JPH04246651A - 感放射線性組成物 - Google Patents

感放射線性組成物

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JPH04246651A
JPH04246651A JP3178591A JP3178591A JPH04246651A JP H04246651 A JPH04246651 A JP H04246651A JP 3178591 A JP3178591 A JP 3178591A JP 3178591 A JP3178591 A JP 3178591A JP H04246651 A JPH04246651 A JP H04246651A
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Japan
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radiation
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ether
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JP3178591A
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Inventor
Makoto Murata
誠 村田
Hidekazu Kobayashi
英一 小林
Yoshitsugu Isamoto
勇元 喜次
Takao Miura
孝夫 三浦
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感放射線性組成物に関
し、より詳細には、紫外線、エキシマレーザなどの遠紫
外線、シンクロトロン放射線のようなX線、ガンマ線、
電子線、分子線、プロトンビームなどの放射線を用いる
超微細加工に有用なネガ型レジスト組成物として好適な
感放射線性組成物に関する。
【0002】
【従来技術】集積回路素子の製造に代表される微細加工
の分野において、より高い集積度を得るために、最近で
は0.5μm 以下の微細加工を可能にするリソグラフ
ィープロセスの開発が進められている。リソグラフィー
プロセスに使用されている従来の代表的なレジストは、
環化ゴムとビスアジド系感光剤とを使用したネガ型レジ
スト、およびノボラック樹脂とキノンジアジド系感光剤
とを使用したポジ型レジストである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記何
れのレジストも性能の限界に達しつつあり、0.5μm
 以下の微細加工での使用には非常な困難を伴う。例え
ば、ネガ型レジストにおいては、現像時の膨潤により微
細パターンが接触してダメージが生じる。またポジ型レ
ジストにおいては、遠紫外線を照射した場合には、その
吸収が強すぎてパターンの断面形状が三角形になり、さ
らに電子線やX線のようなよりエネルギーの強い放射線
を照射した場合には、レジストの硬化を生じ、ポジ型か
らネガ型に変わってしまうという不都合がある。このよ
うに、何れもリソグラフィープロセスに好適な微細パタ
ーンを得ることは困難である。したがって本発明は、現
像液による膨潤がなく、高解像度で、種々の放射線照射
に対応できるレジスト組成物として好適な感放射線性組
成物を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水酸基
の一部がアリル化されたフェノール性重合体と感放射線
酸形成剤とを含有する感放射線性組成物が提供される。
【0005】フェノール性重合体 本発明において使用されるフェノール性重合体は、水酸
基の一部がアリル化されたものであり、通常、該重合体
中に含まれるフェノール性水酸基の数に対して、0.1
〜2.0倍、好ましくは0.3〜1.2倍の数のアリル
オキシ基を含有するものである。このアリルオキシ基の
数が上記範囲よりも少ない場合には、感度が低下する傾
向があり、また上記範囲よりも多い場合には、アルカリ
性水溶液を用いる現像が難しく、解像度が低下する傾向
がある。なお、このフェノール性重合体の水酸基および
アリルオキシ基の含有量は、通常、5〜37重量%であ
り、好ましくは10〜30重量%である。
【0006】このような水酸基の一部がアリル化された
フェノール性重合体としては、例えば下記式で表される
モノマー単位を有する構造のものを挙げることができる
【0007】
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【0008】上記式中、R1 は、水酸基またはアリル
オキシ基である。またR2 は、水素原子、水酸基、ア
リルオキシ基、アルコキシ基またはアルキル基である。 このアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、
プロピオキシ基、ブトキシ基等の炭素数が5以下のもの
が好ましく、アルキル基としては、メチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基等の炭素原子数が5以下のもの
が好適である。さらにR3 は、水素原子またはアルキ
ル基であり、複数個のR3 は、同一でも異なっていて
もよい。 この場合のアルキル基として好適なものは、R2 の場
合と同様に、炭素数が5以下のものである。本発明にお
いて、上述したモノマー単位の内でも特に好適なモノマ
ー単位は、下記式で表されるものである。
【0009】
【化5】
【0010】上記式中、R1 〜R3 は前記の通りで
ある。これらのモノマー単位は、同一単位同士で結合し
ていてもよいし、異種単位がランダムに結合していても
よい。さらに本発明の目的が損なわれない範囲において
