JPH0425561A - 制振性に優れた内燃機関用シリンダーヘッドカバー - Google Patents

制振性に優れた内燃機関用シリンダーヘッドカバー

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JPH0425561A
JPH0425561A JP2130311A JP13031190A JPH0425561A JP H0425561 A JPH0425561 A JP H0425561A JP 2130311 A JP2130311 A JP 2130311A JP 13031190 A JP13031190 A JP 13031190A JP H0425561 A JPH0425561 A JP H0425561A
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cylinder head
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internal combustion
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JP2130311A
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Michio Kasai
笠井 三千雄
Rikio Yonaiyama
米内山 力男
Hirotoshi Fujikawa
寛敏 藤川
Hidetoshi Ishihara
秀俊 石原
Joji Kasugai
条治 春日井
Junji Koizumi
順二 小泉
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JNC Corp
Daihatsu Motor Co Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Chisso Corp
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    • F02F7/008Sound insulation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L51/06Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリアミド樹脂と変性ポリオレフィン樹脂とか
らなる樹脂成分とガラス繊維及び雲母を含有した組成物
からなる低温域から高温域迄の広い温度範囲にわたって
制振性に優れ、寸法安定性、機械的強度、耐熱性等を兼
ね備えた内燃機関用シリンダーヘッドカバーに関する。
〔従来の技術〕
近年、自動車分野では、軽量化による燃費の向上や、コ
ストダウンのため金属部品を樹脂化する傾向が目立って
いる。
その中でも、ガラス繊維強化ポリアミド樹脂を用いた成
形品が、機械的強度や耐熱性などの性能に優れることか
らシリンダーヘッドカバー等のエンジンルーム内の金属
部品の代替えに用いられている。
しかしながら、ポリアミド樹脂にガラス繊維のみを配合
したガラス繊維強化ポリアミド樹脂を用いた成形品は、
機械的物性や耐熱変形性の改良はなされるものの、成形
時のガラス繊維の配向に起因する成形収縮差により、得
られた成形品に変形が発生するという欠点、すなわち、
成形品の寸法安定性に劣るという欠点を有している。
かかる寸法安定性を改良するため、シリンダーヘッドカ
バー等のエンジン周り部品用ポリアミド樹脂組成物とし
て特定のポリアミド樹脂にガラス繊維と無機充填剤を配
合してなるポリアミド樹脂組成物が提案されている(特
開昭63−168454号公報、特開昭63−1684
56号公報)。しかしながら、かかるポリアミド樹脂組
成物は、成形時の変形による成形品の寸法安定性は改良
されるものの、成形品か吸水したときの該成形品の寸法
安定性や耐道路凍結防止剤性に劣るといった欠点を有し
ており、必ずしも満足すべきものではない。これらの欠
点か改良された自動車用シリンダーヘッドカバーーとし
て公知の通常のポリアミド樹脂と特定の高級ポリアミド
樹脂との混合物にガラス繊維と無機充填剤とを配合して
なる組成物を成形して得られる自動車用シリンダヘッド
カバーか提案されている(特開昭63−289063号
公報)。
しかしなから、上述の自動車用シリンダーヘッドカバー
は高級ポリアミド樹脂を使用するため高価である。
また上述した従来より公知の組成物を用いたシリンダー
ヘッドカバー等のエンジン周り部品は、いずれも騒音防
止対策としての制振性については解決されないのか現状
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、内燃機関用シリンダーヘッドカバーと
して、低温域から高温域までの制振性に優れ、しかも変
形が実質的になく、吸水時の寸法変化や物性低下が大幅
に少ないシリンダーヘッドカバーを提供することである
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記の課題を解決するため鋭意検討した
結果、制振性は高分子材料においてはガラス転移点から
