JPH04270655A - 積層二軸延伸フィルムおよびその製造方法 - Google Patents

積層二軸延伸フィルムおよびその製造方法

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JPH04270655A
JPH04270655A JP3031119A JP3111991A JPH04270655A JP H04270655 A JPH04270655 A JP H04270655A JP 3031119 A JP3031119 A JP 3031119A JP 3111991 A JP3111991 A JP 3111991A JP H04270655 A JPH04270655 A JP H04270655A
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polymer
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Kazuhisa Miyashita
宮下 和久
Masashi Hasegawa
長谷川 雅士
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Mitsubishi Kasei Polytec Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素ガスバリヤ性、耐
屈曲ピンホール性等の機械的強度に優れ、また、加熱殺
菌可能な食品、医療品、および薬品等の包装用フイルム
に適する積層二軸延伸フイルムおよびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリアミド系重合体の未配向
フイルムまたは延伸フイルムは、単独で、または、他の
フイルムと積層して、種々の包装材料として利用されて
きている。しかしながら、普通に利用されている脂肪族
ポリアミド重合体よりなるフイルムは、引っ張り強度、
耐屈曲ピンホール性等の機械的性質においては優れてい
るが、酸素ガスバリヤ性においては充分でないという欠
点がある。そこで、このフイルムに酸素ガスバリヤ性を
付与するために、このフイルムの表面に塩化ビニリデン
系重合体ラテックスをコートして、酸素ガスバリヤ性の
優れた被膜を形成する手法が提案され、実用化されてい
る。
【0003】しかし、この塩化ビニリデン系重合体ラテ
ックスをコートしたフイルムは、熱水処理をすると白濁
してしまうという欠点があり、さらに焼却処分時に、塩
素を含んだ化合物が発生し、環境汚染等の原因にもなっ
ていた。他方、酸素ガスバリヤ性が良好なフイルムとし
て、m−または/およびp−キシリレンジアミンと炭素
数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリ
アミド構成単位を主成分とする芳香族ポリアミド重合体
を原料としたものが提案されている。このフイルムは、
透明性、耐油性においては優れているが、耐屈曲ピンホ
ール性に劣っているために、その用途には制限があった
【0004】上記双方のポリアミド系重合体の利点、す
なわち引っ張り強度、耐屈曲ピンホール性、および酸素
ガスバリヤ性に優れているという性質を併せて具備した
フイルムを得るために、2種類のポリアミド系重合体を
別々に溶融押出して、インフレーション法により積層二
軸延伸フイルムを製造する方法が提案されている(特開
昭57ー51427号公報参照)。
【0005】本発明者等の実験によれば、ポリアミド系
重合体の積層フイルムは、積層フイルムを構成するポリ
アミド系重合体の種類、厚さ、延伸条件(温度、延伸倍
率)、熱処理条件等の組み合わせにより、性質の異なっ
たものになることが判っているが、上記、特開昭57ー
51427号公報には、例えば、熱収縮性積層二軸延伸
フイルムを得るには、どのような条件を選べばよいかに
ついては、開示されていない。
【0006】また、種類の異なるポリアミド系重合体を
原料とし、積層フイルムを製造する場合には、異なるポ
リアミド系重合体の混合物が生成する。例えば、積層フ
イルムの製造をスタートしてから、規格内の製品が得ら
れる定常状態に達するまでの間に、規格外のフイルムが
できたり、定常状態に達してからでも、耳トリムができ
