JPH04288280A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH04288280A
JPH04288280A JP5278991A JP5278991A JPH04288280A JP H04288280 A JPH04288280 A JP H04288280A JP 5278991 A JP5278991 A JP 5278991A JP 5278991 A JP5278991 A JP 5278991A JP H04288280 A JPH04288280 A JP H04288280A
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JP
Japan
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recording
carrier
recording medium
absence
detection
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Application number
JP5278991A
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English (en)
Inventor
Shigeyasu Nagoshi
重泰 名越
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関し、詳しく
は記録ヘッドを搭載したキャリアの位置および記録紙等
、被記録媒体の有無を検知するための機構を具えた記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図19は記録装置の一従来例であるイン
クジェット記録装置の斜視図、図20はその概略上面図
である。これら図において、インクタンク1bおよびイ
ンクを吐出する記録ヘッドチップ1aを一体に具えた記
録ヘッドカートリッジ1は、キャリア2に不図示の手段
によって着脱自在に搭載されており、図20中左右に移
動しながら記録紙15にインクを吐出し記録を行う。こ
のキャリア2の駆動は、キャリアモータ6の駆動力がベ
ルト5およびプーリ3aを介してリードスクリュー3に
伝達され、これによってリードスクリュー3が回転する
ことにより行われる。すなわち、キャリア2はリードピ
ン4をその内部に具えており、このリードピン4はリー
ドスクリュー3のらせん状の溝部31と係合する。この
係合において、リードピン4はばね部材41によって溝
部31に対して押されている。ここで、リードスクリュ
ー3を回転させると、リードピン4が上記らせん状溝部
31に倣うため、その回転方向に対応してキャリア2は
図20中左または右方向に移動することができる。
【0003】記録ヘッドカートリッジ1を搭載したキャ
リア2は、記録動作中は上述したように移動するが、記
録データがホスト装置から転送されるのを待機する間や
電源オフ時などの非記録時には、記録ヘッドカートリッ
ジ1の記録ヘッドチップ1aが回復ユニット7に対向す
る位置に移動する。回復ユニット7は記録ヘッドチップ
1aのインク吐出口の目詰まりや吐出口が配設された面
のゴミの付着を防止したり、あるいはこれらを除去する
ことにより、インク吐出を正常な状態に維持するために
設けられる。例えば、記録装置を搬送したり、長時間記
録動作を行わない場合などは、回復ユニット7のキャッ
プ71が記録ヘッドチップ1aのインク吐出口面を覆う
。これにより、インクが乾燥することによって生じる増
粘を抑制し吐出不良を防止することができる。また、こ
の回復ユニット7と対向する位置はホームポジション(
以下、HPという)と呼ばれキャリア2の移動の基準と
なる位置である。この位置から所定量キャリア2が移動
してから記録動作を開始する。キャリア2はその下部に
HP検出用センサ10を具える。HPセンサ10はフォ
トダイオードとフォトトラインジスタとの一対によって
構成される。ベースフレーム100のホームポジション
に対応した位置には遮蔽板11が設けられ、キャリア2
がホームポジションに位置するとき、HPセンサ10と
遮蔽板11とが係合する。すなわち、フォトダイオード
とフォトトランジスタとの間を通過する光を遮蔽板11
がさえぎることにより、ホームポジションが検知される
【0004】記録紙15の搬送は、紙送りモータ12の
駆動力がギア列を13を介してプラテンローラ8を回転
させることにより行われる。記録が行われるとき、記録
紙15はキャリア2の移動方向と直交する方向で装置上
方に向けて搬送される。すなわち、キャリア2の往方向
移動に伴なって記録ヘッドチップ1aよりインクが吐出
されて1ライン分の記録が行われ、この1ライン分の記
録毎に所定量記録紙15が搬送される。記録紙15の搬
送において、記録紙15の終端部を検出するための構成
として、終端検知センサが設けられる。これに基づいて
記録紙15の搬送を制御し、記録紙以外にインクが吐出
される等の事故を未然に防止したり、記録紙における記
録位置を制御したりすることができる。終端検知センサ
9は図21に示すように、フォトダイオード(発光部)
とフォトトランジスタ(受光部)とからなるPEセンサ
