JPH0424764B2 - - Google Patents

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JPH0424764B2
JPH0424764B2 JP56189330A JP18933081A JPH0424764B2 JP H0424764 B2 JPH0424764 B2 JP H0424764B2 JP 56189330 A JP56189330 A JP 56189330A JP 18933081 A JP18933081 A JP 18933081A JP H0424764 B2 JPH0424764 B2 JP H0424764B2
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magnetic
recording medium
plane
ferrite
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JP56189330A
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JPS5891517A (ja
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Hideo Fujiwara
Moichi Ootomo
Kiminari Shinagawa
Takayuki Kumasaka
Takeo Yamashita
Sanehiro Kudo
Teizo Tamura
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Priority to DE3244160A priority patent/DE3244160C2/de
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Publication of JPH0424764B2 publication Critical patent/JPH0424764B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
    • G11B5/193Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features the pole pieces being ferrite or other magnetic particles
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/133Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores composed of particles, e.g. with dust cores, with ferrite cores with cores composed of isolated magnetic particles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はMn−Znフエライト単結晶を磁気コア
の一部または全部に用いた磁気ヘツドを装着した
磁気記録再生装置に係り、とくに、耐摩耗性に富
みかつ高性能の磁気ヘツドならびにその耐摩耗性
を生かすごとく該磁気ヘツドを装着した磁気記録
再生装置に関する。 Mn−Znフエライト単結晶を磁気コア材として
用いた磁気ヘツドの記録再生特性および耐摩耗性
は、磁気コアを構成するフエライト単結晶の方位
に著しく依存することは周知の事実であり、目的
に応じて、各種結晶方位が選択されている。この
場合、多くの磁気ヘツドは、第1図および第2図
にその断面図を模式的に示すごとく、2個のC型
コア半体11,11′または、C型コア半体21
およびI型コア半体21′を作動ギヤツプ12ま
たは22を介して接合してなる磁気コアよりな
り、耐摩耗性に優れた磁気ヘツドとしては、磁気
記録媒体摺動面13,13′,23,23′等を
{110}面または{100}面で構成した磁気ヘツド
が知られている(ナシヨナル・テクニカル・レポ
ート、第22巻、第759頁(National Technical
Report、Vol.22、p.759))。また、第3図に模式
的に示すような、磁気コア半体31,31′の少
なくとも一方が単結晶Mn−Znフエライトからな
り、且つ少なくともその作動ギヤツプ32近傍の
コア側面に、ガラス固着温度から室温まで温度を
下げる場合の収縮率がそのフエライトより低いガ
