JPH04268652A - ファイル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ファイル装置に関し、
特に複数のコントローラに接続されたファイル装置に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のファイル装置は、コント
ローラを通じて上位装置と接続され、データやステータ
ス情報をやり取りするようになっている。そして通常、
上位装置はコントローラやファイル装置に比べて高速に
処理を行うので、１台の上位装置に対して複数のコント
ローラやファイル装置が接続される。また、ファイル装
置は特に処理速度が遅いので、各ファイル装置は複数の
コントローラと接続され（マルチ接続）、制御されるよ
うになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところでこのような構
成のシステムで、上位装置とコントローラとの間のイン
ターフェースに障害が発生した場合、上位装置はコント
ローラからそのステータス情報を受け取ることができず
、障害調査が困難となっていた。

【０００４】本発明の目的は、このような欠点を除去し
、上位装置とコントローラとの間のインターフェースに
障害が発生しても、上位装置がコントローラからステー
タス情報を受け取ることを可能とするファイル装置を提
供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、複数のコント
ローラとそれぞれ所定のインターフェースを通じて接続
されたファイル装置において、前記インターフェースを
通じて第１の前記コントローラから受け取った指示にも
とづいて、第２の前記コントローラから前記インターフ
ェースを通じて情報を読み取り、その情報を前記第１の
コントローラに前記インターフェースを通じて送出する
転送手段を備えたことを特徴とする。

【０００６】

【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図１
に本発明の一実施例のファイル装置を用いて構成したシ
ステムの一例を示す。この例では、各ファイル装置４〜
７は２台のコントローラと接続でき、各コントローラは
最大４台のファイル装置を制御できる。上位装置１は第
１のコントローラ２とインターフェースａを通じて接続
され、また第２のコントローラ３とインターフェースｂ
を通じて接続されている。そして、コントローラ２はイ
ンターフェースｃを通じて第１〜第４のファイル装置４
〜７に接続され、一方、コントローラ３はインターフェ
ースｄを通じてファイル装置４〜７に接続されている。 各ファイル装置４〜７はインターフェースｃ，ｄを通じ
てコントローラ２，３に制御され、そしてデータやステ
ータス情報をコントローラ２，３に送出し、またコント
ローラ２，３からデータを受け取る。

【０００７】各ファイル装置４〜７はまた、コントロー
ラ２（あるいは３）からの指示により、コントローラ３
（あるいは２）からそのステータス情報を読み取り、そ
れをコントローラ２（あるいは３）に送出する転送手段
を備えている。具体的には、この転送手段は、ステータ
ス情報をコントローラ２，３から読み取る場合には、フ
ァイル装置のステータスデータの特定のビットを論理“
１”にセットし、コントローラ２，３に割り込みをかけ
る。コントローラ２，３からステータス情報を受け取る
ときは、コントローラからの通常のコマンドを受け取る
場合と同様にステータス情報を受け取る。

【０００８】次に動作を説明する。例えばインターフェ
ースａに障害が発生したとする。この場合、上位装置１
はコントローラ３にコントローラ２のステータス情報を
取るように指示する。これにより、コントローラ３は、
そのとき動作していないファイル装置、例えばファイル
装置４にコントローラ２のステータス情報の取得を指示
する。ファイル装置４では、この指示を受けるとその転
送手段は、コントローラ２にインターフェースｃを通じ
てステータス情報を要求してそれを読み取り、インター
フェースｄを通じてコントローラ３に送出する。コント
ローラ３はこのステータス情報をインターフェースｂを
通じて上位装置１に送る。このように、上位装置１とコ
ントローラ２とを接続するインターフェースａに障害が
発生しても、上位装置１は、インターフェースｃ、ファ
イル装置、インターフェースｄ、コントローラ３、なら
びにインターフェースｂを通じてコントローラ２のステ
ータス情報を受け取ることができ、その結果、障害調査
として障害に関するより詳しい情報を入手して的確に対
応することが可能となる。

【０００９】なお、ファイル装置がコントローラからス
テータス情報を読み取るだけでなく、さらに発展させて
ファイル装置がコントローラに各種の動作をさせるよう
にすれば、一層充実した障害調査が可能となる。

【００１０】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のコ
ントローラとそれそれ所定のインターフェースを通じて
接続されたファイル装置において、前記インターフェー
スを通じて第１のコントローラから受け取った指示にも
とづいて、第２のコントローラから前記インターフェー
スを通じて情報を読み取り、その情報を第１のコントロ
ーラに前記インターフェースを通じて送出する転送手段
を備えている。

【００１１】従って本発明のファイル装置を用いること
により、上位装置と第１のコントローラとの間のインタ
ーフェースに障害が発生しても、上位装置は第２のコン
トローラとファイル装置を通じて第１のコントローラの
ステータス情報を受け取ることが可能となる。その結果
、障害に関するより詳しい情報を入手して的確に対応で
きるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のファイル装置を用いて構成
したシステムの一例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１　　上位装置 ２，３　　コントローラ ４〜７　　ファイル装置 ａ〜ｄ　　インターフェース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数のコントローラとそれぞれ所定のイン
   ターフェースを通じて接続されたファイル装置において
   、前記インターフェースを通じて第１の前記コントロー
   ラから受け取った指示にもとづいて、第２の前記コント
   ローラから前記インターフェースを通じて情報を読み取
   り、その情報を前記第１のコントローラに前記インター
   フェースを通じて送出する転送手段を備えたことを特徴
   とするファイル装置。