JPH04262881A - 電縫管製造用トップロールの冷却方法 - Google Patents

電縫管製造用トップロールの冷却方法

Info

Publication number
JPH04262881A
JPH04262881A JP2355091A JP2355091A JPH04262881A JP H04262881 A JPH04262881 A JP H04262881A JP 2355091 A JP2355091 A JP 2355091A JP 2355091 A JP2355091 A JP 2355091A JP H04262881 A JPH04262881 A JP H04262881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
water
top roll
cooling
cooling water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2355091A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tada
健 多田
Shunichi Akiyama
俊一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP2355091A priority Critical patent/JPH04262881A/ja
Publication of JPH04262881A publication Critical patent/JPH04262881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電縫管製造用トップ
ロールの冷却方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電縫管は、図3に示すように、成形ロー
ル21で成形した素管22の突き合わせ部23を、高周
波溶接装置(周波数250Hz程度)24で加熱し、素
管22を溶接機ロール25で外側から抱え込み、溶接部
26を圧着することにより製造している。
【0003】上述した溶接機ロール25の部分を詳述す
ると、図4に示すように、素管22を両側から抱え込む
1対のサイドロール27と、素管22の上部にあって溶
接部26の両側を上から押さえ付けている1対のトップ
ロール28とから構成されている。
【0004】このトップロール28は、電縫管の断面が
楕円形になるのを防止するためのものであり、電縫管の
断面形状を向上させる上で重要な役割を果たしている。
【0005】そして、トップロール28は、溶接部26
からの熱影響のため高温になるので、冷却水をロール表
面にかけて冷却するようにしている。
【0006】最近、電縫管においては、品質要求水準の
高い高靱性材の需要が高まっているが、このような高靱
性材の場合には、溶接部が酸化されるのを防止するため
に、溶接部近傍を不活性ガスでガスシールして、酸素濃
度を低下させたり、還元ガス等により、溶接部を還元し
たりしながら溶接するようにしている。
【0007】また、溶接部に冷却水がかかるのを防止す
るために、トップロールの冷却水を停止したり、絞った
りして圧延を行っている。
【0008】このように、冷却水を停止したり絞ったり
するので、トップロールには熱影響のために、数時間で
亀裂が入り、使用できなくなるので、ラインを停止して
ロール交換を行う必要があり、操業率の低下やロール費
が増大するという問題点がある。そこで、発明者等は、
特願平2−35708号において、図5に示すように、
トップロール28に接触しトップロール28と逆方向に
回転する吸水ロール29を配置して、ノズル30から噴
射された冷却水が、トップロール28のロール表面から
落下しないうちに、冷却水を吸水ロール29で吸水し、
吸水ロール29の回転軸31に設けた排水路に集めて、
回転軸31の軸端に接続したスイベルジョイントを介し
て排水するので、冷却水を停止しなくてもよいトップロ
ールの冷却方法を開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たトップロールの冷却方法においては、トップロール表
面に付着したよごれ等が吸水ロールの表面に付着して、
吸水ロールの吸水能力が低下するので、吸水ロールをす
ぐに取替えなければならないという問題点があった。
【0010】この発明は、従来技術の上記のような問題
点を解消し、電縫管の溶接部に冷却水のかからない電縫
管製造用トップロールの冷却方法において、吸水ロール
の寿命を延ばすことのできる電縫管製造用トップロール
の冷却方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電縫管製
造用トップロールの冷却方法は、冷却水ノズルにより冷
却水をトップロールに噴射するとともに、冷却水がトッ
プロールから流れ落ちる前に、冷却水をトップロールに
接触しトップロールと逆方向に回転する吸水ロールによ
り吸水する電縫管製造用トップロールの冷却方法におい
て、表面を吸湿性のある布で覆った吸水ロールで吸水す
る方法である。
【0012】
【作用】この発明に係る電縫管製造用トップロールの冷
却方法は、冷却水ノズルにより冷却水をトップロールに
噴射するとともに、冷却水がトップロールから流れ落ち
る前に、冷却水をトップロールに接触しトップロールと
逆方向に回転する吸水ロールにより吸水する電縫管製造
用トップロールの冷却方法において、表面を吸湿性のあ
る布で覆った吸水ロールで吸水するようにしている。こ
のようにすると、トップロールの表面に付着しているよ
ごれ等が吸水ロールの表面を覆っている吸湿性のある布
に付着し、吸水ロールの吸水能力は低下するが、吸水ロ
ールそのものにはよごれ等が付着しないので、表面を覆
っている吸湿性のある布を取り替えるだけで、吸水能力
を復活させることができる。したがって、このようにし
て吸水ロールを使用すれば、吸水ロールの寿命を延ばす
ことができる。
【0013】
【実施例】本発明の1実施例の電縫管製造用トップロー
ルの冷却方法を図1および図2により説明する。図1は
、本発明の1実施例の電縫管製造用トップロールの冷却
方法を示す説明図である。電縫管1の溶接部2を上部か
ら押さえ付けているトップロール3は、トップロール3
の上方に配置したノズル6からロール表面に冷却水を噴
射して冷却する。そして、トップロール3の前面側に、
スポンジ等吸水性のある材質からなる吸水ロール4を、
その回転軸5がトップロール3の軸芯と平行でかつ同一
平面上にある状態でトップロール3に接触させ、回転軸
5を回転可能に軸受(図示せず)で軸支する。回転軸5
は、中空でかつ表面には無数の小孔が設けられており、
吸水ロール4で吸水した冷却水がこの小孔を通って回転
軸5の中空部分に集められるようになっている。回転軸
5の一端は閉鎖状態となっているが、他端にはスイベル
ジョイントが設けられており、このスイベルジョイント
を介してバキュームポンプ等により、回転軸5の中空部
分に集められた冷却水が排出される。
【0014】図2は、上述した吸水ロール4の表面を、
吸湿性のある布7で覆った状態を示す縦断面図であるが
、このようにして吸水すると、トップロール3の表面に
付着したよごれ等がこの布7に付着して、吸水能力が低
下していくが、吸水ロール4自体にはよごれ等の付着は
ないので、この布7を取り替えることにより、同一の吸
水ロール4を長時間使用することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明により、吸水ロールの寿命を延
ばすことができるので、生産性の向上が図れ、延いては
製造コストの引下げが可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の電縫管製造用トップロール
の冷却方法を示す説明図である。
【図2】本発明の1実施例の電縫管製造用トップロール
の冷却方法において使用する吸水ロールの表面を布で覆
った状態を示す縦断面図である。
【図3】電縫管の製造ラインを示す平面図である。
【図4】溶接機ロールを示す斜視図である。
【図5】従来の電縫管製造用トップロールの冷却方法を
示す説明図である。
【符号の説明】
1  電縫管 2  溶接部 3  トップロール 4  吸水ロール 5  回転軸 6  ノズル 7  布

