JP3373664B2 - 車両用電源供給装置 - Google Patents

車両用電源供給装置

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JP3373664B2 JP18498894A JP18498894A JP3373664B2 JP 3373664 B2 JP3373664 B2 JP 3373664B2 JP 18498894 A JP18498894 A JP 18498894A JP 18498894 A JP18498894 A JP 18498894A JP 3373664 B2 JP3373664 B2 JP 3373664B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、フューズを接
続しない状態で車両の走行を可能とする車両用電源供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用電源供給装置として、
例えば、特開平4−283140号公報に開示されるよ
うに、自動車に装着されている装備品の機能に基づいて
複数にグループ分けされてなる1つのマスターステーシ
ョン及び複数のリモートステーションと、多重通信用多
重通信線と、イグニッションスイッチ及び全ての操作ス
イッチのオフの状態を検出してリモートステーションを
スリープモードにする手段と、操作スイッチのオンによ
りスリープモード解除用の信号を出力する起動信号発生
手段とを備えるものが知られている。そして、このよう
な構成によって、リモートステーションをスリープモー
ドにして暗電流を十分小さくし、必要なときにスリープ
解除できるようにすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の車両用電源供給装置においては、スリープ
モードは基本的には電源が接続された状態であるので、
たとえスリープモードに入れたとしても電力は消費され
ており、また、暗電流を小さくするのにも限界がある。
従って、車両の納入前等に長期間スリープモードの状態
にしておくと、バッテリー上がりを引き起こす可能性が
あった。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、車両の納入前に走行さ
せることが必要になった場合に外されたフューズを取付
ける必要がなく、且つ、納入前のバッテリー上がりを防
止できる車両用電源供給装置を提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決し、
目的を達成するために、この発明に係わる車両用電源供
給装置は、次のような構成を備える。即ち、バッテリー
にフューズを介して接続される複数の制御部を有する車
両用電源供給装置であって、前記夫々の制御部は、前記
バッテリーにフューズを介して接続されるデータ通信用
LSI等のための制御用電源とモータ等を駆動するため
の負荷用電源とを夫々有し、該制御用電源は、前記バッ
テリーへのフューズを介した接続とは別に、イグニッシ
ョンスイッチを介して電源供給されるように前記バッテ
リーに接続されている
【0006】
【0007】また、好ましくは、前記制御用電源の中
で、車両の走行に必要な制御用電源のみ前記イグニッシ
ョンスイッチを介して電源供給されるように前記バッテ
リーに接続されていることを特徴とする。また、イグニ
ッションスイッチを介して電源に接続される第1の制御
部と、バッテリーにフューズを介して接続される第2の
制御部とを有する車両用電源供給装置であって、前記第
2の制御部は、イグニッションスイッチを介して電源供
給されるように前記バッテリーに接続されていることを
特徴とする。
【0008】また、好ましくは、前記第2の制御部の中
で、車両の走行に必要な制御部は、前記イグニッション
スイッチを介して電源供給されるように前記バッテリー
に接続されていることを特徴とする。また、好ましく
は、前記制御部は、前記バッテリーにフューズを介して
接続されるデータ通信用LSI等のための制御用電源と
モータ等を駆動するための負荷用電源とを夫々有し、該
制御用電源は、前記イグニッションスイッチを介して電
源供給されるように前記バッテリーに接続されているこ
とを特徴とする。
【0009】また、好ましくは、前記制御用電源の中
