JPH04254671A - 立体格納装置 - Google Patents

立体格納装置

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Publication number
JPH04254671A
JPH04254671A JP1611091A JP1611091A JPH04254671A JP H04254671 A JPH04254671 A JP H04254671A JP 1611091 A JP1611091 A JP 1611091A JP 1611091 A JP1611091 A JP 1611091A JP H04254671 A JPH04254671 A JP H04254671A
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JP
Japan
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pallet
wire
pulleys
fixed pulley
wires
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Application number
JP1611091A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadanori Ogasawara
小笠原 貞教
Hideo Kaneko
金子 秀夫
Seizo Kita
喜夛 征三
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HUMAN ESTATE KK
Original Assignee
HUMAN ESTATE KK
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Publication date
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Publication of JPH04254671A publication Critical patent/JPH04254671A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、コンテナー、船
体、各種荷物等を格納する立体格納装置、特に回転駆動
されるワイヤ卷胴に連結されたワイヤに支持されて昇降
するパレットを備えた立体格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤに支持されて昇降するパレットを
備えた立体格納装置は、その代表例として駐車装置を例
にとると、通常、自動車を乗せる昇降パレットが横方向
に複数並べられるとともに上下方向に数段に配置されて
いる。その一例を第16図に示す。この従来駐車装置は
、床面91に設けたピット91aの隣に、前後にそれぞ
れ左右一対ずつ設けた柱92、92を含んでいる(後側
の一対の柱は図示せず)。前側の一対の柱92、92に
は横梁93が2段に設けられている。また、図示しない
後側の一対の柱92、92にも同様に横梁93、93が
2段に設けてある。
【0003】各段の前後の梁93、93には第17図に
詳細を示すワイヤ操作装置94が架設してある。この装
置94の数は、最上段の横梁93、93には三台、下段
の梁93、93には二台である。各装置94は、第17
図に示すように、モータ941、該モータにより伝動装
置942を介して駆動される左右一対の駆動プーリ94
3、943、各駆動プーリ前方に配置された左右一対の
従動プーリ944、944を含んでおり、前後に対応す
る各駆動および従動プーリ943、944には無端ワイ
ヤ945が巻き掛けてある。
【0004】各無端ワイヤ945には連結具946が固
定してあり、各連結具946から二本のワイヤ947お
よび948が延びている。一方のワイヤ947は従動プ
ーリ944を回り、前側の定滑車949に案内されて下
方へ延び、他方のワイヤ948は従動プーリ944を回
り、後方の定滑車950に案内されて下方へ延びている
【0005】下方へ延びる前側の一対のワイヤ947、
947の下端は昇降駐車パレット9の前部の左右端部に
連結され、後側で下方へ延びる一対のワイヤ948、9
48の下端は該パレットの後部の左右端部に連結されて
いる。かくして駐車パレット9はワイヤ操作装置94に
吊り下げられている。ワイヤ操作装置のうち上段の三台
の装置は上段の前後の横梁93、93に設けられており
、下段の装置はそれぞれ台車95に設けられている。   台車95は自動車Aが上下に通過できる矩形枠状の
もので、下段の各横梁93上に設けたレール952に沿
って横方向(左右方向)に走行できる。
【0006】床面に設けたピット91aには自動車Aを
乗せて横方向に走行できるパレット96が二台設けてあ
る。この駐車装置によると、自動車の出し入れは次のよ
うに行われる。まず、ピット91a上のパレット96に
ついては、該パレット96の位置がどこであっても、該
パレットに対し車を出し入れできる。
【0007】下段の横梁93、93における昇降駐車パ
レット9については、第16図に示す例では、それら横
梁上の台車95を中央スペースまで走行させ、その位置
で、または下方のパレット96を横移動させて下方にス
ペースをつくり、その状態でパレット9をピット91a
との間で昇降させればよい。上段の横梁93、93にお
ける中央部のパレット9に対し自動車を出入させるには
、該パレット9を中央部のスペースを利用して、そのま
