JPH0413288A - カラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はカラオケ装置、特に歌詞を表示することができ
るカラオケ装置に関する。

［従来の技術］ 従来より、シンセサイザ、電子ピアノ、リズムマシンな
どの電子楽器へ楽音情報を送信して、電子楽器により演
奏された伴奏を自動的に出力し、レーザディスク装置か
ら出力された映像に重ね合わせられた歌詞を見ながら歌
うカラオケ装置が周知である。また、カラオケ装置では
、レーザディスクに映像、演奏及び歌詞の全てか記憶さ
れたものもある。

この種のカラオケ装置では、歌詞が曲（伴奏）に同期し
てテレビモニタ（ＣＲＴ表示器）などに表示されており
、例えば大自然の映像の下側部分に字幕スーパーとして
表示されるので、歌い手はこの歌詞字幕を見ることによ
り、歌詞を記憶することなく容易に歌を歌うことができ
る。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来のカラオケ装置では、テレビモ
ニタに表示された歌詞の中に、難しい漢字か使われてい
て読めない場合があり、また漢字をあまり知らない子供
が歌う場合には歌詞を読むことができず、歌を歌う補助
を行う歌詞としての役目を十分に発揮していないという
問題がある。

更には、外国人が日本の歌を歌う場合には、日本語を読
める場合には問題ないが、それ以外は歌詞を見ても歌を
歌うことができない。従って、外国人の場合には母国語
で歌詞がテレビモニタに表示できれば便利である。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、その目的
は、歌い手に合わせた文字種で歌詞を表示し、より多く
の人が楽しむことのできるカラオケ装置を提供すること
にある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は、曲の進行に合わ
せて歌詞情報を表示器に表示するカラオケ装置において
、複数の文字種の歌詞データを記憶する歌詞記憶手段と
、複数の文字種から任意の文字種を選ぶための切替え操
作手段と、この切替え操作手段により指定された文字種
の歌詞データを上記歌詞記憶手段から選択して出力する
選択制御手段と、を有し、歌い手が指定した文字種の歌
詞を表示器に表示することを特徴とする。

［作　用］ 上記の構成によれば、切替え操作手段により任意の文字
種が選択されると、その文字種の歌詞データが記憶手段
から読出されることになり、表示器には選択した文字種
、例えば平仮名、カタカナあるいは英語なとによってか
かれた歌詞が表示される。

［実施例コ 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら具体
的に説明する。

第１図には、実施例に係るカラオケ装置の構成が示され
ており、カラオケ装置本体１０には電源スィッチ１０ａ
と任意の文字種（モード）を指定する切替え操作手段で
ある切替えスイッチ１０ｂが設けられている。

このカラオケ装置本体１０には、ハードディスクなどの
歌詞記憶媒体１２が接続されており、この歌詞記憶媒体
１２にはそれぞれの曲に対して、漢字混じりの通常のオ
リジナル歌詞データ、平仮名歌詞データ、カタカナ歌詞
データ、英語歌詞データなど複数の歌詞データか記憶さ
れている。

そして、カラオケ装置本体１０内には、上記歌詞記憶媒
体１２の歌詞データを読出して一時的に書込み記憶する
ＲＡＭ　（ランダム　アクセス　メモリ）１４が設けら
れ、このＲＡＭ１２にはセレクタ１６を介してミキサ１
８が設けられ、これらの回路には全体の制御をするＣＰ
Ｕ　（中央処理部）２０が接続されている。

また、上記ミキサ１０には、レーザディスクなどの映像
記憶媒体２２が接続され、この映像記憶媒体２２からＢ
ＧＶ　（バックグラウンド　ビデオ）信号が読出されて
ミキサ１８に入力されており、テレビモニタ２４には曲
に合わせたカラオケ用の映像が映し出される。ここで、
セレクタ１６から供給される歌詞データはミキサ１８に
てスーパーインポーズによって上記ＢＧＶ信号と混合さ
れ、上述のカラオケ映像の下側にはめ込まれる形で表示
される。

