JPH04287216A - A/d変換器を有する制御装置 - Google Patents
A/d変換器を有する制御装置Info
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- JPH04287216A JPH04287216A JP5209991A JP5209991A JPH04287216A JP H04287216 A JPH04287216 A JP H04287216A JP 5209991 A JP5209991 A JP 5209991A JP 5209991 A JP5209991 A JP 5209991A JP H04287216 A JPH04287216 A JP H04287216A
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- JP
- Japan
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- microcomputer
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- interrupt
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 86
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 14
- 230000008676 import Effects 0.000 claims 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号をA/D
変換してデジタルデータとしてマイクロコンピュータ(
以下、マイコンと略する)内部に取り込む制御装置に関
するものである。
変換してデジタルデータとしてマイクロコンピュータ(
以下、マイコンと略する)内部に取り込む制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御装置では、図3に示
すようなA/D変換器2をマイコンの内部または外部に
有している。図3の例ではA/D変換器2を外部に有す
る。
すようなA/D変換器2をマイコンの内部または外部に
有している。図3の例ではA/D変換器2を外部に有す
る。
【0003】図3中、信号選択回路(マルチプレクサ)
5では、変換制御回路4から出力されるチャネル・バス
12上のデータによって、複数のアナログ入力8の中か
らA/D変換すべき入力9が選択される。この選択され
た入力9は、変換制御回路4からの開始信号10をトリ
ガにしてA/D変換回路6でA/D変換される。この変
換が終了すると、変換結果が変換データ・バス13に出
力されるとともに、終了信号11が変換制御回路4およ
びデータレジスタ7に出力される。データレジスタ7で
は、終了信号11を受けて変換データ・バス13上のデ
ータをチャネル・バス12上のデータによって指定され
るデータレジスタ7に格納する。このようにA/D変換
の一連の手順を、開始信号10,終了信号11およびチ
ャネル・バス12を通じて制御しているのが変換制御回
路4である。この変換制御回路4には、図4に示すよう
に内部にチャネルレジスタ15と終了フラグ16が設け
られ、チャネルレジスタ15にチャネル番号を書き込む
ことにより、チャネル・バス12上にチャネル番号に対
応したデータが出力されるとともに、開始信号10が出
力される。終了フラグ16は前記終了信号11の状態に
よってセットされる。また、この変換制御回路4とデー
タレジスタ7はシステム・バス14によって、マイコン
3とのデータの受渡しを行うことができる。
5では、変換制御回路4から出力されるチャネル・バス
12上のデータによって、複数のアナログ入力8の中か
らA/D変換すべき入力9が選択される。この選択され
た入力9は、変換制御回路4からの開始信号10をトリ
ガにしてA/D変換回路6でA/D変換される。この変
換が終了すると、変換結果が変換データ・バス13に出
力されるとともに、終了信号11が変換制御回路4およ
びデータレジスタ7に出力される。データレジスタ7で
は、終了信号11を受けて変換データ・バス13上のデ
ータをチャネル・バス12上のデータによって指定され
るデータレジスタ7に格納する。このようにA/D変換
の一連の手順を、開始信号10,終了信号11およびチ
ャネル・バス12を通じて制御しているのが変換制御回