ラス34を溶融付着せしめてなる磁気ヘツドにお
いては、上記Mn−Znフエライトのコア側面すな
わち主磁路形成面をほぼ{110}面となし、その
{110}面内に存在する<100>方向と磁気記録媒
体摺動面に垂直な方向とのなす角(第4図に示す
θおよび/またはθ′)を5°〜40°もしくは80°〜120
°
とすることにより、すぐれた記録再生特性の得ら
れることが知られている(公開特許公報、特開昭
55−125519号)。さらに、作動ギヤツプ52を介
して、作動ギヤツプ面に関して結晶方位が対象に
なるように単結晶Mn−Znフエライトが対峙し且
つコア側面が{110}面とほぼ平行である磁気コ
ア(第5図に模式的に示す)を有する磁気ヘツド
においては、コア側面55,55′に研摩加工を
行なつてこれによつて生じる歪みを残存させ且つ
上記{110}面内に存在する<110>方向と磁気記
録媒体摺動面53,53′とのなす角φおよび
φ′を35°に設定することにより、比較的すぐれた
耐摩耗性とすぐれた記録再生特性の得られること
が知られている(公開特許公報、特開昭54−
96012号)。また、本発明者らは、先に、磁気異方
性を有する磁性体でI型およびC型コア半体の少
なくとも作動ギヤツプ近傍を構成するときは、該
作動ギヤツプ近傍における該磁性体の異方性軸の
配向の仕方に対する記録再生特性の依存性は、I
型コア半体内における異方性軸の配向の仕方に対
するよりも、C型コア半体内における異方性軸の
配向の仕方に対する方が著しく大きいという発見
に基づき、C型コア半体の少なくとも作動ギヤツ
プ近傍を磁気異方性を有する磁性体で構成し、か
つ、該磁性体内部の磁気異方性軸を記録再生特性
がすぐれるごとく配向し、I型コア半体の少なく
とも記録媒体対向部を、記録再生特性をすぐれた
ものにするというよりも、むしろ、耐摩耗性をも
たせるごとく、該記録媒体対向部の材質および/
または結晶方位を選定することにより、記録再生
特性ならびに耐摩耗性にすぐれた磁気ヘツドを提
供し得ることを明らかにした(これは特許出願、
特願昭56−76561号明細書(特開昭57−191822号
公報)に記載されるもので、本願発明に対する先
願発明であり、公知技術ではない)。この場合、
とくに、C型コアの少なくとも作動ギヤツプ近傍
をMn−Znフエライト単結晶で構成するときは、
該Mn−Znフエライト単結晶のコア側面したがつ
て主磁路形成面を略{110}面となし、該{110}
面内に存在する<100>方向と磁気記録媒体摺動
面に垂直な方向とのなす角θを5°乃至40°もしく
は、80°乃至120°となるごとく構成するとともに、
該作動ギヤツプ近傍に適当な歪みを生ぜしめるご
とくすることにより記録再生特性のすぐれた磁気
ヘツドが得られることを明らかにした。 本発明の目的は、従来よりも改善された耐摩耗
性と記録再生特性を兼ね備えた磁気記録再生装置
を提供することである。 本発明は、Mn−Znフエライト単結晶の摩耗特
性を詳細に検討している過程で、とくに、面指数
(110)を上下面とするMn−Znフエライト単結晶
薄板から、第6図に模式的に示すごとき短冊状試
料を打ち抜き、上記(110)面に含まれる<100>
方向と試料の長手方向の端面63に垂直な方向と
のなす角ξを種々変化させて、該端面63の磁気
テープ摺動による摩耗速度を測定した結果、端面
を図の実線ベクトル(r)60方向に摺動したとき
と、逆に点線で示す()60′の方向に摺動した
ときとで、その摩耗速度のξ依存性が、それぞれ
第7図の実線(ベクトルr60の場合)および点線
(ベクトル60′の場合)で示すごとく、著しく異
なるという、本発明者らの新規なる発見に基づく
ものである。この事実は、第8図aに示すごと
く、摺動面の内側から外側へ向かう向きにとつた
<100>方向のベクトルxの摺動方向への射影ベ
クトルx′に対して、該磁気記録媒体摺動方向ベク
トルrが反平行になるときの方が、第8図bに示
すごとく、該摺動方向ベクトルrが該射影ベクト
ルx′に対して順平行になる場合に比べて良好な耐
摩耗性を示すごとを示している。 したがつて、本発明の磁気記録再生装置におけ
る磁気ヘツドは、磁気記録媒体摺動面に作動ギヤ
ツプを形成するごとく相対峙する磁気コア部材を
有し、該磁気コア部材のうち少なくとも一つの磁
気記録媒体摺動面の少なくとも一部が単結晶Mn
−Znフエライトで構成され、かつ、該単結晶Mn
−Znフエライトの少なくとも一つにおける磁気
ヘツド主磁路形成面が、該単結晶フエライトの略
{110}面で形成されるとともに、該{110}面内
に含まれる<100>方向が上記磁気記録媒体摺動