第２図には、複数の文字種の中から指定された文字種の
歌詞を選択出力する機能動作を説明するための図が示さ
れており、図示されるように、上記ＲＡＭ１４はオリジ
ナル歌詞データを記憶するメモリ１４ａ１平板名歌詞デ
ータを記憶するメモリ１４ｂ１カタカナ歌詞データを記
憶するメモリ１４ｃ１０一マ字歌詞データを記憶するメ
モリ１４ｄ、英語歌詞データを記憶するメモリ１４ｅが
設けられる。すなわち、ある曲が選ばれると、歌詞記憶
媒体１２から選択された曲の全ての歌詞データが上記メ
モリ１４ａ〜１４ｅに一旦格納されることになり、この
歌詞データはセレクタ１６に並列的に出力される。

そして、セレクタ１６ては指定されている文字種の歌詞
データのみを選択してミキサ１８に出力しており、上記
切替えスイッチ１０ｂにて曲の途中で文字種を切替えた
場合には、ＣＰＵ２０の制御によりセレクタ１６で出力
されている文字種から新たに指定された文字種に切替え
られる。そうして、セレクタ１６の出力はミキサ１８に
てスーパーインポーズにより映像データに重ねられてテ
レビモニタ２４に供給され、テレビモニタ２４には図示
のような文字種のいずれかの歌詞が画像表示される。

実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を第３図
に基づいて説明する。

まず、ステップＳ１にて操作パネルにより選曲し、ステ
ップＳ２で操作スイッチ１０ｂにより指定された歌詞の
表示モード、例えば平板名を設定する。次のステップＳ
３では、歌詞データの再生が開始され、次のステップＳ
４及びステップＳ５へ移行し、このステップＳ５では映
像記憶媒体２２へ再生開始命令を送出する。

一方、ステップＳ４では選曲された全ての歌詞データを
歌詞記憶媒体１２からそれぞれ該当するメモリ１４ａ〜
１４ｅに供給して一旦記憶させ、その後、全ての歌詞デ
ータは曲の進行に合わせてセレクタ１６へ出力される（
ステップＳ６）。

次のステップＳ７では、歌詞データに終了コードがある
か否かが検出されており、“ＹＥＳ”の場合には動作を
終了するが、“Ｎｏ”の場合にはステップＳ８へ移行し
てステップＳ２で指定された文字種の歌詞データ、ここ
では平板名の歌詞データをミキサ１８に出力する。そし
て、ステップＳ９ではミキサ１８にて上記歌詞データを
映像データに合成（スーパーインポーズ）するので、テ
レビモニタ２４には映像か映し出されると共に、その下
側には平板名の歌詞か字幕スーパーで表示される（ステ
ップ５１０）。

次のステップＳｌｌでは、切替えスイッチ１０ｂにてモ
ード切替えが行われたか否かが判定されており、“Ｎｏ
”の場合にはステップＳ７に戻るが、“ＹＥＳ”の場合
にはステップＳ１２で切替えられた文字種となるように
、セレクタ１６を切替えてステップＳ７へ移行する。従
って、例えば英語モードに切替えられた場合には、曲の
途中であっても、平板名に変えて英語の歌詞がテレビモ
ニタ２４に表示されることになる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、複数の文字種の
歌詞データを記憶させ、この歌詞データを切替え制御で
きるようにしたので、表示器に任意の文字種による歌詞
データを表示することができる。この結果、漢字が読め
ない小学生、日本語が分からない外国人でも、歌謡曲な
どの歌詞を字幕スーパーにて知ることができ、多くの人
が楽しむことかできる便利なカラオケ装置を提供するこ
とが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るカラオケ装置の構成を示
す全体図、第２図は指定された文字種の歌詞を選択出力
する機能動作を示す説明図、第３図は実施例の動作を示
すフローチャートである。 １０・・・カラオケ装置本体、 １０ｂ・・・切替えスイッチ、 １２・・・歌詞記憶媒体、 １４．１４　ａ　〜１４　ｅ−ＲＡＭ　（メモリ）、１
６・・・セレクタ、１８・・・ミキサ、２０・・・ＣＰ
Ｕ、２２・・・映像記憶媒体、２４・・・テレビモニタ
。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）曲の進行に合わせて歌詞情報を表示器に表示する
   カラオケ装置において、 複数の文字種の歌詞データを記憶する歌詞記憶手段と、 複数の文字種から任意の文字種を選ぶための切替え操作
   手段と、 この切替え操作手段により指定された文字種の歌詞デー
   タを上記歌詞記憶手段から選択して出力する選択制御手
   段と、を有し、 歌い手が指定した文字種の歌詞を表示器に表示すること
   を特徴とするカラオケ装置。