JPH04248845A - プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法 - Google Patents

プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法

Info

Publication number
JPH04248845A
JPH04248845A JP3001023A JP102391A JPH04248845A JP H04248845 A JPH04248845 A JP H04248845A JP 3001023 A JP3001023 A JP 3001023A JP 102391 A JP102391 A JP 102391A JP H04248845 A JPH04248845 A JP H04248845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primer composition
coating
weight
copolymer
coating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3001023A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Tokita
時 田   卓
Tadao Saito
斉 藤 忠 雄
Hajime Inagaki
稲 垣   始
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP3001023A priority Critical patent/JPH04248845A/ja
Publication of JPH04248845A publication Critical patent/JPH04248845A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプライマー組成物および
それを用いる塗装方法に関し、特に各種の成形品に下塗
りして成形品の表面への塗料の付着性を向上させること
ができるプライマー組成物、および被塗装物の表面をト
リクレン、1,1,1−トリクロルエタン等の塩素系有
機溶媒による蒸気洗浄処理をしなくても、該プライマー
組成物を用いて、良好な塗装を行なうことができる塗装
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ンの成形品の表面に塗装を施したり、他の樹脂層を形設
したりして、その付加価値を高めることが行われている
。しかし、一般にポリオレフィンは、極性に乏しく、一
般の塗料や他の樹脂との付着性が悪い。
【0003】そのため、従来は予め成形品の表面を、ク
ロム酸、火炎、コロナ放電、プラスマ、溶剤等で処理し
て該表面の極性を高めることにより、塗料の付着性を改
善することが試みられてきた。しかし、これらの処理に
おいては、複雑な処理を要したり、腐食性の薬品を使用
するため危険を伴ったりする難点がある。また、安定し
た付着性を得るためには、厳しい工程管理が必要である
という欠点がある。
【0004】そこで、これらの欠点を改良する有効な手
段として、成形品等の表面をプライマーで処理して塗料
の付着性を改善することが行なわれている。そのプライ
マーとして各種の組成物が提案されている(特公昭59
−42693号公報、特公昭61−11250号公報、
特公昭62−21027号公報、特願昭63−2644
46号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記組成物を
含めて従来のプライマーは、いずれも前処理として表面
を1,1,1−トリクロルエタン、トリクレン等の塩素
系有機溶媒で蒸気洗浄されていない成形品の表面に塗布
しても付着性が発揮されないという欠点を有している。 ところで、近年、環境保護のために、1,1,1−トリ
クロルエタン、トリクレン等の塩素系有機溶媒の使用は
規制されつつある。そのため、成形品を1,1,1−ト
リクロルエタン、トリクレン等の塩素系有機溶媒で処理
しなくても、成形品に塗布して良好な付着性を付与する
ことができるプライマーの開発が望まれている。
【0006】そこで本発明の目的は、樹脂成形品を1,
1,1−トリクロルエタン、トリクレン等の塩素系有機
溶媒で蒸気洗浄しなくても、該樹脂成形品に塗布して良
好な付着性を付与することができるプライマー組成物お
よびそれを用いる塗装方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、スチレン・共役ジエンブロック共重合体
またはその水素添加物に、水素基を有するα,β−不飽
和ビニル単量体を0.1〜25重量%含むようにグラフ
ト共重合させてなる変性共重合体(I) と、塩素含有
量10〜50重量%の塩素化α−オレフィン系重合体(
II)とを、有機溶媒に溶解させてなるプライマー組成
物を提供するものである。
【0008】前記水酸基を有するα,β−不飽和ビニル
単量体が、1価の(メタ)アクリル酸エステルおよび多
価アルコールのモノ(メタ)アクリル酸エステルから選
ばれる少なくとも1種であると、好ましい。
【0009】また、本発明は、前記プライマー組成物を
用いる塗装方法であって、被塗装物の表面を有機溶媒を
用いて蒸気洗浄せずに、該表面に前記プライマー組成物
の塗膜を形成した後、塗装を行なうことを特徴とする塗
装方法を提供するものである。
【0010】以下、本発明のプライマー組成物およびそ
れを用いる塗装方法について、詳細に説明する。
【0011】本発明のプライマー組成物の第1の成分で
