JPH0425848B2 - - Google Patents

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JPH0425848B2
JPH0425848B2 JP9555885A JP9555885A JPH0425848B2 JP H0425848 B2 JPH0425848 B2 JP H0425848B2 JP 9555885 A JP9555885 A JP 9555885A JP 9555885 A JP9555885 A JP 9555885A JP H0425848 B2 JPH0425848 B2 JP H0425848B2
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JP
Japan
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injection
ethylene
vinyl alcohol
polyester
resin
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Application number
JP9555885A
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Shigezo Nohara
Sadao Hirata
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP9555885A priority Critical patent/JPS61254325A/ja
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Publication of JPH0425848B2 publication Critical patent/JPH0425848B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1642Making multilayered or multicoloured articles having a "sandwich" structure
    • B29C45/1646Injecting parison-like articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/1642Making multilayered or multicoloured articles having a "sandwich" structure
    • B29C45/1646Injecting parison-like articles
    • B29C2045/1648Injecting parison-like articles the parison core layer being a barrier material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
    • B29K2105/25Solid
    • B29K2105/253Preform

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、延䌞倚局プラスチツク容噚の補法に
関するもので、より詳现には、優れたガスバリダ
ヌ性ず耐衝撃局間剥離ずの組合せを有し、耐圧容
噚ずしお特に有甚な延䌞倚局プラスチツク容噚の
補法に関する。本発明は特に、倚局プリフオヌム
の共射出成圢に際しお、ガスバリダヌ性暹脂䞭間
局の偏肉を防止するための改良に関する。 埓来の技術及び発明の技術的課題 延䌞ブロヌ成圢法によるポリ゚ステル容噚は、
優れた透明性、適床の剛性を有し、液䜓掗剀、シ
ダンプヌ、化粧品、醀油、゜ヌス等の他に、ビヌ
ル、コヌラ、サむダヌ等の炭酞飲料や、果汁、ミ
ネラルりオヌタヌなどの枅涌飲料甚容噚にも広く
䜿甚されるに至぀おいる。 この延䌞ポリ゚ステル容噚は、ポリ゚チレンや
ポリプロピレン等の汎甚暹脂容噚に比べれば、ガ
スバリダヌ性に優れおいるずしおも、眐やびんが
ガス透過性が殆んどれロであるのに察しお、無芖
し埗ない酞玠や炭酞ガスの透過性を有しおおり、
内容物の保存期間は比范的短かい期間に限られお
いる。 この欠点を改善するため、ポリ゚ステル等の耐
クリヌプ性配向性暹脂に察しお、゚チレン−ビニ
ルアルコヌル共重合䜓の劂きガスバリダヌ性暹脂
を組合せ、倚局構造ずするこずにより、容噚のガ
スバリダヌ性を向䞊させるこずが皮々提案されお
いる。 延䌞倚局プラスチツク容噚を補造するには先
ず、倚局構造のプリフオヌムを補造する必芁があ
り、この倚局プリフオヌムを補造するために、共
抌出成圢法、倚段射出成圢法、共射出成圢法等の
皮々の手法が甚いられおいる。 これらの内、共抌出成圢法は、プリフオヌム断
面における各局の厚みの配分や厚みの芏定が容易
であるずいう利点を有するが、その反面底郚乃至
はピンチオフ郚でガスバリダヌ性暹脂局が露出
し、これを内倖局間に完党に封入するこずが困難
であるずいう問題がある。たた、倚段射出成圢法
においおは、倚局毎にキダビテむ型を倉曎に倚段
射出を行わなければならないずいう煩わしさがあ
り、未だ工業的にも成功するに至぀おいない。共
射出成法は、操䜜が簡䟿でしかもガスバリダヌ性
暹脂局を耐クリヌプ性暹脂の内倖局間で封入し埗
るずしおも、ガスバリダヌ性暹脂䞭間局の挿入䜍
眮を厳密に芏制するこずが困難であり、たた該䞭
間局の偏肉が著しいずいう問題がある。 発明の芁旚及び目的 本発明者等は、共射出法で熱可塑性ポリ゚ステ
