JPH04270622A - 回転式射出成形型およびゲートカット方法 - Google Patents
回転式射出成形型およびゲートカット方法Info
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- JPH04270622A JPH04270622A JP1279391A JP1279391A JPH04270622A JP H04270622 A JPH04270622 A JP H04270622A JP 1279391 A JP1279391 A JP 1279391A JP 1279391 A JP1279391 A JP 1279391A JP H04270622 A JPH04270622 A JP H04270622A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
- B29C45/04—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
- B29C45/06—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves mounted on a turntable, i.e. on a rotating support having a rotating axis parallel to the mould opening, closing or clamping direction
- B29C45/062—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves mounted on a turntable, i.e. on a rotating support having a rotating axis parallel to the mould opening, closing or clamping direction carrying mould halves co-operating with fixed mould halves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0053—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
- B29C45/006—Joining parts moulded in separate cavities
- B29C45/0062—Joined by injection moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転式射出成形型お
よびゲートカット方法に関し、特にゲートカットが簡単
に行え、しかもカット面を見栄えよくできる形成型及び
カット方法に関する。
よびゲートカット方法に関し、特にゲートカットが簡単
に行え、しかもカット面を見栄えよくできる形成型及び
カット方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製品を製造する場合、一般にブ
ロー成形法又は射出成形法が採用されている。
ロー成形法又は射出成形法が採用されている。
【0003】例えば、ブロー成形法で中空製品を製造す
る場合、アキュムレータヘッドによって溶融樹脂を円筒
状のパリソンとして押出し成形し、パリソンの両側を金
型によって挟み付け、内部にエアーを吹き込んで中空製
品を成形するのが一般的であるが、この場合、金型に起
因して製品の上下に比較的大きなバリができ、又製品に
エアー吹き込み用のノズル孔が残って完全密閉された中
空品が得られず、さらには均一な肉厚に製造し難いとい
う不具合がある。
る場合、アキュムレータヘッドによって溶融樹脂を円筒
状のパリソンとして押出し成形し、パリソンの両側を金
型によって挟み付け、内部にエアーを吹き込んで中空製
品を成形するのが一般的であるが、この場合、金型に起
因して製品の上下に比較的大きなバリができ、又製品に
エアー吹き込み用のノズル孔が残って完全密閉された中
空品が得られず、さらには均一な肉厚に製造し難いとい
う不具合がある。
【0004】他方、射出成形法で中空製品を製造する場
合、中空成形品を2つ割りにした分割体を各々射出成形
し、両分割体を衝合わせて接合する方法が採用されるが
、この場合、完全密閉の中空製品、複雑な形状の中空製
品を上手く製造できるという利点がある。
合、中空成形品を2つ割りにした分割体を各々射出成形
し、両分割体を衝合わせて接合する方法が採用されるが
、この場合、完全密閉の中空製品、複雑な形状の中空製
品を上手く製造できるという利点がある。
【0005】例えば、特開昭62−87315号公報に
