JP2910941B2 - ドラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法 - Google Patents
ドラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法Info
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- JP2910941B2 JP2910941B2 JP5374291A JP5374291A JP2910941B2 JP 2910941 B2 JP2910941 B2 JP 2910941B2 JP 5374291 A JP5374291 A JP 5374291A JP 5374291 A JP5374291 A JP 5374291A JP 2910941 B2 JP2910941 B2 JP 2910941B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- power cable
- air
- wound
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラムに巻かれた状態
で加熱された電力ケーブルを強制冷却する方法に関する
ものである。
で加熱された電力ケーブルを強制冷却する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルなど
の架橋された絶縁体を有する電力ケーブルは、架橋後に
絶縁体からガスが発生する。このガスを除去することな
く、その上にテープ巻きやシースを施すと、ガスがケー
ブル内に封入されてしまい、ケーブルの品質を低下させ
る。このため従来から、架橋した後のケーブルをドラム
にいったん巻き取り、ガス抜きを行っている。このガス
抜きは自然放置のままでも行えるが、加熱した方が効率
よく行えるので、熱風流通室などにケーブルを巻いたド
ラムを入れ、60℃前後に加熱して行っている。
の架橋された絶縁体を有する電力ケーブルは、架橋後に
絶縁体からガスが発生する。このガスを除去することな
く、その上にテープ巻きやシースを施すと、ガスがケー
ブル内に封入されてしまい、ケーブルの品質を低下させ
る。このため従来から、架橋した後のケーブルをドラム
にいったん巻き取り、ガス抜きを行っている。このガス
抜きは自然放置のままでも行えるが、加熱した方が効率
よく行えるので、熱風流通室などにケーブルを巻いたド
ラムを入れ、60℃前後に加熱して行っている。
【0003】ガス抜きを終えたケーブルは次工程で遮蔽
テープ等のテープ巻きが行われる。このテープ巻きをケ
ーブルの温度が十分低下しないうちに行うと、テープ巻
き後に絶縁体が温度低下により僅かながら収縮するた
め、遮蔽テープにシワができ、これが絶縁性能を低下さ
せる原因となる。このため加熱によるガス抜きを終えた
ケーブルは、常温近くになるまで放置した後、テープ巻
きを行うようにしている。
テープ等のテープ巻きが行われる。このテープ巻きをケ
ーブルの温度が十分低下しないうちに行うと、テープ巻
き後に絶縁体が温度低下により僅かながら収縮するた
め、遮蔽テープにシワができ、これが絶縁性能を低下さ
せる原因となる。このため加熱によるガス抜きを終えた
ケーブルは、常温近くになるまで放置した後、テープ巻
きを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしドラムに巻かれ
た電力ケーブルは熱容量が大きく冷え難いため(多層に
巻かれているため内層部が冷え難い)、全体が常温近く
まで冷えるのに1日から4日もかかり、その間、次工程
に送ることができない。このため生産効率が上がらない
という問題があった。
た電力ケーブルは熱容量が大きく冷え難いため(多層に
巻かれているため内層部が冷え難い)、全体が常温近く
まで冷えるのに1日から4日もかかり、その間、次工程
に送ることができない。このため生産効率が上がらない
という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するためになされたもので、絶縁体架橋後の
ガス抜きのためドラムに巻いた状態で加熱された電力ケ
ーブルをドラムに巻いたまま冷却する方法において、前
記ドラムとして、胴に多数の穴があけられ、胴の両端が
封止部材によって塞がれ、かつその封止部材に通気口が
設けられたドラムを用い、前記通気口に一端が空気吸い
込み又は送り込み装置に接続されたホースの他端を取外
し可能に接続し、その空気吸い込み又は送り込み装置を
駆動してドラムから空気を吸い込むかドラムに空気を送
り込むことを特徴とするものである。なお空気吸い込み
又は送り込み装置は台車に載せ、可搬型にしておくこと
が望ましい。
課題を解決するためになされたもので、絶縁体架橋後の
ガス抜きのためドラムに巻いた状態で加熱された電力ケ
ーブルをドラムに巻いたまま冷却する方法において、前
記ドラムとして、胴に多数の穴があけられ、胴の両端が
封止部材によって塞がれ、かつその封止部材に通気口が
設けられたドラムを用い、前記通気口に一端が空気吸い
込み又は送り込み装置に接続されたホースの他端を取外
し可能に接続し、その空気吸い込み又は送り込み装置を
駆動してドラムから空気を吸い込むかドラムに空気を送
り込むことを特徴とするものである。なお空気吸い込み
