JPH04261710A - 切断機における給材方法 - Google Patents

切断機における給材方法

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JPH04261710A
JPH04261710A JP338391A JP338391A JPH04261710A JP H04261710 A JPH04261710 A JP H04261710A JP 338391 A JP338391 A JP 338391A JP 338391 A JP338391 A JP 338391A JP H04261710 A JPH04261710 A JP H04261710A
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conveyor
workpiece
material feeding
cutting machine
roller
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】こ発明は、切断機側へワークを送
材する切断機における給材方法およびその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、模型帯鋸盤などの切断機
の一方側には給材装置が設けられていると共に、切断機
の他方側には切断機で切断した製品の製品受台が設けら
れている。そして給材装置はワークの送材方向へ移動自
在な送材コンベアと、ワークの送材方向に対して直交し
た方向へ移動自在な給材コンベアとで構成されている。
【0003】ワークを給材装置から切断機へ送材する際
、給材コンベア上に載ったワークを例えば給材コンベア
を一方向へ回転させて、ワークを給材コンベアの一側に
設けた基準部材である例えば基準ローラに当接させて位
置決めする。
【0004】次いで、送材コンベアを上昇させ切断すべ
きワークのみを送材コンベア上に載せてから送材コンベ
アを回転させて切断機側へ送る。所定量ワークが移動し
てから送りバイスでワークを挾圧保持して切断機内へワ
ークを送り、切断機にて所望の長さに切断することが知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の給材装置においては、切断機側へワークを送り込む
までは基準部材である基準ローラは、送材基準位置にあ
って確実にワークの送材が可能となる。たとえワークに
曲り、そり等があっても、ワークは拘束されていないた
め送材コンベアにて切断機側へ送り込むことができる。
【0006】しかし、ワークを切断機内へ送り込む際は
、送りバイスによりワークをクランプして鋸刃加工部中
心まで測長しながら送るので、送りバイスにて拘束した
ワークに曲り、そり等があると、基準部材である基準ロ
ーラに干渉して送材不能になるという問題があった。
【0007】例えば、第11図に示されているように、
切断機201の鋸刃203の入側には、本体バイス20
5と送りバイス207が設けられている。この送りバイ
ス207に近接して給材装置209である送材コンベア
211が設けられ、この送材コンベア211に直交した
方向に複数の給材コンベア213が配設され、この給材
コンベア213の一側に基準部材である基準ローラ21
5が設けられている。
【0008】上記構成により、給材コンベア213上に
載置されたワークWは、給材コンベア213の回転によ
り一側に設けた基準ローラ215に当接して停止する。 その後、送材コンベア211により切断すべきワークW
のみを切断機201側へ送材する。所定位置まで送られ
たワークWは送りバイス207により挾圧保持され、切
断機201内へ所定量移動送材される。
【0009】しかし、ワークWに曲り、あるいは、そり
等があると、図中P−P線で示す送材基準面に対してワ
ークWの尾端部Eが入り込み、基準ローラ215と干渉
する。
【0010】この結果、ワークWを送りバイス207に
より所定量前進させると、ワークの尾端部Eが基準ロー
ラ215に接触してワークに疵を付けたり、送材不能と
なったりする。また、最悪の場合は機器を破損するとい
う問題があった。
【0011】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、取扱うワークに曲り、そり等があっても、円滑に
送材ができ、ワークに疵を付けることなく、機器の破損
の防止を図った切断機における給材方法およびその装置
に提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、切断機の一方側に設けられ給材コンベ
アと送材コンベアとで構成された給材装置から切断機側
