JPH03238179A - 電縫管製造用トップロールの冷却方法 - Google Patents
電縫管製造用トップロールの冷却方法Info
- Publication number
- JPH03238179A JPH03238179A JP3570890A JP3570890A JPH03238179A JP H03238179 A JPH03238179 A JP H03238179A JP 3570890 A JP3570890 A JP 3570890A JP 3570890 A JP3570890 A JP 3570890A JP H03238179 A JPH03238179 A JP H03238179A
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- JP
- Japan
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- roll
- top roll
- cooling water
- electric resistance
- resistance welded
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- Pending
Links
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電縫管製造用トップロールの冷却方法に関する
。
。
「従来の技術」
電縫管は、第2図のように、底形ロール21で底形した
素管22の突き合わせ部23を高周波溶接装置(周波数
250KHz程度〉24で加熱し、素管22を溶接機ロ
ール25で外側から抱え込み、溶接部26が圧着される
ようにして製造している。
素管22の突き合わせ部23を高周波溶接装置(周波数
250KHz程度〉24で加熱し、素管22を溶接機ロ
ール25で外側から抱え込み、溶接部26が圧着される
ようにして製造している。
上述した溶接機ロール25の部分を詳述すると、第3図
に示すように、素管22を両側から抱え込む1対のサイ
ドロール27と、素管22の上部にあって溶接部の両側
を上から押さえ付けている1対のトップロール28とか
ら構成されている。このトップロール28は、電縫管の
断面が楕円形になるのを防止するためにあるもので、電
縫管の形状を向上させる上で重要な役割を果たしている
。
に示すように、素管22を両側から抱え込む1対のサイ
ドロール27と、素管22の上部にあって溶接部の両側
を上から押さえ付けている1対のトップロール28とか
ら構成されている。このトップロール28は、電縫管の
断面が楕円形になるのを防止するためにあるもので、電
縫管の形状を向上させる上で重要な役割を果たしている
。
そして、1−ツブロール28は、溶接部からの熱影響の
ため、高温になるので冷却水をロール表面にかけて冷却
するようにしている。
ため、高温になるので冷却水をロール表面にかけて冷却
するようにしている。
[発明が解決しようとする課題]
最近、電縫管においては、品質要求水準の高い高靭性材
の需要が高まっているが、このような高靭性材の場合に
は、溶接部が酸化されるのを防止するために、溶接部近
傍を不活性ガスでガスシールして酸素濃度を低下させた
り、還元ガス等により溶接部を還元したりしながら溶接
するようにしている。また、溶接部に冷却水がかかるの
を防止するために、トップロールの冷却水を停止したり
絞ったりして圧延を行なっている。
の需要が高まっているが、このような高靭性材の場合に
は、溶接部が酸化されるのを防止するために、溶接部近
傍を不活性ガスでガスシールして酸素濃度を低下させた
り、還元ガス等により溶接部を還元したりしながら溶接
するようにしている。また、溶接部に冷却水がかかるの
を防止するために、トップロールの冷却水を停止したり
絞ったりして圧延を行なっている。
そのため、トップロールは溶接部の熱影響のために、数
時間で亀裂が入り使用できなくなるので、ラインを停止
してロール交換を行なう必要があり、操業率の低下やロ
ール費の増大という問題点があった。
時間で亀裂が入り使用できなくなるので、ラインを停止
してロール交換を行なう必要があり、操業率の低下やロ
ール費の増大という問題点があった。
この発明は、従来技術の上記のような問題点を解消し、
電縫管の溶接部に冷却水のかからない電縫管製造用トッ
プロールの冷却方法を提供することを目的としている。
電縫管の溶接部に冷却水のかからない電縫管製造用トッ
プロールの冷却方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る電縫管製造用トップロールの冷却方法は
、冷却水ノズルにより冷却水をトップロールに噴射する
とともに、冷却水がトップロールから流れ落ちる前に、
冷却水をトップロールに接触しトップロールと逆方向に
回転する吸水ロールにより吸水するようにしたものであ
る。
、冷却水ノズルにより冷却水をトップロールに噴射する
とともに、冷却水がトップロールから流れ落ちる前に、
冷却水をトップロールに接触しトップロールと逆方向に
回転する吸水ロールにより吸水するようにしたものであ
る。
[作用]
この発明に係る電縫管製造用トップロールの冷却方法は
、冷却水ノズルにより冷却水をト・ツブロールに噴射す
るとともに、冷却水がトップロールから流れ落ちる前に
、冷却水を1−ツブロールに接触しトップロールと逆方
向に回転する吸水ロールにより吸水するようにしている
。このようにしているので、トップロールの冷却水が電
縫管の溶接部にかかることはなく、高靭性材等の高級品
質の電縫管を、トップロールの冷却水を停止したり絞っ
たりすることなしに製造できる。したがって、操業率が
向上するとともに、ロール費も低減できる。
、冷却水ノズルにより冷却水をト・ツブロールに噴射す
るとともに、冷却水がトップロールから流れ落ちる前に
、冷却水を1−ツブロールに接触しトップロールと逆方
向に回転する吸水ロールにより吸水するようにしている
。このようにしているので、トップロールの冷却水が電
縫管の溶接部にかかることはなく、高靭性材等の高級品
質の電縫管を、トップロールの冷却水を停止したり絞っ
たりすることなしに製造できる。したがって、操業率が
向上するとともに、ロール費も低減できる。
[実施例]
本発明の1実施例の電縫管製造用トップロールの冷却方
法を第1図により説明する。
法を第1図により説明する。
第1図は、本発明の1実施例の電縫管製造用トップロー
