JPS6041179B2 - プレストレストコンクリ−トパネルの接合部構造 - Google Patents
プレストレストコンクリ−トパネルの接合部構造Info
- Publication number
- JPS6041179B2 JPS6041179B2 JP16046177A JP16046177A JPS6041179B2 JP S6041179 B2 JPS6041179 B2 JP S6041179B2 JP 16046177 A JP16046177 A JP 16046177A JP 16046177 A JP16046177 A JP 16046177A JP S6041179 B2 JPS6041179 B2 JP S6041179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prestressed concrete
- steel
- joint structure
- concrete panel
- steel pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はＰＣ鋼線、ＰＣより線、ＰＣ鋼様にプレテンシ
ョンを与えて製造されたプレストレストコンクリートパ
ネルによって洋上構造物の如き永久使用される構造物の
建造に適するプレストレストコンクリートパネルの接合
部構造に関し、接合部における強度の連続性と水密性を
保ち、同時に作業の大幅な容易化を図ることのできるも
のの提供を目的とする。
ョンを与えて製造されたプレストレストコンクリートパ
ネルによって洋上構造物の如き永久使用される構造物の
建造に適するプレストレストコンクリートパネルの接合
部構造に関し、接合部における強度の連続性と水密性を
保ち、同時に作業の大幅な容易化を図ることのできるも
のの提供を目的とする。
従釆のプレストレストコンクリートパネルは第１図に示
すように、多くの場合コンクリート１の外端面ＩＡ上に
プレストレスト用アンカー金具２の周方向に所定ピッチ
で並設し、これら対向するアンカー金具２間のＰＣ鋼線
３等を配設してプレストレストを導入したものであり、
かかる形式のパネルはおもに建築などの分野で用いられ
ていたので、パネル同士の接合部に高い鋼性が要求され
ることはなかった。
すように、多くの場合コンクリート１の外端面ＩＡ上に
プレストレスト用アンカー金具２の周方向に所定ピッチ
で並設し、これら対向するアンカー金具２間のＰＣ鋼線
３等を配設してプレストレストを導入したものであり、
かかる形式のパネルはおもに建築などの分野で用いられ
ていたので、パネル同士の接合部に高い鋼性が要求され
ることはなかった。
本発明はプレストレストコンクリートパネルを洋上構造
物の建造の際にも充分使用に耐え得るプレストレストコ
ンクリートパネルを提案すると同時に該パネル同士の接
合部に高い鋼性を付与せしめ得る接合部構造を提供する
ものであり、以下その実施例を第２図〜第５図に基づき
説明する。
物の建造の際にも充分使用に耐え得るプレストレストコ
ンクリートパネルを提案すると同時に該パネル同士の接
合部に高い鋼性を付与せしめ得る接合部構造を提供する
ものであり、以下その実施例を第２図〜第５図に基づき
説明する。
５は方形環状のＨ型鋼６よりなる鋼製枠であり、該枠５
内部にコンクリート７を打談すると共に、縦横にＰＣ鋼
線８Ａ，８８等を配設してプレストレストコンクリート
パネル９が構成されている。
内部にコンクリート７を打談すると共に、縦横にＰＣ鋼
線８Ａ，８８等を配設してプレストレストコンクリート
パネル９が構成されている。
この場合、方形環状のＨ型鋼６はコンクリート打設時の
型枠となり得るので特別の型枠を要せず、しかも該Ｈ型
鋼６にプレストレスト導入時のアンカー金具を兼用させ
得るので、かかる構成のプレストレストコンクリートパ
ネルによると、その製造にあたり特別なアンカー金具を
要しない。１０は四角鋼管１１からなる接合ピースであ
って、プレストレストコンクリートパネル９はこの接合
ピース１０を介して種々の形状に接合される。
型枠となり得るので特別の型枠を要せず、しかも該Ｈ型
鋼６にプレストレスト導入時のアンカー金具を兼用させ
得るので、かかる構成のプレストレストコンクリートパ
ネルによると、その製造にあたり特別なアンカー金具を
要しない。１０は四角鋼管１１からなる接合ピースであ
って、プレストレストコンクリートパネル９はこの接合
ピース１０を介して種々の形状に接合される。
第３図は接合部構造の一例であり、２枚のプレストレス
トコンクリートパネル９，９を同一平面上で接合した場
合である。
トコンクリートパネル９，９を同一平面上で接合した場
合である。
すなわち一方のプレストレストコンクリートパネル９の
Ｈ型鋼水平部６Ａ外端を角鋼管１１の一つの外側平面１
１Ａに対して突き合せ、その突き合せ部１２を溶接する
と共に、他方のプレストレストコンクリートパネル９の
Ｈ型鋼水平部６Ａ外端を角鋼管１１の前記外側平面１１
Ａと反対側の外側平面１１Ｂに突き合せ、溶接してある
。そして角鋼管１１の表面１１Ｃ及び裏面１１０はそれ
ぞれ各パネル９，９の表面及び裏面とほぼ面一となって
いる。かかる溶接後、角鋼管１１内部及びＨ型鋼６との
図縫部にコンクリート１４，１４を充填してある。第４
図は第３図で説明した接合構造において、さらに角鋼管
裏面１１０に他のプレストレストコンクリートパネル９
を同様の構造で接合し、全体をＴ字状となしたものであ
る。
Ｈ型鋼水平部６Ａ外端を角鋼管１１の一つの外側平面１
１Ａに対して突き合せ、その突き合せ部１２を溶接する
と共に、他方のプレストレストコンクリートパネル９の
Ｈ型鋼水平部６Ａ外端を角鋼管１１の前記外側平面１１
Ａと反対側の外側平面１１Ｂに突き合せ、溶接してある
。そして角鋼管１１の表面１１Ｃ及び裏面１１０はそれ
ぞれ各パネル９，９の表面及び裏面とほぼ面一となって
いる。かかる溶接後、角鋼管１１内部及びＨ型鋼６との
図縫部にコンクリート１４，１４を充填してある。第４
図は第３図で説明した接合構造において、さらに角鋼管
裏面１１０に他のプレストレストコンクリートパネル９
を同様の構造で接合し、全体をＴ字状となしたものであ
る。
この場合の接合構造も説明するまでもなく前記ほぼ同機
であるので、その説明は省略する。第５図は前述の接合
部構造による洋上構造物１６の組立図であり、これから
明らかなように、接合ピースとしての角鋼管１は、その
織部を組立態様に応じてプレストレストパネル９の側端
よりも所定量だけ突出させてある。
であるので、その説明は省略する。第５図は前述の接合
部構造による洋上構造物１６の組立図であり、これから