16と遮蔽板17とによって構成され、これによって記
録紙の有無を検知する。すなわち、記録紙15が搬送路
に存在するときは、これが同図実線で示すように遮蔽板
17を押すことによりPEセンサ16から離脱させた状
態とする。一方、記録紙15の終端部が通過した後等、
記録紙15が存在しないとき、同図破線で示すように、
PEセンサ16の発光部と受光部との間を遮蔽板17が
さえぎることにより、光量変化が生じ、これによって、
記録紙が無いことを検知することができる。
【0005】なお、上述したような記録紙有が光量大に
対応し、記録紙無が光量小に対応する組み合せは一例で
あり、遮蔽板の機構を変更して上記組み合せを逆にして
もよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の記録装置では、キャリアのホームポジション検出
と記録紙の有無検出それぞれにセンサを用いていた。
【0007】このように、何らかの検出が必要な個所に
それぞれそのためのセンサを設けると、その数に応じて
センサおよびこのセンサに関する機構,信号配線等の構
成が複雑になり、特に記録装置を製造する上でのコスト
が上昇する。また、センサの数が多くなると、それだけ
電気的ノイズによる誤検出の可能性も高くなる。
【0008】本発明は上述の観点に基づいてなされたも
のであり、その目的とするところは、1つのセンサを用
いて種類の異なる複数の状態を検出することができる記
録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
被記録媒体に対して記録を行うための記録装置において
、前記記録を行うための記録素子を具えた記録ヘッドと
、該記録ヘッドを移動させるためのヘッド移動手段と、
前記記録ヘッドの当該移動における基準位置に関する検
出を行うための基準位置検出部と、前記被記録媒体の有
/無に関する検出を行うための被記録媒体有無検出部と
、前記ヘッド移動手段による記録ヘッドの移動に伴なっ
て移動し、当該移動に伴なって前記基準位置検出部およ
び前記被記録媒体有無検出部とそれぞれ所定の検出関係
を有することが可能な検出部材と、該検出部材が前記基
準位置検出部および前記被記録媒体有無検出部とそれぞ
れ有する所定の検出関係に基づいて、前記記録ヘッドの
前記基準位置に対する位置および前記被記録媒体の有/
無を判別する検出制御手段と、を具えたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】以上の構成によれば、フォトセンサ等の検出部
材は記録ヘッドの移動に伴なって基準位置検出部および
被記録媒体有無検出部と所定の検出関係を有することが
でき、検出制御手段はこれに基づいて記録ヘッドの基準
位置に対する位置および被記録媒体の有/無を知ること
が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】(第1実施例)図1は本発明の第1実施例
にかかるインクジェット記録装置の概略上面図であり、
図19と同様の図である。図18〜図20に示した要素
と同様の要素には同一の符号を付してその詳細な説明は
省略する。また、図2は図1に示した装置における主要
部の概略断面図である。
【0013】これら図に参照されるように、キャリア2
の下部には、フォトダイオード(発光部)とフォトトラ
ンジスタ(受光部)とからなるフォトセンサ10が設け
られる。また、本例装置のベースプレート上においてキ
ャリア2が基準位置としてのホームポジションに位置し
たとき、上記フォトセンサ10と係合できる位置に遮蔽
板11が配設される。さらに、同様にベースプレート上
においてPEレバー18が配設される。レバー18は、
図2(a),(b)に示すようにバー180が支持部材
181の支点18Bにおいて回動自在に軸支され、また
、バー180の両端においてそれぞれロッド183およ
び遮蔽板182が支持されることによって構成される。 ここで、バー180を軸支する支持部材181は装置ベ
ースプレートの所定位置に取付けられている。
【0014】レバー18の構成において、遮蔽板182
は上述のフォトセンサ10と係合可能であり、これによ
り、搬送路における被記録媒体としての記録紙の有無を
検知することができる。すなわち、図2(b)に示した
状態において、まず搬送路に記録紙が搬送されてくると
、記録紙15の先端と、ロッド183とが係合し、これ
により、ロッド183は支点18Cを中心としてわずか
に回動され、同時にバー180も支点18Bを中心に回
動する。この結果、図2(a)に示すように、ロッド1
83が記録紙15の下側に位置するとともに、遮蔽板1
82がフォトセンサ10と係合可能な位置まで上昇する
【0015】このように、搬送路に記録紙がある場合は
、図2(a)に示すように、遮蔽板182がキャリア2
に設けられたフォトセンサ10と係合可能となり、キャ
リア2がこの位置に移動すると記録紙が有ることを検出
できる。また、搬送路に記録紙が無いときは、図2(b
)に示すように、遮蔽板182は下降した位置にあって
、フォトセンサ10と係合できず、これによって記録紙
が無いことを検出できる。
【0016】図3は本例装置における制御構成を示すブ
ロック図である。
【0017】図3において参照されるように、CPU1
00は装置各部と信号の授受を行いながらこれら信号の