たりする。これら規格外フイルム、耳トリムは、異なる
ポリアミド系重合体の混合物であるので、バージン原料
のようには使用できない。しかし、これらをスクラップ
として廃棄すると、原料歩止まりが低下して、製品コス
トが上昇するという問題があるが、特開昭57ー514
27号公報には、これらの規格外フイルム、耳トリム等
の再利用については開示されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、次のような
技術的課題を解決するものである。 1.種類の異なる2種類のポリアミド系重合体よりなる
積層二軸延伸フイルムであって、優れた酸素ガスバリヤ
性と耐屈曲ピンホール性とを兼ね備えたフイルムを提供
する。
【0008】2.種類の異なる2種類のポリアミド系重
合体よりなる積層二軸延伸フイルムに、上記性質を発揮
させるに最適なフイルム自体の構成、厚さ、最適なフイ
ルムを製造するための延伸条件、熱処理条件等を提供す
る。
【0009】3.種類の異なる2種類のポリアミド系重
合体を原料とし積層二軸延伸フイルムを製造する際に生
成する、規格外フイルムや耳トリム等のスクラップの原
料ポリアミド系重合体の混合物を有効に活用する方法を
提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる問
題点を解決するため鋭意検討を重ねた結果、本発明を完
成するに至ったものである。しかして本発明の要旨とす
るところは、m−または/およびp−キシリレンジアミ
ンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とから
なるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上含
有する芳香族ポリアミド重合体(A)よりなる(a)層
、脂肪族ポリアミド重合体(B)よりなる(b)層、こ
れら重合体(A)と重合体(B)との混合物(C)より
なる(c)層の少なくとも3種類の層を含む構造であり
、フイルム全体の厚さをTt、重合体(A)よりなる(
a)層の合計厚さをTa、重合体(B)よりなる(b)
層の合計厚さをTb、混合物(C)よりなる(c)層の
合計厚さをTc、(c)層を構成する混合物中の重合体
(B)の割合をRc(重量%)としたときに、次の(I
)式ないし(IV)式、すなわち
【0011】 10μ≦Tt≦30μ               
     (I)Ta≧0.2Tt         
               (II)Tb+Tc・
Rc/100≧0.3Tt    (III)Tc≦0
.5Tt                     
   (IV)
【0012】の各式をすべて満たしてい
ることを特徴とし、そしてこの積層二軸延伸フイルムは
、m−または/およびp−キシリレンジアミンと炭素数
6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリア
ミド構成単位を分子鎖中に70モル%以上含有する芳香
族ポリアミド重合体(A)、脂肪族ポリアミド重合体(
B)、これら重合体(A)と重合体(B)との混合物(
C)よりなる3種類の重合体を、別々に溶融押出して、
少なくとも3層以上の実質的に未配向の環状積層フイル
ムとし、この環状積層フイルムを同時二軸延伸する際に
、まず、55〜110℃の温度範囲で、縦横それぞれ2
.5〜5倍に延伸を行い、ついで、この延伸フイルムを
、次の(V)式、すなわち
【0013】 Bmp−100≦T≦Bmp−5          
  (V)(ただし(V)式中、Tは熱処理温度(℃)
、Bmpは重合体(B)の融点(℃)を、それぞれ意味
する。)で示される温度範囲で2秒以上熱処理する方法
によって製造することに存する。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
係る積層二軸延伸フイルムは、2種類のポリアミド系重
合体を原料とする。原料重合体の1種は、m−または/
およびp−キシリレンジアミンと炭素数6〜12のα,
ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構成単位を
分子鎖中に70モル%以上含有する重合体(以下「重合
