JP3844553B2 - 切断機に対するワーク給材方法および装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば鋸盤やディスクカッタなどのごとき適宜の切断機に対して長尺の丸棒材,パイプ材などのワークを供給する給材方法および装置に係り、さらに詳細には、切断機に対してワークの送給を行うワーク送給装置におけるワーク送給路の所定位置にワークを正確に位置決めして送給することのできる給材方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、長尺の丸棒,パイプ材などのワークを長手方向へ移送して、鋸盤,ディスクカッタなどのごとき適宜の切断機に対して上記ワークを移送し供給するワークの送給装置を前記切断機の後側に設け、ワークの長手方向に対して交差する方向へ搬送して前記ワーク送給装置のワーク送給路に対してワークの搬入を行うワーク搬入装置を設けると共に、前記ワーク送給装置又はワーク搬入装置の適宜一方を上下動可能に設け、上記ワーク搬入装置に備えた複数の搬送チェン上に載置された複数のワークを前記ワーク送給装置のワーク送給路へ順次搬入し、ワーク送給路へ搬入されたワークを前記切断機に対して順次送給することが行われている。
【0003】
より詳細に説明すると、例えば特開平2−212016号公報(米国特許第5086678号対応)に記載の発明においては、図13に概略的に示すように、ワーク送給装置(全体的構成は図示省略)における送給路301は丸棒状の複数のローラ303を回転自在に備えた構成である。そして、上記ローラ303上にワークWを搬入するワーク搬入装置(全体的構成は図示省略)は、前記ワーク送給路301の長手方向(前後方向)に対して直交する左右方向へ延伸したエンドレス状の複数本(図13においては1本のみを図示)の搬送チェン305を前後方向に適宜間隔に備えた構成である。
【0004】
そして、前記搬送チェン305上に載置された複数本のワークWを順次1本毎前記ローラ303上に載置する場合は、ワーク搬送路301全体を下降せしめた後、前記搬送チェン305を走行駆動して下降した状態のローラ303上にワークWを搬入し、上記搬送チェン305の上部に対して出没可能に設けた直立ローラ307に当接して位置決めした後に、ワーク送給路301全体を上昇せしめることによって前記ローラ303によってワークWを支持するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述したごとき従来の構成においては、径の異なる複数本のワークWを隣接して搬送チェン305上に載置してローラ303上へ搬入すると、複数本のワークWがローラ303上に搬入されることがあるので1本のワークWのみがローラ303上に位置するように、ワーク送給路301全体をワークWの径に対応して左右方向へ位置調節可能に設けてあり、構成がより複雑であるという問題がある。また、直立ローラ307にワークWを当接して位置決めする構成であるから、ワークWの径が異なると、ワークWの軸心位置が左右方向に変位することとなり、例えば切断機が丸鋸盤,ディスクカッタなどのごとく円盤状のカッタを上下動可能に備えた構成においては、円盤状のカッタの切込み方向に対してワークの軸心位置がずれることがあり、ワークの径に対応して前記カッタの下降位置を制御する必要があるという問題がある。
【0006】
さらに、前述したごとき従来の構成においては、種々の径のワークWを搬送チェン305上に載置するとき、上記搬送チェン305におけるチェンリンクの接続部分にワークWを載置位置決めすることができず、スペースの有効利用において問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、長尺のワークを長手方向へ移送して切断機に対してワークの送給を行うワーク送給装置を前記切断機の後側に設け、ワークの長手方向に対して交差する方向へ搬送して前記ワーク送給装置のワーク送給路に対してワークの搬入を行うワーク搬入装置を設け、かつワーク送給装置又はワーク搬入装置の一方を上下動可能に設けてなる切断機に対するワーク給材装置において、上記ワーク搬入装置は、複数のワークを支持する複数本の搬送チェンを並列に備えてなり、上記各搬送チェンにおけるチェンリンクの長手方向の中央部にワークを支持するためのV字形状の凹部を設け