JP3713452B2 - 射出成形用金型 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出成形用金型に係り、特に、射出成形性が向上し、歩留り率が高く、しかも射出成形後のゲートカット等の後処理を不要とすることができる射出成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
玩具、電化製品のハウジング、自動車の内装部品、外装部品等は、一般にプラスチックを射出成形して製造される。このような射出成形品は、固定型板と、該固定型板に嵌合する移動型板とを有する射出成形用金型に溶融プラスチックを流し込むことによって成形される。
【0003】
図6は、従来のサイドゲート型またはアンダーゲート型の射出成形用金型を示す説明図である。この金型は、固定側取付板61および可動側取付板62と、該取付け板相互間に配置された固定側型板63、可動側型板64および受け板65と、前記固定側取付板61および固定側型板63を貫通するスプルー66と、前記受け板65および可動側型板64を貫通し、前記スプルー66の開口端近傍まで延びるZピン67および前記固定側型板63と可動側型板64とで形成されるキャビィティ71まで延びるエジェクタピン69と、該エジェクタピン69を突出し操作するエジェクタプレート70とから主として構成されている。72は、固定側型板に設けられたランナである。
【0004】
図示省略したシリンダーノズルから噴射された溶融プラスチック(以下、単に樹脂ということがある)は、固定側取付板61および固定側型板63を貫通するスプルー66のスプルーランナを経て固定側型板63と可動側型板64との接合面であるパーティングライン68に到り、ランナ72によって圧力が加えられたのち、該ランナ72および該ランナとキャビィティ71を連結する、図示省略したゲートを経て成形用の間隙である前記キャビィティ71に送り込まれ、所定形状に成形される。樹脂の射出、注入操作が終了したのち、図示省略した、例えば冷却用水孔に冷却水が通水されて金型が所定温度まで冷却され、その温度が維持される。冷却工程終了後、可動側型板64を図6中左方向に移動させてパーティングライン68を開き、この状態でZピン67が図中左方向に所定間隔だけ引き抜かれ、スプルー66のスプルーランナに溜まったプラスチック成形物(以下、単にスプルーランナともいう)が抜き出されるとともに、エジェクタプレート70が、例えば油圧で操作されてエジェクタピン69を図中右方向に突き出して製品が取り外される。
【0005】
このようなサイドゲートまたはアンダーゲート型の成形金型は、ゲート径が、例えば2.5〜5.0φと比較的大きく射出圧力および保圧を大きく採ることができるので、樹脂がキャビィティの細部まで充填され易く、成形性が向上して良好な成形品が得られる。
【0006】
しかしながら、上記サイドゲートまたはアンダーゲート型の成形用金型においては、成形品がゲートまたはランナにおける樹脂成形物(以下、それぞれ単にランナおよびゲートともいう)と一体として得られるので、成形品取り出し後、ゲート仕上げ、すなわちバリ取り作業が必要となり、作業効率が上がらず、原料プラスチックの歩留り率が低いという問題があった。
【0007】
図7は、サイドゲート型金型の成形品を示す説明図である。図7において、成形品75は、ランナ76およびゲート77と一体として得られる。なお、78はパーティングライン(P/L)である。
【0008】
ところで近年は、ゲート仕上げを不要としたサブマリンゲート型の成形用金型が広く採用されている。図8は、サブマリンゲート型金型における成形品とゲート等との関係を示す説明図である。図8において、ランナ82と成形品81を形成するキャビィティとを連結するゲート83はくさび型を呈しており、該くさび型のゲート83の先端部は、例えば1〜1.5φの孔径でキャビィティと連通している。84はパーティングライン、85および86はエジェクタピンである。
【0009】
このようなサブマリンゲート型の成形用金型においては、成形工程、冷却工程終了後、製品用エジェクタピン85とランナ用エジェクタピン86が突き出されて成形品が金型から外されるが、このとき、成形品とゲートとの接続部は極めて細いので、この成形品取外し工程で成形品とゲートとが分離され、ゲートと分離した形成品が得られる。従って、サブマリンゲート型の成形用金型においては成形品に対するゲートカット作業が不要となる。
【0010】
