JP2001298349A - オーバーサンプリングディジタルフィルタ回路 - Google Patents

オーバーサンプリングディジタルフィルタ回路

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JP2001298349A
JP2001298349A JP2000115182A JP2000115182A JP2001298349A JP 2001298349 A JP2001298349 A JP 2001298349A JP 2000115182 A JP2000115182 A JP 2000115182A JP 2000115182 A JP2000115182 A JP 2000115182A JP 2001298349 A JP2001298349 A JP 2001298349A
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Shuya Hosokawa
修也 細川
Koichiro Tanaka
宏一郎 田中
Yasuo Harada
泰男 原田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプリング周波数を変換する際に用いられ
るオーバーサンプリングディジタルフィルタ回路を、従
来のほぼ半分のハードウェア規模で実現する。 【解決手段】 インターポレーション時には、1倍サン
プリングデータが切り替え回路2、3を介して偶タップ
フィルタ回路4および奇タップフィルタ回路5にそれぞ
れ入力されて、所定の畳み込み演算がなされ、その結果
がマルチプレクサ7によって交互に選択されて、2倍オ
ーバーサンプリングデータとして出力される。デシメー
ション時には、2倍オーバーサンプリングデータがデマ
ルチプレクサ1において2つに振り分けられ、それぞれ
の出力は切り替え回路2、3を介して偶タップフィルタ
回路4および奇タップフィルタ回路5にそれぞれ入力さ
れて、所定の畳み込み演算がなされ、その結果が加算器
6によって加算されて、1倍サンプリングデータとして
出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバーサンプリ
ングディジタルフィルタ回路に関し、より特定的には、
通信・AV機器におけるオーバーサンプリングA/D・
D/A変換のためのディジタルフィルタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】A/D・D/A変換回路においては、D
/A変換時にサンプリング周波数に対応した折り返し雑
音が発生する。A/D変換時にこの折り返し雑音が入力
されるとエリアシングによる信号劣化の原因となるの
で、この折り返し雑音を除去するために、通常、低域通
過特性を有するアナログフィルタが用いられる。一般
に、ディジタル処理においては、サンプリング周波数が
低い方が、同一の情報量を有するデータに対する処理負
荷が小さくなるので好ましい。一方、折り返し雑音を除
去するという目的からすれば、A/D変換時およびD/
A変換時のサンプリング周波数が高い方が折り返し雑音
を除去し易く、折り返し雑音を除去するためのアナログ
フィルタの設計が容易となるので好ましい。そこで、A
/D変換器への入力前にサンプリング周波数を一時的に
高くし、D/A変換器からの出力後にサンプリング周波
数を元に戻すというように、サンプリング周波数の変換
を行うためのオーバーサンプリングディジタルフィルタ
が必要になる。
【0003】オーバーサンプリングディジタルフィルタ
は、通常インターポレーションフィルタとデシメーショ
ンフィルタとに分かれる。インターポレーションフィル
タはD/A変換器の入力側に設けられ、折り返し雑音の
発生を防ぎながら入力信号のサンプリング周波数を増加
させている。一方、デシメーションフィルタは、A/D
変換器の出力側に設けられ、折り返し雑音によるエリア
シングを防ぎながら出力信号のサンプリング周波数を低
減させている。
【0004】以下、これらインターポレーションフィル
タおよびデシメーションフィルタについて説明する。図
8および図9は、尾知博著「ディジタル・フィルタ設計
入門」(1990年5月CQ出版株式会社)第231頁
から第233頁に開示されている2倍インターポレーシ
ョンフィルタ回路と1/2デシメーションフィルタ回路
の構成をそれぞれ示すブロック図である。
【0005】まず、図8を参照して、2倍インターポレ
ーションフィルタ回路について説明する。図8におい
て、この2倍インターポレーションフィルタ回路は、シ
フトレジスタ1801〜1804と、係数乗算器181
0〜1819と、加算器1822〜1829と、マルチ
プレクサ1830とを備えている。以下、その動作につ
