JPH0425770Y2 - - Google Patents

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JPH0425770Y2
JPH0425770Y2 JP1988010976U JP1097688U JPH0425770Y2 JP H0425770 Y2 JPH0425770 Y2 JP H0425770Y2 JP 1988010976 U JP1988010976 U JP 1988010976U JP 1097688 U JP1097688 U JP 1097688U JP H0425770 Y2 JPH0425770 Y2 JP H0425770Y2
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filter
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dust
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は前照灯等の自動車用灯具に関し、更に
詳しくは灯体内の熱気や湿気を灯体外へ排出して
レンズ内面の曇りを防止するようにした自動車用
灯具に関するものである。
<従来の技術> 従来のこの種灯具では、第9図に示す如く灯体
1の内部と連通せる通気口2に通気管3を接続さ
せて灯体内部への雨水の浸入防水を図つていた。
しかし、この様な通気管3では先端開口部3aに
水が勢い良くかかると、内部通気路4内にひだ5
を突設して迷路状に形成しても、灯体内部へ雨水
が浸入してしまう不具合があつた。
そこで、第7図及び第8図に示す如く通気管3
の内部通気路4に、浸入して来た水の圧力を拡散
させるための拡散室4aを形成したり、第8図に
示す如く先端開口部3aを水平方向に筒状に突出
形成したものが提案された。
しかしこれら第7図乃至第9図に示した従来の
ものはいずれも、バルブの点滅に伴なう灯体内部
の呼吸作用によつて、通気管を通して灯体の内部
に排気ガスや埃等が浸入することは防ぎ得ず、灯
体内部に浸入した排気ガスや埃がレンズ内面や反
射鏡表面に付着して早期に汚染してしまう不具合
があつた。
<考案が解決しようとする課題> 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、通気管から灯体内へ雨水が浸入す
る虞れがなくなることは勿論、灯体内部の呼吸作
用によつて通気管から灯体内へ排気ガスや埃等が
浸入する虞れがなく、しかも排気ガスや埃等の浸
入を防止するためのフイルターが早期に目詰りす
る虞れのない自動車用灯具を提供せんとするもの
である。
<課題を解決するための手段> 斯る目的を達成する本考案自動車用灯具は、灯
体内部と連通せる通気口に通気管を接続し、該通
気管の内部にフイルターを移動自在に設置せしめ
た事を特徴としたものである。
<実施例> 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
図中1は灯体であり、その背面側に灯体1の内
部と連通せる通気口2を開口形成すると共に通気
管3を接続させるための接続口2aを一体に突出
形成してなる。
通気管3はゴム材や樹脂材等を用いてブロー成
形により、第1図乃至第3図に示した第1実施例
の如く偏平角筒形状に形成するか、或いは第4図
乃至第6図に示した第2実施例の如く円筒形状に
形成せしめ、その内部通気路4内にひだ5を同一
体に突設して内部通気路4内を迷路状に形成す
る。そして、通気管3の内部、すなわち内部通気
路4内にフイルター6を移動自在に設置し、上部
接続口3bを灯体1の通気口2に突設した接続口
2aに連通接続させる。
フイルター6は排気ガスや塵埃をろ過し得る周
知の材料を用いて灯体通気口2の接続口2aより
大きな短円柱又は角柱形状に形成せしめ、通気管
3の内部通気路4内に、好ましくは内部通気路4
の上部位置、通気管3の上部接続口3b近くに上
下左右方向に移動し得るように設置させる。即
ち、フイルター6は通気管3の内部通気路4の上
部位置に形成したフイルター設置室4b内に、そ
の入口4cを閉ぎつつフイルター設置室4b内で
もつて上下左右方向に自由に移動し得る(移動に
伴なつて回転することもある)ように設置するも
のである。この時、第1図乃至第3図に示した第
1実施例の如く、フイルター設置室4bの入口4
cを立ち上げてフイルター設置室4bの底部にダ
スト溜り部4dを形成することにより、灯体1内
部への塵埃の浸入を一層確実に防止することが出
来るようになる。
<考案の効果> 本考案自動車用灯具は斯様に構成したので、灯
体内部の空気交換機能を全く損うことなく確実に
通気管から灯体内への雨水の浸入を防止すること
が出来る。
しかも、灯体内部の呼吸作用は通気管内に設置
したフイルターを通して行なわれるので、通気管
から灯体内への排気ガスや塵埃等の浸入をも確実
に防止することが出来、排気ガスや塵埃等でもつ
てレンズ内面や反射鏡表面が汚染される虞れがな
くなる。
更に、排気ガスや塵埃等の浸入を防止するため
のフイルターは通気管の内部に移動自在に設置せ
しめたので、自動車の走行に伴なう外部振動や灯
体内部の呼吸作用に伴なう力でもつてフイルター
が上下左右に動き、従つて、排気ガスや塵埃等が
フイルターの特定箇所に集中することなくフイル
ターの全体にわたつて通過するようになると共
に、フイルター表面に付着した塵埃が叩き落さ
れ、その結果フイルターが早期に目詰りする虞れ
がなく、長期に亘って排気ガスや塵埃等の浸入を
確実に防止することが出来る。
よつて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例を示す断面図、第2
図は第1図の2−2線断面図、第3図は同側面
図、第4図は本考案第2実施例を示す断面図、第
5図は第4図の5−5線断面図、第6図は同側面
図、第7図乃至第9図は従来例を示す断面図であ
る。 図中、1は灯体、2は通気口、3は通気管、6
はフイルター、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯体内部と連通せる通気口の接続口に通気管を
    連通接続し、該通気管の内部通気路における上部
    接続口近くにフイルター設置室を形成し、該フイ
    ルター設置室内に前記灯体通気口の接続口より大
    きなフイルターを上下左右方向移動自在に設置せ
    しめた事を特徴とする自動車用灯具。
JP1988010976U 1988-01-28 1988-01-28 Expired JPH0425770Y2 (ja)

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JP1988010976U JPH0425770Y2 (ja) 1988-01-28 1988-01-28

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JP1988010976U JPH0425770Y2 (ja) 1988-01-28 1988-01-28

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JPH01115105U JPH01115105U (ja) 1989-08-02
JPH0425770Y2 true JPH0425770Y2 (ja) 1992-06-22

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014113491A1 (de) * 2014-09-18 2016-03-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Beleuchtungsanordnung für ein Kraftfahrzeug

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JPS5412950U (ja) * 1977-06-30 1979-01-27
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JPS6022709U (ja) * 1983-07-25 1985-02-16 市光工業株式会社 車輌用灯具
JPH0138807Y2 (ja) * 1985-12-16 1989-11-20

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JPH01115105U (ja) 1989-08-02

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