、かつ搬送チェンにおいて互いに隣接したチェンリンク間に、ワークを支持するためのV字形状の凹部を形成してなり、ワーク送給装置におけるワーク送給路は、周面にV字形状の周溝を備えた複数の送給ローラを配置してなり、上記送給ローラの長さは、ワーク搬送装置に備えた搬送チェンにおけるチェンリンクの長さよりも短い構成であり、ワーク送給路の送給ローラに近接した位置に、搬送チェンにおけるチェンリンクとほぼ同長のワーク支持部材を設け、このワーク支持部材の中央部に前記送給ローラ上のワークとの干渉を回避する干渉回避凹部を設け、この干渉回避凹部の両側に、隣接したワークを離反せしめるための傾斜面及び離反されたワークを支持するためのワーク支持凹部を設けてなる切断機に対するワーク給材装置である。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、ワーク搬入装置によってワーク送給装置のワーク送給路へワークを搬入する搬入路に、上記ワーク送給路へ搬入されるワークの側面を検出する側面検出手段を設けてなるものである。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、側面検出手段は、投光器と受光器とを備え、上記投光器と受光器は垂直平面内において斜めに対向してあり、かつ下側に位置する光学部品は傾斜して設けたブラケットの下面に配置してある構成である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1,図2および図3を参照するに、例えば帯鋸盤,丸鋸盤,ディスクカッタなどのごとき適宜の切断機1の後側(図1においては右側)には、長尺の丸棒,パイプなどのごときワークWを長手方向へ移送して前記切断機1に対して送給するワーク送給装置3が配置してあると共に、上記ワーク送給装置3に対してワークWの搬入を行うワーク搬入装置5が配置してある。
【0015】
前記切断機1は一般的なものであり、その構成は周知の構成であるから、切断機1についての詳細な説明は省略する。
【0016】
前記切断機1の後側には、前記ワーク送給装置3およびワーク搬入装置5を支持する架台7が設けてある。この架台7は、図2に示すように、アジャストボルト等を備えて上下位置調節可能の前後のベースプレート9に前後両端部を固定した左右一対のチャンネル材11を備えており、このチャンネル材11上には左右方向に延伸したチャンネル材よりなる複数のチェン支持部材13が前後方向(図1において左右方向)に離隔して支持されている。
【0017】
上記各チェン支持部材13の一端部にはブラケットが一体的に取付けてあり、このブラケットには前後方向(図2においては紙面に対して垂直な方向)に延伸した回転軸15が回転自在に支承されている。この回転軸15は前記架台7に装着した搬入モータ17とチェン等の適宜の動力伝達機構19を介して連動連結してあり、かつこの回転軸15には前記各チェン支持部材13に対応して複数のスプロケット21が取付けてある。
【0018】
上記各スプロケット21にはエンドレス状の搬送チェン23が巻回してある。上記搬送チェン23は、前記ワーク送給装置3の位置を通過して左右方向に延伸してあり、前記各チェン支持部材13の他端部に設けた半円弧形状のチェンガイド25によって案内されていると共に、上記チェン支持部材13に設けた左右方向のチェンガイド27(図3参照)によって蛇行しないように案内されている。前記搬送チェン23は、図4に詳細に示すように、外側の一対のチェンリンク29と内側の一対のチェンリンク31とを連結ピン33を介して連結してなるものであり、この連結ピン33の位置にはローラ35を回転自在に備えている。
【0019】
上記搬送チェン23における各チェンリンク29,31の長手方向の中央部にはワークWを支持するためのV字形状の凹部37が大きく設けてあると共に、互いに隣接したチェンリンク29,31の間には小径のワークWを支持するためのV字形状の凹部39が形成してある。
【0020】
より詳細に説明すると、各チェンリンク29,31には、連結ピン33の間隔寸法よりも僅かに小さな寸法位置に三角形状の突出部41を設けた構成であって、上記突出部41の間に前述の大きな凹部37が形成してあり、隣接したチェンリンク29,31における突出部41の間に前述の小さな凹部39が形成されるものである。そして、上記各凹部37,39の間隔は等間隔に設けてある。
