JP3041528B2 - フアイル・システム・モジュール - Google Patents
フアイル・システム・モジュールInfo
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- JP3041528B2 JP3041528B2 JP2042723A JP4272390A JP3041528B2 JP 3041528 B2 JP3041528 B2 JP 3041528B2 JP 2042723 A JP2042723 A JP 2042723A JP 4272390 A JP4272390 A JP 4272390A JP 3041528 B2 JP3041528 B2 JP 3041528B2
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/90—Details of database functions independent of the retrieved data types
- G06F16/901—Indexing; Data structures therefor; Storage structures
- G06F16/9017—Indexing; Data structures therefor; Storage structures using directory or table look-up
- G06F16/902—Indexing; Data structures therefor; Storage structures using directory or table look-up using more than one table in sequence, i.e. systems with three or more layers
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/10—File systems; File servers
- G06F16/18—File system types
- G06F16/188—Virtual file systems
- G06F16/192—Implementing virtual folder structures
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S707/00—Data processing: database and file management or data structures
- Y10S707/99941—Database schema or data structure
- Y10S707/99942—Manipulating data structure, e.g. compression, compaction, compilation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、たとえばUNIXオペレーテイング・システム
環境において使用されるような階層形フアイル構造を用
いているコンピユータ・システムに関する。
環境において使用されるような階層形フアイル構造を用
いているコンピユータ・システムに関する。
現在市販されているコンピユータ・システムは、低コ
ストのマイクロプロセツサ・パーソナル・コンピユータ
から複雑で高価格の本体系コンピユータまで、価格と複
雑さに関して分類される。しかし、コンピユータ・シス
テムは、同様の基本的コンポーネント、すなわちコンピ
ユータ演算の実行を制御する少なくとも1つの中央処理
装置(CPU)、コンピユータ・システムへの情報の入力
およびシステムからの情報の出力を制御する入力/出力
装置、およびコンピユータ演算を行なうためCPUが使用
する情報を記憶するメモリすなわち記憶場所を含んでい
ると言つてもよい。
ストのマイクロプロセツサ・パーソナル・コンピユータ
から複雑で高価格の本体系コンピユータまで、価格と複
雑さに関して分類される。しかし、コンピユータ・シス
テムは、同様の基本的コンポーネント、すなわちコンピ
ユータ演算の実行を制御する少なくとも1つの中央処理
装置(CPU)、コンピユータ・システムへの情報の入力
およびシステムからの情報の出力を制御する入力/出力
装置、およびコンピユータ演算を行なうためCPUが使用
する情報を記憶するメモリすなわち記憶場所を含んでい
ると言つてもよい。
CPUは、所定のコンピユータ演算がどのように行なわ
れるべきかを指令するオペレーテイング・システムによ
り制御される。オペレーテイング・システムの一部に、
コンピユータ・システムにおけるフアイル構造を決定し
かつ制御するフアイル・システム・モジユールがある。
れるべきかを指令するオペレーテイング・システムによ
り制御される。オペレーテイング・システムの一部に、
コンピユータ・システムにおけるフアイル構造を決定し
かつ制御するフアイル・システム・モジユールがある。
使用されているあるタイプのフアイル構造は、階層形
フアイル構造と呼ばれている。階層形フアイル構造にお
いて、フアイルは、“ルート”と呼ばれる単一ルート・
ノードで開始する木状構造に構成されている。1つ以上
のノードはルートに接続され、かつ1つ以上のノード
は、各ノードに接続されている。フアイル・システム構
造の各ノン・リーフ・ノードは、すなわち、それに接続
されていない他のノードを有するノードは、フアイルの
登録簿であり、木のリーフ・ノードにおけるフアイル
は、登録簿、レギユラ・フアイル、またはデイバイス・
フアイルのような特殊な種類のフアイルのいずれかであ
る。
フアイル構造と呼ばれている。階層形フアイル構造にお
いて、フアイルは、“ルート”と呼ばれる単一ルート・
ノードで開始する木状構造に構成されている。1つ以上
のノードはルートに接続され、かつ1つ以上のノード
は、各ノードに接続されている。フアイル・システム構
造の各ノン・リーフ・ノードは、すなわち、それに接続
されていない他のノードを有するノードは、フアイルの
登録簿であり、木のリーフ・ノードにおけるフアイル
は、登録簿、レギユラ・フアイル、またはデイバイス・
フアイルのような特殊な種類のフアイルのいずれかであ
る。
特定の階層形のフアイル・システムにおいて、フアイ
ルの名前は、フアイルをシステム階層においてどのよう
に配置するかを示している経路名である。経路名は、
“/"で分けられた一連のコンポーネント名である。全経
路名は“/"記号で開始し、かつフアイル・システムのル
ートで開始しフアイルの木を経由しさらに連続する経路
に通じている枝をたどることによりフアイルが見つけら
れることを明記している。たとえば、経路名/usr/src/c
md/two.cは、第1図のボツクスに示されているような経
路をたどつて、図示の木の参照番号5で示されたtwo.c
フアイルを指定している。
ルの名前は、フアイルをシステム階層においてどのよう
に配置するかを示している経路名である。経路名は、
“/"で分けられた一連のコンポーネント名である。全経
路名は“/"記号で開始し、かつフアイル・システムのル
ートで開始しフアイルの木を経由しさらに連続する経路
に通じている枝をたどることによりフアイルが見つけら
れることを明記している。たとえば、経路名/usr/src/c
md/two.cは、第1図のボツクスに示されているような経
路をたどつて、図示の木の参照番号5で示されたtwo.c
フアイルを指定している。
ソフトウエアの開発環境において、様々なコンピユー
タのプログラマは、単一のプログラムについて、または
互いに関係し共に動作する一群のプログラムについて同
時に仕事をしていることがある。最も短時間で仕事が完
了するよう、仕事を同時に行なうことが非常に要求され
ている。代表的には、ソフトウエアの各プログラマは、
プログラマが携わつているフアイル構造の一部にそれら
フアイルのコピーを作り、かつプログラマの目標を達成
するため、それら特定のコピーについて仕事をする。し
たがつて、プロダクトが20のプログラムから成つている
場合、各プログラマは、プログラマのユーザ領域にそれ
ら20のプログラムのコピーを有している。
タのプログラマは、単一のプログラムについて、または
互いに関係し共に動作する一群のプログラムについて同
時に仕事をしていることがある。最も短時間で仕事が完
了するよう、仕事を同時に行なうことが非常に要求され
ている。代表的には、ソフトウエアの各プログラマは、
プログラマが携わつているフアイル構造の一部にそれら
フアイルのコピーを作り、かつプログラマの目標を達成
するため、それら特定のコピーについて仕事をする。し
たがつて、プロダクトが20のプログラムから成つている
場合、各プログラマは、プログラマのユーザ領域にそれ
ら20のプログラムのコピーを有している。
この構成における問題点は、各プログラマは、1つの
フアイルについて仕事をするためには、通常、大量のフ
アイルを用いて仕事をしなければならないことである。
したがつて、これらフアイルの複数コピーが、システム
の多くの場所に存在しているので、大量のデイスク・メ
モリ空間が要求されかつ配置の複雑性とフアイルの識別
が増すことになる。さらに、見のがしたり、または古い
バージヨンのプログラムとプログラムの現在のバージヨ
ンを取り違えたりしやすい。たとえば、一人のプログラ
マが、5月の改訂(revision)日を有しているプログラ