しかしながら、サブマリンゲート型の成形用金型は、ゲートとキャビィティとの接続部の径が極めて細いので、溶融プラスチックを射出する際の射出圧力および保圧を充分に高めることができず、樹脂がキャビィティの細部まで充填できず、成形不良が発生し易いので歩留り率が低いという欠点がある。また、成形品取外し工程において、成形品とゲートとが切り離される際にプラスチック粉が発生し、このプラスチック粉がパーティングラインを形成する固定側金型と可動側金型との接合面に付着して成形不良またはパーティングラインを破損させ易いという問題がある。このような問題は、原料として、例えばABS樹脂を使用した場合に発生し易い。なお、サブマリンゲート型成形用金型において、射出圧力を無理して高めようとすると金型が破損し易くなる上、樹脂射出時の保圧が掛かり難くなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決し、充分なゲート径を確保して必要射出圧力により成形不良をなくして歩留り率を向上させるとともに、成形品取り出し後のアンダーゲート、サイドゲート等のゲート仕上げを不要として生産効率を高めることができる射出成形用金型を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願で特許請求する発明は以下のとおりである。
(1)固定側取付板および可動側取付板と、該取付板相互間に挟持された、固定側型板、可動側型板および該可動側型板を支持する受け板と、前記固定側取付板および固定側型板を貫通するスプルーランナと、固定側型板と可動側型板とで形成されるキャビィティと、前記受け板および可動側型板を貫通して、前記スプルーランナの開口端近傍まで延びるZピンおよび前記キャビィティまで延びるエジェクタピンとを有する射出成形用金型において、前記Zピンに、前記受け板および可動側型板を貫通して該可動側型板と前記固定側型板との接合面まで延び、前記Zピンが貫通する中心軸孔および該中心軸孔の端部開口部と前記スプルーランナの開口端との連結部を前記キャビィティに連結するように円形天面に設けられたゲートとを有する回転軸を設けるとともに、該回転軸の前記受け板貫通部分の外周面に沿って回転中心軸とは所定角度を有して傾斜するように所定長さの溝部を設け、該溝部に対向する前記受け板の回転軸貫通部分の内壁面に鋼球支持穴を設け、該鋼球支持穴と前記回転軸の溝部とで挟持された、摺動自在の鋼球を有することを特徴とする射出成形用金型。
【0013】
(2)前記回転軸を、前記Zピンに代えてエジェクタピンに設け、前記回転軸の円形天面に、前記エジェクタピンが貫通する中心軸孔と前記スプルーランナに連結されたランナとの連結部を前記キャビィティに連結するゲートを設けたことを特徴とする請求項1に記載の射出成形用金型。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1〜3は、本発明の一実施例である射出成形用金型を示す説明図であり、図1は、その垂直断面を示す説明図、図2は、図1のII−II線矢視方向断面の要部を示す図、図3は、その機能を説明するための模式図である。
【0015】
図1において、この成形用金型は、固定側取付板1および可動側取付板2と、該取付板1、2相互間に挟持された、固定側型板3、可動側型板4および該可動側型板4を支持する受け板5と、前記固定側取付板1および固定側型板3を貫通するように設けられたスプルーランナ10を有するスプルー6と、固定側型板3と可動側型板4とで形成されるキャビィティ7と、前記受け板5および可動側型板4を貫通して、前記スプルーランナ10の開口端近傍まで延びるZピン8および前記キャビィティ7まで延びるエジェクタピン25とを有する射出成形用金型の、前記Zピン8に、前記受け板5および可動側型板4を貫通して該可動側型板4と前記固定側型板3との接合面であるパーティングライン18まで延び、前記Zピン8が貫通する中心軸孔9および該中心軸孔9の端部開口部と前記スプルーランナ10の開口端との連結部を前記キャビィティ7に連結するように円形天面27に設けられたゲート(アンダーゲート)11とを有する回転軸12を設けるとともに、該回転軸12の回動手段を設けたものである。
【0016】
回転軸12の回動手段は、図1および図2に示したように、回転軸12の前記受け板5貫通部分の外周面に沿って回転中心軸17とは所定角度、例えば25度を有して傾斜するように設けられた所定長さの断面半円形の溝13と、該溝13に対向する前記受け板5の回転軸貫通部分、すなわち図2における固定スリーブ29の内壁面に設けられた鋼球支持穴15と、該鋼球支持穴15と前記回転軸12の溝13とで挟持された鋼球16とを有している。図1中20はコイルばね、21は止めボルト、22は遊び幅、図2中28はキャップボルトである。なお、本実施例における回転軸12の円形天面27に設けられたゲートをロータリーゲートということができる。
【0017】