又は送り込み装置は台車に載せ、可搬型にしておくこと
が望ましい。
【0006】
【作用】このようにするとドラムの胴の穴を通して空気
がドラム内外に流通し、この空気がドラムに巻かれたケ
ーブルの隙間を通過するので、ケーブルが内層部まで効
率よく冷却されることになる。また空気吸い込み又は送
り込み装置を可搬型にしておくと、ストックヤードに置
かれている電力ケーブルを巻いたドラムを移動させるこ
となく次々に冷却処理をすることができ、便利である。
がドラム内外に流通し、この空気がドラムに巻かれたケ
ーブルの隙間を通過するので、ケーブルが内層部まで効
率よく冷却されることになる。また空気吸い込み又は送
り込み装置を可搬型にしておくと、ストックヤードに置
かれている電力ケーブルを巻いたドラムを移動させるこ
となく次々に冷却処理をすることができ、便利である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す。図におい
て1はドラム、2はドラム1に巻かれた架橋ポリエチレ
ン絶縁電力ケーブルである。架橋ポリエチレン絶縁電力
ケーブル2は、架橋後、ドラム1に巻き取られ、この状
態で加熱されてガス抜き処理が行われる。
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す。図におい
て1はドラム、2はドラム1に巻かれた架橋ポリエチレ
ン絶縁電力ケーブルである。架橋ポリエチレン絶縁電力
ケーブル2は、架橋後、ドラム1に巻き取られ、この状
態で加熱されてガス抜き処理が行われる。
【0008】 この加熱ガス抜き処理をした後の冷却を
効率よく行うため、本発明では、特殊なドラムを使用す
る。このドラム1は、胴3に多数の穴4があけられ、胴
3の両端が封止部材5によって塞がれ、かつその封止部
材5に通気口6が設けられているものである。この通気
口6に一端が空気吸い込み装置7に接続されたホース8
の他端を接続し、その空気吸い込み装置7を駆動してド
ラム3から空気を吸い込むのである。
効率よく行うため、本発明では、特殊なドラムを使用す
る。このドラム1は、胴3に多数の穴4があけられ、胴
3の両端が封止部材5によって塞がれ、かつその封止部
材5に通気口6が設けられているものである。この通気
口6に一端が空気吸い込み装置7に接続されたホース8
の他端を接続し、その空気吸い込み装置7を駆動してド
ラム3から空気を吸い込むのである。
【0009】するとドラム1の胴3内が減圧され、外部
の空気がケーブル2の隙間を通り、胴3の穴4を通って
胴3内に入るという空気の流れが生じ、ケーブル2が内
層部まで外気に触れ、効率よく冷却が行えることにな
る。空気吸い込み装置7は台車9に載置されており、一
つのドラムの冷却が終わると、ドラムからホースを外
し、台車を移動させて、次のドラムの冷却に簡単に移れ
るようになっている。
の空気がケーブル2の隙間を通り、胴3の穴4を通って
胴3内に入るという空気の流れが生じ、ケーブル2が内
層部まで外気に触れ、効率よく冷却が行えることにな
る。空気吸い込み装置7は台車9に載置されており、一
つのドラムの冷却が終わると、ドラムからホースを外
し、台車を移動させて、次のドラムの冷却に簡単に移れ
るようになっている。
【0010】なお通気口6はドラム1の両側に設けられ
ており、使用しない通気口6は蓋10をしてある。通気口
は通気専用のものとして形成してもよいが、ドラムの中
心に設けられる軸穴を通気口として兼用することもでき
る。また封止部材5はドラム1の鍔11と一体のものとし
て形成することもできる。また上記実施例では空気吸い
込み装置を使用した例を説明したが、空気吸い込み装置
の代わりに空気送り込み装置を使用することもできる。
この場合は、空気の流れが上記実施例と逆になるだけ
で、冷却効率は実質的に同じである。
ており、使用しない通気口6は蓋10をしてある。通気口
は通気専用のものとして形成してもよいが、ドラムの中
心に設けられる軸穴を通気口として兼用することもでき
る。また封止部材5はドラム1の鍔11と一体のものとし
て形成することもできる。また上記実施例では空気吸い
込み装置を使用した例を説明したが、空気吸い込み装置
の代わりに空気送り込み装置を使用することもできる。
この場合は、空気の流れが上記実施例と逆になるだけ
で、冷却効率は実質的に同じである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ド
ラムの胴の両端が封止部材によって塞がれていて、その
封止部材に設けられた通気口から吸引された又は送り込
まれた空気が全量、ドラムの胴にあけられた多数の穴を
通ってドラムに巻かれたケーブルの隙間を通過するの
で、ケーブルが内層部まで効率よく冷却され、ドラムに
巻かれた電力ケーブルを短時間で常温近くまで冷却する
ことができ、電力ケーブルの生産効率を高めることがで
きる。また空気吸い込み又は送り込み装置に接続された
ホースの他端はドラムの通気口に取外し可能に接続され
るようになっているので、1台の空気吸い込み又は送り
込み装置で、多数のドラム巻き電力ケーブルを順次冷却
することができ、設備費を低減できる。
ラムの胴の両端が封止部材によって塞がれていて、その
封止部材に設けられた通気口から吸引された又は送り込
まれた空気が全量、ドラムの胴にあけられた多数の穴を
通ってドラムに巻かれたケーブルの隙間を通過するの
