JPH0427460Y2 - - Google Patents

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JPH0427460Y2
JPH0427460Y2 JP4819389U JP4819389U JPH0427460Y2 JP H0427460 Y2 JPH0427460 Y2 JP H0427460Y2 JP 4819389 U JP4819389 U JP 4819389U JP 4819389 U JP4819389 U JP 4819389U JP H0427460 Y2 JPH0427460 Y2 JP H0427460Y2
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nut
water heater
abutting member
handle
screw
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JP4819389U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、湯沸かし器本体の全面を琺瑯被覆す
る湯沸かし器の取手取付け構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
湯沸かし器の防錆、防食、洗浄の容易化並びに
美観などの目的から、湯沸かし器の本体の全面を
琺瑯で被覆する場合がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
琺瑯被覆加工された部分に鋲締め加工のような
局部的な外力を加えると被覆された琺瑯に割れを
生ずる問題がある。
第7図は、琺瑯被覆されない従来の湯沸かし器
の縦断面図を示し、湯沸かし器本体1に取手支持
部材2の脚部2aを鋲3で締着し、取手支持部材
2に螺設したねじ孔4に、取手5に設けられた孔
6に挿入されるねじ7を螺着する。
この様な湯沸かし器を琺瑯被覆しようとする
と、先ず、取手支持部材2の脚部2aを湯沸かし
器本体1に溶接などの手段で固着した後に、湯沸
かし器本体1を琺瑯被覆加工しなければならな
い。
従つて、取手支持部材2は湯沸かし器本体1と
共に琺瑯被覆加工されることになる。
然し、取手支持部材2のねじ孔4も琺瑯被覆さ
れるため、ねじの機能を失い、取手支持部材2に
取手5を締着することが不可能となる。
本考案はかかる課題を解決することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の湯沸かし
器は、板状に形成されねじ挿入孔を穿設されたナ
ツト当接部材に、該ナツト当接部材の両側部より
屈曲延設される脚部を設け、該脚部の端縁を上記
湯沸かし器本体に固着し、上下両端にコの字形状
に屈曲成形された係止爪を有し中間にねじ孔を設
けたナツトの上記係止爪を上記ナツト当接部材の
上下端縁に係止し、取手締結用ねじを、取手及び
上記ねじ挿入孔を介して上記ナツトのねじ孔に螺
着した。
〔作用〕
上記のように構成された湯沸かし器は、ナツト
当接部材の脚部が湯沸かし器本体に固着された後
に琺瑯被覆され、次に、ナツト当接部材の上下端
縁にナツトの係止爪が係止され、取手に挿入され
た取手締結用ねじをナツト当接部材のねじ挿入孔
を介してナツトのねじ孔に螺着する。
かくして、湯沸かし器本体に固着され琺瑯被覆
されたナツト当接部材に取手を締着することが出
来る。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は湯沸かし器の縦断面図を示し、湯沸か
し器1の表面にナツト当接部材8の脚部8aが溶
接などの手段で固着される。
ナツト当接部材8は、第1図の部分拡大図であ
る第2図、第2図のX矢視図である第3図に示す
ように、板状に形成され、二個のねじ挿入孔9が
穿設され、両側部より屈曲延設された脚部8aを
有し、此の脚部8aが湯沸かし器本体1に固着さ
れる。
脚部8aにより、ナツト当接部材8と湯沸かし
器本体1との間に隙間が生ずるので、ナツト当接
部材の周辺で結露した水滴が滞留することなく下
方に落下流出し、防錆並びに衛生効果を高めるよ
うになつている。
ナツト当接部材8は、湯沸かし器本体1に固着
された後に、湯沸かし器本体1と共に全面を琺瑯
被覆される。
ナツト当接部材8にはねじ孔が無いので、琺瑯
被覆されてもねじ孔が被覆されてしまう問題は無
い。
琺瑯被覆されたナツト当接部材8には、第4図
の縦断面図、第4図のY矢視図である第5図に示
すナツト10が取付けられる。
ナツト10は上端及び下端にコの字形状に屈曲
形成された爪11及び12が設けられ、中間に二
個のねじ孔13が穿設される。
爪11と爪12との間隔寸法l1は、ナツト当接
部材8の幅方向中央の長さ寸法l2より小さく、 爪12の内側に形成される溝14の内底壁より
爪11の下端縁までの寸法l3はナツト当接部材の
幅方向中央の長さ寸法l2より大きい。
即ち、l1<l2<l3の関係にある。
従つて、第6図に示すように、爪12の内側の
溝14をナツト当接部材8の幅方向中央の下端縁
に当てた後に、ナツト10をナツト当接部材8に
重ね合わせると、自重で下降したナツト10の爪
11がナツト当接部材8の上端縁に係合するが、
爪12はナツト当接部材8の下端縁に係合したま
まであり、ナツト10はナツト当接部材8に保持
される。
次に、第1図に示すように、湯沸かし器本体1
にリング15の一端を当て、リング15の他端に
取手5を載置し、取手5の孔6に挿入したねじ7
をねじ挿入孔9を経てねじ孔13に螺着する。
かくして、取手5を、全面琺瑯被覆された湯沸
かし器本体1にねじ7を締結することができる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に示すような効果を奏する。
(1) 全面琺瑯被覆された湯沸かし器本体に取手を
ねじ止め出来るようになつた。
(2) ナツトはナツト当接部材に極めて簡単に係止
され、而も、ナツトはナツト当接部材の上下端
に確実に係止されているので脱落する事はな
く、取手の締着作業は容易である。
(3) 取手の取付け構造は簡単であり、湯沸かし器
本体と取手の間にコンパクトに収容される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1
図は湯沸かし器の縦断面図、第2図はナツト当接
部材の縦断面図、第3図は第2図のX矢視図、第
4図はナツトの縦断面図、第5図は第4図のY矢
視図、第6図はナツトの取付け要領説明用の縦断
面図、第7図は琺瑯被覆されない従来の湯沸かし
器の縦断面図である。 1……湯沸かし器本体、5……取手、6……
孔、7……ねじ、8……ナツト当接部材、8a…
…脚部、9……ねじ挿入孔、10……ナツト、1
1,12……爪、13……ねじ孔、14……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯沸かし器本体の全表面を琺瑯被覆する湯沸か
    し器において、板状に形成されねじ挿入孔を穿設
    されたナツト当接部材に、該ナツト当接部材の両
    側部より屈曲延設される脚部を設け、該脚部の端
    縁を上記湯沸かし器本体に固着し、上下両端にコ
    の字形状に屈曲成形された係止爪を有し中間にね
    じ孔を設けたナツトの上記係止爪を上記ナツト当
    接部材の上下端縁に係止し、取手締結用ねじを、
    取手及び上記ねじ挿入孔を介して上記ナツトのね
    じ孔に螺着したことを特徴とする湯沸かし器。
JP4819389U 1989-04-26 1989-04-26 Expired JPH0427460Y2 (ja)

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JP4819389U JPH0427460Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26

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JP4819389U JPH0427460Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26

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Publication Number Publication Date
JPH02138630U JPH02138630U (ja) 1990-11-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2829897B2 (ja) * 1994-05-20 1998-12-02 クックベッセル株式会社 把手の取付部材

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JPH02138630U (ja) 1990-11-20

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