面に対して傾斜しており、かくのごとき傾斜した
<100>方向を有する単結晶Mn−Znフエライト
が複数箇存在するときは、いずれの傾斜<100>
方向も上記磁気記録媒体摺動面に対して同じ向き
に傾斜している。また本発明の磁気記録再生装置
は、磁気記録媒体摺動面への上記<100>方向の
該摺動面の内側から外側へ向かう向きにとつたベ
クトルの射影ベクトルがいずれも上記摺動方向ベ
クトルと互いに反平行になるように磁気記録媒体
を相対的に移動する手段を有するごとく構成され
る。 上記磁気ヘツドの望ましい形態の一つは、たと
えば第9図に断面を模式的に示すごとく2個のコ
ア半体91,91′が作動ギヤツプ92を介して
接合された構造を有し、上記各コア半体の少なく
とも作動ギヤツプ近傍をMn−Znフエライト単結
晶で構成し、かつ該単結晶部96,96′におけ
る主磁路形成面をいずれも略{110}面で形成す
るとともに、該{110}面に含まれる<100>軸と
磁気記録媒体摺動面93,93′に垂直な方向と
のなす角θおよびθ′をそれぞれ5°乃至40°もしくは
80°乃至85°および95°乃至120°となすことにより、
各コア半体の作動ギヤツプ近傍における傾斜<
100>方向の上記磁気記録媒体摺動面に対する傾
きが同じ向きになるごとくするとともに、θおよ
びθ′を上記角度範囲に限定することにより、良好
な記録再生特性を確保するごとくした構造を有す
る。なお、各コア半体をそれぞれ1個の単結晶
Mn−Znフエライトで構成してもよいことは言う
までもなく、またその逆に、各コア半体を2以上
の構成要素からなる複合型としてもよい。すなわ
ち、単結晶Mn−Znフエライトよりなるコア半体
の作動ギヤツプ対向面にに別の金属磁性体膜を形
成して複合ヘツドとしたり、あるいは単結晶Mn
−Znフエライトを一つの層として用いた薄膜積
層型ヘツドとしても、本発明の効果は失われるも
のではない。この磁気ヘツドを用いた本発明の磁
気記録再生装置は、磁気記録媒体98を相対的に
ベクトルrの方向に摺動せしめるものとし、した
がつてこのための手段を有するものである。この
摺動する手段は記録媒体を移動させるものでもよ
く、また例えばヘツドを回転する等によりヘツド
を移動して相対的に記録媒体をベクトルrの方向
に摺動するものでもよい。 本発明による磁気記録再生装置における磁気ヘ
ツドの他の形態は、たとえば、第10図に断面を
模式的に示すごとくI型コア部材107の両側に
C型コア部材101,101′をそれぞれ作動ギ
ヤツプ102,102′を介して接合してなる磁
気コアを有し、C型部材の磁気記録媒体摺動面の
少なくとも一部をMn−Znフエライト単結晶で構
成し、かつ、該単結晶106,106′における
主磁路形成面は、いずれも略{110}面で形成さ
れるとともに、該{110}面内に含まれる<100>
方向と磁気記録媒体摺動面に垂直な方向とのなす
角θおよびθ′はそれぞれ5°乃至40°もしくは80°乃
至85°および95°乃至120°となすことにより、各C
型部材の磁気記録媒体摺動面の一部における傾斜
<100>方向の上記磁気記録媒体摺動面103,
103′に対する傾きが同じ向きになるごとくす
るとともに、θおよびθ′を上記角度範囲に限定す
ることにより良好な記録再生特性を確保するごと
くした構造を有する。上記形態を有する磁気ヘツ
ドのうち、望ましい形態の一例は、上記I型コア
部材がMn−Znフエライト単結晶で構成されると
ともに、該I型コア部材の磁気記録媒体摺動面が
(100)または(110)面もしくはそれらの近傍の
面で構成され、これにより、耐摩耗性を確保でき
る構造を有するものである。なお、各C型コア部
材をそれぞれ1個の一体の単結晶Mn−Znフエラ
イトで構成してもよいことは前記の場合と同様で
あり、また、単結晶Mn−Znフエライトを基体と
し、異種の金属を作動ギヤツプ近傍に配した複合
ヘツド等、各種形式のヘツドに本発明が適用可能
であることも前記の場合と変わるところはない。
この磁気ヘツドを用いた本発明の磁気記録再生装
置は、磁気記録媒体108を相対的にベクトルr
の方向に摺動せしめるものとし、このための手段
を有するものである。 また、第10図に示す上記磁気ヘツドのC型コ
ア部材101,101′のいずれか一方を除去し、
1個のC型コア部材(101もしくは101′)
と1個のI型コア部材107を組合せた構造の磁
気ヘツドも本発明の磁気記録再生装置に適してい
る磁気ヘツドである。 さらにまた、第10図に示す上記磁気ヘツドの
I型コア部材の磁気記録媒体摺動面の少なくとも
一部を単結晶Mn−Znフエライトで構成する場