で、ケーブルが内層部まで効率よく冷却され、ドラムに
巻かれた電力ケーブルを短時間で常温近くまで冷却する
ことができ、電力ケーブルの生産効率を高めることがで
きる。また空気吸い込み又は送り込み装置に接続された
ホースの他端はドラムの通気口に取外し可能に接続され
るようになっているので、1台の空気吸い込み又は送り
込み装置で、多数のドラム巻き電力ケーブルを順次冷却
することができ、設備費を低減できる。
【図1】 本発明の一実施例に係るドラム巻き電力ケー
ブルの強制冷却方法を示す説明図。
ブルの強制冷却方法を示す説明図。
1:ドラム 2:架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル
3:胴 4:穴5:封止部材 6:通気口
7:空気吸い込み装置 8:ホース9:台車 10:
蓋
3:胴 4:穴5:封止部材 6:通気口
7:空気吸い込み装置 8:ホース9:台車 10:
蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:24 B29L 31:34 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 35/16 H01B 13/14 B65H 55/00 B65H 75/00 - 75/50
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁体架橋後のガス抜きのためドラムに巻
いた状態で加熱された電力ケーブルをドラムに巻いたま
ま冷却する方法において、前記ドラムとして、胴に多数
の穴があけられ、胴の両端が封止部材によって塞がれ、
かつその封止部材に通気口が設けられたドラムを用い、
前記通気口に一端が空気吸い込み又は送り込み装置に接
続されたホースの他端を取外し可能に接続し、その空気
吸い込み又は送り込み装置を駆動してドラムから空気を
吸い込むかドラムに空気を送り込むことを特徴とするド
ラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5374291A JP2910941B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ドラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5374291A JP2910941B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ドラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04272811A JPH04272811A (ja) | 1992-09-29 |
| JP2910941B2 true JP2910941B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=12951272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5374291A Expired - Lifetime JP2910941B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ドラム巻き電力ケーブルの強制冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2910941B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6427696B1 (ja) * | 2018-01-18 | 2018-11-21 | 株式会社フジクラ | ケーブルドラム |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4598448B2 (ja) * | 2004-07-07 | 2010-12-15 | オリンパス株式会社 | 内視鏡装置 |
| JP2019156241A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 株式会社フカデン | リール装置及び飛行体システム |
| CN113772488B (zh) * | 2021-08-18 | 2023-05-12 | 宁波易天地信远密封技术有限公司 | 一种密封制品的生产工艺及其生产设备 |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP5374291A patent/JP2910941B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6427696B1 (ja) * | 2018-01-18 | 2018-11-21 | 株式会社フジクラ | ケーブルドラム |
| WO2019142874A1 (en) | 2018-01-18 | 2019-07-25 | Fujikura Ltd. | Cable drum |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04272811A (ja) | 1992-09-29 |
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