JPS628273B2 - - Google Patents
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- JPS628273B2 JPS628273B2 JP56147283A JP14728381A JPS628273B2 JP S628273 B2 JPS628273 B2 JP S628273B2 JP 56147283 A JP56147283 A JP 56147283A JP 14728381 A JP14728381 A JP 14728381A JP S628273 B2 JPS628273 B2 JP S628273B2
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- reflector
- roller
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- welded
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/14—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring using a fluid stream, e.g. a jet of gas, in conjunction with the laser beam; Nozzles therefor
- B23K26/1462—Nozzles; Features related to nozzles
- B23K26/1464—Supply to, or discharge from, nozzles of media, e.g. gas, powder, wire
- B23K26/147—Features outside the nozzle for feeding the fluid stream towards the workpiece
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/20—Bonding
- B23K26/21—Bonding by welding
- B23K26/24—Seam welding
- B23K26/26—Seam welding of rectilinear seams
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば、炭酸ガスレーザーのような
レーザー装置(レーザー発生装置)のレーザー光
線によつて重合した被接合材を直線状にシーム溶
接するレーザーシーム溶接装置に関する。
レーザー装置(レーザー発生装置)のレーザー光
線によつて重合した被接合材を直線状にシーム溶
接するレーザーシーム溶接装置に関する。
一般に、電気的なスポツト溶接手段は、重合さ
れた2枚の被接合材に、上・下一対をなす電極チ
ツプで加圧しながら、これに瞬間的に大電流を供
給して被接合材に抵抗発熱させて、接合部を溶融
させてスポツト溶接するようになつている。
れた2枚の被接合材に、上・下一対をなす電極チ
ツプで加圧しながら、これに瞬間的に大電流を供
給して被接合材に抵抗発熱させて、接合部を溶融
させてスポツト溶接するようになつている。
しかしながら、従来、この種のスポツト溶接手
段は、電源容量の制限から相互に溶接できる被接
合材の板厚に対しての制限や1つの溶接点のごく
近くに、さらに、もう一つのスポツト溶接を行う
とすると、スポツト溶接の電流が既に溶接された
スポツト溶接部分に分流し、有効なスポツト溶接
の信頼性を損うおそれがある。
段は、電源容量の制限から相互に溶接できる被接
合材の板厚に対しての制限や1つの溶接点のごく
近くに、さらに、もう一つのスポツト溶接を行う
とすると、スポツト溶接の電流が既に溶接された
スポツト溶接部分に分流し、有効なスポツト溶接
の信頼性を損うおそれがある。
又一方、上述したスポツト溶接による溶接手段
は、大電流を瞬時に流さなければならないので、
可撓性の太い導体を使用しなければならず、しか
も、安全性や各電極チツプの寿命に難点があるば
かりでなく、接合する2つの被接合材を充分に密
着させるのに、大きな押圧力を必要とすると共
に、被接合材が薄板のとき、溶接時に溶けた金属
ミストが四方へ飛散することが多くなつて、接合
部の溶接点が実質的に減少するおそれがある。
は、大電流を瞬時に流さなければならないので、
可撓性の太い導体を使用しなければならず、しか
も、安全性や各電極チツプの寿命に難点があるば
かりでなく、接合する2つの被接合材を充分に密
着させるのに、大きな押圧力を必要とすると共
に、被接合材が薄板のとき、溶接時に溶けた金属
ミストが四方へ飛散することが多くなつて、接合
部の溶接点が実質的に減少するおそれがある。
さらに、上述したスポツト溶接手段に使用され
る両電極チツプは、導電性、冷却性及び耐押圧力
を保持するために、常に、清掃された状態に保持
すると共に、被接合材の表面を損傷しないように
支持することを余儀なくされている。
る両電極チツプは、導電性、冷却性及び耐押圧力
を保持するために、常に、清掃された状態に保持
