JPH06171438A - 車両用電源線配索構造 - Google Patents

車両用電源線配索構造

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JPH06171438A
JPH06171438A JP4332661A JP33266192A JPH06171438A JP H06171438 A JPH06171438 A JP H06171438A JP 4332661 A JP4332661 A JP 4332661A JP 33266192 A JP33266192 A JP 33266192A JP H06171438 A JPH06171438 A JP H06171438A
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power supply
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unit
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JP4332661A
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English (en)
Inventor
Hidemi Nakazono
秀己 中園
Hiroaki Sakamoto
裕昭 坂本
Nobukazu Nobutoki
宜和 信時
Toshiyuki Matsuzaki
俊幸 松▲崎▼
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オプション電装品の接続有無に拘らず電源ユ
ニットに用いるヒューズ容量を一定とし、それにより電
源ユニットの共通化および組付け工程の簡素化を図る。 【構成】 電源ユニット38においてバッテリ39から複数
の標準電源線L1〜L8をそれぞれ別個のヒューズを介
して分岐させ、各標準電源線L1〜L8に各車種に共通
の標準電装品ユニット1,2,4〜7,11〜18,22〜2
5,27,32〜35を適宜グループ分けして接続し、他方上
記標準電源線とは別個のオプション電源線L10を同じく
ヒューズを介して配設し、オプション電装品はこのオプ
ション電源線L10に接続する。また、上記オプション電
源線L10は、フロントランプ電装品ユニット1,2、リ
ヤランプ電装品ユニット27、ドア電装品ユニット32〜35
にも接続され、それらの標準電装品ユニットに接続され
た標準電源線の断線時には上記オプション電源線で電源
バックアップを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に搭載される各
種電装品のための電源線配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体の各所には種々の電装品が
配設され、これらの電装品は電源線に接続されている。
【0003】その様な電装品の電源線への接続は、従来
例えば特開平3-139093号公報に記載されている様に、バ
ッテリ電源にヒューズ(電流保護手段)を介して接続さ
れた電源線を車体の各所に配索し、それに電装品を接続
する方法が採用されている。
【0004】上記の如き従来の電装品の電源線への接続
方法においては、上記公報記載のものもそうであるが、
各車種に共通して設けられる標準電装品用の電源線とオ
プション設定で設けられるオプション電装品用の電源線
とを区別して設けず、従ってオプション電装品を設ける
車種の場合は上記標準電装品が接続されている電源線に
そのオプション電装品を接続することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に標準電装品を接続する電源線は該電源線に接続され
る標準電装品の総定格電力に応じた容量のヒューズを介
して電源に接続されており、従ってこの電源線にオプシ
ョン電装品を接続する場合は、接続するオプション電装
品の定格電力に応じて上記ヒューズの容量を変化させる
必要がある。
【0006】従って、実際の組付けにあたっては、ヒュ
ーズを何種類も用意しておき、取り付けるべきオプショ
ン電装品の有無及び種類に応じてヒューズを選択して組
み付ける必要があり、組付け工程が繁雑であるという問
題がある。
【0007】本発明の目的は、上記事情に鑑み、オプシ
ョン電装品に応じた電流保護手段の選択の必要性をなく
し、組付け工程の簡素化を図ると共に標準電装品への電
源供給のバックアップを可能とした車両用電源線配索構
造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用電源
線配索構造は、上記目的を達成するため、車体の各所に
配置された各車種に共通の標準電装品をグループ分けし
てなる複数の標準電装品グループのそれぞれに対応して
設けられ、対応する標準電装品グループがそれぞれに接
