JPH0426217A - 切換型iirフィルタ - Google Patents

切換型iirフィルタ

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JPH0426217A
JPH0426217A JP13222090A JP13222090A JPH0426217A JP H0426217 A JPH0426217 A JP H0426217A JP 13222090 A JP13222090 A JP 13222090A JP 13222090 A JP13222090 A JP 13222090A JP H0426217 A JPH0426217 A JP H0426217A
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Hiroshi Oyabu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、対称な複数の特性から−の特性を選択して切
換える切換型11 R(Infinite Impul
seResponse)フィルタに関する。
[従来の技術] ディジタルフィルタは、DAT等のディジタルデータを
取り扱う装置に広く用いられている。
ディジタルフィルタの一般的な設計方法は、例えば「デ
ィジタルフィルタデザイン」 (照晃堂、三谷政昭)に
示されている。また、ディジタルフィルタとしては、I
IRフィルタ及びFIRフィルタが知られている。
このうちIIRフィルタの一構成例が、第3図に示され
ている。
この図においては、外部から信号が入力される加算器1
0と、加算器10の出力を所定のサンプリング周期Tだ
け遅延させる遅延回路12と、遅延回路12の出力に所
定の係数す、/boを乗じて加算器10のマイナス入力
に供給する乗算器14と、が示されている。また、遅延
回路12の出力に所定の係数& 、/ a oを乗じて
出力する乗算器16と、加算器10及び乗算器16の出
力を加算して出力する加算器18と、加算器18の出力
に所定の係数ao/boを乗じて外部に出力する乗算器
20と、が示されている。
IIRフィルタの伝達関数は、一般式としては次のよう
に表される。
=ao /bo  (1+Sn)/(f+5d)ただし
、 z = ejvt          ・・・・・・(
2)第3図に示されるIIRフィルタは、n−1゜m−
1の構成である。すなわち、 H(Z)−(ao +a+ 2−’)/ (bo+b。
・Z−1) −ao /bo (1+Sn)/(1+Sd)ただし、 5n−a、/a6 #Z Sd=b+ /bo ’ Z−−−(3)を伝達関数と
する。
また、例えばプリエンファシス、デイエンファシスのよ
うに、対称な特性を有する2種類のディジタルフィルタ
を必要とする装置も多く、このような装置では、かかる
要請に応じるため、第4図に示されるような構成の切換
型11Rフイルタが用いられている。
すなわち、伝達関数がHl(Z)のIIRフィルタ22
と、伝達関数がH2(Z)のIIRフィルタ24と、の
出力をスイッチ26により切換え、必要に応じて伝達関
数をHl(Z)及びH2(Z)のいずれかから選択する
事を可能とする構成である。
このような構成で、 Hl  (Z)−1/H2(Z)    ・・・(4)
のように伝達関数を設定すれば、IIRフィルタ22及
び24の特性は対称的となる。また、伝達関数の分子と
分母の入替えにより、このような設定は可能である。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来においては、IIRフィルタを2個
設けねばならないため、構成が大型になるという問題点
があった。
本発明は、この様な問題点を解決することを課題として
なされたものであり、2個のIIRフィルタの構成を一
部共用化して、構成を小型にした切換型11Rフイルタ
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この様な目的を達成するために、本発明は、伝達関数の
分子及び分母のうち、いずれか一方に対応する第1の多
項式に含まれる第1の変数部分と、他方に対応する第2
の多項式に含まれる第2の変数部分と、をそれぞれ演算
し出力する変数部分演算部と、変数部分演算部から出力
される第1の変数部分及び第2の変数部分のうち、いず
れか一方を選択的に出力する第1のスイッチと、変数部
分演算部から出力される第1の変数部分及び第2の変数
部分のうち、第1のスイッチから出力される変数部分と
異なる変数部分を選択的に出力する第2のスイッチと、
