JPH04283140A - 車両用多重通信システム - Google Patents

車両用多重通信システム

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JPH04283140A
JPH04283140A JP3072398A JP7239891A JPH04283140A JP H04283140 A JPH04283140 A JP H04283140A JP 3072398 A JP3072398 A JP 3072398A JP 7239891 A JP7239891 A JP 7239891A JP H04283140 A JPH04283140 A JP H04283140A
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JP
Japan
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station
sleep
switch
remote stations
output
Prior art date
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Application number
JP3072398A
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English (en)
Inventor
Katsumi Miyake
三宅 克実
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車に設けられた
マスターステーションと各リモートステーションとの間
を多重通信線により接続し、多重通信線を介してこれら
のステーション間で交信を行う車両用多重通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の高機能化に伴って増大し
たワイヤーハーネスの削減等を目的とした多重通信シス
テムの開発が盛んに行われ、例えば特開昭62−214
746号公報や特開昭62−47716号公報に記載の
ものがある。
【0003】ところで、前者の公報は、主制御部を中央
ノードとしてこれらにインターフェースユニットと各種
電気機器とからなる複数の端末ノードを接続してなる車
両用ネットワークシステムの制御方法であって、バッテ
リの消費電力低減のために、車両の走行時には通常モー
ドになって主制御部から各端末ノードの相互通信を行い
、車両の非走行時にはスタンバイモードに移行し、この
スタンバイモードでは、いずれかの端末ノードが該ノー
ドに含まれる各種電気機器からの信号入力の変化に応じ
て主制御部に対し通信要求を出した場合に、主制御部が
ポーリングを開始して所要の相互通信を行い、端末ノー
ドから通信要求がない場合はポーリングを停止すること
が記載されている。
【0004】一方、後者の公報には、負荷駆動スイッチ
が接続された送信器と、これに対応し負荷が接続された
受信器及びデータ通信線を有し、送信器から受信器にス
イッチのオンオフ情報が伝送されて負荷がオンオフされ
る車両用多重通信伝送装置であって、電源線に電源供給
するために、システム駆動リレーと、運転席側ドアスイ
ッチ,タイマ部,イグニッションスイッチ等で構成され
るリレー駆動回路とを設け、タイマ部の作用により、ド
アの開放に伴って、送,受信器に所定時間だけ電源供給
し、消費電力が最小にすることが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の公報の
場合、端末ノードから通信要求がない場合はポーリング
を停止するだけであり、内部回路は動作しているため、
暗電流は十分に小さくならず、例えば駐車等のため車両
を長時間放置する場合のバッテリの消耗を十分に抑える
ことは難しい。
【0006】また、後者の公報の場合、電源線に対して
システム駆動リレーが必要であり、多重通信システムで
は電装品の系統ごとに電流線を分けるので、各電源線に
対してリレーが必要になり、配線が複雑化し、又ドアの
開放に伴って所定時間だけ電源供給するため、イグニッ
ションスイッチをオフしたまま長時間車内に居るような
場合には、そのままの状態では送,受信器への電源供給
が停止してしまっており、負荷駆動スイッチの操作がで
きないことも考えられる。
【0007】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解決するためになされたもので、各リモートステーショ
ンをスリープモードにして暗電流を十分に小さくし、必
要な時に容易にスリープ解除できるようにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用多
重通信システムは、自動車に装備されている操作スイッ
チ,ランプ,センサ等の装備品をそれぞれの機能に基づ
いて複数にグループ分けされてなるひとつのマスタース