路4である。この変換制御回路4には、図4に示すよう
に内部にチャネルレジスタ15と終了フラグ16が設け
られ、チャネルレジスタ15にチャネル番号を書き込む
ことにより、チャネル・バス12上にチャネル番号に対
応したデータが出力されるとともに、開始信号10が出
力される。終了フラグ16は前記終了信号11の状態に
よってセットされる。また、この変換制御回路4とデー
タレジスタ7はシステム・バス14によって、マイコン
3とのデータの受渡しを行うことができる。
【0004】一方、マイコン3では、図6に示すような
ソフトウェア処理の流れで、あるアナログ入力8のA/
D変換が必要となった場合、そのタイミングでアナログ
入力8に対応するチャネル番号を、前記チャネルレジス
タ15に書き込み(SA3)、終了フラグ16がセット
されるのを待って(SA4)、チャネル番号に対応する
データレジスタ7から変換結果を読み出す(SA5)こ
とにより、必要なデジタルデータを内部に取り込むこと
ができる。
ソフトウェア処理の流れで、あるアナログ入力8のA/
D変換が必要となった場合、そのタイミングでアナログ
入力8に対応するチャネル番号を、前記チャネルレジス
タ15に書き込み(SA3)、終了フラグ16がセット
されるのを待って(SA4)、チャネル番号に対応する
データレジスタ7から変換結果を読み出す(SA5)こ
とにより、必要なデジタルデータを内部に取り込むこと
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の制御装置では、図5のようなマ
イコンのソフトウェア処理タイミングでA/D変換を行
なおうとした場合、割込み処理ルーチン18cの割込み
タイミングにより、メイン処理ルーチン17cで行なっ
ているA/D1の変換が割込み処理ルーチン18cで行
なわれるA/D2の変換によって中止させられ、メイン
処理ルーチン17cでは中止させられたことが判断でき
ないために誤った変換データを読み込み、このことが結
果的に制御装置の誤動作につながる。
ように構成された従来の制御装置では、図5のようなマ
イコンのソフトウェア処理タイミングでA/D変換を行
なおうとした場合、割込み処理ルーチン18cの割込み
タイミングにより、メイン処理ルーチン17cで行なっ
ているA/D1の変換が割込み処理ルーチン18cで行
なわれるA/D2の変換によって中止させられ、メイン
処理ルーチン17cでは中止させられたことが判断でき
ないために誤った変換データを読み込み、このことが結
果的に制御装置の誤動作につながる。
【0006】この対策として、まず根本要因であるA/
D変換回路を増やすことが考えられたが、その分コスト
高が問題として残る。次にA/D変換タイミングの変更
(例えば、メイン処理ルーチンまたは割込み処理ルーチ
ンだけでA/D変換を行なうこと)も考えられたが、こ
れは制御仕様との問題となり、マイコンのソフトウェア
処理も複雑になる。そこで、単にA/D変換を実行時は
他の割込みを禁止するということが最も手軽な方法と考
えられてきた。しかし、アナログ入力の増加等によるA
/D変換回数の増加に伴い他の割込みを禁止している時
間的割合が大きくなり、また、制御内容が複雑化し何重
にも割込み処理が実行され、その割込み処理ルーチン内
でA/D変換が実行されるようになると、割込みタイミ
ングのずれが制御に大きな影響を与えるようになるとい
う問題が発生する。
D変換回路を増やすことが考えられたが、その分コスト
高が問題として残る。次にA/D変換タイミングの変更
(例えば、メイン処理ルーチンまたは割込み処理ルーチ
ンだけでA/D変換を行なうこと)も考えられたが、こ
れは制御仕様との問題となり、マイコンのソフトウェア
処理も複雑になる。そこで、単にA/D変換を実行時は
他の割込みを禁止するということが最も手軽な方法と考
えられてきた。しかし、アナログ入力の増加等によるA
/D変換回数の増加に伴い他の割込みを禁止している時
間的割合が大きくなり、また、制御内容が複雑化し何重
にも割込み処理が実行され、その割込み処理ルーチン内
でA/D変換が実行されるようになると、割込みタイミ
ングのずれが制御に大きな影響を与えるようになるとい
う問題が発生する。
【0007】本発明は上記問題を解決しようとするもの
で、制御の複雑化に伴って生じる割込み処理内でのA/
D変換の多重開始によっても、マイコンが誤ったデータ
を読み込み制御装置が異常状態となることがない制御装
置を提供することを目的とする。
で、制御の複雑化に伴って生じる割込み処理内でのA/