へワークを送材する際、ワークの送材方向に対して直交
した方向へ配置した前記給材コンベアに所望のワークを
並列載置し、この給材コンベアを駆動し給材コンベアの
一側に設けられた基準部材にワークを当接せしめて基準
出しを行ない、次いで、送材コンベアを上昇せしめて切
断すべきワークのみを送材コンベア上に載せてから送材
コンベアを回転せしめてワークを切断機側へ送り、所定
量ワークが移動してから前記切断機に設けた送りバイス
にてワークを挾圧保持し前記基準部材を所定量ワークよ
り退避せしめてから前記送りバイスを移動させると共に
、前記送材コンベアを回転せしめてワークを切断機内へ
送材する切断機における給材方法である。
【0013】また、この発明は、切断機の一方側に給材
コンベアと送材コンベアとで構成された給材装置を設け
、前記送材コンベアをワークの送材方向へ回転自在かつ
上下方向へ移動自在に設けると共に、前記給材コンベア
をワークの送材方向に直交した方向へ回転自在に設け、
前記給材コンベアの一側に基準部材を設け、この基準部
材を退避自在に設けて切断機における給材装置を構成し
た。
【0014】
【作用】この発明の切断機における給材方法およびその
装置を採用することにより、切断機の一方側に給材コン
ベアと送材コンベアとで構成された給材装置が配置され
る。この給材コンベア上にワークを並列載置し、給材コ
ンベアの一側に設けた基準部材にワークを当接せしめて
位置決めする。次いで、送材コンベアを上昇せしめ、且
つ、切断すべきワークのみを送材コンベアを回転させて
切断機側へ送り、所定量移動させ送りバイスによりワー
クを挾圧保持する。
【0015】その後、基準部材をワークより所定量(ワ
ークに曲り、そり等があっても、ワークと基準部材とが
接触しない量)退避せしめてから送材バイスを移動させ
ると共に送材コンベアを回転させて、切断機内の所望位
置のワークをセットして切断加工が施される。
【0016】而して、ワークに曲り、そり等があっても
ワークの尾端が基準部材に接触することがないので、ワ
ークに疵を付けることも、機器を破損することもなく、
円滑な切断作業が行なわれる。
【0017】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する図8を参照するに、例えばスイングタイプの
横型帯鋸盤のごとき切断機1の一方側(図8において右
側)には本実施例の主要部である給材装置3が配置され
ていると共に、切断機1の他方側(図8において左側)
には製品受台5が配置されている。切断機1としての例
えばスイングタイプの横型帯鋸盤や製品受台5は一般公
知の構成であるから詳細な説明を省略するが、給材装置
3から送材されたワークWを切断機1で所望の長さに切
断し、切断された製品は製品受台5に載せられて収納さ
れる。
【0018】前記給材装置3の具体的な構成が図8,図
9および図10に示されている。すなわち、図8,図9
および図10において、ワークWを切断機1側へ送材す
る方向である図9において左右方向(以下,X軸方向と
いう。)の適宜な間隔には複数の給材コンベアとしての
チェンコンベア7が設けられている。各チェンコンベア
7を支持するために、各チェンコンベア7の両側間に支
持フレーム9が設けられている。
【0019】各チェンコンベア7の図9において上側に
はスプロケット11が設けられており、スプロケット1
1の軸心部にはX軸方向へ延伸したシャフト13が装着
されている。このシャフト13の一端側(図9において
右端側)にはプーリ15が取付けられている。
【0020】また、シャフト13の一端側における近傍
の例えば床上には図9に示されているように駆動モータ
17がブラケットを介して固定されている。この駆動モ
ータ17の出力軸にはプーリ19が取付けられていて、
このプーリ19と前記プーリ15とにはベルト21が巻
回されている。
【0021】さらに前記各チェンコンベア7の他端には
チェンコンベア7の回転を容易にするための例えば半円
弧状の従動支持部材23が図8において下側の支持フレ
ーム9に一体化されている。また、前記支持フレーム9
の図8において上側にはワークWをチェンコンベア7上
にクレーンやフォークなどで載せた際に、ワークWがチ
ェンコンベア7上から落下しないようにストッパ部材2
5が設けられている。
【0022】上記構成により、ワークWを図8に示すよ
うに、クレーンやフォークなどでチェンコンベア7上に
載せて、駆動モータ17を駆動させると、プーリ19,
ベルト21およびプーリ15を介してシャフト13が一
方向に回転される。シャフト13が一方向に回転される
と、スプロケット11を介して各チェンコンベア7がY
軸方向(X軸方向と直交した方向)へ回転するのでワー
クWがY軸方向へ移動されることになる。