処理を実行することによって装置各部を制御する。RA
M100AはCPU100における処理においてワーク
エリアとして用いられ、ROM100BはCPU100
が実行する後述される処理のプログラム等を格納する。 また、CPU100はフォトセンサ10が検出する検出
信号に応じPFモータドライバ12Aを介して紙送りモ
ータ12の駆動を制御するとともに、CRモータドライ
バ6Aを介してキャリアモータ6の駆動を制御する。さ
らに、CPU100はホスト装置から転送される記録デ
ータに基づいて記録ヘッドドライバ11aを制御し、こ
れにより記録ヘッド1aにインク吐出を行わせる。
【0018】図4に示すタイミングチャートおよび図5
に示すフローチャートを参照して本例装置における電源
オン時の処理について説明する。
【0019】記録装置の電源がオンされると、ステップ
S101にて、現在のフォトセンサ10の受光量を判別
する。この受光量が“L”の場合、キャリア2はホーム
ポジションに位置し、遮蔽板11によってフォトセンサ
10の受光量が“L”であると仮定し、ステップS10
3でキャリア2を右に例えば1ステップ移動させ、次に
、ステップS105でこの移動に伴なうキャリアモータ
2のステップ数がN1+N2 (N1 +N2 は遮蔽
板11の幅に相当;図4参照,以下同様)以下か否かを
判別する。ステップ数がN1 +N2 以下の場合、ス
テップS107でフォトセンサ10での受光量が“H”
か否かを判断し、受光量が“H”となるまでステップS
103,S105,S107の処理を繰り返す。この間
、キャリアモータ6のステップ数がN1 +N2 以上
になった場合は、キャリア2の動作が正常でないとみな
し、ステップS127でエラー表示等、所定のエラー処
理を行う。
【0020】受光量が“H”であると判断されると、ス
テップS109でこの判断された位置からキャリア2を
左方へ、例えば1ステップ移動させる。次に、ステップ
S111でフォトセンサ10の受光量が“L”となった
か否かを判断し、“L”となっていない場合には、ステ
ップS115でキャリアモータ6のステップ数がN2+
α(αはN2 より小の所定数で、かつ、N2 +α<
N2 +N1 )以下か否かを判断する。ステップ数が
N2 +α以下の場合は、ステップS109〜S115
の処理を繰り返し、この間にステップS111で受光量
が“L”と判断される毎に、ステップS113でRAM
100Aに記憶されるカウント値Cを“1”インクリメ
ントする。
【0021】キャリアモータ6のステップ数がN2 +
αになると、すなわち、この量だけキャリア2が左へ移
動すると、次に、ステップS117で上記カウント値C
、つまり、受光量が“L”となっている距離が上記ステ
ップ数N2 以下か否かを判断し、否定判断であれば、
フォトセンサ10は遮蔽板11と係合し、かつ、ホーム
ポジションによりに左に位置することになり、ステップ
S121でN2 を越えた余分αだけ右移動させてキャ
リア2をホームポジションに位置させる。
【0022】ステップS117の判断で、カウント値C
が0を含んでN2以下である場合、ステップS109以
下の処理を繰り返す。すなわち、カウント値CがN2 
以下である場合とは、フォトセンサ10が遮蔽板182
と係合し紙有りを検知している(した)場合や、その他
遮蔽板がない領域をキャリア2が移動している場合、さ
らに、フォトセンサ10が遮蔽板11と係合しているが
、ホームポジションよりは右側に位置する場合である。 このためさらに左への移動を行う。なお、この処理では
、ステップS121で、キャリア2の左への移動処理の
回数を示す変数kを“1”インクリメントし、次にステ
ップS123で、この変数kが所定数N(ホームポジシ
ョンとPEレバーの位置との距離に応じて定められる)
に至ったか否かを判断する。kがNに至らなければ、ス
テップS125でステップ数,カウント値Cをリセット
してステプS109へ戻る。ステップS123でkがN
以上と判断した場合、すなわち所定数N回ステップS1
09〜S117の処理を行っても、キャリア2がホーム
ポジションに移動しておらず、CRモータ6等の異常と
してステップS129でエラー処理を行う。
【0023】次に、このホームポジション検出処理の後
、記録紙の有無判別処理を行う。
【0024】図4を参照して説明すると、キャリア2を
ホームポジションより右にNステップ分移動させ、ここ
で、フォトセンサ10とPEレバー18の遮蔽板182
とが係合し受光量が“L”となれば、紙有りとし、再び
ホームポジションにキャリア2を移動させて本処理を終
了する。一方、受光量が“L”であれば、記録紙が無い
と判断し、その旨を表示するためLED等によって報知
する。
【0025】また、一旦紙有りが検知され、かつ、ホー
ムポジション検知もされている場合、例えば記録スタン
バイ(オンライン)の時は、キャリア2は右にN2 +
N4 ステップ移動しながら記録動作(一行分)を行う
。次に、片方向記録モードであればLFモータ12によ
る記録紙の改行動作を行いつつ復動作として左に移動す
る。 また、双方向記録モードであればこの復動作でもインク
を吐出し記録動作を行う。
【0026】復動作において左方向へN5 +N3 ス
テップ移動したところで、受光量“L”を検出すれば紙