まピット91aとの間で昇降させればよい。
【0008】上段の横梁における右側のパレット9につ
いて自動車を出し入れするには、下段の横梁上にある台
車95およびピット91aのパレット96を中央スペー
スまで移動させ、そのあとで上段のパレット9をピット
91aとの間で昇降させればよい。また、上段の横梁に
おける左側のパレット9に対する自動車の出し入れは、
該パレットより下にある横梁上の台車95およびピット
91aのパレット96を中央スペースまで移動させ、そ
のあとで該パレット9をピット91aとの間で昇降させ
ればよい。
【0009】なお、以上説明した駐車装置におけるワイ
ヤ操作装置94およびそれから吊り下げられる昇降駐車
パレット9を一台だけ備え、二台の自動車を、一台は該
昇降駐車パレットに、一台はその下の床面上に収納する
ということも考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来立体
格納装置は、ワイヤにより昇降するパレットを備えたも
のとして、代表的なものであるが、次のような問題点が
ある。■  パレットを吊り下げるために少なくとも四
本のワイヤを必要とし、それだけワイヤの管理が面倒で
ある。■  昇降パレットを複数備える場合、それぞれ
のパレットにつきワイヤ操作装置を設けなければならず
、それだけ高価につくとともに該装置の管理が面倒であ
る。
【0011】そこで本発明はワイヤにより昇降する昇降
パレットを備えた立体格納装置において、該パレットを
吊り下げるワイヤの本数が従来より少なく済み、従って
それだけワイヤ管理が容易であり、また、昇降パレット
が複数備わっている場合でも、それぞれのパレットにつ
き別々にワイヤ操作手段を設ける必要がなく、該手段の
数が従来よりも少なく済み、それだけワイヤ操作手段の
管理が容易であるとともに全体の製作費が安価に済む立
体格納装置を提供ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的に従い
、横方向に一つまたは複数並べられ、上下方向に1段ま
たは複数段に配置された昇降パレット、前記各昇降パレ
ットに一対または複数対設けられ、該パレットとともに
昇降する対動滑車、前記各対動滑車に対し一対ずつ設け
られた対定滑車、昇降パレットの前記各段に対応させて
左右に設けられたパレット昇降用の回転駆動される左右
ワイヤ卷胴、および前記各左右ワイヤ卷胴間に渡され、
端部が該卷胴に連結されたワイヤを備え、前記昇降パレ
ットの各段に対応する左右ワイヤ卷胴に連結された前記
ワイヤは、途中の部分が該段中の昇降パレットの対動滑
車に対応する前記対定滑車のうち一方の定滑車の上から
該対動滑車の下を通り、他方の定滑車の上を通っている
ことを特徴とする立体格納装置を提供するものである。
【0013】なお、前述の「各段」、「各パレット」「
各対動滑車」、「各左右ワイヤ卷胴」は段数、パレット
数、対動滑車数、左右ワイヤ卷胴の数がそれぞれ一つの
場合には、該「各段」はその1段であり、「各パレット
」はその一つのパレットであり、「各対動滑車」はその
一対の動滑車であり、「各左右ワイヤ卷胴」はその一組
みの左右ワイヤ卷胴である。以下の説明においても同様
である。
【0014】また、前述の「横方向に一つまたは複数並
べられ、上下方向に1段または複数段に配置された昇降
パレット」におけるパレットの配置の状態としては、昇
降パレットが一つだけ備わっている場合、昇降パレット
が横方向に一つまたは複数並べられ、上下方向に1段ま
たは複数段配置されている場合等が考えられる。前記昇
降パレット段数が複数ある場合、最上段よりも下段の各
段に、横方向に延びるレールを設けるとともに、該レー
ルに沿って走行できる車輪付き定滑車支持体を該段中の
各パレットに対応させて設け、該パレットにおける前記
対動滑車に対応する前記対定滑車を該定滑車支持体に支
持することができる。
【0015】前記各段における前記各昇降パレットに対
し、該パレットを所定上昇高さ位置に支持する支持手段
を備えることができる。該支持手段の例としては、所定
高さ位置まで上昇した前記パレットに係合する位置と、
該パレットの上昇下降を妨げない退避位置とを選択的に
とることができる係合手段を含むものを挙げることがで
きる。
【0016】また、昇降パレット段数が複数あり、最上
段より下の段に前記定滑車支持体が設けられている場合
、該定滑車支持体が設けられている段においては、前記
支持手段を該定滑車支持体に設けることができる。前記
各パレットの例としては、前記対動滑車を前後に有し、
それぞれの該対動滑車に対応させて前記対定滑車が設け
られているものが考えられ、この場合、前記各左右卷胴
に連結された前記ワイヤは該卷胴に対応する前記段中の
パレットにおける前側の対動滑車に対応するワイヤと後
側の対動滑車に対応するワイヤとなる。
【0017】さらにこの場合、各左右卷胴における左卷
胴および右卷胴のそれぞれは前記前後のワイヤに対し共
通に一つ設け、該前後のワイヤをワイヤ案内手段を介し
て該巻胴へ導くことができる。さらに、前記いずれの場
合でも、前記各ワイヤ巻胴および該巻胴を駆動するモー
タ等を立体格納装置下部に設け、該卷胴およびこれに関
連する部分の管理をそれだけ容易にできるとともに、該
卷胴およびその近傍装置からの騒音が周囲へ発散するこ
とをそれだけ少なくすることができる。
【0018】なお、本発明において、「ワイヤ」とは、
本来のワイヤのほか、チェーン、ロープ等の長尺吊り下
げ手段を意味する。
【0019】
【作用】本発明立体格納装置によると、横方向に一つま
たは複数並べられ、上下方向に1段または複数段配置さ
