JPH04276762A - 電子写真用トナー - Google Patents

電子写真用トナー

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JPH04276762A
JPH04276762A JP3062441A JP6244191A JPH04276762A JP H04276762 A JPH04276762 A JP H04276762A JP 3062441 A JP3062441 A JP 3062441A JP 6244191 A JP6244191 A JP 6244191A JP H04276762 A JPH04276762 A JP H04276762A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真法、静電印刷法
などに使用される二成分系現像剤に適用する電子写真用
トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年複写技術の発展にともない電子写真
法における複写画像の解像度を高める要求が各方面から
強く出されている。そして画像の解像度を高める手段の
1つとしてトナーの平均粒子径を10μm以下の小粒径
に均一にコントロールすることが知られている。しかし
ながら、従来のトナーは熱可塑性樹脂中にカーボンブラ
ックのような着色剤及び電荷制御剤などの添加物を混練
し、均一に分散した後、粉砕装置で粉砕し、分級機で分
級する、いわゆる粉砕法により製造されているため、粒
子径の大きさを10μm以下という小粒子径にすると、
均一な大きさの小粒子径が得られなく、個々の粒子に着
色剤、電荷制御剤などが均一に分散されにくいため摩擦
帯電性や複写画像の着色ムラが生じ、また製造上歩留り
が悪いためコストが高いという問題を生じていた。した
がって粉砕法によって小粒径のトナーを作るには限界が
あった。
【0003】一方、粉砕法とは別に重合法による小粒径
トナーも提案されてはいるが、該トナーを二成分系現像
剤として適用する技術が確立していないため高解像度の
画像を得ることができなかった。またトナーの小粒子径
化によりトナーの表面積が著しく大きくなるためトナー
の環境依存性が大きくなってしまい低温低湿下ではトナ
ー帯電量の上昇による画像濃度低下が著しくなってしま
う欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はトナーの環境
依存性を少なくするとともに高解像の複写画像を多数枚
得るために小粒子径の重合トナーの表面に特定のカーボ
ン粒子を付着させた電子写真用トナーを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、重合法により
製造した平均粒子径が3〜8μmのトナー粒子の表面に
、平均粒子径が30mμ以上でかつ吸油量が100mι
/100g以上のカーボンブラックを該トナー粒子10
0重量部に対し0.05〜1重量部付着させた電子写真
用トナーである。以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】本発明の電子写真用トナーを構成するトナ
ー粒子は懸濁重合法、溶液重合法、乳化重合法などの重
合法により製造された平均粒子径が3〜8μmのもので
ある。重合法の中でも特に他の重合法に比べて簡易にト
ナー粒子が得られる懸濁重合法で得られたトナー粒子が
好ましい。
【0007】本発明においてトナー粒子及びカーボンブ
ラックの平均粒子径はコールター社製のコールターカウ
ンターで測定することができる。懸濁重合法によりトナ
ー粒子を得るには、着色剤としてのカーボンブラックを
少なくとも含有する単量体組成物を分散安定剤を含有す
る水性媒体などの中で、適当な攪拌機を用いてトナーの
粒径に造粒し、あらかじめ添加されている重合開始剤ま
たは新たに加えられた重合開始剤が熱によって分解する
とき発生するラジカルにより、重合性単量体を重合させ
て重合体を形成し、トナー粒子を生成するものである。
【0008】重合法により本発明でいうトナー粒子を作
成するための重合性単量体としては例えばスチレン、o
−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン
、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレン、p
−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−n
−ブチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p
−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、
p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、等
のスチレン及びその誘導体;エチレン、プロピレン、ブ
チレン、イソブチレン、等のエチレン不飽和モノオレフ
ィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フ
ッ化ビニル、等のハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル、等の有機酸ビニ