D変換の多重開始によっても、マイコンが誤ったデータ
を読み込み制御装置が異常状態となることがない制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、第1の手段としてA/D変換器におい
てA/D変換が実行中か否かを判断する手段と、A/D
変換器の変換結果をデータレジスタの間で読み書きする
手段をマイコンのソフトウェア処理に設け、マイコンの
A/D変換を必要とする割込み処理の先頭で、実行中を
判断する手段でA/D変換の終了を待ち、読み書きする
手段で前回のA/D変換結果をマイコン内に待避すると
ともに、割込み処理の最後に、再度読み書きする手段で
マイコン内に待避したA/D変換結果を元のデータレジ
スタに戻すようにソフトウェア処理を構成する。
めに本発明では、第1の手段としてA/D変換器におい
てA/D変換が実行中か否かを判断する手段と、A/D
変換器の変換結果をデータレジスタの間で読み書きする
手段をマイコンのソフトウェア処理に設け、マイコンの
A/D変換を必要とする割込み処理の先頭で、実行中を
判断する手段でA/D変換の終了を待ち、読み書きする
手段で前回のA/D変換結果をマイコン内に待避すると
ともに、割込み処理の最後に、再度読み書きする手段で
マイコン内に待避したA/D変換結果を元のデータレジ
スタに戻すようにソフトウェア処理を構成する。
【0009】また、第2の手段としてA/D変換器にお
いてA/D変換が実行中か否かを判断する手段と、A/
D変換器で前回A/D変換されたチャネルの番号を読み
出す手段をマイコンのソフトウェア処理に設け、マイコ
ンのA/D変換を必要とする割込み処理の先頭で、読み
出し手段で前回A/D変換されたチャネルの番号をマイ
コン内に記憶し、前記割込み処理の最後に、再度記憶さ
れたチャネル番号のA/D変換を開始し、実行中を判断
する手段でA/D変換の終了を待つようにソフトウェア
処理を構成する。
いてA/D変換が実行中か否かを判断する手段と、A/
D変換器で前回A/D変換されたチャネルの番号を読み
出す手段をマイコンのソフトウェア処理に設け、マイコ
ンのA/D変換を必要とする割込み処理の先頭で、読み
出し手段で前回A/D変換されたチャネルの番号をマイ
コン内に記憶し、前記割込み処理の最後に、再度記憶さ
れたチャネル番号のA/D変換を開始し、実行中を判断
する手段でA/D変換の終了を待つようにソフトウェア
処理を構成する。
【0010】
【作用】第1の手段によると、割込み直前に変換を開始
したA/D変換の結果であるデータレジスタのデータを
、割込み処理の先頭でマイコンへ待避し、割込み処理の
最後で再び元のデータレジスタへ戻すことができ、割込
み処理の中で実行される別のA/D変換によって、その
A/D変換の結果が消失されることを防止できる。
したA/D変換の結果であるデータレジスタのデータを
、割込み処理の先頭でマイコンへ待避し、割込み処理の
最後で再び元のデータレジスタへ戻すことができ、割込
み処理の中で実行される別のA/D変換によって、その
A/D変換の結果が消失されることを防止できる。
【0011】また第2の手段によると、割込み直前に変
換を開始したA/D変換のチャネル番号を、割込み処理
の先頭でマイコンへ記憶し、割込み処理の最後で前記チ
ャネル番号に対応するA/D変換を再び実行することが
でき、割込み処理の中で実行される別のA/D変換によ
って、前記A/D変換が中止または変換結果が消失され
ることがなくマイコンが誤動作することを防止できる。
換を開始したA/D変換のチャネル番号を、割込み処理
の先頭でマイコンへ記憶し、割込み処理の最後で前記チ
ャネル番号に対応するA/D変換を再び実行することが
でき、割込み処理の中で実行される別のA/D変換によ
って、前記A/D変換が中止または変換結果が消失され
ることがなくマイコンが誤動作することを防止できる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。ただし、制御装置と変換制御回路の構
成は図3および図4に示す従来例と同じであるので、こ
こでの説明を省略する。なお、以下の説明に用いられる
図中の(SA1)〜(SA6)および(SB1)〜(S
B12)は処理のステップを示す。
ついて説明する。ただし、制御装置と変換制御回路の構
成は図3および図4に示す従来例と同じであるので、こ
こでの説明を省略する。なお、以下の説明に用いられる
図中の(SA1)〜(SA6)および(SB1)〜(S
