JPH0424565Y2 - - Google Patents

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JPH0424565Y2
JPH0424565Y2 JP1987179874U JP17987487U JPH0424565Y2 JP H0424565 Y2 JPH0424565 Y2 JP H0424565Y2 JP 1987179874 U JP1987179874 U JP 1987179874U JP 17987487 U JP17987487 U JP 17987487U JP H0424565 Y2 JPH0424565 Y2 JP H0424565Y2
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JP
Japan
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mount
locking ring
arm
locking
shaft
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JP1987179874U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、主としてスポツトライト等の照明器
具を天井等に固定されているマウントに対して回
動自在に取り付ける照明器具の取付装置に関する
ものである。
[背景技術] 従来よりスポツトライト等の照明器具では、配
光の向きを変えるために灯具の首振り調節を行な
う必要があることから、第3図に示すように、取
付面に対して直交する軸の回りで回転自在となる
ように灯具1を取り付ける取付装置Aが用いられ
ている。ここに、第3図aは、マウント10を天
井面等の取付面に直接固定する形式のものであ
り、第3図bは、マウント10が配線ダクトに走
行自在に取着される形式のものである。いずれの
場合も、マウント10に対して灯具1が回動自在
となつていることにより、灯具1の投光向きを変
えることができるようになつているのである。と
ころで、このような取付装置Aでは、灯具1に給
電するための電源線4がマウント10から引き出
されているのが一般的であり、灯具1がマウント
10に対して自由に回転できるようであると、電
源線4がねじれ、断線等の事故がおこりやすくな
る。
このような問題が生じないようにするために、
第4図および第5図に示すような構成が考えられ
ている。この構成では、灯具1に設けられたアー
ム2に円形の透孔3が形成されており、この透孔
3に下方から固定軸41が挿通され、マウント1
0内に固定されているリングナツト42が固定軸
41の周面に形成されたねじ部43に螺合するよ
うになつている。また、アーム2とマウント10
との間には固定軸41と共回転する係止金具44
が配設されている。係止金具44は、第6図に示
すように、下面側が解放されていて内部にストツ
パ45が形成されており、アーム2の透孔3の周
縁にはこのストツパ45に当接可能な係止突起4
6が突設されている。しかるに、固定軸41をリ
ングナツト42に螺合させることで、固定軸41
の下端の鍔47とリングナツト42との間にマウ
ント10、係止金具44、アーム2を挟持してい
るのであり、アーム2の透孔3は円形であるか
ら、マウント10に固定された固定軸41に対し
て灯具1が回動自在となるのである。また、アー
ム2の係止突起46が係止金具44のストツパ4
5に当接することにより、マウント10に対する
灯具1の回転範囲を360度以内に規制し、電源線
4の断線を防止しているのである。
このような構成の場合、複雑な形状の係止金具
44が必要であり、また、マウント10の下面と
アーム2との間に係止金具44が介装されるか
ら、マウント10の下方に突出する部品が多く外
観がすつきりしないものである。また、マウント
10に固定された固定軸41に対して灯具1に固
定したアーム2が回動するように構成されている
から、アーム2におけるマウント10とは反対側
の面、すなわち、マウント10を天井に取り付け
ているときにはアーム2の仮面となる露出側の面
に、アーム2の回転に伴う固定軸41との摩擦に
よつて擦り傷が生じるのであり、塗装の剥離など
によつて経年的に外観が損なわれるという問題を
有している。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、係止金具を不要と
して特殊な形状の部品数を削減し、かつマウント
の下方に突出する部品を削減してマウントの下面
側の外観をすつきりさせ、しかも、アームの回動
に伴つて形成される擦り傷が外部に露出せず経年
的な外観の低下が生じないようにした照明器具の
取付装置を提供することにある。
[考案の開示] 本考案に係る照明器具の取付装置は、天井等に
取り付けられるマウントと、マウントに対して回
転止めされた形でマウント内に納装される係止リ
ングと、灯具に固定されたアームに対して回転止
めされた形で挿通され係止リング内を通るように
マウントに装着される回転軸とを具備し、係止リ
ングの内周縁に係止片が突設されるとともに、回
転軸の周面において係止リング内を通る部位に回
転軸の係止リングに対する回転範囲を規制するよ
うに係止片に係止可能なストツパが形成されて成
るものであり、マウント内に納装された係止リン
グと回転軸とにより灯具の回動範囲の規制を行な
うことにより、従来の係止金具を不要としたもの
である。
(実施例) 以下の説明では配線ダクトに取着される形式の
マウント10を用いた例を示すが、天井等に直付
けされる形式のものでも同等の構成を適用できる
ものである。
第1図に示すように、マウント10は半割体1
1a,11bをねじ等により結合したものであつ
て、上端部は配線ダクトに係合する形状に形成さ
れている。マウント10内の下部には仕切板12
が形成されていて、マウント10の下壁13と仕
切板12との間に収納室14が形成されている。
マウント10の下壁13と仕切板12とには、そ
れぞれ挿通孔15a,15bが形成されている。
この収納室14には、係止リング21が納装され
るのであつて、係止リング21の周縁には一対の
切欠22が形成されている。この切欠22はマウ
ント10の下壁に突設された位置決めリブ(図示
せず)に係合し、係止リング21はマウント10
に対して回転しないように固定される。また、係
止リング21の内周縁には係止片23が突設され
る。係止リング21にはマウント10の外部から