【0023】前記各チェンコンベア7の一端部(図9に
おいて下端部)の脇には基準部材としての基準ローラ2
7が設けられている。この基準ローラ27の詳細な構成
については、後述する。
【0024】再度、図8,図9および図10を参照する
に、図9において左側にはX軸方向へ延伸した送材コン
ベアとしてのローラコンベアのコンベアベース29が設
けられている。より詳細には、図10に示されているよ
うに、コンベアベース29上にはX軸方向へ適宜な間隔
で複数の支柱が構成された支持フレーム31が立設され
ている。この支持フレーム31上には両持式の回転自在
なローラコンベア33が支承されている。各ローラコン
ベア33を回転させるシャフト35の一端にはスプロケ
ット37が取付けられていると共に、各支持フレーム3
1におけるシャフト35の一端と同じ側にはスプロケッ
ト39が回転自在に支承されている。このスプロケット
39と前記スプロケット37とはチェン41が巻回され
ている。
【0025】図10において、各支持フレーム31の下
部には、前記スプロケット39と同じ軸心部にスプロケ
ット43が回転自在に支承されており、このスプロケッ
ト43にはチェン45が巻回されている。
【0026】このチェン45を回転移動させるための駆
動モータ47が例えば図10において右側から2番目と
3番目の支持フレーム31間に設けられている。
【0027】上記構成により、駆動モータ47を駆動さ
せると、チェン45がX軸方向へ走行移動する。チェン
45が走行移動すると、各スプロケット43が回転し、
各スプロケット39を介してチェン41がZ軸方向(図
10において上下方向)において回転するから、スプロ
ケット37が回転してシャフト35を介してローラコン
ベア33が回転されることになる。
【0028】図10に示されているように、コンベアベ
ース29の前後側(図10において左右側)における下
面にはガイド部材49が設けられている。一方、図10
においてコンベアベース29の左右両側における近傍に
は、例えばL字形状をしたブラケット51が床面に配設
されており、このブラケット51の内側にはガイドレー
ル53がZ軸方向へ延伸して設けられている。このガイ
ドレール53にはこのガイドレール53に沿って案内す
るガイド部材55が設けられている。このガイド部材5
5は例えばL字形状をしたブラケット57の外側に設け
られており、このブラケット57における水平部上には
ガイドレール59がY軸方向へ延伸して取付けられてい
る。このガイドレール59上には前記ガイド部材49が
設けられて、ガイドレール59に沿って案内される。
【0029】前記コンベアベース29上の後部(図9に
おいて右部)には駆動モータ61が設けられており、こ
の駆動モータ61にはY軸方向へ延伸したボールねじ6
3が連動連結されている。このボールねじ63にはナッ
ト部材65が螺合されており、このナット部材65は前
記ブラケット57に固定されている。
【0030】上記構成により、駆動モータ61を駆動さ
せると、ボールねじ63が回転し、ボールねじ63はナ
ット部材65に螺合され、ナット部材65はブラケット
57に固定されているので、ガイド部材49がガイドレ
ール59に沿って案内されてY軸方向へ移動される。し
たがって、コンベアベース29がY軸方向へ移動される
ことになる。
【0031】また、図10において、前記各ブラケット
51の水平部上にはリフトシリンダ67が設けられてお
り、このリフトシリンダ67にはZ軸方向へ移動自在な
ピストンロッド69が装着されている。このピストンロ
ッド69の先端は前記ブラケット57における水平部の
下面に一体化されている。
【0032】上記構成により、リフトシリンダ67を作
動させると、ピストンロッド69がZ軸方向へ移動する
ので、ガイド部材55がガイドレール53に沿って案内
されて移動して、ブラケット57がZ軸方向へ移動され
る。ブラケット57が移動されることによってコンベア
ベース29を介してローラコンベア33がZ軸方向へ移
動されることとなる。
【0033】前記基準ローラ27について、より詳細に
は図1および図2に示されているように、支持フレーム
9に軸受71を介して回動軸73がX軸方向(図1にお
いて図面に対し直交した方向)に延伸して回動自在に支
承されている。この回動軸73の複数箇所にアーム75
が一体的に設けられ、アーム75の先端に基準ローラ2
7が立設されている。
【0034】基準ローラ27の詳細は、図2に示されて
いるように、前記アーム75の先端部には支持ブロック
77が一体的に設けられ、この支持ブロック77に軸7
9が立設され、軸79にブッシュ81を介してローラ8
3が回転自在に支承されている。
【0035】一方、前記回動軸73の適所にアーム85