B12)は処理のステップを示す。
【0013】まず、図1に本発明の第1の実施例のマイ
コンにおけるソフトウェア処理のフロー図を示す。メイ
ン処理ルーチン17aでは、まずイニシャル処理(SA
1)を行い制御装置1の初期化をする。その後具体的な
制御処理である処理1(SA2)や処理2(SA6)を
繰り返し行なう。この途中に、従来例と同じようにA/
D1の変換処理(SA3〜SA5)を行なっている。割
込み処理ルーチン18aでは、途中にA/D2の変換処
理を含む通常の割込み処理(SB3)が行なわれるが、
本発明では、この処理(SB3)の前(割込み処理ルー
チン18aの先頭)に、まず、A/D変換器2において
A/D変換が実行中か否かを終了フラグ16で判断(S
B1)し、実行中ならばそのA/D変換の終了を待って
、A/D変換器2のデータレジスタ7から変換データを
マイコン3に読み出し(SB2)記憶する。そして、前
記処理(SB3)の後(割込み処理ルーチン18aの最
後)に、この読み出された変換データを元のデータレジ
スタ7へ書き込む(SB4)。このような処理を割込み
処理ルーチン18aの前後に追加することにより、割込
み処理ルーチン18aのメイン処理ルーチン17aへの
割込みタイミングによって生じる前述の課題を解決でき
る。
コンにおけるソフトウェア処理のフロー図を示す。メイ
ン処理ルーチン17aでは、まずイニシャル処理(SA
1)を行い制御装置1の初期化をする。その後具体的な
制御処理である処理1(SA2)や処理2(SA6)を
繰り返し行なう。この途中に、従来例と同じようにA/
D1の変換処理(SA3〜SA5)を行なっている。割
込み処理ルーチン18aでは、途中にA/D2の変換処
理を含む通常の割込み処理(SB3)が行なわれるが、
本発明では、この処理(SB3)の前(割込み処理ルー
チン18aの先頭)に、まず、A/D変換器2において
A/D変換が実行中か否かを終了フラグ16で判断(S
B1)し、実行中ならばそのA/D変換の終了を待って
、A/D変換器2のデータレジスタ7から変換データを
マイコン3に読み出し(SB2)記憶する。そして、前
記処理(SB3)の後(割込み処理ルーチン18aの最
後)に、この読み出された変換データを元のデータレジ
スタ7へ書き込む(SB4)。このような処理を割込み
処理ルーチン18aの前後に追加することにより、割込
み処理ルーチン18aのメイン処理ルーチン17aへの
割込みタイミングによって生じる前述の課題を解決でき
る。
【0014】具体的にはこの実施例の場合、前記割込み
タイミングとして図中に示す4通りのタイミングが考え
られる。タイミング1(T1)はA/D1変換開始以前
であり、タイミング2(T2)はA/D1変換開始後か
つ変換終了前であり、タイミング3(T3)はA/D1
変換終了後かつマイコン3への変換データ読み出し前で
あり、タイミング4(T4)はマイコン3への変換デー
タ読み出し後である。タイミング1(T1)とタイミン
グ4(T4)の場合は、従来例においても前述の課題に
挙げた問題は生じないが、タイミング2(T2)とタイ
ミング3(T3)の場合に生じ得る前述の課題にあげた
問題を割込み処理に入ってからもこのA/D1の変換終
了を待つことと、変換結果をマイコン3に一時的(通常
割込み処理中)に待避することにより解決している。
タイミングとして図中に示す4通りのタイミングが考え
られる。タイミング1(T1)はA/D1変換開始以前
であり、タイミング2(T2)はA/D1変換開始後か
つ変換終了前であり、タイミング3(T3)はA/D1
変換終了後かつマイコン3への変換データ読み出し前で
あり、タイミング4(T4)はマイコン3への変換デー
タ読み出し後である。タイミング1(T1)とタイミン
グ4(T4)の場合は、従来例においても前述の課題に
挙げた問題は生じないが、タイミング2(T2)とタイ
ミング3(T3)の場合に生じ得る前述の課題にあげた
問題を割込み処理に入ってからもこのA/D1の変換終
了を待つことと、変換結果をマイコン3に一時的(通常
割込み処理中)に待避することにより解決している。
【0015】次に、図2に本発明の第2の実施例のマイ
コンにおけるソフトウェア処理のフロー図を示す。メイ
ン処理ルーチン17bでは、まずイニシャル処理(SA
1)を行ない制御装置1の初期化をする。その後具体的
な制御処理である処理1(SA2)や処理2(SA6)
を繰り返し行なう。この途中に、従来例と同じようにA