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  冷却水ノズルにより冷却水をトップロ
    ールに噴射するとともに、冷却水がトップロールから流
    れ落ちる前に、冷却水をトップロールに接触しトップロ
    ールと逆方向に回転する吸水ロールにより吸水する電縫
    管製造用トップロールの冷却方法において、表面を吸湿
    性のある布で覆った吸水ロールで吸水することを特徴と
    する電縫管製造用トップロールの冷却方法。
JP2355091A 1991-02-18 1991-02-18 電縫管製造用トップロールの冷却方法 Pending JPH04262881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2355091A JPH04262881A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 電縫管製造用トップロールの冷却方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2355091A JPH04262881A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 電縫管製造用トップロールの冷却方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04262881A true JPH04262881A (ja) 1992-09-18

Family

ID=12113598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2355091A Pending JPH04262881A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 電縫管製造用トップロールの冷却方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04262881A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018134490A1 (fr) * 2017-01-20 2018-07-26 Gaztransport Et Technigaz Procédé et dispositif de soudage à faible distorsion avec application de refroidissement constitué d'un coussin de fibres minérales imbibé d'un liquide de refroidissement
JP2019188447A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 日本製鉄株式会社 電縫溶接装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018134490A1 (fr) * 2017-01-20 2018-07-26 Gaztransport Et Technigaz Procédé et dispositif de soudage à faible distorsion avec application de refroidissement constitué d'un coussin de fibres minérales imbibé d'un liquide de refroidissement
FR3062078A1 (fr) * 2017-01-20 2018-07-27 Gaztransport Et Technigaz Procede et dispositif de soudage a faible distorsion
JP2019188447A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 日本製鉄株式会社 電縫溶接装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04262881A (ja) 電縫管製造用トップロールの冷却方法
CN114406420A (zh) 一种焊剂防漏装置及使用其的焊接方法
KR20020096928A (ko) 전봉관의 스퀴즈롤 청소기구
JPH03238179A (ja) 電縫管製造用トップロールの冷却方法
KR200198990Y1 (ko) 파이프 용접비드제거기의 냉각구조
KR200198992Y1 (ko) 파이프 용접비드제거기의 냉각수분사구조
JPH06134613A (ja) 溶接鋼管の内面ビード除去方法およびその装置
KR101482351B1 (ko) 워크롤의 와이퍼 장치
KR101082240B1 (ko) 스케일브레이커 장치의 백업롤
JP3348989B2 (ja) 電縫鋼管のガスシールド溶接装置
CN217750207U (zh) 一种金属预整装置
JPH01284412A (ja) 圧延装置のワークロール冷却方法及びその装置
JPH01306096A (ja) 溶接管の内面ビード除去方法
CN218424818U (zh) 热轧层流冷却内冷辊
CN213196233U (zh) 一种热退火宽厚板焊缝冷却装置
JPS628273B2 (ja)
CN213972645U (zh) 一种热熔胶条生产设备
JPH02133107A (ja) 圧延ロールの冷却装置
JPS61162278A (ja) 冷却手段を具えたロ−ラ−電極を含む自走式シ−ム溶接機
JP2897707B2 (ja) 電縫鋼管製造用ガスシールド溶接装置
JPH0852508A (ja) 連続冷間圧延ライン
KR200422481Y1 (ko) 스틸파이프(강관) 내부(내면) 용접비드제거기의 하부구동롤 지지용 피봇바에 부착하는 동 패드
JPS58151945A (ja) 移動する冷却体基板の冷却方法及び装置
JPH01309706A (ja) 圧延ロール冷却水の水切り方法及び装置
JPS6037208A (ja) 熱間圧延板の冷却装置