JP2003196805A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド及びその製造方法

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JP2003196805A
JP2003196805A JP2001390793A JP2001390793A JP2003196805A JP 2003196805 A JP2003196805 A JP 2003196805A JP 2001390793 A JP2001390793 A JP 2001390793A JP 2001390793 A JP2001390793 A JP 2001390793A JP 2003196805 A JP2003196805 A JP 2003196805A
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Hideo Takashima
秀夫 高島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード・ライトコンビネーション型の磁気ヘ
ッドのリードコアと2つのダミーコアのギャップデプス
を均一化し、部品点数を減らす。 【解決手段】 製造工程で2つのダミーコア2を夫々の
先端と後端に形成された突出部2d,2eをリードコア
1に当接させてリードコア1のトラック幅方向の両側に
接合し、コアユニット12を得て、これとライトコアを
磁気ギャップを介し突き合わせ接合して磁気コアを得
る。磁気コアを他のヘッド構成部品と共にケースに嵌合
し、ケースに樹脂を充填し硬化させて固定する。この
時、突出部2d,2eを介しダミーコア2とライトコア
1間に形成される隙間(溝2f部分)に樹脂が充填され
て非磁性間隔部材が形成される。その後、磁気気記録媒
体摺動面の研削によりダミーコア2の先端の突出部2d
を形成した部分が除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体に対
してコイルを巻回した磁気コアを摺動接触させて磁気記
録情報の書き込み(記録)または読み出し(再生)を行
なう磁気ヘッド及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記の磁気ヘッドには、磁気
記録情報を書き込むだけのライト専用磁気ヘッド、及び
磁気記録情報を読み出すだけのリード専用磁気ヘッドと
ともに、書き込み、読み出しに兼用されるリード・ライ
トコンビネーション型と呼ばれる磁気ヘッドがある。こ
のリード・ライトコンビネーション型磁気ヘッドの従来
の構成を図10及び図11により説明する。
【0003】図10に示す磁気ヘッドは、矢印F方向に
摺動する不図示の磁気記録媒体に対して磁気ギャップG
部分で磁気記録情報の書き込み及び読み出しを行う磁気
コアを有する。この磁気コアは、トラック幅がH1であ
る書き込み用のライトコア3、これより小さなトラック
幅H2の読み出し用のリードコア1、及び、2つのダミ
ーコア2からなる。リードコア1とライトコア3は略C
ないしコの字形状に形成される。ダミーコア2は、前記
トラック幅H1、H2の差を埋め合わせてトラック幅H
1の書き込み磁気回路を構成し、書き込みには関与する
が、読み出しには関与しないものであり、リードコア1
のトラック幅方向の両側に、非磁性材からなる所定の厚
さの間隔板4を介して接合される。間隔板4は、リード
コア1と2つのダミーコア2の間に必要な間隔を保つた
めの非磁性間隔部材である。そして、リードコア1と2
つのダミーコア2及び間隔板4を接合してなるコアユニ
ットとライトコア3とが磁気ギャップGを介して突き合
わされ、接合されている。
【0004】磁気記録情報の書き込み時には、ライトコ
ア3とリードコア1及び2つのダミーコア2からなる磁
気回路によってトラック幅H1で書き込みがなされ、読
み出し時にはリードコア1とライトコア3からなる磁気
回路によってトラック幅H2で読み出される。
【0005】また図11に示すように、ライトコア3に
は、書き込み用のライトコイル5、すなわち磁気記録情
報の書き込みのための磁界を発生させるコイルを巻回し
たボビン7が装着される。また、リードコア1には、読
み出し用のリードコイル6、すなわち磁気記録媒体の磁