、上述したモノマー単位以外に、スチレン、ビニルアル
コール、メタクリル酸、無水マレイン酸、マレイン酸、
メタクリル酸等のモノマー単位が結合していてもよい。 本発明において最も好適に使用されるフェノール性重合
体は、ポリヒドロキシスチレンの部分アリル化物、ノボ
ラック樹脂の部分アリル化物およびこれらの共重合体で
ある。
【0011】また本発明において使用されるこれらのフ
ェノール性重合体のポリスチレン換算の重量平均分子量
(以下、「Mw 」と称する)は、 1,000〜1,
000,000 、特に2,000〜200,000の
範囲にあることが好ましい。Mw が上記範囲よりも大
きい場合には、本発明の組成物をシリコンウェハー等の
基板に塗布することが困難となり、また現像性や感度等
のレジスト特性が損なわれる傾向がある。さらにMw 
が上記範囲よりも小さい場合には、耐熱性が損なわれる
傾向がある。
【0012】感放射線酸形成剤 本発明において使用される感放射線剤は、放射線照射に
より酸を発生する化合物であり、特開昭60−1159
32号公報、特開昭60−37549 号公報、特開昭
60−52845 号公報、特開昭63−292128
号公報、特開平01−293339号公報等に開示され
ている化合物、例えばオニウム塩、(ポリ)ハロゲン化
合物、o−キノンジアジド化合物、ニトロベンジルエス
テル、スルホン酸エステル等を例示することができる。
【0013】具体的には、オニウム塩としては、トリフ
ェニルスルホニウムトリフレート、4−t−ブチルフェ
ニルジフェニルスルホニウムヘキサフロロホスフェート
、ビス(4,4’−t−ブチルフェニル) ヨードニウ
ムヘキサフロロアンチモネート、ビス(4,4’−t−
ブチルフェニル)ヨードニウムテトラフロロボレート等
を挙げることができる。 また(ポリ)ハロゲン化合物としては、次の式で表され
る化合物を挙げることができる。
【0014】
【化6】
【0015】o−キノンジアジド化合物としては、次の
式で表される化合物を挙げることができる。
【0016】
【化7】
【0017】ニトロベンジルエステルとしては、次の式
で表される化合物を挙げることができる。
【0018】
【化8】
【0019】スルホン酸エステルとしては、次の化合物
、次の式で表される化合物を挙げることができる。
【0020】
【化9】
【0021】本発明において、上記の感放射線酸形成剤
は、通常、前述したフェノール性重合体100重量部当
り、0.1〜20重量部、特に好ましくは0.5〜10
重量部の割合で使用される
【0022】他の成分 本発明の組成物においては、上述したフェノール性重合
体および感放射線酸形成剤以外に、必要に応じて、種々
の添加剤を配合することができる。このような添加剤と
しては、例えば塗布性、ストリエーションや乾燥塗膜形
成後の放射線照射部の現像性等を改良するための界面活
性剤を挙げることができる。この界面活性剤としては、
例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオ
レイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル類、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル
、ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル等のポ
リオキシエチレンアルキルフェノールエーテル類、およ
びポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレン
グリコールジステアレート等のポリエチレングリコール
ジアルキルエーテル類のノニオン系界面活性剤、市販品
としては、例えばエフトップEF301 、EF303
 、EF352 (新秋田化成 (株) 製)、メガフ
ァックF171,F173(大日本インキ (株) 製
) 、フロラードFC430,FC431(住友スリー
エム (株)製) 、アサヒガードAG710,サーフ
ロンS−382,SC101,SC102,SC103
,SC104,SC105,SC106(旭硝子 (株
) 製) などのフッ素系界面活性剤、オルガノシロキ
サンポリマーKP341(信越化学工業 (株) 製)
 やアクリル酸系またはメタクリル酸系(共)重合体ポ
リフローNo.75, No.95(共栄社油脂化学工
業 (株) 製)等が用いられる。界面活性剤の配合量
は、前記フェノール性重合体および感放射線酸形成剤と
の合計量100重量部当り、通常、2重量部以下である
。その他の添加剤としては、ハレーション防止剤、接着
助剤、保存安定剤、消泡剤等を挙げることができる。
【0023】感放射線性組成物 本発明の組成物は、前述した水酸基の一部がアリル化さ
れたフェノール性重合体、感放射線酸形成剤および必要
により配合される各種添加剤を、それぞれ必要量、溶剤
に溶解させることによって調製され、通常、例えば孔径
0.2μm程度のフィルターでろ過して使用に供される
。 この際に使用される溶剤としては、例えばエチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル等のエチレ
ングリコールアルキルエーテル類;ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジ
エチレングリコールジブチルエーテル等のジエチレング
リコールジアルキルエーテル類;メチルセロソルブアセ
テート、エチルセロソルブアセテート等のエチレングリ
コールアルキルアセテート類;プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモ
ノプロピルエーテルアセテート等のプロピレングリコー