れた昇降パレットのそれぞれは、該パレットに対し設け
られた左右のワイヤ巻胴を同時にワイヤを緩める方向に
回転させることにより、該パレット上の対動滑車がこれ
に対応する対定滑車に支えられつつ下降することができ
る。
【0020】また、前記左右のワイヤ巻胴を同時にワイ
ヤを巻く方向に回転させると、パレットはその対動滑車
がこれに対応する対定滑車に対し上昇することにより、
上昇する。前記パレット段数が複数あり、最上段よりも
下段の各段に、レールに沿って走行できる車輪付定滑車
支持体が設けられ、該定滑車支持体に前記対定滑車が支
持されている場合、昇降させようとするパレットの下に
他の昇降パレットがあれば、例えば該下側の昇降パレッ
トに対応する定滑車支持体を前記レールに沿って横方向
に移動させることによりスペースを作り、該スペースを
利用して上側のパレットを上下させることができる。
【0021】前記各パレット段における各パレットに対
し、該パレットを所定上昇高さ位置に支持する支持手段
が備わっている場合、昇降させようとするパレット以外
のパレットを、該支持手段により支持して、目的とする
パレットのみを昇降させることができる。また、前記定
滑車支持体が設けられている段において、前記支持手段
が該定滑車支持体に設けられているときには、それによ
ってパレットを該定滑車支持体に支持した状態で前記ワ
イヤ卷胴からのワイヤを若干緩め、該支持体を横方向に
移動することができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を駐車装置を例にとって
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示
す斜視図である。  この実施例駐車装置は、定位置に
立設された固定枠2とその中に納められた昇降駐車パレ
ット1を含んでいる。
【0023】固定枠2は門形の前枠21および門形の後
枠22並びにこれら枠21、22を連結する前後に延び
る一対の梁23、23からなっている。パレット1は前
後に延びる長方形状の板状車台11を有し、その前端よ
りやや後退した内側には門形の枠12が、後端よりやや
後退した内側には門形の枠13が立設されている。
【0024】門形枠12、13の少なくとも一方は自動
車が車台11上に出入できる空間を備えていなければな
らず、本例では、枠12、13の双方がそのような空間
を備えている。枠12の上端部左右に一対の動滑車14
1、141が、枠13の上端部左右に一対の動滑車14
2、142が設けられている。
【0025】対動滑車141、141の上方には一対の
定滑車151、151が配置され、後側の対動滑車14
2、142の上方には一対の定滑車152、152が配
置されている。前側の各定滑車151および後側の各定
滑車152は固定枠2の上部梁23に回転自在に支持さ
れている。
【0026】また、固定枠2の左右外側の下部には、前
側の対動滑車および対定滑車に対応して左右のワイヤ卷
胴161a、161bが設けられているとともに、後側
の対動滑車および対定滑車に対応して左右のワイヤ卷胴
162a、162bが設けられている。左側の卷胴16
1a、162aは共通の軸棒163aにて回転可能に支
持され、該軸棒および伝動装置164aを介してモータ
165aにて正逆回転駆動される。また、右側の卷胴1
61b、162bは共通の軸棒163bにて回転可能に
支持され、該軸棒および伝動装置164bを介してモー
タ165bにて正逆回転駆動される。
【0027】また、この装置は前側のワイヤ166と後
側のワイヤ167を含んでおり、前側ワイヤ166はそ
の両端が前側の左右ワイヤ卷胴161a、161bに連
結され、途中部分は、固定枠2に支持された左側の定滑
車171および前記定滑車151の上側を通り、対動滑
車141、141の下を回り、右側の前記定滑車151
および固定枠2に支持されたもう一つの定滑車171の
上を通っている。
【0028】後側のワイヤ167は、その両端が後側の
左右ワイヤ卷胴162a、162bに連結され、途中部
分は、固定枠2に支持された左側の定滑車172および
前記定滑車152の上側を通り、対動滑車142、14
2の下を回り、右側の前記定滑車152および固定枠2
に支持されたもう一つの定滑車172の上を通っている
【0029】以上説明した駐車装置によると、左右のモ
ータ165a、165bを互いに反対方向に同時に運転
してワイヤ卷胴161a、162aおよび161b、1
62bをワイヤ166、167を緩める方向に回転させ
ると、各対動滑車141、141および142、142
が下降し、それによってパレット1も下降する。パレッ
ト1が所定位置まで下降すると、そこでパレット1に対
し自動車を出し入れすることができる。
【0030】パレット1が下降した状態から、モータ1
65a、165bを同時に逆運転して各ワイヤ卷胴をワ
イヤを巻く方向に回転させると、ワイヤ166、167
がワイヤ卷胴に巻き取られ、これにともなって各動滑車
141、142が上昇し、パレット1が所定の高さまで
上昇する。このようにパレット1が上昇すると、その下
方に自動車を出し入れすることができる。
【0031】以上説明した駐車装置によると、パレット
1を吊り下げるワイヤは二本で足りるからワイヤの管理
がそれだけ容易である。また、左右のワイヤ卷胴および
これを駆動するモータが駐車装置の下部に設けてあるの
で、それらの管理がそれだけ容易であるとともに、ワイ
ヤ卷胴およびモータからの騒音が周囲へ発散することが
それだけ抑制されている。
【0032】なお、本実施例では、一つの駐車パレット