ルの冷却方法を示す説明図である。電縫管1の溶接部2
を上部から押さえつけているトップロール3は、該トッ
プロール3の上方に配設したノズル6から冷却水を掛け
て冷却する。そして、トップロール3の前面側に、スポ
ンジ等吸水を有する材質からなる吸水ロール4を、その
回転軸5がトップロールの軸芯と平行でかつ同一平面上
にある状態でトップロールに接触して配備し、回転軸5
を回転自在に軸受(図示せず)で軸支する。回転軸5は
、中空でかつ表面には無数の小孔がもうけられており、
吸水ロール4で吸水した冷却水がこの小孔を通って回転
軸5の中空部分に集められるようになっている。回転軸
5の一端は閉鎖状態になっているが、他端にはスイベル
ジヨイントがもうけられており、このスイベルジヨイン
トを介してバキュームポンプ等により、回転軸5の中空
部分に集められた冷却水が回収される。
ルの冷却方法を示す説明図である。電縫管1の溶接部2
を上部から押さえつけているトップロール3は、該トッ
プロール3の上方に配設したノズル6から冷却水を掛け
て冷却する。そして、トップロール3の前面側に、スポ
ンジ等吸水を有する材質からなる吸水ロール4を、その
回転軸5がトップロールの軸芯と平行でかつ同一平面上
にある状態でトップロールに接触して配備し、回転軸5
を回転自在に軸受(図示せず)で軸支する。回転軸5は
、中空でかつ表面には無数の小孔がもうけられており、
吸水ロール4で吸水した冷却水がこの小孔を通って回転
軸5の中空部分に集められるようになっている。回転軸
5の一端は閉鎖状態になっているが、他端にはスイベル
ジヨイントがもうけられており、このスイベルジヨイン
トを介してバキュームポンプ等により、回転軸5の中空
部分に集められた冷却水が回収される。
上述のように構成することにより、トップロールの冷却
水の80%が回収され、残りの20%の冷却水はロール
表面で蒸発するので、溶接部に冷却水がかかることはな
い。
水の80%が回収され、残りの20%の冷却水はロール
表面で蒸発するので、溶接部に冷却水がかかることはな
い。
なお、トップロールの表面温度は、従来の冷却方法の場
合の50〜60℃に比較して150℃と高くはなるが、
ロールの耐久性を損なうことはない。
合の50〜60℃に比較して150℃と高くはなるが、
ロールの耐久性を損なうことはない。
[発明の効果]
本発明により、電縫管の溶接部に冷却水がかからないよ
うにして、トップロールの冷却ができ、操業率の向上お
よびロール費の低減ができる。
うにして、トップロールの冷却ができ、操業率の向上お
よびロール費の低減ができる。
第1図は本発明の1実施例の電縫管製造用ト・ツブロー
ルの冷却方法を示す説明図、第2図は電縫管の製造ライ
ンを示す平面図、第3図は溶接機ロールを示す斜視図で
ある。 1・・・電縫管、2・・・溶接部、3・・・トップロー
ル、4・・・吸水ロール、5・・・回転軸、6・・・ノ
ズル。
ルの冷却方法を示す説明図、第2図は電縫管の製造ライ
ンを示す平面図、第3図は溶接機ロールを示す斜視図で
ある。 1・・・電縫管、2・・・溶接部、3・・・トップロー
ル、4・・・吸水ロール、5・・・回転軸、6・・・ノ
ズル。
Claims (1)
- 冷却水ノズルにより冷却水をトップロールに噴射すると
ともに、冷却水がトップロールから流れ落ちる前に、冷
却水をトップロールに接触しトップロールと逆方向に回
転する吸水ロールにより吸水することを特徴とする電縫
管製造用トップロールの冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3570890A JPH03238179A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 電縫管製造用トップロールの冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3570890A JPH03238179A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 電縫管製造用トップロールの冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03238179A true JPH03238179A (ja) | 1991-10-23 |
Family
ID=12449366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3570890A Pending JPH03238179A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 電縫管製造用トップロールの冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03238179A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5883353A (en) * | 1996-02-08 | 1999-03-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Seam welding machine and method for protecting welding electrodes |
JP2019188447A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 日本製鉄株式会社 | 電縫溶接装置 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP3570890A patent/JPH03238179A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5883353A (en) * | 1996-02-08 | 1999-03-16 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Seam welding machine and method for protecting welding electrodes |
JP2019188447A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 日本製鉄株式会社 | 電縫溶接装置 |
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