JPS6153768B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6153768B2 JPS6153768B2 JP17931780A JP17931780A JPS6153768B2 JP S6153768 B2 JPS6153768 B2 JP S6153768B2 JP 17931780 A JP17931780 A JP 17931780A JP 17931780 A JP17931780 A JP 17931780A JP S6153768 B2 JPS6153768 B2 JP S6153768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- recording
- erasing
- reproducing
- kerf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/265—Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track
- G11B5/2651—Manufacture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフレキシブルデイスクのようなデイジ
タル記録装置の磁気ヘツドの製造方法に関する。
タル記録装置の磁気ヘツドの製造方法に関する。
この種の磁気ヘツドとしては、第１図ａ，ｂに
示すような構成が取られており、同図ａは該磁気
ヘツドの主要な構成部品を示す分解斜視図で、１
は予め録音再生ギヤツプ１ａを形成した録音再生
コア、２は該録音再生コア１の両側に並設される
消去コア、３は消去コア２に設けたガラス等の非
磁性物質、４は前記消去コア２を挿入する溝部４
ａを設けたセラミツク等から成る固定枠である。
そして、これらの構成部品の組立ては、治具（図
示せず）を用いて、同図ｂに示すように録音再生
コア１の側面と消去コア２との間の消去ギヤツプ
２ａ間隔を調整しながら、且つ上記各部品の位置
関係を決定した後、有機系接着剤で瞬間的に固定
し、その後、ガラスを溶融して結合している。
示すような構成が取られており、同図ａは該磁気
ヘツドの主要な構成部品を示す分解斜視図で、１
は予め録音再生ギヤツプ１ａを形成した録音再生
コア、２は該録音再生コア１の両側に並設される
消去コア、３は消去コア２に設けたガラス等の非
磁性物質、４は前記消去コア２を挿入する溝部４
ａを設けたセラミツク等から成る固定枠である。
そして、これらの構成部品の組立ては、治具（図
示せず）を用いて、同図ｂに示すように録音再生
コア１の側面と消去コア２との間の消去ギヤツプ
２ａ間隔を調整しながら、且つ上記各部品の位置
関係を決定した後、有機系接着剤で瞬間的に固定
し、その後、ガラスを溶融して結合している。
ところが、上記構造の磁気ヘツドでは、２つの
消去コア２，２がそれぞれ分離独立し、且つ、固
定枠４，４もそれぞれ分離しているために、その
組込み作業が煩雑となり、各構成部品の位置寸法
の調整が必要であり工数がかかる。また、第２図
に示すように録音再生コア１と消去コア２，２と
の位置決めが難しく、録音再生ギヤツプ１ａと消
去コア２との位置寸法Ａ及び消去ギヤツプ２ａの
寸法Ｂがバラツキ、歩留りが低下する等の欠点が
ある。
消去コア２，２がそれぞれ分離独立し、且つ、固
定枠４，４もそれぞれ分離しているために、その
組込み作業が煩雑となり、各構成部品の位置寸法
の調整が必要であり工数がかかる。また、第２図
に示すように録音再生コア１と消去コア２，２と
の位置決めが難しく、録音再生ギヤツプ１ａと消
去コア２との位置寸法Ａ及び消去ギヤツプ２ａの
寸法Ｂがバラツキ、歩留りが低下する等の欠点が
ある。
本発明は上記欠点を解消し、組立てが容易で且
つ組立精度の高い磁気ヘツドの製造方法を提供す
るにある。
つ組立精度の高い磁気ヘツドの製造方法を提供す
るにある。
以下、本発明について図面により説明すると、
第３図ａ〜ｅは消去コアチツプの製造方法を示し
たもので、同図ａはコアの素材となるフエライ
ト、センダスト等の直方体のブロツク体５を示す
もので、先ず、同図ｂに示すように該ブロツク体
５の上面側に切削による所望形状の溝部６を設け
る。次に、同図ｃに示すように前記溝部６にガラ
ス等の非磁性物質３を充填する。次に、同図ａに
示すようにブロツク体５の両側面部を切落し、且
つ、下面中央部から前記非磁性物質３に及ぶ切溝
７を設け、該切溝７は広巾部７ａと狭巾部７ｂと
から構成する。最後に同図ｅに示すように前記ブ
ロツク体５を所定の厚さに切り出し、２つの消去
コア２，２を前記非磁性物質３で一体と成した消
去コアチツプ８を製造する。
第３図ａ〜ｅは消去コアチツプの製造方法を示し
たもので、同図ａはコアの素材となるフエライ
ト、センダスト等の直方体のブロツク体５を示す
もので、先ず、同図ｂに示すように該ブロツク体