有りとみなす。その後、キャリア2はホームポジション
に戻る。双方向記録の場合は、ここで、LFモータ12
による改行動作を行う。以上の動作を繰り返し記録を行
って行く。
【0027】この記録動作中、右方向に移動する際、も
しホームポジションより右にNステップ移動してフォト
センサ10における受光量が“H”の場合は受光量が“
L”にならなかったら紙無しと判別される。しかし、図
2(a)に示すように記録紙15においてPEレバー1
8のロード183と記録紙との接触部と、記録ヘッド1
aのインク吐出面と対向する部位とは距離Aだけ離間し
ているため、紙無しと判別されてもすぐに記録不可にな
るわけではない。従って、上記の距離Aにより定まる行
数(m行とする)は記録可能となる。このため、この分
の記録を行った後、キャリア2はホームポジションに退
避し、記録紙の補給を待つことになる。
【0028】以上説明したように、PEレバー18を設
けることにより、フォトセンサが1つでも、ホームポジ
ションおよび紙有無の検知が可能となる。これにより、
比較的高価なフォトセンサの用いられる数を低減し、コ
ストを下げることができ、かつ、信号結線等の複雑な組
立ても不用となる。
【0029】なお、記録紙の有無とフォトセンサの受光
量“H”,“L”の対応は、本例と逆の対応とすること
も可能であり、これらに関する処理手順は図5に示すも
のと同様とすることができる。
【0030】(第2実施例)図6は本発明の第2実施例
にかかるホームポジション検出および紙有無検知各処理
のタイミングチャート、図7はそのフローチャートを示
す。
【0031】本例ではホームポジションの左側にも受光
量が“H”となる領域を設定した。
【0032】これは、第1実施例の場合、N2 +αス
テップ移動させることにより、フォトセンサ10の受光
量が“L”になる長さに応じてホームポジションの位置
を判断していたため、もし、受光量が“L”の状態の時
にCRモータが停止したり、あるいは何らかの理由でキ
ャリアが停止しても受光量は“L”のままであるため、
CRモータのステップが計数されて、ホームポジション
であると判断してしまうことがある。この状態をエラー
と識別するには、もう一回ホームポジション検知動作を
実行しなければならなかった。
【0033】そこで、本実施例ではホームポジション検
知の場合、フォトセンサ10が遮蔽板11の両端を通過
するようにする。すなわち、キャリア2がホームポジシ
ョン検知のために左に移動してきたとき、フォトセンサ
10の受光量が“L”であるステップ数が所定数2×N
1 ステップであるか否かを図7のステップS217で
判別し、これが2×N1 のとき、ホームポジションで
あると判断する。キャリア2は遮蔽板11の左端からβ
ステップさらに左に移動できるため、上記受光量が“H
”になった後(ホームポジションを検知した時)、ステ
ップS219に示すようにキャリア2はN1 +αステ
ップ右に移動して図6に示すホームポジションに到達す
る。この場合キャリア2の右移動により再び上記受光量
が“L”になってからN1 ステップ右に移動した位置
がホームポジションになる。
【0034】以上説明したようにホームポジションの左
端にも上記受光量が、“H”になる部分を設けることに
より、遮蔽板11上での誤動作によるエラーにも迅速に
対応できるようになる。
【0035】ただし、ここで、フォトセンサ10、すな
わちキャリア2が左端にいた場合、CRモータ6等が止
まってしまった場合を考えてルーチンをひとつ追加する
。まず、ステップS201でフォトセンサ10の受光量
が“L”でないと判断された場合、すなわち、ホームポ
ジション,PEレバー18の位置以外にキャリア2があ
るとき、ステップS227で、βステップだけキャリア
2を右に移動して、ステップS229で、フォトセンサ
受光量が“L”になるかを見る。もし“L”にならなけ
ればキャリア2が上記左端にいないことになり、ステッ
プS209以降のキャリアの左移動に移る。また、ここ
で“L”になったら、ステップS203以降のホームポ
ジションかPEレバー位置かの判別ルーチンに移ること
になる。
【0036】(第3実施例)図8は本発明の第3実施例
にかかるインクジェット記録装置の概略上面図を、また
、図9は上記装置の概略断面図である。また図9A方向
から記録紙15および後述の窓を視た図を図10に示す
【0037】これら図に参照されるように、本実施例で
は、反射型フォトセンサ20をキャリア2の前面に取付
けたことによりホームポジション,紙有無検知を行う。 また、プラテンローラ8は反射率を極力下げるために黒
色にしてある。さらに、紙ガイド19の外周側も同様に
黒色になされている。さらに加えて紙ガイド19には複
数の切欠部が設けてありプラテンローラ8の表面部が露
出するようになっている。これらを以下窓202〜20
4と呼ぶ。また、紙ガイド19の左端近傍において窓2
02〜204と整列するようにマーク201が設けられ
る。マーク201は反射率の高い、例えば白色の部材が
貼付けられている。これは塗装されていてもよい。なお
、このマーク201はキャリア2がホームポジションに
あるとき、キャリア2に設けられたセンサ2がこのマー
クの中央にくるような部位に設定される。
【0038】図10に示すように、紙幅Wの記録紙15
がプラテンローラ8によって搬送されている場合を考え