ル等の耐クリヌプ性配向性暹脂の内倖衚面局ず゚
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓等のガスバリ
ダヌ性暹脂の䞭間局ずから成る倚局プリフオヌム
を補造し、この倚局パリ゜ンを延䌞ブロヌ成圢し
お容噚を補造する際、該耐クリヌプ性配向性暹脂
ずガスバリダヌ性暹脂ずの射出タむミングを以䞋
に述べるように行うずきには、ガスバリダヌ性暹
脂䞭間局を開口端郚を陀いおほが党面にわた぀お
䞀様に分垃させ埗るず共に、該䞭間局の偏肉傟向
を著しく抑制し埗るこずを芋出した。 即ち、本発明の目的は、優れたガスバリダヌ性
ず耐衝撃局間剥離性ずの組合せを有し、倖芳特性
の良奜な耐圧容噚ずしお有甚な延䌞倚局プラスチ
ツク容噚の補法を提䟛するにある。 本発明の他の目的は、ポリ゚ステル内倖衚面局
ず゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の䞭間局
ずから成り、これら䞡暹脂局に二軞方向ぞの分子
配向が付䞎されおいるず共に、䞡暹脂局の密着状
態が容噚の圢で維持されおいる延䌞倚局プラスチ
ツク容噚の補法を提䟛するにある。 本発明の曎に他の目的は、ガスバリダヌ性䞭間
局が容噚党面にわた぀お封入状態で䞀様に分垃さ
れ、しかも䞭間局の偏肉傟向が有効に抑制された
延䌞倚局プラスチツク容噚の補法を提䟛するにあ
る。 発明の構成 本発明によれば、耐クリヌプ性配向性暹脂ずガ
スバリダヌ性ずを共射出成圢しお倚局プリフオヌ
ムを成圢し、この倚局プリフオヌムをブロヌ金型
内で䞔぀延䌞可胜な枩床で延䌞ブロヌ成圢するこ
ずから成る延䌞倚局プラスチツク容噚の補法にお
いお、プリフオヌムに察応するキダビテむを備え
䞔぀プリフオヌム底郚に察応する䜍眮にゲヌトを
有する射出金型に、所芁耐クリヌプ性、配向性暹
脂の䞀郚を射出しお、該キダビテむの途䞭迄該暹
脂を充満させ、該䞀次射出の終了埌城少時間をお
いおガスバリダヌ性暹脂を射出し、ガスバリダヌ
性暹脂の射出䞭或いは射出埌に、残䜙の耐クリヌ
プ性、配向性暹脂を二次射出し、ガスバリダヌ性
暹脂射出埌も前蚘暹脂の二次射出を続行し、ガス
バリダヌ性暹脂を二次射出暹脂ず共にキダビテむ
先端乃至その近傍迄展延させ、これにより倚局プ
リフオヌムを圢成させるこずを特城ずする方法が
提䟛される。 発明の実斜の態様 本発明を、添付図面に瀺す具䜓䟋に基づいお以
䞋に詳现に説明する。 尚、以䞋の説明では、耐クリヌプ性暹脂の代衚
䟋ずしお熱可塑性ポリ゚ステル、ガスバリダヌ性
暹脂の代衚䟋ずしお゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓を倫々挙げお説明するが、本発明はこれ
らの組合せに限定されない。 プリフオヌムの補法 倚局プリフオヌムの補造に甚いる共射出装眮を
瀺す第図においお、射出金型ずコア金型ず
の間にはプリフオヌムに察応するキダビテむが
圢成されおいる。金型のプリフオヌム底郚に察
応する䜍眮にはゲヌトがあり、ホツトランナヌ
ノズル及びホツトランナヌブロツクを経お二
台の射出機及びに接続されおいる。䞻射出機
はポリ゚ステル射出甚のもので、バレル及び
その内郚のスクリナヌを備えおおり、副射出
機ぱチレン−ビニルアルコヌル共重合䜓射出
甚のもので、バレル及びその内郚のスクリナ
ヌを備えおいる。ブロツク及びノズルに
は、ポリ゚ステル射出甚の断面が環状のホツトラ
ンナヌず、その䞭心に䜍眮する゚チレンビニ
ルアルコヌル共重合䜓射出甚のホツトランナヌ
ずがあり、これらは同軞で䞔぀ノズルの先端
近傍で合流するように蚭けられおいる。ポリ゚ス
テル射出甚スプルはスプルブツシナを介
しおホツトランナヌに接続され、䞀方゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓射出甚スプル
はスプルブツシナを介しおホツトランナヌ
に接続されおいる。射出すべき暹脂をバレル
内に溶融し、スクリナヌの回
転によりバレル内に貯留した埌、スクリ
ナヌを前進させお、溶融暹脂をスプル
、ホツトランナヌ及びゲヌ
トを介しおキダビテむ内に射出するが、本発
明によれば、ポリ゚ステル及び゚チレン−ビニル
アルコヌル共重合䜓の射出を次の条件で行なう。 ポリ゚ステル及び゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓の射出時間ず射出圧力ずの関係の䞀䟋を
瀺す第図においお、図䞭のアルフアベツト蚘号
−は、第−乃至−図の説明図に察応
するものである。 先ず、ポリ゚ステル射出甚スクリナヌを前
進させ、キダビテむ内に䞀定圧力䞋で䞀次射出
させる。第−図はポリ゚ステルが射出盎前の
状態であり、ポリ゚ステルがノズルの先端
郚にあるが、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合
䜓はホツトランナヌの先端に留た぀おい
る。ポリ゚ステルの射出に䌎な぀お、第−図
に瀺す通り、キダビテむの途䞭迄が䞀次射出ポ
リ゚ステルで充満される。 本発明によれば、ポリ゚ステルの所定の䞀郚の
量を射出した段階、即ち射出時間t1経過埌、埮少
時間Δt1をおいお、゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓射出甚のスクリナヌを前進させ、キ
ダビテむ内に゚チレン−ビニルアルコヌル共重
合䜓を射出させる。この堎合、第−図に
瀺す通り、キダビテむの衚面の郚分では、䞀次
射出ポリ゚ステルが金型ずの接觊より固化さ
れおいるか、或いは固化されおいないずしおも粘
床の極めお高い状態ずな぀おおり、埓぀お、射出
された゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
は、ポリ゚ステル充満局のほが䞭心面に沿぀おキ
ダビテむ先端郚ぞ向けお流動し、該共重合䜓の䞭
間局を圢成する。 本発明においお、ポリ゚ステルの䞀次射出を䞭
止し、埮小時間Δt1をおいおから゚チレンビニル
アルコヌルの射出を開始するこずにより、キダビ
テむ内のポリ゚ステル圧が䜎䞋した状態でキダ
ビテむ内に゚チレン−ビニルアルコヌル共重合
䜓の射出が行われ、その結果ずしお、゚チレン−
ビニルアルコヌル共重合䜓の䞭間局の圢成が円滑
に、しかも䞭間の䜍眮に、偏内なしに導入される
こずになる。 次いで、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
の射出終了埌、ポリ゚チレンテレフタレヌトの二
次射出を開始する。キダビテむ内に射出された二
次射出ポリ゚ステルは、第−図に瀺され
る通り、キダビテむ偎倖面のポリ゚ステル局
ず゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓局
ずの間に流入し、゚チレン−ビニルアルコヌル共
重合䜓局をキダビテむ内面偎に抌圧するず共
に、この次射出ポリ゚ステルが゚チレン−
ビニルアルコヌル共重合䜓局をキダビテむ先端に
向けお匕䌞ししながら、即ち共重合䜓局のしごき
成圢を行いながら、自身も゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓局ず䞀次射出ポリ゚ステル倖
面局ずの間を、キダビテむ先端に向けお前
進する。 次射出ポリ゚ステルの前進ずそれに䌎な
う゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓局の
匕䌞し乃至しごき成圢ずは、第−図から了解
される通り、キダビテむの先端近傍迄行われる
が、次射出の最終段階、即ち時間t3経過埌で
は、第−図に瀺す通り、次射出ポリ゚ステ
ルがキダビテむ先端に達しお射出サむク
ルが終了する。 本発明によれば、このようにポリ゚ステルの䞀
次射出停止埌、埮小時間Δt1をおいお、゚チレン
−ビニルアルコヌル共重合䜓の射出を行うこずに
より、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓を、
䞀次射出ポリ゚ステル充満局のほが䞭心面に正確
に䜍眮させ埗るず共に、ポリ゚ステルの二次射出
圧を駆動力ずしお゚チレン−ビニルアルコヌル共
重合䜓のプリフオヌム先端ぞのしごき成圢を行う
こずにより、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合
䜓䞭間局の正確な䜍眮決めず、偏肉の比范的少な
い䞭間局の圢成が可胜ずなる。たた、本発明によ
れば、゚チレン−ビニルアルコヌルをプリフオヌ
ム先端近傍迄展延させるこずが可胜ずなり、曎
に、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の䞭間
局をポリ゚ステル倖衚面局よりも十分に薄肉でし
かも噚壁の䞭心面よりも内衚面偎に偏よ぀た分垃
構造ずするこずができ、たた゚チレンビニルアル
コヌル共重合䜓䞭間局をポリ゚ステル間に完党に
封じ蟌めるこずが可胜ずなる。 本発明においおは、このような分垃構造の倚局
パリ゜ンを、延䌞ブロヌ成圢に付するこずによ
り、埌述する通り、党く予想倖で䞔぀新芏な倚く
の䜜甚効果が達成されるものである。 二次ポリ゚ステルの射出を゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓射出埌に行う代りに、゚チレン
−ビニルアルコヌル共重合䜓の射出䞭に行うこず
もでき、第図のダむアグラムはこのような䟋を
瀺す。第図は、第図におけるの状態を瀺す
ものであり、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合
䜓の射出ず共にポリ゚ステルの二次射出も行われ
おいる。この堎合にも、゚チレン−ビニルアルコ
ヌル共重合䜓の射出暹脂先端郚が䞀次ポリ゚ステ
ル射出充満局の䞭間に䜍眮決めされお、以埌のし
ごき成圢が円滑に行われる。 ポリ゚ステル䞀次射出終了から゚チレン−ビニ
ルアルコヌル共重合䜓射出迄の時間差Δt1は
0.0001乃至5.0秒、特に0.0005乃至4.0秒の範囲内
にあるのが望たしい。䞀方、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓射出開始からポリ゚ステル二次
射出開始迄の時間差Δt2は乃至t22.5秒の範
囲、特に0.0001乃至t22.0秒の範囲内であ぀およ
い。 本発明においお、ポリ゚ステルの䞀次射出圧を
P1、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の射
出圧をP2、ポリ゚ステルの二次射出圧をP3ずし
たずき、これらの圧力条件はかなり倧巟に倉化さ
せ埗るこずが芋出された。 䞀般的に蚀぀お、゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓の射出圧P2は、ポリ゚ステルの䞀次射
出圧P1よりも高いこずが゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓を完党な連続盞ずしお圢成させる
䞊で有利であり、䞀方ポリ゚ステルの二次射出圧
P3はポリ゚ステルの䞀次射出圧P1よりもかなり
䜎くおも満足すべき結果が埗られるこずが芋出さ
れた。P1、P2及びP3は次の関係にあるこずが望
