JPS6240391Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240391Y2 JPS6240391Y2 JP3054882U JP3054882U JPS6240391Y2 JP S6240391 Y2 JPS6240391 Y2 JP S6240391Y2 JP 3054882 U JP3054882 U JP 3054882U JP 3054882 U JP3054882 U JP 3054882U JP S6240391 Y2 JPS6240391 Y2 JP S6240391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater wire
- adhesive sheet
- top surface
- substrate
- ridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 19
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 16
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 11
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 8
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 9
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 8
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Carpets (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフエルト基板の上面にコード状のヒー
ター線を配置し、その上面に表皮を重合接着した
電気カーペツトに関し、特にヒーター線により生
ずる表皮上面のゴツゴツとした違和感を防止する
ことを目的とする。
ター線を配置し、その上面に表皮を重合接着した
電気カーペツトに関し、特にヒーター線により生
ずる表皮上面のゴツゴツとした違和感を防止する
ことを目的とする。
フエルト基板と表皮間に蛇行状に配置したコー
ド状のヒーター線と熱溶融接着シートを介在重合
せしめ、この重合物をその上下面からホツトプレ
ス加工により長時間機械的及び熱加圧を行ない前
記熱溶融接着シートを溶触して表皮とヒーター線
とフエルト基板を同時に重合接着している。
ド状のヒーター線と熱溶融接着シートを介在重合
せしめ、この重合物をその上下面からホツトプレ
ス加工により長時間機械的及び熱加圧を行ない前
記熱溶融接着シートを溶触して表皮とヒーター線
とフエルト基板を同時に重合接着している。
ところが、前述の様な成形により、ヒーター線
は僅かにフエルト基板の上面に押し込まれるもの
の、その殆んどが表皮側に突出する状態となり、
使用時において、特に表皮上に座つたり或いは寝
ころんだ時にはヒーター線が表皮を介して体に当
たりゴツゴツとした違和感を生じた。
は僅かにフエルト基板の上面に押し込まれるもの
の、その殆んどが表皮側に突出する状態となり、
使用時において、特に表皮上に座つたり或いは寝
ころんだ時にはヒーター線が表皮を介して体に当
たりゴツゴツとした違和感を生じた。
本考案は上記の点を改良するもので以下図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
第1図はホツトプレス加工を示すものでイ乃至
ニまでの工程を構造と共に順に説明する。1は方
形で柔軟性を有し比較的厚みのあるフエルト基板
イ2は該基板の上面に治具(図示せず)等により
所定間隔にて蛇行状に配置し接着テープ(図示せ
ず)等にて保持したコード状のヒーター線ロ、3
は芯地として不織布を用いその表裏面に加熱によ
り溶融し短時間で硬化するホツトメルト接着剤を
塗付した半透明で方形の低融点接着シートハであ
る。そして、前記ヒーター線2を配置したフエル
ト基板1の上面に前記低融点接着シート3を重合
して加熱盤P1,P2間に設置する。この状態で、フ
エルト基板1或いは接着シート3移動による或い
は接着テープの剥離等により生ずるヒーター線2
の位置ズレは半透明の低融点接着シート3を透し
て確認することができる。而る後、上方の加熱盤
P1を隆下せしめ前記フエルト基板1と共に低融点
接着シート3を加熱して該シートを溶融しシート
をヒーター線2及びフエルト基板1に接着せしめ
て夫々を一体化する。
ニまでの工程を構造と共に順に説明する。1は方
形で柔軟性を有し比較的厚みのあるフエルト基板
イ2は該基板の上面に治具(図示せず)等により
所定間隔にて蛇行状に配置し接着テープ(図示せ
ず)等にて保持したコード状のヒーター線ロ、3
は芯地として不織布を用いその表裏面に加熱によ
り溶融し短時間で硬化するホツトメルト接着剤を
塗付した半透明で方形の低融点接着シートハであ
る。そして、前記ヒーター線2を配置したフエル
ト基板1の上面に前記低融点接着シート3を重合
して加熱盤P1,P2間に設置する。この状態で、フ
エルト基板1或いは接着シート3移動による或い
は接着テープの剥離等により生ずるヒーター線2
の位置ズレは半透明の低融点接着シート3を透し
て確認することができる。而る後、上方の加熱盤
P1を隆下せしめ前記フエルト基板1と共に低融点
接着シート3を加熱して該シートを溶融しシート
をヒーター線2及びフエルト基板1に接着せしめ
て夫々を一体化する。
この後直後に第2図に示すローラー加工工程に
移行する。この加工工程は前述の一体化したフエ
ルト基板1を瞬時に一方向に縦列状態で設置され
た移動ローラーR,R…上に載置すると共に前記
フエルト基板と傾斜ガイド板G上に設けた表面に
毛足が長く目格子状に形成した畝状起毛部4,4
と該起毛部間に毛足の短かい偏平起毛部5,5…
を設けた表皮6とを同時に図面の左方向に移動せ
しめて上下方向に対向して設けたローラーQ1,
Q2間を通過せしめるロ、そして、表皮6の下面
が前記低融点接着シート3の硬化によつて重合接
着される。前述のローラー加工に先立ち、前記表
皮6の畝状起毛部4の畝列は第4図の様に前記ヒ
ーター線2の蛇行方向との平行状態を避けて重合
接着すべく、その方向を設定する。
移行する。この加工工程は前述の一体化したフエ
ルト基板1を瞬時に一方向に縦列状態で設置され
た移動ローラーR,R…上に載置すると共に前記