テーション及び複数のリモートステーションと、前記マ
スターステーションと前記各リモートステーションとを
接続した前記各ステーション間の多重通信用の多重通信
線と、前記各リモートステーションに設けられ、イグニ
ッションスイッチ及びすべての前記操作スイッチのオフ
による前記マスターステーションの通信停止の状態が所
定時間継続することを検出して前記各リモートステーシ
ョンを機能停止状態であるスリープモードにするスリー
プ手段と、少なくとも1つの前記リモートステーション
又は前記マスターステーションに設けられ、当該リモー
トステーション又はマスターステーションに属する前記
操作スイッチのオンにより動作して前記各スリープ手段
によるスリープモード解除用の起動信号を出力する起動
信号発生手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】この発明においては、各リモートステーション
にスリープ手段を設けたため、マスターステーションが
通信停止の状態を継続する場合にはスリープ手段によっ
て各リモートステーションがスリープモードとなり、従
来の単にポーリングを停止する場合に比べて暗電流を大
幅に小さくでき、しかも駆動リレーとタイマを使って所
定時間だけ電源供給する場合のように多数の配線を必要
とせず、配線の複雑化を伴うことなく暗電流の低減が図
れる。
【0010】また、少なくとも1つのリモートステーシ
ョン及びマスターステーションに起動信号発生手段を設
けたため、必要なときにスリープモードにある各リモー
トステーションを容易にスリープ解除して起動でき、し
かも操作スイッチのオンによって起動信号発生手段が起
動信号を発生することから、起動のためのハザードスイ
ッチ,ホーンスイッチ,ライティングスイッチ,ドアロ
ック解除スイッチなどいずれのスイッチであってもよく
、起動条件の設定の自由度が高い。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の車両用多重通信システムの
一実施例のブロック図である。
【0012】図1において、多重通信システム1は、C
PU21,直接交信コード発生器22,バスドライバ2
3を備え助手席のシートの下に設置されたマスターステ
ーション(以下MSという)2と、リモートステーショ
ンであるフロントターミナルステーション(以下FTS
という)3,オートマチックトランスミッションステー
ション(以下ATSという)4,コンビネーションスイ
ッチステーション(以下CSSという)5,メータイン
ジケータステーション(以下MISという)6,グラフ
ィックモニタステーション(以下GMSという)7,及
びリアターミナルステーション(以下RTSという)8
とを備え、MS2とリモートステーションであるこれら
のステーション3〜8とが多重通信線である伝送路9に
より接続されている。
【0013】さらに、MS2にはイグニッションスイッ
チに連動してオン・オフするセンサスイッチ10のほか
、ドアロック解除スイッチなどが接続されている。
【0014】ここで、FTS3は自動車のフロント部に
設置され、水温センサ,オイルプレッシャゲージ,ワイ
パーモータ,ウォッシャポンプ等の自動車フロント部に
ある装備品の制御を行う。
【0015】また、ATS4はシフトレバーの近傍に設
置され、シフトポジションの検出を行う。
【0016】さらに、CSS5はダッシュパネル部に設
置され、ハザードスイッチ,ホーンスイッチ,ライティ
ングスイッチなどの操作スイッチの状態検出を行う。
【0017】つぎに、MIS6はインスツルメントパネ
ルの裏面に設置され、メータ,インジケータの制御を行
う。
【0018】また、GMS7はディスプレイ部に設置さ
れ、グラフィックモニタの制御を行う。
【0019】さらに、RTS8はトランクルームの内部
に設置され、排気温センサ,バックランプ,ストップラ
ンプ,リアハザードランプ,リアワイパーモータ,リア
ウォッシャポンプ等の自動車のリア部にある装備品の制
御を行う。
【0020】ところで、上記した各リモートステーショ
ン3〜8には、図2に示すようなスリープ手段SLが設
けられ、イグニッションスイッチ及びすべての操作スイ
ッチのオフによるMS2の通信停止の状態が所定時間継
続することを検出し、各リモートステーションを内蔵発
振回路の発振停止による機能停止状態であるスリープモ
ードにするものであり、以下のように構成されている。
【0021】即ち、図2に示すように、伝送路9にイン
バータ11及び抵抗12を介して、エミッタが接地され
たNPN型のスイッチングトランジスタ13のベースが
接続され、電源ライン+Bと接地との間に直列に設けら
れた時定数用の抵抗14とコンデンサ15の接続点Pに
トランジスタ13のコレクタ、及びシュミットトリガ回
路16の入力端子が接続され、このシュミットトリガ回
路16の出力端子が、各ステーションのクロック発振回
路であるナンドゲート発振回路17のナンドゲートの入
力端子に接続され、伝送路9のハイレベル(以下Hとい
う)が所定時間継続すると、発振回路17による発振信
