段と、その第一記憶手段に読出された
データとそのインデックスを表示部へ表示させる表示制
御手段とを有し、その読出されたデータをデータ編集手
段によつて編集した後、登録手段によって再び第二記憶
手段に登録できるようにしたデータ処理装置であって、
上記読出し手段によってインデックスが付加された登録
データが第一記憶手段に読出されてから所定時間後にそ
のインデックスを第一記憶手段から消去するインデック
ス消去手段を設けたものである。
【0009】あるいは、上記インデックス消去手段に代
えて、入力手段から登録モードの指示がなされた時、表
示部に既登録データのインデックスが表示されている場
合には、そのインデックスを第一記憶手段から消去する
インデックス消去手段を設けるようにしてもよい。 この
データ処理装置において、第一記憶手段に読出された既
登録データに付加されたインデックスを上記表示制御手
段が表示部へ表示させる際に、そのインデックス点滅表
示させるインデックス点滅手段を設けるとよい。
【0010】さらに、上記表示制御手段が、編集手段に
よって編集されて第一記憶手段に記憶されたデータが登
録手段によつて第二記憶手段に登録された後、その登録
データに付加されたインデックスを表示部に表示する手
段を有するよい。
【0011】
【作用】このように構成したこの考案のデータ処理装置
によれば、登録データが読出されると、表示制御手段に
よってそのデータと共にそのインデックスが表示部に表
示されるので、読出したデータのインデックスをオペレ
ータが視覚的に確認できる。それによつて、編集後の再
登録時に前のデータを書き換えたい場合以外に前と同じ
インデックスを入力して登録の指示をしてしまうような
ことがなくなる。さらに、その読出された既登録データ
のインデックスは、読出されてから所定時間後に、ある
いは入力手段から登録モードの指示がなされた時に、第
一記憶手段から消去される(当然表示も消える)ので、
新たに編集したデータをうっかりして前のインデックス
のまま登録して、元のデータを書換えてしまうようなこ
とも防止される。
【0012】読出したデータの編集中も、表示制御手段
がそのデータのインデックスを表示部に点滅表示させる
ようにすれば、編集後の再登録時に前のインデックスを
確認しながら新たなインデックスを入力することができ
るので、同一インデックスによる重複登録や、保存して
おくべき既登録データが書き換えられてしまうような事
態を一層確実に防止できる。
【0013】また、編集されたデータが登録手段によつ
て登録された後、その登録データに付加されたインデッ
クスを表示部に表示するようにすれば、新たな登録デー
タのインデツクスもオペレータが視覚的に確認できるの
で、安心感が増す。
【0014】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この考案を実施するデータ処
理装置の一例であるCADシステムのハード構成を示す
ブロック図である。
【0015】この図2において、11はシステム制御プ
ログラムを格納したROM、12はワーキングメモリで
あるRAM、13はハードディスク・インタフェース
(以下インタフェースをI/Fと略称する)、14は各
登録データをインデックスに対応させて格納する記憶手
段であるハードディスク装置(HD)、15はCRTの
制御I/F、16は表示部であるCRTディスプレイ、
17は入力I/F、18,19は入力手段であるキーボ
ードとマウスであり、これらはタイマー20を内蔵する
CPU21のバスライン22に対して図示のように接続
されており、このシステム全体はCPU21がROM1
1内に格納されているプログラムを読出して実行するこ
とにより制御される。
【0016】図1は図2に示したCADシステムによる
この考案の第1実施例の機能構成を示すブロック図であ
る。この第1実施例のCADシステムは、入力手段1
(図2のキーボード18とマウス19)と、表示部2
(図2のCRTディスプレイ16)と、入力手段1から
入力されるかあるいは後述する読出し手段によって読出
されるインデックスとデータとを記憶する第一記憶手段
3(図2のRAM12)と、インデックスに対応させて
登録データを記憶する第二記憶手段4(図2のHD1
4)とを有する。
【0017】さらに、入力手段1からのインデックス指
定による読出し指示に基づいて、第二記憶手段4のイン
デックスとそのインデックスに対応した登録データを第
一記憶手段3へ読出す読出し手段5と、この読出し手段
5により第一記憶手段3へインデックスと登録データが
読出されてから所定時間経過後にそのインデックスを消
去するインデックス消去手段6と、インデックス消去手
段6がインデックスを消去した後に、入力手段1からの
データ入力に基づいて第一記憶手段3のデータを書換