1に対し対動滑車を二組設け、各対動滑車に対し一対の
定滑車およびワイヤを設けているが、パレット1を一個
所で吊り下げられるようにしておけば、パレット1を安
定して昇降させることができる位置に一対の動滑車を設
け、この対動滑車に対し一対の定滑車および一本のワイ
ヤを配置することも可能である。
【0033】次に本発明の他の実施例を図2から図6を
参照して説明する。図2はこの実施例駐車装置の全体の
斜視図であり、図3から図6は昇降パレット支持装置の
説明図である。この駐車装置は、定位置に立設された固
定枠4とその中に納められた昇降駐車パレット3を含ん
でいる。
【0034】固定枠4は門形の前枠41および門形の後
枠42ならびにこれら枠41、42を連結する前後に延
びる一対の梁43、43からなっている。パレット1は
前後に延びる長方形状の板状車台31を有し、その前端
よりやや後退した内側には左右に滑車支持アーム301
、301(図2では省略。図3参照)が設けられており
、該アームに一対の動滑車311、311が回転可能に
支持されている。また、後端よりやや後退した内側にも
同様な滑車支持アームが設けられ、該アームに一対の動
滑車312、312が回転可能に支持されている。
【0035】対動滑車311、311の上方には一対の
定滑車321、321が配置され、それらは固定枠4の
上部梁43、43に回転可能に支持されている。さらに
後側の対動滑車312、312の上方にも一対の定滑車
322、322が配置され、それらも梁43、43に回
転可能に支持されている。固定枠4の左右外面には図示
しない支持フレームを介してワイヤ卷胴35a、35b
が回転可能に支持されており、卷胴35aはモータ36
aにより、卷胴35bはモータ36bによりそれぞれ正
逆回転駆動されるようになっている。
【0036】また、この駐車装置は前側のワイヤ37と
後側のワイヤ38を含んでいる。前側のワイヤ37は、
その一端が左側ワイヤ卷胴35aに連結され、そこから
上方へ延びて固定枠4上の方向変換滑車341、331
に案内されて一方の前側定滑車321の上を通り、そこ
から下方へ延び、パレット3の左側の動滑車311の下
を回り、パレット3の下を通って右側の動滑車311の
下から上方へ延び、他方の定滑車321の上を通り固定
枠4上の方向変換滑車331、341に案内されて右側
のワイヤ卷胴35bに達し、そこに連結されている。
【0037】一方、後側のワイヤ38は、その一端が左
側のワイヤ卷胴35aに連結され、そこから上方へ延び
て固定枠4上の方向変換滑車342、332に案内され
て後側の定滑車322の上を通り、そこから下方へ延び
、パレット3の後側の動滑車312の下を回り、パレッ
ト3の下を通って右側の動滑車312に向かい、その下
を回って上方へ延び、もう一つの定滑車322の上を通
って右側の方向変換滑車332、342に案内されて右
側のワイヤ卷胴35bに連結されている。
【0038】図2には示していないが、この駐車装置は
図3から図6に示すパレット支持装置5を備えている。 パレット支持装置5はパレット3における動滑車支持ア
ーム301のそれぞれに対応して合計4つ設けられてい
る。それぞれの支持装置5の構造は左右の向きが違うこ
とを除けば同一であるから、ここでは前側の動滑車31
1を支持するアーム301に対応する支持装置5を代表
例にとって説明する。
【0039】この支持装置5は固定枠4の上部梁43か
ら垂下された部材53(図5参照)にピン52によって
揺動可能に支持されたアーム51を備えており、該アー
ムの上端には遊転ロール54が支持され、下端部には凹
所55が形成してある。上端ロール54には部材53に
回動可能に支持されたカム56が当接しており、このカ
ム56は同部材53に支持されたモータ57によって駆
動される。アーム51は図示しないばね手段により常時
ロール54がカム56に当接するように付勢されている
。一方、アーム51下端部の凹所55に対応して動滑車
支持アーム301の上端部にピン50が固定されている
。従って、パレット3が所定の上昇高さ位置に配置され
、そこに停止されるべき場合には、モータ57の運転に
よりカム56を駆動し、図4に示すように、該カムの長
径部分をロール54に当接させ、それによってアーム5
1下端部の凹所55を動滑車支持アーム301上のピン
50に係合させる。
【0040】一方、パレット3を昇降させる場合には、
モータ57の運転によりカム56を駆動し、図6に示す
ように、カム56の短径部分をロール54に当接させる
ようにし、それによって図示しないばねの力でアーム5
1を揺動させ、アーム下端部の凹所55をピン50から
離脱させる。かくしてアーム301は自由になり、パレ
ット3は昇降することができる。
【0041】以上説明した駐車装置によると、各パレッ
ト支持装置5においてアーム51を図6に示すように揺
動させ、アーム下端部の凹所55を動滑車支持アーム3
01上のピン50から離脱させた状態としておき、左右
のモータ36a、36bを互いに反対方向に同時に運転
してワイヤ卷胴35a、35bをワイヤ37、38を繰
り出す方向に回転させると、各対動滑車311、311
および312、312が下降し、それによってパレット
3が下降する。
【0042】パレット3が所定位置まで下降すると、そ
こでパレット3に対し自動車を出し入れすることができ
る。パレット3が下降した状態から、モータ36a、3
6bを同時に逆運転して各ワイヤ卷胴をワイヤを巻き取
る方向に回転させると、ワイヤ37、38がワイヤ卷胴
35a、35bに巻き取られ、これによって各動滑車3
11、312が上昇し、パレット3が所定の高さまで引