体(A)」という。)である。この重合体(A)の具体
例としては、ポリメタキシリレンアジパミド、ポリメタ
キシリレンピメラミド、ポリメタキシリレンアゼラミド
、ポリパラキシリレンアゼラミド、ポリパラキシリレン
デカナミドのような単独重合体、メタキシリレン/パラ
キシリレンアジパミド共重合体、メタキシリレン/パラ
キシリレンピメラミド共重合体、メタキシリレン/パラ
キシリレンアゼラミド共重合体、メタキシリレン/パラ
キシリレンセパカミド共重合体のような共重合体が挙げ
られる。このほか、m−または/およびp−キシリレン
ジアミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸
とからなるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%
以上含有し、この成分と他のポリアミド構成成分とから
なる共重合体が挙げられる。
【0015】他のポリアミド構成成分としては、ジアミ
ン成分、ジカルボン酸成分およびその他の成分が挙げら
れる。ジアミン成分の具体例には、ヘキサメチレンジア
ミン、2,2,4ートリメチルヘキサメチレンジアミン
のような脂肪族ジアミン、ピペラジンビスプロピルアミ
ン、ネオペンチルグリコールビスプロピルアミンのよう
な異節環または異原子含有ジアミン等があり、また、ジ
カルボン酸成分の具体例には、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸のような芳香族ジカルボン酸、1,
4ーシクロヘキサンジガルボン酸のような環状脂肪族ジ
カルボン酸等があり、他の成分には、εーカプロラクタ
ムのようなラクタム、εーアミノカルボン酸のようなω
ーアミノカルボン酸等がある。
【0016】また、重合体(A)は、これと相溶性のあ
る重合体(D)を20重量%の範囲まで含有させてもよ
い。重合体(A)と相溶性のある重合体(D)としては
、上に例示されていないポリアミド系重合体や他の熱可
塑性樹脂が挙げられる。重合体(A)は、m−または/
およびp−キシリレンジアミンと炭素数6〜12のα,
ω脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミド構成単位を
分子鎖中に70モル%以上でなければならない。この範
囲外の場合には、最終的に得られる積層二軸延伸フイル
ムに付与しようとする酸素ガスバリヤ性の目標値(温度
25℃、相対湿度65%条件下で15cc/m2・24
H・atm以下)に達せず、好ましくない。また、重合
体(A)に重合体(D)を含有させる場合の重合体(D
)の量が20重量%を越えた場合にも、同様の理由で、
好ましくない。原料重合体の他の1種は、脂肪族ポリア
ミド重合体(以下「重合体(B)」という。)である。 この重合体(B)の具体例としては、εーカプロラクタ
ムの単独重合体、また、εーカプロラクタムを主成分と
し、これと共重合可能な化合物2〜10モル%とからな
る共重合体が挙げられる。
【0017】εーカプロラクタムと共重合可能な化合物
としては、脂肪族または芳香族ジアミン類と、脂肪族ま
たは芳香族ジカルボン酸類とのナイロン塩が挙げられる
。ジアミン類の具体例としては、エチレンジアミン、テ
トラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメ
チレンジアミン、メタキシリレンジアミン、パラキシリ
レンジアミン等が、挙げられる。ジカルボン酸類の具体
例としては、アジピン酸、セバシン酸、コルク酸、グル
タール酸、アゼライン酸、βーメチルアジピン酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸、デカメチレンジカルボン酸、
ドデカメチレンジカルボン酸、ピメリン酸等が挙げられ
る。
【0018】重合体(B)は、これと相溶性のある重合
体(E)を20重量%の範囲まで含有させてもよい。こ
れら重合体(B)の中では、εーカプロラクタムの単独
重合体であるナイロンー6が、安価に入手でき、かつ、
二軸延伸操作を円滑に遂行し得るので好ましい。混合物
(C)は、重合体(A)と重合体(B)との混合物であ
るが、バージンのもの同士を混合したものであってもよ
いし、積層フイルムを製造する際に生成する、規格外フ