続される、それぞれが電流保護手段を介して電源に接続
された複数の標準電源線と、オプション電装品が接続さ
れる、電流保護手段を介して電源に接続された、上記標
準電源線とは別個のオプション電源線とを備え、上記オ
プション電源線には1つもしくは複数の上記標準電装品
が接続され、上記オプション電源線に接続された標準電
装品への電力供給経路を、該標準電装品が接続された標
準電源線の断線時に、該標準電源線から上記オプション
電源線に切り換える切換手段が設けられていることを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係る車両用電源線配索構造は、上述の
様に、標準電源線とオプション電源線とを別個に設けた
ので、標準電源線用の電流保護手段は接続される標準電
装品の定格電力に対応した特定の容量のものを用いるこ
とができ、またオプション電源線用の電流保護手段も接
続される可能性のあるオプション電装品の定格電力に対
応した特定の容量のものを用いることができ、従って接
続されるオプション電装品の有無及び種類のいかんに拘
らず、即ち車種に関係なく特定容量の電流保護手段を備
えた共通の電源ユニットを用いることができ、よって車
種間での電源ユニットの共通化が図られ、かつそれによ
って車種に関係なく共通の電源ユニットを設ければ良い
ので組付け工程の簡素化を図ることができる。
【0010】また、上記オプション電源線には1つもし
くは複数の標準電装品を接続し、該標準電装品への電力
供給経路を、該標準電装品が接続された標準電源線の断
線時に、該標準電源線から上記オプション電源線に切り
換える切換手段が設けられているので、標準電源線断線
時においてもオプション電源線による電源バックアップ
が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明に係る車両用電源線配索
構造の一実施例を示す図、図2は図1中の電源ユニット
を示す図である。
【0012】<標準電装品のグループ分け>図示の実施
例構造は、車体の各所に配設された各種の標準電装品
(各車種に共通して設けられる電装品)を8個のグルー
プにグループ分けし、この8個の標準電装品グループの
それぞれに対応する8本の標準電源線を設けて各電源線
に対応する標準電装品グループを接続し、かつ上記標準
電源線とは別個にオプション電装品用のオプション電源
線を配設して成るものである。
【0013】即ち、図示の実施例構造は、図1に示す様
に、車体の左前端部に左フロントランプ電装品ユニット
1が、右前端部に右フロントランプ電装品ユニット2が
配設されている。上記左フロントランプ電装品ユニット
1は、電装品として左フロントランプ(左ヘッドラン
プ、左フロントハザードランプおよびその他の各種フロ
ントランプ)および各種センサ、各種補器を備えて成
り、上記右フロントランプ電装品ユニット2は、電装品
として右フロントランプ(右ヘッドランプ、右フロント
ハザードランプおよびその他の各種フロントランプ)お
よび各種センサ、ホーンその他の各種補器を備えて成
る。
【0014】車体のエンジンルームには、エンジン関係
の各種電装品を備えたエンジン電装品ユニット4と、電
装品としてのエアフロメータを備えたAFM電装品ユニ
ット5と、電装品としてのアンチロックブレーキ制御装
置を備えたABS電装品ユニット6と、電装品としての
定速走行装置を備えたASC電装品ユニット7とが配設
されている。
【0015】車体の車室前部には、電装品としてのエア
コン装置を備えたエアコン電装品ユニット11と、インス
ツールメントパネル部10に設けられた電装品としてのス
テアリングコラム回りの各種スイッチを備えたコラムス
イッチ電装品ユニット12、電装品としての各種メータを
備えたメータ電装品ユニット13、電装品としてのエアコ
ンスイッチを備えたエアコンスイッチ電装品ユニット1
4、電装品としてのオーディオ装置を備えたオーディオ
電装品ユニット15、電装品としてのセンタコンソールに
設けられた自動車電話を備えたセンタコンソール電装品
ユニット16、電装品としてのインスツールメントパネル
回りの各種スイッチ等を備えたインパネスイッチ電装品
ユニット17および電装品としてのエアバッグ装置を備え
たエアバッグ電装品ユニット18とが配設されている。
【0016】車体の後部左側には電装品としての4輪操
舵装置を備えた4WS電装品ユニット22が配設され、後
部右側には電装品としての自動車電話通信装置を備えた
電話通信電装品ユニット23、電装品としてのTWS装置
を備えたTWS電装品ユニット24および電装品としての
総合制御装置を備えた総合制御装置電装品ユニット25と
が配設されている。
【0017】車体の後端部には電装品としてのリヤラン
プ(リヤハザードランプ、テールアンドストップランプ
およびその他の各種リヤランプ)および各種センサ、各
種補器を備えたリヤランプ電装品ユニット27が配設され
ている。
【0018】車体の左フロントドア、左リヤドア、右フ
ロントドア、右リヤドアにはそれぞれ電装品としてのパ