すると共に、被接合材の表面を損傷しないように
支持することを余儀なくされている。
本発明は、上述した点に鑑み、水平腕杆を有す
る機枠の上部にレーザー装置を備えた揺動槓杆を
枢着し、上記水平腕杆の一端部に被接合材を支承
する下側ローラーを回転自在に軸装し、この下側
ローラーの上位の上記揺動槓杆の一端部に第1反
射体を上記レーザー装置のレーザー光を下方へ反
射するようにして斜設し、この第1反射体の下位
の揺動槓杆に集光レンズ及び第2反射体を上記被
接合材に焦点を結ぶようにして附設し、この第2
反射体の近傍の上記揺動槓杆のブラケツトに上側
溝付ローラーを上記被接合材を上記下側ローラー
と共に挾持して押圧し得るようにして回転自在に
軸装し、これにより、重合した被接合材を水平移
動させながら、レーザー光を照射して直線状のシ
ーム溶接を施すと共に、併せて、信頼性のある接
合部を構成するようにしたことを目的とするレー
ザーシーム溶接装置を提供するものである。
る機枠の上部にレーザー装置を備えた揺動槓杆を
枢着し、上記水平腕杆の一端部に被接合材を支承
する下側ローラーを回転自在に軸装し、この下側
ローラーの上位の上記揺動槓杆の一端部に第1反
射体を上記レーザー装置のレーザー光を下方へ反
射するようにして斜設し、この第1反射体の下位
の揺動槓杆に集光レンズ及び第2反射体を上記被
接合材に焦点を結ぶようにして附設し、この第2
反射体の近傍の上記揺動槓杆のブラケツトに上側
溝付ローラーを上記被接合材を上記下側ローラー
と共に挾持して押圧し得るようにして回転自在に
軸装し、これにより、重合した被接合材を水平移
動させながら、レーザー光を照射して直線状のシ
ーム溶接を施すと共に、併せて、信頼性のある接
合部を構成するようにしたことを目的とするレー
ザーシーム溶接装置を提供するものである。
以下、本発明を図示の一実施例について説明す
る。
る。
第1図乃至4図において、符号1は、基板2上
に設置された機枠であつて、この機枠1には水平
腕杆3が実質的に一体に設けられており、上記機
枠1の上部1aにはレーザー装置4を備えた揺動
槓杆5が支軸6によつて揺動自在に枢着されてい
る。又、上記機枠1の一側部1bと上記揺動槓杆
5との間には、例えば、油圧シリンダー装置のよ
うなシリンダー装置7が連結して設けられてい
る。このシリンダー装置7は、上記揺動槓杆5を
支軸6の周りに揺動し得るようにして枢着されて
いる。さらに、上記水平腕杆3の一端部3aに
は、重合した被接合材8を支承する下側ローラー
9がローラー軸10の軸受10aによつて回転自
在に軸装されており、この下側ローラー9の上位
に位置する上記揺動槓杆5の一端部5aには、例
えば、反射鏡のような第1反射体11が上記レー
ザー装置4のレーザー光を下方へ反射するように
して斜設されている(第2図参照)。又、この第
1反射体11の下位の揺動槓杆5には集光レンズ
12が上記下側ローラー9の上の被接合材8に焦
点Oを結ぶようにして附設されており、さらに、
この集光レンズ12の下位の揺動槓杆5には第2
反射体13が上記集光レンズ12からのレーザー
光束を上記焦点Oに反射するようにして斜設され
ている。
に設置された機枠であつて、この機枠1には水平
腕杆3が実質的に一体に設けられており、上記機
枠1の上部1aにはレーザー装置4を備えた揺動
槓杆5が支軸6によつて揺動自在に枢着されてい
る。又、上記機枠1の一側部1bと上記揺動槓杆
5との間には、例えば、油圧シリンダー装置のよ
うなシリンダー装置7が連結して設けられてい
る。このシリンダー装置7は、上記揺動槓杆5を
支軸6の周りに揺動し得るようにして枢着されて
いる。さらに、上記水平腕杆3の一端部3aに
は、重合した被接合材8を支承する下側ローラー
9がローラー軸10の軸受10aによつて回転自
在に軸装されており、この下側ローラー9の上位
に位置する上記揺動槓杆5の一端部5aには、例
えば、反射鏡のような第1反射体11が上記レー
ザー装置4のレーザー光を下方へ反射するように
して斜設されている(第2図参照)。又、この第
1反射体11の下位の揺動槓杆5には集光レンズ
12が上記下側ローラー9の上の被接合材8に焦
点Oを結ぶようにして附設されており、さらに、
この集光レンズ12の下位の揺動槓杆5には第2
反射体13が上記集光レンズ12からのレーザー
光束を上記焦点Oに反射するようにして斜設され
ている。
一方、上記第2反射体13に近接した上記揺動
槓杆5にはブラケツト5bが一体的に形成されて
おり、このブラケツト5bの各軸受14にはロー
ラー軸15が回転自在に軸装されている。又、こ
のローラー軸15の一端部にはV溝16aを形成
する上側溝付ローラー16が上記第2反射体13
からのレーザー光束を妨げないようにして回転自
在に軸装されており、この上側溝付ローラー16
のV溝16aは、第4図に示されるように、傾斜
したレーザー光束を妨げないようにして上記被接
合材8の焦点O、つまり、接合面8aに誘導し得
るように形成されている。さらに、上記ローラー
軸15の他端部には従動歯車17が固く軸装され
ており、この従動歯車17には上記揺動槓杆5に
設置されたモータ18の出力軸と一体の主動歯車