/D1の変換処理(SA3〜SA5)を行なっている。 割込み処理ルーチン18bでは、途中にA/D2の変換
処理を含む通常の割込み処理(SB3)が行なわれるが
、本発明では、この処理(SB3)の前(割込み処理ル
ーチン18bの先頭)に、まず以前に最も遅くA/D変
換されたアナログ入力8に対応するチャネル番号をA/
D変換器2のチャネルレジスタ15からマイコン3に読
み出し(SB5)記憶する。そして、前記処理(SB3
)の後(割込み処理ルーチン18bの最後)に、記憶し
ておいたチャネル番号に対応するアナログ入力8のA/
D変換を再度開始(SB6)し、終了フラグ16の判断
(SB7)によりそのA/D変換の終了を待って割込み
処理ルーチン18bを終了する。このような処理を割込
み処理ルーチン18bの前後に追加することにより、割
込み処理ルーチン18bのメイン処理ルーチン17bへ
の割込みタイミングによって生じる前述の課題を解決で
きる。
コンにおけるソフトウェア処理のフロー図を示す。メイ
ン処理ルーチン17bでは、まずイニシャル処理(SA
1)を行ない制御装置1の初期化をする。その後具体的
な制御処理である処理1(SA2)や処理2(SA6)
を繰り返し行なう。この途中に、従来例と同じようにA
/D1の変換処理(SA3〜SA5)を行なっている。 割込み処理ルーチン18bでは、途中にA/D2の変換
処理を含む通常の割込み処理(SB3)が行なわれるが
、本発明では、この処理(SB3)の前(割込み処理ル
ーチン18bの先頭)に、まず以前に最も遅くA/D変
換されたアナログ入力8に対応するチャネル番号をA/
D変換器2のチャネルレジスタ15からマイコン3に読
み出し(SB5)記憶する。そして、前記処理(SB3
)の後(割込み処理ルーチン18bの最後)に、記憶し
ておいたチャネル番号に対応するアナログ入力8のA/
D変換を再度開始(SB6)し、終了フラグ16の判断
(SB7)によりそのA/D変換の終了を待って割込み
処理ルーチン18bを終了する。このような処理を割込
み処理ルーチン18bの前後に追加することにより、割
込み処理ルーチン18bのメイン処理ルーチン17bへ
の割込みタイミングによって生じる前述の課題を解決で
きる。
【0016】具体的な割込みタイミングの問題は本発明
の第1の実施例と同じであるが、本発明の場合には、割
込み処理の先頭でA/D1の変換終了を待つ時間による
割込み処理のずれを少しでも低減するため、割込み処理
の先頭では前回行ったA/D変換のチャネル番号のみを
記憶し、割込み処理の最後にこのチャネル番号のA/D
変換を再度実行するようにしている。
の第1の実施例と同じであるが、本発明の場合には、割
込み処理の先頭でA/D1の変換終了を待つ時間による
割込み処理のずれを少しでも低減するため、割込み処理
の先頭では前回行ったA/D変換のチャネル番号のみを
記憶し、割込み処理の最後にこのチャネル番号のA/D
変換を再度実行するようにしている。
【0017】この実施例では、割込み処理1つに対しA
/D変換の数は2であるがこの数が増加し、制御が複雑
になっても、この実施例と同じ処理を行えば同様の効果
が得られる。
/D変換の数は2であるがこの数が増加し、制御が複雑
になっても、この実施例と同じ処理を行えば同様の効果
が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の手
段または第2の手段を用いれば、近年のA/D入力の増
加や制御内容の複雑化に伴う、割込み処理内でのA/D
変換の多重開始によってマイコンが誤ったデータを読み
込み制御装置が異常状態となる問題をマイコンの簡単な
ソフトウェア処理の追加により解決し、ソフトウェア処
理の複雑化による信頼性の低下を防ぎつつ、確実にA/
D変換を実行できる制御装置を実現できるという効果を
有する。
段または第2の手段を用いれば、近年のA/D入力の増
加や制御内容の複雑化に伴う、割込み処理内でのA/D
変換の多重開始によってマイコンが誤ったデータを読み
込み制御装置が異常状態となる問題をマイコンの簡単な
ソフトウェア処理の追加により解決し、ソフトウェア処
理の複雑化による信頼性の低下を防ぎつつ、確実にA/
D変換を実行できる制御装置を実現できるという効果を
有する。
【0019】さらに第2の手段を用いれば、上記とは別
に時間遅れ(A/D変換待ち)による制御特性の低下を
改善できるという効果も有する。
に時間遅れ(A/D変換待ち)による制御特性の低下を
改善できるという効果も有する。
【図1】本発明の第1の実施例におけるマイコンのソフ
