JP3514590B2 - 化学増幅ポジ型レジスト材料 - Google Patents

化学増幅ポジ型レジスト材料

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JP3514590B2 JP25775696A JP25775696A JP3514590B2 JP 3514590 B2 JP3514590 B2 JP 3514590B2 JP 25775696 A JP25775696 A JP 25775696A JP 25775696 A JP25775696 A JP 25775696A JP 3514590 B2 JP3514590 B2 JP 3514590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細加工技術に適
した新規な化学増幅ポジ型レジスト材料に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化と高速度化に伴い、パ
ターンルールの微細化が求められている中、次世代の微
細加工技術として遠紫外線リソグラフィーが有望視され
ている。遠紫外線リソグラフィーによれば、線幅が0.
2〜0.3μmといった微細なパターンの加工も可能で
ある。近年、遠紫外線の光源として高輝度なKrFエキ
シマレーザーを利用する技術が注目されているが、これ
が量産技術として用いられるためには、高解像で高感度
なレジスト材料が要望されている。このような観点か
ら、近年開発された酸を触媒とした化学増幅ポジ型レジ
スト材料(特公平2−27660号、特開昭63−27
829号公報等に記載)は、感度、解像度、ドライエッ
チング耐性が高く、優れた特徴を有するもので、遠紫外
線リソグラフィーに特に有望なレジスト材料である。
【0003】しかしながら、化学増幅型レジストには、
ナフトキノンジアジドを感光剤とするi線レジストやg
線レジストのようにフォトブリーチ性を示すものが少な
く、いわゆる内部CEL(Contrast Enhancement Lithog
raphy)効果がなく、光学的なコントラスト増強効果が期
待できない。このことは、段差部分の基板からのハレー
ションによる線幅変動やレジスト膜厚変動にともなう定
在波の振幅変動による線幅変動を防止するために、レジ
ストと基板との間に反射防止膜(Anti-Reflecting Coati
ng;ARC)を用いた場合(ボトムARCプロセス)、
化学増幅型レジスト自体の光吸収のため、解像度とパタ
ーンの矩形性が低下することをもたらす。このような解
像度とパターンの矩形性の低下を防止するためには、ボ
トムARCプロセス用の化学増幅型レジストの光透過率
を高くする必要があるが、これには限界があり、解像度
およびパターンの矩形性の向上は難しい。
【0004】このため反射防止膜を用いる代わりに、化
学増幅型レジスト自体に吸収を持たせてハレーションや
定在波を低減させ、線幅変動を防止することが考えられ
る。このようなレジスト自体に吸収を持たせたいわゆる
ダイ入りレジストは、i線レジストやg線レジストの時
代から知られており、化学増幅型レジストをダイ入りレ
ジストとする方法は、KrFエキシマリソグラフィーに
おいても簡便かつ安価なプロセスとして期待される。し
かし、レジストの光吸収が大きくなるため、解像度とパ
ターンの矩形性の低下につながる。また、露光波長の短
波長化に伴って基板からの反射が大きくなるため、レジ
ストの光吸収だけでハレーションや定在波を低減させる
ことが難しくなってきている。
【0005】また、定在波の発生は、段差上でレジスト
の膜厚が変動した時に、パターンの線幅の変動だけでな
く、側壁に凹凸の発生をもたらす。このパターンの側壁
の凹凸は、線幅がクオーターミクロン以下のパターンに
おいて特に重要な問題になってくる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、化学増幅ポ
ジ型レジストは、光照射によって酸が発生し、PEB
(Post Exposure Bake) 時に、発生した酸がポリマーの
酸不安定基と反応し、酸不安定基の脱離によってポリマ
ーがアルカリ可溶になるという機構を有するので、触媒
となる酸の濃度分布とパターンプロファイルとは良く相
関する。すなわち、化学増幅型レジストを用いて基板上
に皮膜(レジスト膜)を形成すると、皮膜内で基板付近
に比べて表面付近の方で多くの酸が発生し、光発生した
酸が膜厚方向で濃度分布をもち、その結果パターンの矩
形性の低下につながる。また、定在波により発生する側
壁の凹凸は、光発生した酸の濃度が膜厚方向で周期的に
増減していることが原因であると考えられる。