５の上面側に切削による所望形状の溝部６を設け
る。次に、同図ｃに示すように前記溝部６にガラ
ス等の非磁性物質３を充填する。次に、同図ａに
示すようにブロツク体５の両側面部を切落し、且
つ、下面中央部から前記非磁性物質３に及ぶ切溝
７を設け、該切溝７は広巾部７ａと狭巾部７ｂと
から構成する。最後に同図ｅに示すように前記ブ
ロツク体５を所定の厚さに切り出し、２つの消去
コア２，２を前記非磁性物質３で一体と成した消
去コアチツプ８を製造する。
第４図ａ，ｂ，ｃは前記消去コアチツプ８及び
後述する録音再生コアを組込むセラミツク等から
成る略直方体の固定枠９を示したもので、該固定
枠９の上面９ａの長手方向及び横手方向に略中央
で直交する細長い第１の切溝１０及び第２の切溝
１１が形成され、第１の切溝１０はその両端部１
０ａ，１０ａにおいて固定枠９の上面９ａから下
面９ｂまで貫通している。
後述する録音再生コアを組込むセラミツク等から
成る略直方体の固定枠９を示したもので、該固定
枠９の上面９ａの長手方向及び横手方向に略中央
で直交する細長い第１の切溝１０及び第２の切溝
１１が形成され、第１の切溝１０はその両端部１
０ａ，１０ａにおいて固定枠９の上面９ａから下
面９ｂまで貫通している。
第５図〜第８図は消去コアチツプ８と録音再生
コア１の前記固定枠９への組立について説明した
もので、１は録音再生ギヤツプ１ａを形成したフ
エライト、センダスト等から成る録音再生コア
で、先ず、該コア１を固定枠９の前記第１の切溝
１０に挿入し、コア１の脚部１ｂ，１ｂは第１の
切溝１０の両端部１０ａ，１０ａに貫挿して、そ
の後端を固定枠９の下面９ｂから突出させる。次
に、消去コアチツプ８を固定枠９の前記第２の切
溝１１に挿入し、更に、消去コアチツプ８の切溝
７の広巾部７ａに固定枠９を嵌合させる（なお、
広巾部７ａの巾W1は予め固定枠９の巾W2と略同
一寸法か、僅かに大きくしておく。）。この時、消
去コアチツプ８の狭巾部７ｂ内に先に組込まれた
録音再生コア１が挿入され、且つ、第８図に示す
ように自動的に消去コア２と録音再生コア１との
間で所定寸法ｄの消去ギヤツプ２ａが得られるよ
うに予め設計されている。その後、これらを有機
系接着剤で瞬間的に固定した後、ガラスを溶融し
て結合することにより組立てが完了する。
コア１の前記固定枠９への組立について説明した
もので、１は録音再生ギヤツプ１ａを形成したフ
エライト、センダスト等から成る録音再生コア
で、先ず、該コア１を固定枠９の前記第１の切溝
１０に挿入し、コア１の脚部１ｂ，１ｂは第１の
切溝１０の両端部１０ａ，１０ａに貫挿して、そ
の後端を固定枠９の下面９ｂから突出させる。次
に、消去コアチツプ８を固定枠９の前記第２の切
溝１１に挿入し、更に、消去コアチツプ８の切溝
７の広巾部７ａに固定枠９を嵌合させる（なお、
広巾部７ａの巾W1は予め固定枠９の巾W2と略同
一寸法か、僅かに大きくしておく。）。この時、消
去コアチツプ８の狭巾部７ｂ内に先に組込まれた
録音再生コア１が挿入され、且つ、第８図に示す
ように自動的に消去コア２と録音再生コア１との
間で所定寸法ｄの消去ギヤツプ２ａが得られるよ
うに予め設計されている。その後、これらを有機
系接着剤で瞬間的に固定した後、ガラスを溶融し
て結合することにより組立てが完了する。
上記方法により組合わされた主構成部品を用い
てフレキシブルデイスク用磁気ヘツドを構成する
ためには、第９図に示すように、更に、録音再生
コア１の脚部１６の後端に後部コア１２を取付
け、また、２つの消去コア２，２を磁気的に橋絡
するためにその後端にＵ字状後部コア１３を設け
る。なお、１４は録音再生コア１の脚部１ｂに巻
装した録音再生用のコイル、１５はＵ字状の後部
コア１３に巻装した消去用のコイルである。ま
た、磁気ヘツドの前面は最終的に第８図の破線で
示すように球面状に研摩され２つの消去コア２，
２の非磁性物質３による連結部分が除去される。
てフレキシブルデイスク用磁気ヘツドを構成する
ためには、第９図に示すように、更に、録音再生
コア１の脚部１６の後端に後部コア１２を取付
け、また、２つの消去コア２，２を磁気的に橋絡
するためにその後端にＵ字状後部コア１３を設け
る。なお、１４は録音再生コア１の脚部１ｂに巻
装した録音再生用のコイル、１５はＵ字状の後部
コア１３に巻装した消去用のコイルである。ま
た、磁気ヘツドの前面は最終的に第８図の破線で
示すように球面状に研摩され２つの消去コア２，
２の非磁性物質３による連結部分が除去される。
叙上のように、本発明は２つの消去コア２，２
を非磁性物質３で結合し、且つ、第１、第２の切
溝１０，１１を設けた固定枠９も一体化されてい
るため、これらの部品の取扱い及び組込み作業が
極めて簡便となる。しかも、前記第１、第２の切
溝１０，１１に録音再生コア１及び消去コア２を
挿入するのみで、各コア１，２の位置決めがなさ
れ、前記固定枠９が組立治具の役目を果すことに
なり、寸法調整が不要で組立て工数が大巾に短縮
