JPH04278203A - 磁気ヘッドの組立て方法 - Google Patents

磁気ヘッドの組立て方法

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JPH04278203A
JPH04278203A JP3040060A JP4006091A JPH04278203A JP H04278203 A JPH04278203 A JP H04278203A JP 3040060 A JP3040060 A JP 3040060A JP 4006091 A JP4006091 A JP 4006091A JP H04278203 A JPH04278203 A JP H04278203A
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JP
Japan
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hold case
core
front core
magnetic head
coil bobbin
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Kazuo Aoki
一夫 青木
Akio Shita
志太 明男
Masahiko Kudo
雅彦 工藤
Tsuyoshi Tada
多田 強
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドの組立て方法
に係り、特性の優れた磁気ヘッドを効率よく製する磁気
ヘッドの組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気テープ等の磁気媒体に対す
る情報の記録状態を制御するのに使用される磁気ヘッド
は、特開昭60−175203号公報に記載されている
ように、ホールドケース内にフロントコア、コイルボビ
ン、バックコア、コイル等の構成部品を外部より挿入し
て組立てることによって形成されている。
【0003】従来、ホールドケース内に構成部品を挿入
する場合には、フロントコアのテープ摺接面がホールド
ケースより露出する方向を前方とすると、その前後方向
と直交する上方から下方に向けて構成部品を挿入するよ
うにしている。これは、コイルの巻線の端部に接続され
た端子がコイルボビンの上面よりホールドケースの上方
に向けて突設されているので、その端子の損傷を防止す
るために端子の長手方向から構成部品をホールドケース
内に挿入するようにしている。
【0004】また、従来においてはフロントコアをホー
ルドケース内に組立ててからテープ摺接面を研磨仕上げ
していた。すなわち、組立てが終了した複数の磁気ヘッ
ドを円筒研磨用治具に各ホールドケースが基準面となる
ようにして載置して固着させ、砥石によりテープ摺接面
が鏡面となるように研磨仕上げしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においては、ホールドケース内にフロントコアを前
方に向けて挿入するのではなく、上下方向から挿入する
ものであるから、フロントコアのテープ摺接面が前記挿
入時にホールドケースに触れて引掻き傷がついてしまう
おそれがあり、組立てに注意を必要とし、特殊な組立用
治具等を用いて組立てなければならず、非常に組立性が
悪く、コストも高いものであった。
【0006】また、フロントコアのテープ摺接面を研磨
するときに、弾性体の一種とみなされる樹脂材料製のホ
ールドケースを基準面としているため、テープ摺接面の
仕上り精度にばらつきが発生したり、フロントコアに割
れや、欠けが発生するという問題点があった。
【0007】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、フロントコアに全く傷付けることなく、簡単か
つ迅速に組立てることができ、これによりフロントコア
を予め研磨仕上げできるようにして、特性の優れた磁気
ヘッドを得ることのできる磁気ヘッドの組立て方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の磁気ヘッドの組立て方法は、ホールドケース
の空所内に予め研磨仕上げしたフロントコアをその媒体
摺接面がホールドケースから露出する前方向に向けて挿
入し、このフロントコアのホールドケース内への挿入方
向と同方向よりコイルを有するコイルボビン、バックコ
アおよび押圧部材を順にホールドケース内に挿入すると
ともに、前記押圧部材をホールドケースの所定位置へ圧