たしい。 P160乃至80Kgcm2ゲヌゞ圧。 P280乃至110Kgcm2ゲヌゞ圧で䞔぀ P1の1.2乃至1.8倍の圧力。 P330乃至50Kgcm2ゲヌゞ圧で䞔぀ P1の0.5乃至0.8倍の圧力。 本発明においお、ポリ゚ステルの二次射出が䞀
次射出よりも小さい圧力で円滑に進行するこずは
将に驚くべき新芏知芋であ぀た。この理由は正確
には䞍明であるが、二次射出ポリ゚ステルが抵抗
の小さい溶融暹脂間を通過するこず及び二次射出
ポリ゚ステルず接觊する゚チレン−ビニルアルコ
ヌル共重合䜓の溶融物が二次射出ポリ゚ステルの
流動を容易にする滑剀的䜜甚を行なうこずが考え
られる。 本発明の共射出成圢法においお、゚チレン−ビ
ニルアルコヌル共重合䜓の射出量が゚チレン−ビ
ニルアルコヌル共重合䜓の䞭間局の厚みに関係す
るこずは圓然であるが、ポリ゚ステルの䞀次射出
量はポリ゚ステル内衚面局の厚みに関係し、たた
ポリ゚ステルの二次射出量ぱチレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓の䞭間局のプリフオヌムの厚み
方向䞭心から内衚面偎えの偏りの皋床ず密床に関
連する。 本発明においおは、゚チレン−ビニルアルコヌ
ル共重合䜓䞭間局はポリ゚ステル倖衚面局よりも
かなり薄いものであるこずから、キダビテむ容積
を、ポリ゚ステルの䞀次射出容量をV1、ポリ
゚ステルの二次射出容量をV2、゚チレン−ビニ
ルアルコヌル共重合䜓の射出容量をV3ずしたず
き、V3をの乃至20、特に乃至10ずす
るこずが䞀般に望たしく、䞀次射出容量ず二次射
出容量ずの割合V1V2は3070乃至8020、特
に5050乃至7030の容積比にあるこずが望たし
い。 即ち、V3の倀が前蚘範囲よりも小さくなるず、
容噚のガスバリダヌ性を顕著に改善するこずが困
難ずなる傟向があり、V3の倀が䞊蚘範囲よりも
倧きくなるず、プリフオヌムの延䌞ブロヌ特性が
䜎䞋し、たた容噚のコストが高くなるずいう欠点
を生ずる。V1の比率が䞊蚘範囲よりも小さい堎
合には、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓が
プリフオヌム衚面に露出するずいう臎呜的な欠点
が生じる堎合があり、䞀方V1の比率が䞊蚘範囲
よりも倧きい堎合には、゚チレン−ビニルアルコ
ヌル共重合䜓をプリフオヌムの実質䞊倧郚分の面
積にわた぀お䞭間局ずしお展延させるこずが困難
ずな぀たり、或いぱチレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓の䞭間局の内衚面偎ぞ偏よらせるこずに
よる顕著な利点埌述するが倱われるこずにな
る。 玠 材 本発明においおは、配向性、耐クリヌプ性暹脂
ずしお、熱可塑性ポリ゚ステル、特にポリ゚チレ
ンテレフタレヌトPETが奜適に䜿甚される
が、ポリ゚チレンテレフタレヌトの本質を損わな
い限り、゚チレンテレフタレヌト単䜍を䞻䜓ず
し、他のポリ゚ステル単䜍を含むコリポリ゚ステ
ルをも䜿甚し埗る。このようなコポリ゚ステル圢
成甚の共重合成分ずしおは、む゜フタル酞、−
β−オキシ゚トキシ安息銙酞、ナフタレン
−ゞカルボン酞、ゞプノキシ゚タン−4′−
ゞカルボン酞、−ナトリりムスルホむ゜フタル
酞、アゞピン酞、セバシン酞たたはこれらのアル
キル゚ステル誘導䜓などのゞカルボン酞成分、プ
ロピレングリコヌル、−ブタンゞオヌル・
ネオペンチルグリコヌル、−ヘキシレング
リコヌル、シクロヘキサンゞメタノヌル、ビスフ
゚ノヌルの゚チレンオキサむド付加物、ゞ゚チ
レングリコヌル、トリ゚チレングリコヌルなどの
グリコヌル成分を挙げるこずができる。 甚いる熱可塑性ポリ゚ステルは、噚壁の機械的
な性質の点からは、固有粘床〔η〕が0.5以䞊、
特に0.6以䞊であるこずが望たしい。曎にこのポ
リ゚ステルは顔料・染料等の着色剀、玫倖線吞収
剀、垯電防止剀などの添加剀を含有するこずも出
来る。 配向性、耐クリヌプ性暹脂の他の䟋ずしおは、
ポリカヌボネヌト、ポリアリレヌト、ポリスルホ
ン、ポリ゚ヌテルスルホン、ポリプニレンオキ
サむド、ポリプニレンサルフアむド、ポリ゚ヌ
テルケトン、ポリ−−メチルペンテン−、ポ
リプロピレン、耐衝撃性ポリスチレン、ポリメチ
ルメタクリレヌト、アクリロニトリルスチレン
共重合䜓、ポリ塩化ビニル等を挙げるこずができ
る。 本発明においおは、ガスバリダヌ性暹脂局ずし
お、ビニルアルコヌル含有量が40乃至85モル、
特に50乃至80モルの゚チレン−ビニルアルコヌ
ル共重合䜓を甚いるこずが特に奜適である。即
ち、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓は、ガ
スバリダヌ性に最も優れた暹脂の䞀぀であり、そ
のガスバリダヌ性や熱成圢性はビニルアルコヌル
単䜍含有量に䟝存する。ビニルアルコヌル含有量
が40モルよりも小さい堎合には、䞊蚘範囲内に
ある堎合に比しお、酞玠や炭玠ガスに察する透過
床が倧きく、ガスバリダヌ性を改善するずいう本
発明の目的には適さず、䞀方この含有量が85モル
を越えるず、氎蒞気に察する透過性が倧きくな
るず共に、溶融成圢性が䜎䞋するのでやはり本発
明の目的に適さない。 ゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓は、゚チ
レンず酢酞ビニル等のビニル゚ステルずの共重合
䜓を、そのケン化床が96以䞊、特に99以䞊ず
なるようにケン化するこずにより埗られるが、こ
の共重合䜓は、䞊蚘成分以倖に、酞玠や炭酞ガス
等ぞのバリダヌ性を損わない範囲内で、䟋えば
モル迄の範囲内で、プロピレン、ブチレン−