いて説明する。
【0006】シフトレジスタ1801〜1804は、入
力された1倍サンプリングデータをクロックに同期して
順次シフトさせる。係数乗算器1810〜1819は、
偶数次の係数乗算器1810、1812、1814、1
816、1818と、奇数次の係数乗算器1811、1
813、1815、1817、1819とが1対ずつ並
列に配置されており、1倍サンプリングデータおよびシ
フトレジスタ1801〜1804の出力に、それぞれ所
定の係数h0〜h9を乗算する。加算器1822、18
24、1826、1828は、偶数次の係数乗算器18
10、1812、1814、1816、1818の出力
を加算して加算器1828より出力し、加算器182
3、1825、1827、1829は、奇数次の係数乗
算器1811、1813、1815、1817、181
9の出力を加算して加算器1829より出力する。マル
チプレクサ1830は、加算器1828の出力と加算器
1829の出力を交互に出力する。以上の動作により、
入力された1倍サンプリングデータから2倍オーバーサ
ンプリングデータが得られる。
【0007】次に、図9を参照して、1/2デシメーシ
ョンフィルタ回路について説明する。図9において、こ
の1/2デシメーションフィルタ回路は、デマルチプレ
クサ1900と、シフトレジスタ1901〜1904
と、係数乗算器1910〜1915と、加算器1921
〜1925とを備えている。以下、その動作について説
明する。
【0008】デマルチプレクサ1900は、入力された
2倍オーバーサンプリングデータを2つのポートに交互
に出力する。シフトレジスタ1901、1903は、デ
マルチプレクサ1900の一方の出力をそれぞれクロッ
クに同期して順次シフトさせ、シフトレジスタ190
2、1904は、デマルチプレクサ1900の他方の出
力をそれぞれクロックに同期して順次シフトさせる。偶
数次の係数乗算器1910、1912、1914は、デ
マルチプレクサ1900の一方の出力およびシフトレジ
スタ1901、1903の出力に、それぞれ所定の係数
h0、h2、h4を乗算し、奇数次の係数乗算器191
1、1913、1915は、デマルチプレクサ1900
の他方の出力およびシフトレジスタ1902、1904
の出力に、それぞれ所定の係数h1、h3、h5を乗算
する。加算器1921〜1925は、係数乗算器191
0〜1915の出力を加算して加算器1925より出力
する。以上の動作により、入力された2倍オーバーサン
プリングデータから1倍サンプリングデータが得られ
る。
【0009】ところで、このようなインターポレーショ
ンフィルタとデシメーションフィルタをともに備えたA
/D、D/A変換装置において、回路規模の縮小を目的
とした発明として、特開平3−41862号公報に開示
されるA/D、D/A変換装置がある。このA/D、D
/A変換装置では、A/D変換部のデシメーションフィ
ルタとD/A変換部のインターポレーションフィルタと
で特性係数発生装置を共用することにより、回路規模の
縮小を実現するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】通信機器やAV機器等
において、A/D変換時にはインターポレーションフィ
ルタが動作し、D/A変換時にはデシメーションフィル
タが動作する。ところで、通信機器において時分割複信
のように送信・受信を同時に行わない場合や、AV機器
において記録・再生を同時に行わない場合には、A/D
変換とD/A変換を同時に行うことはないので、インタ
ーポレーションフィルタとデシメーションフィルタが同
時に動作することがなく、常に一方のフィルタだけが動
作することになる。したがって、回路の利用が非効率的
であった。
【0011】ところで、前述の特開平3−41862号
公報に開示されるA/D、D/A変換装置においては、
A/D、D/A変換装置における回路規模の縮小を実現
している。しかしながら、このA/D、D/A変換装置
では、インターポレーションフィルタとデシメーション
フィルタのそれぞれの特性係数を設定するための特性係
数発生装置は共用しているものの、インターポレーショ
ンフィルタとデシメーションフィルタに関しては、依然
としてそれぞれ独立した回路により構成されている。し
たがって、A/D変換とD/A変換を同時に行うことの
ない状況では、これら2つのフィルタが同時に動作する
ことがなく、ここでも回路の利用は非効率的であった。
【0012】それ故に、本発明の目的は、小さな回路規
模でインターポレーションフィルタとデシメーションフ
ィルタの両方を実現できるオーバーサンプリングディジ
タルフィルタ回路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、サンプリング周波数をN倍および1/N倍(N