ルアルキルアセテート類;トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類;2−ヒドロキシプロピオン酸メチル、2
−ヒドロキシプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−2
− メチルプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、
オキシ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−3− メチルブタ
ン酸メチル、3−メトキシブチルアセテート、3−メチ
ル−3− メトキシブチルアセテート、3−メチル−3
− メトキシブチルプロピオネート、3−メチル−3−
 メトキシブチルブチレート、酢酸エチル、酢酸ブチル
、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、メチル−3−
 メトキシプロピオネート、エチル−3− エトキシプ
ロピオネート等のエステル類;N−メチルピロリドン、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
等を挙げることができる。  またこれら溶剤には、必
要に応じて、ベンジルエチルエーテル、ジヘキシルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、アセトニルアセ
トン、イソホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−オク
タノール、1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢酸
ベンジル、安息香酸エチル、シュウ酸ジエチル、マレイ
ン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、炭
酸プロピレン、フェニルセロソルブアセテート等の高沸
点溶剤を添加することもできる。
【0024】本発明の組成物は、上記の溶液の形でシリ
コンウェハー等の基板上に塗布し、乾燥することによっ
てネガ型のレジスト膜を形成する。この場合、基板上へ
の塗布は、例えば本発明の組成物を固形分濃度が5〜5
0重量%となるように前記の溶剤に溶解し、ろ過した後
、これを回転塗布、流し塗布、ロール塗布等により塗布
することによって行なわれる。形成されたレジスト膜に
は、微細パターンを形成するために部分的に放射線が照
射される。用いられる放射線には、特に制限はなく、例
えば紫外線、遠紫外線(エキシマレーザを含む)、X線
、ガンマ線、電子線、分子線、プロトンビームなどの放
射線等が、使用された感放射線酸形成剤の種類に応じて
用いられる。放射線量等の照射条件は、組成物の配合組
成、各添加剤の種類等に応じて適宜決定される。本発明
においては、レジストの感度を向上させるために、放射
線照射後に加熱を行なうことが好適である。この加熱条
件は、組成物の配合組成、各添加剤の種類等によって異
なるが、通常、30〜200℃、好ましくは50〜15
0℃である。
【0025】次いで行なわれる現像に使用される現像液
としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム
、アンモニア水等の無機アルカリ類、エチルアミン、n
−プロピルアミン等の第1級アミン類、ジエチルアミン
、ジ−n− プロピルアミン等の第2級アミン類、トリ
エチルアミン、メチルジエチルアミン等の第3級アミン
類、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン
等のアルコールアミン類、テトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド等
の第4級アンモニウムヒドロキシドまたはピロール、ピ
ペリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7
−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]
−5−ノナン等の環状アミン類を溶解してなるアルカリ
性水溶液等を使用することができる。また上記現像液に
水溶性有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール類や界面活性剤を適宜添加したアルカリ性水溶
液を現像液として使用することもできる。
【0026】なお前述した組成物溶液の調製用溶剤とし
て挙げた溶剤や、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノール等のアルコール類を現像液とし
て使用することもできるが、アルカリ性水溶液を用いた
ほうが、解像度の点で好ましい。なお、前記現像液で現
像した後は、水でリンスし、乾燥する。
【0027】
【実施例】実施例1 p−アリルオキシスチレン(A)とp−ヒドロキシスチ
レン(H)との共重合体〔A:H=30:70(重量比
),Mw :10000〕20gおよび、p−ニトロベ
ンジル−9,10−ジエトキシアントラセン−2− ス
ルホネート    1gを、2−ヒドロキシプロピオン
酸エチル80gに溶解した後に、0.2μm のフィル
ターでろ過して、感放射線性組成物の溶液を得た。得ら
れた組成物溶液をシリコンウェハー上にスピンコートし
た後、90℃で3分間ベーキングを行って膜厚1.0μ
mのレジスト膜を形成した。形成したレジスト膜にパタ
ーンマスクを密着させて、15Wの低圧水銀灯による紫
外線を50mJ/cm2 照射した後、 120℃で3
分間の露光後ベークを行い、テトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド水溶液(2.4重量%)で 120秒間現
像し、次いで水で30秒間リンスした。その結果、0.