で、車両の走行に必要な制御用電源のみ前記イグニッシ
ョンスイッチを介して電源供給されるように前記バッテ
リーに接続されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】以上のように、本発明は構成されているので、
車両の走行に必要な制御部のみをイグニッションスイッ
チを介してバッテリーに接続しているので、車両の納入
前に走行させることが必要になった場合に外されたフュ
ーズを取付ける必要がなく、且つ、納入前のバッテリー
上がりを防止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係わる実施例につき添付図面
を参照して詳細に説明する。本発明に係わる実施例の電
源供給装置は、通常、+B電源(12V)、イグニッシ
ョン電源(12V)、ACC電源(12V)、STAR
T電源(12V)等が用いられるが、説明を簡略化する
ためACC電源及びSTART電源についてはその説明
を省略する。通常の車両では、イグニッション電源、A
CC電源、START電源等は、周知のようにエンジン
キーが所定の位置に回されると、+B電源から電力が供
給される。
【0012】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例
に係わる車両用電源供給装置の構成を示す回路図であ
る。図1において、本発明に係わる実施例の電源供給装
置は、説明の便宜上、4つの多重通信ノード(A、B、
C、D)を有するものと考える。また、多重通信ノード
Aは、エンジン制御を司るエンジンノードやオートマチ
ックトランスミッションの制御を司るATノードであ
る。多重通信ノードBは、オーディオ、エアコン、オー
トクルーズ等の制御を司るノードである。多重通信ノー
ドCは、ハザードの点滅、ヘッドライト、インパネ、コ
ラム等の制御を司るノードである。多重通信ノードD
は、オートドアロック、パワーウィンドウ等の制御を司
るノードである。これら4つの多重通信ノードは、多重
バスライン3に夫々接続され、制御信号の授受を行って
いる。また、各ノードは、図5で後述する多重バス3を
介してCPUにデータを入出力するための通信用LSI
やインターフェース回路の供給電源となる制御用電源
と、CPUからの信号に従ってモータや電磁コイル等を
作動させるためのノイズ等を多く含んでもよいような負
荷用電源とを供給される。
【0013】多重通信ノードAの制御用電源A1は、イ
グニッションスイッチ1及びフューズaを介して+B電
源(バッテリー電源)に接続されており、エンジンキー
によりイグニッションスイッチ1がオンされると、+B
電源から電力が供給される。また、このフューズaを介
した電源ラインは、フューズaを接続し、イグニッショ
ンスイッチ1をオンすることにより、フューズbを取り
外した状態でもその他の多重通信ノードB〜Dに制御用
電源(B1〜D1)を供給する。フューズaと多重通信
ノードAとの間には、ダイオード2が接続され、フュー
ズbを介した電源ラインからフューズaに制御用電源の
電流が逆流しないような回路を構成している。また、負
荷用電源A2は、フューズcを介して電源供給される。
【0014】多重通信ノードBの制御用電源B1は、フ
ューズa、bを介して+B電源(バッテリー電源)に接
続されており、イグニッションスイッチ1をオンするか
又はイグニッションスイッチ1を介さずに、+B電源か
ら電力が供給される。また、このフューズbを介した電
源ラインは、フューズbを接続することにより、その他
の多重通信ノードA、C、Dにも制御用電源(A1〜D
1)を供給する。また、負荷用電源B2は、ノードAと
同様にフューズcを介して電源供給される。
【0015】多重通信ノードCの制御用電源C1は、ノ
ードBと同様にフューズa、bを介して+B電源(バッ
テリー電源)に接続されており、イグニッションスイッ
チ1をオンするか又はイグニッションスイッチ1を介さ
なくとも+B電源から電力が供給される。また、多重通
信ノードCの負荷用電源C2は、フューズdを介して電
源供給されており、このフューズdを介した電源ライン
は、フューズdを接続することにより、その他の多重通
信ノードC、Dの負荷用電源C2、D2に夫々電源を供
給している。
【0016】多重通信ノードDの制御用電源D1は、ノ
ードCと同様にフューズa、bを介して+B電源(バッ