第1のスイッチから出力される変数部分を入力信号から
減算して伝達関数の分母を求め、求められた分母を変数
部分演算部に供給するMlの加算器と、第1の加算器に
より求められた伝達関数の分母を取り込み、第2のスイ
ッチから出力される変数部分と加算して出力する第2の
加算器と、を含むことを特徴とする。
[作用コ 本発明においては、第1の加算器から出力された信号が
、変数部分演算部に供給され、2種類の変数部分が演算
される。この変数部分は、第1及び第2のスイッチによ
り、一方が第1の加算器に、他方が第2の加算器に、そ
れぞれ入力される。
第1の加算器では、入力信号から、第1のスイッチから
の入力に係る変数部分が減算される。これは、伝達関数
の分母を求める演算に対応する。
減算結果は、前述のように変数部分演算部に供給され、
さらに第2の加算器に供給される。
第2の加算器では、第1の加算器から供給された信号と
、第2のスイッチから供給された信号と、が加算され出
力される。これにより、伝達関数の分子に相当する部分
を含め、所望の伝達関数による特性で、フィルタリング
が行われることになる。
このとき、第1及び第2のスイッチを切換えることによ
り、伝達関数の分母・分子が入れ替えられる。すなわち
、変数部分演算部により演算される2種類の変数部分を
、いずれかを分子に、他方を分母に選択的に含めつつ、
この選択を必要に応じて変更することにより、対称的な
特性が適宜切り換えて実現される。
[実施例コ 以下、本発明の好適な実施例について図面に基づき説明
する。なお、第3図及び第4図に示される従来例と同様
の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
第1図には、本発明の第1実施例に係る切換型IIRフ
ィルタの構成が示されている。
この図に示される切換型IIRフィルタは、前述の式(
3)のようにn−1,m=1のIIRフィルタである。
すなわち所定のサンプリング周期Tにおいて信号を遅延
させる遅延回路12と、この遅延回路12の出力をそれ
ぞれ係数bl/b。
及びa+/aoを乗する乗算器14及び16と、が示さ
れており、一方で、入力信号から伝達関数の分母の変数
部分Sdを減算して遅延回路12に出力する加算器10
と、この加算器10の出力を取込み伝達関数の分子の変
数部分Snと加算して出力する加算器18と、が示され
ている。
更に、この実施例においては、本発明の特徴に係るスイ
ッチ28及び30が示されており、スイッチ28は、加
算器10のマイナス入力に接続され、乗算器14及び1
6の出力を選択的に加算器10に供給する。スイッチ3
0は、加算器18に接続されており、乗算器14及び1
6の出力をスイッチ28とは逆の一方を選択して加算器
18に出力する。
なお、この実施例においては、加算器18の出力に所定
の係数を乗する乗算器20が2個、すなわち係数がao
/boの乗算器20−1と、係数がb o / a o
の乗算器20−2と、が設けられており、乗算器18の
出力をこれらの乗算器20−1 20−2のいずれか一
方に供給するようスイッチ28及び30と同期して切り
替えられるスイッチ32及び34が、それぞれ乗算器2
0−1゜20−2の入力端、出力端に設けられている。
次に、この図に示される切換型IIRフィルタの動作に
ついて説明する。
まず、スイッチ28及び30が共にa側に倒されている
状態を考える。このとき、スイッチ32及び34もa側
に倒されているものとする。
この状態では、加算器10から出力された信号が遅延回
路12、乗算器14及びスイッチ28を介して加算器1
0のマイナス入力に供給される。
すなわち、遅延回路12及び乗算器14の演算結果が、
伝達関数の分母を構成する変数部分Sdとして採用され
ることとなる。
また、加算器lOの出力は、遅延回路12、乗算器16
及びスイッチ30を介して加算器18に入力されている
。すなわち、遅延回路12及び乗算器16による演算の
結果が、伝達関数の分子の変数部分Snとして採用され
ることとなる。
更に、加算器18の出力は、スイッチ32を介して乗算
器20−1に供給され、係数a o / b 。
が乗ぜられて、スイッチ34を介して外部に出力される
従って、この場合には、次の式(5)で示されるような
伝達関数H+  (Z)が実現されることとなる。
H+  (Z)= (ao−f−a、Z−リ/(bo 
 +b、Z−’) −ao /bo (1+s+ )/(1+Sまただし、 S + −a I/ B 6 o z −’Ss =b
+ /bo −Z−’    −−(5:すなわち、遅
延回路12及び乗算器14によって演算された変数部分