4μm の微細パターンが解像された。
【0028】実施例2 実施例1において、p−ニトロベンジル−9,10−ジ
エトキシアントラセン−2− スルホネートの代わりに
、トリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホ
ネートを用いた以外は、実施例1と全く同様にして膜厚
1.0μm のレジスト膜を形成した。形成したレジス
ト膜にパターンマスクを密着させて、波長248nmの
KrFエキシマレーザを、  20mJ/cm2 照射
した後、実施例1と同じ方法で露光後ベーク、現像およ
びリンスを行ったところ、0.4μm の微細パターン
が解像された。
【0029】実施例3 実施例2と同様にして形成したレジスト膜を用い、3μ
C/cm2 の電子線(ビーム径:0.25μm )で
描画した後、実施例1と同じ方法で露光後ベーク、現像
およびリンスを行なった。その結果、0.5μm の微
細パターンが解像された。
【0030】実施例4 実施例2と同様にして形成したレジスト膜を用い、該レ
ジスト膜にパターンマスクを密着させ、100mJ/c
m2 のX線を照射した後、実施例1と同じ方法で露光
後ベーク、現像およびリンスを行なった。その結果、0
.5μm の微細パターンが解像された。
【0031】実施例5 アリル化したm/p−クレゾールノボラック樹脂(m:
p=6:4、平均核体数10、アリル化率22モル%)
    80gおよび、トリフェニルスルホニウムトリ
フルオロメタンスルホネート    1gを、エチルセ
ロソルブアセテート  220gに溶解させた後、0.
2μm のフィルターでろ過して、感放射線性組成物の
溶液を得た。得られた組成物溶液をシリコンウェハー上
にスピンコートした後、85℃で2分間ベーキングを行
って膜厚1.0μm のレジスト膜を形成した。形成し
たレジスト膜にパターンマスクを密着させて、波長24
8nmのKrFエキシマレーザを、  35mJ/cm
2 照射した後、実施例1と同じ方法で露光後ベーク、
現像およびリンスを行ったところ、0.4μm の微細
パターンが解像された。
【0032】比較例1 環化ゴムとビスアジド系感光剤とを使用した市販のネガ
型レジストCIR703(日本合成ゴム (株) 製)
をシリコンウェハー上にスピンコートした後、90℃で
3分間ベーキングを行って膜厚1.0μm のレジスト
膜を形成した。形成したレジスト膜にパターンマスクを
密着させて、波長248nmのKrFエキシマレーザを
、20mJ/cm2 照射した後、ヘプタン系の現像液
で1分間現像し、さらに酢酸ブチル系のリンス液で1分
間リンスを行なった。その結果、膨潤の影響が強いため
、1μm 以下の微細パターンは解像できなかった。
【0033】比較例2 ノボラック樹脂とキノンジアジド系感光剤とを使用した
市販のポジ型レジストPFR3650(日本合成ゴム 
(株) 製)をシリコンウェハー上にスピンコートした
後、90℃で3分間ベーキングを行って膜厚1.0μm
 のレジスト膜を形成した。形成したレジスト膜に10
μC/cm2 の電子線(ビーム径:0.25μm )
で描画した後、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
水溶液(2.4重量%) で1分間現像し、さらに水で
30秒間リンスを行なった。その結果、1μm 以下の
微細パターンは解像できなかった。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、放射線照射後に行なわ
れるレジスト膜の現像処理において、該レジスト膜の膨
潤が有効に抑制され、高解像度で種々の放射線に対応で
きる。本発明の感放射線性組成物は、リソグラフィープ
ロセスに有効に使用され、0.5μm 以下の微細加工
を可能とする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水酸基の一部がアリル化されたフェノール
    性重合体と感放射線酸形成剤とを含有する感放射線性組
    成物。
JP3178591A 1991-01-31 1991-01-31 感放射線性組成物 Pending JPH04246651A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996012216A1 (fr) * 1994-10-13 1996-04-25 Nippon Zeon Co., Ltd. Composition de reserve
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