イルム、フイルム側端部の切断端材(耳トリム)等の、
スクラップ混合物であってもよいし、スクラップ混合物
にバージンを加えたものであってもよい。これら2種類
の重合体の混合割合には特に制限はないが、重合体(A
)と重合体(B)とを重量比で7:3〜1:9の範囲内
で選ぶのが好適である。
【0019】原料重合体の重合体(A)、重合体(B)
および混合物(C)は、いずれも吸湿性が大きく、吸湿
したものを使用すると、原料を熱溶融し押出す際に、水
蒸気やオリゴマーが発生し、フイルム化を阻害するので
、事前に乾燥し水分含有率を0.1重量%以下とするの
が好ましい。これらの原料重合体には滑剤、帯電防止剤
、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、安定剤、染料、顔
料、無機質微粒子等の各種添加剤を、フイルムの性質に
影響を与えない範囲で、添加することができる。
【0020】本発明者等の実験によれば、本発明の目的
を効果的に達成するためには、重合体(A)よりなる(
a)層、重合体(B)よりなる(b)層、混合物(C)
よりなる(c)層の、3種類の層を含む積層二軸延伸フ
イルムとするのがよいことが判った。また3層以上の層
を含む構成とすることもでき、この場合は5層までとす
るのがよいことも判った。3種類の層を積層する際の具
体例は、(a)/(b)/(c),(b)/(a)/(
c),(b)/(c)/(a),(b)/(c)/(a
)/(b)、(b)/(c)/(a)/(c)/(b)
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0021】本発明者等の実験によれば、本発明の目的
を効果的に達成するためには、さらに、積層二軸延伸フ
イルムは、フイルム全体の厚さをTt、(a)層の合計
厚さをTa、(b)層の合計厚さをTb、(c)層の合
計厚さをTc、(c)層を構成する混合物(C)に含ま
れる重合体(B)の割合をRc(重量%)としたときに
、次の(I)式ないし(IV)式、すなわち
【0022
】 10μ≦Tt≦30μ               
     (I)Ta≧0.2Tt         
               (II)Tb+Tc・
Rc/100≧0.3Tt    (III)Tc≦0
.5Tt                     
   (IV)のすべての条件を満たすことが必要であ
ることが判った。積層二軸延伸フイルムの全体厚さTt
が、10μ未満であると、酸素ガスバリヤ性と耐屈曲ピ
ンホール性のバランスが悪く、耐摩耗性も悪いので包装
用途として満足なフイルムは得られない。また、30μ
を越えると、フイルムが硬くなり、更にシーラント層を
張り合わせる場合には、フイルム全体が非常に厚くなり
軟包装用途には適さない。
【0023】(a)層の合計厚さが、(II)式を満た
さない場合は、本発明の目的とする酸素ガスバリヤ性の
値より大きくなり好適なフイルムが得られない。(II
I)式は、本発明に係る積層二軸延伸フイルムに含まれ
る重合体(B)に由来する厚さ、つまり(b)層と(c
)層中の重合体(B)の含有割合相当分の厚さとの関係
を規定したものである。(III)式を満たさない場合
には、耐屈曲ピンホール性が劣ったものとなり好ましく
ない。 (c)層の厚さに関しては、(IV)式を満たさないと
最終的に得られる積層二軸延伸フイルムの耐屈曲ピンホ
ール性が、劣ったものとなり好ましくない。
【0024】本発明に係る積層二軸延伸フイルムを製造
するには、まず、重合体(A)、重合体(B)、これら
重合体(A)と重合体(B)との混合物(C)を、乾燥
して水分を少なくし、これらを3台の押出機で別々に溶
融し、共押出環状ダイ内で積層して押出し、得られた高
温状態にある積層環状フイルムを、水で急冷して、実質
的に無定型で配向していない、環状積層未配向フイルム
とする。
【0025】次に、この環状積層未配向フイルムを引き
続き、上下に位置した周速度の異なる2対のニップロー
ル群に供給し、55〜110℃の温度範囲に加熱し、チ
ューブ内に封入された気体の圧力と、該ニップロールの
周速の調整によって、縦横それぞれ2.5〜5倍に同時
二軸延伸する。積層未配向フイルムの温度が55℃より
低いと、フイルムの加熱が不充分な為、軟化が起こらず
、延伸できない。他方、110℃を越えると延伸応力が