ゴム状態の転移域中の温度範囲で最高の性能が発揮され
る事に着目して、ガラス転移点が常温近辺にあるポリオ
レフィン樹脂とガラス転移点が80℃付近にあるポリア
ミド樹脂とを特定の組成比でミクロ分散させたマトリッ
クス樹脂に雲母とガラス繊維を特定の組成比で配合した
組成物を用いることにより、前記の問題点を一挙に解決
できる内燃機関用シリンダーヘッドカバーが得られるこ
とを見いたし本発明に到達した。
すなわち本発明は、ポリアミド樹脂50〜80重量%と
不飽和酸もしくはその誘導体で変性した変性ポリオレフ
ィン樹脂50〜20重量%の合計100重量%からなる
樹脂成分を組成物に対して75〜30重量%、ガラス繊
維を同じく15〜30重量%、雲母を同じく10〜40
重量%少なくとも配合した組成物を成形してなる割振性
に優れた内燃機関用シリンダーへラドカバーである。
本発明のシリンダーヘッドカバーは低温域から高温域迄
の広い温度範囲て制振性に優れ、反り変形かなく且つポ
リアミド樹脂の欠点である吸水時の寸法安定性と吸水に
よる物性低下を大幅に改善したものである。
本発明に使用される樹脂成分であるポリアミド樹脂と不
飽和酸もしくはその誘導体で変性した変性ポリオレフィ
ン樹脂との配合割合としては、ポリアミド樹脂は50〜
80重量%、好ましくは55〜70重量%である。50
重量%未満ては耐熱性温度と1−での熱変形温度か著し
く低下し、80重量%を越えると低温域の制振性か低下
し、且つ吸水時の寸法安定性、物性低下の改善効果か少
ない。
不飽和酸もしくはその誘導体で変性した変性ポリオレフ
ィン樹脂は50〜20重量%、好ましくは45〜30重
量%である。20重量%未満では低温域の制振性が低下
し且つ吸水時の寸法安定性や吸水による物性低下の改善
効果が少なく、50重量%をこえると熱変形温度の低下
が著しい。
本発明に使用されるポリアミド樹脂とはジアミノブタン
とアジピン酸との重縮合により製造されるナイロン46
、メタキシレンシアミンとアンビン酸との重縮合により
製造されるナイロンMXD6、ナイロン6、ナイロン6
6等の脂肪族ポリアミドでありこれらの混合物であって
もよいか特にナイロン6、ナイロン66が好ましい。
本発明に使用される不飽和酸もしくはその誘導体で変性
した変性ポリオレフィン樹脂とは、ポリオレフィン樹脂
と不飽和酸もしくはその誘導体とをラジカル発生剤の存
在下にて加熱状態下で処理して得られるポリオレフィン
樹脂のことである。
不飽和酸もしくはその誘導体としては、不飽和カルボン
酸又はその無水物、例えばアクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸、フタル酸、シトラコン酸、無水マレイン酸
、無水イタコン酸などが例示される。これらの中では特
に無水マレイン酸か好適である。
また不飽和酸もしくはその誘導体で変性した変性ポリオ
レフィン樹脂に用いられる原料のポリオレフィンとして
は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリミー
ブチレン樹脂、ポリa イソブチレン樹脂、のようなa
−オレフィン樹脂、該aオレフィンの1種と他のaオレ
フィンやビニルモノマー例えばアクリル酸ニスデル、メ
タクリル酸エステル、メチルメタアクリレートとの共重
合体もし、くはこれらの2種以上の混合物等が挙げられ
るが特にポリプロピレン樹脂か好ましい。ポリオレフィ
ンと不飽和酸もしくはその誘導体とを加熱状態基にて処
理する方法は、公知の種々の方法を用いることか出来る
か、ポリオレフィン粉末に上述の不飽和酸もしくはその
誘導体及びラジカル発生剤としてのシーt−ブチルパー
オキサイ1−、ジクミルパーオキサイド、ヘンゾイルバ
ーオキザイドなとの有機過酸化物を加え、高速攪拌機な
とて攪拌混合したのち、押出機を用いて溶融混練温度1
50〜300℃、好ましくは180〜250℃で溶融混
練し押出す方法が簡便であり、好適に用いられる。
また本発明の変性ポリオレフィン樹脂成分にあっては、
変性ポリオレフィン樹脂に該変性ポリオレフィン樹脂の
同量以下の未変性のポリオレフィン樹脂を混合して用い
ることもてきる。
本発明に用いられるガラス繊維は、通常樹脂強化用とし
て、製造され、市販されているガラスチョツプドストラ
ンドであって、平均繊維径か5〜20 μm、平均繊維
長は0.5m+1以110mm以丁が好ましい。
ガラス繊維の配合量は全組成中に15〜30重量%であ
る。15重量%未満ては機械的強度や熱変形温度の改善
が充分てなく、30重量%を越えると成形品の成形性か
悪化し商品価値が損なわれる。
本発明に用いられる雲母は、黒雲母、リシア雲母、白雲
母、金雲母なとから広く選択することができ、雲母結晶
板の平均直径と平均厚さの比すなわち平均アスペクト比
25以上が好ましい。
雲母の配合量は全組成中に10〜40重量%である。1
0重1%未満ては制振性や成形品の反り防止効果が充分
てなく、40重量%を越えると成形品の外観か悪化し商
品イ面値か損なわれる。
ガラス繊維と雲母の配合量の合計か70重量 9゜を越
えると工業的な生産か困難となるばかりではなく成形性
か極めて悪化し商品価値か損なわれるためこれら無機充
填剤の配合量は7〔1重HA 9o以1−′が望ま1.