ムのある部分について仕事をし、かつ二人目のプログラ
マが、6月の改訂日を有しているプログラムについて仕
事をしている。いずれかのプログラマによる変更は、異
なるバージヨンに含まれ、プログラマにより開発された
新しいソフトウエアを組み込むため、コードは、コード
の最後のバージヨンに含まれなければならず、これは反
復性でやつかいな作業である。
フアイルについて仕事をするためには、通常、大量のフ
アイルを用いて仕事をしなければならないことである。
したがつて、これらフアイルの複数コピーが、システム
の多くの場所に存在しているので、大量のデイスク・メ
モリ空間が要求されかつ配置の複雑性とフアイルの識別
が増すことになる。さらに、見のがしたり、または古い
バージヨンのプログラムとプログラムの現在のバージヨ
ンを取り違えたりしやすい。たとえば、一人のプログラ
マが、5月の改訂(revision)日を有しているプログラ
ムのある部分について仕事をし、かつ二人目のプログラ
マが、6月の改訂日を有しているプログラムについて仕
事をしている。いずれかのプログラマによる変更は、異
なるバージヨンに含まれ、プログラマにより開発された
新しいソフトウエアを組み込むため、コードは、コード
の最後のバージヨンに含まれなければならず、これは反
復性でやつかいな作業である。
したがつて、本発明の目的は、フアイル構造を含みか
つ専用フアイル階層および共用フアイル階層から成るコ
ンピユータ・システムを提供することである。専用階層
は、専用ユーザだけが改変したフアイルを含んでいる。
つ専用フアイル階層および共用フアイル階層から成るコ
ンピユータ・システムを提供することである。専用階層
は、専用ユーザだけが改変したフアイルを含んでいる。
本発明の他の目的は、ユーザがフアイルを変えようと
する場合、共用フアイルが専用ユーザ・フアイルに自動
的に書き込まれるコンピユータ・システムを提供するこ
とである。
する場合、共用フアイルが専用ユーザ・フアイルに自動
的に書き込まれるコンピユータ・システムを提供するこ
とである。
本発明の別の目的は、フアイル構造におけるフアイル
の位置に関係なく、共通名によりフアイルをアクセスす
ることができるコンピユータ・システムを提供すること
である。
の位置に関係なく、共通名によりフアイルをアクセスす
ることができるコンピユータ・システムを提供すること
である。
本発明の更に別の目的は、フアイル登録簿が共用およ
び専用フアイルの両方を含んでいるコンピユータ・シス
テムを提供することである。
び専用フアイルの両方を含んでいるコンピユータ・シス
テムを提供することである。
本発明のコンピユータ・システムにおいて、オペレー
テイング・システムは、コンピユータ・システムのユー
ザがフアイル階層を共用するとともに、専用フアイル階
層も有することができるようにする透明フアイル・シス
テム・モジユール(TFS)を有し、共用階層からのフア
イルは、それらが変えられる場合のみ専用階層にコピー
される(この特徴は“コピー・オン・ライト”手続きと
呼ばれる)。書き込みは、専用階層においてのみ行なわ
れる。したがつて、共用階層におけるフアイルは絶対に
変化されないので、各ユーザは、他の人により変化され
ないようになつている。更に、フアイルは、それらが変
化される場合だけコピーされ、変化されるまで、共用フ
アイルが使用される。その結果、かなりのデイスク空間
を節約することができる。
テイング・システムは、コンピユータ・システムのユー
ザがフアイル階層を共用するとともに、専用フアイル階
層も有することができるようにする透明フアイル・シス
テム・モジユール(TFS)を有し、共用階層からのフア
イルは、それらが変えられる場合のみ専用階層にコピー
される(この特徴は“コピー・オン・ライト”手続きと
呼ばれる)。書き込みは、専用階層においてのみ行なわ
れる。したがつて、共用階層におけるフアイルは絶対に
変化されないので、各ユーザは、他の人により変化され
ないようになつている。更に、フアイルは、それらが変
化される場合だけコピーされ、変化されるまで、共用フ
アイルが使用される。その結果、かなりのデイスク空間
を節約することができる。
TFSにより見ることができる登録簿は、単一の登録簿
としてユーザに現れるが、実際には多くの層に存在して
いる登録簿のフアイルに関するリストから成つている。
各層は物理登録簿で、それら層は探索リンクと呼ばれて
いるリンクにより結合されている。各層は、それに関連
した探索リンクを有し、それはその後の次の層の登録簿
名を含んでいる。TFSにより見ることができる最初の層
は前面層で、この層から探索リンクをたどることにより
見つけられる層は、前面層の後にある“後面層”とみな
せる。もし同じフアイルが正面の層にあつて、後面層の
フアイルを覆うようなことがなければ、フアイルは後面
層から見える。そのため、前面層は半透明すなわち選択
的に透明であると言える。
としてユーザに現れるが、実際には多くの層に存在して
いる登録簿のフアイルに関するリストから成つている。
各層は物理登録簿で、それら層は探索リンクと呼ばれて
いるリンクにより結合されている。各層は、それに関連
した探索リンクを有し、それはその後の次の層の登録簿
名を含んでいる。TFSにより見ることができる最初の層
は前面層で、この層から探索リンクをたどることにより
見つけられる層は、前面層の後にある“後面層”とみな
せる。もし同じフアイルが正面の層にあつて、後面層の
フアイルを覆うようなことがなければ、フアイルは後面
層から見える。そのため、前面層は半透明すなわち選択
的に透明であると言える。
以下、添付の図面に基いて、本発明の実施例に関し説
明する。
明する。
本発明のシステムにおいて、フアイル・システムは、
共用フアイル階層と専用階層をユーザに供給し、ユーザ
により編集された共用フアイルがユーザの専用階層に自
動的にコピーされる透明フアイル・システム・モジユー
ル(TFS)から成る。TFSモジユールにより、探索リンク
は、各登録簿に関し形成されている。登録簿に関する探
索リンクは、登録簿とともに層に記憶されたポインタを
有し、ポインタは、登録簿の後の次の層に存在する次の
登録簿を示す。したがつて、フアイルは、探索リンクに
より識別された層を調べることにより、正面層の後にあ
る登録簿または層からアクセスされることができる。
共用フアイル階層と専用階層をユーザに供給し、ユーザ
により編集された共用フアイルがユーザの専用階層に自
動的にコピーされる透明フアイル・システム・モジユー
ル(TFS)から成る。TFSモジユールにより、探索リンク
は、各登録簿に関し形成されている。登録簿に関する探
索リンクは、登録簿とともに層に記憶されたポインタを
有し、ポインタは、登録簿の後の次の層に存在する次の
登録簿を示す。したがつて、フアイルは、探索リンクに
より識別された層を調べることにより、正面層の後にあ
る登録簿または層からアクセスされることができる。
物理層は、1つのコンピユータ・システムにおけるメ
モリまたは記憶装置の1つの場所に、またはコンピユー
タ・ネツトワークにより相互に結合された複数のコンピ
ユータ・システムに位置する複数の場所に配置されてい
る。ユーザまたはプロセスがフアイルをアクセスするた
びに、TFSモジユールにより、フアイルの最も新しいバ
ージヨンがアクセスのため提供される。さらに、ユーザ
が登録簿のリストを要求した場合、TFSモジユールによ
り、登録簿のリストがデイスプレイされ、探索リンクに
より相互に結合された登録簿の間で見つけられたフアイ
ルの最も新しいバージヨンだけをリストする。リストさ
れたフアイルは、別々の後面層に位置する共用フアイル
か、または前面層に位置しユーザにとつて専用の専用フ
アイルである。
モリまたは記憶装置の1つの場所に、またはコンピユー
タ・ネツトワークにより相互に結合された複数のコンピ
ユータ・システムに位置する複数の場所に配置されてい
る。ユーザまたはプロセスがフアイルをアクセスするた
びに、TFSモジユールにより、フアイルの最も新しいバ
ージヨンがアクセスのため提供される。さらに、ユーザ
が登録簿のリストを要求した場合、TFSモジユールによ
り、登録簿のリストがデイスプレイされ、探索リンクに
より相互に結合された登録簿の間で見つけられたフアイ
ルの最も新しいバージヨンだけをリストする。リストさ
れたフアイルは、別々の後面層に位置する共用フアイル
か、または前面層に位置しユーザにとつて専用の専用フ
アイルである。
階層形フアイル構造を使用しているオペレーテイング
・システムの1つには、ベル研究所が最初に開発したUN
IX(UNIXはAT&Tの登録商標である)オペレーテイング
・システムがある。本実施例は、UNIXオペレーテイング
・システムの環境について述べているが、本発明のシス
テムは、階層形フアイル構造を使用している他のオペレ
ーテイング・システムにも適用し得ることは明白であろ
う。
・システムの1つには、ベル研究所が最初に開発したUN
IX(UNIXはAT&Tの登録商標である)オペレーテイング
・システムがある。本実施例は、UNIXオペレーテイング
・システムの環境について述べているが、本発明のシス
テムは、階層形フアイル構造を使用している他のオペレ
ーテイング・システムにも適用し得ることは明白であろ
う。
UNIXベースド・システムにおいて、オペレーテイング
・システムは、ハードウエアと直接的に相互作用し、プ