19に噛合している。さらに又、上記第2反射体
13に近接した上記揺動槓杆5には不活性ガスの
噴射ノズル20が添設されており、この噴射ノズ
ル20の噴射口20aは上記被接合材8の接合部
8aに向けて配管されている。従つて、この噴射
ノズル20の不活性ガスは、シーム溶接時、シー
ム溶接部8aの酸化を防止すると共に、シーム溶
接時に発生する金属ミストが上記集光レンズ12
や第2反射体13に附着するのを防止するように
なつている。
槓杆5にはブラケツト5bが一体的に形成されて
おり、このブラケツト5bの各軸受14にはロー
ラー軸15が回転自在に軸装されている。又、こ
のローラー軸15の一端部にはV溝16aを形成
する上側溝付ローラー16が上記第2反射体13
からのレーザー光束を妨げないようにして回転自
在に軸装されており、この上側溝付ローラー16
のV溝16aは、第4図に示されるように、傾斜
したレーザー光束を妨げないようにして上記被接
合材8の焦点O、つまり、接合面8aに誘導し得
るように形成されている。さらに、上記ローラー
軸15の他端部には従動歯車17が固く軸装され
ており、この従動歯車17には上記揺動槓杆5に
設置されたモータ18の出力軸と一体の主動歯車
19に噛合している。さらに又、上記第2反射体
13に近接した上記揺動槓杆5には不活性ガスの
噴射ノズル20が添設されており、この噴射ノズ
ル20の噴射口20aは上記被接合材8の接合部
8aに向けて配管されている。従つて、この噴射
ノズル20の不活性ガスは、シーム溶接時、シー
ム溶接部8aの酸化を防止すると共に、シーム溶
接時に発生する金属ミストが上記集光レンズ12
や第2反射体13に附着するのを防止するように
なつている。
以下、本発明の作用について説明する。
重合した2枚の被接合材8をシーム溶接する場
合。
合。
予め、下側ローラー9上に被接合材8を水平に
保持するようにして載置する。次に、上記シリン
ダー装置7を駆動することにより、上記揺動槓杆
5を支軸6の周りに左旋する。すると、この揺動
槓杆5と一体をなすブラケツト5bの上側溝付ロ
ーラー16が上記下側ローラー9上の被接合材8
を上・下から挾持して押圧すると共に、モータ1
8が駆動するので、このモータ16の主動歯車1
9が回転する。しかして、この主動歯車19に噛
合する従動歯車17と一体の上側溝付ローラー1
6は、下側ローラー9に支承された被接合材8と
水平方向へ移動を開始すると、同時に上記レーザ
ー装置4のレーザー光が第1反射体11、集光レ
ンズ12及び第2反射体13を通して斜め上方向
から上記被接合材8に焦点Oを形成して溶接する
と共に、この被接合材8を一定の速度で水平方向
に移動しているから、直線状のシーム溶接を被接
合材8に施すようになつている。
保持するようにして載置する。次に、上記シリン
ダー装置7を駆動することにより、上記揺動槓杆
5を支軸6の周りに左旋する。すると、この揺動
槓杆5と一体をなすブラケツト5bの上側溝付ロ
ーラー16が上記下側ローラー9上の被接合材8
を上・下から挾持して押圧すると共に、モータ1
8が駆動するので、このモータ16の主動歯車1
9が回転する。しかして、この主動歯車19に噛
合する従動歯車17と一体の上側溝付ローラー1
6は、下側ローラー9に支承された被接合材8と
水平方向へ移動を開始すると、同時に上記レーザ
ー装置4のレーザー光が第1反射体11、集光レ
ンズ12及び第2反射体13を通して斜め上方向
から上記被接合材8に焦点Oを形成して溶接する
と共に、この被接合材8を一定の速度で水平方向
に移動しているから、直線状のシーム溶接を被接
合材8に施すようになつている。
特に、本発明によるシーム溶接手段は、被接合
材8を下側ローラー9とこの下側ローラー9の直
上に位置する上側溝付付ローラー16との押圧力
によつて強固に挾持すると共に、最も強固に挾持
された焦点Oにレーザー光を斜め上方向から照射
するようになつているから、信頼性のあるシーム
溶接をすることができる。
材8を下側ローラー9とこの下側ローラー9の直
上に位置する上側溝付付ローラー16との押圧力
によつて強固に挾持すると共に、最も強固に挾持
された焦点Oにレーザー光を斜め上方向から照射
するようになつているから、信頼性のあるシーム
溶接をすることができる。
又一方、水平方向に移動している被接合材8に
対して、上記レーザー装置4のレーザー光を断続
的に照射することにより、被接合材8に対して点
線状にシーム溶接することができる。
対して、上記レーザー装置4のレーザー光を断続
的に照射することにより、被接合材8に対して点
線状にシーム溶接することができる。
なお、上記シーム溶接時、シーム溶接部8aは
噴射ノズル20の噴射口20aからの不活性ガス
によつて酸化を防止すると共に、シーム溶接時に
発生する金属ミストが第2反射体13や集光ノズ
ル12に附着するのを防止するようになつてい
る。
噴射ノズル20の噴射口20aからの不活性ガス
によつて酸化を防止すると共に、シーム溶接時に
発生する金属ミストが第2反射体13や集光ノズ
ル12に附着するのを防止するようになつてい
る。
次に、第5図に示される実施例は、本発明にお
