JPH04271206A - 搬送システムのブレーキ装置 - Google Patents

搬送システムのブレーキ装置

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Publication number
JPH04271206A
JPH04271206A JP3056012A JP5601291A JPH04271206A JP H04271206 A JPH04271206 A JP H04271206A JP 3056012 A JP3056012 A JP 3056012A JP 5601291 A JP5601291 A JP 5601291A JP H04271206 A JPH04271206 A JP H04271206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truck
brake mechanism
brake
stop position
braked
Prior art date
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Pending
Application number
JP3056012A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishida
剛 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP3056012A priority Critical patent/JPH04271206A/ja
Publication of JPH04271206A publication Critical patent/JPH04271206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリニアモータに
より駆動される台車を磁石によって制動するブレーキ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばクリーンルーム内において
半導体のウェハ等を搬送するシステムとして、台車をリ
ニアモータにより駆動するものが知られている。このよ
うな搬送システムにおいて、台車を制動するため、停止
位置には電磁石から成る磁力ブレーキ機構が設けられ、
台車の荷台等の左右の端部にはこの電磁石に吸引される
被制動部が形成される。磁力ブレーキ機構は、被制動部
の下面に対応した位置に配設され、台車が近接すると励
磁されて吸引力を発揮し、被制動部を吸引して台車を制
動する。すなわち、電磁石の作用面と被制動部の被作用
面とは、それぞれ水平であって停止位置において相互に
対向し、作用面と被作用面の間に作用する吸引力により
、台車は制動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のブレ
ーキ機構においては、電磁石の作用面と被制動部の被作
用面がそれぞれ水平面であるので、制動時、電磁石によ
って発生するブレーキ力は、被制動部すなわち台車を垂
直下方に吸引するだけであり、台車を正確に所定の停止
位置に停止させることは困難である。本発明の目的は、
台車を正確に所定の停止位置に停止させることができる
ブレーキ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る搬送システ
ムのブレーキ装置は、停止位置に設けられ、台車に対し
てブレーキ力を付与するための磁石を有する磁力ブレー
キ機構と、台車に形成され、磁力ブレーキ機構のブレー
キ力を受ける被制動部とを備え、磁力ブレーキ機構の磁
石の作用面と上記被制動部の被作用面とが、水平面に対
して傾斜するとともに停止位置において相互に対向する
ことを特徴としている。
【0005】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は、本発明の第1の実施例に係るブレーキ装置を備え
た搬送システムの案内レール10の内部を透視して示す
ものであり、この図において、本発明と直接関係のない
部材については図示を省略されている。
【0006】案内レール10は、基台11と、この基台
11の両側部から立ち上がる側壁12と、各側壁12の
上端に連設された水平壁13とを有する。各水平壁13
の間には、案内レール10の長手方向に延びるスリット
14が形成される。各側壁12の内壁面には、それぞれ
車輪支持部15が突設される。車輪支持部15は案内レ
ール10の長手方向に延び、図示しない台車の車輪を支
持する。なお、案内レール10の下面には、種々の配線
を収容するためのダクトカバー16が設けられる。
【0007】基台11の上面には、所定間隔毎にリニア
モータの固定子17が配設され、図示しない台車には、
固定子17と協働する走行子が設けられる。周知のよう
に、台車は、固定子17と走行子の間に発生する吸引力
または反発力を推力として走行する。台車の停止位置に
おいて、固定子17の前方および後方には、それぞれ一
対の磁力ブレーキ機構20、30が設けられる。停止位
置の手前においては、固定子17と走行子の間に発生す
る吸引力または反発力がブレーキ力として台車に作用し
、台車が減速して微速状態となると、停止位置において
、磁力ブレーキ機構20、30が発生する吸引力により
制動されて停止する。
【0008】図2は、案内レール10と台車40を示す
。この図において、台車40の支持部材41には、車輪
42が回転自在に支持され、車輪42は案内レール10
の車輪支持部15によって支持される。連結棒43は支
持部材41から上方に突出し、案内レール10のスリッ
ト14を通って延び、連結棒43の上端部には荷台44
が固定される。一方支持部材41の下端部には、リニア
モータの走行子45である二次導体が設けられる。走行
子45は例えばアルミニウムから成る平板であり、台車
40の運転時、固定子17の上面に沿って走行する。 走行子45の左右の両端には、鉄片等から成る被制動部
46がそれぞれ連設される。車輪42の前後には、想像
線で示すようにガイドローラ48が設けられる。ガイド