ログラムに対して共通のサービスを供給しかつ特定のコ
ンピユータ・システムのハードウエアの特殊性からソフ
トウエアおよびユーザを切り離す。一組の層としてシス
テムを見れば、オペレーテイング・システムは、一般に
“システム・カーネル”または、ただ“カーネル”と呼
ばれ、ユーザのプログラムからの切り離しを強める。プ
ログラムは、基本的ハードウエアに関係ないので、異な
るハードウエアで動作しているUNIXシステム間でプログ
ラムを移動することは簡単である。カーネル内に位置す
るUNIXフアイル・システムはフアイル構造を構成してい
る。
・システムは、ハードウエアと直接的に相互作用し、プ
ログラムに対して共通のサービスを供給しかつ特定のコ
ンピユータ・システムのハードウエアの特殊性からソフ
トウエアおよびユーザを切り離す。一組の層としてシス
テムを見れば、オペレーテイング・システムは、一般に
“システム・カーネル”または、ただ“カーネル”と呼
ばれ、ユーザのプログラムからの切り離しを強める。プ
ログラムは、基本的ハードウエアに関係ないので、異な
るハードウエアで動作しているUNIXシステム間でプログ
ラムを移動することは簡単である。カーネル内に位置す
るUNIXフアイル・システムはフアイル構造を構成してい
る。
カーネルは、第2図に示されており、第2図は、3つ
のレベル、すなわちユーザ/プログラム・カーネル,ハ
ードウエアを示している。システム呼出しおよびライブ
ラリ・インタフエイスはプログラムおよびカーネル間の
境界すなわちインタフエイスを表している。システム呼
出しは、フアイル・システムとインタフエイスするシス
テム呼出しと、プロセス制御システムと相互作用するシ
ステム呼出しとに分割される。プロセス制御システム
は、プロセス同期、インタプロセス通信、メモリ管理、
およびプロセス・スケジユーリングに対して応答可能で
ある。フアイル・システムは、フアイルを管理し、フア
イル・スペースを割り当て、フリー・スペースを管理
し、フアイルのアクセスを制御し、さらにユーザとプロ
グラムに関してデータを検索する。
のレベル、すなわちユーザ/プログラム・カーネル,ハ
ードウエアを示している。システム呼出しおよびライブ
ラリ・インタフエイスはプログラムおよびカーネル間の
境界すなわちインタフエイスを表している。システム呼
出しは、フアイル・システムとインタフエイスするシス
テム呼出しと、プロセス制御システムと相互作用するシ
ステム呼出しとに分割される。プロセス制御システム
は、プロセス同期、インタプロセス通信、メモリ管理、
およびプロセス・スケジユーリングに対して応答可能で
ある。フアイル・システムは、フアイルを管理し、フア
イル・スペースを割り当て、フリー・スペースを管理
し、フアイルのアクセスを制御し、さらにユーザとプロ
グラムに関してデータを検索する。
第3(a)図に示されたシステムは、本発明のシステ
ムの一実施例を示している。カーネル60は、ユーザ・レ
ベル70においてユーザ/プログラムにインタフエイス
し、かつハードウエア・レベル80においてハードウエア
にインタフエイスしている。フアイル・システムは、フ
アイル・システム・コマンドを受信しかつアクセスされ
るべき現在の登録簿がTFS登録簿であるかどうかを決定
するフアイル・システム・インタフエイス90を有してい
る。これは、フアイル・システム・インタフエイス90に
よりアクセス可能な表またはフアイルを記憶することに
より達成されることが望ましく、インタフエイス90は、
TFSモジユールを介してアクセスされるべきフアイル・
システムまたはそれらの登録簿を識別する。
ムの一実施例を示している。カーネル60は、ユーザ・レ
ベル70においてユーザ/プログラムにインタフエイス
し、かつハードウエア・レベル80においてハードウエア
にインタフエイスしている。フアイル・システムは、フ
アイル・システム・コマンドを受信しかつアクセスされ
るべき現在の登録簿がTFS登録簿であるかどうかを決定
するフアイル・システム・インタフエイス90を有してい
る。これは、フアイル・システム・インタフエイス90に
よりアクセス可能な表またはフアイルを記憶することに
より達成されることが望ましく、インタフエイス90は、
TFSモジユールを介してアクセスされるべきフアイル・
システムまたはそれらの登録簿を識別する。
UNIXベースド・システムの1つには、カリフオルニア
州マウンテン・ビユー所在のサン・マイクロシステムズ
社製のSUNOS(サン・オペレーテイング・システム)が
ある。このオペレーテイング・システムは、最も新しい
バージヨンにネツトワーク・フアイル・システム(以
後、NFS)を含んでいる。なお、NFSについては、サン・
マイクロシステムズ社により公開された、サンドバーグ
他による「サン・ネツトワーク・フアイル・システムの
設計およびインプリメンテーシヨン」と題する論文に記
載されている。バーチヤル・フアイル・システム(以
後、VFS)は、NFSに関連している。VFSは、SUNOSカーネ
ル内の複数のフアイル・システムを調節するためのフア
イル・インタフエイス・アーキテクチユアである。特
に、VFSは、4.2BSDフアイル・システムのようなローカ
ル・デイスク・フアイル・システムや、NFSのようなス
テートレス・リモート・フアイル・システムや、AT&T
のRFSのようなステートフル・リモート・フアイル・シ
ステムや、またはMSDOSのような非UNIXフアイル・シス
テムをサポートするフアイル・システム・インタフエイ
スを供給する。なお、VFSについては、サン・マイクロ
システムズ社により公開されたエア・アール・クレイン
マンによる「Vノード;サンUNIXにおけるマルチ・フア
イル・システム・タイプのアーキテクチュア」と題する
論文に示されている。
州マウンテン・ビユー所在のサン・マイクロシステムズ
社製のSUNOS(サン・オペレーテイング・システム)が
ある。このオペレーテイング・システムは、最も新しい
バージヨンにネツトワーク・フアイル・システム(以
後、NFS)を含んでいる。なお、NFSについては、サン・
マイクロシステムズ社により公開された、サンドバーグ
他による「サン・ネツトワーク・フアイル・システムの
設計およびインプリメンテーシヨン」と題する論文に記
載されている。バーチヤル・フアイル・システム(以
後、VFS)は、NFSに関連している。VFSは、SUNOSカーネ
ル内の複数のフアイル・システムを調節するためのフア
イル・インタフエイス・アーキテクチユアである。特
に、VFSは、4.2BSDフアイル・システムのようなローカ
ル・デイスク・フアイル・システムや、NFSのようなス
テートレス・リモート・フアイル・システムや、AT&T
のRFSのようなステートフル・リモート・フアイル・シ
ステムや、またはMSDOSのような非UNIXフアイル・シス
テムをサポートするフアイル・システム・インタフエイ
スを供給する。なお、VFSについては、サン・マイクロ
システムズ社により公開されたエア・アール・クレイン
マンによる「Vノード;サンUNIXにおけるマルチ・フア
イル・システム・タイプのアーキテクチュア」と題する
論文に示されている。
VFSにより、異なるマウント・データを必要とする異
なるフアイル・システムをマウントすることができる。
これを行なうには、システム・マウント・コマンドを使
用して、フアイル・システム・タイプ、マウント・ポイ
ントである登録簿、マウントされるべき登録簿、“読み
取り専用”のような様々な総称フラツグ、およびフアイ
ル・システムの特別なタイプのデータのポインタを供給
する。マウント・システム・コマンドは、そのフアイル
・システム・タイプの1つとして、TFSを受け入れる。
なるフアイル・システムをマウントすることができる。
これを行なうには、システム・マウント・コマンドを使
用して、フアイル・システム・タイプ、マウント・ポイ
ントである登録簿、マウントされるべき登録簿、“読み
取り専用”のような様々な総称フラツグ、およびフアイ
ル・システムの特別なタイプのデータのポインタを供給
する。マウント・システム・コマンドは、そのフアイル
・システム・タイプの1つとして、TFSを受け入れる。
したがつて、フアイル・システムは、登録簿またはフ
アイル・システムがマウントされる時、ユーザにより
“TFSタイプ”であると識別される。“マウント”コマ
ンドは、経路名位置(たとえば、“/usr/src")により
識別されるフアイル・システム階層に、命名されたフア
イル・システムを取りつける。たとえば、第1フアイル
・システム“/aaa/bbb/ccc"が第2フアイル・システム
“/usr/src"にマウントされる場合、その結果できたフ
アイル・システムは、“/usr/src/aaa/bbb/ccc"から成
る。取りつけられるべきフアイル・システムのこの経路
名は、TFSシステムの最も前の書き込み可能登録簿を表
す経路名である。
アイル・システムがマウントされる時、ユーザにより
“TFSタイプ”であると識別される。“マウント”コマ
ンドは、経路名位置(たとえば、“/usr/src")により
識別されるフアイル・システム階層に、命名されたフア
イル・システムを取りつける。たとえば、第1フアイル
・システム“/aaa/bbb/ccc"が第2フアイル・システム
“/usr/src"にマウントされる場合、その結果できたフ
アイル・システムは、“/usr/src/aaa/bbb/ccc"から成