合、その{110}面を主磁路形成面とほぼ平行に
するとともにその{110}面内に存在する<100>
方向を磁気記録媒体摺動面に対して上記C型コア
部材と同じ向きに傾斜せしめるように構成するこ
とにより、耐摩耗性と記録再生特性のすぐれた磁
気記録再生装置を得ることができる。 上記角θおよびθ′のより好ましい範囲はそれぞ
れ10°〜35°および95°〜110°、さらにより好ましい
範囲はそれぞれ20°〜30°および95°〜105°であり、
もつとも好ましいθおよびθ′の値は25°および100°
である。θもしくはθ′の値が5°〜40°、および80°
〜120°の範囲外になると磁気ヘツドの記録再生特
性が低下し、また85°〜95°の範囲は磁気記録媒体
の摺動方向を特定することによる耐摩耗性の改善
が小さいので、本発明におけるθもしくはθ′の値
は上記のように5°〜40°、80°〜85°および95°〜120
°
となる。さらに上記<100>方向は、各磁気コア
部材において磁気記録媒体摺動面に対して同じ向
きに傾斜させるため、θの値とθ′の値と組合せは
上記のようにすればよい。また、主磁路形成面と
ほぼ平行の{110}面を有する単結晶Mn−Znフ
エライトが1個の場合はθの値とθ′の値の組合せ
を考慮する必要がないので、各θを5°〜40°、80°
〜85°もしくは95°〜120°とすればよい。 なお、上記角θと角θ′の値は互にとりかえても
差しつかえないことは明らかである。 単結晶Mn−Znフエライトの磁気記録媒体摺動
面における{110}面内の<100>方向を上記のよ
うに定めた本発明における磁気ヘツドの磁気記録
再生特性を良好ならしめるには、この単結晶フエ
ライトのコア部材側面の少なくとも作動ギヤツプ
近傍を研摩加工し、あるいは例えば第11図に示
すように該コア部材側面の作動ギヤツプ近傍にガ
ラス固着温度から室温まで温度を下げる場合の収
縮率が上記フエライトより低いガラス114を溶
融付着せしめ、あるいは研摩加工後に上記ガラス
114を溶融付着せしめることにより上記双方の
工程を施すとよい。この場合は、前記単結晶Mn
−Znフエライトは−2×104〜1×104erg/c.c.、
さらに望ましくは−1.5×104〜8×103erg/c.c.の
結晶磁気異方性定数を有するものが好ましい。そ
の詳細については前記公開特許公報、特開昭55−
125519号および54−96012号に記載されているが、
特にガラスの溶融付着もしくはこれと研摩加工の
併用によつてより好ましい結果が得られる。 また、上記の作動ギヤツプ近傍とは、磁気記録
媒体摺動面と作動ギヤツプ形成面との交線を中心
としてほぼ半径gd(作動ギヤツプ形成面の深さで
あつて、第12図に示してある)の領域乃至ほぼ
半径10gdの領域を指すものとする。 さらに、上記の磁気記録媒体摺動方向の説明に
おいて、磁気記録媒体摺動面への上記<100>方
向の該摺動面の内側から外側へ向かう向きにとつ
たベクトルの射影ベクトルが上記摺動方向ベクト
ルに反平行になるよう構成するということは、上
記θまたはθ′の値が90°未満の磁気コア部材を磁
気記録媒体の相対的な走行方向後方に位置せし
め、θまたはθ′の値が90°を越える磁気コア部材
を磁気記録媒体の走行方向前方に位置せしめるこ
とである。 本発明の磁気記録再生装置は前記磁気ヘツド、
磁気記録媒体走行手段の他、所定の電子回路系、
磁気ヘツド保持手段等、通常の磁気記録再生装置
の有するものをも有するが、上記以外のこれらの
構成はすべて従来技術を踏襲するものでもよい。
また、上記磁気記録媒体走行手段も摺動方向を前
記のように特性すること以外は従来技術を用いれ
ばよい。なお、上記磁気ヘツドおよび磁気記録媒
体以外は、各図面において記載を省略してある。 以下、本発明を実施例を参照してさらに詳細に
説明する。 実施例 1 Fe2O354モル%、MnO27モル%、ZnO19モル%
よりなるMn−Znフエライト単結晶を磁気コア材
として用い、通常一般に行われている方法によ
り、第11図に模式的に示すごとき磁気ヘツドを
作製した。第12図は、その作動ギヤツプ近傍の
断面の拡大図である。すなわち、上記磁気ヘツド
は、Mn−Znフエライト単結晶よりなるI型コア
半体111′およびC型コア半体111が作動ギ
ヤツプ112を介して接合されており、該作動ギ
ヤツプ近傍は、他のコア部に比べて薄くしてトラ
ツク幅twがコア厚cwより小さくなるよう凹部が設
けてあり、該凹部には保護用ガラス114が充填
してある。作製した磁気ヘツドの各部の寸法およ
びC型コアのトラツク幅規制部の傾斜角ηの値を
第1表に示す。充填に用いたガラスの固着温度か