ある変性共重合体(I) は、スチレン・共役ジエンブ
ロック共重合体またはその水素添加物に水素基を有する
α,β−不飽和ビニル単量体をグラフト共重合させてな
るものである。
【0012】この変性共重合体(I) の主要構成成分
であるスチレン・共役ジエンブロック共重合体は、分子
中に、1個以上のスチレンに由来する繰返し構造単位で
あるスチレン重合体ブロック(S)と、1固以上の共役
ジエンに由来する繰返し構造単位である共役ジエン重合
体ブロック(D)とを有する共重合体であり、例えば、
下記式:
【化1】 (ここで、nは1以上の整数である) で表わされる構造を有するものである。
【0013】スチレン・共役ジエンブロック共重合体を
構成する共役ジエンとしては、例えば、イソプレン、ブ
タジエン等が挙げられる。これらの共役ジエンは、スチ
レン・共役ジエンブロック共重合体中に1種単独でも2
種以上が含まれていてもよい。
【0014】このスチレン・共役ジエンブロック共重合
体は、例えば、米国特許第3,265,765号明細書
、特開昭61−192743号公報等に記載されている
方法によって製造されるものなどが挙げられる。このス
チレン・共役ジエンブロック共重合体の中でも、共役ジ
エンがイソブレンであるスチレン・イソプレンブロック
共重合体の具体例として、カリフレックス1101や1
102(いずれもシェル化学社製)として市販されてい
るものなどが挙げられる。また、共役ジエンがブタジエ
ンであるスチレン・ブタジエンブロック共重合体の具体
例として、クレイトン1101や1102(いずれもシ
ェル化学社製)として市販されているものなどが挙げら
れる。
【0015】また、このスチレン・共役ジエンブロック
共重合体の水素添加物は、例えば、特公昭43−663
6号公報、特公昭45−20504号公報、特公昭48
−3555号公報等に記載されている方法によって製造
されているものなどが挙げられる。このスチレン・共役
ジエンブロック共重合体の水素添加物の中でも、共役ジ
エンがブタジエンであるものの具体例として、クレイト
ンG−1652(シェル化学社製)として市販されてい
るものなどが挙げられる。
【0016】これらのスチレン・共役ジエンブロック共
重合体またはその水素添加物は、本発明のプライマー組
成物の塗膜の剥離強度および固形分濃度の点から、テト
ラヒドロフランを溶媒として、40℃でゲルパーミエー
ション・クロマトグラフィーによって測定される数平均
分子量が1×104 〜18×104 であるものが好
ましく、特に1.5×104 〜12×104 である
ものが好ましい。また、スチレン含有量は、本発明のプ
ライマー組成物の塗膜の付着性、剥離強度、低温特性、
べたつき性等の点から、10〜60重量%であることが
好ましく、特に12〜55重量%であることが好ましい
【0017】本発明において、変性共重合体(I) を
得るために、前記のスチレン・共役ジエンブロック共重
合体またはその水素添加物に、グラフト共重合される水
素基を有するα,β−不飽和ビニル単量体(以下、単に
「ビニル単量体」という)としては、例えば、ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシ(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(
メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート等の1価のアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステル;グリセリンモノ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパンモノ(メタ)アクリレー
ト、テトラエチロールエタンモノ(メタ)アクリレート
、ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート等の多価アル
コールのモノ(メタ)アクリル酸エステル;10−ウン
デセン−1−オール、1−オクテン−3−オール、2−
メタノールノルボルネン、ヒドロキシスチレン、ヒドロ
キシエチルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエ
ーテル、N−メチロールアクリルアミド、2−(メタ)
アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、グリ
セリンモノアリルエーテル、アリルアルコール、アリロ
キシエタノールなどが挙げられる。これらは1種単独で
も2種以上を組合せても用いられる。これらのビニル単
量体の中でも、特に、1価のアルコールの(メタ)アク
リル酸エステル、および多価アルコールのモノ(メタ)
アクリル酸エステルが好ましく、特に、2−ヒドロキシ
プロピルアクリレートが好ましい。
【0018】本発明において、成形品に塗布して、塗料
の付着性が高い塗膜を得ることができるプライマー組成
物が得られる点で、このビニル単量体は、変性共重合体
(I) 中の含有量が0.1〜25重量%、好ましくは
1〜10重量%となるように、スチレン・共役ジエンブ
ロック共重合体にグラフト共重合される。
【0019】本発明で用いられる変性共重合体(I) 
の製造は、種々の公知の方法にしたがって行なうことが
できる。例えば、ラジカル重合開始剤の存在下、不活性
溶媒の存在下もしくは不存在下に、前記スチレン・共役
ジエンブロック共重合体に前記ビニル単量体をグラフト
共重合させることによって行なうことができる。
【0020】不活性溶媒の存在下にグラフト共重合する
方法としては、例えば、不活性溶媒にスチレン・共役ジ