トウェア処理フロー図
トウェア処理フロー図
【図2】本発明の第2の実施例におけるマイコンのソフ
トウェア処理フロー図
トウェア処理フロー図
【図3】マイコンとA/D変換器を用いた制御装置の構
成図
成図
【図4】A/D変換器内の変換制御回路の構成図
【図5
】問題が発生する従来のマイコンのソフトウェア処理フ
ロー図
】問題が発生する従来のマイコンのソフトウェア処理フ
ロー図
【図6】従来の一般的マイコンのソフトウェア処理フロ
ー図
ー図
1 制御装置
2 A/D変換器
3 マイコン
4 データレジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】A/D変換器およびマイクロコンピュータ
を用いてアナログ信号をA/D変換してデジタルデータ
としてマイクロコンピュータ内部に取り込む制御装置に
おいて、マイクロコンピュータのA/D変換を必要とす
る割込み処理毎に、その割込み処理の先頭でA/D変換
が実行中か否かを判断して、実行中ならば実行が終了す
るのを待って、以前に最も遅くA/D変換した変換結果
をA/D変換器のレジスタから待避し、割込み処理の最
後に変換結果をレジスタに戻すマイクロコンピュータの
ソフトウェア処理を有することを特徴とするA/D変換
器を有する制御装置。 - 【請求項2】A/D変換器およびマイクロコンピュータ
を用いてアナログ信号をA/D変換してデジタルデータ
としてマイクロコンピュータ内部に取り込む制御装置に
おいて、マイクロコンピュータのA/D変換を必要とす
る割込み処理毎に、その割込み処理の先頭で以前に最も
遅くA/D変換を開始したチャネルを記憶し、割込み処
理の最後に、記憶したチャネルのA/D変換を実行する
マイクロコンピュータのソフトウェア処理を有すること
を特徴とするA/D変換器を有する制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052099A JP2671622B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | A/d変換器を有する制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3052099A JP2671622B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | A/d変換器を有する制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04287216A true JPH04287216A (ja) | 1992-10-12 |
JP2671622B2 JP2671622B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=12905400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3052099A Expired - Fee Related JP2671622B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | A/d変換器を有する制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2671622B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0396118A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Toshiba Corp | マイクロコンピュータ装置 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP3052099A patent/JP2671622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0396118A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Toshiba Corp | マイクロコンピュータ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2671622B2 (ja) | 1997-10-29 |
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