弱くなり、伸張チューブが揺れ、延伸操作が不安定とな
り好ましくない。未配向フイルムを加熱した後は、直ち
に延伸するのが好ましい。それは、加熱してから延伸ま
で時間がたつと、フイルムが急激に結晶化し、延伸斑を
起こしたり、延伸時フイルムが裂け易くなるからである
【0026】延伸倍率が、フイルム移送方向または縦方
向(MD)、およびそれに直角の方向または横方向(T
D)に各々2.5倍より小さい時は、最終的に得られる
フイルムに所望の配向効果を付与することができず、5
倍より大きい時は、延伸時にフイルムが裂け易く、いず
れも好ましくない。縦横同時二軸延伸したフイルムは、
熱処理する。この熱処理操作は、縦横同時に延伸された
フイルムの折り畳まれた両端を、ニップロール出口でク
リップに咬ませテンターオーブン内で熱処理する方法、
チューブ状フイルムを切開し、フイルムの切開部をクリ
ップに咬ませテンターオーブン内で熱処理する方法、ま
たは切開したフイルムを高温ロール上で熱処理する方法
等、従来より行われている方法のいずれかにより行うこ
とができる。
【0027】熱処理する際の条件は、次の(V)式、す
なわち Bmp−100≦T≦Bmp−5          
  (V)(ただし(V)式中、Tは熱処理温度(℃)
、Bmpは重合体(B)の融点(℃)を、それぞれ意味
する。)で示される温度範囲で2秒以上熱処理すること
とする。本発明者等の実験によれば、(V)式を満たす
温度範囲であっても、温度条件を更に選ぶことにより、
最終的に得られる積層二軸延伸フイルムに高寸法安定性
を付与したり、熱収縮性を付与したりすることができる
ことが判った。
【0028】積層二軸延伸フイルムに高寸法安定性(沸
騰水中に5分間浸漬した場合に収縮率が4%以内のもの
)を付与する場合には、次の(VI)式、すなわちBm
p−25≦T≦Bmp−5            (
VI)(ただし(VI)式中、Tは熱処理温度(℃)、
Bmpは重合体(B)の融点(℃)を、それぞれ意味す
る。)で示される温度範囲で2秒以上熱処理することと
する。下限温度より低い温度で熱処理を行うと、最終的
に得られるフイルムの熱水収縮率が大きくなり、目的と
する高寸法安定性のフイルムが得られず、上限温度を越
える温度で熱処理を行うと、フイルムの表面が白化、失
透したり、フイルムが破断したりするので好ましくない
【0029】積層二軸延伸フイルムに熱水収縮性(沸騰
水中に5分間浸漬した場合に収縮率が15%以上のもの
)を付与する場合の熱処理条件は、次の(VII)式、
すなわち              Bmp−100≦T≦Bm
p−30            (VII)(ただし
(VII)式中、Tは熱処理温度(℃)、Bmpは重合
体(B)の融点(℃)を、それぞれ意味する。)で示さ
れる温度範囲で2秒以上熱処理することとする。 下限温度より低い温度で熱処理を行うと、フイルムの熱
処理が不充分で、室温で放置した場合でも、自然収縮し
てしまい、上限温度を越える温度で熱処理を行うと熱水
収縮率が小さくなり、収縮率の大きい熱水収縮性フイル
ムが得られない。
【0030】なお、上記熱処理操作は、上記の温度範囲
内で、フイルムを緊張状態、弛緩状態または、その両者
を組み合わせたいずれの状態で行ってもよく、本発明方
法では、約3〜15%程度の弛緩状態で行うのが好まし
いが、これに限定されるものではない。熱処理操作によ
り、充分に熱固定された積層二軸延伸フイルムは、常法
により冷却し巻きとる。
【0031】本発明に係る積層二軸延伸フイルムは、上
記方法によって製造することができるが、次のような物
性、すなわち、温度25℃、相対湿度65%条件下にお
ける酸素ガスバリヤ性が15cc/m2・24H・at
m以下で、かつ、温度23℃、相対湿度50%条件下で
のゲルボーフレックステスターによる3000回屈曲後
のピンホール数が25個/77inch2以下であると
、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性に優れており
、通常の軟包装の用途に好適である。
【0032】
【実施例】以下、本発明の内容および効果を実施例によ
り更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えな