このような構成において、図示省略したシリンダーノズルから噴射された溶融プラスチックはスプルー6のスプルーランナ10を経てその開口端、すなわち固定側型板3と可動側型板4との接合部である第1パーティングライン18に到り、回転軸12の円形天面27に設けられたアンダーゲート11を経てキャビィティ7に流入し、所定形状に成形される(図1参照)。樹脂の射出、注入、成形作業が終了したのち、図示省略した冷却手段、例えば冷却用水孔に冷却水が通水され、例えば樹脂としてポリプロピレンを用いた場合は、金型が例えば約40℃まで冷却され、この温度が所定時間維持される。冷却工程が終了した成型用金型は、パーティングライン18が開く前に、受け板5の図中右方向への付勢力が解除され、コイルばね20の圧縮反発力によって前記受け板5が止めボルト21の遊び幅22、例えば10mmだけ図1中左方向に移動して第2パーティングライン19が開かれる。このとき、前記受け板5の移動に伴い、鋼球支持穴15が前記止めボルト21の遊び幅分だけ図中左方向に移動し、鋼球16も同様に回転軸12の溝13に摺接して移動し、この移動に伴って、図3に示したように、回転軸12はその回転中心軸17を中心として、例えば矢印23方向に約15度回動し、該回転軸12の回動に伴いその円形天面27に設けられたアンダーゲート11が回動し、これによってアンダーゲート11と成形品24とが切断、離脱する。なおこのとき、第1パーティングライン18は閉じており、固定側型板3と可動側型板4の間には隙間がないので、成形品24に対してゲート11の回転による切断応力が効果的にはたらく。従って、成形品24とゲート11とが確実に切断される。
【0018】
このようにしてゲート切り工程が終了したのち、図示省略した油圧装置により可動側型板4が図1中左方向に移動して第1のパーティングライン18が開かれ、Zピン8がスプルーランナ10内の樹脂を伴って左方向に抜かれるとともに、エジェクタプレート26が操作されてエジェクタピン25が図1中右方向に突き出され、スプルーランナ10およびアンダーゲート11と切り離された成形品24が製品として回収される。
【0019】
本実施例によれば、Zピン8に、該Zピンが嵌合する中心軸孔9およびその円形天面27に設けられたゲート11を有する回転軸12を設け、成形後、成形品24の取り出し前に前記回転軸12を所定角度だけ回転させて前記ゲート11と成形品24とを切り離す、前記回転軸の回動手段を設けたことにより、製品取り出し後のゲート処理が不要となり、生産効率が向上し、コストダウンを図ることができる。
【0020】
本実施例によれば、回転軸12の円形天面27に設けられたゲート11をアンダーゲートとしたことにより、例えばその断面形状を、例えば深さ約2mm、幅約4mmの四角形、例えば台形とすることができるので、ゲート断面が、例えば1〜1.5φのサブマリンゲート型金型に比べて大きくすることができる。従って、樹脂の射出圧力範囲および保圧範囲が広がるので、充填性、成形性が向上し、歩留り率も高くなる。
【0021】
本実施例においては、回転軸12の円形天面27に設けられたゲート11がアンダーゲートとして機能する成形用金型について説明したが、サイドゲートとして機能させることもできる。
【0022】
本実施例において、受け板5の回転軸12の貫通部分である固定スリーブ29に設けられた鋼球16の支持穴15は、例えば前記固定スリーブ29の支持穴15に対向する方向からボールエンドミールを装入して形成される。図2における固定スリーブ29の断面形状は特に限定されるものではなく、受け板5にキャップボルト28で固定できるものであればよい。
【0023】
図4は、本発明の他の実施例を示す要部断面図である。図4において、この成形用金型は、ゲート42をサイドゲートとした以外は、図1の実施例と同様の構成である。本実施例において、回転軸41の円形天面44に設けられたゲート42はキャビィティ43の側面に連通しており、サイドゲートとして機能する。なお、本実施例においては、回転軸41の円形天面44は、サイドゲート42の高さ分だけパーティングライン18よりも図中右方向に凸状となるように突出している。
【0024】
本実施例においても、上記実施例と同様の作用効果が得られ、成形後のゲート処理が不要となる。なお、本実施例は、成形品の側面にゲート42の断面形状に相当する大きさの凹部が形成されるので、このような跡が残っても差し支えない製品の成形に適している。
本発明において、回転軸をエジェクタピンに設けることもできる。
【0025】
図5は、本発明の別の実施例を示す要部断面図である。図5において、受け板5および可動側型板4を貫通してキャビィティ53まで延びるエジェクタピン55に回転軸51を設けた以外は、上記図1の成形用金型と同様に構成されている。本実施例において、ゲート52はスプルーランナ10と連通するランナ54をキャビィティ53の下側に連通させるものであり、アンダーゲートとして機能する。
【0026】
このような成形用金型において、回転軸51は上記実施例と同様に作用し、製品取り出し後のゲート処理が不要となり、作業効率の向上およびコストダウンを図ることができる。なお本実施例は、スプルーランナ10とキャビィティ53との間隔が広く、これらを連結するランナ54が比較的長い金型に好適に採用される。
【0027】