【0021】
上記構成より理解されるように、搬送チェン23はチェンリンク29,31の長手方向の中央部にワークWを支持する大きな凹部37が形成してあり、各チェンリンク29,31の間には小さな凹部39が形成してあるので、大小種々の径のワークWを搬送チェン23上に載置するとき、大径のワークWの間において小さな凹部39に小径のワークWを載置することができ、搬送チェン23におけるワーク載置領域を有効利用することができることとなり、より多くのワークを載置することができるものである。
【0022】
また、前記構成により、搬入モータ17を駆動して搬送チェン23を左右方向へ走行駆動することにより、搬送チェン23上のワークWを左右方向へ搬送して前記ワーク送給装置3に対してワークWの搬入を行うことができるものである。前記搬送チェン23は、図2に示されるように、前記ワーク送給装置3を中央にして左右方向にほぼ等しい長さに設けてある。そして、搬送チェン23の終端側(前記チェンガイド25側)には、搬送チェン23上のワークWの有無を検出するワーク検出手段が設けてある。本例において上記ワーク検出手段は、投光器41Aと受光器41B(図3参照)とよりなるものである。
【0023】
さらに、前記構成において、前記搬送チェン23の移送距離を検出するために、前記回転軸15にはロータリエンコーダ43が適宜に連動連結してある。なお、前記搬入モータ17の回転位置を検出するために、搬入モータ17にロータリエンコーダを備えた構成である場合には、前記ロータリエンコーダ43を省略することができる。
【0024】
前記ワーク送給装置3は、図1に示すように、前記ワーク搬入装置5におけるチェン支持部材13の下方位置において前後方向(図1において左右方向)に延伸した角パイプ状の昇降ベース45を備えている。この昇降ベース45の前後端部にはそれぞれブラケット47(図1においては前端側のみを示す)が水平に設けてあり、各ブラケット47は、前後のベースプレート9に装着した前後の昇降シリンダ49に昇降自在に備えたピストンロッド49Pに支持されている。
【0025】
さらに、前記昇降ベース5の前後両端部には、前後のベースプレート9に立設した垂直ガイド部材51(図1には後端側のみを示す)に沿って上下に移動する複数のガイドローラ53を備えたローラブラケット55が取付けてある。
【0026】
前記昇降ベース45の上面には前後方向に離隔して複数の支柱57が立設してあり、各支柱57の上部には、ワークWを支持して前記切断機1の方向へ搬送し送給する送給ローラ59が軸61(図5参照)を介して回転自在に支持されている。上記複数の送給ローラ59は、ワークWを切断機1へ送給するためのワーク送給路を構成するものである。
【0027】
前記各送給ローラ59を回転するために、各送給ローラ59にはスプロケット63が一体的に取付けてあると共に、図1に示すように、支柱57の下部付近において前記昇降ベース45に複数のスプロケット65が設けられている。
【0028】
そして、前記昇降ベース45には、ベルト,チェン等のごとき適宜の動力伝達機構67を介して駆動スプロケット69を回転駆動するための送給モータ71が装着してあり、前記送給ローラ59が上記送給モータ71によって回転駆動されるように、前記駆動スプロケット69及び前記各スプロケット63,65にはチェン73が適宜に巻回してある。
【0029】
したがって、前記送給モータ71を駆動することにより、チェン73を介して複数の送給ローラ59は同期して同方向へ回転し、送給ローラ59上のワークWを切断機1に対して送給することができ、また逆回転時には残材を戻すことができるものである。
【0030】
前記ワーク搬入装置5における搬送チェン23によって左右方向へ移送され、送給ローラ59の上方に位置決めされたワークWを支持して前記切断機1の方向へ送給するために、前記昇降シリンダ49によって昇降ベース45を上昇すると、図5に想像線で示すように、前記送給ローラ59が前記搬送チェン23より上方向へ突出し、搬送チェン23上のワークWを押し上げて支持することができる。
【0031】
逆に、前記昇降シリンダ49を作動して昇降ベース45を下降すると、送給ローラ59が搬送チェン23の上部から没入する(図5において、実線で示す状態)ので、送給ローラ59で支持していたワークWを搬送チェン23上に載置することができるものである。
