JPH0425833Y2 - - Google Patents

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JPH0425833Y2
JPH0425833Y2 JP1984149223U JP14922384U JPH0425833Y2 JP H0425833 Y2 JPH0425833 Y2 JP H0425833Y2 JP 1984149223 U JP1984149223 U JP 1984149223U JP 14922384 U JP14922384 U JP 14922384U JP H0425833 Y2 JPH0425833 Y2 JP H0425833Y2
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JP
Japan
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carpet
heat
heating wire
insulating material
heat insulating
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JP1984149223U
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JPS6163614U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、暖房用として用いる電気カーペツト
に関する。
(従来の技術) 従来、電気カーペツトは、一般に、断熱材上に
発熱線を介在してカーペツト表地を接着してい
る。
しかし、カーペツト表地の裏面は、通常、
SBR,EVAのラテツクスなどで接着バツキング
されていてぎざぎざ状になつており、この面が発
熱線に触れることによつて発熱線を傷つけやす
い。
また、従来、実開昭57−179018号公報に示され
ているように、下層の断熱材として基布部上にパ
イル状部を設けたものか、表面材として同様に基
布部の下面にパイル状部を設けたものを用い、断
熱材と表面材とを熱接着シートにより、パイル状
部内に発熱線を埋設して接着するものが提案され
ている。
しかし、このようなものにおいては、発熱線を
パイル状部内に埋設して保護するものであり、し
たがつて、特別な断熱材または表面材を必要とす
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、通常のカーペツト表地として裏
面がぎざぎざ状をなしているものを用いる場合に
は、発熱線の保護が十分に行なえない。
本考案は、このような問題を解決しようとする
もので、裏面がぎざぎざ状のカーペツト表地を、
発熱線を傷つけることなく下層の断熱材に良好に
接着できるようにすることを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気カーペツトは、断熱材上に発熱線
を配置し、この上に比較的薄い不織布、接着剤と
しての熱融着フイルムおよび裏面がラテツクスな
どで接着バツキングされていてぎざぎざ状のカー
ペツト表地を順次重合し、上記熱融着フイルムの
加熱溶融により不織布を通して発熱線およびカー
ペツト表地を断熱材に接着固定したものである。
(作用) 本考案では、カーペツト表地の裏面はラテツク
スなどで接着バツキングされていてぎざぎざ状に
なつているが、発熱線は不織布でガードされてい
て傷つけられることがない。
また、発熱線は外皮が塩化ビニル等のため、耐
熱温度が低いが、不織布でガードされているた
め、加工時に発熱線の外皮を溶解することがな
く、安全に接着される。
そして、断熱材とカーペツト表地は発熱線を挾
持して熱融着フイルムにより全面が均一に接着さ
れる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
発泡合成樹脂のような軟弾性を有する断熱材1
上にジグザグ状の発熱線2およびセンサー線(図
示しない)を配置し、この上にポリエステル樹脂
などの比較的薄い不織布3、接着剤としてのポリ
エチレン樹脂などの熱融着フイルム4および裏面
がSBR,EVAのラテツクスなどで接着バツキン
グされていてぎざぎざ状のカーペツト表地5を順
次重合し、上記熱融着フイルム4を100℃前後の
温度で加熱溶融し、不織布3を通して発熱線2お
よびセンサー線を断熱材1に接着固定するととも
に、カーペツト表地5も同時に断熱材1に接着固
定する。
このようにすることにより、カーペツト表地5
の裏面はSBR,EVAのラテツクスなどで接着バ
ツキングされていてぎざぎざ状になつているが、
発熱線2、センサー線は不織布3でガードされて
いて傷つけられることがない。
また、発熱線2およびセンサー線は外皮が塩化
ビニル等のため、耐熱温度が低い(軟化点150℃)
が、不織布3でガードされているため、加工時に
発熱線2およびセンサー線の外皮を溶解すること
がなく、安全に接着される。
そして、断熱材1とカーペツト表地5は発熱線
2およびセンサー線を挾持して熱融着フイルム4
により全面が均一に接着される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、発熱線は不織布によりカーペ
ツト表地に対してガードされているため、カーペ
ツト表地の裏面のぎざぎざ状の凹凸面で傷つけら
れることがなく、また、発熱線は外皮が塩化ビニ
ル等のため、耐熱温度が低いが、不織布でガード
されているため、加工時に発熱線の外皮を溶解す
ることがなく、安全に接着することができる。そ
して、下層の断熱材とカーペツト表地との接着に
際しては、接着剤としての熱融着フイルムの溶融
樹脂が不織布を通して作用し、全面を均一に良好
に接着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気カーペツトの一実施例を
示す分解断面図、第2図はその分解斜視図であ
る。 1……断熱材、2……発熱線、3……不織布、
4……接着剤としての熱融着フイルム、5……カ
ーペツト表地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱材上に発熱線を配置し、この上に比較的薄
    い不織布、接着剤としての熱融着フイルムおよび
    裏面がラテツクスなどで接着バツキングされてい
    てぎざぎざ状のカーペツト表地を順次重合し、上
    記熱融着フイルムの加熱溶融により不織布を通し
    て発熱線およびカーペツト表地を断熱材に接着固
    定したことを特徴とする電気カーペツト。
JP1984149223U 1984-10-02 1984-10-02 Expired JPH0425833Y2 (ja)

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JPS6163614U JPS6163614U (ja) 1986-04-30
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0831354B2 (ja) * 1986-11-14 1996-03-27 松下電工株式会社 電気カ−ペツト
JP2011004960A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Suminoe Textile Co Ltd 涼感機能を有する電気カーペット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817794B2 (ja) * 1980-04-03 1983-04-09 工業技術院長 石炭のガス化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57179018U (ja) * 1981-05-08 1982-11-12
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JPS5817794B2 (ja) * 1980-04-03 1983-04-09 工業技術院長 石炭のガス化方法

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JPS6163614U (ja) 1986-04-30

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