ローラ48は案内レール10の垂直内壁面19に案内さ
れ、通常の走行状態においてガイドローラ48と垂直内
壁面19との間には例えば0.5mmのクリアランスが
形成される。
【0009】図3は、磁力ブレーキ機構20と台車40
の被制動部46との位置関係を示すものである。この図
において、一対の磁力ブレーキ機構20が示されている
が、他の一対の磁力ブレーキ機構30(図1)も同様な
構成を有する。各磁力ブレーキ機構20は電磁石から成
り、それぞれコイル21と、このコイル21の軸心部か
ら突出する鉄心22とを有する。各鉄心22の上端部に
は、制動部材23が連結される。各制動部材23には、
水平面に対して傾斜する作用面24が形成される。各制
動部材23の作用面24は、台車40に対して内側が低
くなるように傾斜しており、すなわち相互に反対方向に
傾斜する。台車40の被制動部46の外側に形成された
被作用面47は、停止位置において作用面24に対向す
るよう、水平面に対して傾斜し、斜め下方を向いている
【0010】制動部材23は、コイル21に電流を流し
た時、鉄心22を介して吸引力すなわちブレーキ力を発
生し、被制動部46を水平面に対して傾斜した方向に吸
引する。したがって各被制動部46は、それぞれ制動部
材23によって斜め下方に吸引され、これにより台車4
0は制動されて停止する。停止後、一対の磁力ブレーキ
機構20のうち、一方のブレーキ機構20のコイル21
に対する電力供給が停止され、このブレーキ機構20の
制動部材23の吸引力が消滅する。この結果、台車40
は他方の磁力ブレーキ機構20のみにより吸引されるこ
ととなり、その制動部材23から受ける吸引力の水平方
向の成分により、水平方向に吸引される。これにより、
台車40の一方のガイドローラ48(図2)が案内レー
ル10の垂直内壁面19(図2)に当接し、台車40は
所定の停止位置に位置決めされる。なお、台車40の停
止後に消磁されるブレーキ機構20は、台車40の左右
のいずれのものでもよく、目的に応じて適当な方が選定
される。
【0011】以上のように本実施例では、台車40の停
止後、走行子45の左右の端部に設けられた各被制動部
46がブレーキ機構20、30によって水平方向を向く
吸引力を受け、台車40は、一方のガイドローラ48が
案内レール10に係合するように水平方向に変位せしめ
られる。これにより台車40は停止位置に固定され、前
後方向への変位が防止されることとなり、台車40の位
置決めが高精度に行われる。
【0012】図4は、本発明の第2の実施例を示すもの
である。この実施例では、制動部材23の作用面24は
、台車40に対して外側が低くなるように傾斜しており
、台車40の被作用面47は、停止位置において作用面
24に対向するよう、水平面に対して傾斜する。
【0013】なお制動部材23は、上記各実施例におい
ては電磁石であったが、永久磁石によって構成すること
も可能であり、この場合、制動部材23は、台車40に
対するブレーキ力を発生あるいは消滅させるため、昇降
駆動されることが必要である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、台車は水
平方向に吸引されて停止するので、台車の停止位置にお
ける位置決めを高精度に行うことができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るブレーキ装置を備
えた搬送システムの案内レールの内部を透視して示す図
である。
【図2】案内レールと台車を示す断面図である。
【図3】第1の実施例に係る磁力ブレーキ機構と台車を
示す正面図である。
【図4】第2の実施例に係る磁力ブレーキ機構と台車を
示す正面図である。
【符号の説明】
20、30  磁力ブレーキ機構 23  制動部材 24  作用面 40  台車 46  被制動部 47  被作用面 48  ガイドローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガイドローラが案内レールにより案内
    されて走行する台車を有する搬送システムであって、停
    止位置に設けられ、上記台車に対してブレーキ力を付与
    するための磁石を有する磁力ブレーキ機構と、上記台車
    に形成され、上記磁力ブレーキ機構のブレーキ力を受け
    る被制動部とを備え、上記磁力ブレーキ機構の磁石の作
    用面と上記被制動部の被作用面とは、水平面に対して傾
    斜するとともに停止位置において相互に対向することを
    特徴とする搬送システムのブレーキ装置。
JP3056012A 1991-02-26 1991-02-26 搬送システムのブレーキ装置 Pending JPH04271206A (ja)

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JP3056012A JPH04271206A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 搬送システムのブレーキ装置

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JP3056012A JPH04271206A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 搬送システムのブレーキ装置

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JPH04271206A true JPH04271206A (ja) 1992-09-28

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JP3056012A Pending JPH04271206A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 搬送システムのブレーキ装置

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