【0007】従って、本発明は、光発生した酸のレジス
ト膜内での濃度を、膜厚方向でできるだけ均一とし、そ
の結果、レジスト膜に形成されるパターンの矩形性を向
上させる共に、定在波によるパターンの側壁の凹凸を縮
小させることができる、化学増幅ポジ型レジスト材料を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この目的を
解決すべく種々研究を重ねた結果、レジストの光吸収に
よって発生する酸の膜厚方向の濃度分布を補正するため
に、化学増幅ポジ型レジスト材料に、光によって塩基を
発生する成分(光塩基発生剤)をさらに添加することが
効果的であることを見いだした。光塩基発生剤は、光に
よって過剰に発生した酸を中和させる働きを持ち、膜厚
方向の酸の濃度の傾きを小さくしてパターンの矩形性を
向上させるだけでなく、酸の濃度の周期的な増減を小さ
くして定在波による側壁の凹凸も縮小させる。
【0009】従って、本発明は、(A)有機溶剤、
(B)酸不安定基で保護されたアルカリ不溶性またはア
ルカリ難溶性の樹脂であって、該酸不安定基が解離した
ときにアルカリ可溶性となる樹脂、(C)光酸発生剤、
および(D)光塩基発生剤を含有する、ことを特徴とす
る化学増幅ポジ型レジスト材料、および(A)有機溶
剤、(B)酸不安定基で保護されたアルカリ不溶性また
はアルカリ難溶性の樹脂であって、該酸不安定基が解離
したときにアルカリ可溶性となる樹脂、(C)光酸発生
剤、(D)光塩基発生剤、および(E)溶解阻止剤を含
有する、ことを特徴とする化学増幅ポジ型レジスト材料
を要旨とするものである。
【0010】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明は、光塩基発生剤を使用することを特徴とする。こ
の(D)成分の光塩基発生剤としては、下記一般式
(1)、(2)、(3)、(5)、(6)、(7)で表
される化合物が挙げられ、本発明の化学増幅ポジ型レジ
スト材料において、これらから選ばれる1種または2種
以上の化合物を使用することができる。
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】(式中、R、RおよびRは、互いに
無関係に、水素原子、炭素原子数1〜20の直鎖状もし
くは分岐状のアルキル基、または、炭素原子数3〜20
の環状のアルキル基であるか、あるいは、 RとR、RとRおよびRとRは、それぞれ
互いに結合して環状体を形成することもあり、 R は、炭素原子数1〜4の直鎖状または分岐状のア
ルキル基であり、 は、ヨードニウムまたはスルホニウムを示し、 mは、2〜10の整数を示し、そして nは、1から3の整数を示す。)
【0014】ここで、R、R、R 定義中、炭素
原子数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基と
しては、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロ
ピル、n−ブチル、tert−ブチル、n−ドデシル等
が挙げられる。炭素原子数3〜20の環状のアルキル基
としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチ
ル、シクロドデシル等が挙げられる。炭素原子数6〜2
0のアリール基としては、フェニル、ナフチル、ピレニ
ル等が挙げられる。また、形成される環状体としては、
ピペリジノ基、ピロリジノ基、プロピレンイミノ基、ア
セチジノ基等が挙げられる。Rの炭素原子数1〜4の
直鎖状または分岐状のアルキル基としては、メチル、エ
チル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、
tert−ブチル等が挙げられる。
【0015】本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料中に
含有される光塩基発生剤(p)と光酸発生剤(q)のモ
ル比(p/q)は0.01〜1.0の範囲にあることが
好ましく、特に0.1〜0.5の範囲にあることが好ま
しい。これは、モル比(p/q)が0.01より小さい
と、パターンの矩形性向上と側壁の凹凸の縮小の効果が
小さく、1.0より大きいと、レジストの感度が低下す
る恐れがあるからである。
【0016】また(A)成分の有機溶剤としては、シク
ロヘキサノン、メチル−2−n−アミルケトン等のケト
ン類;3−メトキシブタノール、3−メチル−3−メト
キシブタノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1
−エトキシ−2−プロパノール等のアルコール類;プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エ