き上げられる。
【0043】パレット3が所定の高さまで上昇すると、
各パレット支持装置5においてアーム51を図4に示す
位置に揺動させ、それによってアーム下端部の凹所55
を動滑車支持アーム301上のピン50に係合させる。 その後、ワイヤ卷胴35a、35bをワイヤを繰り出す
方向に若干回すと、パレット3はアーム51に支持され
、その位置に停止する。かくして、ワイヤ37、38は
若干緩められて負荷のかからない状態とされる。
【0044】このようにパレット3が上昇すると、その
下方に自動車を出し入れすることができる。この駐車装
置においてもパレット3を吊り下げるワイヤは2本で足
りるからワイヤの管理がそれだけ容易である。パレット
3を所定の上昇高さ位置に止めるにあたっては、支持装
置5は必ずしも必要ではないが、このような支持装置を
設けておけば、該支持装置によりパレット3を支持し、
ワイヤ37、38を緩めておくことができるので、ワイ
ヤの負担がそれだけ少なくなり、それだけワイヤの寿命
が延びる。
【0045】なお、先程説明した図1に示す実施例駐車
装置においても、同様な、或いは他の適当なパレット支
持装置を設けておいてもよい。また、ワイヤ卷胴35a
、35bのそれぞれは、ワイヤ37に対するものとワイ
ヤ38に対するものとの2つに分割することも可能であ
るが、本例のように左のワイヤ卷胴35a、右側のワイ
ヤ卷胴35bを2つのワイヤ37、38に共通のものと
することにより、全体の構成が簡略化され、安価に製作
できるとともに、ワイヤ卷胴の管理もそれだけ容易とな
る。
【0046】なお、本例では、左右のワイヤ卷胴35a
、35bおよびこれを駆動するモータ36a、36bは
固定枠4の中程に設けてあるが、これを固定枠4の下部
に設ければ、それらの管理がそれだけ容易になるととも
に、ワイヤ卷胴およびモータからの騒音が周囲へ発散し
にくくなる。この実施例においても、1つの駐車パレッ
ト3に対し対動滑車を二組み設け、各対動滑車に対し一
対の定滑車およびワイヤを設けているが、パレット3を
一箇所で吊り下げられるようにしておけば、パレット3
を安定して昇降させることができる位置に一対の動滑車
を設け、この対動滑車に対し一対の定滑車および1本の
ワイヤを配置することも可能である。
【0047】次に本発明のさらに他の実施例を図7から
図11を参照して説明する。この駐車装置は、床面61
に設けたピット61aの隣に、前後にそれぞれ左右一対
ずつ設けた柱62、62を含んでいる。前側の一対の柱
62、62には横梁63が2段に設けられている。図示
しない後側の一対の柱63、63(図8には1本だけ図
示)にも同様に横梁63が2段に設けてある。さらに上
段の前後の横梁63、63に梁64が前後に複数本渡し
てある。
【0048】上段の横梁63、63に対しては3台の、
下段の横梁63、63に対しては2台の昇降駐車パレッ
ト7が配置してあり、ピット61aには横方向(左右方
向)に走行できる駐車パレット6が2台配置してある。 各駐車パレット7は図2に示す駐車パレット3と同構造
のものであり、その前部および後部において左右に突出
する動滑車支持アーム700によって前側の対動滑車7
11、711および後側の対動滑車712、712(図
11に一つだけ示されている)を回転可能に支持してい
る。前側の対動滑車711、711に対しては一対の定
滑車721、721が配置され、後側の対動滑車712
、712に対しても同様に一対の定滑車(図示せず)が
配置されている。
【0049】上段の駐車パレット7に対応する前記各定
滑車は上段の前後方向の横梁64から垂下した支持フレ
ーム731の下端部に回転可能に支持されている。下段
の駐車パレット7に対応する各定滑車は下段の横梁63
、63に沿って横方向(左右方向)に走行できる定滑車
支持体740から垂下した支持フレーム751に支持さ
れている。
【0050】定滑車支持体740は矩形枠状に形成され
ており、少なくとも自動車Aの頂部が上方へ突出するこ
とができる。図7、図8、図9および図10から分かる
ように、各定滑車支持体740は下段の横梁63、63
の間に延び、前後にそれぞれ一対ずつ車輪741を有し
、該車輪741は横梁63上のレール63a上に乗せら
れ、この上を転動することができ、それによって支持体
740が左右方向に走行できる。支持体740の走行は
該支持体上に搭載されたモータ743により伝動装置7
42を介して一つの車輪741を駆動することにより行
われる。なお、図8、図9および図10では定滑車支持
体740の右側部分のみが示してあるが、左側部分も同
様に形成されている。但し左側部分にはモータ743お
よび伝動装置742は設けられていない。
【0051】上段の前後方向の梁64から垂下された定
滑車支持用の各支持フレーム731には図3から図6に
示す支持装置と同構造の支持装置5がそれぞれ設けられ
ている。さらに、各定滑車支持体740から垂下した各
滑車支持フレーム751にも同様の支持装置5がそれぞ
れ設けてある。また、図7および図8から分かるように
、この駐車装置は上段の駐車パレット7を昇降させるた
めの前後のワイヤ81a、81b、前側ワイヤ81aに
対応する左側のワイヤ卷胴81Laおよび右側のワイヤ
卷胴81Ra、後側ワイヤ81bに対応する図示しない
左側のワイヤ卷胴および右側のワイヤ卷胴81Rbを備
えている。さらに、下段の駐車パレット7を昇降させる
ための前後のワイヤ82a、82b、前側ワイヤ82a
に対応する左側のワイヤ卷胴82Laおよび右側のワイ
ヤ卷胴82Ra、後側ワイヤ82bに対応する図示しな
い左側ワイヤ卷胴および右側ワイヤ卷胴82Rbを備え