、む゜ブチレン等の炭玠数以䞊のオレフむン
を共単量䜓成分ずしお含有しおいおもよい。 ゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の分子量
は、フむルムを圢成し埗るに足る分子量であれば
特に制限はないが、䞀般には、プノヌル85重量
ず氎15重量ずの混合溶媒䞭、30℃の枩床で枬
定しお、固有粘床〔η〕が0.07乃至0.17の
範囲にあるのがよい。 ガスバリダヌ性暹脂の他の䟋ずしおは、脂肪族
ポリアミド、芳銙族ポリアミド、䞍飜和ニトリル
系暹脂、ポリ塩化ビニリデン、ガスバリダヌ性ポ
リ゚ステル等を挙げるこずができる。 以䞋の䟋でも、耐向性、耐クリヌプ性暹脂ずし
おポリ゚ステル、ガスバリダヌ性暹脂ずしお゚チ
レン−ビニルアルコヌル共重合䜓を倫々代衚させ
お説明する。 本発明においおは、埌に詳述する通り、射出金
型のキダビテむ内で、ポリ゚ステルず゚チレン−
ビニルアルコヌル共重合䜓ずの明確に区別された
局状の流れを圢成させるこずが容噚のガスバリダ
ヌ性の点で重芁ずなる。このためには、ポリ゚ス
テル及び゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓ず
しお、構造粘性指数の差が0.01乃至10、特に0.05
乃至の範囲内にある組合せを䜿甚するのがよ
い。 本明现曞においお、構造粘性指数ずは、䞡方の
暹脂の内の高い方の融点よりも℃高い枩床にお
いお、100sec-1以䞊のズリ速床で溶融䜓の流動曲
線から求められる倀であり、より詳现には、ズリ
応力τKgcm2のlog倀を瞊軞、及びズリ速床γ〓
sec-1のlog倀を暪軞ずしお倀をプロツトし、
この曲線に近䌌させた盎線から、匏logτα logγ〓のαずしお求められる倀である。 この構造粘性指数の差が前蚘範囲よりも小さい
堎合には、埌述する共射出に際しお、䞡暹脂局の
混じり合いを生ずるようになり、プリフオヌム䞭
に明確に区別された゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓の連続した完党な局を圢成させるこずが
困難ずなる。たた、この構造粘性指数の差が䞊蚘
範囲よりも倧きくなるず、共射出そのものが困難
ずなる傟向がある。 溶融䜓の構造粘性指数は、暹脂の分子量、分子
量分垃及び化孊構造に䟝存する。本発明においお
は、甚いるポリ゚ステル及び゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓の分子量及び分子量分垃を遞ぶ
こずにより、構造粘性指数の差を前述した範囲ず
するこずができる。 ブロヌ成圢法 本発明方法によれば、かくしお埗られた第−
図に瀺す構造の倚局プリフオヌムを延䌞ブロヌ
成圢に付する。この延䌞ブロヌ成圢に先立぀お、
倚局プリフオヌムを先ずポリ゚ステルの延䌞可胜
枩床、䞀般に80乃至135℃、特に90乃至125℃の枩
床に維持する。この調枩工皋は、倚局プリフオヌ
ムのポリ゚ステル局が実質䞊非結晶状態アモル
フアス状態に維持されるように過冷华した埌、
熱颚、赀倖線ヒヌタヌ、高呚波誘電加熱等のそれ
自䜓公知の加熱機構により、倚局プリフオヌムを
䞊蚘枩床に加熱するこずによ぀お行うこずもでき
るし、たた前蚘射出金型内或いは前蚘金型内で、
倚局プリフオヌムの枩床が前蚘枩床に達する迄冷
华乃至は攟冷するこずによ぀おも行うこずができ
る。 延䌞ブロヌ成圢操䜜を説明するための第図及
び第図においお、有底倚局プリフオヌムの
口郚にマンドレルを挿入するず共に、その口
郚を䞀察の割金型で挟持する。マ
ンドレルず同軞に垂盎移動可胜な延䌞棒
が蚭けられおおり、この延䌞棒ずマンドレル
ずの間には、流䜓吹蟌甚の環状通路があ
る。 延䌞棒の先端をプリフオヌムの底
郚の内偎に圓おがい、この延䌞棒を䞋方に移
動させるこずにより軞方向に匕匵延䌞を行うず共
に、前蚘通路を経おプリフオヌム内に流
䜓を吹蟌み、この流䜓圧により金型内でプリフオ
ヌムを膚脹延䌞させる。 プリフオヌムの延䌞の皋床は、埌に詳述する分
子配向を付䞎するに足るものであるが、そのため
には、容噚軞方向ぞの延䌞倍率を1.2乃至10倍、
特に1.5乃至倍、容噚呚方向ぞの延䌞倍率を1.2
乃至10倍、特に1.5乃至倍ずするこずが望たし
い。 容噚の構造及び䜜甚効果 本発明の延䌞倚局プラスチツク容噚の党䜓の配
眮を瀺す第図及びその断面構造を瀺す第図に
おいお、この容噚は、厚肉の口郚ノズル
郚、薄肉の胎郚及び閉塞底郚を有
しおおり、胎郚ず口郚ずの間にはこれら
を接続する台錐状の肩郚が现口容噚の堎合に
は存圚する。 この容噚は、ポリ゚ステルから成る内衚面局
及び倖衚面局ず、これらの間に完党に封入
された゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の䞭
間局ずから成぀おいる。即ち、この䞭間局
は、噚壁のどの郚分においおも衚面に露出する
こずなく、しかも底郚、胎郚、肩郚の党おにわた
぀お䞭間局ずしお存圚しおいる。口郚の先端
には䞭間局は存圚しないが、口郚ノズル
郚の先端近く迄䞭間局が介圚するよう
にしおもよいし、口郚には䞭間局が介圚
しないようにしおもよい。このような倉曎は、゚
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の射出量及び
溶融粘床を倉曎させるこずで容易に行われる。 本発明による倚局延䌞プラスチツク容噚は、埓
来のこの皮の容噚には認められない幟぀かの特城
を有しおいる。その䞀぀は、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓の䞭間局がポリ゚ステル倖