フエルト基板と傾斜ガイド板G上に設けた表面に
毛足が長く目格子状に形成した畝状起毛部4,4
と該起毛部間に毛足の短かい偏平起毛部5,5…
を設けた表皮6とを同時に図面の左方向に移動せ
しめて上下方向に対向して設けたローラーQ1,
Q2間を通過せしめるロ、そして、表皮6の下面
が前記低融点接着シート3の硬化によつて重合接
着される。前述のローラー加工に先立ち、前記表
皮6の畝状起毛部4の畝列は第4図の様に前記ヒ
ーター線2の蛇行方向との平行状態を避けて重合
接着すべく、その方向を設定する。
尚、本考案は前工程としてホツトプレス加工を
後工程としてローラー加工とより成形したが、
夫々の部材をホツトプレス加工により同時に重合
接着するものであつてもよいことは明白である。
後工程としてローラー加工とより成形したが、
夫々の部材をホツトプレス加工により同時に重合
接着するものであつてもよいことは明白である。
以上の様に本考案は柔軟性を有し比較的厚みの
あるフエルト基板と、該基板の上面に所定間隔に
て蛇行状に配置したコード状のヒーター線と、該
ヒーター線と前記フエルト基板の上面に設けた加
熱により溶融し短時間で硬化する低融点接着シー
トと、該接着シートの上面に設けられ表面毛足の
長い畝状起毛部を格子状に形成しこの畝状起毛部
間に毛足の短かい偏平起毛部を設けた表皮とから
なり、前記畝状起毛部の畝列は前記ヒーター線の
蛇行方向の平行状態を避けて重合する一方、前記
低融点接着シートを加熱溶融してフエルト基板、
ヒーター線、表皮を重合接着するものであるか
ら、表皮に毛足の長い畝状起毛部と毛足の短かい
偏平起毛部を設けたため、所謂柄による高級感と
畝状起毛部によるソフト感が得られる。又、畝状
起毛部の畝列は前記ヒーター線の蛇行方向との平
行状態を避けて重合するため、起毛部の畝方向と
ヒーター線の蛇行方向とは一致することがなく即
ち、ヒーター線の偏平起毛部と畝状起毛部に位置
する比率が殆んど偏よらず表皮上にゴツゴツとし
て感ずることがない。これはヒーター線の厚みが
殆んど起毛部に吸収されるためであり、表皮全体
がソフトになる。
あるフエルト基板と、該基板の上面に所定間隔に
て蛇行状に配置したコード状のヒーター線と、該
ヒーター線と前記フエルト基板の上面に設けた加
熱により溶融し短時間で硬化する低融点接着シー
トと、該接着シートの上面に設けられ表面毛足の
長い畝状起毛部を格子状に形成しこの畝状起毛部
間に毛足の短かい偏平起毛部を設けた表皮とから
なり、前記畝状起毛部の畝列は前記ヒーター線の
蛇行方向の平行状態を避けて重合する一方、前記
低融点接着シートを加熱溶融してフエルト基板、
ヒーター線、表皮を重合接着するものであるか
ら、表皮に毛足の長い畝状起毛部と毛足の短かい
偏平起毛部を設けたため、所謂柄による高級感と
畝状起毛部によるソフト感が得られる。又、畝状
起毛部の畝列は前記ヒーター線の蛇行方向との平
行状態を避けて重合するため、起毛部の畝方向と
ヒーター線の蛇行方向とは一致することがなく即
ち、ヒーター線の偏平起毛部と畝状起毛部に位置
する比率が殆んど偏よらず表皮上にゴツゴツとし
て感ずることがない。これはヒーター線の厚みが
殆んど起毛部に吸収されるためであり、表皮全体
がソフトになる。
第1図イ乃至ニは本考案の電気カーペツトの組
立順序の前工程を示す説明図、第2図イ,ロは同
じく後工程を示す説明図、第3図は組立後の断面
図、第4図は表皮の表面斜視図で畝状起毛部とヒ
ーター線との位置関係を示すものである。 1……フエルト基板、2……ヒーター線、3…
…低融点接着シート、4,4……畝状起毛部、
5,5……偏平起毛部、6……表皮。
立順序の前工程を示す説明図、第2図イ,ロは同
じく後工程を示す説明図、第3図は組立後の断面
図、第4図は表皮の表面斜視図で畝状起毛部とヒ
ーター線との位置関係を示すものである。 1……フエルト基板、2……ヒーター線、3…
…低融点接着シート、4,4……畝状起毛部、
5,5……偏平起毛部、6……表皮。
Claims (1)
- 柔軟性を有し比較的厚みのあるフエルト基板
と、該基板の上面に所定間隔にて蛇行状に配置し
たコード状のヒーター線と、該ヒーター線と前記
フエルト基板の上面に設けた加熱により溶融し短
時間で硬化する低融点接着シートと、該接着シー
トの上面に設けられ表面に毛足の長い畝状起毛部
を格子状に形成しこの畝状起毛部間に毛足の短か
い偏平起毛部を設けた表皮とからなり、前記畝状
起毛部の畝列は前記ヒーター線の蛇行方向との平
行状態を避けて重合する一方、前記低融点接着シ
ートを加熱溶融してフエルト基板、ヒーター線表
皮を重合接着することを特徴とする電気カーペツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054882U JPS58133291U (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 電気カ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054882U JPS58133291U (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 電気カ−ペツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58133291U JPS58133291U (ja) | 1983-09-08 |
JPS6240391Y2 true JPS6240391Y2 (ja) | 1987-10-15 |
Family
ID=30042257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3054882U Granted JPS58133291U (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 電気カ−ペツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58133291U (ja) |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP3054882U patent/JPS58133291U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58133291U (ja) | 1983-09-08 |
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