エンブロック共重合体を溶解して溶液を調製し、これに
ビニル単量体およびラジカル重合開始剤を添加して攪拌
しながら加熱して反応させる方法などが挙げられる。
【0021】このとき、ラジカル重合開始剤/ビニル単
量体の使用割合は、通常、モル比で1/100〜3/5
、好ましくは1/20〜1/2の範囲である。
【0022】反応温度は、50℃以上、特に80〜20
0℃の範囲が好適であり、反応時間は2〜10時間程度
である。
【0023】反応方式は、回分式、連続式のいずれでも
よいが、グラフト共重合を均一に行なうためには回分式
が好ましい。
【0024】また、グラフト共重合を不活性溶媒の不存
在下に行なう方法としては、例えば、スチレン・共役ジ
エンブロック共重合体の軟化点以上の温度で加熱溶融し
、ビニル単量体およびラジカル重合開始剤を添加して、
溶融状態で強攪拌しながら反応させる方法;スチレン・
共役ジエンブロック共重合体、ビニル単量体およびラジ
カル重合開始剤を予め混合しておき、混合物を押出機に
て加熱溶融して押出しながらグラフト共重合させる方法
などが挙げられる。これらの不活性溶媒の不存在下に行
なう方法において、ビニル単量体およびラジカル重合開
始剤の使用量、ならびに両者の使用割合は、前記の不活
性溶媒の存在下に行なう方法と同様である。
【0025】上記グラフト共重合に用いられるラジカル
重合開始剤としては、例えば、ベンゾイルペルオキシド
、ジクロルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキ
シド、ジ−t−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(ペルオキシベンゾエート)ヘキシン−3
、1,4−ビス(t−ブチルペルオキシイソプロピル)
ベンゼン、ラウロイルペルオキシド、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)−ヘキシン−3
、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキ
シ)−ヘキサン等の有機ペルオキシド;t−ブチルペル
アセテート、t−ブチルペルベンゾエート、t−ブチル
ペルフェニルアセテート、t−ブチルペルイソブチレー
ト、t−ブチルペル−sec−オクトエート、t−ブチ
ルペルピバレート、クミルペルピバレート、t−ブチル
ペルジエチルアセテート等の有機ペルエステル;アゾビ
スイソブチロニトリル、ジメチルアゾイソブチロニトリ
ル等のアゾ化合物等が挙げられる。これらのうちでは、
有機ペルオキシドおよび有機ペルエステルが好ましく、
特に、ジクミルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキ
シド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペル
オキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ビチルペルオキシ)ヘキサン、1,4−ビス(t
−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン等のジアル
キルペルオキシドが好ましい。
【0026】不活性溶媒を用いる場合、その不活性溶媒
の具体例としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族系炭化水素;ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デ
カン等の脂肪族系炭化水素;トリクロルエチレン、パー
クロルエチレン、ジクロルエチレン、クロルベンゼン等
のハロゲン化炭化水素などが挙げられ、これらの中でも
、芳香族系炭化水素が好ましく、特にアルキル基置換芳
香族系炭化水素が好ましい。
【0027】本発明のプライマー組成物のもう1つの構
成成分である塩素化α−オレフィン系重合体(II)は
、α−オレフィン系重合体を塩素化してなるものである
。このα−オレフィン系重合体は、α−オレフィンの単
独重合体、2種または3種以上のα−オレフィンの共重
合体もしくはα−オレフィンと該α−オレフィンと共重
合可能な他の化合物との共重合体などが挙げられる。α
−オレフィンの具体例としては、エチレン、プロピレン
、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−オクテン等が挙げられる。また
、α−オレフィンと共重合可能な化合物としては、例え
ば、スチレン、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル
、酢酸ビニル等が挙げられる。このα−オレフィン系重
合体の具体例として、ポリプロピレン、ポリブテン、プ
ロピレン/エチレン共重合体、プロピレン/ブテン共重
合体、エチレン/ブテン共重合体等が挙げられ、この中
でも、ポリプロピレン、プロピレン/ブテン共重合体が
好ましい。
【0028】塩素化α−オレフィン系重合体(II)は
、これらのα−オレフィン系重合体を塩素化してなるも
のであり、その塩素含有量は、通常、10〜50重量%
程度であり、好ましくは20〜40重量%程度である。
【0029】この塩素化α−オレフィン系重合体(II
)の製造は、前記α−オレフィン系重合体を適当な溶媒
に溶解または分散させた状態で、所定の塩素含有量に達
するまで塩素ガスを導入して反応させることにより行な
うことができる。この反応は、通常、50〜120℃程
度で、約0.5〜5時間で行なうのが一般的である。ま
た、この反応を効率的に進行させるために、紫外線や可