テリー電源)に接続されており、イグニッションスイッ
チ1をオンするか又はイグニッションスイッチ1を介さ
なくとも+B電源から電力が供給される。また、負荷用
電源D2は、フューズdを介して電源が供給される。こ
のような第1実施例の回路構成において、フューズa、
bは、制御用電源を供給する制御用電源フューズとして
機能しており、フューズaは常時接続しておいてもイグ
ニッションスイッチ1をオンしない限り多重通信ノード
A〜Dに制御用電源(+B電源)が供給されることはな
い。また、フューズbは、出荷時には取り外しておく。
フューズc、dを介した負荷用電源は、常時接続し、負
荷用電源が供給された状態であっても、各ノードの制御
用電源フューズに電源が供給されない限り通電されず
(即ち、電力が消費されず)、モータやコイル等を作動
できないような回路を構成している。
【0017】第1実施例の回路構成では、車両の納入前
にフューズbを外しておけば、イグニッションスイッチ
1がオンされない限り電力は消費されずバッテリー上が
りを防止できる。一方、フューズa、c、dが常時接続
されているので、車両の出荷時にフューズbを取り外し
た状態であっても、車両を走行させたい場合には、イグ
ニッションスイッチ1をオンすることにより、フューズ
aを介する電源ラインから各ノードに制御用電源が供給
され、ノードA〜Dの全てに制御用電源及び負荷用電源
が供給される。
【0018】<第2実施例>図2は本発明の第2実施例
に係わる車両用電源供給装置の構成を示す回路図であ
る。図2における電源供給装置も、4つの多重通信ノー
ド(A、B、C、D)を有しており、各ノードの種類は
第1実施例と同様である。
【0019】多重通信ノードAの制御用電源A1は、イ
グニッションスイッチ1及びフューズaを介して+B電
源(バッテリー電源)に接続されており、エンジンキー
によりイグニッションスイッチ1がオンされると、+B
電源から電力が供給される。また、制御用電源A1は、
フューズbを介しても電源供給される。また、このフュ
ーズaを介した電源ラインは、フューズaを接続し、イ
グニッションスイッチ1をオンすることにより、フュー
ズbを取り外した状態でもその他の多重通信ノードCに
制御用電源(C1)を供給する。また、負荷用電源A2
は、フューズcを介して電源供給される。
【0020】多重通信ノードBの制御用電源B1は、フ
ューズbを介して+B電源(バッテリー電源)に接続さ
れており、イグニッションスイッチ1を介さずに、+B
電源から電力が供給される。また、このフューズbを介
した電源ラインは、フューズbを接続することにより、
その他の多重通信ノードA、C、Dに制御用電源(A
1、C1、D1)を供給している。また、多重通信ノー
ドBの負荷用電源B2は、フューズcを介して電源供給
されており、このフューズcを介した電源ラインは、フ
ューズcを接続することにより、その他の多重通信ノー
ドAの負荷用電源A2にも電源を供給している。
【0021】多重通信ノードCの制御用電源C1は、フ
ューズa、bを介して+B電源(バッテリー電源)に接
続されており、イグニッションスイッチ1を介して+B
電源から電力が供給される電源ラインと、イグニッショ
ンスイッチ1を介さずに電力が供給される電源ラインを
有する。また、多重通信ノードCの負荷用電源C2は、
フューズdを介して電源供給されており、このフューズ
dを介した電源ラインは、フューズdを接続することに
より、その他の多重通信ノードDの負荷用電源d2にも
電源を供給している。
【0022】多重通信ノードDの制御用電源D1は、ノ
ードCと同様に、フューズbを介して+B電源(バッテ
リー電源)に接続されており、イグニッションスイッチ
1を介さずに、+B電源から電力が供給される。このよ
うな第2実施例の回路構成において、フューズa、b
は、制御用電源を供給する制御用電源フューズとして機
能しており、フューズaは常時接続しておいてもイグニ
ッションスイッチ1をオンしない限り多重通信ノードA
〜Dに制御用電源(+B電源)が供給されることはな
い。また、フューズbは、出荷時には取り外しておく。
フューズc、dを介した負荷用電源は、常時接続し、負
荷用電源が供給された状態であっても、各ノードの制御
用電源フューズに電源が供給されない限り通電されず
(即ち、電力が消費されず)、モータやコイル等を作動
できないような回路を構成している。多重通信ノード