示されるように、固定型と可動型との間にスライド型を
設け、可動型及びスライド型を第1位置にして両者の雌
雄の型部分で形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出
して一対の分割体を製造し、次にスライド型をスライド
させて可動型及びスライド型を第2位置に設定し、分割
体を衝合わせて衝合部に溶融樹脂を射出して両分割体を
溶着するダイスライド射出成形方式が知られている。
示されるように、固定型と可動型との間にスライド型を
設け、可動型及びスライド型を第1位置にして両者の雌
雄の型部分で形成されるキャビティ内に溶融樹脂を射出
して一対の分割体を製造し、次にスライド型をスライド
させて可動型及びスライド型を第2位置に設定し、分割
体を衝合わせて衝合部に溶融樹脂を射出して両分割体を
溶着するダイスライド射出成形方式が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のダイ
スライド式射出成形方法では、一次射出によって左右の
半割体を成形し、型スライド後の二次射出によって半割
体の衝合部の接合を行うようにしているので、一次射出
と二次射出とで射出樹脂量が異なり、射出成形毎に射出
量の調整が必要で、作業が煩雑であるという問題があっ
た。
スライド式射出成形方法では、一次射出によって左右の
半割体を成形し、型スライド後の二次射出によって半割
体の衝合部の接合を行うようにしているので、一次射出
と二次射出とで射出樹脂量が異なり、射出成形毎に射出
量の調整が必要で、作業が煩雑であるという問題があっ
た。
【0007】これに対し、本件出願人らは、互いに開閉
可能に組合わされる型の一方を他方に対して360/3
n度(nは整数)回転可能とし、各型に上記角度毎に雄
、雌、雌の繰り返し順序で製品形成面を形成し、雌雄及
び雄雌の型部の型合わせ部分で一対の半割体を射出する
成形と、雌型部同士の型合わせ部分で半割体の衝合部を
溶融樹脂の射出によって接合する成形とを型の回転によ
って繰り返し行えるようにした回転射出成形方式を開発
し、出願するに至った(特願平2−208720号参照
)。
可能に組合わされる型の一方を他方に対して360/3
n度(nは整数)回転可能とし、各型に上記角度毎に雄
、雌、雌の繰り返し順序で製品形成面を形成し、雌雄及
び雄雌の型部の型合わせ部分で一対の半割体を射出する
成形と、雌型部同士の型合わせ部分で半割体の衝合部を
溶融樹脂の射出によって接合する成形とを型の回転によ
って繰り返し行えるようにした回転射出成形方式を開発
し、出願するに至った(特願平2−208720号参照
)。
【0008】この発明は、かかる状況において上述の回
転射出成形方式をさらに改良し、ゲートカットが簡単に
行え、しかも見栄えのよいカット面が得られる成形型お
よびゲートカット方法を提供することを課題とする。
転射出成形方式をさらに改良し、ゲートカットが簡単に
行え、しかも見栄えのよいカット面が得られる成形型お
よびゲートカット方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に係る回転
式射出成形型は、上述の回転射出成形式金型において、
型の回転中心にスプルーを設け、固定型、可動型のいず
れか一方の型面を製品外形線にほぼ内接する円形にて内
外に2分割して相互に回転可能とし、又内接円形内に上
記スプルーより放射状にランナー及びゲートを配設する
ようにしたことを要旨とする。
式射出成形型は、上述の回転射出成形式金型において、
型の回転中心にスプルーを設け、固定型、可動型のいず
れか一方の型面を製品外形線にほぼ内接する円形にて内
外に2分割して相互に回転可能とし、又内接円形内に上
記スプルーより放射状にランナー及びゲートを配設する
ようにしたことを要旨とする。
【0010】また、本発明に係るゲートカット方法は、
上述の成形用型を用い、一対の製品半割体を射出成形し
、該半割体を衝合せて接合して製品を製造するに際し、
射出成形後の型開き前に上記円形部分を回転させてゲー
トを切断するようにしたことを要旨とする。
上述の成形用型を用い、一対の製品半割体を射出成形し
、該半割体を衝合せて接合して製品を製造するに際し、
射出成形後の型開き前に上記円形部分を回転させてゲー
トを切断するようにしたことを要旨とする。
【0011】
【作用】まず型の一方が所定の型締位置に設定され、両
型の360/3n度の角度範囲において雌雄の型部、雄
雌の型部及び雌型部同士が各々型合わせされ、ノズルか
ら溶融樹脂が射出されると、該溶融樹脂はスプルー、放
射状ランナー及びゲートを経て各型部のキャビティー内
に供給され、雌雄の型部及び雄雌の型部内で一対の製品