視光線を照射したり、あるいはラジカル発生剤を使用し
てもよい。
【0030】用いられる溶媒としては、例えば、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカン、テトラド
デカン等の脂肪族炭化水素;メチルシクロペンタン、シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサン、シクロオクタン
、シクロドデカン等の脂環式炭化水素;ベンゼン、トル
エン、キシレン、エチルベンゼン、クメン、エチルトル
エン、トリメチルベンゼン、ジイソプロピルベンゼン等
の芳香族炭化水素;クロロベンゼン、プロモベンゼン、
0−ジクロロベンゼン、四塩化炭素、四臭化炭素、クロ
ロホルム、プロモホルム、トリクロロエタン、トリクロ
ロエチレン、テトラクロロエチレン等のハロゲン化炭化
水素などが挙げられる。これらは1種単独でも2種以上
を組合せても用いられる。
【0031】本発明のプライマー組成物における前記変
性共重合体(I) /塩素化α−オレフィン系重合体(
II)の配合割合は、用途によって適宜選択されるが、
通常、95/5〜10/90の割合が好ましい。特に、
プライマーとして使用する場合には、トリクロロエタン
等の有機洗浄剤で洗浄処理を施さずに成形品に本発明の
プライマー組成物を塗布して塗料との付着性が高い塗膜
を得ることができる点で、90/10〜10/90の割
合が好ましい。
【0032】本発明のプライマー組成物は、前記変性共
重合体(II)と、塩素化α−オレフィンとを、有機溶
媒に溶解してなるものである。
【0033】用いられる有機溶媒としては、例えば、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカン、テト
ラドデカン等の脂肪族炭化水素;メチルシクロペンタン
、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、シクロオク
タン、シクロドデカン等の脂環式炭化水素;ベンゼン、
トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメン、エチル
トルエン、トリメチルベンゼン、ジイソプロピルベンゼ
ン等の芳香族炭化水素などが挙げられる。これらは1種
単独でも2種以上を組合せても用いられる。これらの中
でも、芳香族系炭化水素である点が好ましい。
【0034】本発明のプライマー組成物において、この
有機溶媒の配合割合は、通常、前記変性共重合体(I)
 と塩素化α−オレフィン系重合体(II)の合計70
〜5重量部に対して、有機溶媒が30〜95重量部とな
る割合が好ましい。
【0035】さらに、本発明のプライマー組成物は、必
要に応じて顔料;酸化防止剤、耐候安定剤、耐熱防止剤
等の各種安定剤;カーボンブラック、フェライト等の導
電性付与剤などを含有していてもよい。
【0036】用いられる顔料としては、例えば、酸化チ
タン、亜鉛華、鉛白、鉛丹、亜酸化銅、べんがら、湿式
合成酸化鉄、鉄黒、カドミウムイエロー等のカドミウム
系顔料、モリブデンレッド、銀朱、黄鉛、ジンクロメー
ト、酸化クロム、群青、紺青、カーボンブラック、沈降
性硫酸バリウム、バライト粉、普通軽質炭酸カルシウム
、極微細炭酸カルシウム、アルミナホワイト、ホワイト
カーボン等が挙げられる。これらは1種単独でも2種以
上を用いてもよい。
【0037】また、本発明は、前記プライマー組成物を
用いる塗装方法であって、被塗装物の表面を塩素系有機
溶媒を用いて蒸気洗浄せずに、該表面に前記プライマー
組成物の塗膜を形成した後、塗装を行なうことを特徴と
する塗装方法をも提供するものである。
【0038】この本発明のプライマー組成物を用いて行
なう塗装方法は、オレフィン系重合体もしくは共重合体
やその他の重合体からなる成形品の表面への塗料の付着
性を改善するために有効である。特に、本発明の塗装方
法は、例えば、高圧法ポリエチレン、中低圧法ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチル−1−ペンテ
ン、ポリ1−ブテン等のオレフィン重合体;エチレン・
プロピレン共重合体、エチレン・ブテン共重合体、プロ
ピレン・ブテン共重合体等のオレフィン系共重合体、あ
るいはポリスチレンなどからなる成形品に好適に用いる
ことができる。
【0039】さらに、本発明のプライマー組成物を用い
る塗装方法は、上記のオレフィン系重合体やその共重合
体以外にも、ポリプロピレンと合成ゴムとからなる成形
品、ポリアミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリブ
チレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂等か
らなる成形品、例えば、自動車用バンパー等の成形品、
さらには、鋼板や電着処理用鋼板等の表面処理にも適用
することができる。また、ポリウレテン樹脂、脂肪酸変
性ポリエステル樹脂、オイルフリーポリエステル樹脂、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂等を主成分とする塗料、プ
ライマー、接着剤等を塗布した表面に本発明のプライマ
ー組成物を下塗りし、その表面への塗料等の付着性を改
善すると共に、鮮映性、低温衝撃性等にも優れる塗膜を
形成するためにも用いられる。
【0040】また、本発明の塗装方法が適用される成形
品は、上記の各種重合体あるいは樹脂が、射出成形、圧
縮成形、中空成形、押出成形、回転成形等の公知の成形
法のいずれの方法によって成形されたものであってもよ
い。