ルエステル類;メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル
酸ドデシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタク
リル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル
酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノ
エチル、等のメタクリル酸及びその誘導体;アクリル酸
、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n
−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル
、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、ア
クリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、等の
アクリル酸及びその誘導体;ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル、等の
ビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシ
ルケトン、ビニルイソプロペニルケトン、等のビニルケ
トン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール
、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等のN
−ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等がある。
【0009】これらの重合性単量体は、単独で、あるい
は必要に応じて二種以上を種々の組成に組み合わせて用
いる。上記重合性単量体の中でも、スチレンまたはスチ
レン誘導体を単独であるいは他の重合性単量体と混合し
て用いることが、トナーの現像特性および耐久性を高め
る点で好ましい。
【0010】次に本発明のトナー粒子を重合法により得
る際に用いられる着色剤としては、カーボンブラックが
適している。本発明において使用されるカーボンブラッ
クとしては、個数平均粒径、吸油量、pH等に制限なく
使用できるが、市販品として以下のものが挙げられる。 例えば、米国キャボット社製リーガル(REGAL)4
00、660、330、300、SRF−S、ステリン
グ(STERLING)SO、V、NS、R;コロンビ
ア・カーボン日本(株)製ラーベン(RAVEN)H2
0、MT−P、410、420、430、450、50
0、760、780、1000、1035、1060、
1080;三菱化成工業(株)製#10B、#5B、#
30、#40、#2400B、MA−100;等が挙げ
られる。
【0011】また、これらのカーボンブラックは単独で
、あるいは二種以上を種々の組成に組み合わせて用いる
。カーボン以外の着色剤としては、特に制限なく使用す
ることができ、フタロシアニン系顔料、ローダミン・レ
ーキ顔料、酸化鉄、アゾレーキ顔料、酸化チタン、アル
ミナ、硫酸バリウム等が挙げられる。
【0012】また、本発明を構成するトナー粒子には、
熱定着性、耐オフセット性の改善のため、パラフィンワ
ックスのようなワックス類、低分子量ポリエチレンおよ
び低分子量ポリプロピレンのような低分子量ポリオレフ
ィン等の離型性を有する低軟化点化合物を単量体組成物
に添加してもよい。
【0013】更にまた、本発明を構成するトナー粒子に
おいては、耐ブロッキング性、耐久性改善のため、架橋
剤を添加し懸濁重合を行なってもよい。このような架橋
剤としては、ジビニルベンゼン等の公知の架橋剤を単量
体組成物に添加することができる。  更に、本発明を
構成するトナー粒子においては、必要に応じて、公知の
電荷制御剤を単量体組成物に添加してもよい。このよう
な電荷制御剤としては、カルボキシル基、スルホン酸エ
ステルまたは含窒素基を有する有機化合物の金属錯体、
含金属染料等がある。本発明を構成するトナー粒子に用
いられる重合開始剤は重合性単量体に可溶であることが
好ましい。
【0014】このような重合開始剤としては、2,2′
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス−
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾ
ビス−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル
、その他のアゾ系またはジアゾ系重合開始剤やベンゾイ
ルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド
、イソプロピルパーオキシカーボネート、その他の過酸
化物系重合開始剤等が挙げられる。
【0015】また、分散安定剤としては、造粒工程によ
り形成された単量体組成物粒子の合一を防ぎ、安定化す
る能力の有する化合物で、親水性有機化合物及び固体微
粉末などが用いられる。しかし、固体微粉末の場合、重
合後の後処理で、酸やアルカリなどで固体微粉末を溶解
除去する余分な工程を含むため、親水性有機化合物が好