半割体が成形さるとともに、雌型部内の半割体の衝合部
が接合されて中空製品が製造される。
型の360/3n度の角度範囲において雌雄の型部、雄
雌の型部及び雌型部同士が各々型合わせされ、ノズルか
ら溶融樹脂が射出されると、該溶融樹脂はスプルー、放
射状ランナー及びゲートを経て各型部のキャビティー内
に供給され、雌雄の型部及び雄雌の型部内で一対の製品
半割体が成形さるとともに、雌型部内の半割体の衝合部
が接合されて中空製品が製造される。
【0012】射出成形が終了し、型の内接円形部分が回
転されると、放射状ランナー及びゲートが雌雄の型部、
雄雌の型部及び雌型部の各型合わせ部分に対して回転さ
れて半割体及び製品から切断され、次に型開きがなされ
て中空製品等がエジェクトされ、後は型の一方が次の型
締位置に回転され、上記と同様に射出成形が行われるこ
ととなる。
転されると、放射状ランナー及びゲートが雌雄の型部、
雄雌の型部及び雌型部の各型合わせ部分に対して回転さ
れて半割体及び製品から切断され、次に型開きがなされ
て中空製品等がエジェクトされ、後は型の一方が次の型
締位置に回転され、上記と同様に射出成形が行われるこ
ととなる。
【0013】このように射出成形後に放射状ランナー及
びゲートを回転させてゲートカットを行うようにしたこ
とから、ゲートカットが非常に簡単であり、しかもエジ
ェクトによってゲートカットを行う場合に比してカット
面が綺麗である。
びゲートを回転させてゲートカットを行うようにしたこ
とから、ゲートカットが非常に簡単であり、しかもエジ
ェクトによってゲートカットを行う場合に比してカット
面が綺麗である。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図5は本発明の一実施例に
よる回転式射出成形型を示す。図において、射出成形機
1のベッド10上には取付フレーム11が設けられ、該
取付フレーム11には回転式射出成形用金型2が支持さ
れ、又ベッド10上には溶融樹脂の射出機構3が金型2
に対向して配設され、該射出機構3は溶融樹脂を貯蔵す
るホッパー30、溶融樹脂を射出するノズル31、加圧
用シリンダ32及びノズル31を進退させる駆動装置3
3によって構成されている。
詳細に説明する。図1ないし図5は本発明の一実施例に
よる回転式射出成形型を示す。図において、射出成形機
1のベッド10上には取付フレーム11が設けられ、該
取付フレーム11には回転式射出成形用金型2が支持さ
れ、又ベッド10上には溶融樹脂の射出機構3が金型2
に対向して配設され、該射出機構3は溶融樹脂を貯蔵す
るホッパー30、溶融樹脂を射出するノズル31、加圧
用シリンダ32及びノズル31を進退させる駆動装置3
3によって構成されている。
【0015】次に金型2の構造を詳細に説明すると、成
形用金型2は固定型4と回転型5とから構成され、該回
転型5の中空状回転軸59は型開閉方向に移動可能な台
車503に軸受504を介して回転可能に支持され、又
回転軸59はラック506及びピニオン507を介して
油圧シリンダ(図示せず)に連結されて120度往復回
転されるように設けられ、又回転型5の底面には120
度の円弧状ガイド溝501が形成され、該ガイド溝50
1内には台車503側のストッパーピン505が嵌入さ
れ、これによって回転型5の正確な120度回転が確保
されて正確な型合わせが可能となっている。また、台車
503にはこれを開閉する型開閉用シリンダ58が設け
られている。なお、型開閉用シリンダは固定型4側に設
けてもよい。
形用金型2は固定型4と回転型5とから構成され、該回
転型5の中空状回転軸59は型開閉方向に移動可能な台
車503に軸受504を介して回転可能に支持され、又
回転軸59はラック506及びピニオン507を介して
油圧シリンダ(図示せず)に連結されて120度往復回
転されるように設けられ、又回転型5の底面には120
度の円弧状ガイド溝501が形成され、該ガイド溝50
1内には台車503側のストッパーピン505が嵌入さ
れ、これによって回転型5の正確な120度回転が確保
されて正確な型合わせが可能となっている。また、台車
503にはこれを開閉する型開閉用シリンダ58が設け
られている。なお、型開閉用シリンダは固定型4側に設
けてもよい。
【0016】また、固定型4には回転中心線上にスプル
ー40が穿設され、又固定型4の型割面には120度の
角度ごとに中空製品を2分割した左右の半割体W形状の
キャビティを構成する雄型部41、雌型部42及び雌型
部43が形成されている。他方、回転型5の型割面には
120度の角度ごとに中空製品を2分割した左右の半割
体W形状のキャビティを構成するための雄型部51、雌
型部52及び雌型部53が形成されている。
ー40が穿設され、又固定型4の型割面には120度の