は2以上の整数)に変換するオーバーサンプリングディ
ジタルフィルタ回路であって、第1の入力データをN個
の出力に振り分けるデマルチプレクサと、インターポレ
ーション時にはデマルチプレクサのN個の出力を選択
し、デシメーション時には第2の入力データを選択する
切り替え手段と、切り替え手段において選択されたデマ
ルチプレクサのN個の出力ないし第2の入力データが入
力され、それぞれNk次、Nk+1次、Nk+2次、・
・・、Nk+N−1次(kは0以上の整数)のフィルタ
係数に基づく積和演算処理を行うN個のフィルタ回路
と、N個のフィルタ回路の出力を加算して出力する加算
器と、N個のフィルタ回路の出力を巡回的に選択して出
力するマルチプレクサとを備える。
【0014】上記のように、第1の発明によれば、イン
ターポレーション時およびデシメーション時において、
ともに同一のフィルタ回路を使用して、サンプリング周
波数の変換を行う。したがって、インターポレーション
フィルタ回路とデシメーションフィルタ回路を別々に設
ける場合に比べてほぼ半分のハードウェア規模でオーバ
ーサンプリングディジタルフィルタを実現することがで
きる。
【0015】第2の発明は、第1の発明において、N個
のフィルタ回路は、フィルタ回路に入力されるデータを
順次シフトさせる複数のシフトレジスタと、フィルタ回
路に入力されるデータおよび複数のシフトレジスタの出
力のそれぞれに、Nk次、Nk+1次、Nk+2次、・
・・、Nk+N−1次(kは0以上の整数)のフィルタ
係数のうち、フィルタ回路に対応する所定のフィルタ係
数に基づいた係数を乗算する複数の係数乗算器と、複数
の係数乗算器の出力を加算する複数の加算器とをそれぞ
れ含む。
【0016】上記のように、第2の発明によれば、フィ
ルタ回路のそれぞれをトランスバーサルフィルタの構成
により容易に実現することができる。
【0017】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、Nを2とすることを特徴とする。
【0018】上記のように、第3の発明によれば、2倍
インターポレーション時および1/2デシメーション時
において、ともに同一のフィルタ回路を使用して、サン
プリング周波数の変換を行う。したがって、2倍インタ
ーポレーションフィルタ回路と1/2デシメーションフ
ィルタ回路を別々に設ける場合に比べてほぼ半分のハー
ドウェア規模でオーバーサンプリングディジタルフィル
タを実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図1〜
3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明す
る。図1は、本発明の第1の実施形態に係るオーバーサ
ンプリングディジタルフィルタ回路の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、このオーバーサンプリング
ディジタルフィルタ回路は、デマルチプレクサ1と、第
1の切り替え回路2と、第2の切り替え回路3と、偶タ
ップフィルタ回路4と、奇タップフィルタ回路5と、加
算器6と、マルチプレクサ7とを備えている。以下、本
実施形態におけるインターポレーション時およびデシメ
ーション時の全体的な動作についてそれぞれ説明する。
【0020】インターポレーション時には、1倍サンプ
リングデータが第1の切り替え回路2および第2の切り
替え回路3の一端子にともに供給される。第1の切り替
え回路2および第2の切り替え回路3では、インターポ
レーション・デシメーション切り替え信号によって、1
倍サンプリングデータが供給される端子が選択され、端
子に供給された1倍サンプリングデータが偶タップフィ
ルタ回路4および奇タップフィルタ回路5にそれぞれ供
給される。偶タップフィルタ回路4および奇タップフィ
ルタ回路5では、それぞれ、入力される1倍サンプリン
グデータに所定の積和演算処理を施して出力する。マル
チプレクサ7は、偶タップフィルタ回路4の出力と奇タ
ップフィルタ回路5の出力とを交互に出力する。このマ
ルチプレクサ7の出力は2倍オーバーサンプリングデー
タとなる。
【0021】デシメーション時には、2倍オーバーサン
プリングデータがデマルチプレクサ1に供給される。デ
マルチプレクサ1は、入力される2倍オーバーサンプリ
ングデータを2つのポートに交互に割り振って出力す
る。この2つのポートの出力データは、第1の切り替え
回路2および第2の切り替え回路3の他端子にそれぞれ
供給される。第1の切り替え回路2および第2の切り替
え回路3では、インターポレーション・デシメーション
切り替え信号によって、デマルチプレクサ1の出力デー