【0041】本発明のプライマー組成物は、これを適用
する成形品が、タルク、亜鉛華、ガラス繊維、チタン白
、硫酸マグネシウム等の無機充填剤、顔料等が配合され
ている場合にも、特に塗膜の付着性の良いプライマー塗
膜を形成することができる。
【0042】また、本発明のプライマー組成物を塗布す
る成形品は、上記以外に、種々の安定剤、紫外線吸収剤
、塩酸吸収剤等を含有していてもよい。
【0043】好ましく用いられる安定剤としては、例え
ば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、
テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシヒドロシンナメート)]メタン、メタオクタ
デシル−3−(4´−ヒドキシ−3,5−ジ−t−ブチ
ルフェニル)プロピオネート、2,2´−メチレンビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4´
−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、4,4´−チオビス(3−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、2,2−チオビス(4−メチル−6
−t−ブチルフェノール)、1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン、1,3,5−トリス(2
−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノール
)ブタン等のフェノール系安定剤;ジラウリルチオジプ
ロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート等の
イオウ系安定剤;トリデシルホスファイト、トリノニル
フェニルホスファイト等のリン系安定剤などを挙げるこ
とができる。
【0044】また、用いられる紫外線吸収剤としては、
例えば、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノ
ン、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェ
ニルアクリレート、パラオクチルフェニルサリチレート
等が挙げられる。
【0045】塩酸吸収剤としては、例えば、ステアリン
酸カルシウム等が挙げられる。
【0046】本発明のプライマー組成物を成形品の表面
に適用する方法としては、噴霧塗布が好適であり、例え
ば、スプレーガンにて成形品の表面に吹き付けられる。 成形品への塗布は常温で行なえば良く、塗布した後、自
然乾燥や加熱強制乾燥等、適宜の方法によって乾燥され
、塗膜を形成するこができる。
【0047】以上のように、成形品の表面に本発明のプ
ライマー組成物を塗布し、乾燥させた後、該成形品の表
面には、静電塗装、吹き付け塗装、刷毛塗り等の方法に
よって、塗料を塗布することができる。塗料の塗布は、
下塗りした後、上塗りする方法で行なってもよい。塗料
を塗布した後、ニクロム線、赤外線、高周波等によって
加熱する通常の方法に従って塗膜を硬化させて、所望の
塗膜を表面に有する成形品を得ることができる。塗膜を
硬化させる方法は、成形品の材質、形状、使用する塗料
の性状等によって適宜選ばれる。
【0048】また、本発明のプライマー組成物は、付着
性、剥離強度および耐水性に優れる特徴を生かして、上
記の成形品のプライマーとしての用途以外にも、広範囲
の用途に適用可能なものであり、例えば、接着剤や塗料
のための添加剤等の用途にも適用可能であることはもち
ろんである。
【0049】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を挙げ、
本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に
より何ら限定されるものではない。また、以下において
、塗膜の物性は下記の方法に従って評価した。
【0050】碁盤目試験 JIS  K5400に記載されている碁盤目試験の方
法に準じて、碁盤目を付けた試験片を作成し、セロテー
プ(ニチバン(株式会社)製、商品名)を試験片の碁盤
目上に張り付けた後、これを速やかに90°の方向に引
っ張って剥離させ、碁盤目100の内で剥離されなかっ
た碁盤目の数を数え、付着性の指標とした。
【0051】剥離強度 基材上に塗膜を調製し、1cm幅にカッター刃で基材に
刃が到達するまで切れ目を入れ、端部を剥離させた後、
その剥離した塗膜の端部を50mm/分の速度で180
°の方向に塗膜が剥離するまで引っ張って剥離強度を測
定した。
【0052】耐水性 試験片を40℃の水中に240時間浸漬させた後、碁盤
目試験に供し、付着性を評価する。
【0053】(実施例1) 変性共重合体の製造 撹拌装置を備えた容量1.5lの加圧反応容器に、スチ
レン・イソプレンブロック共重合体(シェル化学社製、
カリフレックス1117)250重量部およびトルエン
500重量部を仕込み、撹拌しながら加熱して160℃
まで昇温した。2−ヒドロキシプロピルアクリレート2
5重量部およびジ−t−ブチルパーオキシド6.5重量
部を、それぞれ5時間かけて滴下した。滴下終了後、温
度を160℃に保って撹拌しながら2時間反応させた。 反応終了後、反応混合物に大過剰のアセトンを加えてポ
リマーを析出、濾別し、アセトンで繰返し洗浄した後、
減圧乾燥して変性共重合体を得た。
【0054】得られた変性共重合体の2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレートの含有量(グラフト量)を測定した