角度ごとに中空製品を2分割した左右の半割体W形状の
キャビティを構成する雄型部41、雌型部42及び雌型
部43が形成されている。他方、回転型5の型割面には
120度の角度ごとに中空製品を2分割した左右の半割
体W形状のキャビティを構成するための雄型部51、雌
型部52及び雌型部53が形成されている。
【0017】さらに、回転型5の型割面側は製品外形線
にほぼ内接する円形にて内外に2分割されて両者は相互
に回転可能に設けられ、内接円形部54内にはスプルー
40位置から放射状に延びるランナー55、サイドゲー
ト502及びサブマリーンゲート56が形成され、又円
形内接部54には回転軸57が連結され、該回転軸57
は上記中空状回転軸59内を回転可能に挿通され、その
他端にはアクチュエータ(図示せず)が連結されて回転
されるようになっている。
にほぼ内接する円形にて内外に2分割されて両者は相互
に回転可能に設けられ、内接円形部54内にはスプルー
40位置から放射状に延びるランナー55、サイドゲー
ト502及びサブマリーンゲート56が形成され、又円
形内接部54には回転軸57が連結され、該回転軸57
は上記中空状回転軸59内を回転可能に挿通され、その
他端にはアクチュエータ(図示せず)が連結されて回転
されるようになっている。
【0018】次に製造方法について説明する。
【0019】中空製品を製造する場合、まず回転型5が
所定の型締位置に設定され、回転型5が型開閉用シリン
ダ58によって前進されると、固定型4の雄雌の型部4
1、43と回転型5の雌雄の型部51、53とが図4及
び図5に示すように型合わせされて半割体Wの形状のキ
ャビティが形成され、又固定型4及び回転型5の雌型部
42、52が図4に示すように各々型合わせされ、左右
の半割体Wが衝合される。なお、最初の射出成形時には
左右の半割体Wは未だ成形されていないので、接合を行
う雌型部42、52内にはダミー半割体Wを装入してお
く。
所定の型締位置に設定され、回転型5が型開閉用シリン
ダ58によって前進されると、固定型4の雄雌の型部4
1、43と回転型5の雌雄の型部51、53とが図4及
び図5に示すように型合わせされて半割体Wの形状のキ
ャビティが形成され、又固定型4及び回転型5の雌型部
42、52が図4に示すように各々型合わせされ、左右
の半割体Wが衝合される。なお、最初の射出成形時には
左右の半割体Wは未だ成形されていないので、接合を行
う雌型部42、52内にはダミー半割体Wを装入してお
く。
【0020】型合わせが行われると、駆動装置33が作
動されてノズル31が前進され、加圧シリンダ32が作
動されてホッパー30内の溶融樹脂が射出される。する
と溶融樹脂がスプルー40、一次ランナー55及びサブ
マリーンゲート46、56を経て型部41、51、43
、53のキャビティに注入されて左右の半割体Wが製造
され、又同時にスプルー40、二次ランナー55及びサ
イドゲート502を経て雌型部42、52同士の型合わ
せ部分のキャビティに注入されて左右のダミー半割体W
の衝合部Cが接合されてダミーの中空製品が製造される
。
動されてノズル31が前進され、加圧シリンダ32が作
動されてホッパー30内の溶融樹脂が射出される。する
と溶融樹脂がスプルー40、一次ランナー55及びサブ
マリーンゲート46、56を経て型部41、51、43
、53のキャビティに注入されて左右の半割体Wが製造
され、又同時にスプルー40、二次ランナー55及びサ
イドゲート502を経て雌型部42、52同士の型合わ
せ部分のキャビティに注入されて左右のダミー半割体W
の衝合部Cが接合されてダミーの中空製品が製造される
。
【0021】こうして1回目の射出成形が終了すると、
アクチュエータによって回転軸57が回転され、回転型
5の内接円形部54が回転されて放射状ランナー55及
びゲート56、502が雄雌の型部41、53、雌雄の
型部43、51及び雌型部同士42、52の各型合わせ
部分に対して回転されて半割体W及び製品から切り離さ
れ、こうしてゲート56、502が切断された後、ノズ
ル31が後退され、型開閉用シリンダ58が作動して回
転型5が開かれ、製造された中空製品及びランナー55
がエジェクトされる。
アクチュエータによって回転軸57が回転され、回転型
5の内接円形部54が回転されて放射状ランナー55及
びゲート56、502が雄雌の型部41、53、雌雄の
型部43、51及び雌型部同士42、52の各型合わせ
部分に対して回転されて半割体W及び製品から切り離さ
れ、こうしてゲート56、502が切断された後、ノズ
ル31が後退され、型開閉用シリンダ58が作動して回
転型5が開かれ、製造された中空製品及びランナー55
がエジェクトされる。
【0022】型開き及びエジェクトが終了すると、回転