本発明において、回転軸は、Zピンまたはエジェクタピンの何れか一方または両方に設けてもよく、何れのピンに設けるかは、成形品の種類、スプルーランナとキャビィティとの間隔、エジェクタピンの位置等を考慮して決定される。回転軸の円形天面に設けられるゲートの断面形状は特に限定されないが、断面台形または半円形のものが好適に適用される。またゲート数も特に限定されるものではないが、例えば左右対象に偶数個設けられる。
【0028】
本発明において、回転軸回動手段の一部をなす回転軸の外周面に設けられた溝は、前記回転軸の受け板貫通部分の外表面に、その回転中心軸に対して所定角度で設けられる。溝と回転軸の回転中心軸との角度は、例えば25度であり、20〜30度であることが好ましい。角度が大きすぎると溝および鋼球が破損するおそれがあり、小さすぎると鋼球の移動幅および回転軸の回転角度が不十分となりゲートを完全に切り離すことが困難となる。溝幅は、例えば3〜6mm、鋼球の径は、例えば3〜8φである。
【0029】
【発明の効果】
本願の請求項1に記載の発明によれば、受け板5を所定幅だけ移動させるという簡単な操作で、ゲート切りを行うことができるので、ゲート仕上げが不要となり、生産効率が向上し、コストダウンを図ることができる。また、本発明をサイドゲートまたはアンダーゲート型の金型に適用することにより、サブマリンゲート型の金型に比べてゲート断面積を大きく採れるので、成形条件が広がり、成形性および歩留り率が向上する。
【0030】
本願の請求項2に記載の発明によれば、上記発明と同様、ゲート仕上げが不要となり、作業の効率化およびコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す射出成形用金型の垂直断面を示す説明図。
【図2】図1のII−II線矢視方向断面の要部を示す図。
【図3】図1の装置の機能を説明する模式図。
【図4】本発明の他の実施例の要部を示す断面図。
【図5】本発明の別の実施例の要部を示す断面図。
【図6】従来技術の説明図。
【図7】従来技術の説明図。
【図8】従来技術の説明図。
【符号の説明】
1…固定側取付板、2…可動側取付板、3…固定側型板、4…可動側型板、5…受け板、6…スプルー、7…キャビィティ、8…Zピン、9…中心軸孔、10…スプルーランナ、11…ゲート(アンダーゲート)、12…回転軸、13…溝、14…受け板の貫通孔、15…鋼球の支持穴、16…鋼球、17…回転軸の回転中心軸、18…第1パーティングライン、19…第2パーティングライン、20…コイルばね、21…止めボルト、22…遊び幅、23…回転軸の回転方向を示す矢印、24…成形品、25…エジェクタピン、26…エジェクタプレート、27…円形天面、28…キャップボルト、29…固定スリーブ、41…回転軸、42…ゲート(サイドゲート)、43…キャビィティ、44…円形天面、51…回転軸、52…ゲート(アンダーゲート)、53…キャビィティ、54…ランナ、55…エジェクタピン、61…固定側取付板、62…可動側取付板、63…固定側型板、64…可動側型板、65…受け板、66…スプルー、67…Zピン、68…パーティングライン、69…エジェクタピン、70…エジェクタプレート、71…キャビィティ、72…ランナ、75…成形品、76…ランナ、77…ゲート、78…パーティングライン、81…成形品、82…ランナ、83…ゲート、84…パーティングライン、85、86…エジェクタピン。

Claims (2)

  1. 固定側取付板および可動側取付板と、該取付板相互間に挟持された、固定側型板、可動側型板および該可動側型板を支持する受け板と、前記固定側取付板および固定側型板を貫通するスプルーランナと、固定側型板と可動側型板とで形成されるキャビィティと、前記受け板および可動側型板を貫通して、前記スプルーランナの開口端近傍まで延びるZピンおよび前記キャビィティまで延びるエジェクタピンとを有する射出成形用金型において、前記Zピンに、前記受け板および可動側型板を貫通して該可動側型板と前記固定側型板との接合面まで延び、前記Zピンが貫通する中心軸孔および該中心軸孔の端部開口部と前記スプルーランナの開口端との連結部を前記キャビィティに連結するように円形天面に設けられたゲートとを有する回転軸を設けるとともに、該回転軸の前記受け板貫通部分の外周面に沿って回転中心軸とは所定角度を有して傾斜するように所定長さの溝部を設け、該溝部に対向する前記受け板の回転軸貫通部分の内壁面に鋼球支持穴を設け、該鋼球支持穴と前記回転軸の溝部とで挟持された、摺動自在の鋼球を有することを特徴とする射出成形用金型。
  2. 前記回転軸を、前記Zピンに代えてエジェクタピンに設け、前記回転軸の円形天面に、前記エジェクタピンが貫通する中心軸孔と前記スプルーランナに連結されたランナとの連結部を前記キャビィティに連結するゲートを設けたことを特徴とする請求項1に記載の射出成形用金型。
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