S2が分母の変数部分Sdとして採用され、遅延回路1
2及び乗算器16によって演算された変数部分S、が分
子の変数部分Snとして採用されることとなる。
逆にスイッチ28及び30をb側に倒し、スイッチ32
及び34をこれと同期してb側に倒した場合には、次の
式(6)で示されるような伝達関数H2(Z)が実現さ
れることとなる。
H2(Z)−(bo +b、z−1)/(ao+a、z
−1) −bo /go (1+sz )/(1+S+ )・・
・・・・(6) すなわち、遅延回路12及び乗算器14により演算され
た変数部分S2が分子の変数部分Snとして採用され、
遅延回路工2及び乗算器16により演算された変数部分
S、が分母の変数部分Sdとして採用されることとなる
従って、本実施例においては、スイッチ28及び30の
切換によって、伝達関数をH+(Z)とH2(Z)の中
から選択することができ、更にこの伝達関数H+(Z)
とH2(Z)が分子と分母を入れ換えた対称な特性を有
しているため、例えばプリエンファシスとデイエンファ
シスのように対称な特性が求められる切換型IIRフィ
ルタを構成することが可能である。さらに、伝達関数H
+(Z)及びH2(Z)を遅延回路12、乗算器14及
び16の共用により実現するため、構成が小型となる。
なお、以上の説明においては、n−1,mmlの場合に
ついてのみ説明したが、これらの次数n。
mには本発明は依存しない。
すなわち、例えば第2図に示されるように、高次の切換
型IIRフィルタとして構成することも可能である。
この図においては、遅延回路12、乗算器工4及び16
が次数nに応じて複数段接続されている。
この実施例においても、変数部分Sn、Sdを乗算器1
4によるものと、乗算器16によるものとのいずれかか
ら選択して伝達関数を選択的に決定することができる。
更に、この図においては分子と分母の次数が共にnで一
致しているが、これは異なっていても構わない。すなわ
ち、乗算器14または16の個数を異なって設定するこ
と等により、分子・分母が異なる次数の変換型IIRフ
ィルタを実現することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、発明によれば、伝達関数の分子及
び分母の変数部分を2種類の変数部分から切換選択する
ことができるため、変数部分の演算に係る構成を共用化
することができ、この結果、装置構成が小型になる。特
に、伝達関数の分子及び分母の次数が高い場合に、共有
する部分の占める割合いが大きくなるため、かかる効果
が大きなものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例に係る切換型IIRフィ
ルタの構成を示すブロック図、第2図は、本発明の第2
実施例に係る切換型IIRフィルタの構成を示すブロッ
ク図、第3図は、従来における一般的なIIRフィルタ
の構成を示すブロック図、 第4図は、従来における切換型IIRフィルタの構成を
示すブロック図である。 10.18  ・・・ 加算器 12 ・・・ 遅延回路 14.16  ・・・ 乗算器 28.30  ・・・ スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 伝達関数の分子及び分母のうち、いずれか一方に対応す
    る第1の多項式に含まれる第1の変数部分と、他方に対
    応する第2の多項式に含まれる第2の変数部分と、をそ
    れぞれ演算し出力する変数部分演算部と、 変数部分演算部から出力される第1の変数部分及び第2
    の変数部分のうち、いずれか一方を選択的に出力する第
    1のスイッチと、 変数部分演算部から出力される第1の変数部分及び第2
    の変数部分のうち、第1のスイッチから出力される変数
    部分と異なる変数部分を選択的に出力する第2のスイッ
    チと、 第1のスイッチから出力される変数部分を入力信号から
    減算して伝達関数の分母を求め、求められた分母を変数
    部分演算部に供給する第1の加算器と、 第1の加算器により求められた伝達関数の分母を取り込
    み、第2のスイッチから出力される変数部分と加算して
    出力する第2の加算器と、 を含むことを特徴とする切換型IIRフィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449585B1 (ko) * 2002-03-25 2004-09-18 한남수 식생호안 블록 및 이를 이용한 시공 공법

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