が設けられ、このアーム85の先端に流体圧作動のシリ
ンダ87のピストンロッド89の先端に係止したクレビ
ス91が、ピン93を介して係合されている。前記流体
圧作動シリンダ87の後部は前記支持フレーム9に取付
けられたブラケット95にピン97で枢支されている。
【0036】上記構成により、図外の流体圧発生源より
シリンダ87のポートAに圧力流体が供給されると、ピ
ストンロッド89が突出しアーム85を介して回動軸7
3が回動する。回動軸73の回動によりアーム75は回
動し、アーム75に設けた基準ローラ27は垂直状態に
保持される。この基準ローラ27に図1においてチェン
コンベア7が右回転すると、ワークWが右方向に移動し
て当接し、ワークWの基準出しが行なわれる。なお、基
準ローラ27の最大退避位置は図1において二点鎖線に
て示されているようにチェンコンベア7のワーク搬送ラ
インより没する位置まで回動できる。
【0037】次に、給材装置3上にワークWが載せられ
たときから切断機1側へ送材される動作を説明する。ま
ず、図3において機器の配置としては、切断機1の鋸刃
99の入側には本体バイス101と送りバイス103が
設けられている。この送りバイス103に隣接してX軸
方向に適宜な間隔で給材装置3である給材コンベアとし
てのチェンコンベア7が設けられ、このチェンコンベア
7に直交した方向に送材コンベアとしてのローラコンベ
ア33が設けられている。更に、前記チェンコンベア7
の一端部(図3において下側)には基準ローラ27か設
けられている。
【0038】ワークWはクレーンやホークリフト等によ
り切断順にチェンコンベア7上に載置され、チェンコン
ベア7を駆動してワークWを移動させると、ワークWは
基準ローラ27に当接して位置決めがなされる。なお、
この際、ローラコンベア33はチェン7の搬送ラインの
下方に位置している。
【0039】次いで、ローラコンベア33を上昇させ、
切断すべきワークWのみを持上げ、ワークWを切断機1
側の送りバイス103へ送材する。なお、切断すべきワ
ークWのみを持上げるために、隣接したワークWとの間
に隙間を作り、干渉しないようにする手段は、すでに公
知の手段で行なわれる。
【0040】ワークWを送りバイス103側へ送材する
際に、ワークWの曲りあるいはそり等があっても、ワー
クWはY軸方向へは拘束されていないため、ローラコン
ベア33の回転により円滑に送りバイス103内に送り
込まれる。
【0041】送り込まれたワークWは例えばホトセンサ
105にて先端が検出され、図4に示されているように
、送りバイス103はワークWをクランプすると共に、
基準ローラ27をワークWより所定距離、すなわち、ワ
ークWの曲り、そり等を考慮しワークWの尾端Eが基準
ローラ27に当接しない距離だけ送材基準面P−P線よ
り退避させる。この動作は、図1に示されているシリン
ダ87のBポートに圧力流体を供給することによりピス
トンロッド89は縮少し、基準ローラ27は回動軸73
を中心として回動して所定距離だけ退避(離隔)させる
ことができる。
【0042】このため、ワークWを送りバイス103に
てクランプし鋸刃99側へ所定量移動させる際、ワーク
Wに曲り、そり等があっても基準ローラ27には干渉し
ないので、送材不能になることも、ワークWに疵を付け
ることも、機器を破損させることもなくなる。なお、図
4の図中にワークWが2点鎖線が示されている例は、製
品側に設けた前バイス107によってワークWをクラン
プした例であり、この場合でも基準ローラ27は退避し
ているので上述したごとき効果が得られる。
【0043】更に、理解を容易にするため、図5,図6
および図7に示す動作フローチャートにより、動作の評
価を説明する。
【0044】まず、図5を参照するに、ステップS1は
、条件を示す。すなわち、前バイス107側の条件とし
ては、前バイス上昇/中央、前バイス開、前バイス位置
決めの原点であり、切断機1側の条件としては、鋸刃9
9上昇、ガイドブラケット開、送りバイス103開であ
る。
【0045】また、給材装置3側の条件としては、ロー
ラコンベア33原点である。上記の条件がすべて揃った
ならば、ステップS2へ移る。
【0046】ステップS2にて、本体バイス101がゼ
ロクランプ、すなわち、閉したならばステップS3へ移
る。
【0047】ステップS3にて、手動から自動モードへ
切換え、ステップS4にて、鋸刃99を自動起動とする
【0048】つづいて、ステップS5にて、送りバイス
103の後退限を確認し、ローラコンベア33が上昇し
ていたら下降させ、基準ローラ27を上昇すなわち垂直
状態にする。そして、基準ローラ27の上昇後、ローラ
コンベア33の下降限を検知して、図6に示すステップ
S6に移る。