ている。
【0052】これらワイヤ卷胴は左側のものは左側の柱
62の外側に配置されており、右側のものは右側の柱6
2の外側に配置されている。図8に示すように、上段の
右側の前後のワイヤ卷胴81Ra、81Rbは図示しな
い支持部材に支持された共通の軸831に支持され、伝
動装置841を介してモータ851により正逆運転され
る。また、下段の右側のワイヤ卷胴82Ra、82Rb
も図示しない支持部材に支持された共通の軸832に支
持されており、伝動装置842を介してモータ852に
より正逆運転されるようになっている。
【0053】図面には示していないが、左側の上段の前
後のワイヤ卷胴も同様に共通の軸棒に支持され、伝動装
置を介してモータにより正逆運転される。また、左側の
下段の前後のワイヤ卷胴も同様にモータにより正逆運転
されるように構成されている。上段のワイヤ81aはそ
の一端が左側ワイヤ卷胴81Laに連結され、左側の柱
62に支持された定滑車86Lの上を通り、各パレット
7に対応する各対定滑車721、721の上を通り、且
つ、対動滑車711、711の下を通って右の方へ延び
、右側の柱62に支持された定滑車86Rの上を通って
右側のワイヤ卷胴81Raへ連結されている。
【0054】上段の後側のワイヤ81bも同様に各駐車
パレットに対応する対定滑車の上を通り、且つ、各対動
滑車の下を通るようにして左側の図示しないワイヤ卷胴
から右側のワイヤ卷胴81Rbに渡されている。同様に
下段の前側のワイヤ82aもその一端が左側のワイヤ卷
胴82Laに連結され、左側の柱62に支持された定滑
車87Lの上を通り、各パレット7に対応する対定滑車
721、721の上を通り、且つ、各対動滑車711、
711の下を通って右側の柱62上の定滑車87Rの上
を通り、右側のワイヤ卷胴82Raに連結されている。 同様に下段の後側のワイヤ82bについても左側の図示
しないワイヤ卷胴から各駐車パレット7に対応する後側
の対定滑車の上を通り、且つ、対動滑車の下を通って右
側のワイヤ卷胴82Rbに連結されている。
【0055】以上説明した駐車装置によると、各昇降パ
レット7は、これに自動車Aを出し入れしないときは、
所定の高さ位置まで上昇させてその位置に支持装置5に
よって支持停止させておくことができる。この場合、駐
車パレット7を支持装置5によって支持した状態で各ワ
イヤ卷胴をワイヤを繰り出す方向に若干回転させ、それ
によって各ワイヤを若干緩めて各ワイヤの負担を軽減し
、ワイヤの長寿化を図ることができる。
【0056】ピット61a上のパレット6に自動車を出
し入れするには該パレットの位置がどこであっても直ち
に該パレットに車を出し入れできる。昇降パレット7の
うち下段のパレット7に自動車を出し入れする場合、図
7に示す例では、昇降させようとするパレット7の下に
あるパレット6を中央スペースまで横移動させてパレッ
ト7の下にスペースを作るか、または昇降させようとす
るパレット7に対応する定滑車支持体740をその上の
モータ743の運転により中央スペースまで移動させ、
それよってパレット7もそのスペースへ移動させる。こ
の移動は前後のワイヤ82a、82bを緩めておくこと
により容易に行える。
【0057】そのあと、下段の左右のワイヤ卷胴をワイ
ヤを巻き取る方向に運転し、緩んでいたワイヤ82a、
82bを張り、ここで一端ワイヤ卷胴を停止させ、昇降
させるパレット7に対応する定滑車支持体740上の各
支持装置5による支持を解除させ、そのあと再び各ワイ
ヤ卷胴をワイヤを繰り出す方向に回してワイヤ82a、
82bを左右から緩め、パレット7をピット61aまで
下降させ、そこで自動車を出し入れすることができる。
【0058】所定の自動車出し入れ操作が終わったあと
は、左右のワイヤ卷胴を逆回転させてワイヤ82a、8
2bを該ワイヤ卷胴に巻き取ることにより、下降してい
たパレット7を再び上昇させ、しかるのち支持装置5に
より支持し、そのあとワイヤを少し緩めておけばよい。 上段の駐車パレット7のうち中央のものを昇降させるに
は、上段の左右のワイヤ卷胴をそれぞれワイヤを巻き取
る方向に回して今まで緩めてあったワイヤ81a、81
bを張り、その後一端ワイヤ卷胴を停止させて昇降させ
ようとするパレット7に対応する各支持装置5によるパ
レット支持を解除し、しかるのち再び左右のワイヤ卷胴
をワイヤを繰り出す方向に回してワイヤ81a、81b
を左右から緩めることにより、該パレット7をピット6
1aまで下降させることができる。
【0059】ピット61aへ下降したパレット7に対し
自動車の出し入れ操作が終わると、左右のワイヤ卷胴を
逆回転させ、前後のワイヤ81a、81bをワイヤ卷胴
に巻き取ってパレット7を上昇させ、該パレットが所定
上昇高さ位置に達すると、そこで該パレットに対応する
支持装置5を駆動して該パレットをその位置に支持する
。しかるのち、左右のワイヤ卷胴をワイヤを繰り出す方
向に回してワイヤ81a、81bを若干緩めておく。
【0060】上段のパレット7のうち左側または右側の
パレットを昇降させるには、昇降させようとするパレッ
ト7の下側にあるパレット7およびパレット6を中央の
スペースまで移動させたのち、目的とするパレット7を
昇降させればよい。なお、上段の昇降パレット7を下降
させるとき、該パレットの前後の対動滑車が下段のパレ
ット7に対応する前後のワイヤ82a、82bに触れる
ことになるが、これに対しては、上段のパレット7を下
降させ、その動滑車が下段のワイヤ82a、82bが触
れ始めると、該下段のワイヤも上段のパレット下降を許
すように緩めるようにする。