タが供給される端子が選択され、端子に供給されたデー
タが偶タップフィルタ回路4および奇タップフィルタ回
路5にそれぞれ供給される。偶タップフィルタ回路4お
よび奇タップフィルタ回路5では、それぞれ、入力され
るデータに所定の積和演算処理を施して出力する。加算
器6は、偶タップフィルタ回路4の出力と奇タップフィ
ルタ回路5の出力とを加算して出力する。この加算器6
の出力は1倍サンプリングデータとなる。
【0022】以下に、偶タップフィルタ回路4および奇
タップフィルタ回路5の構成および動作についてより詳
細に説明する。図2は、本実施形態における偶タップフ
ィルタ回路4の構成を示すブロック図である。図2にお
いて、偶タップフィルタ回路4は、シフトレジスタ10
1〜106と、係数乗算器200、202、304、3
06、208、210、212と、加算器302、30
4、306、308、310、312とを備えている。
以下、その動作について説明する。
【0023】シフトレジスタ101〜106は、第1の
切り替え回路2の出力をクロックに同期して順次シフト
させる。係数乗算器200〜212は、第1の切り替え
回路2およびシフトレジスタ101〜106の出力に、
それぞれ所定の係数h0、h2、h4、h6、h8、h
10、h12を乗算する。加算器302〜312は、係
数乗算器200〜212の出力を加算して加算器312
より出力する。
【0024】図3は、本実施形態における奇タップフィ
ルタ回路5の構成を示すブロック図である。図3におい
て、奇タップフィルタ回路5は、シフトレジスタ401
〜405と、係数乗算器501、503、505、50
7、509、511と、加算器603、605、60
7、609、611とを備えている。以下、その動作に
ついて説明する。
【0025】シフトレジスタ401〜405は、第2の
切り替え回路3の出力をクロックに同期して順次シフト
させる。係数乗算器501〜511は、第2の切り替え
回路3およびシフトレジスタ401〜405の出力に、
それぞれ所定の係数h1、h3、h5、h7、h9、h
11を乗算する。加算器603〜611は、係数乗算器
501〜511の出力を加算して加算器611より出力
する。
【0026】以下に、上記のような本実施形態の構成お
よび動作によって、1倍サンプリングデータから2倍オ
ーバーサンプリングデータが、また、2倍オーバーサン
プリングデータから1倍サンプリングデータがそれぞれ
得られることを、数式を用いて説明する。
【0027】まず、インターポレーション時について説
明する。本実施形態において1倍サンプリングデータ
が、a0,a1,a2,a3,a4,a5,a6の順で
入力されるものとする。1倍サンプリングデータは、第
1の切り替え回路2および第2の切り替え回路3を経由
してともに偶タップフィルタ回路4および奇タップフィ
ルタ回路5に入力される。すなわち、偶タップフィルタ
回路4および奇タップフィルタ回路5にはともに、a
0,a1,a2,a3,a4,a5,a6の順でデータ
が入力されることになる。a6が入力されたときの偶タ
ップフィルタ回路4の出力は、 a6h0+a5h2Z-1+a4h4Z-2+・・・+a0
h12Z-6 となり、同様に、奇タップフィルタ回路5の出力は、 a6h1+a5h3Z-1+a4h5Z-2+・・・+a1
h11Z-6 となる。この偶タップフィルタ回路4および奇タップフ
ィルタ回路5の出力が、マルチプレクサ7において交互
に選択されて出力されることになる。
【0028】ところで、図8と同様の構成で次数を12
次とした場合の従来の2倍インターポレーションフィル
タ回路に、同様の1倍サンプリングデータa0,a1,
a2,a3,a4,a5,a6が入力された場合、a6
が入力されたときには、マルチプレクサの一方のポート
には、偶数次の係数乗算器の出力の総和である a6h0+a5h2Z-1+a4h4Z-2+・・・+a0
h12Z-6 が入力され、他方のポートには、奇数次の係数乗算器の
出力の総和である a6h1+a5h3Z-1+a4h5Z-2+・・・+a1
h11Z-6 が入力される。これらは、それぞれ本実施形態における
偶タップフィルタ回路4の出力および奇タップフィルタ
回路5の出力と同じである。したがって、本実施形態の
出力は、従来の2倍インターポレーションフィルタ回路
の出力と同じ2倍オーバーサンプリングデータとなる。
【0029】次に、デシメーション時について説明す
る。本実施形態において2倍オーバーサンプリングデー
タが、b0,b1,b2,・・・,b10,b11の順
で入力されるものとする。2倍オーバーサンプリングデ
ータは、デマルチプレクサ1において2つのポートに交
互に振り分けられて出力される。デマルチプレクサ1の
一方のポートの出力は、第1の切り替え回路2を経由し