号の出力が停止するようになっており、インバータ11
,トランジスタ13,抵抗12,14,コンデンサ15
,シュミットトリガ回路16によりスリープ手段SLが
構成されている。
【0022】また、少なくとも1つのリモートステーシ
ョン,例えばCSS5には、CSS5に属する各操作ス
イッチのオンにより動作して起動信号を発生する起動信
号発生手段WGが設けられており、この起動信号発生手
段WGは例えば図3に示すように構成されている。
【0023】即ち、図3に示すように、一端が接地され
た各種操作スイッチSの他端がそれぞれシュミットトリ
ガ回路STの入力端子に接続され、各シュミットトリガ
回路STの出力端子が多入力型アンドゲート31の各入
力端子に接続され、アンドゲート31の出力端子がRS
フリップフロップ(以下RSF/Fという)32のSバ
ー端子に接続されており、このRSF/Fのクリア端子
にはイニシャルリセット信号INTNが入力され、Rバ
ー端子には起動信号を決定する2個のDフリップフロッ
プ(以下DF/Fという)33,34からなる信号長決
定回路35の出力であるDF/F34のQバー出力信号
が入力され、RSF/F32のQ出力端子からの信号が
インバータ36により反転され、起動信号として伝送路
9に出力される。
【0024】ところで、一方のDF/F33のD入力端
子は電源ライン+Bに接続され、クロック端子にはクロ
ック信号SCKが入力され、クリア端子にはステーショ
ン内部で発振可能状態になったときに発生される発振フ
ラグ信号OFNが入力され、他方のDF/F34のD入
力端子は一方のDF/F33のQ出力端子に接続され、
クロック端子,クリア端子には、一方のDF/F33と
同様に、クロック信号SCK,発振フラグ信号OFNが
入力されるようになっている。
【0025】また、CSS5では、図2に示すスリープ
手段SLのインバータ11には、図3に示す起動信号発
生手段WGのアンドゲート31の出力が入力されるよう
になっている。
【0026】なお、MS2にも同様に起動信号発生手段
WGが設けられ、イグニッションスイッチのほかMS2
に属する操作スイッチのオンによって起動信号が発生,
出力される。
【0027】そして、イグニッションスイッチのオン時
における交信のタイムチャートは例えば図4に示すよう
になり、交信をすべて休止するアイドル状態(IDL)
の後、MS2のCPU21からCSS5の識別コードI
Dが送信され、これによりCSS5が起動されて操作ス
イッチのオン・オフの状態検出が行われ、検出結果がM
S2に送信される。
【0028】つぎに、MS2のCPU21からATS4
の識別コードIDが出力され、これによりATS4が起
動されてシフトレバーのポジションが読み取られ、読取
り結果がMS2に送信される。
【0029】その後、MS2のCPU21からFTS3
の識別コードIDが出力され、これによりFTS3が起
動されてMS2からの操作指令が受信され、受信された
指令に基づいてワイパーモータやウォッシャブルポンプ
等の動作が制御され、水温センサやオイルプレッシャセ
ンサ等の検出データがMS2に送信される。
【0030】つぎに、MS2のCPU21からRTS8
の識別コードIDが出力され、これによりRTS8が起
動され、MS2からのバックランプ等の作動の操作指令
が受信され、バックランプ等の制御が行われると共に、
排気温センサの検出データがMS2に送信される。
【0031】さらに、MS2のCPU21からMIS6
の識別コードIDが出力され、これによりMIS6が起
動され、MS2からの操作指令が受信され、受信された
指令に基づいて各種メータ,インジケータが作動される
【0032】そして、MS2のCPU21からのGMS
7の識別コードIDが出力され、これによりGMS7が
起動され、MS2から送信される舵角データ等が受信さ
れる。
【0033】つぎに、MS2の直接交信コード発生器2
2からの直接交信コードDIRが出力され、これにより
FTS3,CSS5,MIS6,RTS8が起動され、
CSS5が送信局となってCSS5から操作スイッチの
オン・オフの状態が順次送信されると、このスイッチの
状態データのうち、FTS3,MIS6,RTS8によ
り各々制御を担当する装備品についてのデータが適宜受
信され、受信されたデータに基づいて装備品が制御され
、このような直接交信のデータとして、例えばヘッドラ
イト,ホーン,ストップランプ,ハザードランプ,車幅
灯,ターンランプ等のオン・オフ指令データがある。
【0034】その後、アイドル状態(IDL)となり、
所定のIDL期間後再度上記のような手順でMS2と各
リモートステーション間での交信、及び各リモートステ
ーション間での直接交信が繰り返される。
【0035】ところで、イグニッションスイッチがオフ
で、かつすべての操作スイッチがオフの状態になると、
MS2は通信停止状態となって識別コードID,直接交
信コードDIRは出力されず、図5(a)に示すように
、MS2の出力がH又はローレベル(以下Lという)を