え、また入力手段1から入力されたインデックスを第一
記憶手段3のインデックスエリアに書込むデータ編集手
段7と、入力手段1からの登録指示入力に基づいて、第
一記憶手段3のインデックスとデータを対応させて第二
記憶手段4へ書込む書込み手段8と、第一記憶手段3の
インデックスとデータを表示部2へ表示させる表示制御
手段9とを具備するが、これらの各手段は図2における
CPU21の機能によって実現される。
【0018】表示制御手段9は、第一記憶手段3のイン
デックスエリアとデータエリアの内容を表示部2にリア
ルタイムで表示させる。既登録データを用いてデータの
編集を行う場合には、入力手段1からインデックスを入
力して読出しの指示を行なうと、読出し手段5が第二記
憶手段4をアクセスして指定インデックスに係るデータ
とそのインデックスを第一記憶手段3へ読出す。
【0019】これにより、表示部2にはデータと共にイ
ンデックスが一旦表示されるが、一定時間経過後にイン
デックス消去手段6により第一記憶手段3のインデック
スが消去され、表示部2のインデックス表示も消去され
る。従って、オペレータは読出された既登録データのイ
ンデックスを表示部2で視覚的に確認できる。また、イ
ンデックスが消去されるのは、編集後のデータが前のま
まのインデックスで登録されるのを防止するためであ
る。
【0020】次に、入力手段1からのデータ入力により
データ編集手段7で第一記憶手段3のデータを書換えて
編集した後、その編集後のデータを別のインデックスで
登録する場合には、入力手段1から新たなインデックス
を入力する。これにより、前記に消去された第一記憶手
段3のインデックスエリアにはその新規なインデックス
が書込まれ、更に入力手段1から登録指示を行うことに
より、書込み手段8が新たに書込まれたインデックスと
編集後のデータを第二記憶手段4へ書込んで登録する。
【0021】この新規なインデックスの入力に際して、
オペレータは先に表示部2でインデックスを確認してい
るため同一のインデックスを入力するようなことがな
く、同一インデックス入力による重複登録や、そのまま
保存しておくべき既登録データの書換えを防止すること
ができる。
【0022】次に、この第1実施例のCADシステムに
よるデータの作成,編集,登録の手順を、図3のフロー
チャートにしたがって図2も参照しながら説明する。先
ず、キーボード18からデータ作成モードを選択する
と、RAM12にデータ作成画面用のフォーマットデー
タがセットされ、I/F15を介してそのフォーマット
画面がCRT16に表示される(ステップ1,2)。な
お、このフォーマットにはデータ作成エリアの他にイン
デックスエリアが設けられている。
【0023】ここで新規データを作成するのではなく、
既登録データを基礎にしてデータを作成・編集する場合
には、キーボード18から所要既登録データのインデッ
クスを入力する(ステップ3,4)。このインデックス
としては、HD14の登録データに対して予め付加され
ている「直接的なデータ名」や「データ特定番号」等が
用いられており、キーボード18からはそれらの名前や
番号が入力されることになる。
【0024】このインデックス入力があると、I/F1
3を介してHD14のインデックスが検索され、入力イ
ンデックスに対応した既登録データとそのインデックス
がRAM12へロードされ、上記の各フォーマットエリ
アに書込まれる(ステップ4,5)。その書込み後のフ
ォーマットはただちにI/F15を介してCRT16に
表示され、この段階でオペレータは読出された既登録デ
ータだけでなくそのインデックスを視覚的に確認できる
ことになる(ステップ6)。
【0025】この表示があると、CPU21のタイマー
20がセットされ、一定時間ΔTをカウントさせ、その
タイムアウトによりRAM12のインデックスが消去さ
れ、それによってCRT16の表示画面からもインデッ
クスが消去される(ステップ7,8)。この一定時間Δ
Tは、オペレータが編集操作を開始する前にインデック
スを確認するために十分な時間(例えば10秒程度)と
され、オペレータはこの間に読出した既登録データのイ
ンデックスを視覚的に確認する。
【0026】このようにして、既登録データの読出しと
インデックスの表示・消去が終了すると、データの編集
と作成が可能になり、オペーレータはキーボード18や
マウス19を用いて既登録データを基にした作図や文字
入力等を行い、その都度RAM12のデータが書換えら
れていく(ステップ9)。一方、ステップ3において全
く新規にデータを作成する場合にはインデックスが存在
しないため、そのままデータの作成・編集にとりかかる
ことになる(ステップ3→9)。
【0027】データの作成・編集が終了すると、その作
成・編集されたデータに対してインデックスを付加す
る。例えば、マウス19を用いてカーソルをCRT表示