チル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチル、メチル−3−メ
トキシプロピオネート、エチル−3−エトキシプロピオ
ネート等のエステル類などが挙げられる。本発明の化学
増幅ポジ型レジスト材料において、これらから選ばれる
1種類を単独でまたは2種類以上を混合して使用するこ
とができる。
【0017】また、ベース樹脂である(B)成分の、酸
不安定基で保護されたアルカリ不溶性またはアルカリ難
溶性の樹脂であって、該酸不安定基が解離したときにア
ルカリ可溶性となる樹脂としては、ポリヒドロキシスチ
レンの誘導体が挙げられる。ポリヒドロキシスチレンの
誘導体としては、ポリヒドロキシスチレン中のフェノー
ル性水酸基の水素原子を部分的に酸不安定基で置換した
ものが好適であるが、ヒドロキシスチレンの共重合体中
のフェノール性水酸基の水素原子を部分的に酸不安定基
で置換したものも用いることができる。酸不安定基は、
一分子内に2種以上あってもよい。
【0018】酸不安定基としては、下記一般式(9)ま
たは(10):
【化5】 (式中、R10、R7 およびR8 は、互いに無関係に、炭
素原子数1〜10のアルキレン基を示し、R6 は、炭素
原子数1〜10のアルキル基を示す。)で表される直鎖
状、分岐状または環状アセタール基の他、tert−ブ
チル基、tert−ブトキシカルボニル基、トリメチル
シリル基、tert−ブチルジメチルシリル基等が挙げ
られる。前記直鎖状または分岐状アセタールとしては、
具体的には、1−メトキシエチル基、1−エトキシエチ
ル基、1−n−プロポキシエチル基、1−tert−ブ
トキシエチル基、1−シクロヘキシロキシエチル基、1
−メトキシプロピル基、1−エトキシプロピル基、1−
メトキシ−1−メチル−エチル基、1−エトキシ−1−
メチル−エチル基などが挙げられる。また、環状アセタ
ール基としては、具体的には、テトラヒドロピラニル
基、テトラヒドロフラニル基などを挙げることができ
る。
【0019】また、ヒドロキシスチレンの共重合体とし
ては、ヒドロキシスチレンとスチレンとの共重合体、ヒ
ドロキシスチレンとアクリル酸−tert−ブチルとの
共重合体、ヒドロキシスチレンとメタクリル酸−ter
t−ブチルとの共重合体、ヒドロキシスチレンと無水マ
レイン酸との共重合体、ヒドロキシスチレンとマレイン
酸−ジ−tert−ブチルとの共重合体が挙げられる。
【0020】ポリヒドロキシスチレンの誘導体の重量平
均分子量は、5,000〜100,000とすることが
好ましい。5,000に満たないとレジストの成膜性、
解像性が劣る場合があり、100,000を越えると解
像性が劣る場合があるからである。本発明の化学増幅ポ
ジ型レジスト材料において、(B)成分の樹脂として
は、1種を単独で使用することも、2種以上を併用する
こともできる。例えば、異なる酸不安定基を持つ2種以
上の樹脂を併用してもよい。
【0021】本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料は、
(A)成分の有機溶剤を一般に150〜700重量部、
好ましくは250〜500重量部、そして(B)成分の
樹脂を一般に70〜90重量部、好ましくは75〜85
重量部含有する。
【0022】(C)成分の光酸発生剤としては例えばオ
ニウム塩、オキシムスルホン酸誘導体、ヒドロキシイミ
ドスルホン酸エステル誘導体、ニトロベンジルスルホン
酸誘導体、ピロガロールスルホン酸エステル誘導体、ジ
アゾナフトキノンスルホン酸エステル誘導体、2,4−
ビストリクロロメチル−6−アリール−1,3,5−ト
リアジン誘導体、α,α’−ビスアリールまたはビスア
ルキルスルホニルジアゾメタン誘導体などを挙げること
ができる。光酸発生剤として、好ましくは、下記一般式
(11):
【化6】 (式中、R9 は、同種または異種の置換または非置換の
アリール基、例えば、フェニル基、tert−ブトキシ
フェニル基、tert−ブトキシカルボニルオキシフェ
ニル基、tert−ブトキシカルボニルメトキシフェニ
ル基、tert−ブチルジメチルシリルオキシフェニル
基、テトラヒドロフラニルオキシフェニル基、1−エト
キシエトキシフェニル基、1−プロポキシエトキシフェ
ニル基、1−tert−ブトキシエトキシフェニル基な
どであり、Mはヨードニウムまたはスルホニウムであ
り、Yは置換もしくは非置換のアルキルもしくはアリー
ルスルホネート、トリフルオロメタンスルホネート、炭
素原子数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキルス
ルホネート、または、炭素原子数3〜20の環状のアル
キルスルホネートであり、aは2または3を示す。)で
表されるオニウム塩;2−ニトロベンジルトシレート、
2,6−ジニトロベンジルトシレートなどのニトロベン
ジルスルホン酸誘導体;1,2,3−トリス(メタンス
ルホニルオキシ)ベンゼン、1,2,3−トリス(n−
ブタンスルホニルオキシ)ベンゼン、1,2,3−トリ
ス(p−トルエンスルホニルオキシ)ベンゼン、1,
2,3−トリス((+)10−カンファースルホニルオ
キシ)ベンゼンなどのピロガロールスルホン酸エステル
誘導体;3,4,5−トリス(5−ジアゾナフトキノン
スルホニルオキシ)ベンゾフェノン、3,4,5−トリ
ス(4−ジアゾナフトキノンスルホニルオキシ)ベンゾ
フェノンなどのジアゾナフトキノンスルホン酸エステル
誘導体;α,α’−ビスフェニルスルホニルジアゾメタ
ン、α,α’−ビス(p−tert−ブチルフェニルス
ルホニル)ジアゾメタン、α,α’−ビス(p−ter
t−ブトキシフェニルスルホニル)ジアゾメタン、α,
α’−ビスシクロヘキシルスルホニルジアゾメタンなど
のα,α’−ビスアリールまたはビスアルキルスルホニ
ルジアゾメタン誘導体が使用される。
【0023】さらに(C)成分の光酸発生剤として、N
−トリフルオロメタンスルホニルフタルイミド、N−
(p−トルエンスルホニルオキシ)フタルイミド、N−
トリフルオロメタンスルホニルオキシスクシンイミド、
N−(p−トルエンスルホニルオキシ)スクシンイミ
ド、N−カンファースルホニルオキシナフタリミドなど
のN−スルホニルオキシイミド誘導体などを挙げること
もできる。
【0024】本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料にお
いて、光酸発生剤として具体的には下記化合物が好まし
く用いられる。
【化7】
【0025】
【化8】
【0026】
【化9】
【0027】本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料にお
いて、(C)成分の光酸発生剤としては、1種を単独で
使用することも、2種以上を併用することもできる。ま
た、(C)成分の光酸発生剤の使用量は、(B)成分の
樹脂100重量部に対して一般に0.2〜20重量部、
好ましくは0.5〜10重量部である。0.2重量部よ
り少ないと、露光時の酸発生量が少なくレジストの感度
および解像性が劣る場合があり、20重量部を越えると
レジストの透過率が低下し解像性が劣る場合があるから
である。
【0028】本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料に
は、さらに、1種または2種以上の(E)成分の溶解阻
止剤を添加することができる。溶解阻止剤としては、分
子内に一つ以上の酸不安定基を有する低分子量の化合物
やポリマーを好ましく挙げることができる。本発明にお
いて、公知の溶解阻止剤を使用でき、具体的には、ビス
フェノールA誘導体、フェノールフタレイン誘導体(炭
酸、エステル誘導体など)などが例示されるが、特にビ
スフェノールAの水酸基の水素原子を、tert−ブト
キシ基やtert−ブトキシカルボニルオキシ基で置換
した化合物が好ましく使用される。溶解阻止剤の添加量
は、(B)成分の樹脂100重量部に対して一般に5〜
50重量部、好ましくは10〜30重量部である。
【0029】さらに、本発明の化学増幅ポジ型レジスト
材料に、1種または2種以上の塩基性化合物を添加する
こともできる。露光後のパターンの安定性を向上させる
ためである(特開平5−232706号、同5−249
683号、同5−158239号、同5−249662
号、同5−257282号、同5−289322号、同
5−289340号公報等参照)。
【0030】塩基性化合物としては、窒素含有化合物が
よく知られており、沸点150℃以上のアミン化合物も
しくはアミド化合物が挙げられる。具体的には、アニリ
ン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、
o−トルイジン、m−トルイジン、p−トルイジン、
2,4−ルチジン、キノリン、イソキノリン、ホルムア
ミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホル
ムアミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド、2−ピロリドン、N−
メチルピロリドン、イミダゾール、α−ピコリン、β−
ピコリン、γ−ピコリン、o−アミノ安息香酸、m−ア
ミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、1,2−フェニレ