気記録情報に応じたリードコア1内の磁界の変化を電気
信号に変換するためのコイルを巻回したボビン8が装着
される。
【0006】以上の各コア1,2,3、間隔板4、コイ
ル5,6、及びボビン7,8からなる磁気ヘッド素子本
体は、図10に示すシールドケース9内に嵌合され、不
図示の位置決め用のサポート(クランパーとも呼ばれ
る)を用いて所定位置に位置決めされて固定される。ラ
イトコイル5及びリードコイル6の端末は、磁気ヘッド
と、これを組み込む磁気記録再生装置本体の電気回路と
の接続を容易に行える様に、接続端子10に接続され
る。また、シールドケース9の内部には、埋め込み用の
樹脂11が充填され、硬化してシールドケース9内の磁
気ヘッド構成部品を固定し、保護する。
【0007】各コア1,2,3の先端面は、シールドケ
ース9の正面(図10中で上面)に形成された開口部9
aから外部に臨まされ、その先端面がシールドケース9
の正面とともに不図示の磁気記録媒体が摺動接触する磁
気記録媒体摺動面を構成する。その摺動面は、書き込
み、読み出しを良好に行うために、磁気記録媒体摺動方
向Fに沿ってなだらかに湾曲した均一な湾曲面として形
成される。この摺動面の加工は磁気ヘッドの製造工程の
最後に研削でなされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例の磁気
ヘッドの製造工程で磁気コアを組み立てる工程では、ま
ず図7に示すように、リードコア1のトラック幅方向
(厚さ方向)の両側に2枚の間隔板4、さらにその両外
側に2つのダミーコア2という配置でそれぞれを接合し
てなるコアユニット(以下、リード・ダミーコアユニッ
トという)を作製し、その後、リード・ダミーコアユニ
ットとライトコア3を磁気ギャップを介して突き合わせ
て接着して接合する。
【0009】なお、図7には示していないが、リード・
ダミーコアユニットの作製前に単体の状態でのリードコ
ア1に対してボビン8を装着してリードコイル6を巻回
しておく。また、ライトコア3についても、リード・ダ
ミーコアユニットとの接合前に単体の状態でボビン7を
装着してライトコイル5を巻回しておく。
【0010】ところが、リード・ダミーコアユニットを
作製する工程では、5つもの部品を同時に接合しなけれ
ばならないため、接合時に各部品の位置の不揃いが生
じ、これにより最終的に製造された磁気ヘッドにおいて
磁気コアのリードコア1と2つのダミーコア2のギャッ
プデプス(磁気ギャップの深さ)に不揃いが生じ、これ
により磁気ヘッドとしての機能を満足しないことが多々
発生していた。図8,図9によりその不揃いについて説
明する。
【0011】図8は上記の5部品の接合時の不揃いの様
子を示した斜視図であり、ここでは、リード・ダミーコ
アユニット12において、リードコア1と2つのダミー
コア2及び2枚の間隔板4の矢印で示すギャップデプス
方向の位置が不揃いになっている。なお、この図8と図
9でも図7と同様にボビン8とリードコイル6の図示を
省略してある。
【0012】図9は、上記の接合時の不揃いによるギャ
ップデプスの不揃いの様子を示すもので、リード・ダミ
ーコアユニット12のライトコア3と接合される接合面
を示している。磁気ヘッドの製造工程の最後に行われる
磁気記録媒体摺動面の加工において、磁気コアのギャッ
プデプス方向(図6中で左右方向)の寸法がAになるよ
うに、先端面が磁気記録媒体摺動面の一部としてJ面ま
で研削されるが、その際、磁気ヘッドの機能を果たす為
に重要な要素であるリードコア1と2つのダミーコアの
ギャップデプス(寸法B,C,D)が決定される。この
ギャップデプスが図9に示すようにリードコア1と2つ
のダミーコア2のそれぞれで不揃いとなっていると、重
大な機能障害を起こし易くなる。
【0013】ここに示す例では、ギャップデプスに関し
て、リードコア1は寸法Bであって、これを中心寸法に
設定しても、図中で下側のダミーコア2は寸法Dとなり
寸法Bに比較し大幅に小さくなり、図中で上側のダミー
コア2は寸法Cとなり大幅に大きくなってしまう。
【0014】これは一例に過ぎないが、この様に従来の
磁気ヘッドでは、リード・ダミーコアユニットの接合時
の部品点数の多さから各部品の位置の不揃いを生じ、そ
れによりギャップデプスの不揃いが生じてしまう結果、