ワーウインド装置を備えた左フロントドア電装品ユニッ
ト32、左リヤドア電装品ユニット33、右フロントドア電
装品ユニット34、右リヤドア電装品ユニット35が配設さ
れている。
【0019】上述の電装品はいずれも各車種に共通して
設けられる標準電装品であり、これらの標準電装品は8
個のグループにグループ分けされている。
【0020】即ち、上記左右のフロントランプ(左右フ
ロントハザードランプを除く)、左右フロントおよびリ
ヤハザードランプおよびホーンは第1のグループとさ
れ、上記右フロントランプ電装品ユニット2に設けられ
た上記右フロントランプ以外の電装品および上記インス
ツールメントパネル部10に設けられた各種電装品ユニッ
ト12〜18に設けられた電装品は第2グループとされ、上
記車体の後部右側の電話通信電装品ユニット23、TWS
電装品ユニット24、総合制御電装品ユニット25に設けら
れた各種電装品と右フロントおよびリヤドア電装品ユニ
ット34,35に設けられた電装品は第3グループとされ、
上記車体後部左側の4WS電装品ユニット22に設けられ
た電装品および車体後端部のリヤランプ電装品ユニット
27に設けられた電装品(左右リヤハザードランプを除
く)は第4グループとされ、上記エアコン電装品ユニッ
ト11に設けられた電装品と上記左フロントおよびリヤド
ア電装品ユニット32,33に設けられた電装品は第5グル
ープとされ、上記エンジン電装品ユニット4およびAF
M電装品ユニット5に設けられた電装品は第6グループ
とされ、上記ABS電装品ユニット6に設けられた電装
品は第7グループとされ、上記左フロント電装品ユニッ
ト1に設けられた電装品のうち左フロントランプ以外の
電装品と上記ASC電装品ユニット7に設けられた電装
品は第8グループとされている。
【0021】上記のグループ分けは、各グループの電装
品の合計定格電力がそれぞれ略等しくなる様に、従って
以下に述べる各標準電源線のヒューズ容量が等しくなる
様に設定されている。
【0022】なお、図1中2点鎖線で囲ったものはそれ
ぞれ分岐ボックスである。
【0023】<標準電源線およびオプション電源線>次
に、電源線について、図1および図1中の電源ユニット
38を示す図2を参照しながら説明する。電源線として
は、バッテリ電源39に接続された8本の標準電源線L1
〜L8と、上記各電装品ユニットに設けられている図示
しない制御部(CPU)に電力を供給するための制御用
電源線L9と、オプション電装品用のオプション電源線
L10とが設けられている。各電源線L1〜L10はそれぞ
れ電流保護手段であるヒューズF1〜F10を介してバッ
テリ電源39に接続されている。なお、図中FMはメイン
ヒューズである。
【0024】上記標準電源線に接続されたヒューズF1
〜F8は同容量のヒューズであり、ヒューズの共通化が
図られている。また、上記オプション電源線に接続され
たヒューズF10は接続される可能性のあるオプション電
装品の定格電流に対応した所定容量のヒューズであり、
このヒューズ容量は例えば上記ヒューズF1〜F8と同
容量とすることができる。
【0025】上記第1の標準電源線L1は上記第1電装
品グループに対応し、従ってこの電源線L1には上記第
1電装品グループの電装品が接続されている。同様に第
2,第3,第4,第5,第6,第7,第8標準電源線L
2〜L8はそれぞれ上記第2〜第8電装品グループに対
応し、従ってこれらの電源線L2〜L8にはそれぞれ上
記第2〜第8電装品グループの電装品が接続されてい
る。
【0026】上記オプション電源線L10は車体の各所に
配設され、オプション電装品(図示せず)が設けられる
場合はそのオプション電装品を接続可能に構成されてい
る。また、このオプション電源線L10には、上記左右フ
ロントランプ電装品ユニット1,2に設けられた左右の
フロントランプ、インスツールメントパネル部10の各電
装品ユニット12〜18に設けられた電装品、電話通信電装
品ユニット23に設けられた電装品、リヤランプ電装品ユ
ニット27に設けられたリヤランプその他の電装品および
左右のフロントおよびリヤドア電装品ユニット32〜35に
設けられた電装品が接続されている。
【0027】上記電源ユニット38には、断線チェックユ
ニット40が設けられている。この断線チェックユニット
40は、上記標準電源線L6と制御用電源線L9とに接続
されている。この断線チェックユニット40については後
に詳述する。
【0028】<各ユニットの構成および作動>上記各電
装品ユニット1,2,4〜7,11〜18,22〜25,27,32
〜35、断線チェックユニット40および以下に述べるオプ
ション電装品を備えたオプション電装品ユニット(図示
せず)は、それぞれ図示しない多重通信部(多重IC)
と制御部(CPU)とを備えて成り、いずれも共通の多
重通信線に接続され、この多重通信線を介して各種信号
の送受信を行なう様に構成されている。この信号の送受
信は、時分割分散制御方式であってCSMA/CD−A