る。取りつけられるべきフアイル・システムのこの経路
名は、TFSシステムの最も前の書き込み可能登録簿を表
す経路名である。
現在の登録簿がTFS登録簿である場合、実行されるど
の登録簿コマンドもTFSモジュール95を介して実行され
る。そうでなければ、コマンドは、以後“総称フアイル
・システム・モジユール"120として示される非TFSモジ
ユールにより実行される。コマンドが、TFSモジユール
・システム95を介して実行されるものであるならば、TF
Sサーバ・プロセス(ユーザ・プログラム)の制御の下
でTFSモジユールは、適切なコマンドをハードウエア制
御システム110に供給してハードウエア100にコマンドを
実行させる総称フアイル・システム・モジュール120を
介して要求を行なう。フアイルを読み取る、または登録
簿のリストを供給するといつたコマンドを受けると、TF
Sモジユール・システム95は、フアイル・システムにお
ける複数層に位置するフアイルの最も新しいバージヨン
をアクセスするため、指定された登録簿からの探索リン
クおよびTFSフアイル・システムに関して特別の他の特
徴を使用する。
の登録簿コマンドもTFSモジュール95を介して実行され
る。そうでなければ、コマンドは、以後“総称フアイル
・システム・モジユール"120として示される非TFSモジ
ユールにより実行される。コマンドが、TFSモジユール
・システム95を介して実行されるものであるならば、TF
Sサーバ・プロセス(ユーザ・プログラム)の制御の下
でTFSモジユールは、適切なコマンドをハードウエア制
御システム110に供給してハードウエア100にコマンドを
実行させる総称フアイル・システム・モジュール120を
介して要求を行なう。フアイルを読み取る、または登録
簿のリストを供給するといつたコマンドを受けると、TF
Sモジユール・システム95は、フアイル・システムにお
ける複数層に位置するフアイルの最も新しいバージヨン
をアクセスするため、指定された登録簿からの探索リン
クおよびTFSフアイル・システムに関して特別の他の特
徴を使用する。
第3(b)図は、カーネルに関する修正を最少にする
本発明の第2の実施例を示している。この実施例におい
て、TFSフアイル・システム・モジユールは、サーバと
してフアイル・システム・インタフエイスに接続したネ
ツトワーク・フアイル・システム・モジユール(NFS)
のような先にあるフアイル・システム・モジユールに接
続している。NFSモジユールは、それが結合されているN
FSサーバにコマンドを送る。TFSのために、TFSモジユー
ルは、フアイル・サーバである。したがつて、システム
・コマンドは、TFSモジユールに送られる。NFSモジユー
ルを動作するコマンドが既にカーネルにあるので、TFS
がNFSサーバとして働く時、カーネルは修正されなくて
もよい。このように、TFSフアイル・システムに関連し
たコマンドは、最初にNFSモジユールに送られ、ここで
それらは、TFSモジユールにより実行されるよう進めら
れる。その後、TFSモジユールは、前述した方法で層登
録簿を供給する。
本発明の第2の実施例を示している。この実施例におい
て、TFSフアイル・システム・モジユールは、サーバと
してフアイル・システム・インタフエイスに接続したネ
ツトワーク・フアイル・システム・モジユール(NFS)
のような先にあるフアイル・システム・モジユールに接
続している。NFSモジユールは、それが結合されているN
FSサーバにコマンドを送る。TFSのために、TFSモジユー
ルは、フアイル・サーバである。したがつて、システム
・コマンドは、TFSモジユールに送られる。NFSモジユー
ルを動作するコマンドが既にカーネルにあるので、TFS
がNFSサーバとして働く時、カーネルは修正されなくて
もよい。このように、TFSフアイル・システムに関連し
たコマンドは、最初にNFSモジユールに送られ、ここで
それらは、TFSモジユールにより実行されるよう進めら
れる。その後、TFSモジユールは、前述した方法で層登
録簿を供給する。
本発明のいずれの実施例においても、ユーザは、1つ
しか専用の前面層を有していない。前面層に関する登録
簿の名は、マウント時間において指定され、TFSサーバ
・プロセスに送られる。TFSサーバ・プロセスは、層の
残りを決定するため、指定された前面層から探索リンク
をたどる。探索リンクは、SUNOSに関するネツトワーク
・ソフトウエア環境におけるソフトウエア・コマンド
“取得する(acquire)”および“保存する”により最
初に確立され、他のコマンドは他のシステムにおいて使
用されることは明らかである。これらコマンドは、ユー
ザがフアイルを最初に見る時に使用され、次の後面層を
示す。
しか専用の前面層を有していない。前面層に関する登録
簿の名は、マウント時間において指定され、TFSサーバ
・プロセスに送られる。TFSサーバ・プロセスは、層の
残りを決定するため、指定された前面層から探索リンク
をたどる。探索リンクは、SUNOSに関するネツトワーク
・ソフトウエア環境におけるソフトウエア・コマンド
“取得する(acquire)”および“保存する”により最
初に確立され、他のコマンドは他のシステムにおいて使
用されることは明らかである。これらコマンドは、ユー
ザがフアイルを最初に見る時に使用され、次の後面層を
示す。
本実施例において述べたように、フアイル・システム
の探索リンクは、登録簿に関連したフアイルにあり、か
つ特定の登録簿の後の層に関する次の後面登録簿を識別
する。実際、登録簿はそれを示している探索リンクによ
り後面層に存在していると指定される。探索リンクが確
立されると、その後面登録簿におけるフアイルは、TFS
サーバ・プロセスにより読み取り専用として指定され
る。各登録簿の探索リンクがその登録簿に関連したフア
イルに配置されていると示されているが、フアイル・シ
ステム全体の探索リンクは、フアイル・システムのルー
ト登録簿のような中央位置に位置する単一フアイルに配
置されていてもよい。探索リンクは、後面層に位置する
共用フアイルの登録簿を識別する。フアイルは、探索リ
ンクが確立されているので、簡単に“共用”に指定され
る。
の探索リンクは、登録簿に関連したフアイルにあり、か
つ特定の登録簿の後の層に関する次の後面登録簿を識別
する。実際、登録簿はそれを示している探索リンクによ
り後面層に存在していると指定される。探索リンクが確
立されると、その後面登録簿におけるフアイルは、TFS
サーバ・プロセスにより読み取り専用として指定され
る。各登録簿の探索リンクがその登録簿に関連したフア
イルに配置されていると示されているが、フアイル・シ
ステム全体の探索リンクは、フアイル・システムのルー
ト登録簿のような中央位置に位置する単一フアイルに配
置されていてもよい。探索リンクは、後面層に位置する
共用フアイルの登録簿を識別する。フアイルは、探索リ
ンクが確立されているので、簡単に“共用”に指定され
る。
TFSモジユールが、“特定のフアイルをリストする”
のような実行されるべきコマンドを受けとると、デフオ
ルトにより前面であるとコマンドで識別されたTFS登録
簿は、要求されたフアイルが前面層に位置しているかど
うかを決定するよう最初に調べられる。フアイルが前面
層に位置していない場合、TFSモジユールは、探索リン
クを含んでいるフアイルを読み取り、かつ探索リンクで
識別された登録簿のフアイルを調べる。このプロセス
は、探索リンクにより識別された最後の登録簿が読み取
られるまで、すなわちフアイルが見つかるまで継続す
る。要求されたフアイルが見つかると、それは、たとえ
フアイルが前面層の後の多くの層の後面層に位置してい
ても、それがユーザの現在の登録簿すなわち前面層に位
置していた場合と同様の方法でユーザに識別される。多
くの層または登録簿を探索するこの全オペレーシヨン
は、ユーザに対して透明である。
のような実行されるべきコマンドを受けとると、デフオ
ルトにより前面であるとコマンドで識別されたTFS登録
簿は、要求されたフアイルが前面層に位置しているかど
うかを決定するよう最初に調べられる。フアイルが前面
層に位置していない場合、TFSモジユールは、探索リン
クを含んでいるフアイルを読み取り、かつ探索リンクで
識別された登録簿のフアイルを調べる。このプロセス
は、探索リンクにより識別された最後の登録簿が読み取
られるまで、すなわちフアイルが見つかるまで継続す
る。要求されたフアイルが見つかると、それは、たとえ
フアイルが前面層の後の多くの層の後面層に位置してい
ても、それがユーザの現在の登録簿すなわち前面層に位
置していた場合と同様の方法でユーザに識別される。多
くの層または登録簿を探索するこの全オペレーシヨン
は、ユーザに対して透明である。
第4図は、フアイルone.c,フアイルtwo.c,フアイルth
ree.cの異なるバージヨンを含んでいる探索リンク40,45
により接続された3つの層10,20,30を示している。層30
は、専用層で、それらフアイルのユーザに関する最も新
しいバージヨンを示しているフアイルone.c3およびフア
イルthree.c1を含んでいる。フアイルone.c3およびフア
イルtwo.c1は、ユーザがフアイルを作つたかまたはフア
イルの共用バージヨンを修正したかを示している専用フ
アイルである。専用層30のすぐ後の層は、層20である。
これは、one.c3の初期のバージヨンであるフアイルone.