ところ、3.8重量%であった。
【0055】プライマー組成物の製造 上記に得られた変性共重合体を、濃度15重量%になる
ようにトルエンに溶解させた。
【0056】得られた変性共重合体のトルエン溶液と、
塩素化ポリプロピレンのトルエン溶液(東洋化成株式会
社製、ハードレン13LLB、濃度:15重量%)とを
重量比で7:3となるように混合し、撹拌して組成物溶
液を得た。塗装
【0057】得られた組成物溶液を、イソプロピルアル
コールで洗浄したポリプロピレン(X440,三井石油
化学工業株式会社製)製角板に、塗布量が200g/m
2 となるように噴霧塗布した。次に、この角板をエア
オーブン中で100℃で30分間加熱乾燥させた後、ウ
レタン系塗料(日本ビーケミカル株式会社製、R−27
1)を乾燥膜厚60μmになるように塗布した。室温で
10分間放置した後、100℃のエアオーブン中で30
分間焼付を行ない、塗膜試料を得た。
【0058】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表1に
示す。
【0059】(実施例2) 塩素化プロピレン・ブテン共重合体の製造プロピレン・
ブテン共重合体(極限粘度[η]:2.0dl/g、プ
ロピレン/ブテンのモル比:70/30)を、クロロベ
ンゼン中110℃で完全に溶解させ、温度を保持し光を
完全に遮断して塩素ガスを導入し、2時間30分間塩素
化反応させた。得られた反応混合物に大過剰のメタノー
ルを加え、ポリマーを析出、濾別し、メタノールで繰返
し洗浄した後、減圧乾燥して塩素化プロピレン・ブテン
共重合体を得た。
【0060】得られた塩素化プロピレン・ブテン共重合
体の塩素含有量を測定したところ、20重量%であった
【0061】この塩素化プロピレン・ブテン共重合体を
、濃度15重量%になるようにトルエンに溶解させた。
【0062】得られた塩素化プロピレン・ブテン共重合
体のトルエン溶液と、実施例1で製造した変性共重合体
のトルエン溶液とを、重量比で3:7となるように混合
し、撹拌して組成物溶液を得た。
【0063】得られた組成物溶液を用いて、実施例1と
同様にして、塗膜試料を得た。
【0064】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表1に
示す。
【0065】(実施例3)実施例1で使用したものと同
じスチレン・共役ジエンブロック共重合体3kg、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート120g、および2,
5−ジメチル−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン4
.8gを、ヘンシェルミキサーで予め混合した後、2軸
押出機(池貝鉄工所製、PCM−45)に供給して、加
熱温度250℃、回転数260rpm で溶融、混練し
ながら押出して反応させ、変性共重合体を得た。
【0066】得られた変性共重合体の2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレートの含有量(グラフト量)を測定した
ところ、3.1重量%であった。
【0067】得られた変性共重合体を、濃度15重量%
になるようにトルエンに溶解させた。
【0068】得られた変性共重合体のトルエン溶液と、
実施例1で使用したものと同じ塩素化ポリプロピレンの
トルエン溶液とを、重量比で6:4となるように混合し
、撹拌して組成物溶液を得た。
【0069】得られた組成物溶液を用いて、実施例1と
同様にして、塗膜試料を得た。
【0070】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表1に
示す。
【0071】(比較例1)実施例1で製造した変性共重
合体のトルエン溶液を用いて、実施例1と同様にして塗
装を行ない、塗膜試料を作成した。
【0072】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。結果を表1に示す
【0073】(比較例2)トリクロロエタン蒸気で洗浄
したポリプロピレン(X440,三井石油化学工業株式
会社製)製角板に、塗布量が200g/m2 となるよ
うに噴霧塗布した。次に、この角板を実施例1と同様に
して処理して塗膜試料を得た。
【0074】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表1に
示す。
【0075】(比較例3)実施例2で製造した塩素化プ
ロピレン・ブテン共重合体を用いて、実施例1と同様に
して塗装を行ない、塗膜試料を得た。
【0076】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表1に
示す。
【0077】 剥離強度:g/cm 碁盤目試験:碁盤目100個当りの剥離されなかった碁
盤目の数 (実施例4)
【0078】変性共重合体の製造 撹拌装置を備えた容量1.5lの加圧反応容器に、スチ
レン・ブタジエンブロック共重合体の水素添加物(シェ
ル化学社製、クレイトンG−1652、数平均分子量:
8.8×104 、スチレン含有量:31重量%)25
0重量部およびトルエン500重量部を仕込み、撹拌し
ながら加熱して160℃まで昇温した。2−ヒドロキシ
プロピルアクリレート25重量部およびジ−t−ブチル
パーオキシド6.5重量部を、それぞれ5時間かけて滴
下した。滴下終了後、温度を160℃に保って撹拌しな
がら2時間反応させた。反応終了後、反応混合物に大過
剰のアセトンを加えてポリマーを析出、濾別し、アセト