MP方式に基づく多重伝送により行なわれ、かついずれ
かのユニットが送信した信号は全てのユニットが受信す
る様に設定されている。
【0029】例えば、上記左右フロントランプ電装品ユ
ニット1,2は、コラムスイッチ電装品ユニット12およ
びインパネスイッチ電装品ユニット17の各種スイッチの
操作信号をそれらのユニット12,17から多重通信線を介
して受信し、その受信した信号に基づいてフロントラン
プの作動制御を行なう。また、例えば上記ABS電装品
ユニット6は、上記左右フロントランプ電装品ユニット
1,2およびその他の適当な電装品ユニットに設けられ
た車輪速センサのセンサ出力信号をそれらのユニットお
よび多重通信線を介して受信し、その受信した信号に基
づいてABS制御装置の作動制御を行なう。
【0030】また、上記オプション電源線L10に接続さ
れた各電装品を有する電装品ユニット1,2,12〜18,
23,27,32〜35には、電力供給経路を切り換える切換手
段が設けられている。この点について、フロント左
(右)電装品ユニット1(2)を例にとって説明する
と、該ユニット1(2)は、図3に示す様に、多重通信
線50と、標準電源線L1およびL8(L2)と、制御用
電源線L9と、オプション電源線L10とに接続されると
共に、電装品たるフロントランプ51、各種センサ53、各
種補器54を備え、かつ、上述の多重通信線(多重IC)
55と、制御部(CPU)56と、入出力インタフェース
(I/O)57と、切換部58とを備えて成る。
【0031】上記標準電源線L1とオプション電源線L
10とは上記切換部58に接続され、上記制御部56は上記切
換部58を制御する切換制御部59を兼ね、この切換部58と
切換制御部59とで切換手段が構成され、以下に述べる様
に標準電源線の断線時に電力供給経路をオプション電源
線L10に切り換える。
【0032】<標準電源線の断線チェック>上記断線チ
ェックユニット40は、標準電源線L1〜L8の断線チェ
ックを行なう。このチェックは、各電装品ユニットから
多重通信線50を介して送信される信号に基づいて行な
う。このユニット40は、図4のフローチャートに示す様
に、標準電源線中の所定の電源線の断線を検出したら、
各電装品ユニットに向けてその所定の電源線が断線して
いる旨を示す断線データを送信する。
【0033】<オプション電源線による電源バックアッ
プ>上記断線データに基づいて自ユニットに接続されて
いる標準電源線の断線を認識した電装品ユニットは、上
記切換手段によって電力供給経路を断線した標準電源線
からオプション電源線に切り換え、それによって電源バ
ックアップが行なわれる。
【0034】この場合、複数の標準電源線が切断された
場合、それらに接続されている電装品の全てに対してオ
プション電源線による電源バックアップを行なうと、該
オプション電源線に対する総定格電力が大きくなり、該
オプション電源線のヒューズF10が切れてしまうので、
電装品間の優先順位を設けるのが望ましく、本実施例で
はフロントランプおよびリヤランプをその他の電装品よ
りも優先させて電源バックアップを行なうように構成さ
れている。
【0035】また、フロントランプとリヤランプの双方
の標準電源線が断線したときにも同様にヒューズF10の
容量オーバとなり得るので、その場合は双方のランプの
照度を下げることによって双方のランプ点灯を確保する
ように構成されている。
【0036】さらに、オプション電源線にオプション電
装品が接続されている場合は、このオプション電源線を
標準電装品に対する電力バックアップとして用いると、
同様にヒューズF10の容量オーバとなるので、その場合
は標準電装品の作動を優先させる、即ちオプション電装
品の作動を停止させ、標準電装品に対する電源バックア
ップを確保するように構成されている。
【0037】上記の電源バックアップ制御の具体例を、
図5〜図8に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0038】図5は左右フロントランプ電装品ユニット
1,2における電源バックアップ手順を示すものであ
り、まずP1で自ユニットに対する断線データ、つまり
自ユニット1,2のフロントランプが接続されている標
準電源線L1が断線している旨の信号を受信したか否か
を判断し、受信していなければリターンに進み、受信し
たときはP2で電力供給経路を標準電源線L1からオプ
ション電源線L10に切り換える。この切り換えは、上記
受信した断線データに基づいて上記切換制御部59が上記
切換部58を作動させることによって行なわれる。次に、
P3でリヤランプ電装品ユニット27に接続されている標
準電源線L4(リヤランプが接続されている標準電源
線)が断線しているか否かを判断し、断線していなけれ
ばリターンに進み、断線していればP4でフロントラン
プの照度を所定値以下に制限する。
【0039】なお、断線データはフロントランプ電装品
ユニット1,2に向けて延びる標準電源線L1の断線か