c2を含んでいる。フアイルone.c2は、ユーザが修正した
か、またはフアイルに書き込んだ場合、層30に自動的に
コピーされる。共用層10は、探索リンク40により後の層
20に接続される。共用層10は、one.c2の初期のバージヨ
ンであるフアイルone.c1とフアイルtwo.c1を含んでい
る。本発明のTFSモジユールを使用して、その結果得ら
れたフアイル構造、すなわちユーザが見ることができか
つアクセスできるフアイル構造は、単一の登録簿で、単
一の層は、フアイルone.c3,two.c1,three.c1を含んでい
る。第4(b)図において、フアイルone.c3およびthre
e.c1は専用層30から編成され、かつフアイルtwo.c1は共
用後面層10から編成されている。このように、システム
のユーザは複数層の複雑性の影響を受けないようにされ
ている。さらに、後面層に位置する共用フアイルは、ユ
ーザがフアイルを修正しようとする時、ユーザの専用前
面層にフアイルを自動的にコピーするコピー・オン・ラ
イト特性によりユーザが修正できないように保護されて
いる。
ree.cの異なるバージヨンを含んでいる探索リンク40,45
により接続された3つの層10,20,30を示している。層30
は、専用層で、それらフアイルのユーザに関する最も新
しいバージヨンを示しているフアイルone.c3およびフア
イルthree.c1を含んでいる。フアイルone.c3およびフア
イルtwo.c1は、ユーザがフアイルを作つたかまたはフア
イルの共用バージヨンを修正したかを示している専用フ
アイルである。専用層30のすぐ後の層は、層20である。
これは、one.c3の初期のバージヨンであるフアイルone.
c2を含んでいる。フアイルone.c2は、ユーザが修正した
か、またはフアイルに書き込んだ場合、層30に自動的に
コピーされる。共用層10は、探索リンク40により後の層
20に接続される。共用層10は、one.c2の初期のバージヨ
ンであるフアイルone.c1とフアイルtwo.c1を含んでい
る。本発明のTFSモジユールを使用して、その結果得ら
れたフアイル構造、すなわちユーザが見ることができか
つアクセスできるフアイル構造は、単一の登録簿で、単
一の層は、フアイルone.c3,two.c1,three.c1を含んでい
る。第4(b)図において、フアイルone.c3およびthre
e.c1は専用層30から編成され、かつフアイルtwo.c1は共
用後面層10から編成されている。このように、システム
のユーザは複数層の複雑性の影響を受けないようにされ
ている。さらに、後面層に位置する共用フアイルは、ユ
ーザがフアイルを修正しようとする時、ユーザの専用前
面層にフアイルを自動的にコピーするコピー・オン・ラ
イト特性によりユーザが修正できないように保護されて
いる。
後面層が読み取り専用で、専用層が読み取りおよび書
き込みアクセス可能である唯一の層なので、フアイル
は、専用層から削除されるだけである。しかし、ユーザ
が後面層に位置しているあるフアイルを必要としないな
らば、ユーザは、“ホワイト・アウト(white out)”
機能によりそれらフアイルを効果的に削除することがで
きる。ホワイト・アウト機能により、ユーザが彼の登録
簿を再び見る時にデイスプレイされるはずのフアイル
が、覆われてユーザには見えない。すなわちアクセスで
きない。ホワイト・アウト・エントリがリストされるフ
アイルが供給される。このフアイルは、フアイル・シス
テム演算が実行される時、特定のフアイルが覆われる。
すなわち“ホワイト・アウト”されるかどうかを決定す
るため、TFSモジユールにより参照される。フアイル・
システムのホワイト・アウト・エントリは、フアイル・
システムのルート登録簿における単一フアイルに記憶さ
れる。選択的に、登録簿のホワイト・アウト・エントリ
を含んでいるフアイルは、各登録簿に記憶されるか、ま
たはホワイト・アウト・エントリは、探索リンクを含ん
でいる同じフアイルに組み込まれる。本実施例におい
て、ホワイト・アウト・コマンドを受けるフアイルをリ
ストしかつ特定のフアイルのホワイト・アウト表示を除
去するコマンドが含まれている。
き込みアクセス可能である唯一の層なので、フアイル
は、専用層から削除されるだけである。しかし、ユーザ
が後面層に位置しているあるフアイルを必要としないな
らば、ユーザは、“ホワイト・アウト(white out)”
機能によりそれらフアイルを効果的に削除することがで
きる。ホワイト・アウト機能により、ユーザが彼の登録
簿を再び見る時にデイスプレイされるはずのフアイル
が、覆われてユーザには見えない。すなわちアクセスで
きない。ホワイト・アウト・エントリがリストされるフ
アイルが供給される。このフアイルは、フアイル・シス
テム演算が実行される時、特定のフアイルが覆われる。
すなわち“ホワイト・アウト”されるかどうかを決定す
るため、TFSモジユールにより参照される。フアイル・
システムのホワイト・アウト・エントリは、フアイル・
システムのルート登録簿における単一フアイルに記憶さ
れる。選択的に、登録簿のホワイト・アウト・エントリ
を含んでいるフアイルは、各登録簿に記憶されるか、ま
たはホワイト・アウト・エントリは、探索リンクを含ん
でいる同じフアイルに組み込まれる。本実施例におい
て、ホワイト・アウト・コマンドを受けるフアイルをリ
ストしかつ特定のフアイルのホワイト・アウト表示を除
去するコマンドが含まれている。
本発明のシステムの他の実施例では、条件付き探索リ
ンクが設けられている。条件付き探索リンクは、2つ以
上の登録簿を示すことができ、示された登録簿は、使用
されるバリアントに依存している。この結果を得るた
め、各探索リンクは、探索リンクのバリアントがあるこ
とを示す一連の文字を供給する。使用に際し、TFSモジ
ユールは、マウント・コマンドにおいて与えられるフア
イル・システム指定からどのバリアントを使用するかを
決定し、ストリングは、適切な探索リンクを読み取つ
て、次の後面層の名を生じるよう、TFSモジユールによ
り適切なバリアント名を取り換えられる。
ンクが設けられている。条件付き探索リンクは、2つ以
上の登録簿を示すことができ、示された登録簿は、使用
されるバリアントに依存している。この結果を得るた
め、各探索リンクは、探索リンクのバリアントがあるこ
とを示す一連の文字を供給する。使用に際し、TFSモジ
ユールは、マウント・コマンドにおいて与えられるフア
イル・システム指定からどのバリアントを使用するかを
決定し、ストリングは、適切な探索リンクを読み取つ
て、次の後面層の名を生じるよう、TFSモジユールによ
り適切なバリアント名を取り換えられる。
これら条件付き探索リンクは、各バージヨンが、同じ
ソース・コードからそれ自身のオプジエクト・コードを
コンパイルすることができるので、オペレーテイング・
システムの異なるバージヨンに関して多くの同じソース
・フアイルが使用される場合に特に有用である。
ソース・コードからそれ自身のオプジエクト・コードを
コンパイルすることができるので、オペレーテイング・
システムの異なるバージヨンに関して多くの同じソース
・フアイルが使用される場合に特に有用である。
第5図は、2つの異なるハードウエア・アーキテクチ
ユアにおいて使用される2つのバリアントsys3,sys4が
示されている。ここには、さらに2つの改訂(revisio
n)すなわち改訂1,2が示されており、各改訂は、sys3,s
ys4のバリアントのそれぞれに関するバリアント層と2
つのバリアントの間で共用される層210を有している。s
ys3,sys4バリアントは、探索リンクで改訂2の210の共
用層に至る改訂2の200,205の層を有している。共用層2
10は、Sview Rev1の条件付き探索リンク215を有してい
る。本実施例において、“Sview"は、条件付き探索リン
クに使用される表示である。ユーザがsys3バリアントを