入させて、前記フロントコア、コイルボビンおよびバッ
クコアを所定位置に固着させて組立てることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、ホールドケースの空所内へ予
め研磨仕上げしたフロントコアをその媒体摺接面がホー
ルドケースから露出する前方向に向けて挿入し、更に他
の構成要素であるコイルを有するコイルボビン、バック
コアおよび押圧部材をフロントコアのホールドケース内
への挿入方向と同一方向より挿入して組立てることがで
き、特性の優れた磁気ヘッドを簡単かつ迅速に組立てる
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図7につい
て説明する。
【0011】図1から図5は本発明方法によって組立て
られる磁気ヘッドの1実施例を示している。
【0012】本実施例は、図1に示すように、ホールド
ケース11内に構成要素をフロントコア12の挿入方向
(ホールドケース11の前方に向かう方向)と同方向よ
り挿入して全体を組立てるように形成されている。
【0013】更に説明すると、ホールドケース11はポ
リアセタール等の合成樹脂によって一体成型されており
、内部にフロントコア12、コイルボビン13、バック
コア14および押圧部材15が順に挿入されるように中
空状に形成されている。また、ホルドケース11の前方
端はフロントコア12の前面のテープ摺接面12bから
なる媒体摺接面に合わせて湾曲凸面とされており、上面
にはコイルボビン13から上方に突出している2本の端
子16,16が、前記フロントコア12の挿入方向と同
方向に挿入されるのを許容する2本の前後方向溝17,
17が形成されており、この各前後方向溝17の途中に
はコネクタ19の2本の端子20,20が係合される左
右方向溝18,18が形成されている。フロントコア1
2は後述するように中央にギャップ12aを有するよう
にして完成品として予め形成されている。コイルボビン
13は合成樹脂をほぼ矩形となるように一体成型したも
のであり、角筒部分にコイル21が巻回されておいる。 コイルボビン13の頂部には、L字形をした2本の端子
16,16がそれぞれの水平部分を後方に向けて挿入固
着されており、前記コイル21の巻線の端部がそれぞれ
端子16の水平部分に半田付け等によって接続されてい
る。バックコア14は一対の前方メンバ14a,14a
を有する断面コ字形に形成されており、一方の前方メン
バ14aをコイルボビン13のコイル21内に挿通させ
るとともに、各前方メンバ14aの前方端面をフロント
コア12の後方端面に接合させられる。押圧部材15は
金属板をプレス加工して製されており、バックコア14
、コイルボビン13およびフロントコア12を前方に押
圧するばね部15a、15aを有しており、4個の係合
用突起15b,15b…をホールドケース11の側面部
分に穿設した係合用孔22,22…に弾力的に係合させ
ることのより装着される。
【0014】次ぎに、このように形成されている本実施
例の磁気ヘッドの組立方法を説明する。
【0015】先ず、ホールドケース11内に予め完成品
とされているフロントコア12をテープ摺接面12bを
前方向に向けて挿入する。次ぎに、コイルボビン13と
バックコア14とを一体にした状態または別個にホール
ドコア11内に挿入する。この際、コイルボビン13の
各端子16を各前後方向溝17内に挿入させるようにす
る。最後に、押圧部材15をばね部15aによりバック
コア14コイルボビン13およびフロントコア12を前
方に向けて押圧しながら挿入させてゆき、各係合用突起
15aがホールドケース11の各係合用孔22に弾力的
に係合するまで圧入する。
【0016】これによりホールドケース11内への構成
要素の組立が完了する。そして、各構成要素はそれぞれ
適正位置に装着される。例えば、フロントコア12はそ
のテープ摺接面12bの端縁部をホールドケース11の
当接部11aに当接させて、テープ摺接面12bを適正
にホールドケース11から露出させるように組立られる
。このようにして組立てられた磁気ヘッドは、動作特性
が優れており、信頼性の極めて高いものとなる。
【0017】その後、コネクタ19をホールドケース1
1の上面部に組立てる。すなわち、コネクタ19の各端
子20の下端部のみを弾力的に横方向に押広げながら各
前後方向溝17の開放端部から奥に向けてフロントコア
12の挿入方向と同方向に挿入させてゆき、各端子20
の下端部が各左右方向溝18内に弾力的に幅を狭めるよ
うにして挿入された後に、コネクタ19を各端子20を