リヤランプ電装品ユニット27に向けて延びる標準電源線
L1の断線かを区別し得るデータとされている。
【0040】図6はリヤランプ電装品ユニット27におけ
る電源バックアップ手順を示すものであり、同様にQ1
で自ユニット27に対する電線データ、つまり自ユニット
27のリヤハザードランプに接続されている標準電源線L
1もしくはリヤハザードランプを除くリヤランプに接続
されている標準電源線L4が断線している旨の信号を受
信したか否かを判断し、受信していなければリターンに
進み、受信したときはQ2で電力供給経路を自ユニット
27の切換手段により断線した標準電源線L1もしくはL
4からオプション電源線L10に切り換え、次にQ3でフ
ロントランプ電装品ユニット1,2に接続されている標
準電源線L1が断線しているか否かを判断し、断線して
いなければリターンに進み、断線していればQ4でリヤ
ランプの照度を制限する。
【0041】図7はフロントランプおよびリヤランプ以
外の電装品に対する電源バックアップ手順の一例として
の左(右)フロントおよびリヤドア電装品ユニット32,
33(34,35)における電源バックアップ手順を示すもの
であり、R1で自ユニット32,33(34,35)に対する断
線データ、つまり自ユニット32,33(34,35)のパワー
ウインド装置に接続されている標準電源線L5(L3)
が断線している旨の信号を受信したか否かを判断し、受
信していなければリターンに進み、受信したときはR2
でフロントランプ電装品ユニット1,2もしくはリヤラ
ンプ電装品ユニット27に接続されている標準電源線L1
もしくはL4が断線しているか否かを判断し、いずれも
断線していなければR3で電力供給経路を標準電源線L
5(L3)からオプション電源線L10に切り換え、いず
れかが断線しているときはオプション電源線L10に切り
換えず、本来の標準電源線L5(L3)に接続したまま
とする。
【0042】図8はオプション電源線L10にオプション
電装品が接続されている場合のそのオプション電装品を
備えたオプション電装品ユニットにおける作動制御を示
すものであり、図示の様に、S1でいずれかの標準電源
線の断線データを受信したか否かを判断し、受信してい
なければリターンに進み、受信したときはS2でオプシ
ョン電装品の作動を停止させる。
【0043】<変更例>上記実施例では標準電装品を8
つのグループに分けたが、このグループの数およびグル
ープ分けの態様は適宜決定することができる。また、オ
プション電源線に接続する標準電装品は全ての標準電装
品であっても良いし一部の標準電装品のみであっても良
い。また、上記標準電装品間の優先関係は、例えばヘッ
ドランプとテールアンドストップランプのみを優先させ
る等種々の変更態様を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用電源線配索構造の一実施例
を示す図
【図2】図1中の電源ユニットを示す図
【図3】電装品ユニットの一例を示す図
【図4】断線チェックユニットの作動手順を示すフロー
チャート
【図5】フロントランプ電装品ユニットにおける電源バ
ックアック制御を示すフローチャート
【図6】リヤランプ電装品ユニットにおける電源バック
アップ制御を示すフローチャート
【図7】ドア電装品ユニットにおける電源バックアップ
制御を示すフローチャート
【図8】オプション電装品ユニットの作動制御を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1,2,4〜7,11〜18,22〜25,27,32〜35 標準
電装品ユニット L1〜L8 標準電源線 L10 オプション電源線 F1〜F8,F10 電流保護手段 58,59 切換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松▲崎▼ 俊幸 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の各所に配置された各車種に共通の
    標準電装品をグループ分けしてなる複数の標準電装品グ
    ループのそれぞれに対応して設けられ、対応する標準電
    装品グループがそれぞれに接続される、それぞれが電流
    保護手段を介して電源に接続された複数の標準電源線
    と、 オプション電装品が接続される、電流保護手段を介して
    電源に接続された、上記標準電源線とは別個のオプショ
    ン電源線とを備え、 上記オプション電源線には1つもしくは複数の上記標準
    電装品が接続され、 上記オプション電源線に接続された標準電装品への電力
    供給経路を、該標準電装品が接続された標準電源線の断
    線時に、該標準電源線から上記オプション電源線に切り
    換える切換手段が設けられていることを特徴とする車両
    用電源線配索構造。
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