磁気ヘッドとしての機能を果たせなくなる場合が発生し
てしまう。また、部品点数も多いことから、コストアッ
プになってしまうという問題もあった。
【0015】そこで、本発明の課題は、この種のリード
・ライトコンビネーシュン型の磁気ヘッドにおいて、上
述したリードコアと2つのダミーコアのギャップデプス
を均一化するとともに部品点数を少なくすることができ
る構成、及びその構成の磁気ヘッドの製造方法を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、読み出し用のリードコアのトラッ
ク幅方向の両側に非磁性間隔部材を介して2つのダミー
コアを接合してなるコアユニットと、前記リードコアよ
りトラック幅が大きい書き込み用のライトコアとを磁気
ギャップを介し突き合わせて接合してなる磁気コアを有
し、該磁気コアが他の磁気ヘッド構成部品とともにケー
スに嵌合され、ケースに樹脂を充填して固定される磁気
ヘッドにおいて、前記2つのダミーコアのそれぞれと前
記リードコアの間に前記樹脂が充填され、該樹脂により
前記非磁性間隔部材が形成された構成を採用した。
【0017】また、この構成の本発明の磁気ヘッドの製
造方法であって、前記ダミーコアとして、先端と後端の
それぞれに、前記リードコアに当接する突出部を有する
ダミーコアを形成する工程と、前記ダミーコアの2つ
を、それぞれの前記先端と後端の突出部を前記リードコ
アに当接させて、リードコアのトラック幅方向の両側に
接合してコアユニットを得る工程と、前記コアユニット
と前記ライトコアを磁気ギャップを介し突き合わせて接
合し、磁気コアを得る工程と、前記磁気コアを他の磁気
ヘッド構成部品とともに前記ケースに嵌合した後に、ケ
ースに樹脂を充填し、その際に前記ダミーコアの先端と
後端の突出部を介してダミーコアとライトコアの間に形
成される隙間に前記樹脂が充填されて前記非磁性間隔部
材が形成されるようにする工程と、該工程後に、前記磁
気コアの先端面を前記ケースの正面とともに研削して、
磁気記録媒体摺動面を形成するとともに、前記ダミーコ
アの先端の突出部を形成した部分を除去する工程を有す
る磁気ヘッドの製造方法を採用した。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明によるリード・ライトコンビネーション型の磁気ヘッ
ド及びその製造方法の実施の形態を説明する。なお、図
1〜図6中で従来例の図7〜図11中と共通ないし対応
する部分には共通の符号を付してあり、従来例と共通の
部分の説明は省略し、異なる点のみ説明する。
【0019】本実施形態の磁気ヘッドでは、リード・ダ
ミーコアユニットの構造が従来例と異なり、それに関連
して磁気ヘッドの製造方法が異なる。
【0020】磁気ヘッドの製造工程では、まず図1に示
す形状のリードコア1と2つのダミーコア2及び不図示
のライトコア3を形成する。リードコア1とライトコア
3は従来例と共通とし、ほぼC字形ないしコの字形に形
成する。なお、図1中で符号1a,1bはリードコア1
のライトコア3と突き合わされる先端部と後端部の突き
合わせ面である。
【0021】ダミーコア2は、全体として略4角柱形状
で、図中で上面の両端部がライトコア3と突き合わされ
る先端部と後端部の突き合わせ面2a,2bとして少し
突出するように、上面に溝(凹部)2cを形成する。ま
たダミーコア2のリードコア1側の側面の先端と後端に
突出部2d,2eができるように、その側面に溝(凹
部)2fを形成する。
【0022】なお、ダミーコア2の先端部の突き合わせ
面2aのギャップデプス方向の寸法は、図2に示すよう
に、リードコア1の突き合わせ面1aの同方向の寸法と
同じ寸法Fとする。また、ダミーコア2の先端の突出部
2dのギャップデプス方向の寸法は寸法Fより小さな寸
法Gとする。なお、2つのダミーコア2でそれぞれのリ
ードコア1側の側面は互いに反対側の側面であり、突出
部2d,2eと溝2fも反対側に形成するが、互いに左
右対称であるので、2つのダミーコアを区別せずに同じ
符号2で示してある。
【0023】次に、図示していないが、リードコア1に
従来例と共通のボビン8を装着してリードコイル6を巻
回した後、図3に示すように、2つのダミーコア2のそ
れぞれの先端と後端の突出部2d,2eをリードコア1
のトラック幅方向の両側の側面に当接させ、リードコア
