JPS6242463Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242463Y2 JPS6242463Y2 JP2746483U JP2746483U JPS6242463Y2 JP S6242463 Y2 JPS6242463 Y2 JP S6242463Y2 JP 2746483 U JP2746483 U JP 2746483U JP 2746483 U JP2746483 U JP 2746483U JP S6242463 Y2 JPS6242463 Y2 JP S6242463Y2
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- Japan
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- sheet
- layer
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- asphalt
- heat
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- Expired
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、面発熱フイルムなどを応用した暖房
や種々加熱など加熱用に用いられる面発熱体に関
するものである。
や種々加熱など加熱用に用いられる面発熱体に関
するものである。
従来、面発熱フイルムなどを応用した面発熱体
は、絶縁性、防水性を保持するために面発熱フイ
ルムの上、下に樹脂、紙製などの絶縁シート、不
織布、ウレタンなど幾重にも積重したものが用い
られ、多数の材料を要し製造上も多数の工数を要
し結局高価にならざるを得なかつた。
は、絶縁性、防水性を保持するために面発熱フイ
ルムの上、下に樹脂、紙製などの絶縁シート、不
織布、ウレタンなど幾重にも積重したものが用い
られ、多数の材料を要し製造上も多数の工数を要
し結局高価にならざるを得なかつた。
本考案は、これらの点に鑑みこれら欠陥を改良
して僅かな材料で絶縁性、防水性良好で製造も容
易で安価につく面発熱体を得ることを目的として
考案したもので、本考案は、基材に銅線を一体に
織成して電極を形成した基布で面発熱フイルムの
両面を挟持したシート状発熱層などのシート状発
熱層の片面又は両面に、絶縁材としてアスフアル
ト又はコールタールの層を設けてなる面発熱体と
したもので、使用時アスフアルト等の軟化を応用
してピンホールのない完全な絶縁性、防水性が得
られ、かつ安価に供給できる面発熱体を提供せん
とするものである。
して僅かな材料で絶縁性、防水性良好で製造も容
易で安価につく面発熱体を得ることを目的として
考案したもので、本考案は、基材に銅線を一体に
織成して電極を形成した基布で面発熱フイルムの
両面を挟持したシート状発熱層などのシート状発
熱層の片面又は両面に、絶縁材としてアスフアル
ト又はコールタールの層を設けてなる面発熱体と
したもので、使用時アスフアルト等の軟化を応用
してピンホールのない完全な絶縁性、防水性が得
られ、かつ安価に供給できる面発熱体を提供せん
とするものである。
以下本考案の一実施例について説明する。
第１図は本考案面発熱体を構成する構成材料を
上、下に展開した図であり、１はシート状発熱層
であつて、シート状発熱層１は、面発熱フイルム
１ａの上下両面に基布１ｂを挾持したものであ
り、面発熱フイルム１ａは四弗化エチレン樹脂な
ど合成樹脂を基材として導電性カーボンを混入
し、導電性フイルム状にしたものであつて、基布
１ｂはポリエステル、綿などの織布又は紙、箔な
どを基材とし、適当間隔の複数の個所に銅線を一
体に織成し、複数の電極１ｃとしたもので、前記
面発熱シート１ａと基布１ｂとはその間に例えば
ホツトメルトフイルム（ナイロン、ポリエステル
フイルム）などを介設し熱融着して一体とされ、
前記各電極１ｃ，１ｃを交互に＋極、−極とし通
電したとき前記面発熱シート１ａに通電されシー
ト状発熱層１が発熱するものである。
上、下に展開した図であり、１はシート状発熱層
であつて、シート状発熱層１は、面発熱フイルム
１ａの上下両面に基布１ｂを挾持したものであ
り、面発熱フイルム１ａは四弗化エチレン樹脂な
ど合成樹脂を基材として導電性カーボンを混入
し、導電性フイルム状にしたものであつて、基布
１ｂはポリエステル、綿などの織布又は紙、箔な
どを基材とし、適当間隔の複数の個所に銅線を一
体に織成し、複数の電極１ｃとしたもので、前記
面発熱シート１ａと基布１ｂとはその間に例えば
ホツトメルトフイルム（ナイロン、ポリエステル
フイルム）などを介設し熱融着して一体とされ、
前記各電極１ｃ，１ｃを交互に＋極、−極とし通
電したとき前記面発熱シート１ａに通電されシー
ト状発熱層１が発熱するものである。
また、２はアスフアルト等の層であつて、これ
は紙又は布地にアスフアルトあるいはコールター
ル等を含浸又は塗布したもの、又は特に高温で使
用するところや弾力性を要するところにはアスフ
アルト等にゴムを混入しシート状にしたものなど
が用いられ、低温で軟化するものなら良く、面発
熱層１の上、下に設けられる。３は表材、４は裏
材であり、これら表材３、アスフアルト等の層
２、シート状発熱層１、裏材４は相互に密着し一
体化される。
は紙又は布地にアスフアルトあるいはコールター
ル等を含浸又は塗布したもの、又は特に高温で使
用するところや弾力性を要するところにはアスフ
アルト等にゴムを混入しシート状にしたものなど
が用いられ、低温で軟化するものなら良く、面発
熱層１の上、下に設けられる。３は表材、４は裏
材であり、これら表材３、アスフアルト等の層
２、シート状発熱層１、裏材４は相互に密着し一
体化される。
なお、シート状発熱層１としては前記のほか一
般に用いられている面発熱シートが用いられ、通
電のためには前記基布のほかに、面発熱フイルム