明らかなように、接合ピースとしての角鋼管１は、その
織部を組立態様に応じてプレストレストパネル９の側端
よりも所定量だけ突出させてある。
このようにしておけば特にコーナ部などに余分の接合ピ
ースを用いずに簡単な組立てが可能となる。以上実施例
で示した本発明によると次の如き効果が得られ、浮遊式
洋上構造物の構築に最澄である。
ースを用いずに簡単な組立てが可能となる。以上実施例
で示した本発明によると次の如き効果が得られ、浮遊式
洋上構造物の構築に最澄である。
｛１’接合時の接合ピースとの突き合せを、該接合ピー
スの外側平面に対して行うので作業が迅速となりかつ溶
接も容易である。
スの外側平面に対して行うので作業が迅速となりかつ溶
接も容易である。
また一方のプレストレストコンクリートパネルにあらか
じめ接合ピースを接合しておけば作業はさらに迅速にな
る。剛 接合部に溶接後に充填されたコンクリートによ
り、該接合部が高い鋼性を有するに至るので強度の連続
性が確保される。
じめ接合ピースを接合しておけば作業はさらに迅速にな
る。剛 接合部に溶接後に充填されたコンクリートによ
り、該接合部が高い鋼性を有するに至るので強度の連続
性が確保される。
‘３’ 接合部の水密性を完全に保持し得る。
第１図は従釆のプレストレストコンクリートパネルの平
面図、第２図〜第５図は本発明実施例を示し、第２図は
プレストレストコンクリートパネルの一部切欠斜視図、
第３図は第１実施例の要部拡大縦断面図、第４図は第２
実施例の同縦断面図、第５図は洋上構造物の組立図であ
る。 ５・・・…鋼製枠、６・…・・方形環状日型鋼、９，１
４……プレストレストコンクリートパネル、１０…・・
・接合ピース、１１・・・・・・角鍵管、１２，１３・
・・・・・コンクリート、１２・・…・突き合せ部。 第１図第２図 図 の 船 図 寸 船 第５図
面図、第２図〜第５図は本発明実施例を示し、第２図は
プレストレストコンクリートパネルの一部切欠斜視図、
第３図は第１実施例の要部拡大縦断面図、第４図は第２
実施例の同縦断面図、第５図は洋上構造物の組立図であ
る。 ５・・・…鋼製枠、６・…・・方形環状日型鋼、９，１
４……プレストレストコンクリートパネル、１０…・・
・接合ピース、１１・・・・・・角鍵管、１２，１３・
・・・・・コンクリート、１２・・…・突き合せ部。 第１図第２図 図 の 船 図 寸 船 第５図
Claims (1)
- １ 周囲に鋼製枠を有するプレストレストコンクリート
パネル同士を鋼製の接合ピースを介して接合してなる接
合構造であつて、前記鋼製枠は方形環状のＨ型鋼、前記
接合ピースは角鋼管でそれぞれ構成し、前記Ｈ型鋼の水
平部外端を前記角鋼管の外側平面に対して突き合せ、こ
の突き合せ部を溶接し、溶接後に角鋼管内部及び角鋼管
とＨ型鋼との囲繞部にコンクリートを充填してなること
を特徴とするプレストレストコンクリートパネルの接合
部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16046177A JPS6041179B2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | プレストレストコンクリ−トパネルの接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16046177A JPS6041179B2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | プレストレストコンクリ−トパネルの接合部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5493017A JPS5493017A (en) | 1979-07-23 |
| JPS6041179B2 true JPS6041179B2 (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=15715432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16046177A Expired JPS6041179B2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | プレストレストコンクリ−トパネルの接合部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041179B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS635066B2 (ja) * | 1985-08-21 | 1988-02-02 | Pigii Shokuhin Kk | |
| KR20190137072A (ko) * | 2017-04-03 | 2019-12-10 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 컬러필터용 안료 조성물 및 컬러필터 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60203721A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-15 | Takenaka Komuten Co Ltd | コンクリ−ト造海洋構造物 |
| CN105604192A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-05-25 | 南通科达建材股份有限公司 | 预应力装配式混凝土构件一体化连接方法 |
-
1977
- 1977-12-29 JP JP16046177A patent/JPS6041179B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS635066B2 (ja) * | 1985-08-21 | 1988-02-02 | Pigii Shokuhin Kk | |
| KR20190137072A (ko) * | 2017-04-03 | 2019-12-10 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 컬러필터용 안료 조성물 및 컬러필터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5493017A (en) | 1979-07-23 |
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