JP2655335B2 - 直動案内リニアモータ駆動テーブル - Google Patents
直動案内リニアモータ駆動テーブルInfo
- Publication number
- JP2655335B2 JP2655335B2 JP63262936A JP26293688A JP2655335B2 JP 2655335 B2 JP2655335 B2 JP 2655335B2 JP 63262936 A JP63262936 A JP 63262936A JP 26293688 A JP26293688 A JP 26293688A JP 2655335 B2 JP2655335 B2 JP 2655335B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear
- linear motor
- linear motion
- motor drive
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q5/00—Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
- B23Q5/22—Feeding members carrying tools or work
- B23Q5/28—Electric drives
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば、工作機械におけるテーブルのよう
な、直線運動用ベアリングを直動案内にして、リニアモ
ータにより移動するテーブルに関する。
な、直線運動用ベアリングを直動案内にして、リニアモ
ータにより移動するテーブルに関する。
従来技術及びその課題 工作機械のテーブル等の摺動部に、従来の滑り案内に
替わって転動体を使用した直線運動用ベアリングの使用
が増加しているが、この場合、テーブルの駆動方法とし
ては、いわゆるボールねじ機構が用いられるのが普通で
ある。しかしながら、このボールねじ機構は、モータの
回転運動をテーブルの直線運動に機械的に変換するもの
であるから、高速化には限界がある。そこで、この限界
を破るものとして、直接駆動方式であるリニアモータ駆
動方式が注目されている。
替わって転動体を使用した直線運動用ベアリングの使用
が増加しているが、この場合、テーブルの駆動方法とし
ては、いわゆるボールねじ機構が用いられるのが普通で
ある。しかしながら、このボールねじ機構は、モータの
回転運動をテーブルの直線運動に機械的に変換するもの
であるから、高速化には限界がある。そこで、この限界
を破るものとして、直接駆動方式であるリニアモータ駆
動方式が注目されている。
そのような装置の一例として、直線運動用ベアリング
自体にリニアモータを具えた特開昭60−226762号公報に
記載の発明がある。
自体にリニアモータを具えた特開昭60−226762号公報に
記載の発明がある。
この直線運動用ベアリングは、軌道台とベアリング本
体の対向面にリニアモータを取付け、ベアリング本体に
リニアモータの駆動力を直接作用させる構造になってい
る。
体の対向面にリニアモータを取付け、ベアリング本体に
リニアモータの駆動力を直接作用させる構造になってい
る。
このため、前記対向面に加工を施さなければならず、
市販品の直線運動用ベアリングをそのまま使用すること
はできない。
市販品の直線運動用ベアリングをそのまま使用すること
はできない。
そこで、直線運動用ベアリングに関係なくリニアモー
タを取り付けることが考えられるが、単純にリニアモー
タを設けただけでは、一次側と二次側との間に吸引力が
作用するため、これが負荷となる問題がある。
タを取り付けることが考えられるが、単純にリニアモー
タを設けただけでは、一次側と二次側との間に吸引力が
作用するため、これが負荷となる問題がある。
課題を解決するための手段 本発明は、固定部材に対して直線運動用ベアリングに
よって直動案内されるテーブルと前記固定部材との間の
空間に、前記テーブルの移動方向に対して直角に取った
断面が略々E字形の固定子と前記E字の空間部に入り込
むコ字形の電機子を前記E字形とコ字形の位置関係を維
持したまま相対移動が生じるように配置したリニアモー
タを設けた構成によって前記課題を解決した。
よって直動案内されるテーブルと前記固定部材との間の
空間に、前記テーブルの移動方向に対して直角に取った
断面が略々E字形の固定子と前記E字の空間部に入り込
むコ字形の電機子を前記E字形とコ字形の位置関係を維
持したまま相対移動が生じるように配置したリニアモー
タを設けた構成によって前記課題を解決した。
作用 本発明によれば、リニアモータは、固定部材とテーブ
ル及び直線運動ベアリングを設置した残りの余裕のある
空間に設けることができる。
ル及び直線運動ベアリングを設置した残りの余裕のある
空間に設けることができる。
そして、E字形の部材とコ字形の部材を組合せたリニ
アモータは、比較的高さが低い空間を有効に利用できる
とともに、大きな推力を生じさせることができ、しかも
吸引力が負荷となることがない。
アモータは、比較的高さが低い空間を有効に利用できる
とともに、大きな推力を生じさせることができ、しかも
吸引力が負荷となることがない。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による直動案内リニアモータ駆動テー
ブル10の全体斜視図で、ベース(固定部材)11は、工作
機械等に固定設置されるものである。
ブル10の全体斜視図で、ベース(固定部材)11は、工作
機械等に固定設置されるものである。
ベース(第2図)11の両側には、一対の直線運動用ベ
アリング12,12が設置されている。この直線運動用ベア
リング12はいずれも、ベース11に取付けられた長尺の軌