型5が最初の型締位置から時計回り逆方向に120度回
転され、型締めがなされ、固定型4及び回転型5の雌型
部43、53同士が型合わせされて上記工程で成形され
た製品半割体Wが衝合され、又固定型4の雌型部42と
回転型5の雄型部51、固定型4の雄型部41と回転型
5の雌型部52とが型合わせされ、後は上記と同様に半
割体Wの射出成形及び半割体Wの接合、ゲートカット、
型開き及びエジェクトが行われる。
型5が最初の型締位置から時計回り逆方向に120度回
転され、型締めがなされ、固定型4及び回転型5の雌型
部43、53同士が型合わせされて上記工程で成形され
た製品半割体Wが衝合され、又固定型4の雌型部42と
回転型5の雄型部51、固定型4の雄型部41と回転型
5の雌型部52とが型合わせされ、後は上記と同様に半
割体Wの射出成形及び半割体Wの接合、ゲートカット、
型開き及びエジェクトが行われる。
【0023】次に回転型5が120度時計回りの方向に
回転されて最初の型締位置に設定され、上述の型締、半
割体Wの射出成形及び半割体Wの接合、ゲートカット、
型開き及びエジェクトが行われる。
回転されて最初の型締位置に設定され、上述の型締、半
割体Wの射出成形及び半割体Wの接合、ゲートカット、
型開き及びエジェクトが行われる。
【0024】以上のような本実施例の回転式射出成形型
では、回転型5に内接円形部54を形成し、該内接円形
部54に放射状ランナー55及びゲート56、502を
形成し、射出成形後に内接円形部54を回転させて放射
状ランナー55及びゲート56、502を型部41、5
1、42、52、43、53から切り離すようにしたの
で、ゲートカットを非常に簡単に行うことができ、しか
もエジェクトによってゲートカットを行う場合に比して
カット面の見栄えを綺麗にでき、製品の品質を向上でき
る。
では、回転型5に内接円形部54を形成し、該内接円形
部54に放射状ランナー55及びゲート56、502を
形成し、射出成形後に内接円形部54を回転させて放射
状ランナー55及びゲート56、502を型部41、5
1、42、52、43、53から切り離すようにしたの
で、ゲートカットを非常に簡単に行うことができ、しか
もエジェクトによってゲートカットを行う場合に比して
カット面の見栄えを綺麗にでき、製品の品質を向上でき
る。
【0025】また、第6図は本発明の他の実施例を示す
。本実施例では、固定型4又は回転型5のいずれか一方
を内外に2分割し、外周環状部7に係合溝70を、内接
円形部8に係合突起80を各々形成し、両者7、8を相
互に所定の遊び分だけ回転可能に嵌合させ、又係合溝7
0と係合突起80間にばね部材9を介在させるとともに
、回転型4又は固定型5に両者の型合わせ時に内接円形
部8をばね部材9の縮装方向に回転させて係止する部材
(図示せず)、例えばテーパを有する部材を設けている
。
。本実施例では、固定型4又は回転型5のいずれか一方
を内外に2分割し、外周環状部7に係合溝70を、内接
円形部8に係合突起80を各々形成し、両者7、8を相
互に所定の遊び分だけ回転可能に嵌合させ、又係合溝7
0と係合突起80間にばね部材9を介在させるとともに
、回転型4又は固定型5に両者の型合わせ時に内接円形
部8をばね部材9の縮装方向に回転させて係止する部材
(図示せず)、例えばテーパを有する部材を設けている
。
【0026】射出成形にあたって、型締め前には内接円
形部8はその係合突起80がばね部材のばね力によって
付勢されて係合溝70の一端側に当接するように回転さ
れ(工程S1参照)、型締めがなされると、係合突起8
0がばね部材9を縮装するように内接円形部8を回転係
止し(工程S2参照)、射出成形後に型が開き始められ
ると、内接円形部8の係止が解除されてばね部材の付勢
力によって逆回転されてゲートカットが行われる。型が
開かれ(工程S3参照)、回転型4が回転され(工程S
4参照)、型締めがなされた後、上記同様の操作がなさ
れて左右の半割体及び製品が成形される(工程S5、S
6参照)。
形部8はその係合突起80がばね部材のばね力によって
付勢されて係合溝70の一端側に当接するように回転さ
れ(工程S1参照)、型締めがなされると、係合突起8
0がばね部材9を縮装するように内接円形部8を回転係
止し(工程S2参照)、射出成形後に型が開き始められ
ると、内接円形部8の係止が解除されてばね部材の付勢
力によって逆回転されてゲートカットが行われる。型が
開かれ(工程S3参照)、回転型4が回転され(工程S
4参照)、型締めがなされた後、上記同様の操作がなさ
れて左右の半割体及び製品が成形される(工程S5、S
6参照)。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る回転式射出
成形型及びゲートカット方法によれば、互いに開閉可能