る。記録紙左端基準にそろえられて搬送される記録紙1
5は、上記窓部より記録紙表面が露出する。本例の場合
、窓202および203の2ケ所で記録紙が露出する。 これらの窓部はそれぞれ所定の切欠幅が設定されており
窓202〜窓204の切欠幅は等しくNBと設定されて
いる。同様にマーク201の幅もNAと設定されている
(本例ではNA>NB)。このように、本例では紙ガイ
ド20上の反射部が2種類の幅をもっていることになる
【0039】さて、図10のように記録紙15が搬送さ
れセットされた状態においてキャリア2上のセンサ20
がキャリアの走査と共に移動を開始する。このときのセ
ンサ20における受光部の受光量とキャリア2の左右方
向の位置との関係を図11に示す。また、ホームポジシ
ョン検知のフローチャートを図12に示す。第1の動作
としてHPの検知を行う。以下この検知処理を図11の
タイミングチャートおよび図12のフローチャートを参
照して説明する。
【0040】まず、ステップS301で現在のキャリア
の位置におけるセンサ20の受光量が“H”であるか否
かを見る。もし“H”である場合は、紙ガイド19上の
どの反射部によって“H”となっているか判断するため
、ステップS303〜S307で、一旦センサ20を反
射部の右外側(黒色部)に移動させる。この移動は、ス
テップS307の判別、すなわちフォトセンサ20の受
光量が“L”に変化することで判別できる。次の動作と
して、ステップS309〜S315で今度はキャリア2
を左方向にNA+αステップ移動させ(ここで、NAス
テップは切欠幅NAに対応したものとする)、フォトセ
ンサ20の受光量がNAステップ連続して“H”か否か
を見る。
【0041】本例では反射部の幅がNA>NBであり、
NAよりも幅の大きい反射部は存在しないように設定し
てあるので、ステップS317でNAステップ連続して
上記受光量が“H”であると判断されれば、センサ20
がマーク201の近傍にあることになる。このとき、ス
テップS309以降の左移動を停止した位置から、ステ
ップS319に示すようにキャリア2を右にN1 +α
ステップ移動させるとキャリア2はHPに到達する。
【0042】ステップS317の判別において、C<N
Aの場合、すなわち、受光量がNBステップ間だけ連続
して“H”となり窓202あるいは203を検知してい
る場合や、キャリア2が窓以外の部分にある場合、ステ
ップS301以降の処理を繰り返してキャリア2を左移
動させフォトセンサ20の受光量がNAステップ連続し
て“H”になるまで本処理を行う。また、最大NDステ
ップ(図11(b)参照、これはステップS323のN
の値を適切に定めることによって設定できる。)キャリ
ア2を左移動しても上記受光量が“H”にならなかった
場合はCRモータ6の故障あるいはセンサ20の異常と
判断し、ステップS329でエラー処理を行う。
【0043】ステップS301で、上記受光量が“H”
でなく“L”であった場合、ステップS331でキャリ
ア2を所定量βステップ右移動させて、ステップS33
3で上記受光量を見る。ここで受光量が“H”であれば
、ステップS303以降の処理を行う。また、キャリア
2をβステップ右移動しても上記受光量が“L”のまま
だった場合は、HPよりも右に位置していると判断され
る。そこで、ステップS309以降の処理でキャリア2
を左移動させて、上記受光量が連続してNAステップ“
H”になるところを探す。その後は、前述と同じシーケ
ンスを行うことになる。
【0044】次に、紙有無および紙幅の検知シーケンス
を説明する。まず第1にキャリア2が記録待機(オンラ
イン時等)でホームポジションにいる場合を説明すると
、キャリア2は右方向に、最大N1 +NCステップ移
動中(キャリア右端まで移動することになる。図11参
照)に、上記受光量が連続してNBステップ“H”に何
回なったかをカウントする。すなわち、紙ガイド19上
の窓に記録紙が何ケ所露出しているかを数える。本例の
場合は、図10に示すように窓202および203の2
ケ所から記録紙15が露出しており、窓204はプラテ
ンローラ8の黒色表面部が露出している。すなわち、本
例のカウント数は“2”となり、「紙有りおよび紙幅が
窓203まで」と判断できる。本例とは異なるが、もし
上記カウント数が“1”なら「紙有りおよび紙幅が窓2
02まで」と判断される。また、上記カウント数が“0
”の場合「紙無状態」と判断され、記録紙補給を促す等
の表示等を行う。
【0045】以上の動作を行った後キャリア2はキャリ
ア右端からホームポジションに移動して紙有無,紙幅検
知動作を終了する。
【0046】次に、記録動作中における紙有無および紙
幅検知について説明すると、本例のようなシリアルプリ
ンタの場合、記録紙の搬送(改行動作)を行うタイミン
グとして一般的なのが、キャリアが方向転換を行う位置
、すなわち紙幅の端部あるいはキャリア移動範囲左右端
にいる時に改行動作を行う場合である。よってキャリア
の移動中には改行動作を行わないので紙有無の状態がキ
ャリア移動中に変化することはない。すなわち、キャリ
アの片方向移動時毎に1回、紙有無および紙幅検知を行
えば良いことになる。検知方法は上述のシーケンスと同
様に行うので説明は省略するが、「紙無」と判断された
場合でも第1実施例と同様に記録位置と窓部との間にあ