【0032】
前記送給ローラ59は、図5に示すように、ワークWを支持するV字形状の周溝75を周面に備えた形状であって、この送給ローラ59の左右方向長さ(軸方向の長さ)は、前記搬送チェン23におけるチェンリンク29,31の長さより短く、例えば約1/3程度に設けてある。
【0033】
上記送給ローラ59に近接した位置で前記支柱57には、前記搬送チェン23におけるチェンリンク29,31の長さとほぼ同長のワーク支持部材77が設けてある。このワーク支持部材77は、前記搬送チェン23の中央の前記凹部37および隣接したチェンリンク29,31間の前記凹部39にそれぞれワークWが連続して載置してあって、3本のワークWを同時に持上げたとき、中央のワークWに対して左右のワークWを僅かに離反せしめるべく作用するものである。
【0034】
したがって、前記ワーク支持部材77の中央部には、送給ローラ59に支持されているワークWとの干渉を回避する干渉回避凹部79が形成してあり、この干渉回避凹部79の左右両側の対称位置には、中央のワークWに対して両側のワークWを離反せしめるための傾斜面81が左右対称に形成してあると共に、離反せしめたワークWを支持するワーク支持凹部83が左右対称に形成してある(ワーク支持部材77の上部形状は想像線で示してある)。
【0035】
上記ワーク支持凹部83の左右方向の間隔は、前記搬送チェン23における各チェンリンク29,31の間に形成される前記凹部39の左右方向の間隔より僅かに大きく設けてある。
【0036】
したがって、搬送チェン23における各チェンリンク29,31の各凹部37,39に隣接してワークWが支持されているとき、送給ローラ59によってワークWを支持すべく昇降ベース45を上昇せしめると、上記送給ローラ59及びワーク支持部材77によって3本のワークWが持上げられ、送給ローラ59に支持された中央のワークWに対して左右両側のワークWは傾斜面81に沿って僅かに離反されワーク支持凹部83によって支持される。
【0037】
よって、搬送チェン23上において隣接したワークWが互いに接触した状態に載置されていても、送給ローラ59でもってワークWを支持して切断機1へ送給するときには、隣接したワークWとの接触が解除された状態となるものであり、搬送チェン23上により多くのワークWの載置が可能になるものである。
【0038】
なお、前記昇降ベース45を下降せしめた場合には、送給ローラ59およびワーク支持部材77のワーク支持凹部83に支持されていたそれぞれのワークは、搬送チェーン23における元の各凹部37,39に再び載置支持されるものである。
【0039】
ワーク搬入装置5における前記搬送チェン23を走行駆動して搬送チェン23上のワークWを、ワーク送給装置3におけるワーク送給路の下降した状態の送給ローラ59の上方位置に位置決めするとき、上記ワーク送給路へ搬入されるワークWの側面を検出するための側面検出手段85が設けてある。
【0040】
上記側面検出手段85は、本例においては図6に詳細に示すように、投光器87と受光器89とによって構成してある。
【0041】
前記投光器87は、送給ローラ59より低位置において支柱57の上部に傾斜して取付けたブラケット91の下面でかつ上記ブラケット91の先端部より中に入り込んだ状態に取付けてある。したがって、投光器87は、ワークWから落下する落下物に対してブラケット91によって保護される構成である。
【0042】
前記受光器89は、前記切断機1に最も接近して設けられたチェン支持部材13に固定したプレート95に支持されたL字形状のブラケット93に取付けてあって、投光器87から斜めに投光される光線LBを受光するように構成してある。そして、前記送給ローラ59の長手方向の中央でもってワークWの長手方向の側面を検出するように、図7に示すように、前記投光器87及び受光器89は、前記送給ローラ59の長手方向の中央を含む垂直面に配置してある。すなわち、ワークWの搬入位置決め位置からのオフセット距離が零であるように配置してある。なお、投光器87と受光器89は上下逆に配置しても良いものである。
【0043】
上記構成により、搬送チェン23によってワークWを送給ローラ59の上方に搬入するとき、ワークWが前記光線LBを遮光することによってワークWの長手方向の側面を検出することができる。したがって、ワークWの側面を検出してから当該ワークWの半径に相当する搬送距離だけワークWをさらに移送し位置決めすることにより、ワークWは送給ローラ59の上方位置に正確に位置決めされることになる。