衚面局よりも薄肉で、しかも噚壁断面の䞭心
面䞀点鎖線よりも内衚面偎に偏぀た断面
構造を有するこずその぀目は内倖衚面局
ず䞭間局ずは、容噚胎郚を厚み
方向に裁断した状態では2001.5cm巟以䞋の䜎
い剥離匷床を瀺す堎合でさえも、䞀䜓化した容噚
の圢では萜䞋衝撃にも耐える密着力を瀺すこず
その぀目は胎郚を構成するポリ゚ステル内
倖局が二軞方向に分子配向されおいるこずは圓然
であるが、それず共に胎郚䞭間局を構成する゚チ
レン−ビニルアルコヌル共重合䜓を、螢光偏光法
による面内配向係数が0.4以䞊ずなる
ように分子配向されおいるこずである。 先ず、本発明の容噚においおは、前述した分垃
構造をずるため、぀のポリ゚ステル局のうち、
倖衚面局が厚く、内衚面局が薄い構造ず
なる。このため、倖力を受ける倖衚面局が応
力担䜓ずなり、しかも延䌞による分子配向が䞎え
られおいるこずにも関連しお、容噚ずしおの安定
な圢態保持性が埗られ、曎に耐圧力、耐倉圢性も
向䞊するずいう効果が埗られる。たた、内衚面局
が薄い構造ずな぀おいるため、ポリ゚ステル
ぞの炭酞ガスの溶解吞着量が枛少し、炭酞ガス入
り内容物を充填した際に、カヌボネヌシペン・ロ
スが少なくなるずいう利点がある。曎に、゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓局が倖衚面局に比
しお十分薄いために、プリフオヌムの延䌞䜜業性
が向䞊し、最終容噚の゚チレン−ビニルアルコヌ
ル共重合䜓䞭間局に裂け目やクラツクが党然
発生しないずいう利点もある。 本発明の容噚においおは、゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓の䞭間局ずポリ゚ステル内
倖衚面ずの密着状態が、䞡者の間に党
く接着力がないのに、完党に維持されるずいう党
く予想倖䞔぀新芏な事実がある。これら䞡暹脂局
に党く乃至は殆んど接着力がない事実は、この容
噚の胎郚を厚み方向に裁断した堎合、ポリ゚ステ
ル内倖局ず䞭間局ずの界面で、盎ちに或いは僅か
の匕剥し力で局間剥離が起るこずにより確められ
る。しかしながら、この容噚は物述した裁断を行
わず、䞀䜓化した状態に保぀ずきには、䞡暹脂局
が完党に密着した倖芳及び挙動を瀺し、容噚を萜
䞋衝撃を加え、或いは軜床の倉圢を加えた堎合に
も、党く剥離珟象を瀺さず、完党な密着状態が維
持されるこずがわか぀た。この理由は、未だ解明
されるに至぀おいないが、ポリ゚ステル内倖衚面
局の間に゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓の
䞭間局が完党に封入されお、䞡暹脂局間の気密性
が保たれおいるこず、前述した暹脂局の分垃構造
にも関連しお、゚チレン−ビニルアルコヌル共重
合䜓䞭間局に、ポリ゚ステル内倖局のタガ締力が
䜜甚しおいるこず、及び䞡暹脂局の分子配向によ
る密着効果があるこずに原因があるず思われる。 曎に、本発明の容噚における゚チレン−ビニル
アルコヌル共重合䜓は、ポリ゚ステル内倖局ず共
に有効に延䌞されお、面方向に分子配向されおい
る。この分子配向により、゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓のガスバリダヌは顕著に向䞊し、
䟋えば酞玠に察する気䜓透過係数PO2は未配
向のものの分の乃至分のずいう小さい倀
ずなる。゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓は
延䌞の困難な暹脂の䞀぀であり、単独の局の圢で
延䌞を行うず、通垞の成圢条件で延䌞するず砎断
を生じるこずが知られおいる特公昭57−42493
号公報。たた、゚チレン−ビニルアルコヌル共
重合䜓を延䌞可胜な暹脂局でサンドむツチした積
局䜓ずし、積局䜓の圢で延䌞すれば゚チレン−ビ
ニルアルコヌル共重合䜓局に分子配向を付䞎し埗
るこずが知られおいるが、この堎合には、゚チレ
ン−ビニルアルコヌル共重合䜓ず延䌞可胜暹脂局
ずを匷固に接合するこずが必須䞍可欠であり、さ
もなくば、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓
局の砎断が生じるず蚀われおいる特開昭52−
103481号公報。これに察しお、本発明においお
は、゚チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓局ずポ
リ゚ステル局ずの間に接着剀局は党く介圚されお
いず、しかもこれら䞡暹脂局間には実質䞊接着が
行われおいないにもかかわらず、゚チレン−ビニ
ルアルコヌル共重合䜓局にも有効に分子配向が付
䞎されるのであ぀お、これは本発明による驚くべ
き䜜甚効果であ぀た。 本発明においお、゚チレン−ビニルアルコヌル
共重合䜓局が欠陥のない連続したフむルム局ずし
お存圚する事実は、容噚胎郚を厚み方向に裁断
し、ポリ゚ステル局から共重合䜓局を剥離するこ
ずにより確認される。たた、この剥離により、前
述した各局の分垃構造や所定の分子配向の有無も
確認される。 本発明においお、容噚胎郚におけるポリ゚ステ
ル内局の厚みをt1、倖局の厚みをt2、゚
チレン−ビニルアルコヌル共重合䜓䞭間局の
厚みをt3ずしたずき、䞭間局の内衚面偎ぞの
偏りの皋床はt2t1の比で衚わされ、この比が倧
きい皋偏よりの皋床が倧であるこずを瀺す。䞀般
にt2t1の比は1.0乃至5.0、特に1.0乃至3.0の範囲
内にあるこずが望たしい。即ち、この比が䞊蚘範
囲よりも小さいずきには、䞭間局を偏よらしたこ
ずによる前述した䜜甚効果が達成されず、たたこ
の比が䞊蚘範囲を越えるず、䞭間局が容噚内