画面でブランクになっているインデックスエリアへ移動
させ、キーボード18からインデックスを入力すること
になるが、この入力があるとRAM12のインデックス
エリアに入力インデックスが書込まれ、CRT16のイ
ンデックスエリアに表示される(ステップ11)。
【0028】この場合に、オペレータは読み出された既
登録データのインデックスが如何なるものかを先の段階
で視覚的に確認しているため、それとは異なるインデッ
クスを選択入力してデータを区別させる。この後、キー
ボード18から登録を指示すると、RAM12に書込ま
れているインデックスと作成・編集後のデータはI/F
13へ転送され、HD14にインデックスとデータが対
応して登録される(ステップ12,13)。
【0029】次に、この考案の第2実施例について説明
する。この第2実施例もハード構成は図2に示したCA
Dシステムと同じであり、その機能構成を図4に示す。
この第2実施例のCADシステムは、インデックス消去
手段6′の機能が図1のインデックス消去手段6と若干
異なるのと、インデックス点滅手段10が追加された点
が図1に示した前述の第1実施例と異なるだけであるの
で、同じ部分については説明を省略する。
【0030】この第2実施例において、表示制御手段9
は第一記憶手段3のインデックスエリアとデータの内容
を表示部2の表示画面に、例えば図6に示すようにリア
ルタイムに表示させている。なお、図6に示す画面構成
において、30はデータ作成エリア,31はインデック
ス欄,32はデータリスト表示欄,33はインデックス
エリア,34はデータ名である。
【0031】そこで、既登録データを用いてデータの編
集を行う場合には、入力手段1からインデックス指定に
よる読出し指示を行い、読出し手段5が第二記憶手段4
をアクセスして指定されたインデックスに係るデータと
そのインデックスを第一記憶手段3へ読出す。
【0032】これにより、表示部2にはデータと共にイ
ンデックス(データ名)が一旦表示されるが、データ作
成エリア30にデータをすべて表示した後に、インデッ
クス点滅手段10によりインデックス欄31に点滅表示
される。また、データリスト表示欄32のデータ名34
の項目は表示されたままにする。従って、オペレータは
読出された既登録データのインデックスを表示部2の画
面上で視覚的に確認できる。
【0033】次に、入力手段1からのデータ入力により
データ編集手段7で第一記憶手段3のデータを書き換え
て編集した後、その編集後のデータを別のインデックス
で登録する場合には、入力手段1から新たなインデック
スを入力する。これにより、表示部2のデータリスト表
示欄32のデータ名の項目にすでに表示されているイン
デックスが書き直される。
【0034】入力手段1から登録指示を行う時、表示部
2のインデックス欄31にインデックスが点滅表示され
ていれば、インデックス消去手段6′により第一記憶手
段3のインデックスが消去され、同時に表示部2のイン
デックス欄31からインデックスの表示が消去される。
これにより、消去された第一記憶手段3のインデックス
エリアには新規なインデックスが書き込まれ、編集後の
データとそのインデックスを第二記憶手段4へ書き込ん
で登録する。
【0035】この新規なインデックスの入力に際して、
オペレータはそれを入力し終えて登録指示を行う直前ま
で表示部2の画面上で編集前のデータのインデックスを
確認できるので、同一インデックスを入力するようなこ
とがなく、うっかりして前のインデックスのまま登録指
示を行っても、前のインデックスは消去されるので、
一インデックスによる重複登録や、そのまま保存してお
くべき既登録データの書換えを一層確実に防止すること
ができる。
【0036】次に、この第2実施例によるデータの作
成,編集,登録の手順を図5のフローチャートにしたが
って、図2のブロック図及び図6の画面構成図も参照し
ながら説明する。
【0037】先ず、キーボード18からデータ作成モー
ドを選択すると、RAM12にデータ作成画面用のフォ
ーマットデータがセットされ、I/F15を介してその
フォーマット画面がCRT16に図6に示すように表示
される(ステップ1,2)。なお、このフォーマットに
はデータ作成エリア30の他に、インデックス欄31の
エリア、データリスト表示欄32のエリア,およびイン
デックスエリア33が設けられている。
【0038】ここで新規データを作成するのではなく、
既登録データを基礎にしてデータを作成・編集する場合
には、キーボード18から所要の既登録データのインデ
ックスを入力する(ステップ3,4)。インデックスの
入力があると、I/F13を介してHD14のインデッ
クスが検索され、入力インデックスに対応した既登録デ
ータとそのインデックスがRAM12へロードされ、上