【0044】
なお、前記投光器87及び受光器89が、搬送チェン23によるワークWの搬入側にオフセットしてある場合には、上記オフセット距離とワークWの半径の和に相当する搬送距離だけワークWをさらに移送すれば良いものであるから、投光器87及び受光器89の位置は、送給ローラ59の長手方向の中心位置から位置ずれしていても良いものである。
【0045】
さらに、前記ブラケット93を取付けたプレート95には、前記切断機1へ送給して適宜に切断した後の残材を戻すときに、上記残材の端部を検出する端部検出手段として投光器97と受光器99とが水平に対向して取付けてある。
【0046】
したがって、送給ローラ59を逆回転して残材を戻すとき、残材の端部が投光器9からの光線LBの遮光を解除したことを検知してから、例えばタイマ等に設定された所定時間だけ送給ローラ59を逆回転して停止することにより、前記残材の端部を所定位置に位置決めすることができる。その後、昇降ベース45を下降して送給ローラ59を搬送チェン23より下降せしめることにより、送給ローラ59に支持していた残材を搬送チェン23上に載置することができる。
【0047】
図9を参照するに、前記ワーク送給装置3の送給モータ71,昇降シリンダ49および前記ワーク搬入装置5における搬入モータ17などの各種のアクチュエータを制御するための制御装置101には、前記ワーク搬入装置5における搬送チェン23上に載置される複数のワークWの配列順および各ワークWの径を入力するための例えばキーボード等のごとき入力手段103が接続してあると共に、前記側面検出手段85および投光器97,受光器99よりなるセンサおよび搬送距離を検出する前記ロータリーエンコーダ43が接続してある。
【0048】
さらに、前記制御装置101には各種データを記憶するメモリ105が備えられていると共に、移送距離演算手段107が備えられている。この移送距離演算手段107は、前記側面検出手段85によってワークWの側面を検出したときに、前記メモリ105に記憶されているワークWの配列順およびワーク径とワーク搬送路と側面検出手段85とのオフセット距離に基いて当該検出したワークWを前記ワーク搬送路に位置決めするための搬送距離を演算するためのものである。
【0049】
以上のごとき構成において、ワーク送給装置3における昇降ベース45が下降した状態にあって送給ローラ59がワーク搬入装置5における搬送チェン23より下降した状態にあるときに、例えばクレーンやフォークリフト等のごとき適宜の搬送装置によって、前記搬送チェン23上に加工順に複数のワークWを載置する。
【0050】
この場合、図2においてワーク送給装置3の右側においてワーク送給装置3に近接した位置から加工順に複数のワークWを載置するものであって、ワークWの径の大きさや隣接したワーク径等に応じて、搬送チェン23におけるチェンリンク29,31の大きな凹部37や小さな凹部39にワークWを載置するものである。
【0051】
上述のごとく搬送チェン23上に複数のワークWを載置した後あるいは適宜の時期(例えば同時でも載置前でも良い)に、ワークWの配列順および各ワークの径並びにワークWの隣接条件、例えば側面検出手段85によってワークWの長手方向の側面を直接検出可能か否かの条件(例えば隣接したワークWが接触していたり、大径のワークの間に小径のワークWが配置してある場合等)等の必要なデータを入力手段103からメモリ105に入力し記憶する。
【0052】
次に、搬入モータ17を駆動して搬送チェン23を走行駆動して搬送チェン23上のワークWをワーク送給装置3のワーク搬送路(送給ローラ59)の上方位置へ搬入する。上述のごとく搬送チェン23を走行駆動してワークWの搬入を行うと、加工順に配置された最初のワークWの長手方向の側面が側面検出手段85の光線LBを遮光することとなり、ワークWの側面が検出される。
【0053】
上述のごとく側面検出手段85によってワークWの長手方向の側面が検出されると、前記メモリ105に記憶された当該ワークWの径が読み出され、このワーク径と側面検出手段85のオフセット距離(本例においては零)に基いて、ワークWを前記送給ローラ59の上方位置に位置決めするための搬送距離(本例においてはワークWの半径)が移送距離演算手段107によって演算される。