ら常温まで冷却するときの収縮率は約4×10-3
あり、用いたMn−Znフエライト単結晶の熱収縮
率に比べて僅かに小さいものを選んだ。また、C
型およびI型コア半体の側面は、いずれも{110}
面で構成して磁気ヘツド主磁路形成面が{110}
面で形成されるごとくし、該{110}面内に含ま
れる各<100>方向と磁気記録媒体摺動面に垂直
な方向とのなす角θおよびθ′を第2表に示すごと
く種々変化さ
【表】
【表】
【表】 せた。かくして作製した磁気ヘツドの摩耗速度な
らびに4MHzの信号の記録再生出力を、各試料ヘ
ツドをVTR(VHS方式)用磁気テープに対して
5.8m/sの相対速度で回転する回転シリンダに
装着して、測定した。摩耗速度に関する結果を第
13図に、また出力に関する結果を第14図に示
す。第13図においては、C型コア半体がI型コ
ア半体に先行するごとく装着したとき(すなわち
C型コア半体を磁気テープ摺動方向後方に位置せ
しめたとき)の摩耗速度を実線I型印で、また逆
にI型コア半体がC型コア半体に先行するごとく
装着したとき(すなわちC型コア半体を磁気テー
プ摺動方向前方に位置せしめたとき)の摩耗速度
を点線I型印で示す。これにより、明らかに、主
磁路形成面内に含まれる<100>方向が磁気記録
媒体摺動面113,113′に対して傾斜してい
るときは、該<100>方向の磁気記録媒体摺動面
の内側から外側へ向かうベクトルの磁気記録媒体
による該摺動面の摺動方向への射影ベクトルが、
該摺動方向ベクトルに対して反方向になるときに
摩耗速度が低くなることがわかる。また、θおよ
びθ′が5°乃至40°または80°乃至120°の範囲にある

気ヘツド(No.2、No.3、No.4、No.8、No.9、No.
10、No.13〜No.21)の記録再生出力は、これら以外
の磁気ヘツドの記録再生出力に比して高い。両コ
ア半体内の主磁路形成面内における<100>方向
が磁気記録媒体摺動面に対して同じ向きに傾斜す
るごとく、θおよびθ′をそれぞれ5°乃至40°および
95°乃至120°以内に設定したNo.13乃至No.16の磁気
ヘツドはC型コア半体が、またθおよびθ′をそれ
ぞれ95°乃至120°および5°乃至40°以内に設定した
No.17乃至No.20の磁気ヘツドは、I型コア半体が他
に先行するごとく回転シリンダに装着することに
より、磁気記録媒体摺動面の内側から外側へ向か
う上記<100>方向のベクトルの、磁気記録媒体
摺動面への射影ベクトルが、該摺動方向ベクトル
に対して反平行になるごとく構成した磁気ヘツド
は、いずれも、良好な記録再生特性と耐摩耗性を
示すことが確認された。とくに、記録再生特性が
良好でかつ、比較的、耐摩耗性に優れた磁気ヘツ
ドとして知られるθおよびθ′をいずれも35°に設
定したNo.21の磁気ヘツド、および、θを上記範囲
以外に設定したもののうち耐摩耗性の良好な装着
は可能であるが、記録再生特性が劣る磁気ヘツド
と比較すれば、上記磁気ヘツドの優位性が明らか
になる。なお、上記実施例は、C型コア半体とI
型コア半体とからなる磁気ヘツドに関するもので
あるが、I型コア半体をC型コア半体に変更して
も同様の効果が期待できることは明らである。 実施例 2 第15図は、本発明の他の実施例の磁気ヘツド
の模式的断面図であり、I型コア部材157の両
側にC型コア部材151および151′を作動ギ
ヤツプ152および152′を介して接合してな
る磁気コアを有し、各作動ギヤツプ近傍には上記
実施例1と同様の凹部158,158′を設けて
トラツク幅を他の部分のコア厚より狭くし、該凹
部には保護用のガラス154,154′を充填し
た。幾何学的寸法は、C型コアに関しては上記実
施例1の場合と同様とし、I型コアに関してはコ
ア幅を0.5mmとし高さおよび厚さはC型コアと一
致させるようにした。コア材質としては前記実施
例1で用いたものと同質の単結晶Mn−Znフエラ
イトを用い、充填用ガラス154,154′の材
質も実施例と同様にした。コア側面はいずれも
{110}面で構成した。I型コア部材、第1のC型
コア部材151および第2のC型コア部材15
1′における上{110}面内に含まれる<100>方
向と磁気記録媒体摺動面153に垂直な方向との
なす角θ0,θおよびθ′を種々変化させた試料を作
製して、その摩耗特性および各ギヤツプによる記
録再生特性を、前記実施例1の場合と同様にして
測定した。第16図は、θ0=90°、θ′を25°として

θを0°乃至180°の範囲で変化させたときの第1ギ
ヤツプによる記録再生特性のθ依存性を示す。θ
の値を5°乃至40°または80°乃至120°の範囲に限定