ましく用いられる。このような分散安定剤は、例えば、
ポリビニルアルコール、カゼイン、ゼラチン、メチルセ
ルロース、メチルハイドロキシプロピルセルロース、エ
チルセルロース等のセルロース誘導体、澱粉及びその誘
導体、ポリアクリル酸及びそれらの塩等が挙げられる。
【0016】本発明においてトナー粒子の表面に付着さ
せるカーボンブラックは、ファーネス法や衝撃法等の方
法によって製造されたものであって、平均粒子径が30
mμ以上、好ましくは35mμ以上でかつ吸油量が10
0mι/100g以上であることが特徴である。
【0017】トナー粒子表面表面に付着させるカーボン
ブラックの平均粒子径が30mμより小さいか、あるい
は吸油量が100mι/100gより小さいカーボンブ
ラックの場合は、トナー粒子表面よりカーボンブラック
が容易に離脱し画像上にカーボン汚れを生じる。
【0018】本発明に適用するカーボンブラックの市販
品としては例えば以下のものが挙げられる。すなわち、
三菱化成工業社製#20、#30、#32、#3050
:米国キャボット社製VALCANXC72R、BLA
CK  PEARLS  280、BLACK  PE
ARLS  170、TINTACARB  35:コ
ロンビア・カーボン社製RAVEN  825  BE
ADS、RAVEN  890  POWDER、RA
VEN  22  POWDER等が挙げられ、上記カ
ーボンブラックは単独でまたは二種類以上を混合して使
用することができる。
【0019】トナー粒子の表面にカーボンブラックを付
着させる方法は、V型混合機、タービン型攪拌機、ヘン
シェルミキサー等の混合機を用い、トナー粒子100重
量部に対し特定のカーボンブラックを0.05〜1重量
部混合し攪拌することによっておこなわれる。この場合
、カーボンブラックの配合量が0.05重量部未満であ
るとカーボンブラックの添加効果が少なく、現像スリー
ブの表面へのトナー付着が発生し、一方、1重量部を越
えるとトナーの固有抵抗が低下するため画質が悪くなる
【0020】本発明ではカーボンブラックの他に流動性
向上のためシリカ微粉末等をトナー粒子に付着させても
よい。
【0021】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明する。な
お実施例において部とは全て重量部を示す。 実施例1〔トナーの製造〕 上記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ重合
を開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造粒した
ところで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を水で洗
浄し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナー粒子
を得た。
【0022】次に上記トナー粒子100重量部に対して
キャボット社製カーボン TINTACARB35(平
均粒子径41mμ、吸油量121mι/100g、PH
  9)を0.2重量部、またシリカ(日本アエロジル
社製R−972)0.3重量部をヘンシェルミキサーを
使用して混合し、カーボンブラックをトナー粒子表面に
付着せしめ本発明の電子写真用トナーを得た。
【0023】実施例2〔トナーの製造〕  上記配合の
材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ重合を開始して
造粒を進め平均粒子径が6μmまで造粒したところで造
粒を停止した。その後、該造粒粒子を水で洗浄し乾燥を
おこない重合法による負帯電性のトナー粒子を得た。
【0024】次に上記トナー粒子100重量部に対して
コロンビア・カーボン社製カーボンRAVEN  22
(平均粒子径62mμ、吸油量113mι/100g、
PH7)を0.1重量部、またシリカ(日本アエロジル
社製R−972)0.1重量部をヘンシェルミキサーを
使用して混合し、カーボンブラックをトナー粒子表面に
付着せしめ本発明の電子写真用トナーを得た。
【0025】実施例3〔トナーの製造〕  上記配合の
材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ重合を開始して
造粒を進め平均粒子径が5μmまで造粒したところで造
粒を停止した。その後、該造粒粒子を水で洗浄し乾燥を
おこない重合法による正帯電性のトナー粒子を得た。
【0026】次に上記トナー粒子100重量部に対して
三菱化成工業社製カーボン#30(平均粒子径30mμ
、吸油量113mι/100g、PH  9)を0.2
重量部、またシリカ(日本アエロジル社製R−972)
0.5重量部をヘンシェルミキサーを使用して混合し、
カーボンブラックをトナー粒子表面に付着せしめ本発明
の電子写真用トナーを得た。
【0027】実施例4〔トナーの製造〕
【0028】上
記配合の材料を重合開始剤とともに重合釜にいれ重合を
開始して造粒を進め平均粒子径が6μmまで造粒したと
ころで造粒を停止した。その後、該造粒粒子を水で洗浄
し乾燥をおこない重合法による負帯電性のトナー粒子を
得た。
【0029】次に上記トナー粒子100重量部に対して
三菱化成工業社製カーボン#30(平均粒子径30mμ
、吸油量113mι/100g、PH  9)を0.2
重量部、またシリカ(日本アエロジル社製R−972)