の端部から導電線を引出すものでも良く、さらに
電気抵抗発熱線等ヒータ線を網状体など基布に蛇
行状に配設保持し全体をシート状にしたものなど
が用いられる。また、シート状発熱層１とアスフ
アルト等の層２との間やアスフアルト等の層２と
表、裏材３，４との間などにアスフアルト等の溶
け込みを防止するフイルム層を必要に応じ介設す
ることも可能であり、アスフアルト等の層２は用
途に応じシート状発熱層１の片面でも両面でも良
い。
般に用いられている面発熱シートが用いられ、通
電のためには前記基布のほかに、面発熱フイルム
の端部から導電線を引出すものでも良く、さらに
電気抵抗発熱線等ヒータ線を網状体など基布に蛇
行状に配設保持し全体をシート状にしたものなど
が用いられる。また、シート状発熱層１とアスフ
アルト等の層２との間やアスフアルト等の層２と
表、裏材３，４との間などにアスフアルト等の溶
け込みを防止するフイルム層を必要に応じ介設す
ることも可能であり、アスフアルト等の層２は用
途に応じシート状発熱層１の片面でも両面でも良
い。
本考案は以上の如く構成されるもので、特に絶
縁層として、アスフアルト等を用いたので、本考
案面発熱体に通電して使用時に、面発熱フイルム
１ａが発熱し、この熱でアスフアルトは低温で軟
化（45.5℃で軟化）しはじめるので、僅かなピン
ホールも孔を塞いで了うのでピンホールの全くな
いものとなり、絶縁性、防水性は完全なものとな
り、しかもアスフアルト等は極めて安価であるの
で、本考案によるときは、極めて絶縁性、防水性
良好な面発熱体が安価に得られ、しかも本考案面
発熱体は前記の如くシート状面発熱層とアスフア
ルト等の層と必要に応じての表、裏材のみで良
く、構成部品が従来に比べ著しく少くて済むの
で、製造も容易である上、前記材料の節約により
著しく安価な面発熱体が提供できる。
縁層として、アスフアルト等を用いたので、本考
案面発熱体に通電して使用時に、面発熱フイルム
１ａが発熱し、この熱でアスフアルトは低温で軟
化（45.5℃で軟化）しはじめるので、僅かなピン
ホールも孔を塞いで了うのでピンホールの全くな
いものとなり、絶縁性、防水性は完全なものとな
り、しかもアスフアルト等は極めて安価であるの
で、本考案によるときは、極めて絶縁性、防水性
良好な面発熱体が安価に得られ、しかも本考案面
発熱体は前記の如くシート状面発熱層とアスフア
ルト等の層と必要に応じての表、裏材のみで良
く、構成部品が従来に比べ著しく少くて済むの
で、製造も容易である上、前記材料の節約により
著しく安価な面発熱体が提供できる。
本考案は以上の如く安価に提供できるので、加
熱を必要とする方面に広く応用でき、例えば暖房
用としては床や壁に張つて床暖房などの暖房用に
用いられ、加熱用としてはタンクの周囲に張つて
内容物の氷結防止、温水プールの周囲に張つて水
の加温、保温用、降雪地帯の屋根、道路などの融
雪用、育苗箱など農業用の加温用など絶縁性、防
水性が完全な上、安価であるので特に広面積に使
用するところに好適である。
熱を必要とする方面に広く応用でき、例えば暖房
用としては床や壁に張つて床暖房などの暖房用に
用いられ、加熱用としてはタンクの周囲に張つて
内容物の氷結防止、温水プールの周囲に張つて水
の加温、保温用、降雪地帯の屋根、道路などの融
雪用、育苗箱など農業用の加温用など絶縁性、防
水性が完全な上、安価であるので特に広面積に使
用するところに好適である。
第１図は本考案面発熱体の構成部品を展開した
図である。 １……シート状発熱体、１ａ……面発熱フイル
ム、１ｂ……基布、１ｃ……電極、２……アスフ
アルト等の層、３……表材、４……裏材。
図である。 １……シート状発熱体、１ａ……面発熱フイル
ム、１ｂ……基布、１ｃ……電極、２……アスフ
アルト等の層、３……表材、４……裏材。
Claims (1)
- 基材に銅線を一体に織成して電極を形成した基
布で面発熱フイルムの両面を挟持したシート状発
熱層等のシート状発熱層の片面又は両面に、絶縁
材としてアスフアルト又はコールタールの層を設
けてなる面発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2746483U JPS59134297U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 面発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2746483U JPS59134297U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 面発熱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59134297U JPS59134297U (ja) | 1984-09-07 |
| JPS6242463Y2 true JPS6242463Y2 (ja) | 1987-10-30 |
Family
ID=30158348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2746483U Granted JPS59134297U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 面発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59134297U (ja) |
-
1983
- 1983-02-26 JP JP2746483U patent/JPS59134297U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59134297U (ja) | 1984-09-07 |
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