記の各フォーマットエリアに書き込まれる(ステップ
4,5)。
【0039】そして、書込み後のフォーマットはただち
にI/F15を介してCRT16に表示され、この段階
でオペレータは読出された既登録データだけでなくその
インデックスを視覚的に確認できることになる。インデ
ックスを表示した後、読み出したデータを全てデータ作
成エリア30に表示する。全て表示し終わると、CRT
16の表示画面のインデックス欄31のインデックスが
点滅表示される(ステップ7,8)。
【0040】このようにして、既登録データの読出しと
インデックスの表示及びその点滅が始まると、データの
編集と作成が可能になり、オペレータはキーボード18
やマウス19を用いて既登録データを基にした作図や文
字入力を行い、その都度RAM12のデータが書き換え
られていく(ステップ9)。一方、ステップ3において
全く新規にデータを作成する場合にはインデックスは存
在しないため、そのままデータの作成・編集にとりかか
ることになる(ステップ3→9)。
【0041】データの作成・編集が終了すると、その作
成・編集されたデータに対してインデックスを付加す
る。例えば、マウス19を用いてカーソルをCRT表示
画面でインデックスを入力するためのモードを選択する
インデックスエリア33へ移動させ、キーボード18か
らインデックスを入力することになるが、この入力があ
ると、データリスト表示欄32のデータ名に入力された
インデックスが書き換えられて表示される(ステップ1
0)。
【0042】その後、マウス19から登録モードを指示
する(ステップ11)が、この時CRT16にインデッ
クスが点滅表示されている場合には、RAM12の既登
録データのインデックスが消去され、当然CRT16の
表示画面からもインデックスが消去される(ステップ1
2,13,14)。インデックスが点滅表示されていな
ければ、ステップ12からステップ15に進む。こうし
て、RAM12に入力インデックスが書き込まれる(ス
テップ15)。
【0043】その後、RAM12に書き込まれているイ
ンデックスと作成・編集後のデータはI/F13へ転送
され、HD14にインデックスとデータとが対応して登
録される(ステップ16)。そして、新しく登録された
データのインデックスがCRT16のインデックス欄3
1に表示される(ステップ17)。この時、インデック
スの表示は点滅しない。
【0044】
【考案の効果】 以上説明してきたように、この考案によ
るデータ処理装置においては、既登録データを用いてデ
ータを作成・編集してそれを記憶装置に登録する場合
に、既登録データのインデックスをオペレータが表示部
で視覚的に確認できる。そして、所定時間経過後あるい
は登録モードを指示したときに、既登録データのインデ
ックスが第一記憶手段(RAM12)から消去されるの
で、同一インデックスによるデータの重複登録や、その
まま保存しておくべき既登録データが書き換えられてし
まうような事態を有効に防止することができる。
【0045】また、特に第2実施例のようにデータ作成
・編集中も元の読出されたデータのインデックスが点滅
表示されていれば、それを確認しながら新たなインデッ
クスを入力できるので、一層確実に上記のような事態を
防止できる。
【0046】さらに、ワープロ等でデータを登録する場
合のように、同一データ名(インデックス)を入力して
登録指示をするとはじめて「同一データ名があります。
再登録しても良いですか」のような確認のメッセージが
出るのでは、別のデータ名を入力し直す手間がかかる
が、この考案によれば元のデータのインデックスを確認
できるので、始めから間違えずに新たなインデックスを
入力することができ、利用効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示すCADシステムによるこの考案の第
1実施例の機能構成を示すブロック図である。
【図2】この考案を実施するCADシステムのハード構
成例を示すブロック図である。
【図3】この考案の第1実施例によるデータの作成,編
集,登録の手順を示すフロー図である。
【図4】図2に示したCADシステムによるこの考案の
第2実施例の機能構成を示すブロック図である。
【図5】この考案の第2実施例によるデータの作成,編
集,登録の手順を示すフロー図である。
【図6】同じくその表示部(CRTディスプレイ)の画
面構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 表示部 3 第一記憶
手段 4 第二記憶手段 5 読出し手段 6,6′ イ
ンデックス消去手段 7 データ編集手段 8 書込み手段 9 表示制御
手段 10 インデックス点滅手段

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段及び表示部と、その入力手段か