【0054】
そして、この移送距離演算手段107の演算結果に基いて前記搬送チェン23の搬送距離が制御装置101によってフィードバック制御される。したがって、前記側面検出手段85によって側面を検出されたワークWは送給ローラ59の上方位置に位置決めされる。
【0055】
なお、ここで、加工順の訂正により例えば2番目のワークWの加工を行う場合で、ワークの隣接条件が、2番目のワークWと最初のワークとが接触した状態の条件であって2番目のワークの長手方向の側面を側面検出手段85によって直接検出できない場合には、最初のワークの側面を検出したときに、この最初のワークの直径に2番目のワークの半径を加算するなどの演算処理を行うことによって、2番目のワークを送給ローラ59の上方へ位置決めするために必要な搬送距離を演算することができるものである。
【0056】
すなわち、隣接したワークWが例えば互いに接触した状態などの条件にあって所定のワークWの長手方向の側面を側面検出手段85によって直接検出できない場合であっても、ワークの隣接条件を考慮することによって容易に対応することができるものである。
【0057】
前述のごとくワークWを送給ローラ59の上方に位置決めした後、昇降シリンダ49を作動して昇降ベース45を上昇し、送給ローラ59を上昇せしめることにより、送給ローラ59によってワークWを支持することができる。この場合、ワークWは送給ローラ59のV字形状の周溝75によって支持されるので、ワークWの軸心は、ワークWの径に拘りなく所定の垂直面に一致するものである。
【0058】
上述のごとく送給ローラ59によってワークWを支持するとき、隣接したワークWが互いに接触した状態にあっても、送給ローラ59に支持される中央のワークWの左右両側に位置するワークはワーク支持部材77のワーク支持凹部83によって支持されることとなり、中央のワークWから僅かに離反される。
【0059】
前述のごとく送給ローラ59によってワークWを支持した後、送給モータ71を駆動して送給ローラ59を正回転することにより、ワークWは切断機1の方向へ送給され、切断機1によって切断加工される。
【0060】
切断機1において切断加工した後の残材は、前記送給モータ71を逆回転して送給ローラ59を逆回転することにより元の位置へ戻されることになる。この際、残材の端部を投光器97と受光器99との間を通過すると、投光器97からの光線LBが受光器99によって検出され、残材の端部の通過が検知される。
【0061】
上述のごとく受光器99が光線LBを検知してから例えばタイマに設定された所定時間だけ送給モータ71を逆回転して停止すると、残材の端部は所定位置に位置決めされる。その後、昇降シリンダ49を作動して昇降ベース45を下降し送給ローラ59を下降すると、送給ローラ59の残材は前記搬送チェン23上の元の位置に載置される。
【0062】
その後、前述したごとき動作を繰り返すことにより、搬送チェン23上に載置された複数のワークを切断機1へ順次送給して連続的に切断加工することができる。
【0063】
なお、残材が搬送チェン23によって終端側(図2においての左端側)へ移送され、上記残材が投光器41A,受光器41Bよりなるセンサによって検出されると、搬送チェン23の移送が停止され安全が図られる。
【0064】
以上のごとき説明より理解されるように、本例によれば、搬送チェン23上に載置した複数のワークWを1本毎送給ローラ59に正確に位置決めするように搬入することができ、切断機1に対してワークWを1本毎連続的に送給して切断加工することができるものである。また、搬送チェン23におけるチェンリンク29,31および上記チェンリンク29,31の連結部分にもワークWを載置することができ、より多くのワークを載置することができるものである。
【0065】
なお、本発明は前述したごとき実施形態例に限ることなく、適宜の変更を行うことによりその他の態様でも実施可能なものである。すなわち、前記例においては、搬送チェン23上のワークWの径等を入力手段103によってメモリ105に格納する場合について説明したが、入力手段の構成としては、例えば搬送チェン23上にワークWが互いに接触しないように載置した後、搬送チェン23を一定速度で走行駆動して全てのワークWを一側から他側方向へ移動する際に、側面検出手段85の光線LBが各ワークWによって遮光される時間を順次測定し、これによってワークWの径を順次計測してメモリ105に順次記憶せしめる構成となし、その後にワークW全体を元の位置に戻してから、送給ローラ59の上方位置へのワークWの位置決めを行う構成とすることも可能である。