い限り以下の例に限定されるものではない。なお、以下
の例において、フイルムの物性および評価は、次の各方
法によって行ったものである。
【0033】〈フイルムの厚さ(μ)〉厚さは、接触式
のシックネスゲージを用いて、フイルムの幅方向に30
mmの間隔でフイルム全体の厚さを測定し、その平均値
を示した。 〈フイルムの厚さ斑(%)〉次の式より求めた。 厚さ斑=[(幅方向における最大厚さ−幅方向における
最小厚さ)/(幅方向における平均厚さ)]×100こ
の厚さ斑は、10%以下であると厚さ斑が少ないといえ
る。
【0034】〈延伸倍率(倍)〉未配向フイルムに、フ
ェルトペンで直径30mmの円を描き、延伸前の円と延
伸後の円のそれぞれにつき、縦方向(長手方向)および
横方向(幅方向)の長さを測定し、その比率を算出した
。 〈酸素ガスバリヤ性(cc/m2・24H・atm)〉
モダンコントロール社製のOXYーTRAN100型酸
素透過率測定装置を使用し、温度25℃、相対湿度65
%の条件下で測定した。
【0035】〈熱水収縮率(%)〉まず、製品フイルム
を温度23℃、相対湿度50%の条件下で24時間放置
してコンディショニングし、フイルム表面に一辺の長さ
80mmである正方形の標線を、正方形の各辺がフイル
ムの縦方向および横方向に平行となるように描いた。次
に、この試料を沸騰水の中に5分間浸漬して、取り出し
た後、再び温度23℃、相対湿度50%の条件下に24
時間放置してコンディショニングし、浸漬後の試料とし
た。沸騰水へ浸漬する前と後の正方形の寸法をそれぞれ
測定し、次式より求めた。
【0036】       縦方向(MD)熱水収縮率=[(Mb−M
a)/ Mb]×100      横方向(TD)熱
水収縮率=[(Tb−Ta)/ Tb]×100(ここ
で、Mb、Maは、フイルム縦方向に沿った辺の浸漬前
後の長さを、Tb、Taは、フイルム横方向に沿った辺
の浸漬前後の長さを、それぞれ意味する。)〈耐屈曲ピ
ンホール性(個/77inch2)〉温度23℃、相対
湿度50%の条件下に、24時間以上放置してコンディ
ショニングしたフイルムを8インチ×11インチの長方
形状に切断し、この長方形状フイルムにつき、理学工業
社製のゲルボーフレックステスター(NO.901型)
によって、3.5インチ進む間に440゜回転し、さら
に2.5インチ直進し、その後、逆に戻るという操作を
1回として、3000回の屈曲操作テストを行った。こ
のテスト終了後に、テストしたフイルムに生じたピンホ
ール数を計測した。
【0037】〈熱水白化テスト〉製品フイルムを5イン
チ×5インチの大きさに切断し、この正方形状のフイル
ムを127℃の熱水中に5分間以上浸漬し、取り出した
フイルムの水分を拭き取り、温度23℃、相対湿度50
%の条件下に、24時間放置してコンディショニングし
、外観を観察した。
【0038】実施例1 ポリーεーカプロアミド(三菱化成(株)社製、ノバミ
ッド1022、融点224℃)(重合体(B))、ポリ
メタキシリレンアジパミド(三菱瓦斯化学(株)社製、
MXDーナイロン6121、融点243℃)(重合体(
A))およびフイルムの耳トリム端材紛砕物(重合体(
A)と重合体(B)とを重量比で1:1に混合したもの
)から、65mmφ押出機3台を使用し、共押出環状ダ
イ内で積層させて3層構造の積層フイルムとして押出し
、30℃の水中で急冷し、外層が約60μの重合体(B
)、中間層が約60μの重合体(A)、内層が約60μ
の混合物(C)よりなる積層環状未配向フイルムを得た
【0039】この未配向フイルムを、チューブラー式二
軸延伸装置に導き、80℃の温度条件下で、縦横それぞ
れ3.5倍に延伸し、フイルムを折り畳んだ。この延伸
フイルムをクリップで把持し、テンタオーブン内で20
5℃の温度条件下に、6秒間の熱処理を行った。熱処理
を行った後のフイルムは、クリップで把持したフイルム
両耳を切りとり、2枚のフイルムとしてワインダーに巻
き取り、約5μのポリーεーカプロアミド層((b)層
)、約5μのポリメタキシリレンアジパミド層((a)
層)、約5μの重合体(B)と重合体(A)との混合物
層((c)層)の順に積層され、層全体の厚さが約15
μの積層二軸延伸フイルムを製造した。
【0040】上記の方法により、2日間連続してフイル
ムの製造を行ったが、途中何等の異常もなく、順調に連