な型の一方を他方に対して360/3n度(nは整数)
回転可能とし、各型に上記角度毎に雄、雌、雌の繰り返
し順序で製品形成面を形成する一方、型の回転中心にス
プルーを設け、固定型、可動型のいずれか一方の型面を
製品外形線にほぼ内接する円形にて内外に2分割して相
互に回転可能とし、又内接円形内に上記スプルーより放
射状にランナー及びゲートを配設し、射出成形後の型開
き前に上記円形部分を回転させてゲートを切断するよう
にしたので、ゲートカットを簡単にでき、しかも見栄え
のよいカット面を得ることができる効果がある。
成形型及びゲートカット方法によれば、互いに開閉可能
な型の一方を他方に対して360/3n度(nは整数)
回転可能とし、各型に上記角度毎に雄、雌、雌の繰り返
し順序で製品形成面を形成する一方、型の回転中心にス
プルーを設け、固定型、可動型のいずれか一方の型面を
製品外形線にほぼ内接する円形にて内外に2分割して相
互に回転可能とし、又内接円形内に上記スプルーより放
射状にランナー及びゲートを配設し、射出成形後の型開
き前に上記円形部分を回転させてゲートを切断するよう
にしたので、ゲートカットを簡単にでき、しかも見栄え
のよいカット面を得ることができる効果がある。
【図1】 本発明の一実施例による回転式射出成形型
を備えた射出成形機を示す概略構成図である。
を備えた射出成形機を示す概略構成図である。
【図2】 上記回転式射出成形型を示す要部断面構成
図である。
図である。
【図3】 上記回転式射出成形型を示す要部平面構成
図である。
図である。
【図4】 図3のA−A線断面図である。
【図5】 図3のB−B線断面図である。
【図6】 本発明の他の実施例を示す工程図である。
4 固定型
41 雄型部42 雌型部
43 雌
型部5 回転型
51、 雄型部52 雌型部
53
雌型部54 内接円形部
55 ランナー56 サブマリ
ーンゲート 502 サイドゲート
41 雄型部42 雌型部
43 雌
型部5 回転型
51、 雄型部52 雌型部
53
雌型部54 内接円形部
55 ランナー56 サブマリ
ーンゲート 502 サイドゲート
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに開閉可能に型合わせされる型の
一方を他方に対して360/3n度(nは整数)回転可
能とし、それぞれの型に上記角度毎に雄、雌、雌の繰り
返し順序で製品形成面を形成し、雌雄及び雄雌の型部の
型合わせ部分で一対の製品半割体を射出成形するととも
に雌型部同士の型合わせ部分で半割体の衝合部を溶融樹
脂の射出によって接合し、これを型の回転によって繰り
返し行えるようにした回転射出成形用の金型であって、
型の回転中心にスプルーを設け、固定型、可動型のいず
れか一方の型面を製品外形線にほぼ内接する円形にて内
外に2分割し、相互に回転可能とし、内接円形内に上記
スプルーより放射状にランナー及びゲートを配設したこ
とを特徴とする回転式射出成形型。 - 【請求項2】 互いに開閉可能に型合わせされる型の
一方を他方に対して360/3n度(nは整数)回転可
能とし、それぞれの型に上記角度毎に雄、雌、雌の繰り
返し順序で製品形成面を形成し、型の回転中心にスプル
ーを設け、固定型、可動型のいずれか一方の型面を製品
外形線にほぼ内接する円形にて内外に2分割して相互に
回転可能とし、内接円形内に上記スプルーより放射状に
ランナー及びゲートを配設してなる金型を用い、雌雄及
び雄雌の型部の型合わせ部分で一対の製品半割体を射出
する成形と、雌型部同士の型合わせ部分で半割体の衝合
部を溶融樹脂の射出によって接合して中空製品を製造す
る成形とを型の回転によって繰り返し行うに際し、型開
き前に円形部分を回転してゲートを切断するようにした
ことを特徴とするゲートカット方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279391A JPH06102349B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 回転式射出成形型およびゲートカット方法 |
US07/740,377 US5221538A (en) | 1990-08-06 | 1991-08-05 | Rotational injection molding machine having a plurality of combinations of male and female dies |