    らの入力に応じてデータを作成・編集して第一記憶手段
    に記憶させるデータ編集手段と、該第一記憶手段に記憶
    されたデータを前記入力手段から入力されるインデック
    スを付加して第二記憶手段に登録する登録手段と、前記
    入力手段からのインデックスの指定によりそのインデッ
    クスが付加された登録データを前記第二記憶手段から
    記第一記憶手段へ読出す読出し手段と、その第一記憶手
    段に読出されたデータとそのインデックスを前記表示部
    へ表示させる表示制御手段とを有し、その読出されたデ
    ータを前記データ編集手段によつて編集した後、前記登
    録手段によって再び前記第二記憶手段に登録できるよう
    にしたデータ処理装置であって、 前記読出し手段によってインデックスが付加された登録
    データが前記第一記憶手段に読出されてから所定時間後
    にそのインデックスを該第一記憶手段から消去するイン
    デックス消去手段を設けたことを特徴とするデータ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 入力手段及び表示部と、その入力手段か
    らの入力に応じてデータを作成・編集して第一記憶手段
    に記憶させるデータ編集手段と、該第一記憶手段に記憶
    されたデータを前記入力手段から入力されるインデック
    スを付加して第二記憶手段に登録する登録手段と、前記
    入力手段からのインデックスの指定によりそのインデッ
    クスが付加された登録データを前記第二記憶手段から前
    記第一記憶手段へ読出す読出し手段と、その第一記憶手
    段に読出されたデータとそのインデックスを前記表示部
    へ表示させる表示制御手段とを有し、その読出されたデ
    ータを前記データ編集手段によつて編集した後、前記登
    録手段によって再び前記第二記憶手段に登録できるよう
    にしたデータ処理装置であって、 前記入力手段から登録モードの指示がなされた時、前記
    表示部に既登録データのインデックスが表示されている
    場合には、そのインデックスを前記第一記憶手段から消
    去するインデックス消去手段を設けた ことを特徴とする
    データ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載のデータ処理装置におい
    て、前記第一記憶手段に読出された既登録データに付加
    されたインデックスを前記表示制御手段が表示部へ表示
    させる際に、そのインデックスを点滅させるインデック
    ス点滅手段を 設けたことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    データ処理装置において、前記表示制御手段が、前記編
    集手段によって編集されて前記第一記憶手段に記憶され
    データが前記登録手段によつて前記第二記憶手段に
    録された後、その登録データに付加されたインデックス
    を前記表示部に表示する手段を有することを特徴とする
    データ処理装置。
JP1991025466U 1990-03-23 1991-03-22 データ処理装置 Expired - Lifetime JP2545582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991025466U JP2545582Y2 (ja) 1990-03-23 1991-03-22 データ処理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3015090 1990-03-23
JP2-30150 1990-03-23
JP1991025466U JP2545582Y2 (ja) 1990-03-23 1991-03-22 データ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0490256U JPH0490256U (ja) 1992-08-06
JP2545582Y2 true JP2545582Y2 (ja) 1997-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Title
竹内郁雄ほか、「bit別冊 GNU Emacsマニュアル」、共立出版、9−12頁、「1.画面構成」

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JPH0490256U (ja) 1992-08-06

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