【0066】
また、側面検出手段85としては、図10,図11に示すように、送給ローラ59の上部に対して出没可能の位置決め部材107を設け、この位置決め部材107を昇降シリンダ109によって上下動する構成にする。そして、送給ローラ59上に搬入されるワークWが上記位置決め部材107に当接したときに位置決め部材107を没入すると共に、上記当接位置を基準位置としてワークWの径に対応した搬送距離だけワークWを移送することにより、送給ローラ59の所定位置に対してワークWの軸心を正確に位置決めすることができるものである。
【0067】
さらに、図12に示すように、ピン111を中心として上下に揺動可能のアーム113の先端部にピン115を介して位置決め部材117を揺動可能に設けると共にスプリング119によって垂直状態に付勢保持し、送給ローラ59上に搬入されるワークWが上記位置決め部材117に当接したことを検出するリミットスイッチのごとき検出器121を設ける。
【0068】
そして、ワークWが前記位置決め部材117に当接したことを検出器121によって検出したときのワークWの位置を基準位置としてワークWの径に対応した搬送距離だけワークWを移送する構成となし、かつ検出器121の検出時に適宜のアクチュエータ(図示省略)を作動してアーム113を下方向へ回動し、位置決め部材117を送給ローラ59より下方に没入する構成とすることも可能である。
【0069】
すなわち、送給ローラ上へ搬送されるワークの長手方向の側面を検出するための側面検出手段の構成は種々の構成を採用することができるものである。
【0072】
【発明の効果】
請求項1に係る発明は、長尺のワークを長手方向へ移送して切断機に対してワークの送給を行うワーク送給装置を前記切断機の後側に設け、ワークの長手方向に対して交差する方向へ搬送して前記ワーク送給装置のワーク送給路に対してワークの搬入を行うワーク搬入装置を設け、かつワーク送給装置又はワーク搬入装置の一方を上下動可能に設けてなる切断機に対するワーク給材装置において、上記ワーク搬入装置は、複数のワークを支持する複数本の搬送チェンを並列に備えてなり、上記各搬送チェンにおけるチェンリンクの長手方向の中央部にワークを支持するためのV字形状の凹部を設け、かつ搬送チェンにおいて互いに隣接したチェンリンク間に、ワークを支持するためのV字形状の凹部を形成してなるものであるから、搬送チェンにおけるチェンリンク上は勿論のこと、チェンリンクの連結部分にもワークを載置することができるものであり、搬送チェンにより多くのワークを載置できるものである。
【0073】
また、請求項1に係る発明は、ワーク送給装置におけるワーク送給路は、周面にV字形状の周溝を備えた複数の送給ローラを配置してなり、上記送給ローラの長さは、ワーク搬送装置に備えた搬送チェンにおけるチェンリンクの長さよりも短い構成である。
【0074】
したがって、搬送チェンにおけるチェンリンクの中央部及びチェンリンクの連結部分にワークが載置されている場合であっても、送給ローラでもって1本のワークのみを支持することができるものである。
【0075】
また、請求項1に係る発明は、ワーク送給路の送給ローラに近接した位置に、搬送チェンにおけるチェンリンクとほぼ同長のワーク支持部材を設け、このワーク支持部材の中央部に前記送給ローラ上のワークとの干渉を回避する干渉回避凹部を設け、この干渉回避凹部の両側に、隣接したワークを離反せしめるための傾斜面及び離反されたワークを支持するためのワーク支持凹部を設けてなるものである。
【0076】
したがって、搬送チェンのチェンリンク上に複数本のワークが互いに接触して載置してあっても、送給ローラに支持される中央のワークに対して両側のワークは僅かに離反されることになり、送給ローラによるワークの移送を確実に行うことができるものである。