することにより、明らかに、他よりも高い出力が
得られることがわかる。また、第2のギヤツプに
よる記録再生出力は、θ′=25°のときはθ=25°の
ときの第1のギヤツプによる記録再生出力と、ま
た、θ′=110°のときは、θ=110°のときの第1の
ギヤツプによる記録再生出力とほとんど同程度で
あつた。第17図および第18図は、それぞれ第
1のC型コアが先行するごとく装着したとき、お
よび、逆に第2のC型コアが先行するごとく装着
したときの第1のギヤツプ近傍の摩耗速度のθ依
存性を示したものである。同図中には、同時に、
第2のギヤツプ近傍の摩耗速度をθ′=25°のもの、
および110°のものにつき矢印で示す。これによ
り、θ′を25°とするときは、第1、第2両ギヤツ
プ近傍においていずれも高耐摩耗性を得るという
観点からはθを90°乃至180°に選ぶのがよいが、
良好な記録再生特性を得るには、さらにθを120°
以下に限定するのがよいことがわかる。また、
θ′を110°とするときは、耐摩耗性の観点からはθ
を0°乃至90°の範囲に選定するのがよいが、記録
再生特性をも考慮に入れると、これを更に、5°乃
至40°の範囲に限定するのがよいことがわかる。
以上の結果は、さらに、θを5°乃至40°の範囲に
限定するときは、θ′を95°乃至120°の範囲に限定す
れば、あるいは、θを95°〜120°の範囲にすると
きはθ′を5°〜40°の範囲に限定すれば装着の向きを
適当に選択することにより、記録再生特性に優
れ、かつ耐摩耗性に優れた磁気ヘツドとして機能
し得る磁気ヘツドを得ることができることは明ら
かである。上記実施例においてはI型コア部材の
θ0を90°となしたが、このI型コア内における結
晶方位に対する記録再生特性の依存性は比較的緩
かであり、むしろ、この結晶方位は、耐摩耗性を
確保するという観点から選ぶのがよく、磁気記録
媒体摺動面153を{110}または{100}面もし
くは、これらの近傍の面を選択することにより、
良好な耐摩耗性が得られることは、既述のごと
く、National Technical Report Vol.22、p.759
における記載からも明らかである。また、第1の
C型コア151が先行するごとく装着すべき磁気
ヘツド、したがつて、θを5°乃至40°、θ′を95°乃
至120°の範囲に選定したときは、θ0を0°乃至90°の
範囲に選定することにより良好な耐摩耗性が得ら
れることは明らかである。 実施例1におけるNo.21の試料は、従来比較的良
好な記録再生特性および耐摩耗性を兼備した磁気
ヘツドとして実用されているものと同じ結晶方位
を有するが、これと比較してみても本発明による
磁気記録再生装置が、記録再生特性をほぼ同様に
保持しながら、耐摩耗性を1.5倍乃至2倍に向上
できることがわかる。 上記実施例はコア部材側面の作動ギヤツプ近傍
に特定の収縮率のガラスを溶融付着せしめている
が、その代りにコア部材側面の少なくとも作動ギ
ヤツプ近傍を研摩加工しても類似の結果が得られ
た。 以上の説明によつて明らかなごとく、本発明に
よれば、磁気ヘツドのコア部材としてMn−Znフ
エライト単結晶を用い、該単結晶の結晶方位を、
良好な記録再生特性を得るごとく選定した磁気ヘ
ツドを耐摩耗性が良好になる向きに磁気記録装置
に装着することにより、上記磁気ヘツドを良好な
記録再生特定ならびに耐摩耗性を兼ね備えた磁気
ヘツドとして機能させ得る効果がある。また、本
発明によれば、コア部材として用いるMn−Znフ
エライト単結晶の磁気ヘツドコア内における結晶
方位を適当に選定するとともに、該磁気ヘツドコ
アの装着の向きを選定することにより、良好な記
録再生特性および耐摩耗性を兼ね備えた磁気ヘツ
ドとして機能させ得る磁気ヘツドが得らる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来のフエライト磁気
ヘツドの模式的断面図、第3図は従来の他の磁気
ヘツドの模式的斜視図、第4図は第3図に示す磁
気ヘツドの作動ギヤツプ近傍の部分的断面図、第
5図は従来のさらに他の磁気ヘツドの模式的斜視
図、第6図は摩耗速度試験用フエライト短冊状試
料の概要斜視図、第7図は第6図に示す試料の摩
耗速度の結晶方位依存性を示す線図、第8図a,
bは、摩耗速度の摺動の向き依存の存在を説明す
るためのフエライト短冊状試料の側面図、第9図
は本発明の磁気記録再生装置の一例を示す断面
図、第10図は本発明の磁気記録再生装置の他の
例を示す断面図、第11図は本発明の一実施例に
おける磁気ヘツドの模式的斜視図、第12図は第