ンで繰返し洗浄した後、減圧乾燥して変性共重合体を得
た。
【0079】得られた変性共重合体の2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレートの含有量(グラフト量)を測定した
ところ、3.4重量%であった。
【0080】上記に得られた変性共重合体を用いて、実
施例1と同様にして組成物溶液を調製し、さらに塗装を
行ない、塗膜試料を得た。
【0081】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表2に
示す。
【0082】(実施例5)実施例2で得られた塩素化プ
ロピレン・ブテン共重合体のトルエン溶液と、実施例4
で製造した変性共重合体のトルエン溶液とを、重量比で
3:7となるように混合し、撹拌して組成物溶液を得た
【0083】得られた組成物溶液を用いて、実施例1と
同様にして、塗膜試料を得た。
【0084】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表2に
示す。
【0085】(実施例6)実施例4で使用したものと同
じスチレン・ブタジエンブロック共重合体3kg、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート120g、および2,
5−ジメチル−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン4
.8gを、ヘンシェルミキサーで予め混合した後、2軸
押出機(池貝鉄工所製、PCM−45)に供給して、加
熱温度250℃、回転数260rpm で溶融、混練し
ながら押出して反応させ、変性共重合体を得た。
【0086】得られた変性共重合体の2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレートの含有量(グラフト量)を測定した
ところ、2.9重量%であった。
【0087】得られた変性共重合体を、濃度15重量%
になるようにトルエンに溶解させた。
【0088】得られた変性共重合体のトルエン溶液と、
実施例1で使用したものと同じ塩素化ポリプロピレンの
トルエン溶液とを、重量比で6:4となるように混合し
、撹拌して組成物溶液を得た。
【0089】得られた組成物溶液を用いて、実施例1と
同様にして、塗膜試料を得た。
【0090】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表1に
示す。
【0091】(比較例4)実施例4で製造した変性共重
合体のトルエン溶液を用いて、実施例1と同様にして塗
装を行ない、塗膜試料を作成した。
【0092】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。  結果を表2に
示す。
【0093】(比較例2)トリクロロエタン蒸気で洗浄
したポリプロピレン(X440,三井石油化学工業株式
会社製)製角板に、塗布量が200g/m2 となるよ
うに噴霧塗布した。次に、この角板を実施例1と同様に
して処理して塗膜試料を得た。
【0094】得られた塗膜試料を碁盤目試験、剥離強度
の測定および耐水性の評価に供した。結果を表2に示す
。 剥離強度:g/cm 碁盤目試験:碁盤目100個当りの剥離されなかった碁
盤目の数
【0095】
【発明の効果】本発明のプライマー組成物は、樹脂成形
品、例えば、ポリプロピレン等のα−オレフィン共重合
体、合成ゴム、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、ポ
リウレタン樹脂等、あるいはこれらの複合樹脂等の各種
の樹脂からなる成形品との付着性に優れるため、これら
の成形品の表面に塗布して十分な剥離強度および密着性
を有する塗膜を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スチレン・共役ジエンブロック共重合体ま
    たはその水素添加物に、水酸基を有するα,β−不飽和
    ビニル単量体を0.1〜25重量%含むようにグラフト
    共重合させてなる変性共重合体(I) と塩素含有量1
    0〜50重量%の塩素化α−オレフィン系重合体(II
    )とを、有機溶媒に溶解させてなるプライマー組成物。
  2. 【請求項2】前記水酸基を有するα.β−不飽和ビニル
    単量体が、1価の(メタ)アクリル酸エステルおよび多
    価アルコールのモノ(メタ)アクリル酸エステルから選
    ばれる少なくとも1種である請求項1に記載のプライマ
    ー組成物。
  3. 【請求項3】前記請求項1または2に記載のプライマー
    組成物を用いる塗装方法であって、被塗装物の表面を塩
    素系有機溶媒を用いて蒸気洗浄せずに、該表面に前記プ
    ライマー組成物の塗膜を形成した後、塗装を行なうこと
    を特徴とする塗装方法。
JP3001023A 1991-01-09 1991-01-09 プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法 Pending JPH04248845A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3001023A JPH04248845A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3001023A JPH04248845A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04248845A true JPH04248845A (ja) 1992-09-04