い。
本発明の組成物は次の方法により製造する事か出来る。
即ぢ、例えば、])ポリアミド樹脂、不飽和酸変性ポリ
オレフィン樹脂、ガラス繊維および雲母のそれぞれの所
定量を高速攪拌機に入れ、攪拌混合したのち、−軸また
は二軸の押出機を用いて230〜300℃、好ましくは
230〜280℃で溶融混練する方法、2)通常の原料
供給口からポリアミド樹脂、不飽和酸変性ポリオレフィ
ン樹脂と雲母のそれぞれの所定量を攪拌混合させたもの
を供給し、該混合品か充分に溶融混練された後に他の原
料を供給できるような途中添加口を備えた押出機にあっ
ては、途中添加口より所定量のガラス繊維を供給し上述
の温度で溶融混練し押出す方法等である。
また本発明の組成物には種々の添加剤たとえば酸化防止
剤、銅害防止剤、離型剤、顔料結晶核剤などを併用する
事が出来る。
また、本発明の内燃機関用シリンダーヘッドカバーは、
上述の本発明の組成物を用いて、所定の形状に射出成形
法により成形することによって得られる。
〔実施例〕
以下実施例および比較例により本発明を具体的に説明す
るが本発明かこれによって限定されるものではない。
なお本発明の効果の測定は、制振性については厚さ3龍
、タテ、ヨコそれぞれ150關の平板を、1辺の全面を
フィルムゲートとしてシリンダー温度280℃、金型温
度80℃条件で射出成形し第3図に示す位置から幅12
.7mm、長さ63.5mmに切り出し試験片とし、該
試験片を用いDuPont社製DMA (DYNAMI
CMECH^旧CALANALYSIS) 983型を
用い、固定周波数方式(強制振動非共振法)周波数5H
z、振幅0.4mm、昇温速度2℃/win、測定温度
範囲0℃〜140℃の条件下で測定した損失弾性率と動
的弾性率との比すなわち損失正接の温度依存性によった
機械的強度の測定は、曲げ強度の測定(JIS7203
に準拠)により、剛性は曲げ弾性率の測定(JIS  
7203に準拠)により、耐熱変形性は熱変形温度(荷
重18.6kg/c♂)の測定(J I SK  72
07に準拠)により、吸水率の測定はJIS  1号引
張試片を恒温恒湿器で50℃、95%RH条件下て10
00時間放置後の重量増加率から、吸水時の寸法安定性
は吸水率測定と同一条件下で処理した同一試片と吸水処
理前の厚みとの変化率から、反り変形性は次に示す最大
反り変形量の測定により行った。
最大反り変形量;試験片は厚さ2III111タテ、ヨ
コそれぞれ150m1の平板を、1辺の全面をフィルム
ゲートとして射出成形して作成した。得られた該平板を
試験片として、該試験片を温度23℃、RH50%の条
件下で48時間状態調節をおこなった。その後、該試験
片を水平な台の上に1辺の両端を固定し、他端の水平面
からのはなれた距離(反り)を測定し反り変形量とする
。しかし試験辺の固定する1辺の位置が変わることによ
り反り変形量か異なるので、固定する1辺の位置を色々
変えて多端の反り変形量を測定し、このうち最大の変形
量を最大反り変形量とし単位を關で表わした。
(実施例1) メルトフローレート(温度230℃における荷重216
0gを加えた場合の1o分間の溶融樹脂の吐出量)4.
5のポリプロピレン単独重合体98.6重量%、に無水
マレイン酸0.5重量%、2・6−ジー(−ブチルバラ
ゾール0.1重量%、カルシウムステアレート0.1重
量%、1・3ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル
)ベンゼン0.1重量%及び水酸化マグネシウム0. 