て偶タップフィルタ回路4に入力され、他方のポートの
出力は、第2の切り替え回路3を経由して奇タップフィ
ルタ回路5に入力される。すなわち、偶タップフィルタ
回路4には、b0,b2,b4,・・・,b10,b1
2の順でデータが入力され、奇タップフィルタ回路5に
は、b1,b3,b5,・・・,b11の順でデータが
入力されることになる。b12が入力されたときの偶タ
ップフィルタ回路4の出力は、 b12h0+b10h2Z-1+b8h4Z-2+・・・+
b0h12Z-6 となり、同様に奇タップフィルタ回路5の出力は、 b11h1+b9h3Z-1+b7h5Z-2+・・・+b
1h11Z-5 となる。この偶タップフィルタ回路4および奇タップフ
ィルタ回路5の出力が、加算器6において加算されて出
力されることになる。つまり、加算器6の出力は、 b12h0+b11h1+b10h2Z-1+b9h3Z
-1+・・・+b2h10Z-5+b1h11Z-5+b0h
12Z-6 となる。
【0030】ところで、図9と同様の構成で次数を12
次とした場合の従来の1/2デシメーションフィルタ回
路に、同様の2倍サンプリングデータb0,b1,b
2,・・・,b10,b11が入力された場合、デマル
チプレクサの一方のポートからは、b0,b2,b4,
・・・,b10,b12の順でデータが出力され、他方
のポートからは、b1,b3,b5,・・・,b11の
順でデータが出力される。これらのデータは、偶数次の
係数乗算器および奇数次の係数乗算器においてそれぞれ
所定の偶数次の係数および所定の奇数次の係数が乗算さ
れた後、加算器によって加算されて出力される。この出
力は、 b12h0+b11h1+b10h2Z-1+b9h3Z
-1+・・・+b2h10Z-5+b1h11Z-5+b0h
12Z-6 となる。これは、本実施形態における加算器6の出力と
同じである。したがって、本実施形態の出力は、従来の
1/2デシメーションフィルタ回路の出力と同じ1倍サ
ンプリングデータとなる。
【0031】以上のように本実施形態によれば、インタ
ーポレーション動作とデシメーション動作とを同一の回
路によって実現することができる。したがって、例えば
従来の12次の2倍インターポレーションフィルタ回路
と1/2デシメーションフィルタ回路を実現するために
は、合わせて24個の係数乗算器が必要であったが、本
実施形態によれば、偶タップフィルタ回路4と奇タップ
フィルタ回路5とで、合わせて12個だけで良いことに
なる。シフトレジスタおよび加算器に関しても同様であ
り、ほぼ半分の個数で良いことになる。したがって、本
実施形態によれば、2倍インターポレーションフィルタ
回路と1/2デシメーションフィルタ回路を従来のよう
に別々の回路で設ける場合に比べ、ほぼ半分のハードウ
ェア規模で実現することができ、フィルタの次数が大き
ければ大きいほどその効果も大きなものとなる。
【0032】なお、本実施形態における偶タップフィル
タ回路4および奇タップフィルタ回路5の次数は、本実
施形態において示した次数に限らず、必要に応じて、よ
り大きい次数または小さい次数であっても構わない。ま
た、本実施形態において、係数回路においてそれぞれ乗
算される係数は、インターポレーション時とデシメーシ
ョン時とで同一であるものとして説明したが、係数設定
手段などによってインターポレーション時とデシメーシ
ョン時とでそれぞれ異なる係数値を設定しても構わな
い。
【0033】(第2の実施形態)以下、図4〜7を参照
して、本発明の第2の実施形態について説明する。図4
は、本発明の第2の実施形態に係るオーバーサンプリン
グディジタルフィルタ回路の構成を示すブロック図であ
る。図4において、このオーバーサンプリングディジタ
ルフィルタ回路は、デマルチプレクサ11と、第1の切
り替え回路12と、第2の切り替え回路13と、第3の
切り替え回路14と、第1のフィルタ回路15と、第2
のフィルタ回路16と、第3のフィルタ回路17と、加
算器18と、マルチプレクサ19とを備えている。以
下、本実施形態におけるインターポレーション時および
デシメーション時の全体的な動作についてそれぞれ説明
する。なお、本実施形態が第1の実施形態と大きく異な
る点は、第1〜第3のフィルタ回路を備える点であっ
て、その他の構成については類似するため、それら類似
の構成についての詳細な説明は省略する。
【0034】インターポレーション時には、1倍サンプ
リングデータが、インターポレーション・デシメーショ
ン切り替え信号によって制御される第1の切り替え回路
12、第2の切り替え回路13および第3の切り替え回
路14を介して第1のフィルタ回路15、第2のフィル
タ回路16および第3のフィルタ回路17にそれぞれ供
給される。第1のフィルタ回路15、第2のフィルタ回