Family

ID=11489973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3001023A Pending JPH04248845A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04248845A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736247A (en) * 1992-10-30 1998-04-07 Toyoda Gosei Co., Ltd. Coated molded articles of olefin resin
JP2002212349A (ja) * 2001-01-17 2002-07-31 Mitsui Chemicals Inc 射出成形用軟質樹脂組成物およびその用途
JP2002284941A (ja) * 2001-01-17 2002-10-03 Mitsui Chemicals Inc 射出成形用軟質樹脂組成物およびその用途
JP2009197041A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Sekisui Chem Co Ltd 表示装置組み立て用粘着テープ及びこれを用いた表示モジュールユニット
JP2016538370A (ja) * 2013-11-08 2016-12-08 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 下塗り剤不要塗料組成物、その製造方法、及びそれを含む物品
JP2019167390A (ja) * 2018-03-21 2019-10-03 関西ペイント株式会社 塗料組成物

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736247A (en) * 1992-10-30 1998-04-07 Toyoda Gosei Co., Ltd. Coated molded articles of olefin resin
JP2002212349A (ja) * 2001-01-17 2002-07-31 Mitsui Chemicals Inc 射出成形用軟質樹脂組成物およびその用途
JP2002284941A (ja) * 2001-01-17 2002-10-03 Mitsui Chemicals Inc 射出成形用軟質樹脂組成物およびその用途
JP2009197041A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Sekisui Chem Co Ltd 表示装置組み立て用粘着テープ及びこれを用いた表示モジュールユニット
JP2016538370A (ja) * 2013-11-08 2016-12-08 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 下塗り剤不要塗料組成物、その製造方法、及びそれを含む物品
US11485831B2 (en) 2013-11-08 2022-11-01 Dow Global Technologies Llc Primerless paint composition, methods of manufacture thereof and articles comprising the same
JP2019167390A (ja) * 2018-03-21 2019-10-03 関西ペイント株式会社 塗料組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6221027B2 (ja)
JPS6099138A (ja) ポリオレフイン成形品の塗装用下塗剤
JPH04248845A (ja) プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法
JP2005126483A (ja) (メタ)アクリル変性ポリオレフィン系樹脂、その製法及び組成物
JPS5845235A (ja) 表面処理剤
JPH04218549A (ja) 水分散体
JP2984331B2 (ja) 水分散体
JP2984334B2 (ja) 水分散体
JP3014727B2 (ja) 水分散体
JPH04363372A (ja) プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法
JPH04218548A (ja) 水分散体
JP2970934B2 (ja) 変性スチレン・オレフィンブロック共重合体の製造方法
JP3328442B2 (ja) プライマー組成物およびその製造方法
JPH05112751A (ja) プライマー組成物
JPH0525405A (ja) プライマー組成物
JP2988694B2 (ja) 水性分散体
JP2984335B2 (ja) 水分散体
JPS58118809A (ja) プロピレン系樹脂用プライマ−の製造方法
JP2950336B2 (ja) 水性分散体
JPH05112750A (ja) プライマー組成物
JPH1121501A (ja) プライマー組成物およびそれを用いる塗装方法
JPH05222320A (ja) プライマー組成物
JP2670581B2 (ja) プライマー組成物
JP2988695B2 (ja) 水分散体
JPH0489832A (ja) 水分散体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010109