JPH0426655B2 - - Google Patents

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JPH0426655B2
JPH0426655B2 JP18522887A JP18522887A JPH0426655B2 JP H0426655 B2 JPH0426655 B2 JP H0426655B2 JP 18522887 A JP18522887 A JP 18522887A JP 18522887 A JP18522887 A JP 18522887A JP H0426655 B2 JPH0426655 B2 JP H0426655B2
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
steel
steel pipe
square steel
plates
Prior art date
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Expired
Application number
JP18522887A
Other languages
English (en)
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JPS6429544A (en
Inventor
Fumitaka Kikuchi
Hiroshi Iwasa
Akihiko Endo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS6429544A publication Critical patent/JPS6429544A/ja
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  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連結部の美観向上を図つた、角形鋼
管の継手方法に関する。
〔従来の技術〕
鋼管を突合せて連結するのに、フランジ継手、
十字継手、ウイングプレート継手などが用いられ
る。フランジ継手は、第6図に示すように、鋼管
1A,1Bの端面にエンドプレート2A,2Bを
溶接などにより取付け、これらのエンドプレート
を突合せ、その孔にボルト3を通して締付けると
いう方法で、鋼管1A,1Bを連結する。第6図
では鋼管は同図bに示すように角形であるが、丸
形の場合も同様である。
十字継手は第7図に示すように、角形鋼管1
A,1Bの端部に、長手方向に90°間隔で4個の
スリツト1a,1bを形成し、十字形に組立てた
鋼板4A,4Bをこれらのスリツトに挿し込み、
半分程度は鋼管端より突出するようにし(スリツ
トの長さをそのようにしておく)、鋼板4A,4
Bと鋼管1A,1Bとの接触部は溶接しておき、
そして鋼管1A,1Bの連結に当つては当板5
A,5B,…を鋼板4A,4Bに跨つてその表
裏、計8面に当て、ボルト3で締付けることによ
り、鋼管1A,1Bを連結する。第7図aは連結
部側面を、bは鋼板4Aを鋼管1Aのスリツトに
挿し込んだ端面を、そしてcは鋼板4A,4Bに
当板5A,5B,…を当ててボルト締めした状態
を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
フランジ継手では、角環又は円環状のエンドプ
レート3が鋼管1A,1Bより大径で鋼管表面よ
り外方に突出するから継手部が判然と分り、美観
を重視とする用途には適さない。第8図は角形鋼
管で作つたトラスの例であるが、長尺物になると
その梁部分6,7を構成する角形鋼管を継ぎ足す
必要が生じ(6A,7Aは連結部を示す)、そし
てこのトランスが観衆の目に触れる構造材として
使用されるときは美観が重視され、このような場
合は該連結部をフランジ継手にするのは好ましく
ない。
また十字継手も、十字形鋼板4A,4Bは鋼管
1A,1Bの表面より突出しており、また当板5
A,5B,…を当ててボルト締めした部分は露出
しており、連結部は判然と分つて、美観上問題が
ある。
本発明は、継手部が殆んど分らないように角形
鋼管を連結することができる継手方法を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、角形鋼管の端部に十字形に組立てた
継手鋼板を、その側端面が角形鋼管内面角部に当
るように一部挿入し、継手鋼板と角形鋼板内面の
接触部は溶接し、 かかる一対の角形鋼管を、そ
れらの継手鋼板の先端を対向させて突合せ、次い
でこれらの継手鋼板に当板を当てボルト締めして
両角形鋼管を連結し、その連結部を角形鋼管と同
じ大きさのカバー鋼管で覆い、角形鋼管との突合
せ部を溶接して該角形鋼管と一体化して、角形鋼
管を連結する。
〔作用〕
この継手方法によれば、継手部は両側の鋼管部
と外見上変らず、美観に優れた継手とすることが
できる。また従来の十字継手のように鋼管端部に
スリツトを形成する必要がなく、継手鋼板は角形
鋼管内にその対角線上に配置され、水平、垂直方
向に配置される場合より長くなるので、継手部効
率を有利にし得る。
〔実施例〕
第1図及び第2図で説明すると、本発明では十
字形に組立てた継手鋼板8A,8Bを角形鋼管1
A,1Bに、その内面角部に側端面が当るように
X字状に約半分だけ挿入する。第7図の十字継手
のように鋼管端部にスリツト1a,1bを形成す
ることはせず、従つて継手鋼板8A,8Bが鋼管
表面から突出することはない。鋼管1A,1Bの
内面と鋼板8A,8Bの側端面との接触部は溶接
して(10は溶接ビードを示す)、鋼板8Aと鋼