路16および第3のフィルタ回路17では、それぞれ、
入力される1倍サンプリングデータに所定の積和演算処
理を施して出力する。マルチプレクサ19は、第1のフ
ィルタ回路15、第2のフィルタ回路16および第3の
フィルタ回路17の出力を交互に出力する。このマルチ
プレクサ19の出力は3倍オーバーサンプリングデータ
となる。
【0035】デシメーション時には、3倍オーバーサン
プリングデータがデマルチプレクサ11に供給される。
デマルチプレクサ11は、入力される3倍オーバーサン
プリングデータを3つのポートに割り振って出力する。
この3つのポートの出力データは、それぞれ、インター
ポレーション・デシメーション切り替え信号によって制
御される第1の切り替え回路12、第2の切り替え回路
13および第3の切り替え回路14を介して第1のフィ
ルタ回路15、第2のフィルタ回路16および第3のフ
ィルタ回路17にそれぞれ供給される。第1のフィルタ
回路15、第2のフィルタ回路16および第3のフィル
タ回路17では、それぞれ、入力されるデータに所定の
積和演算処理を施して出力する。加算器18は、第1の
フィルタ回路15、第2のフィルタ回路16および第3
のフィルタ回路17のそれぞれの出力を加算して出力す
る。この加算器18の出力は1倍サンプリングデータと
なる。
【0036】以下に、第1のフィルタ回路15、第2の
フィルタ回路16および第3のフィルタ回路17の構成
についてより詳細に説明する。図5は、本実施形態にお
ける第1のフィルタ回路15の構成を示すブロック図で
ある。図5において、第1のフィルタ回路15は、シフ
トレジスタ701〜705と、係数乗算器800、80
3、806、809、812、815と、加算器90
3、906、909、912、915とを備えている。
係数乗算器800、803、806、809、812、
815では、それぞれ次数が3k(kは0以上の整数)
で表される係数h0,h3,h6,・・・,h15が乗
算される。
【0037】図6は、本実施形態における第2のフィル
タ回路16の構成を示すブロック図である。図6におい
て、第2のフィルタ回路16は、シフトレジスタ100
1〜1005と、係数乗算器1101、1104、11
07、1110、1113、1116と、加算器120
4、1207、1210、1213、1216とを備え
ている。係数乗算器1101、1104、1107、1
110、1113、1116では、それぞれ次数が3k
+1で表される係数h1,h4,h7,・・・,h16
が乗算される。
【0038】図7は、本実施形態における第3のフィル
タ回路17の構成を示すブロック図である。図7におい
て、第3のフィルタ回路17は、シフトレジスタ130
1〜1305と、係数乗算器1402、1405、14
08、1411、1414、1417と、加算器150
5、1508、1511、1514、1517とを備え
ている。係数乗算器1402、1405、1408、1
411、1414、1417では、それぞれ次数が3k
+2で表される係数h2,h5,h8,・・・,h17
が乗算される。
【0039】以上のように、サンプリング周波数を3倍
および1/3に変換する場合は、3個のフィルタ回路に
おいて、それぞれ、次数を3で割った場合の余りに応じ
てグループ分けされた乗算係数に基づいて積和演算処理
が行われる。
【0040】以下に、上記のような本実施形態の構成お
よび動作によって、1倍サンプリングデータから3倍オ
ーバーサンプリングデータが、また、3倍オーバーサン
プリングデータから1倍サンプリングデータがそれぞれ
得られることを、数式を用いて説明する。
【0041】まず、インターポレーション時について説
明する。本実施形態において1倍サンプリングデータ
が、a0,a1,a2,a3,a4,a5の順で入力さ
れるものとする。1倍サンプリングデータは、第1の切
り替え回路12、第2の切り替え回路13および第3の
切り替え回路14を経由してともに第1のフィルタ回路
15、第2のフィルタ回路16および第3のフィルタ回
路17に入力される。すなわち、第1のフィルタ回路1
5、第2のフィルタ回路16および第3のフィルタ回路
17にはともに、a0,a1,a2,a3,a4,a5
順でデータが入力されることになる。a5が入力された
ときの第1のフィルタ回路15の出力は、 a5h0+a4h3Z-1+a3h6Z-2+・・・+a0
h15Z-5 となり、同様に、第2のフィルタ回路16の出力は、 a5h1+a4h4Z-1+a3h7Z-2+・・・+a0
h16Z-5 となり、第3のフィルタ回路17の出力は、 a5h2+a4h5Z-1+a3h8Z-2+・・・+a0
h17Z-5 この第1のフィルタ回路15、第2のフィルタ回路16
および第3のフィルタ回路17の出力が、マルチプレク