【0077】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、ワーク搬入装置によってワーク送給装置のワーク送給路へワークを搬入する搬入路に、上記ワーク送給路へ搬入されるワークの側面を検出する側面検出手段を設けてなるものであるから、ワーク送給路へ搬入されるワークの側面を検出でき、この検出位置を基準としてワークの搬送距離を制御可能になり、ワーク送給路の所定位置に対してワークの位置決めを正確に行うことができ、1本のワークのみをワーク送給路に搬入位置決めすることができるものである。
【0078】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、側面検出手段は、投光器と受光器とを備え、上記投光器と受光器は垂直平面内において斜めに対向してあり、かつ下側に位置する光学部品は傾斜して設けたブラケットの下面に配置してあるから、ワーク等からの落下物はブラケットの上面に落下することとなり、ブラケットでもって光学部品を保護することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断機に対するワーク給材装置の側面説明図である。
【図2】図1における矢印II−II線方向に見た断面説明図である。
【図3】図2におけるIII−III矢視の平面説明図である。
【図4】搬送チェンにおけるチェンリンクの説明図である。
【図5】送給ローラとワーク支持部材との関係を示す作用説明図である。
【図6】図1に示した主要部分の拡大説明図である。
【図7】図6を上方向から見た平面説明図である。
【図8】図2に示した主要部分の拡大説明図である。
【図9】制御部の構成を概念的に示した構成ブロック説明図である。
【図10】ワークの長手方向の側面を検出する側面検出手段の第2例を示す平面作用説明図である。
【図11】ワークの長手方向の側面を検出する側面検出手段の側断面説明図である。
【図12】ワークの長手方向の側面を検出する側面検出手段の第2例を示す側断面図説明である。
【図13】従来装置の概略的な作用説明図である。
【符号の説明】
1 切断機
3 ワーク送給装置
5 ワーク搬入装置
13 チェン支持部材
17 搬入モータ
23 搬送チェン
29,31 チェンリンク
37,39 凹部
45 昇降ベース
57 支柱
59 送給ローラ
71 送給モータ
75 周溝
77 ワーク支持部材
83 ワーク支持凹部
85 側面検出手段
101 制御装置
103 入力手段
105 メモリ

Claims (3)

  1. 長尺のワークを長手方向へ移送して切断機に対してワークの送給を行うワーク送給装置を前記切断機の後側に設け、ワークの長手方向に対して交差する方向へ搬送して前記ワーク送給装置のワーク送給路に対してワークの搬入を行うワーク搬入装置を設け、かつワーク送給装置又はワーク搬入装置の一方を上下動可能に設けてなる切断機に対するワーク給材装置において、上記ワーク搬入装置は、複数のワークを支持する複数本の搬送チェンを並列に備えてなり、上記各搬送チェンにおけるチェンリンクの長手方向の中央部にワークを支持するためのV字形状の凹部を設け、かつ搬送チェンにおいて互いに隣接したチェンリンク間に、ワークを支持するためのV字形状の凹部を形成してなり、ワーク送給装置におけるワーク送給路は、周面にV字形状の周溝を備えた複数の送給ローラを配置してなり、上記送給ローラの長さは、ワーク搬送装置に備えた搬送チェンにおけるチェンリンクの長さよりも短い構成であり、ワーク送給路の送給ローラに近接した位置に、搬送チェンにおけるチェンリンクとほぼ同長のワーク支持部材を設け、このワーク支持部材の中央部に前記送給ローラ上のワークとの干渉を回避する干渉回避凹部を設け、この干渉回避凹部の両側に、隣接したワークを離反せしめるための傾斜面及び離反されたワークを支持するためのワーク支持凹部を設けてなることを特徴とする切断機に対するワーク給材装置。
  2. 請求項1に記載の発明において、ワーク搬入装置によってワーク送給装置のワーク送給路へワークを搬入する搬入路に、上記ワーク送給路へ搬入されるワークの側面を検出する側面検出手段を設けてなることを特徴とする切断機に対するワーク給材装置。
  3. 請求項2に記載の発明において、側面検出手段は、投光器と受光器とを備え、上記投光器と受光器は垂直平面内において斜めに対向してあり、かつ下側に位置する光学部品は傾斜して設けたブラケットの下面に配置してあることを特徴とする切断機に対するワーク給材装置。
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