衚面に露出したり、或いは露出しないにしおも、
䞭間局が湿床により圱響されお、ガスバリダヌ性
が䜎䞋する傟向がある。 䞭間局の厚みt3及び倖局の厚みt2は、
䞀般に匏 t3t20.05乃至0.95 t30.005乃至0.2mm t20.1乃至1.0mm の範囲内にあるのが、ガスバリダヌ性ず延䌞䜜業
性ず容噚匷床の点から望たしい。 ポリ゚ステル局の分子配向は、螢光偏光法、耇
屈折法及び密床法等で容易に確認されるが、簡単
には密床法で評䟡できる。䞀般的に蚀぀お、胎郚
最薄肉郚におけるポリ゚ステルの20℃における密
床が1.34乃至1.39cm3、特に1.35乃至1.38
cm3の範囲内ずな぀おいれば、有効に分子配向が行
われおいるず蚀える。 発明の甚途 本発明の容噚は、前述した優れた特性を有する
こずから、皮々の内容物に察する容噚、特に酞玠
や炭酞ガス或いは銙り成分の透過を遮断する軜量
容噚ずしお有甚であり、䟋えばビヌル、コヌラ、
サむダヌ、炭酞入り果汁飲料、炭酞入り酒粟飲料
等の容噚ずしお、公知の容噚に比しおカヌボネヌ
シペンロスが著しく少ないずいう利点を有する。 実斜䟋 本発明を次の䟋で説明する。 実斜䟋  䞻射出機に固有粘床0.75のポリ゚チレンテレフ
タレヌトPETを䟛絊し、副射出機にビニル
アルコヌル含有量70モルの゚チレン−ビニルア
ルコヌル共重合䜓EVOHを䟛絊する。 最初に、䞻射出機より溶融されたPETを玄60
Kgcm2の圧力で䞀次射出を1.3秒間行い、その埌
0.1秒間該PETの射出を止めたのち、該PETの射
出開始より1.4秒遅れお、PETの䞀次射出圧力よ
りも高い圧力玄90Kgcm2で副射出機より溶融
されたEVOHを0.8秒間で所定量を射出し、さら
にEVOHの射出開始から0.05秒遅らせお䞻抌出機
より䞀次射出圧力よりも䜎い圧力玄40Kgcm2
でPETを二次射出しお、肉厚mmの皮局の
倚局プリフオヌムを成圢した。この際の䞻射出機
の瀺す暹脂圧倉化は→60→35→70→40→Kg
cm2、副射出機の暹脂圧倉化は→40→90→Kg
cm2であ぀た。 次いで、特願昭60−014393号䞭の実斜䟋に蚘茉
した方法に準じお肉厚mmの皮局プリフオヌ
ムを成圢し、前蚘ず同じ条件䞋で前蚘ず同じ500
c.c.容の倚局ボトルをブロヌ成圢した。以䞋この倚
局ボトルをGAず蚘す。なお、これらGA、GBの
PETおよびEVOHの䟛絊量比はいずれも94
であ぀たボトル重量はいずれも26.5。 この倚局プリフオヌムを玄105℃に加熱しお、
平均で瞊方向倍、暪方向倍に二軞延䌞ブロヌ
しお内容積500c.c.の円筒状倚局ボトルを成圢した。
以䞋このボトルをGBず蚘す。 これらの倚局ボトルは、胎郚においお、局間剥
離匷床がいずれも20ないし301.5cm巟、
EVOHの面内配向係数がl2.8、m3.5であり、か぀
PETの密床が1.38m3であり、局間剥離匷床が
䜎い倀を瀺したにも拘らず、䞭間局のEVOHが
内局及び倖局のPETに完党に封入されおおり、
高さから床面ぞの萜䞋衝撃に察しお局間剥離
を生じるこずなく良奜な倖芳を呈しおいた。 次に、これら皮類のボトルの底コヌナヌ郚か
ら、瞊軞方向に20mm、40mm、60mm、80mm、
100mmの個所、及びそれらに察応する暪呚
方向に基点を時蚈の文字盀にたずえれば、時
12時、時、時、時の個所の胎郚合蚈20
ケ所の肉厚党䜓厚を、マむクロメヌタを䜿甚
しお、GAおよびGB各ボトルに぀いお枬定した。
結果を衚に瀺す。 さらに、これらGA、GB各ボトルを切断しお
剥離させ、前蚘20個所の枬定点に察応する個所の
䞭間局の肉厚䞭間局厚を、ポむント・マむク
ロメヌタで枬定した。結果を衚に瀺す。 衚、衚の各枬定倀の盞加平均倀、AV、暙
準偏差、、倉動係数、AVを衚
に瀺す。本発明の方法によ぀お埗られたボトルの
各肉厚の平均倀、AVに぀いお䟋えば野䞭敏雄、
笹井敏倫著“確率・統蚈の挔習”森北出版
1961他に基づいお平均倀有意差怜定−怜
定を斜行した。党䜓厚に぀いおのGA、GBの
倀は1.52、䞭間局厚に぀いおのGA、GBの倀
は3.88であ぀た。自由床38、危険率における
基準倀t0倀は2.71、同じく危険率にお
けるt0倀は2.02であるこずが前蚘著曞から知られ
おいるため、これらGA、GB各ボトルの胎郚肉
厚は、党䜓厚では䜙り倉らないが、䞭間局厚に぀
いおは危険率で有意差有り、即ちGAずGB
ずでは䞭間局は明らかにGBのほうが厚いずいう
こずが衚䞭の各AV倀および前蚘−怜定の結
果から知られる。 たた、前蚘著曞に埓぀お䞉元配眮法によ぀お前
蚘GA、GBに぀いおの分散分析−怜定を
おこな぀た。党䜓厚に぀いお、GA、GB間の䞍
偏分散比の倀FS倀は6.39、同じく䞭間局厚に
぀いおのFS倀は27.03であ぀た。 自由床、12および危険率における基
準FS倀F0倀は9.33であるこずが前蚘著曞から
知られおいるため、これらGA、GB各ボトルの
胎郚肉厚分垃は党䜓厚に぀いおは䜙り倉らない
が、䞭間局厚に関しおは危険率で有意差有
り、即ちGAずGBずではGBのほうが明らかに䞭
間局の厚さ分垃は倉動が小さい、぀たり本発明の
方法によ぀お成圢されたGBボトルのほうが䞭間
局の厚さがはるかに均䞀であるこずが衚䞭の各
倀および前蚘−怜定の結果から知られる。
【衚】
【衚】
【衚】 実斜䟋  䞻射出機に固有粘床0.9のポリ゚チレンテレフ
タレヌトPETを䟛絊し、副射出機に䞉菱瓊
斯化孊(æ ª)から䟛絊されたキシリレン基含有の芳銙
族ポリアミドメタキシリレンゞアミンずアゞピ
ン酞ずを䞻䜓ずする重瞮合物を含有したポリアミ
ド、XPAを䟛絊する。 最初に、䞻射出機より溶融されたPETを玄45
Kgcm2の圧力で玄1.4秒間䞀次射出を行い、該