0.5重量部をヘンシェルミキサーを使用して混合し、
カーボンブラックをトナー粒子表面に付着せしめ本発明
の電子写真用トナーを得た。
【0030】比較例1〔トナーの製造〕上記配合の材料
を重合開始剤とともに重合釜にいれ重合を開始して造粒
を進め平均粒子径が6μmまで造粒したところで造粒を
停止した。その後、該造粒粒子を水で洗浄し乾燥をおこ
ない重合法による負帯電性のトナー粒子を得、これをそ
のまま比較用の電子写真用トナーとした。
【0031】比較例2 比較例1で得られたトナーの粒子100重量部に対して
シリカ(日本アエロジル社製R−972)0.3重量部
をヘンシェルミキサーを使用して混合しトナー粒子表面
に付着せしめ比較用の電子写真用トナーを得た。
【0032】比較例3 比較例1で得られたトナー粒子100重量部に対してキ
ャボット社製カーボンMOGULL(平均粒子径24m
μ、吸油量60mι/100g、PH  3)を0.2
重量部、またシリカ(日本アエロジル社製R−972)
0.5重量部をヘンシェルミキサーを使用して混合し、
カーボンブラックをトナー粒子表面に付着せしめ比較用
の電子写真用トナーを得た。
【0033】比較例4〔トナーの製造〕上記配合の材料
を重合開始剤とともに重合釜にいれ重合を開始して造粒
を進め平均粒子径が5μmまで造粒したところで造粒を
停止した。その後、該造粒粒子を水で洗浄し乾燥をおこ
ない重合法による正帯電性のトナー粒子を得、これをそ
のまま比較用の電子写真用トナーとした。
【0034】比較例5 比較例4で得られたトナー粒子100重量部に対してシ
リカ(日本アエロジル社製R−972)0.5重量部を
ヘンシェルミキサーを使用して混合しトナー粒子表面に
付着せしめ比較用の電子写真用トナーを得た。
【0035】比較例6 比較例4で得られたトナー粒子100重量部に対して三
菱化成工業社製カーボンCF−9(平均粒子径40mμ
、吸油量65mι/100g、PH  8)を0.2重
量部、またシリカ(日本アエロジル社製R−972)0
.5重量部をヘンシェルミキサーを使用して混合しトナ
ー粒子表面に付着せしめ比較用の電子写真用トナーを得
た。
【0036】〔各現像剤の評価〕次にパウダーテック社
製フェライトキャリヤ(商品名F−95−100)10
0重量部と実施例1、実施例2、実施例4、比較例1〜
3の各トナー4重量部との組合せでボールミルにおいて
1時間攪拌を行い評価用の二成分系現像剤を得た。それ
ぞれの各現像剤を市販の複写機リコー社製FT−403
0を用い常温常湿(20℃、50%)、高温高湿(35
℃、85%)、低温低湿(10℃、15%)の各環境雰
囲気にて実写テストを行った。また、パウダーテック社
製フェライトキャリヤ(商品名FL−96−100)1
00重量部と実施例3および比較例4〜6の各トナー4
重量部との組合せでボールミルにおいて1時間攪拌を行
い評価用の二成分系現像剤を得た。それぞれの各現像剤
は市販の複写機シャープ社製SF−8800を用い常温
常湿(20℃、50%)、高温高湿(35℃、85%)
、低温低湿(10℃、15%)の各環境雰囲気で実写テ
ストを行った。その結果を表1に示す。表1において画
像濃度はマクベス濃度計、地カブリはハンター白色度計
および摩擦帯電量はブローオフ法による帯電量測定器に
より測定した。また、細線再現性は線幅0.1mm、線
間0.1mmのラインチャートをコピーし、そのライン
チャートの再現性を目視により評価した。尚、細線再現
性の評価において○印は目視で線幅、線間の部分が明確
に区別できること。△印は目視で線幅、線間の部分が区
別可能であったり区別不能であったりしていること。×
印は目視で線幅、線間の部分が全く区別不能であること
を示している。
【0037】
【表1】
【0038】表1の結果から明らかなように本発明の実
施例1〜4は常温常湿(20℃、50%)、高温高湿(
35℃、85%)、低温低湿(10℃、15%)の各環
境で帯電量の上昇が少なく画像濃度低下の少ない画像が
得られた。また、細線再現性においても0.1mmとい
う細線を明瞭に判別することができた。一方、比較例1
、2、4、5のトナーは、低温低湿においてトナーの帯
電量が著しく上昇し画像濃度が低下してしまった。細線
再現性についても悪く、細線を判別することが困難であ
った。また、比較例3、6のカーボンブラックの平均粒
子径が30mμより小さいかまたは吸油量が100mι
/100g以下の場合は各環境で地カブリが著しく悪か
った。
【0039】
【発明の効果】本発明は小粒径の重合トナーと平均粒子
径が30mμ以上でかつ吸油量が100mι/100g
以上のカーボンブラックとから構成されているため、常
温常湿、高温高湿及び低温低湿でもトナー帯電量の上昇
が少なく画像濃度が良好で高解像の複写画像が多数枚得
られる電子写真用トナーを提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  重合法により製造した平均粒子径が3
    〜8μmのトナー粒子の表面に、平均粒子径が30mμ
    以上でかつ吸油量が100mι/100g以上のカーボ
    ンブラックを該トナー粒子100重量部に対し0.05
    〜1重量部付着させたことを特徴とする電子写真用トナ
    ー。
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