ンジアミン、1,3−フェニレンジアミン、1,4−フ
ェニレンジアミン、2−キノリンカルボン酸、2−アミ
ノ−4−ニトロフェノール、2−(p−クロロフェニ
ル)−4,6−トリクロロメチル−s−トリアジンなど
のトリアジン化合物が挙げられる。これらの中では、特
に、2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、o−アミ
ノ安息香酸、m−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸
または1,2−フェニレンジアミンが好ましく用いられ
る。
【0031】また、必要に応じて、成膜性を向上させる
ために、本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料に1種ま
たは2種以上の界面活性剤を添加することもできる。界
面活性剤としては、例えば、パーフルオロアルキルポリ
オキシエチレンエタノール、フッ素化アルキルエステ
ル、パーフルオロアルキルアミンオキサイド、パーフル
オロアルキルEO付加物等が挙げられる。また、吸光性
材料を添加することもできる。吸光性材料としては、ジ
アリールスルホオキシド、ジアリールスルホン、9,1
0−ジメチルアントラセン、9−フルオレノン等が挙げ
られる。さらに、本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料
には、通常使用されるその他の任意成分を添加すること
ができる。
【0032】本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料は、
常法によって、例えば、有機溶剤に、(B)成分の樹
脂、(C)成分の光酸発生剤および(D)成分の光塩基
発生剤、ならびに場合により(E)成分の溶解阻止剤、
塩基性化合物、界面活性剤、吸光性材料などの任意成分
を溶解させ、次いで、得れた溶液を孔径が0.1〜0.
5μm程度のフィルターによって濾過して不溶分を除去
することによって調製される。
【0033】本発明の化学増幅ポジ型レジスト材料を使
用してパターン形成を行うためには、公知のリソグラフ
ィー技術を採用することができる。例えばシリコンウェ
ーハ上へスピンコーティング法により本発明のレジスト
材料を塗布し、80〜150℃で30〜200秒間ベー
ク(プリベーク)して厚さが0.5〜2.0μmのレジ
スト膜を形成する。その後レジスト膜に遠紫外線、電子
線、X線等の高エネルギー線を照射して、70〜140
℃で30〜200秒間ベーク(PEB)し、次いでアル
カリ水溶液で現像する。なお、本発明の材料は、特に高
エネルギー線の中でも波長が254〜193nmの遠紫
外線光あるいは電子線またはX線による微細パターン形
成に最適である。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例を用
いて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0035】
【実施例】以下、実施例と比較例を示す。 〔実施例1〜9、比較例1〜8〕表1および表2に示す
ように、光塩基発生剤(PBG1〜7)と、ポリヒドロ
キシスチレン中のフェノール性水酸基の水素原子を部分
的に酸不安定基で置換したもの(Polymer1また
は2)と、光酸発生剤(PAG1)と、溶解阻止剤(D
RI1または2)を、乳酸エチルと酢酸ブチルの混合溶
媒(混合重量比は乳酸エチル85に対し、酢酸ブチル1
5)に溶解し、レジスト組成物を調合し、さらに各組成
物を孔径が0.2μmのテフロン製フィルターで濾過す
ることにより、レジスト液を調製した。
【0036】
【化10】
【0037】
【化11】
【0038】
【化12】
【0039】
【化13】
【0040】
【化14】 これらのレジスト液について、シリコンウェーハ上およ
び反射防止膜上における解像度または定在波によるパタ
ーンの側壁の凹凸を評価するために、シリコンウェーハ
をホットプレートを用いて150℃で90秒間ベーク
し、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)のベーパープ
ライムを行った後、上記レジスト液をディスペンスし、
スピンコートの後、100℃で90秒間ベークして、シ
リコンウェーハ上に厚みが0.8μmのレジスト膜を形
成した。
【0041】他方、シリコンウェーハ上にブリューワサ
イエンス社製のCD−9(商品名)をスピンコートし、
100℃で90秒、200℃で120秒、100℃で9
0秒の順でベークして、シリコンウェーハ上に反射防止
膜を作成した。そして、この上に、HMDS処理無しで