繰り返していた通信状態から継続してHとなる通信停止
状態に移ることにより、伝送路9が継続してHとなる。
【0036】そして、伝送路9のHにより、各リモート
ステーション3〜8に設けられたスリープ手段SLのト
ランジスタ13がオフ状態となり、接続点Pの電位が図
5(b)に示すように抵抗14,コンデンサ15による
時定数で上昇し、接続点Pの電位,即ちシュミットトリ
ガ回路16の入力電位が所定のしきい値に達すると、シ
ュミットトリガ回路16の出力がLに反転し、図5(c
)に示すように発振回路17の発振出力が停止され、各
リモートステーション3〜8は通信機能が停止したスリ
ープモードとなる。
【0037】このようにスリープモードになると、各ス
テーション3〜8の発振回路17の発振が停止するため
、暗電流は非常に小さくなり、従来に比べてバッテリの
消耗を大幅に抑制することができ、例えばCMOSロジ
ック構成の場合、発振回路を停止するこことによって暗
電流は0.1mA以下となり、停止しない場合の2mA
に比べて大幅に小さくなり、バッテリの消耗を抑制でき
、長時間車を放置していてもバッテリが放電しきること
を防止できる。
【0038】一方、上記のようにスリープモードにある
各リモートステーション3〜8を起動して通信可能な状
態にする場合、図3に示す操作スイッチSのうちいずれ
かをオンすることにより、当該スイッチSに接続された
シュミットトリガ回路STの出力がLに反転し、図6(
a)に示すようにアンドゲート31の出力がLに反転し
、これによって図6(b)に示すようにインバータ36
から伝送路9にLの信号が出力される。
【0039】そして、図5(a)に示すように、伝送路
9がLになることにより他の各ステーションのスリープ
手段SLのトランジスタ13がオンし、接続点Pの電位
が図5(b)に示すように低下し、他の各ステーション
の発振回路17が起動されて発振信号が出力される。
【0040】一方、スイッチ操作のあったステーション
であるCSS5では、図6(a)に示す操作スイッチS
のオンによるアンドゲート31のL出力により、図6(
c)に示すように、発振フラグ信号OFNがHとなって
発振可能状態となり、CSS5のスリープ手段SLのト
ランジスタ13がオンして接続点Pの電位が低下してシ
ュミットトリガ回路16の出力がHに反転し、発振回路
17が起動されて発振信号が出力され、図6(d)に示
すように、クロック信号SCKがDF/F33,34に
入力される。
【0041】このとき、図3の両DF/F33,34に
より、クロック信号SCKの2回目の立ち上がりのタイ
ミングでRSF/F32がリセットされ、図6(b)に
示すようにインバータ36の出力がLからHに反転する
ため、RSF/F32の出力である起動信号の長さは両
DF/F33,34からなる信号長決定回路35によっ
て決定され、この場合スリープ手段SLのコンデンサ1
5が放電するのに十分な時間伝送路9がLとなるように
、起動信号の長さが決定されている。
【0042】このように、起動信号発生手段WGはCS
S5に属するハザードスイッチ,ホーンスイッチ,ライ
ティングスイッチなどの操作スイッチのほか、MS2に
属するイグニッションスイッチ,ドアロック解除スイッ
チなどのスイッチのオンによって起動信号を発生するた
め、必要なときに容易にスリープ解除でき、起動条件の
設定の自由度が大きく、容易にスリープ解除を行うこと
ができる。
【0043】従って、スリープ手段SLによって、各リ
モートステーションを発振回路が停止して機能を停止し
たスリープモードにすることができ、従来の単にポーリ
ングを停止する場合に比べて暗電流を大幅に小さくでき
、しかも駆動リレーとタイマを使って所定時間だけ電源
供給する場合のように多数の配線を必要とせず、配線の
複雑化を伴うことなく暗電流の低減を図ることができ、
また起動信号発生手段WGにより、必要なときにいずれ
かの操作スイッチのオンによって各リモートステーショ
ンに容易にスリープモード解除用の起動信号を出力する
ことができる。
【0044】つぎに、図7はこの発明の他の実施例の一
部の結線図であり、特にMS2に設けられる起動信号発
生手段WGとして適したものであり、MS2のCPU2
1に内蔵のSCI(Serial Communica
tion Interface) を利用して起動信号
を発生するものである。
【0045】即ち、図7に示すように、MS2に属する
イグニッションキー,ドアロック解除スイッチなど、一
端が接地された操作スイッチSの他端がシュミットトリ
ガ回路STを介して多入力型アンドゲート41の各入力
端子に接続され、アンドゲート41の出力端子がコンデ
ンサ42を介してCPU21の割込端子IRQバーに接
続され、さらにこの割込端子は抵抗43を介して電源ラ
イン+Bに接続されており、CPU21が、割込信号へ
のL入力によって出力端子TXからLの信号を出力する
機能を有しているため、CPU21のLの出力信号が起
動信号として伝送路9に出力されるようになっている。
【0046】そして、スリープモードにおいてMS2に