見る場合、この条件付き探索リンクはsys3改訂1の層22
0を示し、かつユーザがsys4バリアントを見る場合、探
索リンクは、sys4改訂1の層225を示す。sys3,sys4改訂
の層220,225は、改訂1の層240に関する共用層に至る規
則的、すなわち無条件探索リンク230,235を有してい
る。条件付き探索リンクと共用層により、フアイルは異
なるバリアントにより共用されることができるので、共
用層におけるソース・フアイルは、sys3,sys4バリアン
トにおいて見ることができる。
ユアにおいて使用される2つのバリアントsys3,sys4が
示されている。ここには、さらに2つの改訂(revisio
n)すなわち改訂1,2が示されており、各改訂は、sys3,s
ys4のバリアントのそれぞれに関するバリアント層と2
つのバリアントの間で共用される層210を有している。s
ys3,sys4バリアントは、探索リンクで改訂2の210の共
用層に至る改訂2の200,205の層を有している。共用層2
10は、Sview Rev1の条件付き探索リンク215を有してい
る。本実施例において、“Sview"は、条件付き探索リン
クに使用される表示である。ユーザがsys3バリアントを
見る場合、この条件付き探索リンクはsys3改訂1の層22
0を示し、かつユーザがsys4バリアントを見る場合、探
索リンクは、sys4改訂1の層225を示す。sys3,sys4改訂
の層220,225は、改訂1の層240に関する共用層に至る規
則的、すなわち無条件探索リンク230,235を有してい
る。条件付き探索リンクと共用層により、フアイルは異
なるバリアントにより共用されることができるので、共
用層におけるソース・フアイルは、sys3,sys4バリアン
トにおいて見ることができる。
したがつて、特定のバリアントである前面層にフアイ
ルをコピーするように、1つのバリアントで演算してい
るユーザが共用層からのソース・フアイルを修正するの
を阻止するように保護されている。このことが起きる
と、ソース・フアイルは、ソース・フアイルの最も新し
いバージヨンが、特定のバリアントであるユーザの前面
層にあるのでもはや共用されず、またバリアント間で共
用される層にはもはや存在しない。したがつて、ソース
・フアイルの最も新しいバージヨンは、それが修正され
る場合でも共用層に存在することが望ましい。この特徴
は、副層から成る前面層、共用副層、各バリアントに関
する副層を供給することによつて達成される。このよう
に、共用またはバリアント副層に関して行なわれた修正
は、特定の副層において保持される。フアイルが2つの
前面副層のいずれかにおいて見つけられた場合、フアイ
ルはその副層において修正される。第6図には、このこ
とが示されている。前面層である改訂2の共用層におけ
るフアイルone.cが、sys3バリアントの下で演算してい
るユーザにより修正される場合、フアイルは改訂2のバ
リアント副層210にはコピーされず、そのかわりにフア
イルは改訂2の共用副層205に残る。さらに、フアイル
が作られる場合、それは、フアイル名が共用副層に現れ
なければ、前面バリアント副層に作られ、それによつて
フアイルは前面共用副層に作られる。副層の保存は、後
面層の書き込み機能でコピーに対して同様に行なわれ、
修正されるべきフアイルが後面層の共用副層において見
つけられた場合、そのフアイルは前面層の共用副層にコ
ピーされる。修正されるべきフアイルがバリアント副層
において見つけられた場合、それは前面層のバリアント
副層にコピーされる。
ルをコピーするように、1つのバリアントで演算してい
るユーザが共用層からのソース・フアイルを修正するの
を阻止するように保護されている。このことが起きる
と、ソース・フアイルは、ソース・フアイルの最も新し
いバージヨンが、特定のバリアントであるユーザの前面
層にあるのでもはや共用されず、またバリアント間で共
用される層にはもはや存在しない。したがつて、ソース
・フアイルの最も新しいバージヨンは、それが修正され
る場合でも共用層に存在することが望ましい。この特徴
は、副層から成る前面層、共用副層、各バリアントに関
する副層を供給することによつて達成される。このよう
に、共用またはバリアント副層に関して行なわれた修正
は、特定の副層において保持される。フアイルが2つの
前面副層のいずれかにおいて見つけられた場合、フアイ
ルはその副層において修正される。第6図には、このこ
とが示されている。前面層である改訂2の共用層におけ
るフアイルone.cが、sys3バリアントの下で演算してい
るユーザにより修正される場合、フアイルは改訂2のバ
リアント副層210にはコピーされず、そのかわりにフア
イルは改訂2の共用副層205に残る。さらに、フアイル
が作られる場合、それは、フアイル名が共用副層に現れ
なければ、前面バリアント副層に作られ、それによつて
フアイルは前面共用副層に作られる。副層の保存は、後
面層の書き込み機能でコピーに対して同様に行なわれ、
修正されるべきフアイルが後面層の共用副層において見
つけられた場合、そのフアイルは前面層の共用副層にコ
ピーされる。修正されるべきフアイルがバリアント副層
において見つけられた場合、それは前面層のバリアント
副層にコピーされる。
たとえば、第6図に示すように、改訂1の共用層220
におけるフアイルtwo.c215が修正される場合、それは改
訂2の205の共用副層にコピーされる。しかし、フアイ
ルtwo.oが修正される場合、それは改訂2の210のバリア
ント副層にコピーされる。このように、たつた1つの前
面書き込み可能層しか存在しないが、層は共用バリアン
ト副層を表している複数の副層から成つている。
におけるフアイルtwo.c215が修正される場合、それは改
訂2の205の共用副層にコピーされる。しかし、フアイ
ルtwo.oが修正される場合、それは改訂2の210のバリア
ント副層にコピーされる。このように、たつた1つの前
面書き込み可能層しか存在しないが、層は共用バリアン
ト副層を表している複数の副層から成つている。
ここに示した本発明における問題の1つは、後面層の
数が増すにつれ、最後の後面層に到達するまで多くの登
録簿と探索リンク・フアイルを読み取る必要がある登録
簿の内容をリストするような、フアイル・システム機能
を実施するのに、探索リンクの数と時間がかかることで
ある。したがつて、本発明のシステムの他の実施例にお
いては、フアイル捜し出しおよび登録簿読み取り機能を
促進するのに、“バツク・フアイル”のようなフアイル
捜し出しキヤツシユが使用されている。
数が増すにつれ、最後の後面層に到達するまで多くの登
録簿と探索リンク・フアイルを読み取る必要がある登録
簿の内容をリストするような、フアイル・システム機能
を実施するのに、探索リンクの数と時間がかかることで
ある。したがつて、本発明のシステムの他の実施例にお
いては、フアイル捜し出しおよび登録簿読み取り機能を
促進するのに、“バツク・フアイル”のようなフアイル
捜し出しキヤツシユが使用されている。
多層フアイル・システムに関する演算を実行するのに
必要な演算の数や時間を最少にするため、バツク・フア
イルが使用されている。登録簿バツク・フアイルは、フ
アイルが見つけられる後面層の経路名とフアイル・シス
テムにおける全ての読み取り専用フアイルのリストを含
んでいる。このように、登録簿を読み取るには、TFSシ
ステムは、フアイル・システムにおけるフアイルの実際
の位置や名前を決定するため、前面層の登録簿エントリ
と前面層に位置するその登録簿のバツク・フアイルを読
み取るだけでよい。さらに後面層に位置するフアイル
は、単にバツク・フアイルにより位置を決定することに
よつて直接的にアクセスすることができる。バツク・フ
アイルは、それが読み取り専用であるので、すなわち一
旦フアイルが後面層に配置されるとそれは後面層に残つ
て後面層のフアイルは変化できないため、常に正確であ
る。
必要な演算の数や時間を最少にするため、バツク・フア