11図に示す磁気ヘツドの作動ギヤツプ近傍の断
面図、第13図は、第11図に示す磁気ヘツドの
摩耗速度の測定値を示すグラフ、第14図は、第
11図に示す磁気ヘツドの記録再生出力の測定値
を示すグラフ、第15図は本発明の他の実施例に
おける磁気ヘツドの模式的断面図、第16図は第
15図に示す磁気ヘツドの記録再生出力の結晶方
位依存性を示す線図、第17図および第18は第
15図に示す磁気ヘツドの摺動面の摩耗速度の結
晶方位依存性を示す線図である。 60,60′……磁気テープ摺動方向を示すベ
クトル、63……試料端面、92……作動ギヤツ
プ、93,93′……磁気記録媒体摺動面、96,
96′……作動ギヤツプ近傍を構成するフエライ
ト単結晶部、98……磁気記録媒体、102,1
02′……作動ギヤツプ、103,103′……磁
気記録媒体摺動面、106,106′……作動ギ
ヤツプ近傍を構成するフエライト単結晶部、10
7……I型コア部材、108……磁気記録媒体、
111……C型コア半体、111′……I型コア
半体、112……作動ギヤツプ、113,11
3′……磁気記録媒体摺動面、114……保護用
ガラス、151,151′……C型コア部材、1
52,152′……作動ギヤツプ、153……磁
気記録媒体摺動面、154,154′……保護用
ガラス、157……I型コア部材、158,15
8′……凹部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ()磁気記録媒体摺動面において形成され
    る作動ギヤツプを介して相対峙する複数個の磁気
    コア部材を有し、該磁気コア部材の少なくとも1
    個の磁気記録媒体摺動面の少なくとも一部が単結
    晶Mn−Znフエライトからなり、少なくとも一つ
    の該単結晶Mn−Znフエライトの{110}面を主
    磁路形成面とほぼ平行にするとともに該{110}
    面内に存在する各<100>方向を該磁気記録媒体
    摺動面に対して傾斜するように構成し且つこのよ
    うに傾斜せしめた<100>方向を有する該フエラ
    イトが複数の場合には、該<100>方向を同じ向
    きに傾斜するように構成した磁気ヘツド、ならび
    に()該<100>方向の該磁気記録媒体摺動面
    の内側から外側へ向かうベクトルを該磁気記録媒
    体摺動面内の磁気記録媒体摺動方向へ射影したベ
    クトルに対して、相対的に反応方向で且つ平行な
    方向に磁気記録媒体を摺動する手段を有すること
    を特徴とする磁気記録再生装置。 2 上記主磁路形成面とほぼ平行である上記
    {110}面を有する上記単結晶Mn−Znフエライト
    が一個であり、かつ上記<100>方向と上記磁気
    記録媒体摺動面に垂直な方向とのなす角θが5°〜
    40°、80°〜85°もしくは95°〜120°であることを特

    とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生
    装置。 3 上記角θが10°〜35°もしくは95°〜115°である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の磁
    気記録再生装置。 4 上記角θが20°〜30°もしくは95°〜105°である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の磁
    気記録再生装置。 5 上記角θが25°もしくは100°であることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の磁気記録再
    生装置。 6 上記主磁路形成面とほぼ平行である上記
    {110}面を有する上記単結晶フエライトが少なく
    とも2個であり、且つ上記<100>方向と上記磁
    気記録媒体摺動面に垂直な方向とのなす角θおよ
    びθ′がそれぞれ5°〜40°もしくは80°〜85°、およ

    95°〜120°であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の磁気記録再生装置。 7 上記角θおよびθ′がそれぞれ10°〜35°および
    95°〜115°であることを特徴とする特許請求の範
    囲第6項記載の磁気記録再生装置。 8 上記角θおよばθ′がそれぞれ20°〜30°および
    95°〜105°であることを特徴とする特許請求の範