道台13と、この軌道台13を跨いでボール14を介して直線
運動をするベアリング本体15とで構成されている。
アリング12,12が設置されている。この直線運動用ベア
リング12はいずれも、ベース11に取付けられた長尺の軌
道台13と、この軌道台13を跨いでボール14を介して直線
運動をするベアリング本体15とで構成されている。
一対のベアリング本体15,15には、スペーサ16,16を介
在してテーブル17が渡すように取り付けてある。テーブ
ル17には被加工物Wを取り付けることができるようにな
っている。
在してテーブル17が渡すように取り付けてある。テーブ
ル17には被加工物Wを取り付けることができるようにな
っている。
ベース11とテーブル17の対向面の中央の空間18にはリ
ニアモータ20が設置されている。
ニアモータ20が設置されている。
リニアモータ20は、マグネット21a及び磁性体21bが取
り付けられ・・・断面が略々E字状をしてベース11に設
置された固定子21(E字形部材)と、コイルからなり前
記固定子21のE字の空間部に入り込むように断面が略々
コ字状をしてテーブル17側に取り付けられた電機子22
(コ字形部材)とで構成されている。
り付けられ・・・断面が略々E字状をしてベース11に設
置された固定子21(E字形部材)と、コイルからなり前
記固定子21のE字の空間部に入り込むように断面が略々
コ字状をしてテーブル17側に取り付けられた電機子22
(コ字形部材)とで構成されている。
テーブル17と一体で、電機子22を支持している支持片
23には、テーブル17の送り量と速度を検出するリニアエ
ンコーダ24が取り付けてある。なお、このリニアエンコ
ーダには、周知のとおり、電気式、磁気式、光学式等各
種のものがある。
23には、テーブル17の送り量と速度を検出するリニアエ
ンコーダ24が取り付けてある。なお、このリニアエンコ
ーダには、周知のとおり、電気式、磁気式、光学式等各
種のものがある。
このリニアエンコーダ24と右側(第2図の右側)の直
線運動用ベアリング12の間には、前記電機子22の電源供
給用ケーブル25,25とケーブルトラック26が設けてあ
る。
線運動用ベアリング12の間には、前記電機子22の電源供
給用ケーブル25,25とケーブルトラック26が設けてあ
る。
次に動作を説明する。
電源供給用ケーブル25から、電機子22に電源が供給さ
れると、固定子21と電機子22の間に推力が生じ、テーブ
ル17が一対の直線運動用ベアリング12,12を案内にし
て、第2図の紙面に対し直角の方向に直線往復移動す
る。そして、テーブル17の移動量、速度は前記リニアエ
ンコーダを検知部として周知の方法で制御される。
れると、固定子21と電機子22の間に推力が生じ、テーブ
ル17が一対の直線運動用ベアリング12,12を案内にし
て、第2図の紙面に対し直角の方向に直線往復移動す
る。そして、テーブル17の移動量、速度は前記リニアエ
ンコーダを検知部として周知の方法で制御される。
以上の実施例では、テーブル17は一対の直線運動用ベ
アリング12,12によって案内されているが、第3図の直
動案内リニアモータ駆動テーブル30のように、1つの直
線運動用ベアリング32をベース11とテーブル17の略々中
央に設置し、その左側のベース11とテーブル17との対向
面間の空間38に、リニアモータ40を設置し、右側にリニ
アエンコーダ44と、電源供給用ケーブル45と、ケーブル
トラック46を設けてもよい。この場合も、ベース11に設
けた固定子41と、支持片43を介してテーブル17に設けた
電機子42との間に生じる推力により、直線運動用ベアリ
ング32の軌道台33を案内してベアリング本体35が移動
し、テーブル17は第3図の紙面に対し直角の方向に直線
往復移動させられる。この構成では、直線運動用ベアリ
ングは1つでよいから、低コストになる。
アリング12,12によって案内されているが、第3図の直
動案内リニアモータ駆動テーブル30のように、1つの直
線運動用ベアリング32をベース11とテーブル17の略々中
央に設置し、その左側のベース11とテーブル17との対向
面間の空間38に、リニアモータ40を設置し、右側にリニ
アエンコーダ44と、電源供給用ケーブル45と、ケーブル
トラック46を設けてもよい。この場合も、ベース11に設
けた固定子41と、支持片43を介してテーブル17に設けた
電機子42との間に生じる推力により、直線運動用ベアリ
ング32の軌道台33を案内してベアリング本体35が移動
し、テーブル17は第3図の紙面に対し直角の方向に直線
往復移動させられる。この構成では、直線運動用ベアリ
ングは1つでよいから、低コストになる。
以上の実施例によると、リニアモータを直線運動用ベ
アリングとは関係なく自由な位置に、しかも、ベースと
テーブルとの比較的大きい空間を利用して設置できるの
で、設計の自由度が増す。
アリングとは関係なく自由な位置に、しかも、ベースと
テーブルとの比較的大きい空間を利用して設置できるの
で、設計の自由度が増す。
また、第2図のように、リニアモータをベースとテー
ブルの幅方向の中央に設置すると、テーブルの走行の安
定性が増す。
ブルの幅方向の中央に設置すると、テーブルの走行の安
定性が増す。
なお、以上の実施例では、テーブルを工作機械のテー
ブルとして説明した。そして、本発明は、最近、特に高
速化が要望されているプレス機械類のテーブルとして特
に好適である。しかし、本発明は、このような使用例に
限定されるものでなく、例えば、搬送物を搬送する搬送
装置のテーブル等にも使用できるものである。
ブルとして説明した。そして、本発明は、最近、特に高
速化が要望されているプレス機械類のテーブルとして特
に好適である。しかし、本発明は、このような使用例に
限定されるものでなく、例えば、搬送物を搬送する搬送