【0049】ステップS6にて、給材コンベアとしての
チェンコンベア7を右進させる。そして、ローラタッチ
センサの内2個がOFFになってステップS7へ移り、
ステップS7にてチェンコンベア7を停止させ、基準ロ
ーラ27にワークWを当接させる。
【0050】つづいて、送材コンベアとしてのローラコ
ンベア33のY軸位置決めをステップS8にて行ない、
ローラY軸ENC(エンコーダ)にカウントアップにて
ステップS9へ移る。ステップS9にてローラコンベア
33のY軸位置決めが完了したら、ステップS10にて
ローラコンベア33を上昇させ、切断すべきワークWの
みをローラコンベア33上に載置させ、ローラコンベア
33を上昇限にて停止させる。
【0051】そして、ステップS11にて、チェンコン
ベア7を左進し、チェンコンベア7ENC(エンコーダ
)カウントアップで、チェンコンベア7を停止させる。 (ステップ12)このことは切断すべきワークWと次に
切断を予定しているワークWとの間に隙間を付けて干渉
しないようにするためである。
【0052】ついで、ステップS13にて、ローラコン
ベア33を前進させ、切断機1側へ切断すべきワークW
のみを送材する。移送されたワークWの先端が送りバイ
ス103を通り、例えばホトセンサ105にて検出され
てからタイマを介してローラコンベア33は停止する。 (ステップS14)ローラコンベア33が停止したらス
テップS15にて送りバイス103を作動させワークW
をクランプする。この際、ワークWの素材幅を計測チェ
ックする。そして、送りバイス103ENC(エンコー
ダ)をカウントし、クランプ完了を確認してステップ1
6へ移る。
【0053】ステップ16にて、基準ローラ27を垂直
状態より回動させ、所定量ワークWより退避させる。こ
の所定量とは、ワークWに曲り、反りがあってもワーク
Wの移送時にワークWの尾端Eが基準ローラ27に干渉
しない距離とする。
【0054】つづいて、図7に示すステップS17へ移
る。ステップS17では、送りバイス103を前進させ
、ステップS18で本体バイス101へワークWの先端
を突き当てる。そして、送りENCの出力をゼロとし、
ステップS19で送りバイス103を若干量例えば5m
m後退させる。送りENCのカウントアップにて送りバ
イス103を停止させる。(ステップS20)ステップ
S20にて送りバイス103が停止したら、ステップS
21にて、本体バイス101を弛め大開きして、タイマ
を介し送りバイス103を前進させX軸位置決めをする
。(ステップS22)そして、ステップS23にて製品
の切断長さにより区分される。例えば、先端切りなし、
製品長400mm以上の場合は、送りENCカウントア
ップ後、ステップS24aにて送りバイス103を停止
させ、図示を省略したが次の切断作業に入る。先端切り
あり、製品長10〜40mmの場合は、送りENCカウ
ントアップ後、ステップS24bにて送りバイス103
を停止させて切断作業に入る。また、先端切りなし、製
品長400mm以下の場合は、送りENCカウントアッ
プ後、ステップS24cにて送りバイス103を停止さ
せて切断作業に入る。なお、図示を省略したが、送りバ
イス103の動きとローラコンベア33の駆動とは同調
していて、送りバイス103が移動する時はローラコン
ベア33も回転する。
【0055】一方、前バイス107にてワークWをクラ
ンプす場合は前記ステップ16にて基準ローラ27を若
干量退避させてから、ステップS25へ移る。
【0056】ステップS25にて、素材幅チェックが完
了してから前バイス107の位置決め、すなわち、Z軸
位置決めとバイス幅大開きからクランプY軸位置決めを
行なう。そして、Z軸ENCカウントアップ、Y軸バイ
スENCカウントアップ後、ステップS26へ移る。
【0057】ステップS26にて、前バイス107をY
軸方向へ若干量開く。そして、Y軸バイスENCカウン
トアップ後、ステップS27へ移る。ステップS27に
て前バイス107を後退、X軸位置決めを行ないステッ
プS28へ移る。
【0058】ステップS28にては、前述した送りバイ
ス103の作動と同様に、製品の切断長さにより区分さ
れる。例えば、先端切りなし、製品長400mm以上の
場合は、ステップS29aにて前バイス107を停止さ
せて切断作業に入る。先端切りあり、製品長10〜40
mmの場合は、ステップS29bにて前バイス107を
停止させて切断作業に入る。また、先端切りなし、製品
長400mm以下の場合は、ステップS29cにて前バ
イス107を停止させて切断作業に入る。
【0059】上述したごとく、給材コンベアとしてのチ
ェンコンベア7上にワークWを並列載置し、チェンコン
ベア7の一側に設けた基準部材としての基準ローラ27
にワークWを当接せしめて位置決めをする。そして、送
