JPH04272811A - ドラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法 - Google Patents

ドラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法

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JPH04272811A
JPH04272811A JP5374291A JP5374291A JPH04272811A JP H04272811 A JPH04272811 A JP H04272811A JP 5374291 A JP5374291 A JP 5374291A JP 5374291 A JP5374291 A JP 5374291A JP H04272811 A JPH04272811 A JP H04272811A
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Japan
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drum
air
cable
air suction
suction device
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JP5374291A
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Hiroshi Natori
寛 名取
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラムに巻かれた状態
で加熱された電力ケーブルを強制冷却する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルなど
の架橋された絶縁体を有する電力ケーブルは、架橋後に
絶縁体からガスが発生する。このガスを除去することな
く、その上にテープ巻きやシースを施すと、ガスがケー
ブル内に封入されてしまい、ケーブルの品質を低下させ
る。このため従来から、架橋した後のケーブルをドラム
にいったん巻き取り、ガス抜きを行っている。このガス
抜きは自然放置のままでも行えるが、加熱した方が効率
よく行えるので、熱風流通室などにケーブルを巻いたド
ラムを入れ、60℃前後に加熱して行っている。
【0003】ガス抜きを終えたケーブルは次工程で遮蔽
テープ等のテープ巻きが行われる。このテープ巻きをケ
ーブルの温度が十分低下しないうちに行うと、テープ巻
き後に絶縁体が温度低下により僅かながら収縮するため
、遮蔽テープにシワができ、これが絶縁性能を低下させ
る原因となる。このため加熱によるガス抜きを終えたケ
ーブルは、常温近くになるまで放置した後、テープ巻き
を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしドラムに巻かれ
た電力ケーブルは熱容量が大きく冷え難いため(多層に
巻かれているため内層部が冷え難い)、全体が常温近く
まで冷えるのに1日から4日もかかり、その間、次工程
に送ることができない。このため生産効率が上がらない
という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するためになされたもので、ドラムに巻かれ
た状態で加熱された電力ケーブルを冷却する方法におい
て、前記ドラムとして、胴に多数の穴があけられ、胴の
両端が封止部材によって塞がれ、かつその封止部材に通
気口が設けられたドラムを用い、前記通気口に一端が空
気吸い込み又は送り込み装置に接続されたホースの他端
を接続し、その空気吸い込み又は送り込み装置を駆動し
てドラムから空気を吸い込むかドラムに空気を送り込む
ことを特徴とするものである。なお空気吸い込み又は送
り込み装置は台車に載せ、可搬型にしておくことが望ま
しい。
【0006】
【作用】このようにするとドラムの胴の穴を通して空気
がドラム内外に流通し、この空気がドラムに巻かれたケ
ーブルの隙間を通過するので、ケーブルが内層部まで効
率よく冷却されることになる。また空気吸い込み又は送
り込み装置を可搬型にしておくと、ストックヤードに置
かれている電力ケーブルを巻いたドラムを移動させるこ
となく次々に冷却処理をすることができ、便利である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す。図におい
て1はドラム、2はドラム1に巻かれた架橋ポリエチレ
ン絶縁電力ケーブルである。架橋ポリエチレン絶縁電力
ケーブル2は、架橋後、ドラム1に巻き取られ、この状
態で加熱されてガス抜き処理が行われる。
【0008】この加熱ガス抜き処理をした後の冷却を効
率よく行うため、本発明では特殊なドラムを使用する。 このドラム1は、胴3に多数の穴4があけられ、胴3の
両端が封止部材5によって塞がれ、かつその封止部材5
に通気口6が設けられいるものである。この通気口6に
一端が空気吸い込み装置7に接続されたホース8の他端
を接続し、その空気吸い込み装置7を駆動してドラム3
から空気を吸い込むのである。
【0009】するとドラム1の胴3内が減圧され、外部
の空気がケーブル2の隙間を通り、胴3の穴4を通って
胴3内に入るという空気の流れが生じ、ケーブル2が内
層部まで外気に触れ、効率よく冷却が行えることになる
。空気吸い込み装置7は台車9に載置されており、一つ
のドラムの冷却が終わると、ドラムからホースを外し、
台車を移動させて、次のドラムの冷却に簡単に移れるよ
うになっている。
【0010】なお通気口6はドラム1の両側に設けられ
ており、使用しない通気口6は蓋10をしてある。通気
口は通気専用のものとして形成してもよいが、ドラムの
中心に設けられる軸穴を通気口として兼用することもで
きる。また封止部材5はドラム1の鍔11と一体のもの
として形成することもできる。また上記実施例では空気
吸い込み装置を使用した例を説明したが、空気吸い込み
装置の代わりに空気送り込み装置を使用することもでき
る。 この場合は、空気の流れが上記実施例と逆になるだけで
、冷却効率は実質的に同じである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ド
ラムに巻かれたケーブルの隙間を空気が通過するので、
ケーブルが内層部まで効率よく冷却され、ドラムに巻か
れた電力ケーブルを短時間で常温近くまで冷却すること
ができ、電力ケーブルの生産効率を高めることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例に係るドラム巻き電力ケ
ーブルの強制冷却方法を示す説明図。
【符号の説明】
1:ドラム    2:架橋ポリエチレン絶縁電力ケー
ブル    3:胴    4:穴5:封止部材   
 6:通気口    7:空気吸い込み装置    8
:ホース9:台車    10:蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラムに巻かれた状態で加熱された電力ケ
    ーブルを冷却する方法において、前記ドラムとして、胴
    に多数の穴があけられ、胴の両端が封止部材によって塞
    がれ、かつその封止部材に通気口が設けられたドラムを
    用い、前記通気口に一端が空気吸い込み又は送り込み装
    置に接続されたホースの他端を接続し、その空気吸い込
    み又は送り込み装置を駆動してドラムから空気を吸い込
    むかドラムに空気を送り込むことを特徴とするドラム巻
    き電力ケーブルの強制冷却方法。
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JP2006023509A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2019156241A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 株式会社フカデン リール装置及び飛行体システム
CN113772488A (zh) * 2021-08-18 2021-12-10 宁波易天地信远密封技术有限公司 一种密封制品的生产工艺及其生产设备

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