らかじめ設定された距離を有しているため、「紙無」検
知直後でも一定行の記録動作が可能となる。最後の一行
を記録した後にキャリア2はホームポジションに退避し
給紙等の動作を待つことになる。
【0047】(第4実施例)上記第3実施例では、紙有
無および紙幅検知用の窓部の切欠幅を同一に設定したが
、本第4実施例では各々の窓部に固有の切欠幅を持たせ
ている。
【0048】図13に示すように窓202〜204に対
して、各々異なる切欠幅NB1〜NB3を対応させる。 また、各々の切欠幅の値とホームポジションからの距離
も一対一に対応させる。そして、これらの対応を装置本
体内に記憶させておけば、フォトセンサの受光量の“H
”が連続する長さに応じて搬送する記録紙の紙幅が判別
できる。
【0049】ただし、本例の場合も、マーク201の幅
は上記各窓部のどの幅とも同一ではなく異なる幅を持た
せなくてはならないが、上記各切欠幅がキャリアの位置
(ホームポジションからの距離)に対応しているため、
キャリアの位置をすぐに知ることができる。例えば、図
14(a)において、もしキャリアが窓202にいると
すると、切欠幅、すなわちフォトセンサの受光量が連続
して“L”になるステップ数はNB1ステップであり、
これにより、直ちにNT1ステップ、キャリアを左に移
動すればホームポジションに到達できる。そのため、ホ
ームポジション検知ルーチンにおいて、一ケ所の窓部の
切欠幅(移動ステップ数)がわかればキャリアの現在位
置が判明し、すぐに、ホームポジションまで何ステップ
移動すればよいかがわかるため、ホームポジションへの
移動が簡略化できる。
【0050】紙有無および紙幅検知は前述の実施例同様
にキャリアの左右走査時に窓部の切欠幅を検知すること
で判断する。例えば、図13の例ならNB1,NB2が
検知され「紙有および紙幅203まで」と判断する。ま
た、一旦「紙無」になった後の記録は前述の各実施例と
同様である。
【0051】本例によるホームポジション検知処理を図
15のフローチャートに示す。この処理は図12に示す
処理とほぼ同様であるが、ステップS417で“L”と
なるステップ数がNA以下であると判断された場合は、
ステップS421でそのステップ数がNB1,NB2,
NB3のいずれであるかを判別し、上述したように、ス
テップS423で直接ホームポジションへの移動を行う
。 (第5実施例)図16は本発明の第5実施例にかかるイ
ンクジェット記録装置の概略上面図を、図17は紙有無
検知時のキャリア移動に伴なうフォトセンサ受光量の変
化を示すタイミングチャートである。
【0052】本実施例では前述の窓部が特定の紙幅に対
応して配置されるのではなく一定の切欠幅NNの窓21
が一定の間隔NN′をもって配置されている。
【0053】この実施例の場合、前述の実施例同様、ホ
ームポジション検知はマーク201の幅(NAステップ
)を検知することによって判断するが、紙有無および紙
幅検知はキャリアの左右方向移動時に切欠幅NNの窓2
1が何個カウントされるかによって判断する。
【0054】図16,17の場合、窓21が「6」カウ
ントされ、「紙幅は窓211まで」と判断される。また
上記カウント数が「0」なら「紙無」と判定する。この
ように小刻みに窓部を配置することにより、定型幅の記
録紙以外にも対応した紙幅検知手段を提供することが可
能となり、記録範囲も記録紙により柔軟に設定すること
ができるようになる。
【0055】図18に本例にかかるホームポジション検
知のフローチャートを示す。本例の処理は図12に示す
処理と同様のものである。
【0056】なお、上記実施例では、インクジェット記
録装置について説明してきたが、例えば感熱方式,熱転
写方式等、他の方式の記録装置についても本発明を適用
できることは勿論である。
【0057】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(
例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネ
ルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘ
ッド、記録装置において優れた効果をもたらすものであ
る。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が達
成できるからである。
【0058】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長
,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出
させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号
をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行
われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出
が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号
としては、米国特許第4463359号明細書,同第4
345262号明細書に記載されているようなものが適