【0061】この状態は図7および図11に示してある
。すなわち、上段のパレット7が下降してきてその前後
の動滑車711、712が下段のワイヤ82a、82b
に係合するようになっており、該係合開始とともに下段
のワイヤ82a、82bを緩めるように下段のワイヤ卷
胴を回転させる。パレット7への自動車の出し入れ操作
が終わって該パレットを引き上げるときには、下段のワ
イヤ82a、82bがそのままでは緩んだままであるか
ら、上段のパレット7の上昇とともにその緩みを吸収す
るように下段の左右のワイヤ卷胴をワイヤを巻き取る方
向に回転させる。
【0062】なお、このように下段のワイヤ82a、8
2bを緩めたり、巻き取ったりする操作を避けるため、
上段のパレット7に下段のワイヤ82a、82bを下降
上昇に際して外方へよけるような案内手段を設けておい
てもよい。なお、図7および図8に示す駐車装置では、
左右のワイヤ卷胴は上段のパレットおよび下段のパレッ
トに対応させてその横に設けてあるが、これらワイヤ卷
胴およびこれを駆動するモータを柱62の下部に設け、
それによって該ワイヤ卷胴やモータからの騒音が周囲へ
発散することをそれだけ防止することもできる。
【0063】さらに、各段における左側、右側の前後の
ワイヤ卷胴を別々に設けずに一体化し、この一つの卷胴
に図2で示すように前後のワイヤを連結してもよい。本
発明は前記実施例に限定されるものではなく、他にも種
々の態様で実施することができる。例えば、昇降パレッ
ト7を図12および図13に示すようなものに構成して
もよい。すなわち、このパレット70ではその長さLが
図7に示す各パレット7よりも自動車Aが乗ることがで
きる範囲で短く形成されており、したがってそれだけ駐
車装置全体の奥行きを短く形成することができ、それだ
け材料を節約でき、安価に製作することができる利点が
ある。
【0064】また、前記定滑車支持体740において、
前記左右走行用の車輪741を図14および図15に示
すように、スプロケット形の車輪744に置き替えると
ともに、前記横梁63上のレール63aに代えてチェー
ンレール63bを敷設し、車輪744がこのチェーンレ
ール63bに歯合するようにしてもよい。このように構
成することにより、支持体740は滑り無く確実に走行
することができる。
【0065】また、図面には示していないが、上段の駐
車パレット7あるいは下段の駐車パレット7を昇降する
に際し、昇降させるパレット7が隣のパレット7や柱6
2と接触するか接触する恐れがあるときには、それらパ
レット7の少なくとも一方の側面に緩衝部材(例えばウ
レタンゴム)を設けてもよい。また、この場合、該緩衝
部材をパレット7の昇降を案内するように形成してもよ
い。
【0066】また、隣合う昇降パレット7の間あるいは
端の昇降パレットとそれに隣る柱62との間に適当な案
内手段を設けてもよい。この場合、そのような手段とし
て、例えば縦方向に延びる溝形部材とこれに嵌合して上
下に摺動できる突状部材とからなるものを例示できる。 なお、以上説明した実施例は駐車装置であるが、本発明
は自動車の格納に限らず、コンテナ、船体、各種荷物等
の格納にも適用できる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、ワ
イヤにより昇降する昇降パレットを備えた立体格納装置
であって、次の利点を有する装置を提供することができ
る。■  各昇降パレットを吊り下げるワイヤの本数が
少なく済み、それだけワイヤ管理が容易である。■  
昇降パレットが複数備わっている場合でも、各パレット
につきそれぞれワイヤ操作手段を設ける必要はなく、上
下方向の各段の昇降パレット全体につき共通のワイヤ操
作手段を設けることができ、従ってワイヤ操作手段の数
が従来よりも少なく済み、それだけ該手段の管理が容易
であるとともに、全体の構造が簡単になり、製作費も安
価に済む。■  所定高さ位置まで上昇した昇降パレッ
トをその位置に支持する支持手段が備わっているときに
は、該手段でパレットを支持することにより該パレット
を吊り下げているワイヤを緩めることができ、該ワイヤ
の負担を軽減してその寿命を長引かせることができる。 ■  昇降パレットの段数が複数あり、最上段より下段
の各段に定滑車支持体が設けられ、該定滑車支持体に昇
降パレットを所定の上昇高さ位置に支持する支持手段が
設けられているときには、該支持手段により昇降パレッ
トを該定滑車支持体に支持し、その状態でワイヤを緩め
て該定滑車支持体を容易に走行させることができる。■
  パレットを吊り下げるワイヤが複数本あり、そのワ
イヤが左側の一つのワイヤ卷胴および右側の一つのワイ
ヤ卷胴に連結されている場合には、ワイヤ操作手段の構
造がそれだけ簡単となる。■  ワイヤ操作手段のワイ
ヤ卷胴およびこれを駆動するモータ等が装置下部に設け
られているときには、該ワイヤ操作手段の管理が容易で
あり、該手段からの騒音がそれだけ周囲に広がり難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例の全体の斜視図である。
【図3】図2における装置の昇降パレット支持装置と該
パレットとの関係を示す説明図である。
【図4】図3のX部分の拡大正面図である。
【図5】図3のX部分の拡大側面図である。
【図6】支持装置において図4に示す状態から揺動アー
ムを解除した状態を示す正面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例の正面図である。
【図8】図7に示す装置の側面図である。
【図9】定滑車支持体の一部の平面図である。