ホールドケース11内に押込む。これにより各端子20
がその外側面をコイルボビン13に装着されている端子
16の内側面に嵌入される。これらの端子16,20の
接触部を半田付けして確実に接続する。
【0018】このように本実施例によれば、フロントコ
ア12に全く傷付けることなく、簡単かつ迅速に組立て
ることができるので、フロントコア12をホールドケー
ス11に組立てる前に予め研磨仕上げすることができる
【0019】次に、フロントコア12の製造方法を図6
および図7について説明する。
【0020】先ず、図6(a)に示すように、磁気コア
となるフェライト材やFe−Si−Al合金(センダス
ト材)等からなる直方体状の2本の磁性体ブロック23
,23を用意するとともに、ギャップ12aを形成する
面をそれぞれ鏡面状に研磨する。次に、同図(b)に示
すように、磁性体ブロック23がフェライト材である場
合には、いずれか一方の磁性体ブロック23の鏡面部分
に、SiO2 膜24をスパッタリング等の薄膜形成方
法により前記ギャップ12aの長さに渡って形成し、そ
の後、SiO2 膜24の上および他方の磁性体ブロッ
ク23の鏡面部分に、それぞれ低融点ガラス膜25,2
5を形成する。次に、同図(c)に示すように、両ブロ
ック23,23を低融点ガラス膜25を介して結合し、
加熱加圧しながら低融点ガラスにより、両ブロック23
,23を接合する。次に、同図(d)に示すように、両
ブロック23,23の接合部分の背面側に溝26を形成
して研磨前のフロントコア12を製する。
【0021】次ぎに、図7(a)に示すように、フロン
トコア12を基準ブロック27の所定位置にワックスを
用いて接着する。次ぎに、同図(b)に示すように、基
準ブロック27と一緒に多数組みのフロントコア12を
円筒研磨用治具28に装着し、図示しない円筒研磨機に
よりフロントコア12のテープ摺接面12bを所定の局
面に研磨仕上げする。その後、同図cに示すように、仕
上げられたフロントコア12を取出す。
【0022】このようにして研磨仕上げされたフロント
コア12は、ホールドケース11とは別個に単独で予め
研磨仕上げされるものであるから、研磨の基準面が不動
で一定となり、デプスのばらつきが無くなり磁気特性が
安定化し、割れや欠けが皆無となり、更に、従来例より
研磨仕上げ能率が大きく向上する。
【0023】本実施例においては、このようにして予め
研磨仕上げされたフロントコア12を前記した工程に沿
って組立てるものであり、従来例に比較して極めて簡単
かつ迅速に組立てることができる。
【0024】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。
【0025】
【発明の効果】このように本発明の磁気ヘッドの組立て
方法は構成されるものであるから、フロントコアに全く
傷付けることなく、磁気ヘッドを簡単かつ迅速に組立て
ることができ、これによりフロントコアを予め研磨仕上
げでき、しかも特性の優れた磁気ヘッドを得ることがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッドの組立て方法によって組立
てられる磁気ヘッドの1実施例を示す分解斜視図
【図2
】図1の実施例の平面図
【図3】図1の実施例の一部切断正面図
【図4】図3の
一部切断右側面図
【図5】図1の実施例の背面図
【図6】フロントコアの研磨前までの製造工程を示す斜
視図
【図7】フロントコアの研磨仕上げ工程を示す斜視図
【符号の説明】
11  ホールドケース 12  フロントコア 12b  テープ摺接面 13  コイルボビン 14  バックコア 15  押圧部材 16  端子 17  前後方向溝 18  左右方向溝 19  コネクタ 20  端子 21  コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ホールドケースの空所内に予め研磨仕
    上げしたフロントコアをその媒体摺接面がホールドケー
    スから露出する前方向に向けて挿入し、このフロントコ
    アのホールドケース内への挿入方向と同方向よりコイル
    を有するコイルボビン、バックコアおよび押圧部材を順
    にホールドケース内に挿入するとともに、前記押圧部材
    をホールドケースの所定位置へ圧入させて、前記フロン
    トコア、コイルボビンおよびバックコアを所定位置に固
    着させることを特徴とする磁気ヘッドの組立て方法。
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