装置のテーブル等にも使用できるものである。
発明の効果 本発明によれば、リニアモータは、固定部材とテーブ
ル及び直線運動ベアリングを設置した残りの余裕のある
空間に設けることができるから、設計の自由度が増す。
ル及び直線運動ベアリングを設置した残りの余裕のある
空間に設けることができるから、設計の自由度が増す。
そして、E字形の部材とコ字形の部材を組合せたリニ
アモータは、比較的高さが低い空間を有効に利用できる
とともに、大きな推力を生じさせることができ、しかも
吸引力が負荷となることがない。
アモータは、比較的高さが低い空間を有効に利用できる
とともに、大きな推力を生じさせることができ、しかも
吸引力が負荷となることがない。
第1図は本発明の直動案内リニアモータ駆動テーブルの
概略全体斜視図、第2図は一部分を断面にした第1図の
正面図、第3図は他の実施例で、第2図に相当する図で
ある。 10,30……直動案内リニアモータ駆動テーブル 11……ベース(固定部材) 12,32……直線運動用ベアリング 17……テーブル 18,38……空間 20,40……リニアモータ 21……E字形部材 22……コ字形部材
概略全体斜視図、第2図は一部分を断面にした第1図の
正面図、第3図は他の実施例で、第2図に相当する図で
ある。 10,30……直動案内リニアモータ駆動テーブル 11……ベース(固定部材) 12,32……直線運動用ベアリング 17……テーブル 18,38……空間 20,40……リニアモータ 21……E字形部材 22……コ字形部材
Claims (1)
- 【請求項1】固定部材に対して直線運動用ベアリングに
よって直動案内されるテーブルと前記固定部材との間の
空間に、前記テーブルの移動方向に対して直角に取った
断面が略々E字形の固定子と前記E字の空間部に入り込
むコ字形の電機子を前記E字形とコ字形の位置関係を維
持したまま相対移動が生じるように配置したリニアモー
タを設けたことを特徴とする、 直動案内リニアモータ駆動テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63262936A JP2655335B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 直動案内リニアモータ駆動テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63262936A JP2655335B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 直動案内リニアモータ駆動テーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109648A JPH02109648A (ja) | 1990-04-23 |
JP2655335B2 true JP2655335B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=17382634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63262936A Expired - Lifetime JP2655335B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 直動案内リニアモータ駆動テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2655335B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106346292A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-01-25 | 苏州新代数控设备有限公司 | 一种运动模组端的刀具驱动装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100708006B1 (ko) | 2005-07-06 | 2007-04-16 | 주식회사 알파로보틱스 | 리니어모터 가이드 장치 |
CN101002374B (zh) * | 2004-08-09 | 2010-05-05 | 株式会社阿尔法机器人技术 | 线性电动机引导装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0511944Y2 (ja) * | 1984-12-05 | 1993-03-25 | ||
JPH0673788B2 (ja) * | 1985-10-14 | 1994-09-21 | 株式会社アマダ | 工作機械のテ−ブル駆動用リニアモ−タ |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP63262936A patent/JP2655335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106346292A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-01-25 | 苏州新代数控设备有限公司 | 一种运动模组端的刀具驱动装置 |
CN106346292B (zh) * | 2016-10-17 | 2019-09-10 | 新代科技(苏州)有限公司 | 一种运动模组端的刀具驱动装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02109648A (ja) | 1990-04-23 |
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