    囲第6項記載の磁気記録再生装置。 9 上記角θおよびθ′がそれぞれ25°および100°で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載
    の磁気記録再生装置。 10 上記作動ギヤツプを介して相対峙する上記
    磁気コア部材がI型コア半体およびC型コア半体
    からなり、該I型コア半体および該C型コア半体
    は磁気記録媒体摺動面の少なくとも一部が単結晶
    Mn−Znフエライトからなり、且つ該I型コア半
    体の単結晶Mn−Znフエライトの{100}面もし
    くは{110}面が上記磁気記録媒体摺動面とほぼ
    平行であるとともに該C型コア半体の単結晶Mn
    −Znフエライトの{110}面が主磁路形成面とほ
    ぼ平行であることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項乃至第5項のいずれかの項に記載の磁気記録
    再生装置。 11 上記作動ギヤツプを介して相対峙する上記
    磁気コア部材が1個のI型コア部材および2個の
    C型コア部材からなり、該2個のC型コア部材は
    該I型コア部材の両側にそれぞれ該作動ギヤツプ
    を介して接合され、且つ該2個のC型コア部材は
    いずれも磁気記録媒体摺動面の少なくとも一部が
    単結晶Mn−Znフエライトからなるとともにその
    {100}面が主磁路形成面とほぼ平行であることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項乃至第9項のい
    ずれかの項に記載の磁気記録再生装置。 12 上記I型コア部材の磁気記録媒体摺動面の
    少なくとも一部が単結晶Mn−Znフエライトから
    なり、且つその{100}面もしくは{110}面が上
    記磁気記録媒体摺動面とほぼ平行であることを特
    徴とする特許請求の範囲第11項記載の磁気記録
    再生装置。 13 上記I型コア部材の磁気記録媒体摺動面の
    少なくとも一部が単結晶Mn−Znフエライトから
    なり、且つその{110}面が主磁路形成面とほぼ
    平行であるとともに該{110}面内に存在する<
    100>方向を上記磁気記録媒体摺動面に対して前
    記C型コア部材と同じ向きに傾斜するように構成
    することを特徴とする特許請求の範囲第11項記
    載の磁気記録再生装置。 14 上記作動ギヤツプ近傍の上記磁気コア部材
    側面に、ガラス固着温度から室温まで温度を下げ
    る場合の収縮率が上記フエライトより低いガラス
    を溶融付着せしめてなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第13項のいずれかの項に記
    載の磁気記録再生装置。 15 磁気記録媒体摺動面の少なくとも一部が単
    結晶Mn−Znフエライトからなり且つその{110}
    面が上記主磁路形成面とほぼ平行である上記磁気
    コア部材のコア側面を研摩加工してなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第13項のい
    ずれかの項に記載の磁気記録再生装置。 16 上記磁気コア部材の少なくとも一つの作動
    ギヤツプ近傍が単結晶フエライトよりなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第15項の
    うちのいずれかの項に記載の磁気記録再生装置。 17 上記磁気コア部材の少なくとも1つの全体
    が、単結晶Mn−Znフエライトのみから構成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    16項のいずれかの項に記載の磁気記録再生装
    置。 18 上記磁気コア部材の少なくとも1つは、単
    結晶Mn−Znフエライトよりなる部分と、他の金
    属よりなる部分との複合体として構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第1
    5項のうちいずれかの項に記載の磁気記録再生装
    置。 19 上記磁気コア部材の少なくとも1つの作動
    ギヤツプ対向面が、上記他の金属より構成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第18項に
    記載の磁気記録再生装置。
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