される。更に、固定枠９は細長い第１、第２の切
溝１０，１１を設けるのみで形成したものであ
り、その製造が安価である等の顕著な効果を奏す
る。
を非磁性物質３で結合し、且つ、第１、第２の切
溝１０，１１を設けた固定枠９も一体化されてい
るため、これらの部品の取扱い及び組込み作業が
極めて簡便となる。しかも、前記第１、第２の切
溝１０，１１に録音再生コア１及び消去コア２を
挿入するのみで、各コア１，２の位置決めがなさ
れ、前記固定枠９が組立治具の役目を果すことに
なり、寸法調整が不要で組立て工数が大巾に短縮
される。更に、固定枠９は細長い第１、第２の切
溝１０，１１を設けるのみで形成したものであ
り、その製造が安価である等の顕著な効果を奏す
る。
第１図ａ，ｂは従来の磁気ヘツドに係る要部斜
視図、第２図は録音再生コアと消去コアとの位置
関係を説明する説明図、第３図〜第９図は本発明
の磁気ヘツドに係り、第３図ａ〜ｅは消去コアチ
ツプの製造工程を示す要部斜視図、第４図は固定
枠を示し、同図ａはその上面図、同図ｂはその正
面図、同図ｃはその側面図、第５図は消去コア、
録音再生コア、及び固定枠の組込みを説明する分
解斜視図、第６図は第５図の組込まれた状態を示
す斜視図、第７図は第６図の上面図、第８図は第
６図の一部断側面図、第９図に磁気ヘツドの概略
を示す概略斜視図である。 １……録音再生コア、１ａ……録音再生ギヤツ
プ、２……消去コア、３……非磁性物質、９……
固定枠、１０……第１の切溝、１１……第２の切
溝。
視図、第２図は録音再生コアと消去コアとの位置
関係を説明する説明図、第３図〜第９図は本発明
の磁気ヘツドに係り、第３図ａ〜ｅは消去コアチ
ツプの製造工程を示す要部斜視図、第４図は固定
枠を示し、同図ａはその上面図、同図ｂはその正
面図、同図ｃはその側面図、第５図は消去コア、
録音再生コア、及び固定枠の組込みを説明する分
解斜視図、第６図は第５図の組込まれた状態を示
す斜視図、第７図は第６図の上面図、第８図は第
６図の一部断側面図、第９図に磁気ヘツドの概略
を示す概略斜視図である。 １……録音再生コア、１ａ……録音再生ギヤツ
プ、２……消去コア、３……非磁性物質、９……
固定枠、１０……第１の切溝、１１……第２の切
溝。
Claims (1)
- １ 録音再生コアの録音再生ギヤツプに隣接する
両側面に消去コアを固定する磁気ヘツドの製造方
法において、２つの消去コアを非磁性物質で一体
化する工程、固定枠に略直交する第１の切溝及び
第２の切溝を形成する工程、前記第１の切溝に録
音再生コアを挿入し且つ前記第２の切溝に前記消
去コアを挿入する工程から成ることを特徴とする
磁気ヘツドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17931780A JPS57103118A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Manufacture of magnetic head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17931780A JPS57103118A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Manufacture of magnetic head |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57103118A JPS57103118A (en) | 1982-06-26 |
| JPS6153768B2 true JPS6153768B2 (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=16063713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17931780A Granted JPS57103118A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Manufacture of magnetic head |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57103118A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6346890Y2 (ja) * | 1981-02-09 | 1988-12-05 |
-
1980
- 1980-12-18 JP JP17931780A patent/JPS57103118A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57103118A (en) | 1982-06-26 |
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