イルが使用されている。登録簿バツク・フアイルは、フ
アイルが見つけられる後面層の経路名とフアイル・シス
テムにおける全ての読み取り専用フアイルのリストを含
んでいる。このように、登録簿を読み取るには、TFSシ
ステムは、フアイル・システムにおけるフアイルの実際
の位置や名前を決定するため、前面層の登録簿エントリ
と前面層に位置するその登録簿のバツク・フアイルを読
み取るだけでよい。さらに後面層に位置するフアイル
は、単にバツク・フアイルにより位置を決定することに
よつて直接的にアクセスすることができる。バツク・フ
アイルは、それが読み取り専用であるので、すなわち一
旦フアイルが後面層に配置されるとそれは後面層に残つ
て後面層のフアイルは変化できないため、常に正確であ
る。
バツク・フアイルは、ユーザがTFSにおいてフアイル
を捜す場合またはTFS登録簿を読み取る場合に、TFSプロ
セス・サーバにより書き込まれる。その時、登録簿に関
するバツク・フアイルが存在しない場合、1つ作られ
る。通常、前面層の新しいバツク・フアイルを構成する
のに使用することができる次の後面層の登録簿に関する
バツク・フアイルがあるので、これは簡単なプロセスで
ある。このように、通常、読み取り専用フアイルの残り
の位置を、第1読み取り専用層におけるバツク・フアイ
ルから決定することができるので、第1読み取り専用層
の内容だけを読み取ればよい。
を捜す場合またはTFS登録簿を読み取る場合に、TFSプロ
セス・サーバにより書き込まれる。その時、登録簿に関
するバツク・フアイルが存在しない場合、1つ作られ
る。通常、前面層の新しいバツク・フアイルを構成する
のに使用することができる次の後面層の登録簿に関する
バツク・フアイルがあるので、これは簡単なプロセスで
ある。このように、通常、読み取り専用フアイルの残り
の位置を、第1読み取り専用層におけるバツク・フアイ
ルから決定することができるので、第1読み取り専用層
の内容だけを読み取ればよい。
本発明について、実施例に関して説明してきたが、特
許請求の範囲に基いて様々に改変し得ることは、当業者
には明白であろう。
許請求の範囲に基いて様々に改変し得ることは、当業者
には明白であろう。
第1図は階層形フアイル・システム構造を示し、第2図
はUNIXベースド・コンピユータ・システムのブロツク
図、第3(a)図は本発明のシステムの一実施例におけ
るTFSモジユール・システムの位置を示したブロツク
図、第3(b)図は本発明のシステムの他の実施例にお
けるTFSモジユール・システムの位置を示したブロツク
図、第4(a),(b)図は本発明のシステムによりユ
ーザが見ることができる結果構造および階層形フアイル
・システムを示し、第5図は共用層と様々な層を含んで
いる本発明のシステムの一実施例を使用している階層形
フアイル・システムを示し、第6図は第4図に関して述
べた本発明のシステムの別の実施例を示している。 10,20,30……層、40,45……探索リンク、60……カーネ
ル、70……ユーザ・レベル、80……ハードウエア・レベ
ル、90……フアイル・システム・インタフエイス、95…
…TFSモジユール、100……ハードウエア、110……ハー
ドウエア制御システム、120……総称フアイル・システ
ム・モジユール、215,230,235……探索リンク。
はUNIXベースド・コンピユータ・システムのブロツク
図、第3(a)図は本発明のシステムの一実施例におけ
るTFSモジユール・システムの位置を示したブロツク
図、第3(b)図は本発明のシステムの他の実施例にお
けるTFSモジユール・システムの位置を示したブロツク
図、第4(a),(b)図は本発明のシステムによりユ
ーザが見ることができる結果構造および階層形フアイル
・システムを示し、第5図は共用層と様々な層を含んで
いる本発明のシステムの一実施例を使用している階層形
フアイル・システムを示し、第6図は第4図に関して述
べた本発明のシステムの別の実施例を示している。 10,20,30……層、40,45……探索リンク、60……カーネ
ル、70……ユーザ・レベル、80……ハードウエア・レベ
ル、90……フアイル・システム・インタフエイス、95…
…TFSモジユール、100……ハードウエア、110……ハー
ドウエア制御システム、120……総称フアイル・システ
ム・モジユール、215,230,235……探索リンク。
フロントページの続き (72)発明者 エバン・アダムス アメリカ合衆国・94577 カリフオルニ ア州・サン リーンドロ・エスチュデイ ロ アヴエニユウ・643 (72)発明者 トム・リヨン アメリカ合衆国・94301 カリフオルニ ア州・パロ アルト・フルトン ストリ ート・234 (72)発明者 テレンス・シイ・ミラー アメリカ合衆国・94025 カリフオルニ ア州・メンロ パーク・オーク コー ト・169 (56)参考文献 特開 昭62−125445(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00
Claims (16)
- 【請求項1】中央処理装置(CPU)と入出力装置とメモ
リを備え、前記CPUがオペレーティング・システムによ
って制御され、前記オペレーティング・システムが、コ
ンピュータ・システム内のディスク上にあるファイルへ
のアクセスを編成しかつ制御するファイル・システム・
モジュールを含み、前記ファイル・システム・モジュー
ルが、階層ファイル構造に編成されたファイルを含む登
録簿を含むファイル・システムにファイルを編成するマ
ルチユーザ・コンピュータ・システムにおいて、 指定されたファイル階層を、各層が少なくとも1つの登
録簿を含む2つ以上の層に構造化するステップと、 指定されたファイル階層の2つ以上の層が生成時間順に
配置されて、指定されたファイル階層内のファイルのよ
り古い改訂版を含む層が、同じファイルのより新しい改
訂版を含む層の下に配置されるようになされた、任意の
数のユーザによって共用できる順序付きの1組の共用層
を生成するステップと、 各前面層内にあるファイルが、特定のユーザのみが特定
のユーザの前面層内のファイルから読み取りまたファイ
ルに書き込むことができるように指定され、各前面層が
指定されたファイル階層の順序付きの1組の共用層の前
に配置される、それぞれ少なくとも1つの登録簿を含
み、それぞれシステムの特定のユーザによって制御され
かつシステムの他のユーザと共用されない1つまたは複
数の前面層を設けるステップと、 これらのファイルが特定のユーザの前面層の登録簿にあ
るか、それとも順序付きの1組の共用層の登録簿にある
かに関わらず、すべてのファイルが特定のユーザの前面
登録簿にあるかのように、ファイルの最も新しい改訂版
を特定のユーザに表示するステップと を含む、ファイルの現在の改訂版への共用アクセスなら
びに専用アクセスをユーザに提供する方法。 - 【請求項2】順序付きの1組の共用層を生成する上記ス
テップは、更に、順序付きの1組の共用層のうち特定の
層を該特定の層の下方にある1つの層に探索リンクによ
って接続する第1の接続工程を有すると共に、1つまた
は複数の前面層を設ける上記ステップは、更に、1つま
たは複数の前面層のそれぞれを順序付きの1組の共用層
の最上層に探索リンクを使用して接続する第2の接続工
程を有し、上記探索リンクは各層の登録簿と協働すると
共に探索リンクが位置している層の後方にある層の登録
簿の経路名称を有し、この経路名称はファイルシステム
内の登録簿の場所を表示している請求項1記載の方法。 - 【請求項3】特定のユーザガ指定されたファイルへの書
込みコマンドを実行しようと試みた場合に、指定された
ファイルを順序付きの1組の共用層のうちの1層から特
定のユーザの前面層へ自動的にコピーし、それによりコ
ピー操作または指定されたファイルの修正されたコピー
の位置が特定のユーザにわからないように、特定のユー
ザの前面層内の指定されたファイルのコピーが、コピー