サ19において巡回的に選択されて出力されることにな
る。このマルチプレクサ19の出力は、従来の3倍イン
ターポレーションフィルタ回路に、同様の1倍サンプリ
ングデータa0,a1,a2,a3,a4,a5が入力
された場合の出力に等しい。したがって、本実施形態の
出力は、従来の3倍インターポレーションフィルタ回路
の出力と同じ3倍オーバーサンプリングデータとなる。
【0042】次に、デシメーション時について説明す
る。本実施形態において3倍オーバーサンプリングデー
タが、b0,b1,b2,・・・,b16,b17の順
で入力されるものとする。3倍オーバーサンプリングデ
ータは、デマルチプレクサ11において3つのポートに
振り分けられて出力される。デマルチプレクサ11の3
つのポートの出力は、第1の切り替え回路12、第2の
切り替え回路13および第3の切り替え回路14を経由
してそれぞれ第1のフィルタ回路15、第2のフィルタ
回路16および第3のフィルタ回路17に入力される。
すなわち、第1のフィルタ回路15には、b0,b3,
b6,・・・b12,b15の順でデータが入力され、
第2のフィルタ回路16には、b1,b4,b7,・・
・,b16の順でデータが入力され、第3のフィルタ回
路17には、b2,b5,b8,・・・、b17の順で
データが入力されることになる。b17が入力されたと
きの第1のフィルタ回路15の出力は、 b15h0+b12h3Z-1+b9h6Z-2+・・・+
b0h15Z-5 となり、同様に第2のフィルタ回路16の出力は、 b16h1+b13h4Z-1+b10h7Z-2+・・・
+b1h16Z-5 となり、第3のフィルタ回路17の出力は、 b17h2+b14h5Z-1+b11h8Z-2+・・・
+b2h17Z-5 となる。この第1のフィルタ回路15、第2のフィルタ
回路16および第3のフィルタ回路17の出力が、加算
器18において加算されて出力されることになる。この
加算器18の出力は、従来の1/3インターポレーショ
ンフィルタ回路に、同様の3倍サンプリングデータb
0,b1,b2,・・・,b16,b17が入力された
場合の出力に等しい。したがって、本実施形態の出力
は、従来の1/3インターポレーションフィルタ回路の
出力と同じ1倍サンプリングデータとなる。
【0043】以上のように本実施形態によれば、インタ
ーポレーション動作とデシメーション動作とを同一の回
路によって実現することができる。したがって、例えば
従来の17次の3倍インターポレーションフィルタ回路
と1/3デシメーションフィルタ回路を実現するために
は、合わせて36個の係数乗算器が必要であったが、本
実施形態によれば、第1のフィルタ回路15、第2のフ
ィルタ回路16および第3のフィルタ回路17とで、合
わせて18個だけで良いことになる。シフトレジスタお
よび加算器に関しても同様であり、ほぼ半分の個数で良
いことになる。したがって、本実施形態によれば、3倍
インターポレーションフィルタ回路と1/3デシメーシ
ョンフィルタ回路を従来のように別々の回路で設ける場
合に比べ、ほぼ半分のハードウェア規模で実現すること
ができ、フィルタの次数が大きければ大きいほどその効
果も大きなものとなる。
【0044】なお、本実施形態における第1のフィルタ
回路15、第2のフィルタ回路16および第3のフィル
タ回路17の次数は、本実施形態において示した次数に
限らず、必要に応じて、より大きい次数または小さい次
数であっても構わない。また、本実施形態において、係
数回路においてそれぞれ乗算される係数は、係数設定手
段などによってインターポレーション時とデシメーショ
ン時とでそれぞれ異なる係数値としても構わない。
【0045】以上、第1の実施形態および第2の実施形
態として、サンプリング周波数を2倍および1/2、ま
たは、3倍および1/3に変換するオーバーサンプリン
グディジタルフィルタ回路について説明したが、これ以
外の倍率のオーバーサンプリングディジタルフィルタ回
路についても同様にして実現することができる。一般に
は、サンプリング周波数をN倍および1/Nに変換する
オーバーサンプリングディジタルフィルタ回路の場合に
は、N個のフィルタ回路において、それぞれ、次数をN
で割った場合の余りに応じてN個にグループ分けされた
乗算係数に基づいて積和演算処理を行えばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るオーバーサンプ
リングディジタルフィルタ回路の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施形態における偶タップフィ
ルタ回路4の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における奇タップフィ
