JPH0424683A - カラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、歌詞情報を表示部に表示するカラオケ装置の
改良に関する。

［従来の技術］ カラオケ装置においては、カラオケ演奏音とマイクから
の音声とをスピーカより出力すると共に、カラオケ演奏
の進行に合わせて歌詞情報を表示部に表示するようにし
ている。

一般に、歌詞情報を表示する表示部は、店内の全員が見
られる位置に配置される場合か多く、広いスペースの店
ではテーブル設置位置に合わせてグループ毎に専用の表
示部を複数配置している。

この際、各顧客は表示画面に対する視野角か相違するの
みであるから、画面上にて歌詞情報を表示する向きは、
一般に画面左から右側に向けて横書きされるように表示
していた。

［発明が解決しようとする課題］ 歌詞情報の表示部としてブラウン管方式を採用する場合
でも、近年、表示部の薄型化が達成され、顧客が周囲に
着席するテーブル面に表示画面か臨むような配置とする
ことも考えられる。このよううにできれば、表示部の設
置スペースを別個に確保する必要がなくなる点て有利で
ある。

しかしながら、例えば矩形状のテーブルを考えた場合、
顧客はテーブルの四辺にそれぞれ着席するので、ある者
は画面上の歌詞情報を逆向きに見なければならず、また
、他の者は右横からあるいは左横から見なければならす
、着席する位置によっては歌詞情報か非常に見にくくな
ってしまう。

そこで、本発明の目的とするところは、テーブル面に臨
んで歌詞情報表示用の表示部を配設しても、歌い手の向
きに合わせて歌詞情報の表示する向きを変更することか
できるカラオケ装置を提供することにある。

［課題を解決するだめの手段］ 本発明のカラオケ装置は、周囲に複数の顧客が着席でき
るテーブル面に設けられ、歌詞情報を表示する表示部と
、前記表示部の表示画面に対する顧客の向きを指定する
指定手段と、この指定手段により指定された向きに合わ
せて前記表示部の表示画面に前記歌詞情報を表示制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする。

［作　用］ テーブル周囲に着席した顧客のうち、カラカケ伴奏によ
り歌う歌い手が表示部の表示画面と対面する向きは、指
定手段により指定される。この指定手段からの情報に基
づき、制御手段は歌詞情報を表示する向きを歌い手か読
みやすい向きに合わせ、表示部の画面上に歌詞情報を表
示制御する。

［実施例］ 以下、本発明を適用したカラオケ装置の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。

第２図は、表示部か設けられたテーブルと着席位置との
関係を示している。テーブル１０面の中央には、表示画
面５２が設けられ、テーブル１０の４辺に臨んで顧客着
席用の椅子］２が配置されている。また、テーブル１０
の４辺には指定手段としてのスイッチ１４ａ〜１４ｄが
設けられている。カラオケ装置本体２０は、テーブル１
０から離れた位置に設置されている。

第１図は、前記カラオケ本体２０を含むカラオケ装置の
ブロック図である。カラオケ本体２０は、カラオケ演奏
の制御を司どるＣＰＵ２２を有している。ＣＤプレーヤ
２４は選曲、演奏開始、停止の操作が可能であり、演奏
開始指令により、ＣＤに記憶されている情報のうち選曲
された曲の楽音情報及び歌詞情報をピックアップするも
のである。

前記歌詞情報は、ＣＤのサブコードエリアに記憶されて
いる歌詞を表す文字コードと、表示画面の更新符号とて
構成されている。文字コード及び更新符号はＣＰＵ２２
に出力され、このうち文字コドはＣＰＵ２２を介してメ
モリ２６に記憶される。なお、ＣＰＵ２２は更新符号か
入力されるまで文字コードをメモリ２６に書き込み、更
新符号を検出することでメモリ２６内の文字コードをテ
ーブル１０に設けられた表示制御部４０に転送する。こ
の転送にあたり、ＣＰＵ２２は前記スイッチ１４　ａ〜
１４ｄの押下状態により２種類の転送方式（詳細は後述
する）を切り換えて実行し、このことにより歌詞情報の
表示の向きの変更を可能としている。歌詞情報の表示向
きの変更は前記表示制御部４０ての制御によっても実現
され、この意味において前記ＣＰＵ２２及び表示制御部
４０は本発明の制御手段を構成する一例である。一方、
楽音情報はアンプ２８を介してスピーカ３０て再生出力
される。前記アンプ２８にはマイク３２が接続され、こ
のマイク３２からの音声情報はアンプ２８でミキシング
され、スピーカ３０より出力される。

次に、前記テーブル１０側の構成について説明する。前
記スイッチ１４ａ〜１４ｄはそれぞれスイッチエンコー
ダ１６に接続され、押下されたスイッチのコード化信号
がスイッチエンコーダ１６より出力される。このコード
化信号は、前記ＣＰＵ２２及び表示制御部４０に出力さ
れる。このコード化信号を下記の表１のように定義する
。

表　　１ 表示部であるデイスプレー５０を表示制御する表示制御
部４０は、ＶＲＡＭ４２．キャラクタジェネレータ４４
及びデイスプレーコントローラ４６で構成される。前記
ＶＲＡＭ４２は、前記メモリ２６より読み出されＣＰＵ
２２を介して出力される文字コートを記憶するものであ
る。前記キャラクタジェネレータ４４は、前記文字コー
トに対応したキャラクタを発生するものである。前記デ
イスプレーコントローラ４６は、前記ＶＲＡＭ４２から
の文字コードを参照し、これと対応するキャラクタ（ド
ツトパターン）を前記キャラクタジェネレータ４４より
入力し、デイスプレー５０のスキャン周期に合わせて出
力するものである。