管1Aおよび鋼板8Bと鋼管1Bを一体化する。
十字形に組立てた継手鋼板8A,8Bも、所要形
状に切断した鋼板を溶接してそのような形にする
のがよい。10は該鋼板の溶接部を示す。
連結に当つては、鋼板8A,8Bを突き合せ、
これらの表裏、計8面に当板5A,5B,…を当
てボルト3で締め付ける。これにより鋼管1A,
1Bは連結されるが、当板5A,5B,…及びボ
ルト3等は露出している。そこで第3図に示すよ
うに、連結部を鋼管1A,1Bと同じサイズのカ
バー鋼管11で覆い、該カバー鋼管11と鋼管1
A,1Bとの接触部12a,12bは溶接する。
このようにすれば第3図から明らかなように継手
部は左、右の鋼管と外見が殆んど変らず、塗装な
どすれば全く見分けがつかなくなる場合もあり得
る。
カバー鋼管11は管体で装着できないから、第
4図に示すように2つ割などにしておくとよい。
aは2個のL形部材11A,11Bを突合せて角
形鋼管カバー11とするもの、またbは2個のコ
字形部材11C,11Dを突合せて角形鋼管カバ
ー11とするものである。いずれも、装着後、突
合せ部は溶接する。連結部の機械的強度は鋼板8
A,8B、当板5A,5B,…およびボルト3を
持つから、カバー11は機械的強度を持つ必要は
なく、美観上および防水上の機能を持つだけでよ
い。従つてカバー11は鋼管1A,1Bより薄肉
でよい。第5図は鋼板8A,8Bに当板5A,5
B,…を当て、ボルト締めし、カバー11を装着
した状態を示す。
図面では鋼管1A,1Bは断面が正方形とした
が、これは矩形でもよく、また角部にRが付いて
いてもよい。角が丸くなつていると、継手鋼板8
A,8Bの側端面を鋼管内面の該角部に当て易
く、側端面の加工が不要で溶接が容易になる。
鋼管端部への継手鋼板8A,8Bの挿入、溶接
は工場で済ませておき、当板5A,5B,…の当
接、ボルト締め、カバー鋼管取付け、溶接を現場
で行なうとよいが、これに限るものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなように、本発明
では十字に組立てた継手鋼板8A,8Bを角形鋼
管1A,1Bの内部に、その側端面が角形鋼管の
角に当るように対角線状に(X形に)挿入し、溶
接するので、鋼板8A,8Bが鋼管1A,1Bの
表面から突出することがなく、体裁がよい。勿論
スリツトを切る必要はなく、加工が容易である。
また第7図の水平、垂直方向の十字形より、対角
線状の十字形であるから長く(√2)でき、当板
5A,5B,…の幅を大にすることができて、継
手部効率を高めることができる。
またカバー鋼管11で連結部を覆い、該連結部
を鋼板1A,1Bと同じ表面状態にするので、美
観が優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略側面図、第
2図は継手鋼板を鋼管内部へ挿入した状態を示す
概略端面図、第3図は連結部にカバーを取付けた
状態を示す側面図、第4図はカバーの具体例を示
す断面図、第5図は継手鋼板に当板を当てボルト
締めした状態を示す断面図、第6図および第7図
は鋼管継手の従来例を示す説明図、第8図は継手
使用例を示す説明図である。 図面で1A,1Bは角形鋼管、3はボルト、5
A,5B,…は当板、8A,8Bは継手鋼管、1
1はカバーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 角形鋼管の端部に十字形に組立てた継手鋼板
    を、その側端面が角形鋼管内面角部に当るように
    一部挿入し、継手鋼板と角形鋼板内面の接触部は
    溶接し、 かかる一対の角形鋼管を、それらの継手鋼板の
    先端を対向させて突合せ、次いでこれらの継手鋼
    板に当板を当てボルト締めして両角形鋼管を連結
    し、 その連結部を角形鋼管と同じ大きさのカバー鋼
    管で覆い、角形鋼管との突合せ部を溶接して該角
    形鋼管と一体化する工程を有することを特徴とす
    る角形鋼管の継手方法。
JP18522887A 1987-07-24 1987-07-24 Joint method of rectangular type steel pipe Granted JPS6429544A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18522887A JPS6429544A (en) 1987-07-24 1987-07-24 Joint method of rectangular type steel pipe

Applications Claiming Priority (1)

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JP18522887A JPS6429544A (en) 1987-07-24 1987-07-24 Joint method of rectangular type steel pipe

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Publication Number Publication Date
JPS6429544A JPS6429544A (en) 1989-01-31
JPH0426655B2 true JPH0426655B2 (ja) 1992-05-07

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ID=16167117

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