ける下側ローラー9の他の実施例であつて、これ
は、冷却水による強制冷却ローラー9′を構成し
たものである。即ち、この強制冷却ローラー9′
は、水平腕杆3の一端部3aに冷却水の給水口2
1を設け、この給水口21に連通し得るように穿
設した給水孔22及び排水孔23を備えたローラ
ー軸10を上記一端部3aに水平に螺装し、この
ローラー軸10の各軸受10aに内輪体9aを回
転自在に軸装し、この内輪体9aに冷却キヤビン
24を形成した外輪体9bを各パツキング25に
よつて水密にして取付け、この冷却キヤビン24
に上記給水孔22に連通した連通孔22aと上記
排水孔23に連通した連通孔23aとを穿設し、
さらに上記ローラー軸10の外周と上記内輪体9
aとの間隙26に給排水を区分する各シールリン
グ27a,27bを介装したものである。
ける下側ローラー9の他の実施例であつて、これ
は、冷却水による強制冷却ローラー9′を構成し
たものである。即ち、この強制冷却ローラー9′
は、水平腕杆3の一端部3aに冷却水の給水口2
1を設け、この給水口21に連通し得るように穿
設した給水孔22及び排水孔23を備えたローラ
ー軸10を上記一端部3aに水平に螺装し、この
ローラー軸10の各軸受10aに内輪体9aを回
転自在に軸装し、この内輪体9aに冷却キヤビン
24を形成した外輪体9bを各パツキング25に
よつて水密にして取付け、この冷却キヤビン24
に上記給水孔22に連通した連通孔22aと上記
排水孔23に連通した連通孔23aとを穿設し、
さらに上記ローラー軸10の外周と上記内輪体9
aとの間隙26に給排水を区分する各シールリン
グ27a,27bを介装したものである。
従つて、この強制冷却ローラー9′は、シーム
溶接時、給水口21から圧送された冷却水を給水
孔22、連通孔22aを通して冷却キヤビン24
に移送し、こゝで、冷却水が上記外輪体9bの内
周面を熱交換によつて冷却すると共に、熱交換に
よつて仕事を了えた冷却水は、連通孔23a、排
水孔23を通つて機外へ排水されるようにしたも
のであり、これによつて、シーム溶接時の放熱を
円滑にして、被接合材8の接合面を損傷しないよ
うにしたものである。
溶接時、給水口21から圧送された冷却水を給水
孔22、連通孔22aを通して冷却キヤビン24
に移送し、こゝで、冷却水が上記外輪体9bの内
周面を熱交換によつて冷却すると共に、熱交換に
よつて仕事を了えた冷却水は、連通孔23a、排
水孔23を通つて機外へ排水されるようにしたも
のであり、これによつて、シーム溶接時の放熱を
円滑にして、被接合材8の接合面を損傷しないよ
うにしたものである。
以上述べたように本発明によれば、水平腕杆3
を有する機枠1の上部にレーザー装置4を備えた
揺動槓杆5を枢着し、上記水平腕杆3の一端部3
aに被接合材8を支承する下側ローラー9を回転
自在に軸装し、この下側ローラー9の上位に上記
揺動槓杆5の一端部5aに第1反射体11を上記
レーザー装置4のレーザー光を下方へ反射するよ
うにして斜設し、この第1反射体11の下位の揺
動槓杆5に集光レンズ12及び第2反射体13を
上記被接合材8に焦点Oを結ぶようにして附設
し、この第2反射体13の近傍に上記揺動槓杆5
のブラケツト5bに上側溝付ローラー16を上記
被接合材8を上記下側ローラー9と共に挾持して
押圧し得るようにして回転自在に軸装したもので
あるので、シーム溶接時、重合した被接合材8を
上・下から強固に挾持してシーム溶接を施すこと
ができるばかりでなく、シーム溶接部8aの仕上
面も美しく仕上り、信頼性の向上を図ることがで
きる。
を有する機枠1の上部にレーザー装置4を備えた
揺動槓杆5を枢着し、上記水平腕杆3の一端部3
aに被接合材8を支承する下側ローラー9を回転
自在に軸装し、この下側ローラー9の上位に上記
揺動槓杆5の一端部5aに第1反射体11を上記
レーザー装置4のレーザー光を下方へ反射するよ
うにして斜設し、この第1反射体11の下位の揺
動槓杆5に集光レンズ12及び第2反射体13を
上記被接合材8に焦点Oを結ぶようにして附設
し、この第2反射体13の近傍に上記揺動槓杆5
のブラケツト5bに上側溝付ローラー16を上記
被接合材8を上記下側ローラー9と共に挾持して
押圧し得るようにして回転自在に軸装したもので
あるので、シーム溶接時、重合した被接合材8を
上・下から強固に挾持してシーム溶接を施すこと
ができるばかりでなく、シーム溶接部8aの仕上
面も美しく仕上り、信頼性の向上を図ることがで
きる。
第1図は本発明によるレーザーシーム溶接装置
の正面図、第2図は本発明の要部を示す拡大断面
図、第3図は第2図中の鎖線A−Aに沿う断面
図、第4図は本発明による被接合材と上側溝付ロ
ーラーとの関係を示す斜視図、第5図は本発明の
他の実施例を示す図である。 1……機枠、3……水平腕杆、4……レーザー
装置、5……揺動槓杆、7……シリンダー装置、
8……被接合材、9……下側ローラー、11……
第1反射体、12……集光レンズ、13……第2
反射体、16……上側ローラー、20……噴射ノ
ズル。
の正面図、第2図は本発明の要部を示す拡大断面
図、第3図は第2図中の鎖線A−Aに沿う断面
図、第4図は本発明による被接合材と上側溝付ロ