続製造できた。前記した方法で製造条件の詳細および延
伸時、熱処理時の状況を表1に、得られたフイルムの物
理的性質の測定結果を表2に、酸素ガスバリヤ性、耐屈
曲ピンホール性等を表3に、それぞれ示した。
【0041】実施例2 実施例1に記載の例において、外層を約5μの重合体(
B)、内層を約5μの重合体(A)、中間層を約5μの
耳トリム端材紛砕物(重合体(A)と重合体(B)とを
重量比で1:1に混合したもの)からなる3層構造とし
た外は、同例に記載したと同様の方法で積層二軸延伸フ
イルムを製造した。上記の方法により、2日間連続して
フイルムの製造を行ったが、途中何等の異常もなく、順
調に連続製造できた。前記した方法で製造条件の詳細お
よび延伸時、熱処理時の状況を表1に、得られたフイル
ムの物理的性質の測定結果を表2に、酸素ガスバリヤ性
、耐屈曲ピンホール性等を表3に、それぞれ示した。
【0042】実施例3 実施例1に記載の例において、外層を約4μの重合体(
A)、内層を約6μの耳トリム端材紛砕物(重合体(A
)と重合体(B)とを重量比で2:3に混合したもの)
、中間層を約6μの重合体(B)からなる3層構造に代
えて、延伸条件、熱処理条件を表1に記載したように代
えた外は、同例に記載したと同様の方法で積層二軸延伸
フイルムを製造した。前記した方法で製造条件の詳細お
よび延伸時、熱処理時の状況を表1に、酸素ガスバリヤ
性、耐屈曲ピンホール性等を表3に、それぞれ示した。
【0043】実施例 4,9 実施例1に記載の例において、外層、内層、中間層の厚
さと熱処理条件を表1に記載したように代えた外は、同
例に記載したと同様の方法で積層二軸延伸フイルムを製
造した。前記した方法で製造条件の詳細および延伸時、
熱処理時の状況を表1に、得られたフイルムの物理的性
質の測定結果を表2に、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピン
ホール性等を表3に、それぞれ示した。
【0044】実施例5 実施例1に記載の例において、外層、内層、中間層の厚
さと延伸条件を表1に記載のように代えた外は、同例に
記載したと同様の方法で積層二軸延伸フイルムを製造し
た。前記した方法で製造条件の詳細および延伸時、熱処
理時の状況を表1に、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホ
ール性等を表3に、それぞれ示した。
【0045】実施例6〜8 実施例1に記載の例において、外層、内層、中間層の厚
さを表1に記載したように代えた外は、同例に記載した
と同様の方法で積層二軸延伸フイルムを製造した。前記
した方法で製造条件の詳細および延伸時、熱処理時の状
況を表1に、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性等
を表3に、それぞれ示した。
【0046】比較例1〜4 実施例1に記載の例において、外層、内層、中間層の厚
さと延伸条件、熱処理条件を表1に記載したように代え
た外は、同例に記載したと同様の方法で積層二軸延伸フ
イルムを製造した。前記した方法で製造条件の詳細およ
び延伸時、熱処理時の状況を表1に示した。
【0047】比較例5〜8 実施例1に記載の例において、外層、内層、中間層の厚
さを表1に記載したように代えた外は、同例に記載した
と同様の方法で積層二軸延伸フイルムを製造した。前記
した方法で製造条件の詳細および延伸時、熱処理時の状
況を表1に、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性等
を表3に、それぞれ示した。
【0048】比較例9 市販の塩化ビニリデンコート二軸延伸ナイロンフイルム
(三菱化成ポリテック(株)社製、サントニールSG)
を用い、酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性等を表
3に示した。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】表1〜表3より、次のことが判る。 1.延伸条件、熱処理条件が本発明で規定する用件を満
たしている場合には、フイルムの製造が良好に行われた
。延伸条件、熱処理条件が本発明で規定する用件を満た