1と2つのダミーコア2のギャップデプス方向の位置を
揃えて、2つのダミーコア2をリードコア1のトラック
幅方向の両側に接着して接合する。こうしてリード・ダ
ミーコアユニット(仕掛かり品)12を得る。
【0024】次に、図示していないが、従来例と共通の
ライトコア3に同様に共通のボビン7を装着してライト
コイル5を巻回した後、リード・ダミーコアユニット1
2とライトコア3の先端部どうしを磁気ギャップを介し
て、後端部どうしを直接突き合わせて接合し、磁気コア
(仕掛かり品)とコイル5,6及びボビン7,8からな
る磁気ヘッド素子本体を得る。
【0025】次に、図示していないが、磁気ヘッド素子
本体を位置決め用のサポートと共に従来例と共通のシー
ルドケース9に嵌合し、磁気コアの先端面をシールドケ
ース9の正面の開口部9aに臨ませて、所定位置に位置
決めし、固定する。
【0026】次に、図示していないが、シールドケース
9に従来例と共通の固定用の樹脂11を充填し、硬化さ
せて、磁気ヘッド素子本体を固定する。この際にダミー
コア2の先端と後端の突出部2d,2eを介して2つの
ダミーコア2とライトコア1の間に形成される隙間、す
なわち溝2fの部分に樹脂11が充填され(図6参
照)、硬化して、この部分の樹脂11により従来例の間
隔板4に対応する非磁性間隔部材が形成されるようにす
る。
【0027】次に、磁気コアの先端面をシールドケース
9の正面とともに研削して均一な磁気記録媒体摺動面を
形成する。このとき、図4に示すように、リード・ダミ
ーコアユニット12のギャップデプス方向の寸法が所定
寸法Aとなるように研削するが、その研削量は、図2に
示したダミーコア2の先端の突出部2dのギャップデプ
ス方向の寸法Gより大きく、リードコア1とダミーコア
2の突き合わせ面1a,2aのギャップデプス方向の寸
法Fより小さいものとする。これにより、図5及び図6
に示すように、ダミーコア2の先端の突き合わせ面2a
は残るが、その先端の突出部2dを形成した部分は除去
され、図6に示すように、リードコア1とダミーコア2
の間(溝2fの部分)に充填された樹脂11、すなわち
厚さEの非磁性間隔部材が磁気記録媒体摺動面に露出す
る。
【0028】こうして磁気ヘッドが完成する。完成した
磁気ヘッドの磁気コアのリード・ダミーコアユニット1
2の構造では、図6に示すように、リードコア1のトラ
ック幅方向の両側で、2つのダミーコア2が後端の突出
部2eの部分だけリードコア1に当接し、ダミーコア2
の突出部2e以外の部分とリードコア1の間(溝2fの
部分)に樹脂11が充填され、この樹脂11により非磁
性間隔部材が形成され、磁気記録媒体摺動面に露出す
る。
【0029】以上のような本実施形態によれば、リード
・ダミーコアユニット12を形成するために接合する部
品の点数は、リードコア1と2つのダミーコア2で3点
しかないことから、接合工程が簡単になり、接合時に各
部品のギャップデプス方向の位置を合わせ易くなり、そ
の結果、図6に示すように、リードコア1と2つのダミ
ーコアのギャップデプスB〜Dを揃えることができる。
【0030】また、リード・ダミーコアユニット12を
構成する部品の点数を従来の5点から3点に減らすこと
ができるとともに、その部品の接合工程を簡単にできる
ので、コストダウンが図れる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、リード・ライトコンビネーシュン型の磁気ヘ
ッドにおいて、磁気ヘッドのケースに嵌合された磁気コ
アなどの磁気ヘッド構成部品を固定するためにケースに
充填される樹脂が磁気コアを構成するリードコアと2つ
のダミーコアの間に充填され、この樹脂により非磁性間
隔部材が形成されるようにしたので、リードコアと2つ
のダミーコアのギャップデプスを均一化することができ
て、磁気ヘッドの品質を向上することができ、さらに、
リードコアと2つのダミーコアの接合工程を簡単にする
とともに部品点数を少なくすることができるので、コス
トダウンが図れるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の磁気ヘッドの磁気コアを構
成するリードコアと2つのダミーコアの接合前の斜視図
である。
【図2】同リードコアとダミーコアの先端部の突き合わ