上記レジスト液をディスペンスし、スピンコートの後、
100℃で90秒間ベークして、シリコンウェーハ上に
厚みが0.8μmのレジスト膜を形成した。
【0042】各レジスト膜を、エキシマレーザーステッ
パー(ニコン社製、NSR−2005EX8A、NA:
0.5、σ:0.7)を用いて露光し、露光後直ちに1
10℃で90秒間ベークを施し、次いで、2.38重量
%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシドの水溶液で
60秒間現像を行って、ポジ型のパターンを得た。
【0043】得られたレジストパターンを次のように評
価した。結果を表1および2に合わせて示す。 評価方法: 1)反射防止膜上 0.35μmのラインアンドスペースを1:1で解像す
る露光量を最適露光量(Eop)として、この露光量に
おいて膜減りなく分離しているラインアンドスペースの
最小線幅を評価レジストの解像度とし、線幅が0.30
μmのパターンの形状を、走査型電子顕微鏡を用いて観
察した。 2)シリコンウェーハ上 0.30μmのホールパターンの断面について、定在波
によるパターンの側壁の凹凸の形状を、走査型電子顕微
鏡を用いて観察した。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は例示であり、本発明の特許
請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構
成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるも
のであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0047】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、パタ
ーンの矩形性が向上すると共に、定在波によるパターン
の側壁の凹凸が縮小する。従って、本発明の化学増幅ポ
ジ型レジスト材料は、遠紫外線リソグラフィーなどの微
細加工技術に好適に用いられる。
フロントページの続き (72)発明者 岩崎 智之 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内 (72)発明者 清森 歩 新潟県中頚城郡頚城村大字西福島28番地 の1 信越化学工業株式会社 合成技術 研究所内 (56)参考文献 特開 平5−181263(JP,A) 特開 平6−194834(JP,A) 特開 平7−92680(JP,A) 特開 平7−271037(JP,A) 特開 平7−306532(JP,A) 特開 昭63−149638(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/039 601 G03F 7/004 503 H01L 21/027

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)有機溶剤、 (B)酸不安定基で保護されたアルカリ不溶性またはア
    ルカリ難溶性の樹脂であって、該酸不安定基が解離した
    ときにアルカリ可溶性となる樹脂、 (C)光酸発生剤、および (D)光塩基発生剤を含有し、 前記光塩基発生剤が、下記一般式(1)、(2)、
    (3)、(5)、(6)、(7) 【化1】 【化2】 (式中、 、R およびR は、互いに無関係に、水素原子、
    炭素原子数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル
    基、または、炭素原子数3〜20の環状のアルキル基で
    あるか、あるいは、 とR 、R とR およびR とR は、それぞれ
    互いに結合して環状体を形成することもあり、 は、炭素原子数1〜4の直鎖状または分岐状のア
    ルキル基であり、 Mは、ヨードニウムまたはスルホニウムを示し、 mは、2から10の整数を示し、そして nは、1から3の整数を示す。) で表される1種または2種以上の化合物である 、ことを
    特徴とする化学増幅ポジ型レジスト材料。
  2. 【請求項2】 前記化学増幅ポジ型レジスト材料が、 (E)溶解阻止剤を含有する、ことを特徴とする請求項
    1に記載の化学増幅ポジ型レジスト材料。
  3. 【請求項3】 含有されている光塩基発生剤(p)と光
    酸発生剤(q)のモル比(p/q)が0.01〜1.0
    の範囲にある、ことを特徴とする請求項1または2に記
    載の化学増幅ポジ型レジスト材料。
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