A、Cの制御用電源側に供給される電源A1、C1は、
通常、フューズa、bの双方から供給されるため、ノー
ド内の定電圧回路4(図5で後述する)に入力される。
【0023】第2実施例の回路構成では、車両の納入前
にフューズbを外しておけば、イグニッションスイッチ
1がオンされない限り電力は消費されずバッテリー上が
りを防止できる。一方、フューズa、c、dが常時接続
されているので、車両の出荷時にフューズbを取り外し
た状態であっても、車両を走行させたい場合には、イグ
ニッションスイッチ1をオンすることにより、フューズ
aを介する電源ラインから各ノードに制御用電源が供給
され、ノードA、Cのみに制御用電源及び負荷用電源が
供給される。このため、消費電力を小さくすることがで
きる。
【0024】<第3実施例>図3は本発明の第3実施例
に係わる車両用電源供給装置の構成を示す回路図であ
る。図3における電源供給装置も、4つの多重通信ノー
ド(A、B、C、D)を有しており、各ノードの種類は
第1実施例と同様である。
【0025】多重通信ノードAの制御用電源A1は、イ
グニッションスイッチ1及びフューズaを介して+B電
源(バッテリー電源)に接続されており、エンジンキー
によりイグニッションスイッチ1がオンされると、+B
電源から電力が供給される。また、このフューズaを介
した制御用電源ラインは、フューズaを接続し、イグニ
ッションスイッチ1をオンすることにより、その他の多
重通信ノードB〜Dに制御用電源(B1〜D1)を供給
する。また、負荷用電源A2は、フューズbを介して電
源供給される。フューズaと多重通信ノードC、Dの制
御用電源C1、D1との間には、ダイオード2が接続さ
れ、フューズcを介した制御用電源回路からフューズa
側に電流が逆流しないような回路を構成している。
【0026】多重通信ノードBの制御用電源B1は、フ
ューズaのみを介して+B電源(バッテリー電源)に接
続されており、イグニッションスイッチ1をオンするこ
とにより、+B電源から電力が供給される。また、負荷
用電源B2は、ノードAと同様にフューズbを介して電
源供給される。多重通信ノードCの制御用電源C1は、
フューズa、cを介して+B電源(バッテリー電源)に
接続されており、イグニッションスイッチ1をオンする
か又はイグニッションスイッチ1を介さなくとも+B電
源から電力が供給される。また、多重通信ノードCの負
荷用電源C2は、フューズdを介して電源供給されてお
り、このフューズdを介した電源ラインは、フューズd
を接続することにより、その他の多重通信ノードDの負
荷用電源D2に電源を供給している。
【0027】多重通信ノードDの制御用電源D1は、ノ
ードCと同様にフューズa、cを介して+B電源(バッ
テリー電源)に接続されており、イグニッションスイッ
チ1をオンするか又はイグニッションスイッチ1を介さ
なくとも+B電源から電力が供給される。また、負荷用
電源D2は、フューズdを介して電源が供給される。こ
のような第3実施例の回路構成において、フューズa、
cは、制御用電源を供給する制御用電源フューズとして
機能しており、フューズaは常時接続しておいてもイグ
ニッションスイッチ1をオンしない限り多重通信ノード
A〜Dに制御用電源(+B電源)が供給されることはな
い。また、フューズcは、出荷時には取り外しておく。
フューズb、dを介した負荷用電源は、常時接続し、負
荷用電源が供給された状態であっても、各ノードの制御
用電源フューズに電源が供給されない限り通電されず
(即ち、電力が消費されず)、モータやコイル等を作動
できないような回路を構成している。
【0028】第3実施例の回路構成では、車両の納入前
にフューズcを外しておけば、イグニッションスイッチ
1がオンされない限り電源は消費されずバッテリー上が
りを防止できる。一方、フューズa、b、dが常時接続
されているので、車両の出荷時にフューズcを取り外し
た状態であっても、車両を走行させたい場合には、イグ
ニッションスイッチ1をオンすることにより、フューズ
aを介する電源ラインから各ノードに制御用電源が供給
され、ノードA〜Dの全てに制御用電源及び負荷用電源
が供給される。
【0029】<第4実施例>図4は本発明の第4実施例
に係わる車両用電源供給装置の構成を示す回路図であ
る。図4における電源供給装置も、4つの多重通信ノー