挿通孔15aを通してダイカスト成型された回転
軸31が挿入される。回転軸31は軸部33の下
端に鍔32を有している。軸部33の上部周面に
はねじ部34が形成されており、軸部33の下部
で鍔32から上方に離間した部位には、ストツパ
35が形成されている。ストツパ35が形成され
ている部位で軸部33の周面には溝37が形成さ
れる。軸部33は断面形状が非円形であつて(実
施例では断面略D形)、灯具1に設けられたアー
ム2には軸部33の断面形状に合致する透孔3が
形成される。しかるに、回転軸31をアーム2の
透孔3に下方から挿通して、係止リング21に挿
通し、回転軸31のねじ部34に仕切板12の上
面側でナツト36を螺合させれば、回転軸31の
抜け止めがなされるのである。係止リング21に
軸部33を挿入するときには、第2図aに示すよ
うに、円弧以外の部位に係止片23を合致ささせ
るようにし、第2図bのように、軸部33を係止
リング21に挿通した後に、回転軸31を係止リ
ング21に対して回動させると、係止片23が溝
37内に導入され、係止リング21に対して回転
軸31が回動自在となるのである。この回転範囲
は、係止片23とストツパ35とが当接すること
により360度までの範囲に規制される。上述した
構成によつて、アーム2は回転軸31とともに回
転するから、アーム2の下面側に擦り傷が形成さ
れることはないのである。すなわち、アーム2に
おける露出側の面(下面)に擦り傷が生じて塗装
が痛んだりすということがないのであつて、経年
的な美観の低下がないことになる。アーム2とマ
ウント10との間には必要に応じて摩擦を軽減す
るためのナイロンワツシヤが装着され、係止リン
グ21と仕切板12との間には係止リング21の
浮き上がりを防止するための波形ワツシヤ38が
装着され、他の部位にも必要に応じてリングワツ
シヤ、ナイロンワツシヤ等が装着される。なお、
上述の実施例においては、回転軸31の抜け止め
にナツト36を用いた例を示したが、他の抜け止
め手段を用いてもよいのはもちろんのことであ
る。
[考案の効果] 本考案は上述のように、天井等に取り付けられ
るマウントと、マウントに対して回転止めされた
形でマウント内に納装される係止リングと、灯具
に固定されたアームに対して回転止めされた形で
挿通され係止リング内を通るようにマウントに装
着される回転軸とを具備し、係止リングの内周縁
に係止片が突設されるとともに、回転軸の周面に
おいて係止リング内を通る部位に回転軸の係止リ
ングに対する回転範囲を規制するように係止片に
係止可能なストツパが形成されて成るものであ
り、マウントに固定された係止リングと回転軸と
により灯具の回転範囲の規制を行なうので、従来
のような複雑な形状の係止金具が不要であり、部
品の作成が容易になるとともに、マウントの下方
に突出する部材が少なくなり、マウントの下方の
外観形状がすつきりしたものとなる利点がある。
しかも、アームに対して回転止めされた形で回転
軸がアームに挿通されているから、アームは回転
軸とともに回転するのであつて、アームにおける
マウントとは反対側の面、すなわち、露出側の面
に擦り傷が形成されることがなく、アームの塗装
が剥離するなどといつた経年的な美観の低下が生
じないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図a,bは同上において係止リングに回転軸
を挿通する順序を示す斜視図、第3図a,bは本
考案に係る照明器具の取付装置の使用例を示す斜
視図、第4図は従来例を示す分解斜視図、第5図
は同上の断面図、第6図は同上に用いる係止金具
を示す斜視図である。 1は灯具、2はアーム、10はマウント、21
は係止リング、23は係止片、31は回転軸、3
5はストツパである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井等に取り付けられるマウントと、マウント
    に対して回転止めされた形でマウント内に納装さ
    れる係止リングと、灯具に固定されたアームに対
    して回転止めされた形で挿通され係止リング内を
    通るようにマウントに挿着される回転軸とを具備
    し、係止リングの内周縁に係止片が突設されると
    ともに、回転軸の周面において係止リング内を通
    る部位に回転軸の係止リングに対する回転範囲を
    規制するように係止片に係止可能なストツパが形
    成されて成る照明器具の取付装置。
JP1987179874U 1987-11-26 1987-11-26 Expired JPH0424565Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987179874U JPH0424565Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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JP1987179874U JPH0424565Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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JPH0183209U JPH0183209U (ja) 1989-06-02
JPH0424565Y2 true JPH0424565Y2 (ja) 1992-06-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5276459B2 (ja) * 2009-01-27 2013-08-28 パナソニック株式会社 照明器具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837515U (ja) * 1971-09-08 1973-05-08
JPS5912409B2 (ja) * 1975-09-11 1984-03-23 コイルド・インベストマンツ・インク 金属シ−ト材料の細切断方法

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JPS5912409B2 (ja) * 1975-09-11 1984-03-23 コイルド・インベストマンツ・インク 金属シ−ト材料の細切断方法

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