ーラーとの関係を示す斜視図、第5図は本発明の
他の実施例を示す図である。 1……機枠、3……水平腕杆、4……レーザー
装置、5……揺動槓杆、7……シリンダー装置、
8……被接合材、9……下側ローラー、11……
第1反射体、12……集光レンズ、13……第2
反射体、16……上側ローラー、20……噴射ノ
ズル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平腕杆を有する機枠の上部にレーザー装置
を備えた揺動槓杆を枢着し、上記水平腕杆の一端
部に被接合材を支承する下側ローラーを回転自在
に軸装し、この下側ローラーの上位の上記揺動槓
杆の一端部に第1反射体を上記レーザー装置のレ
ーザー光を下方へ反射するように斜設し、この第
1反射体の下位の揺動槓杆に集光レンズ及び第2
反射体を上記被接合材に焦点を結ぶように附設
し、この第2反射体の近傍の上記揺動槓杆のブラ
ケツトに上側溝付ローラーを上記被接合材を上記
下側ローラーと共に挾持して押圧し得るように回
転自在に軸装したことを特徴とするレーザーシー
ム溶接装置。 2 上側溝付ローラーの近傍のレーザー光路上に
不活性ガスの噴射ノズルを被接合材の接合部に向
けて配管したことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のレーザーシーム溶接装置。 3 下側ローラーを強制冷却ローラーに構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
項記載のレーザーシーム溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147283A JPS5847589A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | レ−ザ−シ−ム溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147283A JPS5847589A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | レ−ザ−シ−ム溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5847589A JPS5847589A (ja) | 1983-03-19 |
JPS628273B2 true JPS628273B2 (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=15426697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56147283A Granted JPS5847589A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | レ−ザ−シ−ム溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847589A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010214402A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 金属板のレーザ溶接方法およびレーザ溶接装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8310630D0 (en) * | 1983-04-20 | 1983-05-25 | British Shipbuilders Eng | Laser welding |
US4607150A (en) * | 1984-05-03 | 1986-08-19 | Cincinnati Milacron Inc. | Laser spot welder |
JP5692293B2 (ja) * | 2013-06-28 | 2015-04-01 | 新日鐵住金株式会社 | 金属板のレーザ溶接方法およびレーザ溶接装置 |
KR20180076184A (ko) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 주식회사 성우하이텍 | 롤 레이저 용접기용 가이드 장치 |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP56147283A patent/JPS5847589A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010214402A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 金属板のレーザ溶接方法およびレーザ溶接装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5847589A (ja) | 1983-03-19 |
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