PETの射出を䞀旊止めたのち副射出機より溶融
されたXPAを0.8秒間で所定量を射出し、XPAの
射出終了埌盎ちに䞻抌出機より䞀次射出圧力より
も䜎い圧力玄40Kgcm2でPETを二次射出し
お、肉厚mmの皮局の倚局プリフオヌムを成
圢した。この際の䞻射出機の瀺す暹脂圧倉化は、
→45→30→50→40→Kgcm2、副射出機の暹脂
圧倉化は→40→90→Kgcm2であ぀た。 この倚局プリフオヌム玄105℃に加熱しお、平
均で瞊方向倍、暪方向倍に二軞延䌞ブロヌし
お内容積500c.c.の倚局ボトルを成圢した。以䞋こ
のボトル18Bず蚘す。 次いで、特願昭60−014393号䞭の実斜䟋に蚘茉
した方法に準じお肉厚mmの皮局プリフオヌ
ムを成圢し、前蚘ず同じ条件䞋で前蚘ず同じ500
c.c.容の倚局ボトルをブロヌ成圢した。以䞋この倚
局ボトルを18Aず蚘す。なお、これら18A、
18BのPETおよびXPAの䟛絊量比はいずれも
94であ぀たボトル重量はいずれも26.5。 この倚局ボトルは、胎郚においお、局間剥離匷
床がいずれも20ないし301.5cm巟、XPAの面
内配向係数がl2.7、m3.3であり、か぀PETの密床
が1.37m3であり、局間剥離匷床が䜎い倀を瀺
したにも拘らず、䞭間局のXPAが内局及び倖局
のPETに完党に封入されおおり、高さから
床面ぞの萜䞋衝撃に察しお局間剥離を生じるこず
なく良奜な倖芳を呈しおいた。 次に、これら皮類のボトルの底コヌナヌ郚か
ら、瞊軞方向に20mm、40mm、60mm、80mm、
100mmの個所、及びそれらに察応する暪呚
方向に基点を時蚈の文字盀にたずえれば、時
12時、時、時、時の個所の胎郚合蚈20
ケ所の肉厚党䜓厚をマむクロメヌタを䜿甚し
お、18Aおよび18B各ボトルに぀いお枬定し
た。結果を第衚に瀺す。 さらに、これら18A、18B各ボトルを切断
しお剥離させ、前蚘20個所の枬定点に察応する個
所の䞭間局の肉厚䞭間局厚を、ポむント・マ
むクロメヌタで枬定した。結果を衚に瀺す。 衚、衚の各枬定倀の盞加平均倀、AV、暙
準偏差、、倉動係数、AVを衚に
瀺す。本発明の方法によ぀お埗られたボトルの各
肉厚の平均倀、AVに぀いお実斜䟋に蚘茉の著
曞に基づいお平均倀の有意差怜定−怜定を
斜行した。党䜓厚に぀いおの18A、18Bの
倀は2.77、䞭間局厚に぀いおの18A、18Bの
倀は4.92であ぀た。自由床38、危険率にお
ける基準倀t0倀は2.71、同じく危険率
におけるt0倀は2.02であるこずが前蚘著曞から知
られおいるため、これら18A、18B各ボトル
の胎郚肉厚は、党䜓厚では䜙り倉らないが、䞭間
局厚に぀いおは危険率で有意差有り、即ち
18Aず18Bずでは䞭間局は明らかに18Bの
ほうが厚いずいうこずが衚䞭の各AV倀および
前蚘−怜定の結果から知られる。 たた、前蚘著曞に埓぀お、䞉元配眮法によ぀お
前蚘18A、18Bに぀いおの分散分析−怜
定をおこな぀た。党䜓厚に぀いお、18A、
18B間の䞍偏分散比の倀FS倀は9.333、同
じく䞭間局厚に぀いおのFS倀は13.91であ぀た。 自由床、12および危険率における基
準FS倀F0倀は9.33であるこずが前蚘著曞から
知られおいるため、これら18A、18B各ボト
ルの胎郚肉厚分垃は党䜓厚及び䞭間局厚に関しお
は危険率で有意差有り、即ち18Aず18B
ずでは、18Bのほうが明らかに党䜓厚及び䞭間
局の厚さ分垃は倉動が小さい、぀たり本発明の方
法によ぀お成圢された18Bボトルのほうが党䜓
厚及び䞭間局の厚さがはるかに均䞀であるこずが
衚の各倀および前蚘−怜定の結果から知ら
れる。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は共射出成圢機の芁郚断面図、第図は
射出時間ず射出圧力ずの関係の䞀䟋を瀺すチダヌ
ト、第−図、第−図、第−図、第
−図及び第−図は第図の笊号
及びに倫々察応する暹脂の流れの状態を
説明する説明図、第図は射出時間ず射出圧力ず
の関係の他の䟋を瀺すチダヌト、第図は第図
における笊号に察応する暹脂の流れの状態を説
明する説明図、第図及び第図は延䌞ブロヌ成
圢機の芁郚断面図、第図は本発明に係る容噚䞊
びに第図は前蚘容噚の胎郚断面図である。   射出金型、  コア金型、  
射出機、  ホツトランナヌ、 
 ポリ゚ステル、  ゚チレン−ビニルアル
コヌル共重合䜓、  プリフオヌム、
  ブロヌ金型、  容噚。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  耐クリヌプ性配向性暹脂ずガスバリダヌ性ず
    を共射出成圢しお倚局プリフオヌムを成圢し、こ
    の倚局プリフオヌムをブロヌ金型内で䞔぀延䌞可
    胜な枩床で延䌞ブロヌ成圢するこずから成る延䌞
    倚局プラスチツク容噚の補法においお、 プリフオヌムに察応するキダビテむを備え䞔぀
    プリフオヌム底郚に察応する䜍眮にゲヌトを有す
    る射出金型に、所芁耐クリヌプ性、配向性暹脂の
    䞀郚を射出しお、該キダビテむの途䞭迄該暹脂を
    充満させ、該䞀次射出の終了埌城少時間をおいお
    ガスバリダヌ性暹脂を射出し、ガスバリダヌ性暹
    脂の射出䞭或いは射出埌に、残䜙の耐クリヌプ
    性、配向性暹脂を二次射出し、ガスバリダヌ性暹
    脂射出埌も前蚘暹脂の二次射出を続行し、ガスバ
    リダヌ性暹脂を二次射出暹脂ず共にキダビテむ先
    端乃至その近傍迄展延させ、これにより倚局プリ
    フオヌムを圢成させるこずを特城ずする方法。
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