ド(A、B、C、D)を有しており、各ノードの種類は
第1実施例と同様である。
【0030】多重通信ノードAの制御用電源A1は、イ
グニッションスイッチ1及びフューズaを介して+B電
源(バッテリー電源)に接続されており、エンジンキー
によりイグニッションスイッチ1がオンされると、+B
電源から電力が供給される。また、このフューズaを介
した電源ラインは、フューズaを接続し、イグニッショ
ンスイッチ1をオンすることにより、その他の多重通信
ノードB、Cに制御用電源(B1、C1)を供給する。
また、負荷用電源A2は、フューズBを介して電源供給
される。
【0031】多重通信ノードBの制御用電源B1は、フ
ューズaを介して+B電源(バッテリー電源)に接続さ
れており、イグニッションスイッチ1を介して、+B電
源から電力が供給される。また、多重通信ノードBの負
荷用電源B2は、フューズbを介して電源供給されてお
り、このフューズbを介した電源ラインは、フューズb
を接続することにより、その他の多重通信ノードAの負
荷用電源A2にも電源を供給している。
【0032】多重通信ノードCの制御用電源C1は、フ
ューズa、cを介して+B電源(バッテリー電源)に接
続されており、イグニッションスイッチ1を介して+B
電源から電力が供給される電源ラインと、イグニッショ
ンスイッチ1を介さずに電力が供給される電源ラインを
有する。また、多重通信ノードCの負荷用電源C2は、
フューズdを介して電源供給されており、このフューズ
dを介した電源ラインは、フューズdを接続することに
より、その他の多重通信ノードDの負荷用電源d2にも
電源を供給している。
【0033】多重通信ノードDの制御用電源D1は、フ
ューズcを介して+B電源(バッテリー電源)に接続さ
れており、イグニッションスイッチ1を介さずに、+B
電源から電力が供給される。このような第4実施例の回
路構成において、フューズa、cは、制御用電源を供給
する制御用電源フューズとして機能しており、フューズ
aは常時接続しておいてもイグニッションスイッチ1を
オンしない限り多重通信ノードA、B、Cに制御用電源
(+B電源)が供給されることはない。また、フューズ
cは、出荷時には取り外しておく。フューズB、dを介
した負荷用電源は、常時接続し、負荷用電源が供給され
た状態であっても、各ノードの制御用電源フューズに電
源が供給されない限り通電されず(即ち、電力が消費さ
れず)、モータやコイル等を作動できないような回路を
構成している。多重通信ノードCの制御用電源側に供給
される電源C1は、通常、フューズa、Cの双方から供
給されるため、ノードC内の定電圧回路4(図5で後述
する)に入力される。
【0034】第4実施例の回路構成では、車両の納入前
にフューズcを外しておけば、イグニッションスイッチ
1がオンされない限り電力は消費されずバッテリー上が
りを防止できる。一方、フューズa、b、dが常時接続
されているので、車両の出荷時にフューズcを取り外し
た状態であっても、車両を走行させたい場合には、イグ
ニッションスイッチ1をオンすることにより、フューズ
aを介する電源ラインから各ノードに制御用電源が供給
され、ノードA、B、Cのみに制御用電源及び負荷用電
源が供給される。このため、ノードDの分だけ消費電力
を小さくすることができる。
【0035】図5は、上述の多重通信ノードの回路構成
を示すブロック図である。図5に示すように、各ノード
は、定電圧回路4と、通信用LSI5と、データ処理用
のCPU6と、多重バス3との間でデータをインターフ
ェースするインターフェース回路7と、電装品等とのイ
ンターフェースを行う入力ポート8及び出力ポート9と
を有する。通信用LSI、CPU、インターフェース回
路、入出力ポートには、定電圧回路4により5V又は3
Vの電圧が供給されている。各ノードの制御用電源側で
は、供給された電源(12V)は定電圧回路4で電圧を
一定にした後、通信用IC5及び制御CPU6、インタ
ーフェース回路7に供給される。また、各ノードの負荷
用電源側から供給される電源(12V)は、各種スイッ
チ、センサ類による信号を入力ポート9を介して受信
し、CPU8から制御信号が出力ポート8を介して各種
モータやランプ類の駆動電源となる。
【0036】以上説明したように、本発明に係わる第1
〜第4実施例では、制御用電源フューズの一方を取り外
した状態であっても、フューズを取付ける作業を必要と