せ面とダミーコア先端の突出部のギャップデプス方向の
寸法関係を示す平面図である。
【図3】同リードコアと2つのダミーコアを接合してな
るリード・ダミーコアユニットの斜視図である。
【図4】同リード・ダミーコアユニットの磁気記録媒体
摺動面の研削後の寸法Aと各コアのギャップデプスが均
一化される様子を示す平面図である。
【図5】同リード・ダミーコアユニットの磁気記録媒体
摺動面の研削加工後の状態を示す斜視図である。
【図6】同リード・ダミーコアユニットの磁気記録媒体
摺動面の研削加工後の状態を示す平面図である。
【図7】従来の磁気ヘッドのリードコアと2枚の間隔板
と2つのダミーコアの接合前の斜視図である。
【図8】同リードコアと2枚の間隔板と2つのダミーコ
アを接合してなるリード・ダミーコアユニットの各部品
のギャップデプス方向の位置の不揃いの様子を示す斜視
図である。
【図9】同リード・ダミーコアユニットの各コアのギャ
ップデプスが不揃いになる様子を示す平面図である。
【図10】従来の磁気ヘッドの全体の外観を示す斜視図
である。
【図11】同磁気ヘッドの磁気コア、ボビン、コイルか
らなる磁気ヘッド素子本体の斜視図である。
【符号の説明】
1 リードコア 2 ダミーコア 2d,2e 突出部 2f 溝 3 ライトコア 5 ライトコイル 6 リードコイル 7,8 ボビン 9 シールドケース 10 接続端子 11 磁気ヘッド素子本体固定用の樹脂
フロントページの続き Fターム(参考) 5D093 AD12 BA03 FA08 FA16 FA17 FA21 FA22 HB06 HB08 HB29 HB32 5D111 AA17 BB01 BB25 BB38 BB48 EE08 FF33 GG03 GG12 GG14 HH06 HH13 JJ22 JJ38 KK20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出し用のリードコアのトラック幅方
    向の両側に非磁性間隔部材を介して2つのダミーコアを
    接合してなるコアユニットと、前記リードコアよりトラ
    ック幅が大きい書き込み用のライトコアとを磁気ギャッ
    プを介し突き合わせて接合してなる磁気コアを有し、該
    磁気コアが他の磁気ヘッド構成部品とともにケースに嵌
    合され、ケースに樹脂を充填して固定される磁気ヘッド
    において、 前記2つのダミーコアのそれぞれと前記リードコアの間
    に前記樹脂が充填され、該樹脂により前記非磁性間隔部
    材が形成されたことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記2つのダミーコアのそれぞれの後端
    に、前記リードコアに当接する突出部が形成されてお
    り、2つのダミーコアのそれぞれの前記突出部以外の部
    分とリードコアの間に前記樹脂が充填されたことを特徴
    とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の磁気ヘッドの
    製造方法であって、 前記ダミーコアとして、先端と後端のそれぞれに、前記
    リードコアに当接する突出部を有するダミーコアを形成
    する工程と、 前記ダミーコアの2つを、それぞれの前記先端と後端の
    突出部を前記リードコアに当接させて、リードコアのト
    ラック幅方向の両側に接合してコアユニットを得る工程
    と、 前記コアユニットと前記ライトコアを磁気ギャップを介
    し突き合わせて接合し、磁気コアを得る工程と、 前記磁気コアを他の磁気ヘッド構成部品とともに前記ケ
    ースに嵌合した後に、ケースに樹脂を充填し、その際に
    前記ダミーコアの先端と後端の突出部を介してダミーコ
    アとライトコアの間に形成される隙間に前記樹脂が充填
    されて前記非磁性間隔部材が形成されるようにする工程
    と、 該工程後に、前記磁気コアの先端面を前記ケースの正面
    とともに研削して、磁気記録媒体摺動面を形成するとと
    もに、前記ダミーコアの先端の突出部を形成した部分を
    除去する工程を有することを特徴とする磁気ヘッドの製
    造方法。
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