している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発
明の米国特許第4313124号明細書に記載されてい
る条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことがで
きる。
【0059】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0060】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0061】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段
、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げること
ができる。
【0062】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0063】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよい
。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状態
から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめ
ることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を
防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化する
インクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではす
でに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与に
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本
発明は適用可能である。このような場合のインクは、特
開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71
260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部ま
たは貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、
電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい
。本発明においては、上述した各インクに対して最も有
効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである
【0064】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明から明らかなように、本発明に
よれば検出部材は記録ヘッドの移動に伴なって基準位置
検出部および被記録媒体有無検出部と所定の検出関係を
有することができ、検出制御手段はこれに基づいて記録
ヘッドの基準位置に対する位置および被記録媒体の有/
無を知ることが可能となる。
【0066】この結果、被記録媒体有無の検出と基準位
置としての例えば記録ヘッドホームポジションの検出を
記録ヘッドの走査範囲で行えるようにしたこと、および
上記検出部材を例えばキャリア上に搭載したことにより
、1つのフォトセンサで紙有無およびホームポジション
双方の検知が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるインクジェット記
録装置の概略上面図である。
【図2】図2(a)および(b)は上記装置の概略断面
図である。
【図3】上記装置における制御構成を示すブロック図で
ある。
【図4】第1実施例にかかるタイミングチャートである
【図5】第1実施例にかかるホームポジション検出のフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例にかかるタイミングチャー
トである。
【図7】第2実施例にかかるホームポジション検出のフ
ローチャートである。
【図8】本発明の第3実施例にかかるインクジェット記
録装置の概略上面図である。
【図9】上記第3実施例にかかる装置の概略断面図であ
る。
【図10】第3実施例装置の主要部概観図である。
【図11】第3実施例にかかるタイミングチャートであ
る。
【図12】第3実施例にかかるホームポジション検出の
フローチャートである。
【図13】本発明の第4実施例にかかるインクジェット
記録装置主要部の概観図である。
【図14】第4実施例にかかるタイミングチャートであ
る。
【図15】第4実施例にかかるホームポジション検出の
フローチャートである。
【図16】本発明の第5実施例にかかるインクジェット
記録装置主要部の概観図である。
【図17】第5実施例にかかるタイミングチャートであ
る。
【図18】第5実施例にかかるホームポジション検出の
フローチャートである。
【図19】従来例にかかるインクジェット記録装置の斜
視図である。
【図20】上記装置の概略上面図である。
【図21】上記装置における記録媒体検知手段およびホ