特に、前記デイスプレーコントローラ４６は、前記コー
ド化信号に基づき、前記キャラクタを回転させて出力す
ることが可能てあ、この回転により歌詞情報の表示向き
の変更を可能としている。

ここで、デイスプレー５０は第３図に示すように２行８
列のアドレス０〜１５のエリアに文字を表示でき、ＶＲ
ＡＭ４２はこの表示エリアに対応して、例えば第４図に
示すように１６文字分の文字コードを記憶するエリア（
アドレス０〜１５）を有する。

本実施例装置では、スイッチ１４ａ〜１４ｄの押下状態
、すなわちコード化信号Ａ−Ｄの内容により、第７図に
示すような歌詞情報の表示向きの変更を可能としている
。同図（Ａ）〜（Ｄ）は、それぞれスイッチ１４ａ　　
１４ｂ　　１４ｃ　　１４ｄが押下された状態での歌詞
情報の表示例である。

以下、上記のような表示制御を行なうＣＰＵ２２及び表
示制御部４０ての制御について詳述する。

前記ＣＰＵ２２は、メモリ２４からＶＲＡＭ４２への文
字コードの転送にあたり、前記コート化信号の内容に従
い２種類の転送方式か可能である。その一つは、コード
化信号がＡ又はＢの場合であり、この場合にはメモリ２
４の内容をそのまま転送する。例えば、この場合のＶＲ
ＡＭ４２の記憶内容は第４図の通りである。他の一つは
、コード化信号かＣ又はＤの場合てあり、この場合には
第６図のような並べ換えが実現され、第５図のような記
憶状態となる。

第７図より明らかなように、コード化信号かＡ又はＢの
場合と、コード化信号がＣ又はＤの場合とでは、画面上
の同一アドレス内のキャラクタ内容が異なっており、こ
れを実現するためにＣＰＵ２２ての上記転送制御か行わ
れる。

このＣＰＵ２２での転送制御のみては、第７図に示す表
示向きの変更が完了せず、同図（Ａ）の表示向きを基準
とすると、同図（Ｂ）の場合はキャラクタを反時計方向
に９０°回転させ、同図（Ｃ）の場合はキャラクタを１
８０°逆点させ、同図（Ｄ）の場合にはキャラクタを時
計方向に９０°回転させる必要がある。このようなキャ
ラクタの回転は、デイスプレーコントローラ４６で行わ
れ、例えばシフトレジスタ等からのドツトパターンの読
み出し制御により実現できる。

以上まとめると、ＣＰＵ２２及びデイスプレーコントロ
ーラ４６ての制御内容と、コード化信号との関係は下記
の表２の通りである。

（以下余白） 表 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施か可能である。

文字の表示向きの変更について、下記の原理を利用する
こともできる。すなわち、デイスプレ５０の水平スキャ
ン方向と垂直スキャン方向とを両方とも逆向きとすると
、画面５２の表示内容を１８０°回転、すなわち逆転で
きる。これを利用すれば、前記ＣＰＵ２２での２種類の
転送制御を要せず、デイスプレーコントローラ４６ての
キャラクタ回転と、デイスプレー５０でのスキャン方向
の切換えのみて、第７図の文字の表示向きを変更できる
。この制御内容は、下記の表３の通りである。

表３ あるいは、第８図に示すように、画面５２の１ドツト毎
に対応したグラフィクＶＲＡＭ４８を設け、ＣＰＵ２２
かメモリ２４内の文字コードを参照してキャラクタジェ
ネレータ４４よりドツトパターン文字に変換し、コード
化信号に従いドツトパターンを回転させて、あるいは書
き込みアドレスを変更してグラフィックＶＲＡＭ４８に
書き込むようにしても良い。

また、画面５２等を有するテーブル１０を複数設けた場
合には、各テーブル１０のスイッチ１４ａ〜１４ｄの押
下状態により、各テーブル１０の画面５２毎に独立して
、文字の表示向きを変更制御することもできる。

なお、本発明は歌詞情報の表示に特徴を有し、カラオケ
本体２０ての演奏データ等はＣＤ以外の各種記憶媒体か
適用でき、例えばＭＩＩ）Ｉ規格のものを採用すること
もできる。

［発明の効果コ 以上説明したように、本発明によればテーブル面に臨ん
で歌詞情報表示用の表示部を配設しながらも、歌い手の
向きに合わせて歌詞情報の表示する向きを変更すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したカラオケ装置のブロック図、
第２図はカラオケ本体及び表示画面が形成されたテーブ
ルを示す平面図、第３図はテーブル上に設けられた画面
の文字表示アドレスを示す概略説明図、第４図はコード
化信号がＡ又はＢの時のＶＲＡＭの内容を示す説明図、
第５図はコド信号がＣ又はＤの時のＶＲＡＭの内容を示
す説明図、第６図はＣＰＵての並べ換え転送を説明する
説明図、第７図（Ａ）〜（Ｄ）は、それぞれコード化信
号かＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄの場合の歌詞表示状態を示す説明図
、第８図はグラフィックＶＲＡＭを用いた表示制御部の
変形例を示すブロック図である。 １０・・・テーブル、１４　ａ〜１４ｄ・・・指定手段
、２２．４０・・・制御手段、５０・・・表示部、５２
・・画面。 代理人　弁理士　井　　上　　　− （他２名） 酎 ■ 第 図 １と 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 周囲に複数の顧客が着席できるテーブル面に設けられ、
   歌詞情報を表示する表示部と、 前記表示部の表示画面に対する顧客の向きを指定する指
   定手段と、 この指定手段により指定された向きに合わせて前記表示
   部の表示画面に前記歌詞情報を表示制御する制御手段と
   、 を有することを特徴とするカラオケ装置。