DE4126041A DE4126041C2 (de) | 1990-08-06 | 1991-08-06 | Spritzgießform mit verdrehbaren, zu verschiedenen Kombinationen zusammenstellbaren Patrizen- und Matrizen-Einzelformen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279391A JPH06102349B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 回転式射出成形型およびゲートカット方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04270622A true JPH04270622A (ja) | 1992-09-28 |
JPH06102349B2 JPH06102349B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=11815276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1279391A Expired - Fee Related JPH06102349B2 (ja) | 1990-08-06 | 1991-01-08 | 回転式射出成形型およびゲートカット方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102349B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0976288A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-25 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形方法および射出成形用金型 |
JP2003112332A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-15 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形方法および射出成形用金型 |
JP2006346948A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Hitoshi Fukao | 鍔付筒体の成形方法及び成形金型 |
CN110948788A (zh) * | 2018-09-27 | 2020-04-03 | 日本电产株式会社 | 注射成型用模具 |
CN117804871A (zh) * | 2024-02-23 | 2024-04-02 | 西南石油大学 | 一种玄武岩纤维微滴脱粘样品固化装置 |
-
1991
- 1991-01-08 JP JP1279391A patent/JPH06102349B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0976288A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-25 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形方法および射出成形用金型 |
JP2003112332A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-15 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形方法および射出成形用金型 |
JP2006346948A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Hitoshi Fukao | 鍔付筒体の成形方法及び成形金型 |
JP4691400B2 (ja) * | 2005-06-15 | 2011-06-01 | 均 深尾 | 鍔付筒体の成形方法及び成形金型 |
CN110948788A (zh) * | 2018-09-27 | 2020-04-03 | 日本电产株式会社 | 注射成型用模具 |
CN117804871A (zh) * | 2024-02-23 | 2024-04-02 | 西南石油大学 | 一种玄武岩纤维微滴脱粘样品固化装置 |
CN117804871B (zh) * | 2024-02-23 | 2024-05-03 | 西南石油大学 | 一种玄武岩纤维微滴脱粘样品固化装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102349B2 (ja) | 1994-12-14 |
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