ームポジション検知手段を示す断面図である。
【符号の説明】
1  記録ヘッドカートリッジ 1a  記録ヘッドチップ 2  キャリア 3  リードスクリュー 4  リードピン 5  ベルト 6  キャリア(CR)モータ 7  回復ユニット 8  プラテンローラ 10  フォトセンサ 11,182  遮蔽板 12  紙送り(LF)モータ 14  ガイド軸 15  記録紙 16  PEセンサ 18  PEレバー 20  検出部 21,202〜204  窓 31  溝 41  リードピン押バネ 71  キャップ 201  マーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被記録媒体に対して記録を行うための
    記録装置において、前記記録を行うための記録素子を具
    えた記録ヘッドと、該記録ヘッドを移動させるためのヘ
    ッド移動手段と、前記記録ヘッドの当該移動における基
    準位置に関する検出を行うための基準位置検出部と、前
    記被記録媒体の有/無に関する検出を行うための被記録
    媒体有無検出部と、前記ヘッド移動手段による記録ヘッ
    ドの移動に伴なって移動し、当該移動に伴なって前記基
    準位置検出部および前記被記録媒体有無検出部とそれぞ
    れ所定の検出関係を有することが可能な検出部材と、該
    検出部材が前記基準位置検出部および前記被記録媒体有
    無検出部とそれぞれ有する所定の検出関係に基づいて、
    前記記録ヘッドの前記基準位置に対する位置および前記
    被記録媒体の有/無を判別する検出制御手段と、を具え
    たことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】  前記検出部材は透過型センサであり、
    前記基準位置検出部は固定された遮蔽板であり、前記被
    記録媒体有無検出部は前記被記録媒体の有/無に応じて
    変位する遮蔽板であり、前記透過型センサは、当該光を
    前記それぞれの遮蔽板がさえぎることによって前記所定
    の検出関係を有することを特徴とする請求項1に記載の
    記録装置。
  3. 【請求項3】  前記それぞれの遮蔽板は当該光をさえ
    ぎる長さが異なることを特徴とする請求項2に記載の記
    録装置。
  4. 【請求項4】  前記検出部材は反射型センサであり、
    前記基準位置検出部および前記被記録媒体有無検出部は
    前記被記録媒体のガイド部材に設けられたそれぞれの切
    欠きを有し、前記反射型センサは前記それぞれの切欠き
    から露出する前記被記録媒体からの反射光量に応じて前
    記所定の検出関係を有することを特徴とする請求項1に
    記載の記録装置。
  5. 【請求項5】  前記それぞれの切欠きは、前記反射型
    センサが移動する方向における長さが異なることを特徴
    とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】  前記被記録媒体有無検出部に対応する
    前記切欠きは複数あり、該複数の切欠きそれぞれの位置
    に応じて前記被記録媒体の幅を検知可能であることを特
    徴とする請求項4または5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】  前記複数の切欠きはそれぞれの長さが
    異なり、当該長さに応じて当該切欠きの位置を検知可能
    であることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】  前記記録ヘッドは、記録素子として、
    インクを吐出するための吐出口および該吐出口からイン
    クを吐出するための熱エネルギーを発生する発生手段を
    有し、該熱エネルギーを利用してインク中に気泡を生成
    させ、該気泡の生成に基づいてインクを吐出することを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の記録装
    置。
JP5278991A 1991-03-18 1991-03-18 記録装置 Pending JPH04288280A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH091886A (ja) * 1995-06-21 1997-01-07 Nec Niigata Ltd プリンタのキャリア/用紙検出装置
US5980132A (en) * 1993-03-31 1999-11-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with means for maintaining constant distance between recording head and recording sheet
JP2008132638A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Ricoh Co Ltd 記録ヘッドの主走査位置ズレ検出方法及び画像形成装置

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