ルタ回路5の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るオーバーサンプ
リングディジタルフィルタ回路の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第2の実施形態における第1のフィル
タ回路15の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における第2のフィル
タ回路16の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における第3のフィル
タ回路17の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の2倍インターポレーションフィルタ回路
の構成を示すブロック図である。
【図9】従来の1/2デシメーションフィルタ回路の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…デマルチプレクサ 2…第1の切り換え回路 3…第2の切り替え回路 4…偶タップフィルタ回路 5…奇タップフィルタ回路 6…加算器 7…マルチプレクサ 101〜106…シフトレジスタ 200、202、204、206、208、210、2
12…係数乗算器 302、304、306、308、310、312…加
算器 401〜405…シフトレジスタ 501、503、505、507、509、511…係
数乗算器 603、605、507、609、611…加算器 11…デマルチプレクサ 12…第1の切り替え回路 13…第2の切り替え回路 14…第3の切り替え回路 15…第1のフィルタ回路 16…第2のフィルタ回路 17…第3のフィルタ回路 18…加算器 19…マルチプレクサ 701〜705…シフトレジスタ 800、803、806、609、812、815…係
数乗算器 903、906、909、912、915…加算器 1001〜1005…シフトレジスタ 1101、1104、1107、1110、1113、
1116…係数乗算器 1204、1207、1210、1213、1216…
加算器 1301〜1305…シフトレジスタ 1402、1405、1408、1411、1414、
1417…係数乗算器 1505、1508、1511、1514、1517…
加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 泰男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5J064 AA01 BA06 BB07 BC06 BC07 BC12 BC25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプリング周波数をN倍および1/N
    倍(Nは2以上の整数)に変換するオーバーサンプリン
    グディジタルフィルタ回路であって、 第1の入力データをN個の出力に振り分けるデマルチプ
    レクサと、 インターポレーション時には前記デマルチプレクサのN
    個の出力を選択し、デシメーション時には第2の入力デ
    ータを選択する切り替え手段と、 前記切り替え手段において選択された前記デマルチプレ
    クサのN個の出力ないし第2の入力データが入力され、
    それぞれNk次、Nk+1次、Nk+2次、・・・、N
    k+N−1次(kは0以上の整数)のフィルタ係数に基
    づく積和演算処理を行うN個のフィルタ回路と、 前記N個のフィルタ回路の出力を加算して出力する加算
    器と、 前記N個のフィルタ回路の出力を巡回的に選択して出力
    するマルチプレクサとを備える、オーバーサンプリング
    ディジタルフィルタ回路。
  2. 【請求項2】 前記N個のフィルタ回路は、 当該フィルタ回路に入力されるデータを順次シフトさせ
    る複数のシフトレジスタと、 当該フィルタ回路に入力されるデータおよび前記複数の
    シフトレジスタの出力のそれぞれに、前記Nk次、Nk
    +1次、Nk+2次、・・・、Nk+N−1次(kは0
    以上の整数)のフィルタ係数のうち、当該フィルタ回路
    に対応する所定のフィルタ係数に基づいた係数を乗算す
    る複数の係数乗算器と、 前記複数の係数乗算器の出力を加算する複数の加算器と
    をそれぞれ含む、請求項1記載のオーバーサンプリング
    ディジタルフィルタ回路。
  3. 【請求項3】 Nを2とすることを特徴とする、請求項
    1または2記載のオーバーサンプリングディジタルフィ
    ルタ回路。
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