操作をトリガした書込みコマンドに従って修正されるス
テップをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】1つまたは複数の前面層と順序付きの1組
の共用層を探索リンクを介して接続するステップは、新
たな層が生成された場合に上記の探索リンクを形成する
付加的ステップを有する請求項2の方法。 - 【請求項5】中央処理装置(CPU)と入出力装置とメモ
リを備え、前記CPUがオペレーティング・システムによ
って制御され、前記オペレーティング・システムが、コ
ンピュータ・システム内のディスク上にあるファイルへ
のアクセスを編成かつ制御するファイル・システム・モ
ジュールを含み、前記ファイル・システム・モジュール
が、ファイルを含む登録簿と階層ファイル構造に編成さ
れたファイルとを含むファイル・システムにファイルを
編成するマルチユーザ・コンピュータ・システムにおい
て、 指定されたファイル階層を、各層が少なくとも1つの登
録簿を含む2つ以上の層に構造化する編成手段と、 指定されたファイル階層の2つ以上の層が生成時間順に
配置されて、指定されたファイル階層内のファイルのよ
り古い改訂版を含む層が、同じファイルのより新しい改
訂版を含む層の下に配置されるようになされた、任意の
数のユーザによって共用できる順序付きの1組の共用層
を生成する順序付け手段と、 各前面層内にあるファイルが、特定のユーザのみが特定
のユーザの前面層内のファイルから読み取りまたファイ
ルに書き込みできるように指定され、各前面層が指定さ
れたファイル階層の順序付きの1組の共用層の前に配置
される、それぞれ少なくと1つの登録簿を含み、それぞ
れシステムの特定のユーザによって制御されかつシステ
ムの他のユーザと共用されない1つまたは複数の前面層
を設ける第1の成層手段と、 これらのファイルが特定のユーザの前面層内の登録簿に
あるか、それとも順序付きの1組の共用層の登録簿にあ
るかに関わらず、すべてのファイルが特定のユーザの前
面登録簿内にあるかのように、ファイルの最も新しい改
訂版を特定のユーザに表示する表示手段と を含む、ファイル・システム・モジュールと協働する半
透明のファイル・システム・モジュール。 - 【請求項6】順序付きの1組の共用層を生成する上記順
序付け手段は、更に、順序付きの1組の共用層のうち特
定の層を該特定の層の下方にある1つの層に探索リンク
によって接続し、且つ1つまたは複数の前面層のそれぞ
れを順序付きの1組の共用層の最上層に探索リンクを使
用して接続する接続手段を有し、上記探索リンクは各層
の登録簿内に位置しており、且つ探索リンクファイルが
位置する層の背後の層の登録簿の経路名称を有し、この
経路名称は不透明ファイルシステム内の登録簿の場所を
表示している請求項5記載の不透明ファイル・システム
・モジュール。 - 【請求項7】特定のユーザが指定されたファイルへの書
込みコマンドを実行しようと試みた場合に、指定された
ファイルを順序付きの1組の共用層のうちの1層から特
定のユーザの前面層へ自動的にコピーし、それによりコ
ピー操作または指定されたファイルの修正されたコピー
の位置が特定のユーザにわからないように、特定のユー
ザの前面層内の指定されたファイルのコピーが、コピー
操作をトリガした書込みコマンドに従って修正されるコ
ピー手段をさらに含む、請求項5に記載の半透明のファ
イル・システム・モジュール。 - 【請求項8】コマンドが透過的ファイル・システム・モ
ジュールによって実行されるように、ファイル・システ
ム・モジュールからの指定されたファイル階層に対する
任意のファイル・システム・コマンドを透過的ファイル
・システム・モジュールに送る経路指定手段をさらに含
む、請求項5に記載の半透明のファイル・システム・モ
ジュール。 - 【請求項9】登録簿に含まれるファイルの別形のタイプ
に従って登録簿を識別する指定手段と、 アクセスすべきファイルの別形のタイプを識別する識別
手段を含み、特定のユーザの前面層登録簿を介して、特
定のユーザによって要求された別形タイプによって識別
される登録簿内にあるファイルへのアクセスが特定のユ
ーザに与えられる、1つまたは複数の前面層の少なくと
も1つの登録簿内および順序付きの1組の共用層内にあ
るファイルにアクセスするアクセス手段と をさらに含む、請求項5に記載の半透明なファイル・シ
ステム・モジュール。 - 【請求項10】ファイル・システム・モジュールはコン
ピュータ・ネットワークを介して相互に接続している複
数のコンピュータ・システムの中に存在し、これによっ
てファイル・システムの異なる部分がコンピュータ・ネ
ットワークを介して相互に接続した異なるコンピュータ
・システムに設けられている請求項5記載の不透明ファ
イル・システム・モジュール。 - 【請求項11】特定のユーザによるその特定のユーザの
前面層からのアクセスが許可されない、順序付きの1組
の共用層のうちの1層内の不要なファイルを識別する、
ホワイトアウト・ファイルを特定のユーザの前面層内で
確立するマーク付け手段と、 ホワイトアウト・ファイルを読み取り、ファイル・シス
テムに関する任意の操作を実行した際に、ホワイトアウ
ト・ファイルを含む層から見たときまたはホワイトアウ
ト・ファイルを含む層より上の層から見たときに、マス
クされた不要なファイルが、システムの特定のユーザに
見えないように、ホワイトアウト・ファイルにリストさ
れた不要なファイルをマスクアウトする読み取り手段と
を 含んでいて、不要なファイルが順序付きの1組の共用層
を共用する他者からアクセスできるように、不要なファ
イルを削除せずに、順序付きの1組の共用層内にある不
要なファイルへのアクセスをなくすマスキング手段を、
さらに備える、請求項5に記載の半透明のファイル・シ
ステム・モジュール。 - 【請求項12】1つまたは複数の前面層のそれぞれと順
序付きの1組の共用層とを探索リンクを介して接続する
前記接続手段は、新しい層が生成された時上記のような
探索リンクを形成する手段を有する請求項6記載の不透
明ファイル・システム・モジュール。 - 【請求項13】探索リンクファイルは各層の少なくとも
1つの登録簿内に位置しており、この探索リンクファイ
ルは次の後面層にある登録簿に含まれるバリアントタイ
プのファイルを表示するバリアント形名称と希望のバリ
アントタイプのファイルを含む次の後面層内に位置する
登録簿の場所を示す経路名称を有する請求項9記載の不
透明ファイル・システム・モジュール。 - 【請求項14】特定のユーザの前面層と順序付きの1組
の共用層にアクセスするアクセス手段は、更に、指定さ
れたファイル階層についてファイル・システム・モジュ
ールからのファイル・システム命令を不透明ファイル・
システム・モジュールに送る手段を有し、これによって
上記命令が不透明ファイル・システム・モジュールを介
して実行される請求項13記載の不透明ファイル・システ
ム・モジュール。 - 【請求項15】1又は複数の前面層のそれぞれは、少な
くとも第1および第2の副層を有し、この第1の副層は
バリアントタイプによって表示されないファイル群の登
録簿を具備し、上記第2の副層はバリアントタイプによ
って表示されるファイル群の登録簿を有する請求項14記
載の不透明ファイル・システム・モジュール。 - 【請求項16】特定のユーザが順序付きの1組の共用層
の1つの層にある選択されたファイルを必要とした場合
にこの選択されたファイルを特定のユーザの前面層に自
動的にコピーし、且つバリアントタイプによって表示さ
れない選択された層群をバリアントタイプで表示されて
ない副層の登録簿にコピーし、更にバリアントタイプで
表示されるファイルをバリアントタイプによって表示さ
れる副層の登録簿にコピーするコピー手段を有する請求
項15記載の不透明ファイル・システム・モジュール。
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