【図10】定滑車支持体の一部の側面図である。
【図11】上段のパレットの昇降と下段のワイヤとの関
係を示す説明図である。
【図12】昇降パレットの他の例の斜視図である。
【図13】図12に示すパレットの側面図である。
【図14】定滑車支持体の走行手段の他の例の一部の側
面図である。
【図15】図14に示す走行手段の正面図である。
【図16】従来駐車装置例の正面図である。
【図17】図16の装置におけるワイヤ操作装置および
昇降パレットの斜視図である。
【符号の説明】
1  昇降パレット 141、141  対動滑車 142、142  対動滑車 151、151    対定滑車 152、152  対定滑車 161a、162a  左側のワイヤ卷胴161b、1
62b  右側のワイヤ卷胴166、167  ワイヤ 2  固定枠 3  昇降パレット 311、311  対動滑車 312、312  対動滑車 321、321  対定滑車 322、322  対定滑車 35a  左側のワイヤ卷胴 35b  右側のワイヤ卷胴 4  固定枠 5  パレット支持装置 51  揺動アーム 54  遊転ロール 55  係合凹所 56  カム 50  ピン 301  動滑車支持アーム 7  昇降パレット 62  柱 63  横梁 64  前後方向の梁 A  自動車 700  動滑車支持アーム 711、712  動滑車 721  定滑車 731、751  定滑車支持フレーム81La  左
側の上段ワイヤ卷胴 81Ra、81Rb  右側の上段ワイヤ卷胴82La
  左側の下段ワイヤ卷胴 82Ra、82Rb  右側の下段ワイヤ卷胴81a、
81b  上段ワイヤ 82a、82b  下段ワイヤ 740  定滑車支持体 741  車輪 743  モータ 744  スプロケット形状車輪 63b  チェーンレール 70  昇降パレット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  横方向に一つまたは複数並べられ、上
    下方向に1段または複数段に配置された昇降パレット、
    前記各昇降パレットに一対または複数対設けられ、該パ
    レットとともに昇降する対動滑車、前記各対動滑車に対
    し一対ずつ設けられた対定滑車、昇降パレットの前記各
    段に対応させて左右に設けられたパレット昇降用の回転
    駆動される左右ワイヤ卷胴、および前記各左右ワイヤ卷
    胴間に渡され、端部が該卷胴に連結されたワイヤを備え
    、前記昇降パレットの各段に対応する左右ワイヤ卷胴に
    連結された前記ワイヤは、途中の部分が該段中の昇降パ
    レットの対動滑車に対応する前記対定滑車のうち一方の
    定滑車の上から該対動滑車の下を通り、他方の定滑車の
    上を通っていることを特徴とする立体格納装置。
  2. 【請求項2】  前記パレット段数が複数あり、最上段
    よりも下段の各段に、横方向に延びるレールが設けられ
    るとともに、該レールに沿って走行できる車輪付き定滑
    車支持体が該段中の各パレットに対応させて設けられ、
    該パレットの対動滑車に対応する前記対定滑車が該定滑
    車支持体に支持されている請求項1記載の立体格納装置
  3. 【請求項3】  前記各段における前記各パレットに対
    し、該パレットを所定上昇高さ位置に支持する支持手段
    が設けられている請求項1または2に記載の立体格納装
    置。
  4. 【請求項4】  前記各段における前記各パレットに対
    し、該パレットを所定上昇高さ位置に支持する支持手段
    が設けられ、前記定滑車支持体が設けられた段では前記
    支持手段が該定滑車支持体に設けられている請求項2記
    載の立体格納装置。
  5. 【請求項5】  前記支持手段が、所定高さ位置まで上
    昇した前記パレットに係合する位置と、該パレットの上
    昇下降を妨げない退避位置とを選択的にとることができ
    る係合手段を含んでいる請求項3または4記載の立体格
    納装置。
  6. 【請求項6】  前記各パレットが前記対動滑車を前後
    に有し、それぞれの対動滑車に対応させて前記対定滑車
    が設けられており、前記各左右ワイヤ卷胴に連結された
    前記ワイヤは該卷胴に対応する前記段中のパレットにお
    ける前側の対動滑車に対応するワイヤと後側の対動滑車
    に対応するワイヤである請求項1から5のいずれかに記
    載の立体格納装置。
  7. 【請求項7】  前記各左右ワイヤ卷胴の左卷胴および
    右卷胴のそれぞれが前記前後のワイヤに対し共通に一つ
    設けられ、該前後のワイヤがワイヤ案内手段を介して該
    卷胴へ導かれている請求項6記載の立体格納装置。
  8. 【請求項8】  前記各ワイヤ卷胴が立体格納装置下部
    に設けられている請求項1から7のいずれかに記載の立
    体格納装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10280052B2 (en) * 2016-06-21 2019-05-07 Shih-Tsai Chiu Vehicle parking apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025868A (ja) * 1988-02-24 1990-01-10 Smithkline Beckman Corp Hiv結合タンパク質の発現

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