することなく車両を走行させることが可能となる。尚、
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で上記各実施例を
修正又は変更したものに適用可能である。
【0037】例えば、本実施例ではイグニッションスイ
ッチを例に説明したが、このイグニッションスイッチに
連動したスイッチにより電源供給する回路構成にしても
よい。
【0038】
【効果】以上説明のように、本発明によれば、車両の走
行に必要な制御部のみをイグニッションスイッチを介し
てバッテリーに接続しているので、車両の納入前に走行
させることが必要になった場合に外されたフューズを取
付ける必要がなく、且つ、納入前のバッテリー上がりを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1実施例の車両用電源供給装
置を示す回路図である。
【図2】本発明に係わる第2実施例の車両用電源供給装
置を示す回路図である。
【図3】本発明に係わる第3実施例の車両用電源供給装
置を示す回路図である。
【図4】本発明に係わる第4実施例の車両用電源供給装
置を示す回路図である。
【図5】多重通信ノードの回路構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1…イグニッションスイッチ、2…ダイオード、3…多
重通信バス、4…定電圧回路、5…通信用LSI、6…
CPU、7…インターフェース回路、8…出力ポート、
9…入力ポート、A〜D…多重通信ノード、A1〜D1
…制御用電源、A2〜D2…負荷用電源、a〜d…フュ
ーズ、M…各種モータ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーにフューズを介して接続され
    る複数の制御部を有する車両用電源供給装置であって、 前記夫々の制御部は、前記バッテリーにフューズを介し
    て接続されるデータ通信用LSI等のための制御用電源
    とモータ等を駆動するための負荷用電源とを夫々有し、
    該制御用電源は、前記バッテリーへのフューズを介した
    接続とは別に、イグニッションスイッチを介して電源供
    給されるように前記バッテリーに接続されていることを
    特徴とする車両用電源供給装置。
  2. 【請求項2】 前記制御用電源の中で、車両の走行に必
    要な制御用電源のみ前記イグニッションスイッチを介し
    て電源供給されるように前記バッテリーに接続されてい
    ることを特徴とする請求項に記載の車両用電源供給装
    置。
  3. 【請求項3】 イグニッションスイッチを介して電源に
    接続される第1の制御部と、バッテリーにフューズを介
    して接続される第2の制御部とを有する車両用電源供給
    装置であって、 前記第2の制御部は、イグニッションスイッチを介して
    電源供給されるように前記バッテリーに接続されている
    ことを特徴とする車両用電源供給装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御部の中で、車両の走行に
    必要な制御部は、前記イグニッションスイッチを介して
    電源供給されるように前記バッテリーに接続されている
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用電源供給装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記バッテリーにフュー
    ズを介して接続されるデータ通信用LSI等のための制
    御用電源とモータ等を駆動するための負荷用電源とを夫
    々有し、該制御用電源は、前記イグニッションスイッチ
    を介して電源供給されるように前記バッテリーに接続さ
    れていることを特徴とする請求項に記載の車両用電源
    供給装置。
  6. 【請求項6】 前記制御用電源の中で、車両の走行に必
    要な制御用電源のみ前記イグニッションスイッチを介し
    て電源供給されるように前記バッテリーに接続されてい
    ることを特徴とする請求項に記載の車両用電源供給装
    置。
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