6重量%を高速攪拌機に入れ、3分間攪拌混合したのち
、口径45龍、L/D 30の複数個の原料供給口を有
する2軸押用機を用い、該混合物を通常の原料供給口よ
り供給して2oo℃で溶融混練し、押出しメルトフロー
レート130の変性ポリプロピレンペレットを得た。
該変性ポリプロピレンペレット25重量%(樹脂成分中
40重量%)とナイロン6(相対粘度2.6)37.5
重量%(樹脂成分中60重量%)とアスペクト比30の
雲母粉末37.5重量%とを高速攪拌機に入れ、1分間
攪拌混合し、上述の2軸押用機を用い、通常の原料供給
口より該混合物を供給し、ストランドの直径が13μm
、長さ3龍のガラス繊維(チョツプドストランド)20
重量%をシリンダ一部に設けられた別の供給口より計量
しながら供給し、溶融混練温度250℃で溶融混線押出
しペレタイスした。
ここで得られたペレットをエアーオーブン中で100℃
、2時間乾燥し、射出成形機によりシリンダー温度28
0℃、金型温度80℃で所定の試験片を成形し各種評価
試験に供した。その結果は第1表に示す通りであった。
また制振性については第1図に示した。
(実施例2、比較例1〜5) 変性ポリプロピレン、ナイロン6、雲母、ガラス繊維の
組成比を第1表に示す如くに変えた他は実施例1と同一
原料を用い、同一条件下で溶融混練し、実施例1と同一
条件下で所定の試験片を成型し各種試験に供した。その
結果は第1表に示す通りであった。また制振性について
は第2図に示した。
第1表、第1図から明らかなように、本発明の樹脂成分
を用いた実施例1は、同一無機充填材を同一量用いた樹
脂成分ナイロン6の100重量%の比較例1に比べ制振
性は低温域から高温域の広い範囲で大幅に優れ且つ吸水
率及び吸水時の寸法安定性も大幅に改善されている。
実施例1と同一の樹脂成分を用い雲母45重量%とガラ
ス繊維5重量%を配合した比較例2ては、実施例1に比
べ熱変形温度や強度か大幅に低下し望ましくない。比較
例3は雲母5重量%とガラス繊維45重量%を配合した
か、低温域と高温域においては制振性は比較例1に比べ
改善されているか成形時の反り変形が大幅に悪化し望ま
しくない。
実施例2は樹脂成分のナイロン6の割合を70重量%と
増量したか比較例4にくらべ第2図に示す如く低温域か
ら高温域迄の制振性に優れ且つ吸水時の寸法安定性が大
幅に改善された。
比較例4は樹脂成分のナイロン6の割合を85重量%と
増量したか第2図に示す如〈実施例1、実施例2に比べ
低温域から高温域迄の制振性か大幅に低下し且つ吸水時
の71法安定性も大幅に悪化した。
比較例5は樹脂成分の変性ポリプロピレンを65重量%
と増量した結果熱変形温度か大幅に悪化した。
〔発明の効果〕
本発明の組成物を用いて成形された内燃機関用シリンダ
ーヘッドカバーーは、低温域から高温域迄の広い範囲で
の制振性に優れ、成形時の反り変しがなく且つ吸水時の
寸法変化及び物性紙ドか大幅に改善された内燃機関用シ
リンダーヘット力!・である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1、比較例]、比較例3の制振性(ta
nδ)の温度変化を示すグラフであり、第2図は実施例
2、比較例4についての同様な制振性のグラフである。 第3図は制振性測定用試験片の切り出し部位を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリアミド樹脂50〜80重量%と不飽和酸もしく
    はその誘導体で変性した変性ポリオレフィン樹脂50〜
    20重量%の合計100重量%からなる樹脂成分を組成
    物に対して75〜30重量%、ガラス繊維を同じく15
    〜30重量%、雲母を同じく10〜40重量%少なくと
    も配合した組成物を成形してなる制振性に優れた内燃機
    関用シリンダーヘッドカバー。 2、変性ポリオレフィン樹脂がポリプロピレンを不飽和
    酸もしくはその誘導体で変性した変性ポリプロピレン樹
    脂である請求項1記載の制振性に優れた内燃機関用シリ
    ンダーヘッドカバー。 3、ポリアミド樹脂がナイロン6もしくはナイロン66
    である請求項1もしくは請求項2記載の制振性に優れた
    内燃機関用シリンダーヘッドカバー。
JP2130311A 1990-05-22 1990-05-22 制振性に優れた内燃機関用シリンダーヘッドカバー Pending JPH0425561A (ja)

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