していない場合には、延伸ができなかったり、フイルム
が白化したりして、良好なフイルムが得られない。 (表1参照)
【0053】2.実施例1,2と実施例4,9とでは熱
処理操作の温度条件が違っているが、前記(VI)式を
満たす条件で熱処理した実施例1,2では、熱水収縮率
の小さい高寸法安定性のフイルムが得られ、前記(VI
I)式を満たす条件で熱処理した実施例4,9では、熱
水収縮率の大きいフイルムが得られる。(表2参照)

0054】3.本発明に係る積層二軸延伸フイルムは、
酸素ガスバリヤ性、耐屈曲ピンホール性が目的とした数
値範囲内にあり、比較例のフイルムは、酸素ガスバリヤ
性、耐屈曲ピンホール性が目的とした数値範囲外である
。(表3、実施例1〜9、および比較例5〜8参照)
【0055】
【発明の効果】本発明は、次のように特別に顕著な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明に係る積層二軸延伸フイルムは、酸素ガスバ
リヤ性、耐屈曲ピンホール性等の機械的強度に優れ、ま
た、加熱殺菌可能な食品、医療品、および薬品等の包装
用フイルムに好適である。 2.また、本発明に係る積層二軸延伸フイルムは、耳ト
リム材等のスクラップを効率的に回収利用でき、工業的
に有効活用することができる。 3.本発明に係る積層二軸延伸フイルムの製造方法にお
ける熱処理温度条件の選択により、高寸法安定性のフイ
ルム、または、収縮包装に用いられる熱水収縮性フイル
ム等の性質の異なるフイルムを自由に得ることができる

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  m−または/およびp−キシリレンジ
    アミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸と
    からなるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%以
    上含有する芳香族ポリアミド重合体(A)よりなる(a
    )層、脂肪族ポリアミド重合体(B)よりなる(b)層
    、これら重合体(A)と重合体(B)との混合物(C)
    よりなる(c)層の少なくとも3種類の層を含む構造で
    あり、フイルム全体の厚さをTt、重合体(A)よりな
    る(a)層の合計厚さをTa、重合体(B)よりなる(
    b)層の合計厚さをTb、混合物(C)よりなる(c)
    層の合計厚さをTc、(c)層を構成する混合物中の重
    合体(B)の割合をRc(重量%)としたときに、次の
    (I)式ないし(IV)式、すなわち10μ≦Tt≦3
    0μ                    (I)
    Ta≧0.2Tt                 
           (II)Tb+Tc・Rc/100≧0
    .3Tt    (III)Tc≦0.5Tt    
                        (IV)の
    各式をすべて満たしていることを特徴とする積層二軸延
    伸フイルム。
  2. 【請求項2】  m−または/およびp−キシリレンジ
    アミンと炭素数6〜12のα,ω脂肪族ジカルボン酸と
    からなるポリアミド構成単位を分子鎖中に70モル%以
    上含有する芳香族ポリアミド重合体(A)、脂肪族ポリ
    アミド重合体(B)、これら重合体(A)と重合体(B
    )との混合物(C)よりなる3種類の重合体を、別々に
    溶融押出して、少なくとも3層以上の実質的に、未配向
    の環状積層フイルムとし、この環状積層フイルムを同時
    二軸延伸する際に、まず、55〜110℃の温度範囲で
    、縦横それぞれ2.5〜5倍に延伸を行い、ついで、こ
    の延伸フイルムを、次の(V)式、すなわちBmp−1
    00≦T≦Bmp−5            (V)
    (ただし(V)式中、Tは熱処理温度(℃)、Bmpは
    重合体(B)の融点(℃)を、それぞれ意味する。)で
    示される温度範囲で2秒以上熱処理することを特徴とす
    る積層二軸延伸フイルムの製造方法。
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