属するいずれかのスイッチSがオンされると、図8(a
)に示すようにアンドゲート41の出力がHからLに反
転し、CPU21の割込端子IRQバーがコンデンサ4
2の放電によってLとなり、これによりCPU21の出
力端子TX が図8(c)に示すように所定時間Lとな
り、CPU21の出力信号が伝送路9に起動信号として
スリープモードにある各リモートステーションに伝送さ
れ、各リモートステーションのスリープ解除が行われる
【0047】従って、通常のデータ送受信に用いられる
MS2のCPU21のSCIを起動信号の発生に利用す
ることにより、簡単な回路を付加するのみで起動信号発
生手段WGを構成することができる。
【0048】なお、起動信号として各リモートステーシ
ョンのIDやDIRに使用されていないコード内容(例
えばオールH)とすることにより、MS2のCPU21
がSCIをもたない場合であっても簡単なロジック構成
により起動信号発生手段を形成できる。
【0049】また、スリープ手段及び起動信号発生手段
の構成は上記のものに限らないのは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明の車両用多重通
信システムによれば、スリープ手段によって、各リモー
トステーションを発振回路が停止して機能を停止したス
リープモードにすることができるため、従来の単にポー
リングを停止する場合に比べて暗電流を大幅に小さくで
き、しかも駆動リレーとタイマを使って所定時間だけ電
源供給する場合のように多数の配線を必要とせず、配線
の複雑化を伴うことなく暗電流の低減を図ることができ
、また起動信号発生手段により、必要なときにいずれか
の操作スイッチのオンによって各リモートステーション
を容易にスリープ解除することができ、起動条件を自由
に選択することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両用多重通信システムの一実施例
のブロック結線図である。
【図2】図1の一部の結線図である。
【図3】図1の他の一部の結線図である。
【図4】図1の動作説明図である。
【図5】図2の動作説明用のタイムチャートである。
【図6】図3の動作説明用のタイムチャートである。
【図7】この発明の他の実施例の一部の結線図である。
【図8】図7の動作説明用のタイムチャートである。
【符号の説明】
1    多重通信システム 2    MS(マスターステーション)3    F
TS(フロントターミナルステーション)4    A
TS(オートマチックトランスミッションステーション
) 5    CSS(コンビネーションスイッチステーシ
ョン) 6    MIS(メータインジケータステーション)
7    GMS(グラフィックモニタステーション)
8    RTS(リアターミナルステーション)9 
   伝送路 SL  スリープ手段 WG  起動信号発生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  自動車に装備されている操作スイッチ
    ,ランプ,センサ等の装備品をそれぞれの機能に基づい
    て複数にグループ分けされてなるひとつのマスターステ
    ーション及び複数のリモートステーションと、前記マス
    ターステーションと前記各リモートステーションとを接
    続した前記各ステーション間の多重通信用多重通信線と
    、前記各リモートステーションに設けられ、イグニッシ
    ョンスイッチ及びすべての前記操作スイッチのオフによ
    る前記マスターステーションの通信停止の状態が所定時
    間継続することを検出して前記各リモートステーション
    を機能停止状態であるスリープモードにするスリープ手
    段と、少なくとも1つの前記リモートステーション又は
    前記マスターステーションに設けられ、当該リモートス
    テーション又はマスターステーションに属する前記操作
    スイッチのオンにより動作して前記各スリープ手段によ
    るスリープモード解除用の起動信号を出力する起動信号
    発生手段とを備えたことを特徴とする車両用多重通信シ
    ステム。
JP3072398A 1991-03-11 1991-03-11 車両用多重通信システム Pending JPH04283140A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5986350A (en) * 1994-08-05 1999-11-16 Mazda Motor Corporation Power supply system for vehicle
JP2010280314A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Toyota Motor Corp 車載電子システム

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