材コンベアとしてのローラコンベア33を上昇せしめて
切断すべきワークWのみを切断機1側へ所定量移動させ
送りバイス103にてワークWを挾圧保持する。其の後
、基準ローラ27を必要量ワークWより退避させてから
、送りバイス103にて切断機1内へワークWを送り切
断作業を行なう。
【0060】而して、ワークWに曲り、あるいはそり等
があっても、送材時基準ローラ27にワークWが接触す
ることがないので、ワークWに疵を付けることも、機器
を破損させることもなく、円滑に送材することができる
【0061】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例では
基準部材としての基準ローラ27をシリンダ87により
各アーム75,85を介して回動させ、ワークWより基
準ローラ27を退避せしめたが、直動シリンダ式とか偏
心カム方式とか、あるいは、基準ローラ自体を弾性体で
形成して、外力が付加された時にのみ逃げる構造方式で
も可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、切断機の一方側に給材コ
ンベアと送材コンベアとで構成された給材装置が配置さ
れる。この給材コンベア上にワークを並列載置し、給材
コンベアの一側に設けられた基準部材にワークを当接せ
しめ位置決めする。次いで、送材コンベアを上昇せしめ
て切断すべきワークのみを送材コンベアに載せてから、
送材コンベアを回転させてワークを送りバイスに送る。
【0063】所定量送りバイスに送られたワークを送り
バイスにて挾圧保持し、基準部材を所定量ワークより退
避せしめてから、送りバイスを切断機側へ所定量移動さ
せる。
【0064】而して、送りバイスにて挾圧保持されたワ
ークに曲り、そり等があっても、ワーク送材中に基準部
材に接触することはなく、ワークに疵を付けることも、
ワークの干渉による機器の破損を防止することができ、
円滑な送材を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、図8におけるI−I
線に沿った拡大断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った拡大断面図
である。
【図3】給材装置によりワークを移送時の説明図である
【図4】送りバイスによりワーク挾圧保持した時の説明
図である。
【図5】この発明の動作フローチャーチの一部である。
【図6】この発明の動作フローチャートの一部である。
【図7】この発明の動作フローチャートの一部である。
【図8】この発明を実施する一実施例の切断機における
給材装置の斜視図である。
【図9】図8における平面配置図である。
【図10】図9におけるX−X線に沿った断面図である
【図11】従来例を示し、ワークを送りバイスにてクラ
ンプして送材する時の説明図である。
【符号の説明】
1  切断機 3  給材装置 7  チェンコンベア(給材コンベア)27  基準ロ
ーラ(基準部材) 33  ローラコンベア(送材コンベア)103  送
りバイス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  切断機の一方側に設けられ給材コンベ
    アと送材コンベアとで構成された給材装置から切断機側
    へワークを送材する際、ワークの送材方向に対して直交
    した方向へ配置した前記給材コンベアに所望のワークを
    並列載置し、この給材コンベアを駆動し給材コンベアの
    一側に設けられた基準部材にワークを当接せしめて基準
    出しを行ない、次いで送材コンベアを上昇せしめて切断
    すべきワークのみを送材コンベア上に載せてから送材コ
    ンベアを回転せしめてワークを切断機側へ送り、所定量
    ワークが移動してから前記切断機に設けた送りバイスに
    てワークを挾圧保持し前記基準部材を所定量ワークより
    退避せしめてから前記送りバスを移動させると共に、前
    記送材コンベアを回転せしめてワークを切断機内へ送材
    することを特徴とする切断機における給材方法。
  2. 【請求項2】  切断機の一方側に給材コンベアと送材
    コンベアとで構成された給材装置を設け、前記送材コン
    ベアをワークの送材方向へ回転自在かつ上下方向へ移動
    自在に設けると共に、前記給材コンベアをワークの送材
    方向に直交した方向へ回転自在に設け、前記給材コンベ
    アの一側に基準部材を設け、この基準部材を退避自在に
    設けてなることを特徴とする切断機における給材装置。
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